次の展示室です。
フィレンツェの無名画家の「聖レパラータとその生涯の物語」(15世紀初め)
アンドレア・ピサーノの「聖レパラータ」(14世紀第2四半世紀)
ベルナルド・ダッディに帰属する「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(14世紀中ごろ)
ジョヴァンニ・デル・ビオンドの「アレッサンドリアの聖カテリーナとその生涯の物語」(14世紀末‐15世紀初頭)
フィレンツェの無名画家の「三聖人(左から聖ザノービ、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖レパラータ)の三翼祭壇画」(15世紀前半)
ドナテッロの「悔悛のマグダラのマリア」(15世紀中ごろ)
ベネデット・ブリオーネの「悔悛のマグダラのマリアのルネッタ」(15世紀末―16世紀初頭)
ジョヴァンニ・バンディーニの「マグダラのマリアの胸像」(16世紀後半)
ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョに帰属する「洗礼堂の磔刑像」(14世紀前半)
ヤコポ・ディ・チョーネの「聖ザノービと受胎告知と寄進者」(14世紀末)
ミケランジェロの「ピエタ」
次の部屋です。
聖具類が展示されてますが、興味があまりないので省略します。
アントニオ・ヴェネツィアーノに帰属する「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(15世紀第1四半世紀)
ここから階上の展示室になります。
ニッコロ・バラビーノの「玉座のキリストとフィレンツェの聖人たち」(1882‐83)
19世紀の作品展示は珍しい。
法衣や浮彫などが展示されてます。
バッチョ・バンディネッリと協力者の「合唱隊席の浮彫」(1547‐1572)
6体の浮彫がワンセットになってます。
6体の4セット、全部で24の浮彫があります。
これはよく分かりません。
アントニオ・ポッライオーロとベット・ディ・フランチェスコ・ベッティの「銀の十字架」(15世紀第3四半世紀)
「洗礼者製ジョヴァンニの銀製祭壇」(1367‐1483)
この祭壇の製作者として名前が残っている芸術家が凄いです。ドット・ディ・ジェーリ、ロレンツォ・ディ・セル・ジョヴァンニ、トッマーゾ・ディ・ロレンツォ、ロレンツォ・ギベルティ、マッテオ・ディ・ジョヴァンニ、ミケロッツォ・ディ・バルトロメオ、ベルナルド・チェンニーニ、アントニオ・ディ・サルヴィ、フランチェスコ・ディ・ジョヴァンニ、アントニオ・デル・ポッライオーロ、アンドレア・デル・ヴェロッキオですからね。
アンニーバレ・カッラッチの作品です。
次の部屋です。
ベルナルド・ダッディの「聖母とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖ザノービと寄進者」(14世紀第2四半世紀)
ビガッロの親方に帰属する「聖ザノービの祭壇画」(13世紀第2四半世紀)
ジョヴァンニ・デル・ビオンドに帰属する「聖セバスティアーノのトリッティコ」(14世紀第3四半世紀)
上と下はそれぞれ別の画家の作品です。
リッポ・ディ・アンドレア?の「聖ピエトロ?、聖アンドレア?」(1436‐1440)
ビッチ・ディ・ロレンツォ?の「聖ジュダ・タッデオ」(1439‐1440)
フィレンツェの無名画家の「授乳の聖母と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ビアージョ」(14世紀中ごろ)
ベルナルド・ディ・ステファノ・ロッセッリ?の「聖イーヴォと嘆願者」
この作品は表と裏の両面に描かれてます。
サンタガタの親方とヤコポ・デル・カゼンティーノの「聖アガタのStendardo」(13世紀末)
stendardoとは、旗の意味ですが、絵画の場合、両面に描かれたものを言います。
こちらは裏面です。14世紀初めに制作されたそうです。
ジョヴァンニ・ダンブロージョ?の「受胎告知」(14世紀末‐15世紀初め)
聖母と大天使に見えないのですが・・・・・
マリオット・ディ・ナルドの「祈るキリスト」(1402‐04)
マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アンブロージョ?」(1402‐04)
マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アゴスティーノ?」(1402‐04)
ヤコポ・ディ・ピエトロ・グイディとウルバーノ・ダ・コルトーナ?の「聖水盤の天使の彫刻」(14‐15世紀)
ロレンツォ・ディ・ビッチの「福音書記者聖ジョヴァンニ」(14世紀末‐15世紀初頭)
ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マッテオ」(14世紀末‐15世紀初頭)
ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マルコ」(14世紀末‐15世紀初頭)
(つづく)
コメント
コメント一覧 (2)
毎日の更新、お疲れ様です、有難うございます。
フィレンツェ・ドゥオーモの彫刻の傑作と比較して、祭壇画の傑作が少ない気がします。気のせいかもしれませが、絵画・フレスコ画よりも彫刻が主になっている装飾のドゥオーモです。
クーポラのフレスコ画を考慮すれば、装飾された面積では絵画に軍配を上げないといけませんが、質の点では彫刻の方が上でしょう。
祭壇画、フレスコ画の修復・複製作品制作も付属美術館工房で行っているのですか。
コメント、有難うございます。
仰るように確かに祭壇画の傑作が少ないですね。
視覚に訴えると言う点で、絵画よりも彫刻の方が勝ると考えたのでしょう。
付属美術館の工房で、テンペラ画などの修復作業を見たことがありません。絵画・フレスコ画の修復を何処でやっているのか知りません。
絵画ですが、本物を付属美術館で展示して、複製をドゥオーモや洗礼堂に掲げている例は聞いたことがありません。