イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

2017年02月


P1410444
グイドッチョ・コッツァレッリ(シエナ、1450c‐1517)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1410448
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「羊飼いの礼拝」


P1410451
グイドッチョ・コッツァレッリの「聖セバスティアーノ」(1495)


P1410453
グイドッチョ・コッツァレッリの「聖母子と聖ジローラモとベアート・コロンビーニ」(1482)


P1410457
ベルナルディーノ・フンガイ(シエナ、1460‐1516)の「聖母子と聖ジローラモとベアート・ジョヴァンニ・コロンビーニ」


P1410459
ピエトロ・ディ・ドメニコ(シエナ、1457‐1502)の「聖母子と聖ジローラモとパドヴァの聖アントニオ」


P1410462
ピエトロ・ディ・ドメニコの「羊飼いの礼拝」


P1410465
ピエトロ・ディ・ドメニコの「羊飼いの礼拝と聖パオロと聖ガルガーノ」


P1410468
ベルナルディーノ・フンガイの「聖母子と聖ジローラモと天使」


P1410472
ベルナルディーノ・フンガイの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア」


P1410475
16世紀前半のシエナの無名画家の「Desco da Parto」


P1410477
Maestro dell'Osservanza の作品ですが、裾絵?


P1410479P1410479
「聖バルトロメオの皮剥ぎ」


P1410480
「ピエタのキリストと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1410481
「聖バルトロメオの殉教」


P1410483
二人の聖人が並べられてますが、違う画家の作品です。
サッセッタの「聖バルトロメオ」
サーノ・ディ・ピエトロの「聖フランチェスコ」


P1410486
サッセッタと協力者の「聖母子と二天使」


P1410488
サッセッタの「聖母子と二天使」(1438)


P1410491
Maestro dell'Osservanzaの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P1410496
ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・ダンブロージョ(1410‐1449)の「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1410498
Maestro dell'Osservanza の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P1410501
サーノ・ディ・ピエトロ(シエナ、1406‐1481)の「聖人たち」


P1410502
左から「聖ルドヴィーコ」、「聖バルトロメオ」


P1410503
「聖母」、「ピエタのキリスト」、「福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1410504
「シエナの聖ベルナルディーノ」、「聖アントニオ」


P1410507
サーノ・ディ・ピエトロの「聖母子と聖バルトロメオと聖ルチア」(1447)


P1410510
サーノ・ディ・ピエトロの「受胎告知と四聖人(バーリの聖二コラ、聖ジローラモ、大天使ミケーレ、パドヴァの聖アントニオ」


P1410512
サーノ・ディ・ピエトロの「シエナにいる教皇カッリスト3世に忠告する聖母」(1455)


P1410517
サーノ・ディ・ピエトロの「聖母子と聖人たちのポリッティコ」


P1410518
中央


P1410519
「聖ジローラモ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410520
「聖グレゴリオ」、「聖アゴスティーノ」


P1410523
サーノ・ディ・ピエトロの「聖母子と二音楽天使」


P1410525
サーノ・ディ・ピエトロの「玉座の聖母子」


P1410529
サーノ・ディ・ピエトロの「聖母子と二天使」


P1410532
サーノ・ディ・ピエトロの「サン・ジローラモ・デイ・ジェスアーティ教会のポリッティコ」(1444)


P1410535
中央の「聖母子とベアート・ジョヴァンニ・コロンビーニ」


P1410536
「聖ドメニコ」、「聖ジローラモ」


P1410537
「聖アゴスティーノ」、「聖フランチェスコ」


P1410538
「祈るキリスト」


P1410542
サーノ・ディ・ピエトロの「聖母戴冠と聖人たち」


P1410544
「聖母戴冠と二音楽天使」


P1410545
「聖フランチェスコと聖ジローラモ」


P1410546
「聖ベルナルディーノと聖アゴスティーノ」


P1410549
サーノ・ディ・ピエトロの「サン・ジローラモ・デイ・ジェスアーティ修道院のポリッティコ」


P1410550
中央


P1410551
「聖コズマ」


P1410552
「聖ダミアーノ」


P1410553
裾絵


P1410554


P1410555


P1410556


P1410558
ドメニコ・ディ・ニッコロ・デイ・コーリ(シエナ、1394‐1450活動)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410561
サーノ・ディ・ピエトロの「サンタ・ボンダのポリッティコ」


P1410563
中央


P1410564
「聖アッボンディーオ」、「聖ベネデット」


P1410565
「洗礼者聖ジョヴァンニ」、「聖アッボンダンツィオ」


P1410566
中央上


P1410578
サーノ・ディ・ピエトロの「スクロフィアーノのポリッティコ」(1449)


P1410580
中央


P1410581
「聖ビアージョと洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410582
「聖ロレンツォと聖アナトリア」


P1410584
裾絵


P1410585


P1410586


P1410587


P1410588


P1410589


P1410591
サーノ・ディ・ピエトロの「玉座の聖母子と聖人たち」


P1410594
中央の「玉座の聖母子と聖マルゲリータとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1410596
「聖フランチェスコ」


P1410597
「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1410598
中央上部


P1410600
サーノ・ディ・ピエトロの「シエナの聖ベルナルディーノ」(1450)
(つづく)

178
次はRocca Malatestianoです。


179
カヴール広場の後ろに要塞があります。


180
シスモンド城とも呼ばれてます。


181
15世紀前半から中ごろにリミニを支配していたシジスモンド・パン°ルフォ・マラテスタが築いた要塞です。


182
1437年に創建され、1454年に一応の完成を見ました。


183
中は博物館として公開されてます。


184


185


186
さて、次は何処に行こうか。


P2090324
見るべき所は大体見たようです。


P2090325
サンタゴスティーノの教会に行ってみよう!


P2090326
サンタゴスティーノ教会です。拝観しましたが、教会内の写真不可と言うことで写真がありません。


P2090328
シジスモンド通りと思います。


P2090329
突き当りはカヴール広場になります。


P2090330
カヴール広場に行ったばかりなので、右折しました。


P2090331


P2090332
FSストですが、最近はRとRVは殆ど運行されませんが、フレッチャビアンカなどの特急やICなどは対象の遅れが出るものの大体運行されてます。


P2090333
スト対策ですが、主要駅と主要駅を結ぶ特急に乗れば良いと思います。


P2090334
「山猫スト」実施日でも特急ならば大丈夫ですが、RとRV利用の旅は完全にお手上げです。


P2090335
バスのストは殆どお手上げに近いと思った方が良いと思います。


P2090336
この道の先にマラテスタ家の寺院があり、更に進んだ突き当りがFS駅です。


P2090337
11月4日通りです。


P2090339
日差しが強い日でした。


P2090340
海の方に行ってみようとは思いませんでした。


P2090341
裏通りを歩いても見所らしい見所が全くありません。


P2090343


P2090342
サン・ベルナルディーノ教会に行ってみよう!


P2090344
教会は広場の直ぐ傍にあります。


P2090345
サン・ベルナルディーノ教会です。


P2090347
ファサードが面した道路の幅が狭いので、ファサード全体の写真を撮るのが難しい教会です。


P2090348
一見古そうですが、1670年から1761年に建設された比較的新しい教会です。この教会の見どころは外の彫刻です。


P2090349
カルロ・サンティの「シエナの聖ベルナルディーノ」(1765)


P2090350
カルロ・サンティの「マルカの聖ジャコモ」(1765)


P2090346
カルロ・サンティの「聖フランチェスコ」(1758‐59)


P2090352
開いているように見えましたが、施錠されていてダメでした。


P2090353
もう一度、マラテスタ家の寺院は拝観することにしました。拝観というよりもジョットとピエロ・デッラ・フランチェスカの作品鑑賞が目的です。


P2090355
ガリバルディ通りを何回通ったことか!!!


P2090357
この広場に何回来たことか!!!


P2090356
広場を突っ切りました。


P2090359
同じ道を何度も通っては詰まらないので、横道を通って寺院に向かいました。


P2090360


P2090362


P2090363


P2090364


P2090366


P2090367


P2060312


P2060322
何度見ても良いものは良いと思いました。


P2090368
大満足で外に出ました。


P2090369


P2090370
リミニ大学です。


P2090371
大学の学舎です。


P2090372
歩いたので空腹感


P2090373
チェントロにはあまり食べる所がないのです。


P2090374
あちこち探しましたが、意外に苦戦しました。


P2090376
リミニの食堂は海岸の方に集中しています。


P2090378
グループの観光客が寺院の前にいました。


P2090379
歩き疲れたので、海岸の方に行くつもりはありませんでした。


P2090382
広場の適当な店で食べることにしました。


P2090383
カフェに入店。


P2090387
カフェ兼レストランだったので、しっかり食べることにしました。


P2090384
リミニのお宿の朝食時に貰った新聞を読みながら、飲み食いしました。ユニークなサービスをしてくれるホテルです。


P2090385
店内の私のテーブルから撮りました。


P2090389
自分の飲み食いしたものをアップするのは気が引けますが、まあ、いいか。


P2090391


P2090392


P2090396


P2090401


P2090409
空腹だったので、美味しく食べることが出来ました。ワイン1本はきつかった。


P2090417
食べ終わってみると、もうやることがありません。


P2090422
酔い覚ましのブラブラ歩き


P2090424


P2090443


P2090444


P2090570


P2090572


P2090435


P2090452


P2090455


P2090459


P2090461


P2090465


P2090473


P2090474


P2090476


P2090478


P2090482


P2090486


P2090487


P2090491


P2090494


P2090495


P2090501


P2090503


P2090504


P2090506


P2090513


P2090516


P2090517


P2090519


P2090524


P2090526


P2090527


P2090556


P2090558


P2090576


P2090577


P2090578


P2090583


P2090588


P2090585


P2090586


P2090597


P2090603


P2090606


P2090605
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


P2090609


P2090592
(おわり)


P1410288
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「スタッジャの祭壇画」


P1410290
中央


P1410291



P1410292



P1410293
裾絵


P1410294


P1410295


P1410298
ジョヴァンニ・ディ・パオロ(シエナ、1403‐1482活動)の「聖アンドレア・アポストロ」


P1410301
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「サンタンサーノのトリッティコ(聖母子とアレッサンドリアのカテリーナと聖アンサーノ」


P1410304
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「サン・ガルガーノのポリッティコ」


P1410305
中央


P1410306
「聖ガルガーノ、マグダラのマリア」


P1410307
「聖ロムアルド、聖ベルナルド」


P1410308
裾絵


P1410309


P1410310


P1410311


P1410312


P1410313


P1410314


P1410317
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「福音書記者聖マルコ


P1410320
多翼祭壇画の端絵でしょう。
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖ピエトロ、聖ドメニコ、聖オルソラ、シエナの聖カテリーナ」


P1410322
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖パオロ、聖フランチェスコ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、シエナの聖ベルナルディーノ」


P1410324
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖二コラのポリッティコ」


P1410326
「バーリの聖二コラ」


P1410327
「シエナの聖ベルナルディーノ、聖フランチェスコ」


P1410328
「聖キアーラ、トローサの聖ルドヴィーコ」


P1410331
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖ドメニコ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410334
Maestro di Sant'Ansano の「ウミルタの聖母」


P1410336
Maestro di Sant'Ansano の「司教聖人(聖二コラ?)」


P1410341
Maestro di Sant'Ansano の「寺院への出現」


P1410343
Maestro di Sant'Ansano の「マエスタ」


P1410346
ルネッタの「受胎告知」


P1410347
「聖母子と聖人たち」


P1410349
サッセッタ(シエナ、1400‐1450)による聖人たちの小作品が並んでます。


P1410352
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖母子と四聖人」


P1410354
中央


P1410356
「聖ピエル・ダミアーノ、聖トッマーゾ」


P1410357
「聖キアーラ、聖オルソラ」


P1410358
「祈るキリスト」


P1410362


P1410363


P1410365
ドメニコ・ディ・バルトロ(シエナ、1426‐1447存在確認)の「ウミルタの聖母と天使たち」


P1410367
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「キリストの辛抱と審判」


P1410370
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「磔刑」


P1410371
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖母の寺院への出現」


P1410372
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「エジプトへの逃避」


P1410374
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖母子と聖人たちのトリッティコ」


P1410377
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディ(シエナ、1447‐1500)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア」


P1410380
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子とシエナの聖カテリーナとシエナの聖ベルナルディーノ」


P1410383
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子と聖ジローラモとシエナの聖ベルナルディーノ」


P1410387
マッテオ・ディ・ジョヴァンニ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1433‐シエナ、1495)の「玉座の聖母子と四天使」


P1410389
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「聖母子」


P1410392
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニ(1439‐1502)の「聖母子と天使」


P1410396
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニの「聖母子と聖ジローラモ?と聖ヤコポ?」


P1410398
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アンドレア」


P1410400
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子と聖人たち」


P1410404
15世紀のシエナ派無名画家の「聖母子と四天使」


P1410407
ジローラモ・ディ・ドメニコ(1479‐1513記録)の「聖母子と聖ジローラモと洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロと聖アントニオ・アバーテ」


P1410410
ヴェッキエッタ(シエナ、1410‐1480)の「花綱装飾のプット」


P1410413
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と聖ミケーレとマグダラのマリアと二天使」


P1410415
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ(シエナ、1439‐1501)の「ご誕生と聖ベルナルドとアクイーノの聖トッマーゾ」


P1410418
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と福音書記者聖ジョヴァンニと聖ヤコポと二天使」


P1410422
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子と聖ミケーレとシエナの聖ベルナルディーノ」(1476)


P1410425
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と聖セバスティアーノとシエナの聖カテリーナと天使」


P1410429
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と聖ジローラモと聖フランチェスコ」


P1410431
ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・デ・ランディの「聖母子と聖ピエトロと聖セバスティアーノと洗礼者聖ジョヴァンニと聖シジスモンドと聖バルナルディーノと聖パオロ」(1492)


P1410435
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニの「聖母子と聖ピエトロと聖パオロ」


P1410438
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニの「受胎告知される聖母」


P1410442
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニと協力者の「受胎告知」
(つづく)

P2090229
次はモンタナーラ門です。


P2090230
リミニの初日夕方の強い雷雨のあとは雲一つない快晴が続いてました。


P2090231
サンタ・キアーラ通りと思います。


P2090232
このバールで一休みしたかったのですが、休みでした。


P2090233
サンタゴスティーノ教会の身廊が見えてますが、大した作品が無いので拝観は後回し。(結局拝観しませんでしたが)


P2090234
戦災のため、戦後に再建された教会が多いリミニでは、拝観すべきはマラテスタ家の寺院だけかも知れません。


P2090235
ガリバルディ通りに出ました。


P2090236
現代的な教会です。


P2090237
10世紀創建のサンタグネス教会ですが、1944年のドイツ軍による空襲で完全に崩壊したので、1953年に再建されました。戦災前は貴重なフレスコ画や祭壇画があったそうですが、すべて失われました。


P2090238
ガリバルディ通り一帯は特に激しく空襲を受けたそうです。


P2090239
通りの先に門が見えてきました。


P2090240
元教会で、現在はリミニ銀行になってます。


P2090242
元教会の建物は爆撃を免れたようです。


P2090243
元教会の名称を調べましたが、分かりませんでした。


P2090244
ZTLの標識があります。レンタカー利用の方は要注意です。違反を犯して罰金を払わないと、出入国の際、問題が出ることもあると聞いたことがあります。


P2090245
門に到着です。


P2090246
門と言ってもアーチの部分しか残ってません。


P2090248
1943年の爆撃によって、大きな被害を受けて現在の無残な姿になりました。


Porta Montanara ricostruzione
城壁が完全にあった時代のモンタナーラ門です。(外部サイトから画像拝借しました)


Porta Montanara foto bombardamenti
最初の爆撃によって被害を受けた門です。(外部サイトから写真を拝借しました) この後、繰り返し爆撃を受けたそうです。


P2090249
門の先にある教会に行ってみました。


P2090250
1856年に建設されたサン・ガウデンツォ教会です。


P2090253
ルネッタ上の彫刻
開いていましたが、芸術作品らしきものがないのを知っていたので拝観をパス。


P2090255
門外の教会付近はボルゴ・サンタグネスと言うようです。


P2090256
門のところに戻りました。


P2090247


P2090257
ガリバルディ通りです。


P2090258
この先はTre Martiri広場に出ます。


P2090259
同じ道を歩いてもつまらないので、バルディーリ通りに入りました。


P2090260
ところが見どころが全くないので、すぐに元の道に戻りました。


P2090262
歴史ある古い町ですが、戦災のため、戦後に復興した新しい町と思ったほうがよいようです。


P2090263
ドイツが、歴史的に貴重な建物と判断して爆撃を控えたところだけが残されているようです。これから行くティベリオの橋もそうです。


P2090264
第二世界大戦のことを思わざる得ない街歩きになりました。


P2090265
気が重くなりました。


P2090267


P2090269
こんなにリミニの街を丹念に見たのは初めてです。ストのお蔭です。


P2090270
カリオーネ通りです。この道をまっすぐ行けば駅に出ます。


P2090271


P2090272
次の交差点を左折すれば、前の日に行った市立博物館があります。


P2090273
Via Tempio Malatestiano


P2090274
この先にマラテスタ家寺院があります。


P2090275
付近に大学があるので学生街になってます。


P2090276
サン・フランチェスコ・サヴェーリオ教会です。


P2090277
開いていたので、中に入ったら葬儀中でした。この教会とはご縁がありませんでした。


P2090278
次はサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会です。


P2090279
鐘楼が見えてますが、目指す教会のものと思われます。


P2090281
ファサード側に回りました。


P2090282
1317年創建、18世紀に再建されたサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会です。


P2090283
残念ながら扉が閉まっていました。


P2090284
ここは、ピエトロ・テデスキ、ガエターノ・ガンドルフィなどの作品があるので、拝観したかった!


P2090285
リミニの教会巡りは散々な結果に終わりました。


P2090286
真っ直ぐ行けば橋に出ます。


P2090287
Ponte Tiberioです。途中、修復されたものの、今も現役の橋です。


P2090288
アウグスト橋とも呼ばれてます。


P2090290
橋の上から撮った写真です。橋を渡りましたがごく普通の石造りの橋でした。


P2090292
この橋は実際に渡るよりも少し遠くから見た方が良いと思います。


P2090294
14年、アウグストゥス帝の時代に架橋工事が始まり、21年、ティベリウス帝時代に完成したので、二つの名称があるのです。ただ、Ponte Tiberioの方が一般的と思います。


P2090296
第二次世界大戦で、ドイツ軍がこの橋への爆撃を控えたので、戦禍を免れたと言われてます。


P2090300
橋の下を流れるのはマレッキア川です。川はアドリア海に流れてます。


P2090301


P2090291
アウグスト門とティベリオ橋を結ぶアウグスト通りです。


P2090303


P2090304
対岸に行きましたが、特に見どころはありませんでした。


P2090307
橋を渡って再びチェントロへ


P2090309
この辺は大学の学舎が並んでます。


P2090310


P2090311
写真左は図書館です。


P2090312
次はカヴール広場です。


P2090313
カヴール広場です。


P2090314
広場の奥にあるのはガッリ劇場です。広場の中央にあるのは教皇パオロ5世像です。


3
教皇パオロ5世像


P2090315
広場に面して建つ、1204年に建設されたPalazzo dell'Arengoです。


P2090316
パラッツォの鐘楼


P2090320
この先に要塞があります。


P2090321


P2090322
これらの建物は市庁舎として使用されてます。


P2090317
広場にあるフォンターナ


P2090318


P2090323
(つづく)

P1410146
アンブロージョ・ロレンツェッティの弟子による「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと洗礼者聖ジョヴァンニと2天使」
写真が撮り難い位置に作品が置かれてます。


P1410148
アンブロージョ・ロレンツェッティの「受胎告知」


P1410152
アンブロージョ・ロレンツェッティの「ラ・ピッコロ・マエスタ」


P1410155
ピエトロ・ロレンツェッティ(シエナ、1305‐1345存在確認)の「カルミネの祭壇画」(1328)
欠落したパネルが少なくても4点あるのが分かります。


P1410156
中央パネル


P1410157
裾絵中央


P1410158


P1410161


P1410159
「聖アグネス」


P1410162
「聖ルフィーナ」


P1410160


P1410163


P1410165
バルトロメオ・ブルガリーニの「3聖人」


P1410166
「聖ピエトロ」


P1410167
「福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1410168
「聖パオロ」


P1410170
ピエトロ・ロレンツェッティの「聖バルトロメオと聖チェチリアと洗礼者聖ジョヴァンニ」(1332)


P1410174
バルトロメオ・ブルガリーニの「聖母子と聖アンサーノと聖ガルガーノ」


P1410176
パオロ・ディ・ジョヴァンニ・フェイ(c1344‐1411)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アンドレアと聖フランチェスコと預言者聖ダニエーレ」


P1410179
ベルナルド・ダッディの「Altarolo portatile」


P1410183
パオロ・ディ・ジョヴァンニ・フェイの「聖ヤコポと洗礼者聖ジョヴァンニと聖ヴィターレ」


P1410186
パオロ・ディ・ジョヴァンニ・フェイの「聖母の誕生と聖人たち」


P1410188
中央


P1410191
バルトロメオ・ブルガリーニの「司教聖人」


P1410194
アンブロージョ・ロレンツェッティの「磔刑」


P1410196
ルーカ・ディ・トンメの「聖母子と聖アンナのトリッティコ」(1367)


P1410197
中央


P1410198
「アレッサンドリアの聖カテリーナ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410199
「聖アントニオ・アバーテ」、「聖アグネス」


P1410201
スピネッロ・アレティーノの「聖母戴冠」


P1410205
ピエトロ・ロレンツェッティの「サン・ジュストのポリッティコ」


P1410206
中央


P1410207
中央上


P1410208
左下の「聖ジュリアーナ」、「聖ピエトロ」


P1410209
右下の「聖パオロ」、「聖ジュスト」


P1410210
右上


P1410211
左上


P1410214
ヤコポ・ディ・ミーノ・デル・ペッリッチャイオ(シエナ、1320-1396活動)の「聖母子と聖人たちのポリッティコ」


P1410215
中央


P1410216
左は「聖キアーラ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410217
向かって右の「聖アゴスティーノ」、「聖フランチェスコ」


P1410218
中央上


P1410220
右上


P1410221
左上


P1410223
パオロ・ディ・ジョヴァンニ・フェイの「磔刑」


P1410226
ロレンツォ・モナコの「聖母子と聖人たちのトリッティコ」


P1410234
ベネデット・ビンド(シエナ、1362‐1422存在確認)の「聖母子と聖アンドレアと聖オノフリオ」


P1410237
タッデオ・ディ・バルトロ(シエナ、1362‐1422存在確認)の「磔刑」


P1410240
マルティーノ・ディ・バルトロメオ(シエナ、1389‐1435)の「4福音書記者(聖マルコ、聖ジョヴァンニ、聖マッテオ、聖ルーカ)」


P1410245
タッデオ・ディ・バルトロの「トリッティコ」、「聖コズマと聖ダミアーノの殉教」


P1410248
マルティーノ・ディ・バルトロメオの「聖母子と四聖人」


P1410250
中央


P1410251
「聖ロレンツォ」、「聖バルナーバ?」


P1410252
「聖アゴスティーノ」、「聖アンサーノ」


P1410255
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニの「磔刑」


P1410257
アンドレア・ディ・バルトロ(シエナ、1389‐1428存在確認)の「聖母子と二聖人」


P1410259
「玉座の聖母子」


P1410261
「聖フィリッポ」


P1410260
「聖ヤコポ」


P1410263
タッデオ・ディ・バルトロの「受胎告知のポリッティコ」


P1410265
中央


P1410266
「聖コズマ」


P1410267
「聖ダミアーノ」


P1410268
「聖母の死」


P1410272
アンドレア・ディ・バルトロの「聖マッテオ」、「聖ガルガーノ」


P1410275
ミケリーノ・ダ・ベソッツォ(ロンバルディア、1388‐1450活動)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


P1410277
礼拝堂?


P1410278
天井


P1410281
「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1410283
タッデオ・ディ・バルトロの「受胎告知する大天使」


P1410286
ジョヴァンニ・ディ・パオロ(シエナ、1403‐1482存在確認)の「聖ジャコモ・マッジョーレ」
(つづく)


P2080577
Torre dell'Orologio
ごく当たり前の名称に塔です。


P2080578
Piazza Tre Martini


P2080580
広場の端にユリウス・カエサル像があります。
像自体はローマにある本物の複製ですが、この像が置かれているのには理由があります。


P2080579
その理由がこの説明板に簡単に触れられてます。
リミニ郊外にルビコン川が流れてますが、カエサルの時代、武装したままルビコン川を渡ると反逆者と見做されました。ルビコン川を武装したまま渡り、ローマに進撃することを決断したカエサルは、この広場に旗下の兵士を集めて、自分の決意を述べると共に兵士たちを鼓舞したのです。


P2080582
Corso d'Augusto


P2080583
この通りの先にはPonte di Tiberioがあります。


P2080584
この先左に広場があります。


P2080586
カヴール広場


P2080585
広場に面した市庁舎です。


P2080587
広場は明日ゆっくり見ることにして、広場を後にしました。


P2080588
もう少し時間が経てば、市立博物館が開館します。


P2080589
その前にミゼリコルディア博物館の開館状況を確認しました。


P2080590
ミゼリコルディア博物館です。開館日時を記したものがなく、確認の術がありません。ともあれ、この日、その翌日も休館でした。


P2080591
14世紀に建設されたサンタ・マリア・アド・ニヴェス教会(ミゼリコルディア教会)です。


P2080592
城壁内ですが、この辺は閑静な一角です。


P2080593
歴史的建造物だったと思いますが、名前を控えてくるのを忘れました。


P2080594


P2080595
小さな公園で一休み。


P2080596
この先に教会と修道院があります。


P2080597
教会は未だ活動してますが、修道院の方はその活動を停止して、その建物が市立博物館に転用されてます。


P2080598


P2080599


P2080600
博物館に到着しました。


P2080601
開いていました。


P2090186
博物館の隣はサン・フランチェスコ・サヴェーリオ教会です。


P2090189


P2090187
この時は開いていました。


P2090188
拝観は博物館を見てからにしようと思い、後回したのですが、博物館から外に出たら閉まっていたのです。


P2080603


P2080604
入館しました。


P2080611
キオストロ


P2080766
大きな「最後の晩餐」のフレスコ画があります。


P2090075
博物館に付いては、後ほど別に取り上げる予定です。


P2090185
考古学部門と美術館部門に分かれてます。


P2090190
外に出たら夕方になってました。5月末なのでまだ明るいですが、時刻は午後7時過ぎです。


P2090191
山猫ストで予定変更の一日でした。


P2090192
こうして2日目のリミニが終了しました。


P2070903
その翌日です。前日の21時から、この日の20時59分までFS全線のストライキが行われました。エミリア・ロマーニャ州に関して言えば、ストライキの3日目。
サン・マリーノへのバスは予定通り運行していたので、サン・マリーノに行きました。


P2070904
サン・マリーノの旅に付いては、別に取り上げる予定です。


P2090193
サン・マリーノから帰って来ました。


P2090194
リミニの街歩きを再開しました。


P2090195
リミニには、沢山のローマ時代の遺跡がありますが、駅近くにある遺跡です。


P2090196
ローマ劇場の遺跡です。


P2090197


P2090198
立ち入り自由です。


P2090199
観光客には見向きもされていない遺跡です。


P2090200


P2090201


P2090203


P2090202
違った場所を写したつもりですが、殆ど同じに見えます。


P2090204


P2090205
見どころは特にありませんでした。


P2090206
遺跡見物を切り上げて、次はサンティ・バルトロメオ・エ・マリーノ教会です。


P2090207
この辺一帯は緑地になってます。


P2090208


P2090209
市場に出ました。


P2090210
市場の花屋を冷かしました。


P2090211
市場の向かいに教会があります。


P2090213
サン・リータ教会とも呼ばれてます。


P2090216
これからミサが行われるとのことなので、拝観をパス。


P2090217
教会横の道を真っ直ぐ進めば、アウグストの門に出ます。


P2090218
Via Brighenti


P2090219


P2090220
突き当り右が門です。


P2090222
アウグストの門です。


P2090223


P2090221
次はマドンナ・デル・ミゼリコルディア教会です。


P2090224
教会が見えてきました。


P2090225
閉まっていました。


P2090226


P2090228
教会巡りは効率が悪いです。


P2090227
(つづく)

P1400989
ニッコロ・ディ・セーニャの「聖母子」


P1400992
Maestro di Monteoliveto の「磔刑」


P1400995
Maestro di Badia a Isola の「聖母子」


P1400998
ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャの「フランチェスコ会の聖母」


P1410003
ドゥッチョの範疇(セーニャ・ディ・ボナヴェントゥーラ?)の「聖母子」


P1410006
ニッコロ・ディ・セーニャの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1410009
ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ(工房)の「マグダラのマリア」


P1410011
ウゴリーノ・ディ・ネーリオ(シエナ、1319-1327存在確認)の「聖母子と四聖人」(1319)


P1410013
中央の「聖母子」


P1410014
「聖キアーラ」と「聖ステファノ」


P1410015
「福音書記者聖ジョヴァンニ」と「聖フランチェスコ」


P1410018
セーニャ・ディ・ボナヴェントゥーラ(シエナ、1298-1327存在確認)の「四聖人」(1315c)


P1410019
「聖パオロ」と「マグダラのマリア」


P1410020
「福音書記者聖ジョヴァンニ」と「聖ロムアルド」


P1410023
Maestro di Citta di Castelloの「聖母子と聖人たち」


P1410025
中央


P1410026
上は聖アゴスティーノ、聖ピエトロ
下は聖フランチェスコ、福音書記者聖ジョヴァンニ


P1410027
上は洗礼者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア
下は聖ステファノ、聖キアーラ


P1410030
Maestro degli Albertiniの「聖母子」


P1410033
14世紀前半の無名画家の「彩色磔刑像」


P1410036
ウゴリーノ・ディ・ネーリオの「悲しみの聖母」


P1410037


P1410041
リッポ・メンミ(シエナ、1317‐1348存在確認)の「マエスタ」


P1410044
シモーネ・マルティーニの「聖母子」


P1410046
ナッド・チェッカレッリ(1347記録)の「聖母子と聖人たち」


P1410049
中央


P1410050
「聖アントニオ・アバーテ」、「大天使ミケーレ」


P1410051
「福音書記者聖ジョヴァンニ」、「聖ステファノ」


P1410053
シモーネ・マルティーニの「ベアート・アゴスティーノ・ノヴェッロと4つの奇跡」


P1410058
リッポ・メンミの「トローサの聖ルドヴィーコ」、「聖フランチェスコ」


P1410062


P1410063


P1410065
バルトロ・ディ・フレディ(1330/35c-1410)の「マギの礼拝」


P1410068
リッポ・メンミの「聖母子」 


P1410071
Maestro della Madonna di Palazzo Venezia (シモーネ・マルティーニの協力者)の「ベアート・アンドレア・ガッレラーニ」


P1410073
ナッド・チェッカレッリの「聖母子と聖人たち」、「磔刑」


P1410078
ニッコロ・ディ・セル・ソッツォとルーカ・ディ・トンメの「聖母子と四聖人」


P1410079
中央


P1410082
「洗礼者聖ジョヴァンニ」、「聖トッマーゾ・アポストロ」


P1410083
「聖ベネデット」、「聖ステファノ」


P1410091
ルーカ・ディ・トンメ(シエナ、1356‐1389存在確認)の「トルフェのポリッティコ」


P1410088
中央


P1410089
「聖グレゴリオ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410090
「司教聖人」、「聖フランチェスコ」


P1410095
ルーカ・ディ・トンメの「聖母子と四聖人」


P1410097
中央


P1410098
「聖ヴィンチェンツォ」、「聖ピエトロ」


P1410100
「聖パオロ」、「聖ロレンツォ」


P1410103
バルトロ・ディ・フレディの「聖母戴冠」


P1410106
バルトロメオ・ブルガリーニ(シエナ、1337‐1378記録)の「聖母被昇天」


P1410110
アンドレア・ディ・バルトロの「磔刑のトリッティコ」


P1410114
Maesto della Pieta (14世紀後半にシエナで活動)の「ゲッセマネ園の祈り、鞭打ち、アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚、磔刑」


P1410116
リッポ・メンミの「聖母子」


P1410119
バルトロメオ・ブルガリーニの「玉座の聖母子と天使たち」


P1410121
アンブロージョ・ロレンツェッティ(シエナ、1319‐1348存在確認)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410123
アンブロージョ・ロレンツェッティの「聖母子と2聖人」


P1410124
中央


P1410125
「マグダラのマリア」


P1410126
「聖マルタ」


P1410129
アンブロージョ・ロレンツェッティの「福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1410132
アンブロージョ・ロレンツェッティ派無名画家の「聖アントニオ・アバーテ」、「聖マッシミーノ司教」


P1410134
ロレンツェッティのグループ画家の「磔刑」


P1410136
アンブロージョ・ロレンツェッティの「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1410138
アンブロージョ・ロレンツェッティの「聖パオロ」


P1410140
ピエトロ・ロレンツェッティと協力者の「聖母子」


P1410142
アンブロージョ・ロレンツェッティの「復活の寓意」


P1410144
14世紀のシエナの無名彫刻家の「磔刑像」
(つづく)





P2050704
リミニは、人口148,214人(2016年6月30日現在)のエミリア・ロマーニャ州リミ二県の県都です。


P2060336
FS駅に到着しました。
2016年5月の旅におけるリミニについて書きますが、実は、この時の旅はFSの3日にわたるストのため、予定が大幅に狂いました。フォルリからリミニに到着したのですが、鉄道ではなく、ストの代替バスでの到着でした。


P2050705
5月下旬でしたが、この日はヒンヤリしていたので、厚着の人がチラホラ。


P2090609
駅舎です。


P2060290
この日のお宿に向かいました。


P2060291
リミニは、物凄い数の観光客で溢れる町ですが、その殆どの目的は海水浴でしょう。海側にホテルやレストランが林立していますが、今回は海側を避けてチェントロのホテルを選びました。


P2060333
この日のお宿はここでした。


P2060332
1泊の予定でしたが、ストのため、結局3泊することになりました。4つ星ですが、料金はお安く、朝食が非常に良く、スタッフが親切極まりなく、満足したホテルです。


P2060292
チェックインを済ませて、早速寺院に向かいました。フォルリでのピエロ・デッラ・フランチェスカ展がイマハチ(イマイチではありません。イマニでもなく、イマヨンでもなく、イマハチ!!)だったので、その分余計にピエロのフレスコ画見たくなりました。
写真は旧教会です。


P2060293
もう夕方です。


P2060294
見えてきました。ここまでホテルから僅か200m強。


P2060295
Tempio Malatestiano (マラテスタ家の寺院)です。


P2060297
左右非対称のファサードです。


P2060298
この寺院については、以前に別のブログサイトで書いたので、詳しいことは省略します。15世紀、当時リミニを支配していたシジスモンド・マラテスタが、愛人のイゾッタ・デリ・アッティの墓所として従来あった教会を改築した建物が現在の姿というわけです。


P2060299
中に入ったら、ミサの最中でした。観光客が立ち入らないように、通路にロープが張られていました。ミサの参加者は10人足らずでした。


P2060324
10分ほどでミサが終わり、ロープが撤去され、拝観出来るようになりました。


P2060325
観光客が押し寄せる教会ですが、この日は空いていました。


P2060326
左右に翼廊があるラテン十字形をしています。


P2060305
天井


P2060310
主祭壇


P2060304
ジョットの「磔刑像(マラテスタの磔刑)」


P2060311
数ある彩色磔刑像の最高傑作の一つでしょう。


P2060318
右翼廊の礼拝堂です。


P2060320
落ち着きます。


P2060323
ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画(1451)


P2060328
この寺院は彫刻でも有名です。


P2060329


P2060314
ジョルジョ・ヴァザーリの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1548)


P2060316
シモーネ・カンタリーニの作品


P2060327
雷鳴が聞こえてきました。


P2060330
外は夕立でした。


P2060331
雨が降り止まないので、この日はこれで終了。


P2070900
翌朝です。部屋のベランダから下を覗くと、道路は青空市の設営中でした。


P2070900
この日は朝から快晴でした。


P2070902
朝食前に青空市を冷やかし、ホテルに戻ったら、ホテルのフロントから衝撃のニュースが齎らされたのです。今日もストが続行されている!!!
この日はラヴェンナ泊まりの予定でした。駅に駆けつけたらストは事実と判明しました。午後の何時になるか分からないが、ラヴェンナへの代替バスが出るかもしれないとの情報を得ましたが、当てにするわけに行かないので、ラヴェンナ行をキャンセルすることにしました。
ホテルに戻り、延泊の手続や、その後の予定変更に伴う雑用で午前中が終わってしまいました。
フォルリからリミニ一帯のストは、運輸省のスト情報サイトに載っていない、エミリア・ロマーニャ州だけの山猫ストでした。


P2080532
気を取り直して、町歩きを始めたのは午後になってからでした。


P2080533
ラヴェンナ行の切符は代替えバス運行予定のある時は、払い戻しが出来ないそうです。大した金額ではありませんが、事前に切符を買っていたので損してしまいました。


P2080534
青空市は終わっていました。


P2080535
道路は青空市後、清掃されて何時もよりも綺麗になったようでした。


P2080536
実は、この日の翌日もストでした。こちらの方はスト情報サイトの予め掲載されていた正式なモノ?でした。


P2080537
と言うことで、リミニに当初1泊の予定でしたが、結局3泊することになったのです。


P2080538
昔祈祷所だった建物です。


P2080539
その隣がマラテスタ家寺院です。


P2080541


P2080542
天気が良いと、随分感じが違います。


P2080545
お昼過ぎなので閉まっていました。


P2080543
11月4日通りです。


P2080547
日差しが強い暑い日になりました。


P2080548
広場にやって来ました。


P2080549
Piazza Tre Martini


P2080556
広場に面したトラットリアで昼食を食べました。


P2080553
Tempietto d'Antonio


P2080554
中に入っても何もないのは知ってますが、来た以上は一応入ることに。


149
小さな祭壇らしきものがあるだけです。


P2080555
それにしても空が青かった。


P2080550
Corso d'Augusto


P2080557
アウグストの門に向かいました。


P2080558
第2次世界大戦中、リミニは海陸の交通の要衝と言うことで、400回以上の爆撃を受けました。


P2080559
そのため、戦後に建てられた建物が多く、古い歴史がある街にしては新しく見えるのです。


P2080561
1625年に建設されたサンタ・クローチェ・ヌオーヴァ教会です。


P2080562
この旅では開いていることはありませんでした。


P2080563
昼過ぎは閉まっているのでパス


P2080565
門が見えてます。


P2080564
アウグスト門です。


P2080567
紀元前27年に建設されたそうです。


P2080570
門を潜りました。


154
オリジナルの部分


157


158


159


160



P2080569
付近は公園になってます。


P2080568
特に見どころは無さそうです。


P2080572
戻ることにしました。


P2080573
混雑していました。


P2080575


P2080576
(つづく)

P1670072
鉄道ストのため、時間が余り気味なので、ドゥオーモを再度拝観しました。


P1670172
中には誰もいませんでした。


P1670173


P1670174


P1670175
主祭壇


P1670179


P1670176
後陣の装飾


P1670183


P1670184
マドンナ・デル・フオーコ礼拝堂


P1670185


P1670186


P1670187


P1670189


P1670192


P1670195


P1670196


P1670197


P1670201


P1670204
古そうな磔刑像です。


P1670206


P1670209


P1670212
左側廊


P1670213
右側廊


P1670214
教会内でトイレの場所を明示しているのは大変珍しいと思います。


P1670215
外に出ました。


P1670216
先ほどよりも青空市の買い物客が減ったように思いました。


P1670217


P1670218
時間潰しにピエロ展をもう一度見ることにしました。


P1670219
サン・ドメニコ教会を通り過ぎました。


P1670220
ドゥオーモと要塞のほぼ中間にサン・ドメニコ教会があります。


P1670221
この日は閉まっていました。


P1670222
Ex-Oratorioです。催事場になってます。


P1670223
街歩きするには絶好の日和でした。


P1670224
思いがけずピエロ展を二度見ることになりました。


P1670226
サン・ドメニコ修道院だった建物です。現在はサン・ドメニコ市立美術館になってます。


P1670227
次はラヴァルディーナ要塞です。


P1670228
サン・アントニオ・アバーテ教会が見えてます。手前の建物は教会ではありません。


P1670229
教会風の建物


P1670230
休息の家?


P1670231
旧教会の建物でしょう。木工工房になっているようです。


P1670232
要塞にやってきました。


P1670233
要塞は広い道路に囲まれてます。


P1670234
要塞の現在は刑務所です。


P1670235
ここに来る度に、刑務所としての整備が進んでいると思います。


P1670236
ラヴァルディーナ要塞は有名です。


P1670237


P1670238
カテリーナ・スフォルツァ・デ・メディチ所縁の要塞として特に有名です。


P1670239
「女傑」と謳われるようになった切っ掛けとなったのは、この要塞での出来事です。


P1670241


P1670243


P1670244
刑務所になっているので、一般人は外観だけの見学になってしまいます。


P1670246


P1670248


P1670249
チェーザレ・ボルジアの紋章です。1500年1月12日、要塞に立てこもったカテリーナ・スフォルツァは、二週間の篭城戦闘の末、遂にチェーザレ・ボルジア軍に敗れ、囚われの身となりました。


P1670250


P1670251


P1670252
この下は小さな公園になってます。


P1670253


P1670254
公園から撮った写真です。


P1670255
見上げると迫力があります。


P1670256


P1670257
公園から要塞を囲む道路に戻りました。


P1670258
昼食時になりました。


P1670260
先ほどの道に戻りました。写真手前はサン・アントニオ・アバーテ教会です。


P1670262
退屈せずに時間潰しが出来ました。


P1670263


P1670264
12時35分、昼食には最適の時間です。


P1670265
広場近くの店で食べました。


P1670266


P1670268


P1670269


P1670282
この後、ホテルに戻り、荷物を受け取ってから駅に向かいました。


P1670275
(おわり)

P1400803
フランチェスコ・バルタリーニ(シエナ、1569‐1609)の「聖カルメタリーノ」(1605)


P1400805
フランチェスコ・バルタリーニの「聖アグネス」


P1400809
フランチェスコ・ルスティーチ通称イル・ルスティーチ(シエナ、1592‐1626)の「砂漠の聖ジョヴァンニーノ」


P1400813
クリストファーノ・ルスティーチ(シエナ、1552‐1614)の「シエナの聖カテリーナの神秘な結婚とアレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1400818
ラッタンツィオ・ボナストリの「キリストの変容を幻視するシエナの聖カテリーナ」


P1400821
ドメニコ・カファッジ通称カーポ(セッティニャーノ、1530‐シエナ、1609)の「キリストの復活」


P1400825
フランチェスコ・ヴァンニ(シエナ、1564‐1610)の「銭の貢ぎ」


P1400829
フランチェスコ・ヴァンニの「無原罪の聖母」


P1400832
ヴィンチェンツォ・ルスティーチ(シエナ、1557‐1632)の「ピエタ」


P1400835
アレッサンドロ・カソラーニとヴィンチェンツォ・ルスティーチの「聖母子とシエナの聖ベルナルディーノとシエナの聖カテリーナ」


P1400840
ヴェントゥーラ・サリンベーニ(シエナ、1569‐1613)の「賛辞の聖母」


P1400844
アレッサンドロ・カソラーニ(メンサーノ、1552‐シエナ、1606)の「磔刑像を抱きながら瞑想する聖フランチェスコ」


P1400848
フランチェスコ・ヴァンニの「自画像」


P1400851
バルトロメオ・ネローニ通称イル・リッチョ(シエナ、1532‐1571記録)の「父なる神とキリストと聖母」


P1400855
バルトロメオ・ネローニ通称イル・リッチョの「天上の聖母子を崇める信者たち」


P1400858
ロレンツォ・ディ・マリアーノ通称イル・マッリーナ(シエナ、1476‐1534)の「悲痛のマグダラのマリア」


P1400862
ドメニコ・ベッカフーミの「悪天使を退治する大天使ミケーレ」


P1400867
ドメニコ・ベッカフーミの「リンボのキリスト」


P1400869
ソドマ(ヴェルチェッリ、1477‐シエナ、1549)の「ゲッセマネ園のキリストの祈り」


P1400875
ドメニコ・ベッカフーミ(モンタペルティ、1484‐シエナ、1551)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1528c)


P1400878
ソドマの「リンボのキリスト」


P1400882
Justus Sustermans (Anversa, 1597- Firenze, 1681) の「トスカーナ大公夫人ヴィットリア・デッラ・ローヴェレ(1622‐1694)の肖像」


P1400887
ルティーリオ・マネッティ(シエナ、1571‐1639)の「Dante e Virgilio」


P1400890
Maestro di Tressa の「ベネデット会修道士の救済」(1215)


P1400892
ドッチョ・ディ・ブオンニンセーニャと工房の「聖母子」


P1400894


P1400897
アルノルフォ・ディ・カンビオの追随者(1290‐1300)の「教皇聖クレメンテ?」


P1400899
13世紀のシエナの親方の「彩色磔刑像」


P1400903
14世紀初頭のシエナの無名画家の「祈る救世主」


P1400906
Maestro del paliotto di San Giovanni Battista の「洗礼者ヨハネの物語」(1270‐80)


P1400908


P1400909



P1400910


P1400913
グイド・ディ・グラツィア—ノ(シエナ、1278‐1302記録)の「聖フランチェスコとその生涯の物語」


P1400915
グイド・ダ・シエナ(13世紀後半にシエナで活動)の「聖母子と4聖人」


P1400917
中央の聖母子


P1400918
右は福音書記者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア


P1400919
左は聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニ


P1400922
グイド・ダ・シエナとディエティサルヴィ・ディ・スペーメの「ベアート・アンドレア・ガッレラーニの二連画」
裏面にも描かれてます。


P1400926
裏面


P1400927
グイド・ダ・シエナの「聖母子と四聖人」


P1400929
中央


P1400930
左は聖パオロと聖ピエトロ


P1400931
右は福音書記者聖ジョヴァンニと聖アンドレア


P1400934
ディエティサルヴィ・ディ・スペーメ(シエナ、1259‐1291存在確認)の「玉座の聖母子」


P1400938
ジーリオ・ディ・ピエトロ(13世紀シエナで活動)の「聖母子」


P1400940
ディエティサルヴィ・ディ・スペーメの「聖キアーラの二連画」


P1400943
グイド・ディ・グラツィア—ノの「玉座の聖ピエトロ」


P1400945
聖ピエトロの生涯が描かれていると思っていたら、受胎告知があるので違うようです。


P1400946
聖ピエトロの逆さ磔があるので、聖ピエトロの生涯も描かれていると判断できます。


P1400948 
ドゥッチョ・ブオニンセーニャ(シエナ、1255/57-1318/19)の「聖母子と聖人たち」


P1400950
中央


P1400951
右は聖ピエトロと聖ドメニコ


P1400952
左は聖アゴスティーノと聖パオロ


P1400954
フランチェスコ・ディ・セーニャ(1328‐1348記録)制作かも知れない「彩色磔刑像」


P1400957
Maestro di Citta di Castello(13世紀末から14世紀初頭に活動)の「聖母子と聖人たち」


P1400959
中央


P1400960
左は聖アゴスティーノと聖パオロ


P1400961
右は聖ピエトロと聖アントニオ・アバーテ


P1400963
ニッコロ・ディ・セーニャ(シエナ、1331‐1345存在確認)の「聖人たち」
上は聖ルチア、聖ロレンツォ、聖アンドレア、洗礼は聖ジョヴァンニ
下は聖ベネデットと大天使ミケーレ


P1400967
ニッコロ・ディ・セーニャの「彩色磔刑像」


P1400970
ニッコロ・ディ・セーニャの「聖人たち」
上は福音書記者聖ジョヴァンニ、聖ジャコモ、聖ジョヴァンニ・アルベルト、マグダラのマリア
下は聖バルトロメオ、聖二コラ


P1400972
シモーネ・マルティーニ(シエナ、1284/1290ーアヴィニョン、1344)の「慈悲の聖母」


P1400976
ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャの「サンタ・マリア・デッラ・スカラ病院のポリッティコ」


P1400978
中央


P1400979
左の聖アグネスと福音書記者聖ジョヴァンニ


P1400980
左上


P1400981
中央上


P1400982
右上


P1400983
右下の洗礼者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア


P1400986
セーニャ・ディ・ブオナヴェントゥーラ(シエナ、1298‐1327)の「彩色磔刑像」
(つづく)

P1670060
翌朝です。


P1670061
広場は青空市が行われていました。


P1670041
朝食中の時、ホテルの人から鉄道がストライキで動いていないかも知れないと伝えられました。この日は、午前10時くらいの快速列車でリミニに向かう予定でしたが、予想外のスト情報を得たので、その確認のため駅に来ました。荷物はホテルに置いたままです。
スト情報は事実でした。しかし、ホームに行ってみたら、特急列車はいつも通り運行されていました。
電光時刻表に午後2時過ぎに代替えバス運行予定と出ていたので、それを信じてホテルに戻りました。ストは所謂「山猫スト」で、州内に限定した抜き打ちストだったようです。


P1670057
じたばたしても仕方がないので、町歩きをしました。


P1670059
昨夏の旅は、ストに振り回されたことが思い出です。


P1670062
イタリア運輸省のHPにスト情報サイトがありますが、予めそれに掲載されているストは対応可能です。


P1670063
しかし、それに掲載されたいないストに対しては無防備で、お手上げです。


P1670065
2015年の旅でフォルリを卒業した筈ですが、ピエロ・デッラ・フランチェスカ特別展のため、再度くることになりました。今度はストのため、フォルリの街歩きを再びじっくり行うことになりました。


P1670067
この翌日もまた山猫スト、翌々日がスト情報サイト掲載の全国規模のストでした。


P1670068
フォルリの駅のアナウンスが秀逸でした。「神のご加護を」ですからね。


P1670069
ドゥオーモ広場も青空市でした。


P1670071
広場によって出ている店の種類が違います。


P1670073
拝観はパス。


P1670074


P1670076
この旅ではまだ拝観していないサン・ビアージョ教会に向かいました。


P1670077
新しい建物と古い建物が混在しています。


P1670079
突き当りを左折します。


P1670081
写真右に教会が写ってます。


P1670083
ブオン・パストーレ教会です。


P1670085
この先にも教会らしい建物があります。


P1670086
これですね。


P1670087
活動を停止した旧教会でしょうね。


P1670088
サン・ビアージョ教会です。


P1670089
ローマ時代に既に初期キリスト教会があったそうです。


P1670091
1433年に建設されたゴシック様式の建物が二代目で、当時教区教会でした。


P1670090
新しい建物に見えますが、それは当然です。
1944年に直撃弾を受けて、建物は完全に倒壊、1952年に再再建された三代目の建物ですから。


P1670092
新しい建物の奉献は1953年に執り行われました。
この新しい教会に来たのは、戦災を免れた傑作を見るためです。


P1670093
ラテン十字形の明るい内部です。


P1670094


P1670095


P1670096
木組みの梁の天井


P1670097
主祭壇


P1670137
戦後に作られたものでしょう。


P1670138
これも新しいものでしょう。


P1670099
クーポラ


P1670098
カテリーナ・スフォルツァがメロッツォ・ダ・フォルリ、マルコ・パルメッツァーノに注文して描かれたフレスコ画は1944年の爆撃によって失われてしまいました。


P1670101


P1670103
微細なモザイクで出来てます。


P1670107
バルダッサッレ・カッラーリ(フォルリ、1484‐1516活動)の「磔刑と聖人たち」
傷みがありますが、戦災によるものです。


P1670111
グイド・レーニの「無原罪の御宿り」


P1670112
このトリッティコは貴重です。


P1670114
マルコ・パルメッツァーノの「聖母子と聖人たちのトリッティコ」(15世紀末)
保護板に覆われています。


P1670120
中央パネル


P1670122
向かって左


P1670125
向かって右


P1670127
中央の裾絵


P1670133
ルネッタの作品が新しいのは仕方がないでしょう。


P1670135
その下にある磔刑像


P1670143
マルコの作品をもう一度見ました。


P1670100
戦争は嫌だと再認識させられる教会でした。


800px-Chiesa_di_San_Biagio_a_Forlì,_inizio_novecento
戦災に遭う以前の教会の姿です。(外部サイトより写真を拝借)


1
戦災で失われたフレスコ画


P1670131


P1670144
新しい建物ですが、貴重な美術作品があるので、美術ファンにとっては必訪でしょう。ただ、それを知らないと意外に拝観しないかもしれません。


P1670145
次はコルプス・ドミーニ教会です。


P1670146
空は薄曇りでした。


P1670147
この建物は有名です。


P1670149
入口扉の左右の彫刻は当時の流行でした。


P1670148


P1670150


P1670151
狭間がある建物があります。


P1670154


P1670153


P1670152
道幅が狭いので、建物全体の写真が撮れません。


P1670155
この先はドゥオーモ広場です。


P1670156
コルプス・ドミーニ教会です。


P1670300
ドゥオーモの斜め横にある教会です。


P1670170
そのファサード


P1670157


P1670169
開いていたので拝観しました。


P1670159


P1670160


P1670161


P1670162


P1670164
 
ガエターノ・ガンドルフィの主祭壇画


P1670166
ガエターノ・ガンドルフィの作品


P1670168
詳細不明


P1670171
(つづく)

P1670310
次はサン・メルクリアーレ聖堂です。


P1670311
この辺ではガリバルディ大通りです。アウレリオ・サッフィ広場を境にして通りの名称が変わります。


P1670312
何となく新しい建物が多いように感じますが、それは当然です。


P1670313
ホテルを通り過ぎました。


P1670314
第二次世界大戦中、フォルリは連合国とドイツの両方から爆撃されて大きな被害を受け、戦後の修復されたり改築された建物が多いので新しく見えるのです。


P1670315
イタリアは、ムッソリーニ時代の第二次世界大戦の初期には連合国によって爆撃され、ムッソリーニ政権が倒れると今度はドイツから爆撃を受けたのです。


P1670316
サッフィ広場に行く前に市の塔を見学しました。


P1670317
市の塔です。監獄だったり処刑場だったりと、暗い歴史のある塔ですが、この塔も戦後に大修復されたもので、殆ど新築に近いとされてます。


P1670319
サッフィ広場に向かいました。


P1670320
サッフィ広場です。


P1670327
僅かに覗いていた青空が消えて、黒い雲が押し寄せてきました。


P1670323
広場の端にあるのは、スッフラージョ教会です。


P1670430
やがて遠雷が聞こえてきました。


P1670328
広場の中心に立っているのは、政治家でイタリア統一の英雄の一人アウレリオ・サッフィ(フォルリ、1819‐1890)の像です。


P1670329
サン・メルクリアーレ聖堂です。


P1670330
5世紀頃、既にこの地に小さな教会があったとされてます。1176年創建、1232年完成の古い教会ですが、歴史の荒波に揉まれて何度も大きな被害を受け、その度に修復を繰り返しました。第二次世界大戦中に爆撃され身廊が崩落したので、、戦後に大修復された建物が現在の姿です。


151
入り口扉上ルネッタの彫刻


P1670331
隣接する修道院回廊です。


P1670334
15世紀に建築された回廊ですが、現在のものは17世紀の大改修後の姿です。


P1670335
回廊の壁にフレスコ画が残ってます。


P1670337
残念ながらフレスコ画の状態は悲惨です。


P1670338
傷みが激しく何が描かれているのか判別できない箇所が殆どです。


P1670340
状態が良い方でこれですから。


P1670341


P1670343
完全に塗り潰された箇所


P1670434
後陣


P1670433
高さ75.4mの鐘楼


P1670431
聖堂内に入ります。


P1670344
三廊式、ロマネスク様式の内部です。


P1670346
左側


P1670345
右側


P1670347
天井


P1670348
1944年の爆撃によって崩落した所は、戦後に修復されたので新しく見えます。


P1670349
主祭壇


P1670350
制作者など詳細不明


P1670351
外が薄暗いので良く見えません。


P1670352
礼拝堂の天井


P1670354
パッシニャーノの「聖母子と2聖人」


P1670356
フランチェスコ・ディ・シモーネ・フェッルッチの「聖母子」


P1670361
マルコ・パルメッツァーノの「玉座の聖母子と福音書記者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1670364
詳細不明のフレスコ画


P1670375
バルバラ・マンフレディの墓


P1670374



P1670378
右側廊


P1670379
左側廊


P1670380
新しい柱が多いようです。


P1670377
聖水盤


P1670381
詳細不明の磔刑像


P1670387
パルコ・パルメッツァーノの「聖母と聖人たち」


P1670390
沢山の作品が展示されている礼拝堂です。


P1670396
ロベルト・デ・クービスの「ピエタ」(1971‐74)


P1670420
チゴリ、パッシニャーノ、ルティーリオ・マネッティなどの作品があるそうですが、作品説明板がないので、素人の私には作品帰属が分かりません。


P1670394


P1670398


P1670401
チゴリの作品?


P1670404


P1670407


P1670411


P1670414


P1670416


P1670424


P1670426
解説書が必要と思いました。


P1670429
外に出ました。


P1670432
歩き始めたら、小雨が顔に当たりました。


P1670435
突如稲光と共に雷鳴が聞こえました。


P1670438


P1670439
5月末の午後5時前でこの暗さです。


P1670440
ホテルに戻った方が無難と判断して、引き返しました。


P1670441


P1670442


P1670443
地元の人たちは悠然と歩いてました。


P1670445
郵便局の建物


P1670447
ここまで来た時、物凄い稲光とバリバリの大音。多分、市の塔に落雷したと思いました。慌ててホテルに走りました。


P1670449
ホテルのベランダから撮った写真。


P1670450
(つづく)


P2060289
FS駅に到着しました。
フォルリは、人口117,820人(2016年6月30日現在)のエミリア・ロマーニャ州フォルリ・チェゼーナ県の県都です。


P2050708
毎年のように訪れてますが、2015年に来たのを最後に卒業の予定でしたが、2016年にピエロ・デッラ・フランチェスカの特別展が開催させるとの情報に接したので、それを見るために来ることになりました。


P2050709
駅舎です。


P2050710
徒歩でこの日のお宿に向かいました。


P2050711
チェントロの中心にある教会の鐘楼と市庁舎の時計台が見えます。あそこまで2㎞弱といったところでしょう。


P2050712
バスならば6.7分で行けますが、連日のイタリア料理で体重が増えたので、ダイエットのために敢えて歩くことにしたのです。


P2050713
そうは言っても大きな荷物を引っ張っての歩行ですから、その速度が遅いのでダイエットにはならないと思いました。


P2050714
見慣れたモニュメント


P2050715
モニュメントを右折すれば、チェントロの入り口です。


P2050716
ピアチェンツァからリミニへと続くエミリア街道です。


P2050717
フォルリではレプッブリカ大通りと称されてます。


P2050718
道の左側に歴史的建造物が並んでます。


P2050719
街は非常に綺麗です。


P2050720
バスが通り過ぎて行くのを見て、バスに乗れば良かったとチョッピリ後悔。


P2050721
サン・ペッレグリーノ教会です。


P2050722
この教会が開いているのは珍しいのですが、大きな荷物があるので拝観するわけにはいきません。


P2050723
柱廊があるのは中心に近づいてきたことを示します。


P2050724
柱廊がある建物を見たかったので、反対側を歩きました。


P2050725
広場にやってきました。


P2050726
ここまで25分かかりました。


P2050728
フォルリの中心サッフィ広場です。


P2050727
カテリーナ・スフォルツァの居城だったこともあるPalazzo Comunale


P2050738
旧ドゥオーモのサン・メルクアーレ教会です。


P2050743
広場を過ぎれば、直ぐにこの日のお宿があります。


P1670064
フォルリで泊まるときはこのホテルにしています。


P2050745
荷物をホテルに預けて身軽になったので、早速街歩きを始めました。


P2050746
正午を過ぎたので、ドゥオーモが閉まっている時間ですが、それでも立ち寄ってみました。


P2050747
ところがまだ開いていました。


P2050757
サンタ・クローチェ大聖堂です。12世紀創建の古い教会ですが、現在の新古典様式の建物は1841年に再建された新しいものです。


P2050748
三廊式、コリント式列柱が立ち並ぶ堂々とした内部です。


P2050749


P2050750


P2050754
主祭壇に近づこうとした時、写真手前の人が扉を閉める合図の鐘を鳴らしたのです。


P2050756
直ぐに外に出ました。


P2050758
夕方にまた来れば良いのです。


P2050759
ドゥオーモ広場


P2050762
そろそろ昼食時です。


P2050763
1815年から1819年に建設されたマドンナ・デル・フォーコ教会です。


P2050765
まだ拝観したことがありません。


P2050766
ルネッタのフレスコ画


P2050767
晴れてきました。


P2050768
サン・ドメニコ教会横に美味しい店があります。


P2060279
この店で食べました。


P2050770
旧サン・セバスティアーノ祈祷所です。現在は展示会などに使用されてます。


P2050773
サン・ドメニコ教会です。


P2050774
サン・ドメニコ修道院だった建物が、現在サン・ドメニコ市立美術館になってます。


P2050775
市立美術館でピエロ・デッラ・フランセスカ特別展が開催されていました。


P2060274
ピエロ展については既に取り上げました。


P2060275
私が行った日は空いていましたが、行列が出来た日もあったと聞いてます。


P2060277
常設展の写真が撮れたのが大収穫でした。


P2060278


P2060280
あとはブラブラ歩きを楽しむだけです。


P2060281


P2060282
教会だった建物です。


P2060283


P2060284
一旦ホテルに戻って一休み。


P2060285
中心地に泊まると、疲れたら途中でホテルで一休みできるのが利点です。


P2060286
一休み後、町歩きを再開しました。


P1670290
再びドゥオーモへ。


P1670294
開いていたので拝観しました。


P1670302
古い建物を飾っていた作品は美術館に移され、中は新しいものばかりで見どころというべきものがありません。


P1670304
メロッツォ・ダ・フォルリの複製フレスコ画があります。


P1670306
本物はヴァチカン絵画館にあります。


P1670309



P1670307
外に出ました。


P1670299
司教館?


P1670300


P1670297
(つづく)








P1400582
マルコ・ビージョ(シエナで16世紀前半に活動)の「ヴィーナスの寓意」


P1400586
マルコ・ピーノ(シエナ、1521‐ナポリ、1582)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」


P1400591
ドメニコ・ベッカフーミの「4聖人」


P1400594
ジョルジョ・ディ・ジョヴァンニ(シエナ、1538‐1559記録)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1530‐35)


P1400597
ドメニコ・ベッカフーミのサークルの無名画家の「聖人たち」


P1400600
マルコ・ピーノの「聖母子と聖ガルガーノと聖パオロ」


P1400603
マルコ・ビージョの「聖母子とシエナの聖ベルナルディーノとシエナの聖カテリーナ」(1540c)


P1400606
マルコ・ビージョの「聖ロッコ」(1540c)


P1400609
マルコ・ビージョの「死せるキリスト」(1540c)


P1400611
ドメニコ・ベッカフーミの「聖母の誕生」(1530c)


P1400613
アルカンジェロ・サリンベーニの「キリストの洗礼」


P1400617
ジョルジョ・ディ・ジョヴァンニの4作品


P1400620
ドメニコ・ベッカフーミの「聖母戴冠と聖人たち」(1540c)


P1400626
ドメニコ・ベッカフーミの「シエナ大聖堂のカルトーネ」


P1400629
ドメニコ・ベッカフーミの「シエナ大聖堂のカルトーネ」


P1400632
ドメニコ・ベッカフーミの「聖アントニオア・アバーテ」(1538‐40)


P1400634
ドメニコ・ベッカフーミの「聖母子」(1538‐40)


P1400637
ドメニコ・ベッカフーミの「ピエタのキリスト」(1538‐40)


P1400640
ドメニコ・ベッカフーミの「聖アントニオ・アバーテ」(1538‐40)


P1400641
16世紀初頭のシエナ派無名画家の「磔刑」


0fa824a81e9d34ccf2be200e07dd3efe279417
カルロ・ディ・アンドレア・ガレッティ(シエナ、1497‐1523)の「ダヴィデ、大天使ミケーレ、大天使ラッファエーレ」


P1400648
ジローラモ・デル・パッキア(シエナ、1477‐1533活動)の「受胎告知とご訪問」(1518)


P1400651
ジローラモ・デル・パッキアの「聖家族とシエナの聖カテリーナ」


P1400658
ソドマ(ヴェルチェッリ、1477‐シエナ、1549)の「荊刑のキリスト」


P1400660
マリオット・アルベルティネッリ(フィレンツェ、1474‐1515)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1400664
マリオット・アルベルティネッリの「マグダラのマリア」


P1400666
ソドマの「ご誕生と聖ジョヴァンニーノ」(1504‐05)


P1400672
ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1476‐1551)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノとパドヴァの聖アントニオ」(1510)


P1400675
ソドマの「十字架降下の祭壇画」(1510)


P1400678
本体部分


P1040210
裾絵


P1040211
「キリストの受難」がテーマ


P1040212


P1040213


P1040214


P1040247
ベルナルディーノ・メイ(シエナ、1612‐ローマ、1676)の「聖ピエトロの殉教」


P1040249
ベルナルディーノ・メイの「教皇アレッサンドロ3世バンディネッリの肖像」(1652)


P1400694
ルティーリオ・マネッティとドメニコ・マネッティの「聖母に教育する聖アンナ」


P1400698
ベルナルディーノ・メイの「Ghismunda」



P1040241
ベルナルディーノ・メイの「磔刑を見つめて瞑想するマグダラのマリア」


P1040239
ベルナルディーノ・メイの「平和の寓意」


P1400707
ベルナルディーノ・メイの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」


P1400711
ベルナルディーノ・メイの「清純の寓意」


P1040234
ベルナルディーノ・メイの「勝利の寓意」


P1040229
ベルナルディーノ・メイの「不公正の寓意」


P1400719
ベルナルディーノ・メイの「福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1040225
ベルナルディーノ・メイの「聖ジローラモ」


P1040223
17世紀のシエナ派無名画家の「4人の男」(17世紀第2四半世紀)


P1040221
ベルナルディーノ・メイの「ローランド・バンディネッリ枢機卿の肖像」(1653)


P1040219
ラッファエッロ・ヴァンニ(シエナ、1595‐1673)の「聖パオロの殉教」


P1400738
アストルフォ・ペトラッツィ(シエナ、1580‐1653)の「この人を見よ」


P1400740
ラッファエッロ・ヴァンニの「遊ぶ幼児たち」


P1400748
アストルフォ・ペトラッツィの「リュートを弾く女」


P1400751
ルティーリオ・マネッティ(シエナ、1571‐1639)の「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1400756
ニッコロ・トルニオーリ(シエナ、1598‐1651)の「ベアート・ジョヴァッキーノ・ピッコロミーニの恍惚」


P1400758
ルティーリオ・マネッティの「聖マッテオ」


P1400761
ルティーリオ・マネッティの「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1400766
ルティーリオ・マネッティの「シエナの聖カテリーナ」


P1400768
ルティーリオ・マネッティの「砂漠の聖ジョヴァンニーノ」


P1400772
ベルナルディーノ・カピテッリ(シエナ、1589‐1639)の「聖母子と聖女と天使」


P1400774
ルティーリオ・マネッティの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」


P1400778
ルティーリオ・マネッティの「スザンナの水浴」


P1400783
ルティーリオ・マネッティの「聖母戴冠と聖人たち」


P1400788
ルティーリオ・マネッティの「聖アンサーノの殉教」


P1400792
セバスティアーノ・フォッリ(シエナ、1569‐1621)の「聖サヴィーノの幻視」


P1400799
ピエトロ・ソッリ(1556?-シエナ、1622)の「聖ジャコモ・ミノーレの殉教」
(つづく)

P1670637
この辺一帯はローマ時代の遺跡の上に建てられてます。


P1670639
サン・フランチェスコ教会の前が絵画館なので、どうしても目が行ってしまいます。


P1670641
修復作業のため休館と出てますが、休工が長過ぎます。


P1670642
次はサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。


P1670644
教会は低い場所にあります。


P1670645
階段を下ります。


P1670647
サンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会の後陣に出ました。ファサードは交通量の激しい通りに面してます。


P1670649
ロマネスク様式の古い建物です。


P1670650
残念ながら扉が閉まっていました。


P1670652
この地に6世紀と7世紀に建てられた小さな2つの教会がありましたが、その後の戦乱によって消失してしまいました。現在のロマネスク様式の建物が建てられたのは11-12世紀のことでした。


P1670653


P1670654


P1670655


P1670656
ファサードだけでも見る価値は十分にあります。


P1670657


P1670658


P1670659


P1670660
最近は閉まっていることが多いようですが、開いていたら拝観をお勧めします。その価値は十分にあると思います。


P1670662
ドゥオーモは丘の上にあるので、かなり上る必要があります。


P1670663
上の道です。


P1670664
道幅が狭いので、ファサードの全景が撮れません。


P1670665
15世紀に建築されたLoggia dei Mercanti、商業取引所です。


P1670667
ヴェネツィア・ゴシック様式の傑作とされる建物です。


P1670668


P1670669
道草をしてしまいました。今度こそドゥオーモに向かいます。


090
道を上っていくと港が見えてきます。


096
ローマ時代の遺跡


111
サンティ・ペッレグリーノ・エ・テレーザ教会を通り過ぎました。


115
階段を上ります。


113
上って行くに従って視界が開けてきます。


114


172
階段を上って行くとドゥオーモの後陣に出ます。


174
ドゥオーモのファサード


175
鐘楼


178
ファサード側に出入り口は普通閉まっています。聖堂内に入るには身廊側の出入り口を利用します。


179
聖堂内に入りました。


181
三廊式、ビザンチン様式の内部です。


182
重厚な感じがします。


180


197
クリプタ


198
聖チリアーコの墓


193
レオナルド・ナポレターノの「聖人たちの浮彫」(1189)


194
この浮彫が大聖堂の最大の見どころでしょう。


201
左翼廊の礼拝堂


205
地味なクーポラ


206
外に出ました。


176
ファサードの左右のライオン像


177


119


127


208
ドゥオーモの先はパスしました。


P1670670
元の道に戻りました。
この建物は15世紀に建設されたPalazzo Benincasaです。


P1670673
突き当りの広場に教会があります。


P1670675
サンティッシモ・サクラメント教会です。


P1670674
広場を挟んでオペラ劇場の前にあります。


P1670676
1538年から1776年に建設された後期バロック様式の教会です。


P1670679
開いていたので拝観しました。


P1670680
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


P1670682
傑作があるとは言えませんが、美術ファンを楽しませる数点の祭壇画があることで知られてます。


P1670681


P1670683


P1670685
クーポラ


P1670701
クーポラの四隅に描かれたフレスコ画はフランチェスコ・ポデスキの「四福音書記者」です。


P1670702


P1670684
主祭壇


P1670692
主祭壇画はフランチェスコ・カッチャニーガ(1700‐1781)の作品


P1670687
左翼廊の礼拝堂


P1670699
チェーザレ・ダンディーニ(1594‐1658)の「聖カルロ・ボッロメオ」


P1670705
18世紀のマルケの無名画家の「無原罪の御宿り」


P1670709
フランチェスコ・カッチャニーガの「パドヴァの聖アントニオの幻視」


P1670715
フィリッポ・ベッリーニ・ダ・ウルビーノ(1550‐1604)の「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


P1670718
パスクゥア―レ・チャランボーニ・ダ・トレーラ(1734‐1792)の「大天使とトビアス」


P1670689


P1670726
外に出ました。


P1670728


P1670734
サン・ビアージョ教会は見どころがあまりないのでパスしました。


P1670737
写真左に有名な泉が見えてます。


P1670738
16世紀にペッレグリーノ・ティバルディによって制作されたFontana del Calamo です。


P1670739


P1670743
この辺がチェントロの中心です。


P1670746


P1670748


P1670751
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


P1670759


136
帰りは鉄道でアンコーナ駅まで帰りました。
(おわり)

P1040848
国立絵画館が設けられているPalazzo Buonsignori-Brigidi です。


P1040050
シエナ派絵画の殿堂である国立絵画館は1932年に設立されました。


P1400394
パラッツォの中に入ると、このフレスコ画が目に飛び込んできます。
アンドレア・ディ・ニッコロ(シエナで1462‐1514活動)の「聖母子」


P1400404
切符売り場
ここは、写真券を購入すれば随分前から写真がOKでした。手荷物がある場合、ロッカーを無料で貸してくれますが、そのカギは写真貼付の身分証明書と引き換えになります。日本人旅行者の場合、それがパスポートになるので注意が必要です。


P1400398
中庭


P1400399
中庭の古井戸


P1400400
中庭の壁にある「磔刑」のフレスコ画(詳細不明)


P1400403
展示室は2階、3階、4階になってます。


P1400406
ジローラモ・ディ・クレモナの「受胎告知」


P1400409
アンドレア・ディ・ニッコロの「玉座の聖母子と4聖人(アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖アゴスティーノ、聖モニカ、聖セバスティアーノ」(1500)


P1400413
Maestro del Retablo di Bolea の「幼きキリスト絵の崇拝」(15世紀末)


P1400417
Maestro da Volterra (アンドレア・デル・サルトのサークルのフィレンツェの無名画家)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1400420
イル・リッチョ(シエナ、1532‐1571記録)の「天国」


P1400423
ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1476‐1551)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1400427
イル・ポマランチョ(ポマランチョ、1552‐ローマ、1626)の「聖母子とシエナの聖カテリーナと聖ジョヴァンニーノ」


P1400433
ジョルジョ・ヴァザーリ(アレッツォ、1511‐フィレンツェ、1574)の「キリストの復活」


P1400438
Maestro da Volterra (アンドレア・デル・サルトのサークルのフィレンツェの無名画家)の「聖母子」


P1400440
ジローラモ・シチョランテ・ダ・セルモネータ(セルモネータ、1521‐ローマ、1580)の「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」


P1400445
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌート(シエナ、1470‐1524)の「ご誕生」


P1400448
ベルナルディーノ・フンガイの「聖母子とマグダラのマリアと聖アントニオ・アバーテ」


P1400453
ピエトロ・ディ・フランチェスコ・デリ・オリオーリ(シエナ、1458‐1496)の「ポリッティコ」


P1400454
「聖母子と聖オノフリオと聖バルトロメオ」(メインパネル)


P1400456
ルネッタの「ピエタのキリストと聖ジローラモと聖フランチェスコ」


P1400458
裾絵


P1400459


P1400460


P1400461


P1400463
バルトロメオ・フンガイ(シエナ、1460‐1516)の「聖母子」


P1400466
ピエトロ・ディ・フランチェスコ・デリ・オリオーリの「キリストの昇天」


P1400471
バルトロメオ・フンガイの「聖母子と聖人たち」


P1400476
バルトロメオ・フンガイの「聖母被昇天」


P1400481
ピエトロ・ディ・フランチェスコ・デリ・オリオーリの「ご訪問と聖人たち」(1495)


P1400484
ジローラモ・ジェンガの「エネアのトロイアからの脱出」(1508‐09)


P1400487
ジローラモ・ジェンガの「クイント・ファビオ・マッシモの逸話」(1508‐09)


P1400491
正面から撮ると光ってしまった。


P1400492
横から撮ると少しはマシ?
ピエトロ・ディ・フランチェスコ・デリ・オリオーリの「ご訪問と2聖人」


P1400493
「ご訪問」


P1400494
「大天使ミケーレ」


P1400495
「聖フランチェスコ」


P1400497
ジローラモ・デル・パッキア(シエナ、1477‐1533)の「正義の女神」


P1400500
ジローラモ・デル・パッキアの「信義の女神」


P1400506
ジローラモ・デル・パッキアの「La Fortezza」


P1400512
ジローラモ・デル・パッキアの「La Carita」


P1400504
ピエトロ・ディ・フランチェスコ・デリ・オリオーリの「羊飼いの礼拝と洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1400510
ジャコモ・パッキアロッティ(シエナ、1474‐1540)の「羊飼いの礼拝」


P1400517
フランチェスコ・フリーニ(フィレンツェ、1603‐1646)の「マグダラのマリア」


P1400520
ミケーレ・デスプレオ(1602‐1676)の「ヘラクレスとオレファレ」


P1400523
イル・リッチョの「聖母戴冠」


P1400524


P1400527
フランチェスコ・クッラディ(フィレンツェ、1570‐1661)の「羊飼いの礼拝」


P1400529
彫刻の展示


P1400530


P1400531


P1400532
展示室の窓越しの眺め


P1400534


P1400535


P1400536


P1400537
ブレーシャニーノ(シエナで1505‐1524活動、フィレンツェで1525以降活動)の「La Carita」、「Lucrezia Romana」、「La Fede」(1517‐18)


P1400541
ブレーシャニーノの「ポルタ・トゥーフィのモンテオリヴェートの祭壇画」(1514‐15)


P1400545
ブレーシャニーノの「シエナの聖カテリーナ」


P1400548
アントニオ・マガーニャまたはシノルフォ・ダンドレア?の「聖母子とシエナの聖カテリーナと聖ジローラモ」(1513‐14c)


P1400551
ドメニコ・ベッカフーミ(モンタペルティ、1484‐シエナ、1551)の「三位一体と4聖人」(1513)


P1400554
ドメニコ・ベッカフーミの「聖母子」


P1400558
ドメニコ・ベッカフーミの「聖母子」


P1400561
ドメニコ・ベッカフーミの「聖ガルガーノ」


P1400564
ドメニコ・ベッカフーミの「聖アゴスティーノ」


P1400566
ドメニコ・ベッカフーミの「聖パオロ」


P1400568
ドメニコ・ベッカフーミの「ピエタのキリスト」


P1400575
ドメニコ・ベッカフーミの「ポルタ・トゥーフィのモンテオリヴェート修道院の聖カテリーナの祭壇画」(1514‐17)


P1400576
メインパネルの「聖痕を受けるシエナの聖カテリーナ」


P1400577
裾絵


P1400578


P1400579
(つづく)

P1980371
展示物が少なくガランとした部屋です。


P1980372
マルコ・バサイ—ティ?の「若い男の肖像」(15世紀末―16世紀初頭)


P1980374
ヴェネトの無名画家の「若い男の肖像」


P1980376
ジローラモ・ダ・サンタ・クローチェ(1503c‐1556)の「ご誕生」


P1980380
フランチェスコ・ダ・サンタ・クローチェ(1516‐1584記録)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1980383
ボッカッチョ・ボッカッチーニ(1467‐1527c)の「聖母子と2聖人」


P1980386
ボッカッチョ・ボッカッチーニの「聖母子」


P1980388
16世紀のヴェネトの無名画家の「男の肖像」


P1980391
ピエトロ・ロンバルド工房の「マルカントニオ・サベッリーコの墓石」


P1980393
ジョヴァンニ・ダルマータ(1440c‐1509以降没)の「男の胸像」


P1980396
ジョヴァンニ・ペルメニアーテ(16世紀に活動)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アゴスティーノ」


P1980399
エマヌエーレ・ザーネ(1610‐1690)の「聖スピリドーネとその物語」


P1980402
Maniera di Domenico Il Greco の「聖アゴスティーノに顕現する磔刑のキリストと聖母子」


P1980404
エル・グレコに帰属する「最後の晩餐」


P1980407


P1980409


P1980411


P1980412


P1980414
16世紀のギリシャ―ヴェネトの無名画家の「カナの晩餐」


P1980417
陶器類の展示


P1980419
レアンドロ・バッサーノの「聖ドメニコの晩餐」


P1980421
図書館に戻りました。


P1980422
そろそろ終わりです。


P1980423
金属製の紋章


P1980424
パラッツォの模型?


P1980426
アントニオ・コッラティーニと工房の「ドージェ御座船の飾り」


P1980428
ジュゼッペ・へインツ・イル・ジョーヴァネの「ムラーノに集結した船」(17世紀)


P1980431
ジュゼッペ・へインツ・イル・ジョーヴァネの「贖いの行列」(1648‐50)


P1980434


P1980435


P1980436
詳細不明


P1980438
様々な展示物


P1980439


P1980440
詳細不明


P1980442
この部屋で終わりです。


P1980443
大広間に戻りました。


P1980446
天井の装飾


P1980445
階段を下りました。


P1980449
午後5時閉館なので、もう少し時間が欲しいと思いました。


P1980451
外に出たら、すっかり夕方でした。


P1980453
入館時間が遅かったので、少し駆け足で見てしまいました。


P1980452
何回足を運んでも飽きない博物館でした。


P1980496
(おわり)

P1670515
アンコーナ駅に到着しました。


P1670516
アンコーナは交通の要衝であり、マルケ州観光の拠点です。


006
駅舎


P1670517
駅前に広い道路が走ってます。


P1670518
この日のお宿は駅前のここです。


P1670520
荷物をホテルに置いて、早速街歩きに出発しました。


P1670521
道の先に丘が見えますが、そこがチェントロです。駅からチェントロまで2km以上離れてます。


P1670523
駅からバスでチェントロに向かうのが普通ですが、この日は徒歩でチェントロに向かいました。


P1670525
途中に特に見どころがある訳ではありません。


P1670527
写真左下に鉄道が走ってます。


P1670530
日差しを避けてポルティコを歩きました。


P1670534
アンコーナ港です。


P1670533
ピア門が見えてきました。


P1670536
教皇ピオ6世の命によって1787‐98年に建設された門です。


P1670538
門の裏側


P1670537
写真左下はアンコーナ・マリッティマ駅です。


146
フェリーが見えてます。


P1670539
丘の上にドゥオーモがあります。


P1670540
サン・フランチェスコ教会に行くつもりです。


P1670541
ドゥオーモに行く予定です。


P1670542


P1670544
チェントロまで、あと500m


151
トラヤヌス帝像が見えて来たらチェントロの入り口です。


P1670546
ローマ時代、トラヤヌス帝治世の時にアンコーナが繁栄を極めていたそうです。その記念として、この像が建てられたそうです。


P1670547
ここまで歩いて約30分ほどかかりました。


P1670549
アンコーナのオペラ劇場です。


P1670548
5年ほど前は、オペラの公演予定に合わせて旅程を組むことがありました。この劇場で2度オペラを観ましたが、ここで観たノルマが今までの中で最高でした。


P1670550
先ずサン・ドメニコ教会に向かいました。


P1670551
向かうと書きましたが、至近にあります。


P1670555
サン・ドメニコ教会です。


P1670554
広場の名称はPiazza del Papa


P1670552
塔がある建物は15世紀に建築されたPalazzo del Governo


P1670556
Palazzo del Governoは、県庁舎になってます。


P1670557
開いていたので拝観しました。


058
バロック様式の内部です。


062
近年修復されたばかりの様で、新しく見えました。


061
特に印象に残るような作品はありません。


P1670553
広場を後にしました。


P1670558
次は気になっている市立絵画館に向かいました。


P1670559
カルロ・クリヴェッリなどの傑作が多い市立絵画館です。


P1670561
Via Pizzecolli


P1670562
絵画館にやって来ました。


P1670563
相変わらず閉まったままでした。


P1670564
建物の修復工事のため、休館になったのは2010年頃だったと思います。


163
休館直後は確かに工事が行われていました。


164
工事の様子を見たことがありました。


P1670565
ところが、その後、工事の物音が全くしなくなって、扉が閉じられたままで数年経過。資金難のため、再開館の目途が立たないと聞いたことがありますが・・・・・


P1670566
絵画館を過ぎれば、直ぐにサン・フランチェスコ教会です。


P1670567
アンコーナにサン・フランチェスコ教会が2つあるので、アッレ・スカラ教会とも呼ばれてます。正式名称がサン・フランチェスコ・アッレ・スカラ教会なので、名称の後半部分を用いて区別しているようです。


P1670568
1323年に建設されたゴシック様式の建物です。


P1670633
先ずファサードの見学です。


P1670622


P1670623


P1670624


P1670625


P1670626


P1670627


P1670628


P1670630
開いていたので拝観しました。


P1670570
単廊式、バロック様式の内部です。


P1670572
左右の側壁に礼拝堂が設けられてます。


P1670571
右側壁


P1670573
後陣


P1670581


P1670580
主祭壇


P1670577
主祭壇画はロレンツォ・ロットの「聖母被昇天」(1550)


P1670578
傑作です。


P1670588


P1670594


P1670598
新しそうな十字架


P1670599
その下の浮彫


P1670601


P1670604
ペッレグリーノ・ティバルディの「キリストの洗礼」


P1670607
19世紀初頭のマルケの無名画家の「聖ジョヴァンニ・ディオ」


P1670611
ジローラモ・セスティ(1560‐1603活動)の「聖マッテオと天使」


P1670574
祭壇前から見た出入口方向


P1670609
もう一度祭壇を見てから外に出ました。


P1670632
ロレンツォ・ロットの作品が秀逸でした。


P1670634
鐘楼の中にもフレスコ画があるようです。


P1670631
ファサード前から海が見えました。


P1670636
(つづく)

P1980236
Modi Del Bouts? の「聖母子」


P1980239
15世紀のフランドルの無名画家の「聖母子」


P1980242
15世紀のフランドルの無名画家の「2聖人」
この作品の裏にも描かれてます。


P1980244
15世紀のフランドルの無名画家の「受胎告知」


P1980246
アントネッロ・ダ・メッシーナの「ピエタ」


P1980250
Dierick Bouts (1400-1475 記録)に帰属する「聖母子」


P1980253
Hugo Van Der Goes (1440c-1482) の「磔刑」


P1980256
Hans Fries (16世紀初頭)の「聖母子と天使たち」


P1980259
15世紀のドイツの無名画家の「マギの礼拝」


P1980262
Maniera di Paul Coeck の「子供の浪費の楽しみ」


P1980264
Maniera di Hieronymus Boschi の「聖アントニオの誘惑)(16世紀)


P1980267
「慈悲の聖母」らしいです。


P1980268
修復作業中ですね。


P1980269
Maniera di Lucas Cranach の「キリストの復活」(16世紀前半)


P1980273
Bartholomaus Bruyn (1493-1555 記録)の「頭蓋骨と冊子を手にした女性の肖像」


P1980274
彼女の夫の頭蓋骨との説がありますが、どうなんでしょうか?


P1980277
Jos Ammann Von Ravensburg に帰属する「聖カテリーナ」(15世紀初頭)


P1980280
Jos Ammann Von Ravensburg の「聖バルバラ」


P1980284
ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子」


P1980287
ジョヴァンニ・ベッリーニの「死せるキリストを支える2天使」


P1980289
ジョヴァンニ・ベッリーニの「キリストの変容」


P1980294
ジェンティーレ・ベッリーニ(1429c‐1507)の「ドージェ・ジョヴァンニ・モチェニーゴの肖像」


P1980296
ジョヴァンニ・ベッリーニの「磔刑」


P1980299
ジョヴァンニ・ベッリーニ工房の「ドージェ・ピエトロ・オルセオーロとドージェ夫人フェリチータ・マリペーロ」


P1980303
ジョヴァンニ・ベッリーニ流の描き方をする無名画家の「若き聖ラウレアート」


P1980306
ヤコポ・ベッリーニの「磔刑」


P1980309
ジョヴァンニ・ディ・マルティーノ・ダ・ウーディネ(1500c‐1535)に帰属する「聖母子と聖ジュゼッペと聖シモーネ」


P1980311
チーマ・ダ・コネリアーノ(1459c‐1518)の「聖母子と聖ニコロと聖ロレンツォ」


P1980314
ピエトロ・ドゥイア(1520‐1529記録)に帰属する「聖母子と2聖人と2信者」


P1980316
ヤコポ・ダ・ヴァレンツァ(1485‐1509記録)の「聖母子」


P1980319
ピエトロ・ドゥイアの「聖母子」


P1980320
聖母の表情を見るために少し傾けて撮ってみました。


P1980323
ロレンツォ・ロットの「聖母子と2天使」


P1980326
ヤコポ・ダ・ヴァレンツァの「聖母子」


P1980329
バルトロメオ・モンターニャの「聖家族」(1520c)


P1980332
マルコ・バサイ—ティ(1470から記録‐1530以降没)の「聖母子と信者」


P1980335
ヴィットーレ・カルパッチョの「二人のヴェネツィア婦人」


P1980337
ヴィットーレ・カルパッチョの「聖ピエトロ・マルティ―レ」


P1980341
15世紀末のヴェネツィアの無名画家の「若い男の肖像」


P1980346
マルコ・バサイ—ティに帰属する「砂漠の聖ジローラモ」(1500c)


P1980348
15世紀のフェッラーラ―ボローニャの無名画家の「若い男の肖像」


P1980351
ラッザーロ・バスティアーニ(1449‐1512記録)の「聖母子と受胎告知」


P1980354
ヴィットーレ・カルパッチョの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1490c)


P1980356
ヴィンチェンツォ・ダ・トレヴィーゾ(1488c‐1543)の「寺院へのキリストの出現」


P1980360
マルコ・パルメッツァーノの「割礼」


P1980363
マルコ・パルメッツァーノの「十字架を担ぐキリスト」


P1980366
ジョヴァンニ・マンスエ—ティ(1484‐1527)の「聖マルティーノと物乞い」


P1980369
モーディ・ディ・ビッソーロの「聖母子と聖ピエトロ・マルティ―レ」
(つづく)

ロヴィーゴ Rovigo は、人口51,715人(2016年6月30日現在)のヴェネト州ロヴィーゴ県の県都です。
P1950985
FS駅に到着しました。


P1950986
特急は停車しませんが、ボローニャ、フェッラーラ、パドヴァ、ヴェネツィアSLを結ぶ幹線上にあるので、鉄道利用が便利です。


P1950988
駅舎


P1950987
広い駅前広場ですが、バスは乗り入れていないようです。え


P1950989
駅からチェントロまで約1.5㎞ほど離れてます。


P1950991
教会前の広場がバスターミナルになってます。見るからに新しい教会に見どころはありません。(3年前に拝観したことがあります)


P1950992
先ず、この日のお宿に向かいました。お宿は駅とチェントロのほぼ中間にあります。


P1950993


P1950994
写真左のピンク色の建物がこの日のお宿です。


P1950995
この日のお宿


P1950996
四つ星ですが、ごくごく普通のホテルです。この日は土曜日で、観光客が滅多に訪れないロヴィーゴですから空いていました。


P1950997
チェックインを済ませて、早速外出しました。


P1950998
公園に立っているAmos Bernini の胸像


P1950999
今回、ロヴィーゴに来た目的はただ一つ、美術館に入館したいがためでした。


P1960001
これは何でしょうか?


P1960002
3年前にも来たことがありますが、その際、美術館だけを見逃したので、それが心残りでした。美術館以外の見どころは、その時に全て見尽くしたと思いました。


P1960003
2本の塔がありますが、ここからがチェントロになります。


P1960004
12世紀に建設されたTorre Dona で、かなり傾いてます。高さが66mあります。


P1960007
こちらの塔はTorre Mozza


P1960011
Torre Mozza は城壁に設けられた監視塔です。ロヴィーゴの城壁はこの塔の近くだけが現存するだけで、殆どが撤去されてます。


P1960009


P1960005
城壁内に入りました。勿論、城壁はありません。


P1960013
旧映画館


P1960012
美術館の建物が見えてます。


P1960015
美術館となっているPalazzo Roverella です。


P1960027
広場側のPalazzoです。


P1960023
Palazzoの各部屋に描かれたフレスコ画やRoverella家が収集したヴェネツィア派画家たちの作品が見どころの美術館です。ロヴィーゴはヴェネツィア領だったので、数多くのヴェネツィア派画家たちの作品があるのです。


P1960019
ガーン!!! ショック!!
こんなことはPalazzoやコムーネのHPに全く書かれていませんでした。通年の金、土、日が開館日と書いてあったのです。だから、わざわざ土曜日に来たのです。
この日は2016年2月20日でした。当然開館日の筈でした。


P1960021
ただ一つの目的がダメになったので、やることがありません。
これで悟りました。もう中小コムーネのMuseo Civicoなどを巡る旅は止めよう、辺境にある修道院や教会を巡る旅も止めようと思いました。リスクが高過ぎます。
今後は、開館が当てにできる大都市の美術館や有名美術館を巡ることにしようと決心するに至りました。


P1960024
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世広場


P1960026
広場の中心に立つのは、勿論、あのお方の像です。


P1960031
広場の端にモニュメントがあります。


P1960032
かってヴェネツィア領だったことを示す「有翼のライオン像」が載ってます。


P1960017
仕方がないので、昼食には少し早かったのですが、広場に面したトラットリアの開店を待って入店して、時間をかけてゆっくりと食事を楽しみました。


P1960029
食事が終わって外に出てもまだ午後2時過ぎ。


P1960025
市庁舎


P1960034
恨めしい思いをし乍ら広場を後にしました。


P1960035 
1853‐54年に建設されたPalazzo del Corpo di Guardia


P1960037
もう一つの広場に向かいました。


P1960038
ガリバルディ広場


P1960039
映画館
こちらは現役です。


P1960041
土曜日の昼下がりとあって、人通りが絶えた道。


P1960042
門が見えてきました。


P1960044
門の手前に教会があります。


P1960043
サンタントニオ・アバーテ教会


P1960045
この門までが中世の市域でした。


P1960048
1482年から1486年に建設されたサン・バルトロメオ門です。


P1960049


P1960050
門壁にありました。


P1960047
門前の小公園


P1960054
門を潜って城壁外に出ました。


P1960052
城壁外に出ても見どころがありません。


P1960053


P1960055
再び門を潜りました。


P1960057
時間潰しをしたくても潰しように困りました。


P1960058
時間をかけてブラブラ歩きしても時計が進みません。


P1960059
ポポロ大通り


P1960060
都市計画の一環として作られた、チェントロを縦貫する大通りです。


P1960061
塔が見えてます。


P1960062
塔の名称など、詳細が分からない塔です。


P1960063
古そうなサンタゴスティーノ門です。


P1960064
先ほどの塔です。


P1960066
門を潜りました。


P1960067
門の先を行っても特に見どころ無しです。


P1960068
再び門を潜りました。


P1960069
ドゥオーモが開く時間を過ぎました。


P1960071
ドゥオーモの後陣


P1960073
ドゥオーモです。中央扉は何時も閉められていますが、ファサードの左右の小扉が開いていました。


P1960076


P1960078
レンガ積の粗壁のファサード


P1960079


P1960080


P1960081


P1960075
中に入りました。


P1010337
主祭壇


P1010336
パルマ・イル・ジョーヴァネの「キリストの復活」


P1010329


P1010342


P1010353
じっくりと鑑賞しました。


P1960083
聖堂内でゆっくりとした筈でしたが、時間がそんなに経ってません。


P1960084
ホテルに戻って不貞寝でもするか。


P1960085
恨みのパラッツォ


P1960086
それにしても参ったなあ。


P1960087
どうしようもありません。


P1960090
泊まらないでフェッラーラかパドヴァからの日帰りにすれば良かった。でも後の祭りでした。


P1960091


P1960092
ヘンテコなモニュメント


P1960095
歩いた距離は僅かでしたが、ガックリ感のため疲労感がありました。


P1960097


P1960098
ホテルに戻りました。
(おわり)

P1980088
次の展示室です。


P1980089
15世紀のヴェネツィアの工芸家の「門の一部」


P1980091
15世紀のヴェネツィアの工芸家の「キャビネット」


P1980092
ヤコベッロ・デッレ・マセーネ(1383‐1409存在)の「ドージェ・アントニオ・ヴェニエール」


P1980094
ヴェネトの無名画家の「慈愛の寓意」


P1980096
14世紀初頭のヴェネトの無名画家の「自制」


P1980098
次の展示室です。


P1980100
Maestro dell'Arengo の「聖母子と聖パオロと福音書記者聖ジョヴァンニ」


P1980103
14世紀のヴェネトの無名画家の「聖母戴冠」


P1980105
14世紀のギリシャ―ヴェネトの無名画家の「磔刑」


P1980109
14世紀のヴェネトの無名画家の「磔刑と預言者たち」


P1980112
14世紀のヴェネトの無名画家の「聖母の死と受胎告知と洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロ」


P1980113
「聖母の死」


P1980115


P1980119
14世紀のヴェネトの無名画家の「トリッティチェット」


P1980122
14世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子と聖人たちとキリストの物語」


P1980124


P1980125


P1980126


P1980129
14世紀のヴェネトの無名画家の「磔刑」


P1980132
グアリエント(1338‐1370記録)の「大天使ミケーレ」


P1980135
15世紀のヴェネトの無名画家の「4聖人」


P1980137
15世紀初頭のヴェネトの無名画家の「3点の小作品」


P1980138
「受胎告知される聖母」


P1980139
「予言者の聖人」


P1980140
「大天使ミケーレ」


P1980143
ヤコベッロ・ダ・ボノーモ(1370‐1390記録)に帰属する「4聖人」


P1980146
「洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロ」


P1980147
「聖ピエトロと聖アンドレア」


P1980148
14世紀末のヴェネトの無名画家の「3聖人」


P1980151
ステファノ・ヴェネツィアーノ(1369‐1385記録)の「聖クリストフォロ」


P1980154
ステファノ・ヴェネツィアーノの「玉座の聖母子」


P1980156
15世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子」


P1980158
ステファノ・ダ・ゼ―ヴィオ(1375c‐1451)に帰属する「音楽天使たち」


P1980161
15世紀のヴェネトの無名画家の「ご誕生」


P1980164
15世紀初頭のヴェネトの無名画家の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと信者」


P1980167
フランチェスコ・デイ・フランチェスキ(1443‐1468活動)の「聖ママンテの殉教」


P1980170
フランチェスコ・デイ・フランチェスキの「聖ママンテの死」


P1980172
ミケーレ・ジャンボノ(1443‐1468活動)の「聖母子」


P1980175
ヤコベッロ・デル・フィオーレ(1380‐1439c記録)の「聖母子」


P1980177
Maestro dei Cassini Jarve の「アラティエールの物語」(15世紀)


P1980181
コズメ・トゥーラの「ピエタ」(1460c)


P1980184
フェッラーラの無名画家の「男の肖像」(1450c)


P1980186
アントニオ・レオネッリ・ダ・クレヴァルコーレに帰属する「若い男の肖像」(1475c)


P1980189
アンジェロ・マッカニーノに帰属する「女性の肖像」(15世紀後半)


P1980192
フェッラーラの無名画家の「聖ジローラモの死」(1450c)


P1980194
ピエトロ・ダ・ヴィチェンツァの「荊刑のキリスト」(15世紀末)


P1980197
スキアヴォーネ(1436c‐1504)の「聖母子」


P1980200
レオナルド・ボルドリーニ(1452c‐1498)の「寺院への出現」


P1980203
レオナルド・ボルドリーニの「ご誕生」


P1980207
レオナルド・ボルドリーニの「聖母子と聖ジローラモと聖アゴスティーノ」


P1980209
バルトロメオ・ヴィヴァリーニの「聖母子」


P1980213
これは面白い作品です。


P1980214


P1980215


P1980216


P1980217
ピエテル・ブリューゲル・イル・ジョーヴァネ(1564‐1638)の「マギの礼拝」


P1980220
15世紀のフランドルの無名画家の「辺獄のキリスト」


P1980226
15世紀のフランドルの無名画家の「キリストの変容」


P1980229
15世紀のフランドルの無名画家の「聖母子と2聖人」


P1980232
15世紀のフランドルの無名画家の「洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナと信者」
(つづく)

P1970980
次の展示室も彫刻が並んでます。


P1970981
「『死せるガラティア人』(紀元前2世紀)のローマ時代に制作された複製」(2世紀後半)


P1970983
「『跪くガラティア人』(紀元前2世紀後半)のローマ時代に制作された複製」(2世紀後半)


P1970985
「バッコスの巫女(100)


P1970987
「レダと白鳥」
1世紀に制作された複製彫刻です。


P1970989
「ユリシーズ像」(138‐192)


P1970991
「埋葬の女性像」(2世紀末‐3世紀初頭)


P1970993
「Stele Funeraria di Lisandra 」(2世紀後半)


P1970995
金属加工作品が展示されてますが、これらの紹介は省略させて頂きます。


P1970996
「『ゼウス像』(2世紀第4四半世紀)の複製」(4世紀)


P1970998
「陸上競技選手に頭像」(3世紀初頭)


P1980001
「トローメオ・エウエルゲテス3世の頭像」(3世紀後半)


P1980003
「ディオスクーロの彫像」(138‐192)


P1980005
「『アフロディーテ』(1世紀初頭)の複製」(2世紀)


P1980007
「『ディオニシスとサティーロ』の複製」(2世紀後半)


P1980010
「『チュトラを弾くアポロン』の複製」(ローマ時代)


P1980012
「ネレイズ」


P1980014
ギリシャ神話に出てくる神々は苦手です。


P1980015
展示室の天井装飾


P1980016
ここからは国立マルチャーナ図書館になります。


P1980017
モニュメント室です。


P1980018
一応「コッレール博物館の展示作品」と謳っている以上、図書館の紹介はこの部屋だけに留めておくことにします。


P1980019
天井には21点の作品で飾られています。


P1980037
私は天井を見上げて鑑賞するのが苦手なんです。首が痛くなるし、身体を反らせて見ることになるので長い間作品を見ることが出来ません。


P1980038
確かフェッラーラの城だったと思いますが、天井のフレスコ画が見易いように鏡が置いてあったと思います。
ティツィアーノ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼ、スキアヴォーネなどの作品なので、ゆっくり見たい所です。


P1980021
図書館なので、当然本が展示されてます。


P1980022


P1980024


P1980025
この部屋にも地球儀があります。


P1980027
彫刻もあります。


P1980028


P1980029


P1980030
地図?


P1980031


P1980032


P1980033


P1980034


P1980035
作品の説明板がないのでお手上げです。


P1980036
博物館に戻りました。


P1980039
「奉納するヘラクレス」(430)


P1980041
「葬儀の石碑」(5世紀後半)


P1980043
「アーレスとアフロディテ(アーレスの妻です)」(5世紀後半)


P1980045
詳細不明


P1980046
「デメートラ(豊穣の女神)」(紀元前350c)


P1980048
ここから絵画になります。
14世紀のヴェネトの無名画家の「真の十字架の伝説」


P1980051
14世紀のギリシャ―ヴェネトの無名画家の「聖母子と聖人たちとピエタ」


P1980054
15世紀のクレターヴェネツィアの無名画家の「玉座の聖母子」


P1980056
パオロ・ヴェネツィアーノ(1310‐1358記録)の「6聖人」


P1980057
「聖アゴスティーノ、聖ピエトロ、洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1980058
「福音書記者聖ジョヴァンニ、聖パオロ、聖ジョルジョ」


P1980061
パオロ・ヴェネツィアーノ?の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1980064
14世紀のギリシャ―ヴェネトの無名画家の「聖母子」


P1980066
ロレンツォ・ヴェネツィアーノのスタイルの無名画家の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1980069
14世紀のヴェネトの無名画家の「聖ピエトロ」


P1980072
ロレンツォ・ヴェネツィアーノ(1356‐1370記録)の「聖人たちとその物語」


P1980075
14世紀のヴェネト―ビザンチンの無名画家の「磔刑と聖人たち」


P1980078
ヤコポ・ディ・ボノーモの「4聖人」


P1980079
「聖バジーリオと聖ジャコモ」


P1980080
「聖ニッコロと預言者聖ダニエーレ」


P1980083
マッテオ・ジョヴァンネッティ(1336‐1367活動)の「聖エレマゴーラと信者」、「聖フォルトゥナート」


P1980086
ロレンツォ・ヴェネツィアーノの「聖ピエトロに天国の鍵を渡すキリスト」
(つづく)

P1050344
サン・ドメニコ聖堂もシエナの絶景ポイントの一つです。


P1050350


P1050351


P1050354
ドゥオーモ


P1050357
次に聖カテリーナの家に向かいました。


P1050358
サン・ドメニコ聖堂とサンタ・カテリーナの家の往復には、この道を通るのが便利です。


P1050359
トンネルを抜けます。


P1050360
案内板がありますが、これを見なくても迷うことはないと思います。


P1050361
この辺一帯は聖域(Santuario)になってます。
屋根の上に顔を出している建物はサン・ドメニコ聖堂です。


P1050362


P1050363


P1050365
回廊を進みました。


P1050366


P1050367
ここはシエナ観光のハイライトというべき場所です。


P1050368
中に入りました。


P1050369


P1050370


P1050371
ここは傑作の宝庫ですが、写真不可となっているので、全体の写真だけに留めました。


P1050372
リストだけは撮らせてもらいました。


P1050373


P1050374
誰もいなかったので、心行くまで作品を鑑賞しました。


P1050375
外に出ました。


P1050376
一応、この日の予定は終了です。


P1050377
閉まっていた教会が幾つかありましたが、それも計算のうちでした。


P1050378
何時も開くのは有名な教会、大教会ですから。


P1050379
シエナの城壁内は広いとは言えませんが、城門から城門までくまなく歩いたので流石に疲れました。


P1050380


P1050381


P1050382


P1050383
ここは学校になっているので拝観を遠慮しました。


P1050384
柿はイタリアでも多いですよ。


P1050385
城壁外の城壁に沿った道を歩きました。


P1050386
眼下にシエナ駅が見えました。


P1050387
あの教会に行ったことがありません。


P1410833
さて、翌朝です。この日はアレッツォに向けてバスで移動する日でした。


P1410834
バスの発車時刻まで十分時間があったので、お宿近くの教会2つに行きました。


P1410835
最初はサンタ・マリア・イン・ポルティコ教会です。


P1410836
時間が少々余り気味なので、じっくりと拝観できそうです。


P1410837


P1410838
拝観するには絶好の時間帯でした。


P1410839


P1410840
主祭壇の精緻な造りに圧倒される思いでした。


P1410842


P1410847


P1410848


P1410851


P1410853


P1410862


P1410865


P1410867


P1410870


P1410873


P1410875


P1410877


P1410881


P1410891


P1410888


P1410894


P1410899
見応えがあります。


P1410900
当時のシエナの繁栄振りが分かる教会です。


P1410863
外に出ました。


P1410904
ファサードの彫刻を危うく見逃すところでした。


P1410901
教会の外壁にあります。


P1410902


P1410909
私の拝観中、誰もいませんでした。


P1410910
朝の早い時間なので、日帰りの観光客はまだ来ていないようです。


P1410911
次はサンタンドレア教会です。


P1410913
帰る頃になって地元の人が訪れましたが、それまでの間、私一人でした。


P1410914
じっくりと拝観することが出来ました。


P1410915


P1410916


P1410917
説教台の彫刻に初めて気付きました。


P1410926
主祭壇画が傑作です。


P1410920
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖母戴冠」


P1410929


P1410934


P1410936


P1410938


P1410940


P1410942


P1410943


P1410944


P1410948


P1410951


P1410953


P1410955
創建時のフレスコ画断片


P1410957
ヤコポ・デッラ・クエルチャの「聖母子」


P1410958
この教会で最も貴重な作品です。手書きの表示が親切です。


P1410960


P1410962


P1410930
外に出ました。


P1410963
何度拝観しても良いものは良い!


P1410964
そろそろ時間になりました。


P1410965
荷物を受け取りにお宿に向かいました。


P1410966
(おわり)


P1970804
次は第13室です。


P1970805
地球儀?


P1970806
16世紀のヴェネトの無名画家の「Insegna dell'arte dei Calafati」


P1970809
17‐18世紀のヴェネトの無名画家の「Insegna dell'Arte dei Remeri」


P1970812
19世紀のヴェネトの工芸家の「船の模型」


P1970814
アレッサンドロ・ロンギ(1733‐1813)の「海軍提督アンジェロ・メンモの肖像」


P1970816
ヴェネツィアのシンボル「有翼のライオン像」(詳細不明)


P1970817
説明プレートがありません。


P1970819
詳細不明


P1970820
この部屋に限らず別部屋にも地球儀が展示されています。


P1970821
地球儀は全部同じ見えましたが、違いなどがあるのでしょうか?


P1970822
次の部屋です。


P1970823
Maestro delle Virtu di Sant'Ansovino の「聖パテレニアーノ(ファーノの初代司教)」(14世紀後半)


P1970826
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノと協力者の「玉座の聖母子と天使たち」(1408c)


P1970828
詳細不明


P1970829
1550年から1600年頃にサン・マルコ寺院で使用された記譜法を記した本


P1970831
15世紀のフランドル派無名画家の「彩色本」


P1970833
時間について記した本(15世紀)


P1970835
15世紀のヴェネトの「ミサ典書」


P1970837
サン・マルティーノ・イン・サン・マルティーノ派画家による本(1362)
祭壇画の教本


P1970831


P1970840


P1970841


P1970842


P1970844
ヤコポ・サンソヴィーノの「ヴェネツィアの公正の寓意」(1501‐05)


P1970848
ヴィットーレ・カルパッチョ(1465c‐1525)に帰属する「ドージェ・レオナルド・ロレダンの肖像」(1501‐05)


P1970852
ヴィットーレ・カルパッチョに帰属する「ピエタ」(1487‐90)


P1970855
ラッザーロ・バスティアーニ(1449‐1512存在確認)に帰属する「ドージェ・アントニオ・ヴェニエールとミケーレ・ステーノの肖像」(1480c)


P1970859
ヴィットーレ・カルパッチョの「聖母子」(1485‐87)


P1970861
ロンバルド―ヴェネトの無名彫刻家の「聖母子」(1500c)


P1970863
ロレンツォ・ロット(1480c‐1556)の「父なる神」(1527c)


P1970868
アルブレヒト・デューラー(1471‐1528)の版画


P1970871
過去にレオナルド・ダ・ヴィンチの作品と帰属されていた「フェッランテ・ダヴァロスの肖像」(1515‐20)


P1970876
Maestro degli Asburgo の「聖母子」(1500c)


P1970878
これは何でしょうか?


P1970879
このように記されてます。


P1970881
14世紀のチロル地方の無名画家の「荊刑のキリスト」


P1970884
15世紀のライン地方の無名画家の「カルヴァリオへの道」


P1970887
ライン地方の無名画家の「ピラトの前のキリスト」(1480‐90)


P1970889
ミュンヘンの本からの5ページ


P1970890


P1970891


P1970894
Quentin Metsys (1466-1530) と工房の「救世主」(1490‐95)


P1970897
次の展示室です。


P1970898
(左)ヴェネトの金工家の「マルコ・アウレリオ」(16世紀)
(右)ロンバルド―ヴェネトの無名彫刻家の「ルクレツィア?」(1525‐50)


P1970901
ミュンヘンまたはアウグスブルグの工芸家の「キャビネット」(17世紀前半)


P1970903
地球儀の展示が多いのは何故?


P1970905
16世紀の無名画家の「レダと白鳥」(1540‐50)
ミケランジェロ作品の複製画のように見えます。


P1970908
プロスペーロ・フォンターナ(1512‐1597)に帰属する「ベルナルディーノ・ベルゴンツィの肖像」(1550)


P1970912
ドメニコ・ティントレット(1560‐1635)の「マルコ・パスクアーリの肖像」(1588)


P1970914
ダネーゼ・カッタネーオ(1510c‐1572)の「ジョヴァンニ・パオロ・グラデニーゴの胸像」(1555‐60)


P1970917
ヴェネツィアの無名画家の「ガブリエーレ・ヴェニエールの肖像」(1520c)


P1970919
美術館や博物館の定番展示の陶器類


P1970920


P1970922
カザーレ・ヴェチェッリオ(1521‐1601)の「ヴェネトの高貴な一族の肖像」(1560c)


P1970924
次の展示室です。


P1970925
「男の胸像」(238)


P1970927
「カラカリアの胸像」(211‐217)


P1970929
「男の胸像」(3世紀)


P1970931
「フィリッポ・ジュニオールの胸像」(249)


P1970933
「ルチーオ・ヴェーロ(130‐169)の胸像」(166)


P1970935
「サトゥルヌスの勝利のレリーフ」(1世紀)


P1970937
「サトゥルヌスの勝利のレリーフ」(1世紀)


P1970938
「石棺の前飾り」(2世紀後半)


P1970940
「子供の胸像」(1世紀)


P1970942
「女性の胸像」(1世紀第4四半世紀)


P1970944
「女性の胸像」(1世紀前半)


P1970946
「女性の胸像」(1世紀後半)


P1970948
「女性の頭像」(1世紀初頭)


P1970950
「石棺の一部」(3世紀前半)


P1970952
「石棺の一部」(1世紀初頭)


P1970954
「石棺の一部」(2世紀)
(つづく)

P1050204
城壁内に戻りました。鐘楼はサンタゴスティーノ教会のものです。


P1050206
坂を下るとサン・ジュゼッペ教会があります。


P1050208
サン・ジュゼッペ教会の後陣


P1050209
教会は谷の上にあるので、教会の外は町の絶景ポイントの一つです。


P1050210
サンタゴスティーノ修道院だった建物


P1050211
午前中に行ったサン・クレメンテ聖堂


P1050212
本題とは無関係ですが、このブログサイトで最も重宝しているのが予約機能です。旅先で毎日更新するのは書き手に取って忙しく大変ですが、旅の出発前に書き貯めて予約しておけば更新できるのです。


P1050213
この記事がアップされるのは来年(2017年)の2月4日の予定です。来年と書きましたが、これを書いているのは2016年だからです。


P1050215
サン・マルティーノ教会?


P1050221
書き貯めで戸惑うのは、コメントを頂戴した時です。書き手にとってコメントは非常に有難いのですが、コメントの記事はかなり以前に書いたものなので、私が忘れてしまっていることがあるのです。


P1050222
サン・ジョルジョ教会の扉が開きました。中に入ったら、観光客はお断りだって!!! 
私と一緒に中に入った人(恐らくフランス人)が、私は観光客だがキリスト教徒だ、と言ったのですが、それでも観光客はダメ!だって。
この写真に写っている人たちは全部観光客でした。彼らも中に入ったのですが、拒否されたのでしょう、直ぐに出てきました。
シエナは観光都市です。観光客と共存しないとやっていけないと思うのですが。


P1050223
教会の横にArcoがあります。


P1050224
Via G. Dupre


P1050227
振り返ると、こんな景色です。


P1050230
サンタガタ通りを進みました。


P1050231


P1050233
Fontana con Tartaruga e Bambino


P1050234
美術館を通り過ぎました。


P1050235
次はサン・ドメニコ聖堂です。


P1050238
ドゥオーモに来る予定はありませんが、サン・ドメニコ聖堂はドゥオーモの裏手にあるので、ドゥオーモ広場を通った方が便利です。


P1050240
シエナの街歩きをすれば自然にドゥオーモとカンポ広場に何度も来ることになります。


P1050243
この日は混雑していました。


P1050246
天気が良かったので写真を撮るには最適でした。


P1050249


P1050250


P1050255
窓の周りにある聖人像の数々に注目です。


P1050256
全部で幾つあるのでしょうか?


P1050257
来る予定がなかったと言いながらも結構楽しみました。


P1050260
切符売り場の行列はありませんでした。


P1050261


P1050265
無料ならば拝観したと思います。


P1050270
この先にエスカレーターがあります。


P1050272
エスカレーターは利用せず、徒歩で大廻することにしました。


P1050277
聖母子を発見!


P1050278


P1050310
道の突当りがサン・ドメニコ聖堂です。


P1050311
聖堂からドゥオーモが良く見えます。


P1050312
ドゥオーモと並んでシエナでは最も権威と格式が高い教会です。


P1050314
1226年に創建され、1265年に一応の完成をみましたが、その後、段階的に拡張され、1465年に完成したゴシック様式の教会です。


P1050315
しかしながら、1443年、1456年、1531年の3度にわたる火災、16世紀中ごろの軍事占領時に起きた破壊行為、1798年の地震などによって大きな被害を受けたのです。そのため、途中幾度となく修復が行われ、その結果、ゴシック様式が基本乍らバロック様式の箇所も認められます。
現在の姿は、ゴシック様式を尊重して1941年から1963年の行われた大改修後のものです。


P1050342
鐘楼は15世紀末頃の建設されました。


P1050349
1925年、ピオ11世によってBasilica Minore に格付けされました。


P1050347
イタリアの守護聖人であるシエナの聖カテリーナ所縁の教会と言うことで、カテリアーナ聖堂とも呼ばれてます。


P1050345
出入り口は身廊側にあります。


P1050316
この聖堂は、一部箇所についての写真撮影が禁止されてます。
ソドマなどの傑作がありますが、紹介できません。


P1050317
単廊式、エジプト十字形、ゴシック様式の内部です。


P1050336
複雑な構造をしています。


P1050337


P1050338
案内板に従って拝観しました。


P1050318
ステファノ・ヴォルピの「ベアート・ガッレラーニに顕現する聖母」(1630)


P1050319
アルカンジェロ・サリンベーニの「聖ピエトロ・マルティ―レの殉教」


P1050320
Crescenzio Gambarelli の「キリストとシエナの聖カテリーナの邂逅」(1602)


P1050321
ボケ写真でスイマセン


P1050322
Crescenzio Gambarelli の「シエナの聖カテリーナの死」(1602)


P1050323


P1050324


P1050325
アレッサンドロ・カソラーニの「聖母の誕生」


P1050326
アレッサンドロ・カソラーニの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


P1050327
中央はフランチェスコ・ヴァッヌッチョの「聖母子」
それを取り囲む部分はソドマと弟子によって描かれました。


P1050329
3人の画家によって描かれた祭壇画です。
ルネッタの「ピエタ」はマッテオ・ディ・ジョヴァンニ
中央の「幼きキリストへの崇拝」はフランチェスコ・ディ・ジョルジョ
裾絵はベルナルディーノ・フンガイ


P1050330
グイド・ダ・シエナの「マエスタ」


P1050332
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「玉座の聖バルバラとマギの礼拝」(1479)


P1050333
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「ピエタと聖母子と聖人たち」(1483)


P1050335


P1050340


P1050341


P1050339
写真が撮れませんでしたが、ソドマの「聖痕を受けるシエナの聖カテリーナ」が最も印象に残りました。


P1050343
(つづく)

P1970686
博物館は、サン・マルコ広場を挟んでサン・マルコ寺院に向き合ってます。


P1970692
ヴェネツィア観光の中心であるサン・マルコ広場に面している博物館なので、広場に来た序に入るのも宜しいかと思います。しかし、膨大な展示物があるので、見るには時間が相当かかります。


P1970684
博物館は、広場西側にナポレオン翼と旧新行政館の二階と三階にあります。


P1980469
Museo Correr と表示された大きな幕が掲げられています。


P1980455
博物館の入り口


P1980448
切符は、コッレール博物館の他にドゥカーレ宮殿、国立マルチャーノ図書館、国立考古学博物館にも入館できる共通券となってます。
また、コッレール博物館は国立マルチャーノ図書館と国立考古学博物館と中で繋がってます。コッレール博物館はヴェネツィア市立博物館の一つなので、市立と国立の運営組織が違うにも拘らず、柔軟性をもって運営されてます。
この記事で、表題を「コッレール博物館の展示作品」にしましたが、図書館や考古学博物館の展示が含まれるかも知れません。


P1980444
階段を上った所にある壁の彫刻


P1980447
彫刻の一つ


P1980446
天井の装飾


P1970695
最初はこの部屋です。


P1970697
1830年、ヴェネツィア貴族テオドーロ・コッレールが没しましたが、彼が収集したものをパラッツォ・コッレールで展示するようになったのが、この博物館の起源だそうです。


P1970696
展示は膨大な数に達するので、私の好みの作品に絞っての紹介に留めます。


P1970698
天井の装飾


P1970699
アントニオ・カノーヴァの「浮彫」(1787‐1792)


P1970701
第1室


P1970702


P1970703


P1970704
第2室


P1970705
イタリア語と英語の説明書が在庫切れ?


P1970706
第3室


P1970707


P1970708
第4室


P1970710


P1970709


P1970711
第5室


P1970712


P1970713
第6室


P1970716


P1970714


P1970715


P1970720
第7室


P1970721


P1970718


P1970719


P1970722
第8室


P1970725


P1970723
私にとっては詳細不明の作品


P1970726
多分、第9室でしょう。


P1970727
天井の装飾


P1970728
アントニオ・カノーヴァの作品が展示されてます。


P1970731


P1970729


P1970730


P1970733
図書館です。


P1970732


P1970734


P1970735
次の部屋です。


P1970737
ピエトロ・ウベルティの「司法官ジョヴァンニ・エーモの肖像」(1720‐23)


P1970739
ドメニコ・パスクアーリ(1715‐1766)の「ジャンバッティスタ・ヴェニエールの肖像」


P1970742
18世紀のヴェネトの無名画家の「貴族の肖像」


P1970746
18世紀のヴェネツィアの無名画家の「財務執政官ピエトロ・モロシーニの肖像」


P1970749
ボンベッリ・セバスティアーノ(17世紀)の「財務執政官ヴィットーレ・コッレールの肖像」


P1970752
レアンドロ・ダル・ポンテ(1577‐1622)に帰属する「ドージェ・アントニオ・プリウーリと同名の財務執政官の肖像」


P1970755
バルトロメオ・ナッザーリ(1699‐1750)の「ヴィンチェンツォ・クイリーニの肖像」


P1970758
ルドヴィーコ・ガッリーナ(1752‐1787)の「ドージェ・パオロ・レニエールの肖像」(1779)


P1970760
ナザーリオ・ナッザーリ(1724‐1793以降没)の「ドージェ・マルコ・フォスカリーニの肖像」


P1970766
次の部屋です。


P1970767
コインの数々


P1970769


P1970768


P1970771
ヤコポ・ティントレット(ヴェネツィア、1519‐1594)の「聖ジュスティアーナと出納官たち」(1580)
以前はアッカデミア美術館にありました。


P1970774
幟? 旗?


P1970775


P1970778
コインの上にある作品です。
18世紀のヴェネトの無名画家の「Il Doge Portato in Pozzetto」


P1970780
次の部屋です。


P1970782
17世紀のヴェネツィアの無名画家の「ヴェネツィア艦隊の航行」


P1970785
地球儀


P1970786
ガレー船の模型


P1970789
17世紀のヴェネトの無名画家の「レパントの海戦」


P1970792
16世紀のヴェネトの無名画家の「レパントの海戦」


P1970796
ニコラス・レグニエールに帰属する「海軍提督ヤコポ・ダ・リーヴァの肖像」(1649)


P1970798


P1970799


P1970801
17世紀のヴェネツィアの無名画家の「ヴェネツィアの海を航行する船団」
(つづく)


P1050118
マンジャの塔の北下です。


P1050119
下にあるのはサン・ジローラモ教会です。


P1050120
次はサン・ジョルジョ教会です。


P1050121
年季が入っているオオカミ


P1050122
聖母子の浮彫


P1050123
写真右先に広場があって、その広場にサン・ジョルジョ教会があります。


P1050124
サン・ジョルジョ教会です。


P1050126
この教会の存在が1081年に記録に記載されてます。1260年にロマネスク様式で再建されましたが、1731年から1738年にかけて再度再建されたバロック様式の三代目の建物が現在の姿です。


San_giorgio,_siena,_campanile_02
ロマネスク様式の鐘楼は今なお現役です。


P1050140
この通りの11番地にあります。


P1050125
開いていたので拝観しました。


P1050127
単廊式、エジプト十字形、バロック様式の内部です。


P1050128
プラチード・ロマーノの「善き羊飼い」


P1050130
ラッファエッロ・ヴァンニの「カルヴァリオへの道」


P1050133
フランチェスコ・ヴァンニの「聖母の死」


P1050134
フランチェスコ・ヴァンニの「磔刑


P1050136
主祭壇画はセバスティアーノ・コンカの「竜と聖ジョルジョ」


P1050138
開いていて幸運でした。


P1050139
教会の隣の建物にあります。


P1050143
次はカンポ広場です。


P1050144
目的は広場に行くことではありませんが、国立美術館に行くには広場を経由しないと行けないのです。


P1050145
水飲み場?


P1050147
サン・マルティーノ教会は閉まったままでした。


P1050148
朝来た道と同じ道を戻りました。


P1050150
広場にやって来ました。


P1050151
多くの道が広場に向かっているので、ここに何度も来てしまうのは自然なことでしょう。


P1050152


P1050154


P1050155


P1050156


P1050157
次はいよいよ国立美術館です。


P1050160
入館する前に隣のサン・ピエトロ教会をチェックしました。


P1050161
ビックリ!! 何と開いていました。
それならば教会の拝観が先です。美術館は午後7時まで開館してますから。


P1050161
12世紀創建のサン・ピエトロ・アッレ・スカレ教会です。この町にサン・ピエトロ教会が複数あるので、アッレ・スカレを付けないと区別できません。
現在のバロック様式の建物は17世紀に再建された二代目です。


P1050165
ファサードのルネッタ上の「天国の鍵を手にする聖ピエトロ」


P1050166
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


P1050167
お目当ての作品が左側壁にありました。


P1050172
ボケ写真でスイマセン。
アンブロージョ・ロレンツェッティの「聖母子と聖人たち」


11_-Polittico-della-chiesa-di-San-Pietro-in-Castelvecchio
外部サイトから作品画像を拝借しました。


P1050168
右側壁


P1050181
主祭壇


P1050182
後陣のフレスコ装飾は可なり地味です。


P1050180
主祭壇画は、ルティーリオ・マネッティの「エジプトへの逃避途中の休息」


P1050170
フランチェスコ・ルスティーチの「天上の聖母」


P1050175
「シエナの聖カテリーナ」(詳細不明)


P1050178
ヴェントゥーラ・サリンベーニの「天上の聖母」


P1050184
詳細不明


P1050169
詳細不明


P1050183
アンブロージョ・ロレンツェッティの貴重な祭壇画を見ることが出来て、来た甲斐がありました。


P1050164
開いていたのは本当に幸運でした。


P1050163
国立美術館に入館しました。


P1050185
城門に向かうことにしました。


P1050186
サン・ピエトロ通りです。


P1050187
この辺から通りの名称が変わって、マッティオーリ通りになりました。


P1050188
1181年創建のサンタ・ムスティオーラ教会修道院です。15世紀に規模拡大のため、改築され、更に18世紀にバロック様式で再建されました。現在の建物は三代目。


P1050189
ここは日中の時間は何時も開いてます。


P1050190
1980年、教会と修道院だった建物はシエナ大学の理科系学部用図書館になりました。つまり、ここは旧教会です。


P1050191
1810年、修道院はナポレオンによって閉鎖され、シエナ大学の科学アカデミーに譲渡されました。今でもそのままになってます。


P1050192
この辺りは城壁外でしたが、市域の拡大によって城壁内に組み込まれたのです。


P1050193
Porta Tufiが見えてきました。


P1050194
市域の拡大によって、1325年から1326年に建設された門です。


P1050195
門は南に位置してます。


P1050196
門にある「聖母子」


P1050197
門を潜って城壁外に出ました。


P1050200
城壁が続いてます。


P1050203
サン・マルコ門やロマーナ門に行きたかったのですが、城壁沿いの道がありません。


P1050199


P1050202
(つづく)

P1050008
中央礼拝堂前から見た左側廊


P1050009
中央礼拝堂前から見た右側廊


P1050007
中央礼拝堂前から見た出入口


P1050015
中央礼拝堂です。


P1050014
主祭壇


P1050016
天井の装飾


P1050018
ベルナルディーノ・フンガイ(1460‐1516)の「聖母戴冠」(1501)


P1050022
礼拝堂の堺の壁にもフレスコ画が描かれてます。


P1050021
後陣左側の第1礼拝堂です。


P1050024
この礼拝堂は新しものに見えます。


P1050023
特に見どころは無さそうです。


P1050026
後陣左側の第2礼拝堂です。


P1050027
タッデオ・ディ・バルトロ(1362‐1422)の「羊飼いの礼拝」(1404)


P1050030
ピエトロ・ロレンツェッティのグループの「ヘロデの饗宴」(14世紀)


P1050031


P1050032


P1050033
「福音書記者聖ジョヴァンニの昇天」


P1050034


P1050035


P1050036


P1050037


P1050038
「三位一体」


P1050041
「受胎告知する天使」があって、「受胎告知される聖母」がないと言うことは先ず有り得ないので、何処かにあるだろうと思いましたが、ここにありました。


P1050039
フランチェスコ・ヴァンニの「受胎告知される聖母」


P1050011
次は左翼廊です。


P1050043
左翼廊の礼拝堂


P1050044
天井の装飾


P1050045
ジョヴァンニ・ディ・パオロの「地保の聖母」(1431)


P1050046
「慈悲の聖母」の下に安置されているベアート・ジョアッチーノ・ピッコロミーニ(1258‐1305)


P1050048
ルティーリオ・マネッティの「ベアート・ジョアッチーノの奇跡」(1635)


P1050049
アストルフォ・ペトラッツィの「ペスト流行のシエナを守る聖母」


P1050051
左側の第5礼拝堂です。


P1050052
礼拝堂上部の装飾


P1050053
モントルセッリ(1653‐1690)の「マギの礼拝」


P1050055
「死せるキリスト」(詳細不明)


P1050056
左側に第4礼拝堂です。
フランチェスコ・クッラディ(1570‐1661)の「聖フィリッポ・ベニーツィの幻視」


P1050060
P1050060
アレッサンドロ・カソラーニ(1552‐1606)の「ご誕生」


P1050063
左側の第3礼拝堂です。


P1050062
ジュゼッペ・ナシーニ(1657‐1736)の「聖ジュリアーナと聖フィリッポ・ネーリ」


P1050065
左側の第2礼拝堂です。


P1050066
奇異な感じがする祭壇画の配置です。


P1050067
ヤコポ・ディ・ミーノ・デル・ペッリッチャイオの「聖母子」(1364)


P1050068
詳細不明


P1050069
礼拝堂主祭壇画の左右にある作品です。


P1050070
ベルナルディーノ・フンガイの「聖ジュゼッペ」


P1050071


P1050072
ベルナルディーノ・フンガイの「マグダラのマリア」


P1050077
次は左側の第1礼拝堂です。
17世紀のシエナの無名彫刻家の「無原罪の御宿り」(1698)


P1050075
フランチェスコ・ヴァンニの「受胎告知」


P1050078
詳細不明のフレスコ画


P1050079
これで終わりです。


P1050082
今度は写真を撮らずにゆっくりと拝観しました。


P1050081
入館料?として€5を寄進しました。


P1050083
外に出ました。


P1050085
旧修道院の建物?


P1050086
そのルネッタ上のフレスコ画


P1050088
非常に良かった!!


Siena,_basilica_dei_servi,_abside_01
後陣


P1050091
聖堂横の道から見た聖堂です。


P1040944


P1050090


P1050098


P1050089
(おわり)

↑このページのトップヘ