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時間が余ったので、国立マルケ美術館に行くことにしました。


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傑作の前に立つと、何度見ても飽きることがないばかりか、多くの場合、新しい発見があるのです。


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もう夕方ですが、閉館まで2時間強の時間があります。


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この辺の所はコメントや説明は不要でしょう。


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胸がわくわくします。


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美術館の入り口


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考古学部門が少しあります。


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美術館に付いては、別個に詳しく書いたので、このくらいで止めておきましょう。


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外に出たら、快晴でした。


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入館前は空一面が黒い雲に覆われていたのが嘘のようでした。


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この時のドゥカーレ宮殿はあちこちで修復工事が行われていました。


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この先、何年経っても、この光景は変わらないと思います。


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次はサン・フランチェスコ教会の拝観です。


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写真右はPalazzo Comunaleです。


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市庁舎北側のファサード


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その前に立っているのが、サン・クレスチェンティーノのモニュメントです。


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サン・フランチェスコ教会です。


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存命中の聖フランチェスコ(1182‐1226)がウルビーノを訪れたのを機に、フランチェスコ会の活動が盛んになったとされてます。その死の2年後の1228年、現在、サント・スプリト教会がある地にフランチェスコ会修道院が建てられましたが、それが前身とされてます。
13世紀後半になると、現在地に移転することになり、13世紀後半に創建され、14世紀初頭に完成したロマネスク・ゴシック様式の建物が現在の姿の原型です。


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当時の修道院と教会は菜園を有する広大な敷地と大規模な建物から成っていましたが、19世紀初めのナポレオン侵攻によって修道院活動が停止され、兵舎として使用されたり、ウルビーノがイタリア王国に併合された際、駐屯地として使用されたことに伴い、宗教活動が縮小され、1868年に建物の多くはウルビーノの市当局の所有となりました。市当局所有部分は現在、住宅、郵便局、美術学校の校舎になってます。


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柱廊が特徴です。


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三廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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1723年から1751年にかけて内装の大規模な改修工事が行われ、バロック様式の内部になりました。1751年に改めて献堂式が執り行われたそうです。


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左側廊


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右側廊


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外観と隔たりを感じさせる内部です。


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主祭壇


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主祭壇画は、フェデリーコ・バロッチ(1535‐1612)の「アッシジの許し」(1571‐81)


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左翼廊の礼拝堂


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ジュゼッペ・パッセーリの「聖プロセッソと聖マルティニアーノを洗礼する聖ピエトロ」


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詳細不明の「ピエタ」


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ヤコポとロレンツォのサリンベーニ兄弟によるフレスコ画断片が残されてます。


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制作者不詳の「磔刑像」(16世紀)


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「ロレートの聖母」


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アンブロージョ・ケルミ・ダ・ヴェネツィアの「マギの礼拝」(1759)


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アレッサンドロ・リエーラの「エマオの晩餐」(18世紀)


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この「聖母子」は大事されてます。


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オッタヴィアーノ・ネッリ・ダ・グッビオ(1370‐1444)の「聖母子」(15世紀前半)


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ヤコポ・サリンベーニとロレンツォ・サリンベーニの「磔刑」(15世紀)


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制作者不明の「無原罪の聖母」(18世紀)


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チェーザレ・マッジェーリの「三位一体と聖人たち」(1611)


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ジュゼッペ・ラッティー・ダ・サヴォーナの「San Giuseppe da Copertino」(1777)


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詳細不明


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アンドレア・プロカッチーニの「百人隊長のコルネリオを洗礼する聖ピエトロ」


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外に出ることにしました。


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(つづく)