次の部屋です。
アエネイスの間と呼ばれてます。
アエネイスの間もスタッコ彫刻とフレスコ画で装飾されてます。
スタッコ彫刻は、ジローラモ・アリプランディのサークルによって1692年から1694年に制作されました。
Louis Dorigny (Parigi, 1654- Verona, 1742)のフレスコ画(1692‐94)
フランチェスコ・フォンテバッソ(ヴェネツィア、1707‐1769)の「ディアナとカッリスト」(1740‐60c)
ヴェネトの無名画家の「芸術の寓意」(1745‐55c)
フランチェスコ・ズッカレッリの「エウロパの強奪」(1740‐45c)
ヴェネトの無名画家の「ヴェネツィアの司法官の肖像」(1750‐70c)
ジャンバッティスタ・ティエポロ(ヴェネツィア、1696‐マドリッド、1770)の「最後の審判」(1730‐35c)
次は「ムーセの間」です。
この部屋には展示作品がありません。壁に描かれたフレスコ画を見るだけです。
剥離箇所が多く、保存状態が良くありません。
フレスコ画はLouis Dorignyによって1692年から1694年にかけて制作されました。
保存状態が比較的良いのは天井のフレスコ画です。
ロッジャを通ってイコンの展示室に向かいます。
ロッジャのスタッコとフレスコが見事です。
Louis Dorignyのフレスコ画
ジローラモ・アリプランティのサークルによるスタッコ彫刻
見事な天井装飾ですが、個人的にはゴテゴテ感がする後期バロック様式が苦手です。
イコンの展示コーナーです。
ここで展示されているイコンは、ロシアの正教会のものです。
ロシアの「聖人たち」(19世紀中頃)
イコンの製作者はすべて不明です。
ロシア中央の「聖人たち」(19世紀)
モスクワのイコン(16世紀末)
ロシア西部の「預言者」(17世紀)
シベリアの「大天使ミケーレ」(16世紀)
ロシアの地方の「祈るキリスト」(16世紀)
シベリアの「大天使ガブリエーレ」(16世紀)
ロシアの「聖バルトロメオ」(19世紀末‐20世紀初頭)
ロシアの「聖バルトロメオ」(19世紀末‐20世紀初頭)
ロシアの「三預言者」(18世紀後半)
ロシアの「聖パオロ、聖シモーネ、聖トッマーゾ」(19世紀末‐20世紀初頭)
ロシアの「キリストと使徒たち」(15世紀末)
ロシア中央の「サンタ・トリニータ」(16世紀末‐17世紀初頭)
ノヴゴロドの「預言者エリア」(13世紀後半)
北ロシアの「預言者エリア」(19世紀)
ノヴゴロドの「預言者エリアの昇天」(16世紀)
ロシア中央の「救世主」(18世紀後半)
ウラジーミルの「聖人たち」(20世紀初め)
ヴォログダの「聖書の物語」(15世紀末‐16世紀初頭)
モスクワの「受胎告知」(16世紀末)
ノヴゴロドの「受胎告知」(17世紀後半)
ノヴゴロドの「キリストの誕生」(1475c)
ロシア中央の「キリストの誕生」(18世紀前半)
ロシアの「キリストの誕生」(18世紀後半)
ロシア中央の「教会博士との問答」(19世紀)
ロシア中央の「最後の晩餐」(18世紀後半)
ヴォルガ地域の「三位一体とキリストの復活」(1780年代)
ロシア中部の「キリストの変容」(18世紀初め)
ロシアの「キリストの墓の前の女たち」(19世紀初頭)
ロシアの「磔刑」(17世紀末)
(つづく)
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