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城壁沿いの道を進みました。


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昨日、撮り貯めしていたBS日テレの「小さな村イタリア」のビデオを見たら、ウンブリアのカステルッチョでした。去年の地震で壊滅的な被害を受けた村です。天空の空とレンズ豆(豆類が大嫌いです)で有名な村で、一度は行きたいと考えて、行き方を検討したことがありますが、スポレートからノルチャにバスで向かい、ノルチャで乗り換えれば行けることが分かりました。しかし、バスの便が不便過ぎて、その時は行くのを断念しました。
村は鋭意修復中と思いますが、私が行けることはないと思います。


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フォンティ通り


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城壁が低くなっている所から城壁外を見ました。


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「小さな村イタリア」ですが、近ごろ種切れなのか、以前よりも面白さに欠けるようになったと思います。村に残っている住民が年寄りばかりということで、頑固爺さん、頑固婆さんの話ばかりで退屈です。
自分が年を取ると、他人の老人の話は聞きたくありません。世代交代は、私も含めて的確に順番通りに行われねばならないと痛感する今日この頃です。


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監視塔にお住まいの方がいます。


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次を左折します。


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前回の旅のローマからの便で、機内で60歳くらいの非常に品が良いご夫婦とご一緒になりました。お二人は日本の温泉旅館を回るのが趣味で、年に2,3回日本に来ているリピーターです。お二人が宿泊予定の旅館を教えてくれましたが、超有名の高級旅館ばかりで驚きました。
私がイタリアが好きで、度々旅をしているというと、イタリアよりも日本の方が断然よいと言ってました。日本人は親切で信頼がおけ、安全なので安心して旅ができると力説していました。
お二人はその物腰と身に着けているものから推察すれば、貴族だったかも知れません。
エコノミーの最低額入札でアップグレードすると、見かけるイタリア人の人種が違うような気がしました。


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アモス・カッシオーリ通りです。


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15世紀の建設された建物です。この辺が中世のころのアシャーノの中心地でした。


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写真左先がグラーノ広場です。


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Fontana di Piazza del Grano


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シエナなどで活躍した彫刻家アントニオ・ギニー作のFontana(1465)です。


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日照り続きと酷暑のため、水不足でしたが、水が流されていました。


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グラーノ広場です。


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アシャーノの繁栄の源となった穀物市場が開かれたのがグラーノ広場です。広場に面して建つ建物は、市場関係者と住居兼倉庫でした。


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Palazzo del Podesta


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執政官が居住していました。


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壁の紋章


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14世紀から16世紀までの300年間、穀物市場は大いに賑わいましたが、その取引の公正を監視するのが執政官の務めでした。


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プレトリオ宮とも呼ばれてます。


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現在は一般住居になってます。


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ポデスタ宮から見た広場の全景です。


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この通りを進みましたが・・・・


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直ぐにアモス・カッシオーリ通りに戻ってしまいました。


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この辺から通りの名称が変わります。


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(つづく)