サン・ドメニコ広場も大掛かりな工事が行われていました。
サン・ドメニコ教会の扉が珍しく開いていたので、柵の隙間からファサード前に進み中に入ろうとしたら、係員が急に現れて制止されてしまいました。中のフレスコ画が観たいだけと言い張りましたが、一般公開していないと言われて、中に入るのを断念しました。
サンタ・マリア・インフラポルタス聖堂も立ち入りが禁止されていました。しかし、その措置は一時的だったようで、この日の翌日は、柵が入り口に行けるように配置されており。扉が開いていたので中に入ることが出来ました。
旧城壁外に出ます。
市域が拡大される前は、この遊歩道が城壁でした。城壁が取り壊され、道路が作られたのです。市域拡大後の新城壁は、写真左側約200mにあります。
旧城壁と新城壁の間に公園があります。少し寒かったけれど、公園のベンチに座って一休みしました。
遊歩道が良く整備されてます。
赤っぽい方が歩道です。
イタリアの地方小都市は何処も大体綺麗です。しかし、大都市ともなると、清潔さに欠けてきます。
Oratorio del Crocifissoです。
17-18世紀に建設されたオラトリオです。
祈祷所の名前の通りで、「磔刑」のフレスコ画があります。内部に見るべき作品がないので、扉が閉まっても痛痒感はありません。
ジョストラ(馬上槍試合)の本部が置かれている、18世紀に建設されたPalazzo Brunetti- Candiottiです。
扉が開いていたので、Palazzo Brunetti- Candiottiの庭に入ってみました。
庭園の先にサン・ニコロ教会が見えます。
庭から見たパラッツォです。
新古典様式の建物は若干退屈です。
道路の向かい側にサン・ドメニコ教会があります。
大理石彫刻が冴えません。
勿論手掘りの彫刻ですが、コピー作品のようです。
庭に置かれた大理石彫刻
サン・ドメニコ教会です。
サン・ドメニコ教会の後陣です。
サン・ドメニコ修道院の鐘楼です。
工事中なので、少し汚らしい教会周囲でした。
私以外に観光客は誰もいませんでした。
12世紀に建設されたサン・トンマーゾ・ディ・チピスキ教会です。
18世紀に現在の姿に改修されました。
既に機能を停止した旧教会です。中にあった貴重なフレスコ画は、1990年頃に剥がされて他の場所に移されたそうですが、私にはその場所が分かりません。
この当時、フォリーニョのボーイスカウト博物館が置かれていましたが、現在は他の場所に移動しているようです。
サン・ニッコロ教会にやってきました。
中にどうしても見たかった多翼祭壇画があるので、扉が閉まっていたのは痛手でした。
旧市街の中心地を歩きます。
トリンチ宮の塔が見えてきました。
この後は、前に紹介したこととほぼ同じなので省略します。
さて翌日です。朝早くモンテファルコに行き、午後3時頃フォリーニョに戻ってきました。青空市は午前中に終わるのが普通ですが、土曜日だったせいか、未だ営業中でした。
サンタ・マリア・インフラポルタス聖堂に入ることが出来るようになっていました。
中のフレスコ画をじっくりと見ました。
非常に良かった!
外に出ました。
サン・ドメニコ教会は何時ものように扉が閉まったままでした。
(つづく)