エンポリ Empoli は、人口48,438人(2016年11月30日現在)のトスカーナ州フィレンツェ県にあるコムーネです。古代ローマ時代からフィレンツェとピサを繋ぐアルノ川の交易河港として栄え、8世紀頃に自治都市となりましたが、12世紀頃にはフィレンツェの支配下に置かれた歴史があります。
この日(2017年6月)は、シエナからエンポリへの日帰り遠足です。
シエナ発フィレンツェ行きの列車でエンポリ駅に到着しました。
駅舎の時計が狂ってます。日本では考えられませんが、イタリアの駅の時計は信用できません。年間を通じて夏時間のままという駅も幾つかありますが、この駅よりもまだ増しというものです。
駅前に立つのは。フェッルッチョ・ブゾーニ(エンポリ、1866‐ベルリン、1924)像です。大音楽家ブゾーニをご存知ではない方はいらっしゃらないと思いますが、エンポリが生んだ大作曲家で、天才ピアニストとして有名です。
ブゾーニ像が駅の正面にあることが分かります。駅前広場やその街の中心広場に立っている胸像などに注目すると、その町が生んだ有名人や歴史が分かります。
駅前から延びるローマ通り
この日も暑くなりそう!
左折してチェントロに向かいました。
中世に築かれた城壁や城門は殆ど残っていません。
エンポリの観光スポットは、サンタンドレア参事会教会と教会に付属する美術館ですが、私の日帰り遠足の目的もその2つに行くことです。
ごく普通の家が立ち並んでます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの生地ヴィンチ村へのバスがエンポリから出ているので、観光客に意外に知られているそうです。
セリエA、セリエBを行ったり来たりしているエンポリFCの本拠地でもあります。
市役所を経由しました。
Piazza del Popolo
市庁舎
1529年から1530年に建設されたPalazzo Pretorio del Podestaが市庁舎として使用されてます。
広場に面した建物は16世紀に建設されたそうですが、新しく見えます。
この辺から町の中心が始まります。
最も賑わう通りです。
写真左の建物は有名だったと思いますが失念しました。
この建物にあった碑文
開いていれば拝観したいサントステファノ教会ですが、この日も閉まっていました。旧教会になったようで、催事場やコンサート会場などに使用される時以外は開かないようです。
入口扉上ルネッタに描かれたフレスコ画
サントステファノ教会にある、カラヴァッジョ作品の比較的出来の良いコピー画があることで美術ファンに知られていますが、2年前のポスターが相変わらずありました。
美術館に着きました。
参事会教会の鐘楼
美術館の入り口が開いていましたが、開館時間まで30分ほどあったので広場の見学と教会の拝観をすることにしました。
こちらの入り口から教会内に入れますが、広場側から入ることにしました。
ファリナータ広場
正式名称が長いので、地元では単にファリナータ広場と呼ばれているようです。
この広場がエンポリの中心です。
サンタンドレア参事会教会
Fontana delle Naiadi
彫刻家Luigi Pampaloni通称Naiadiによって1828年に制作されたFontanaです。
Museo Civicoは長期間閉鎖されたままのようです。
(つづく)
この日(2017年6月)は、シエナからエンポリへの日帰り遠足です。
シエナ発フィレンツェ行きの列車でエンポリ駅に到着しました。
駅舎の時計が狂ってます。日本では考えられませんが、イタリアの駅の時計は信用できません。年間を通じて夏時間のままという駅も幾つかありますが、この駅よりもまだ増しというものです。
駅前に立つのは。フェッルッチョ・ブゾーニ(エンポリ、1866‐ベルリン、1924)像です。大音楽家ブゾーニをご存知ではない方はいらっしゃらないと思いますが、エンポリが生んだ大作曲家で、天才ピアニストとして有名です。
ブゾーニ像が駅の正面にあることが分かります。駅前広場やその街の中心広場に立っている胸像などに注目すると、その町が生んだ有名人や歴史が分かります。
駅前から延びるローマ通り
この日も暑くなりそう!
左折してチェントロに向かいました。
中世に築かれた城壁や城門は殆ど残っていません。
エンポリの観光スポットは、サンタンドレア参事会教会と教会に付属する美術館ですが、私の日帰り遠足の目的もその2つに行くことです。
ごく普通の家が立ち並んでます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの生地ヴィンチ村へのバスがエンポリから出ているので、観光客に意外に知られているそうです。
セリエA、セリエBを行ったり来たりしているエンポリFCの本拠地でもあります。
市役所を経由しました。
Piazza del Popolo
市庁舎
1529年から1530年に建設されたPalazzo Pretorio del Podestaが市庁舎として使用されてます。
広場に面した建物は16世紀に建設されたそうですが、新しく見えます。
この辺から町の中心が始まります。
最も賑わう通りです。
写真左の建物は有名だったと思いますが失念しました。
この建物にあった碑文
開いていれば拝観したいサントステファノ教会ですが、この日も閉まっていました。旧教会になったようで、催事場やコンサート会場などに使用される時以外は開かないようです。
入口扉上ルネッタに描かれたフレスコ画
サントステファノ教会にある、カラヴァッジョ作品の比較的出来の良いコピー画があることで美術ファンに知られていますが、2年前のポスターが相変わらずありました。
美術館に着きました。
参事会教会の鐘楼
美術館の入り口が開いていましたが、開館時間まで30分ほどあったので広場の見学と教会の拝観をすることにしました。
こちらの入り口から教会内に入れますが、広場側から入ることにしました。
ファリナータ広場
正式名称が長いので、地元では単にファリナータ広場と呼ばれているようです。
この広場がエンポリの中心です。
サンタンドレア参事会教会
Fontana delle Naiadi
彫刻家Luigi Pampaloni通称Naiadiによって1828年に制作されたFontanaです。
Museo Civicoは長期間閉鎖されたままのようです。
(つづく)
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