イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

2017年04月

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ジョストラ本番はグランデ広場で行われ、、その開始時間は分かるものの、その他の行事の詳細が分かりません。


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サン・フランチェスコ広場とドゥオーモ広場でジョストラ関連行事が行われることが分かりましたが、その他の行事が全然分かりません。


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そろそろ昼食時です。


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何時ものお店で食べました。


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入店した時は空席がありましたが、直ぐに満席になりました。


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水代わりのビール。昼食なのでアルコールを控えました。水は無料との基本的な考えがあるので注文しません。


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トスカナ名物の猪料理


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旅行中の野菜不足を補うために必ず注文します。


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店から外に出ました。遠くからまだ鼓笛の音が聞こえてきました。


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所が急に音がピタリと止んで、辺りが静寂に包まれました。


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どうやら昼休みのようです。


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重装備で酷暑の中をあれだけ練り歩いたのですから、休憩は必要です。


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2017年6月にアレッツォに行きますが、ジョストラの4日前のようです。


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ほろ酔い気分で歩きました。


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先ほどまでの喧騒とは打って変わって、辺りは静まり返っていました。


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この先に個人経営の小美術館があります。


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休館でした。


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その代わりに、このタベルナコロを暫し鑑賞。


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「音楽天使」


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このまま進めばグランデ広場に出ます。


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外に出ているのは観光客ばかりでした。


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食事のあとは、トイレが近くなります。トイレ休憩先を探しました。


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グランデ広場に到着しました。


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広場は暑かった!


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午前中よりも準備が進みました。


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馬上槍試合の会場としては、この広場は少し狭いのではないでしょうか?


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トスカーナは良いよなあ。


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投光器が用意されました。


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アレッツォは好いよなあ。


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午前中に拝観できなかったピエーヴェ教会に行くことにしました。


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何時もならば、この時間は閉まっていますが、この日は特別なのか開いていました。


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この時間でも拝観できて予想外の収穫でした。


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イタリア通り


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写真右に必見のタベルナコロがあります。


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これです。


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気のせいでしょうか、1年前よりも痛みが激しくなった気がしました。


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Via Bicchieraia


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その通りにあるのが劇場です。


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Teatro Pietro Aretinoです。


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サン・ピエル・ピッコロ教会の旧修道院だったセルヴィ・ディ・マリア修道院だった建物が劇場になってます。


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尤も第二次世界大戦で大きな被害を受けたので、殆ど再建を言うべき大修復後の姿となってます。


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写真右がサン・ピエル・ピッコロ教会です。


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つづく

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この日、バスでアレッツォに到着しました。


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駅舎を横目で見ながら、この日のお宿に向かいました。


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駅至近の何時ものお宿に荷物を預けてから、早速街歩きに出発しました。この日に合わせるために、旅程を合わせるのにかなり腐心しました。


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Porta San Spirito


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グランデ広場を目指しました。


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普段と違って人出が目立つイタリア通りです。


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6月20日、ジョストラが行われる日でした。ホテルを予約したのが、この前年の秋、同じホテルに宿泊した時でした。ジョストラ当日のホテル予約はかなり大変で、年を越すと非常に困難と聞いていました。


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アレッツォの伝統行事Giostra di Saracino (サラセン人の馬上槍試合)は、6月と9月の年2回行われます。その賑わいは6月の方が若干上と聞いてますが、9月のそれは未経験なのでその真偽のほどが分かりません。


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旗はジョストラに参加する地域によって異なります。要すればパリオです。


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アレッツォにいることを実感させるのがピエーヴェ教会の鐘楼です。


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何時もは静かな裏通りもざわついていました。微かに鼓笛の音が聞こえていました。


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ピエーヴェ教会ファサード手前を右折すればグランデ広場に出ることが出来ます。


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ジョストラが行われるグランデ広場です。


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試合を観戦するための仮設スタンド


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TVカメラも用意されています。


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スタンドの切符を買いそびれてしまいました。切符販売のネットサイトがあるのですが、何回見ても販売前の表示、ある日、アクセスしたらすでにネット販売分は売り切れの表示。


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その後、ホテルに切符の手配を依頼しましたが、依頼するのが遅過ぎたようでダメとの返答がありました。


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馬が滑らないで走れるように、石畳の上に土が盛られています。


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槍試合が夕方から夜にかけて行われます。


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微かに鼓笛の音が聞こえていました。


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聞こえてくる鼓笛の音が徐々に大きくなってきました。


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それと共に辺りの雰囲気も盛り上がった感じがしました。


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天気が良く、絶好のジョストラ日和になりました。


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しかし、非常に暑い日で、最高気温は35度は確実に超えていたと思います。


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鼓笛の音が大きくなったので、音のする方に目をやりました。


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中世の衣裳を纏った一団が鼓笛とともに行進してきました。


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一挙に盛り上がって来ました。


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ピエーヴェ教会を拝観することにしました。


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先ほどの一団は駅の方に向かって行きました。


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教会の中は人で溢れるくらいで、潜り込めそうにもありません。


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今度は先ほどとは別の一団が教会にやって来ました。


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一行が中に入ってから、観光客が中に入ろうとしたのですが・・・・・


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彼が警備して中に入ることが出来ません。
これはポーズで、実際は中に入れましたが、中が満員で物理的に中に入るのが難しかったようです。


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この後、教会内では出陣式が行われたようですが、中に入れなかったので、その様子は見ていません。


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サン・フランチェスコ聖堂に向かいました。


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サン・フランチェスコ広場はご覧のような状況でした。


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広場では、兵士たちの行進が行われていました。


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酷暑の中、この重装備ですから大変だったと思います。


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人ごみの後ろから、前の人たちの頭と頭の間から撮りました。


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聖堂の拝観どころではありません。


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聖堂に近づくことさえできなかったのです。


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ジョストラ当日にあちこち見るのは不適と思います。


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チェントロのあちこちでジョストラの行事などが行われているので、道路が封鎖されているからです。


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未だ午前11時、本番の槍試合は午後7時過ぎですから、あと8時間もありますが、この盛り上がりです。


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イタリア通りは逆に空いてました。


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ドゥオーモに行こうとしたのですが、ドゥオーモはサン・フランチェスコ聖堂よりももっと混雑しているとの事。


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チェントロ内にある主な教会で出陣式があったようでした。
(つづく)


今回は、後陣に描かれたピエロ・デッラ・フランチェスカの傑作「聖十字架の伝説」で有名なサン・フランチェスコ聖堂を取り上げます。
ルネサンス絵画の中で、最高傑作の一つであるばかりでなく最重要作品とされており、それを見るために毎年アレッツォに通ってます。
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アレッツォのカヴール通りです。


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イタリア通りからカヴール通りに入り、少し進めばサン・フランチェスコ広場に出ます。


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サン・フランチェスコ聖堂です。
聖フランチェスコの死後数年のうちに、アレッツォのフランチェスコ会信者によって建てられた二番目の教会が前身です。その時は城壁外に建設されました。


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13世紀後半、新しい建物を城壁内に建設することが決まり、フラ・ジョヴァンニ・ダ・ピストイアの設計によって、1290年創建、14世紀に完成したロマネスク・ゴシック様式の二代目の建物が現在の姿となってます。


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ファサードは未完成のまま現在に至ってます。
1955年、教皇ピオ12世によってBasilica Minoreに格付けされました。と言うことで、「教会」でも構いませんが、「聖堂」とした方が良いと思います。


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随分前は拝観無料でしたが、ピエロのフレスコ画がある後陣の見学だけ有料の時代が続きました。数年前からは、聖堂内部の拝観も有料となりました。
ここが切符売り場の入り口で、売り場は地下にあります。


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地元の信者の入り口はここです。現役の教会ですから、信者は無料で聖堂内に入ることが出来ますが、観光客がここから入ろうとすると、中にいる係員から切符売り場に行くようにと言われます。係員は地元の信者と顔見知りですから、観光客が地元の信者に紛れて中に入るのは難しいと思います。


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聖堂前に立っている像は聖堂とは無関係です。


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パスクアーレ・ロマネッリ(フィレンツェ、1812‐1887)の「Vittorio Fossombrini像」(1863)


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Vittorio Fossombrini (アレッツォ、1754‐フィレンツェ、1844)はアレッツォが産んだ19世紀前半に活躍した天才です。


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広い空間が目立つ単廊式の内部です。


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左右の側面にニッチが並んでます。


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ここはフレスコ画など教会美術品の宝庫です。


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木の桁組みが露出している天井です。


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主祭壇に少しだけ近づきました。


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祭壇と後陣


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後陣の三面にピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖十字架の伝説のフレスコ画」が描かれてます。


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フレスコ画の全体像を見るならば、主祭壇の前が良いと思います。


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後陣に入ってしまうと、多くの場面は見上げて見るようになるので、全体像が中々分からなくなります。


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Maestro di San Francesco の「彩色磔刑像」
この親方はチマブーエと同時代に活動した画家でした。


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何処から見ていくか迷うところです。


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この聖堂に来たからには、やはりピエロ・デッラ・フランチェスカの傑作フレスコ画から見ていくのが良いと思います。


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後陣に入りました。


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このフレスコ画の鑑賞と理解には、予め「聖十字架の伝説」を知っておくことが欠かせません。


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「聖十字架の伝説」は、西洋絵画鑑賞の基本と言うべきものです。調べれば直ぐに分かると思いますので、ここでは改めて触れないことにします。
鑑賞は、物語の初めから場面を追っていくのが良いと思います。


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最初の場面「アダムの死」は、向かって右側壁上部に描かれています。
死んだアダムの口から聖十字架の樹が生えます。


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シバの女王の聖木礼拝
「アダムの死」の下にあります。


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ソロモン王とシバの女王の会見
「シバの女王の聖木礼拝」の右横にあります。


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それらの下にある戦いの場面は次ではないのです。これが困る所です。


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第3場面「聖木の運搬」は、正面の右中段にあります。
この場面はピエロの弟子の作品説があります。


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第4場面「受胎告知」は正面壁の左下にあります。


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第5場面「コンスタンティヌス帝の夢」は、正面壁の右下にあります。


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第6場面「コンスタンティヌス帝のマクセンティウスに対する勝利」
向かって右側壁下段にあります。


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第7場面「ユダの拷問」は、正面の壁の左中段にあります。
この場面は、ピエロの作品ではなく、弟子の作品と言うのが定説になってます。


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第8場面は左右二つからなってます。こちらは「三つの十字架の発見」です。左側壁の中段左にあります。


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その右横にある「聖十字架の証」(第8場面)


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第9場面「ヘラクリウス帝のペルシャ王コスロエスに対する勝利」は左側壁下段にあります。
この場面はピエロの作品ではなく、弟子作との有力説があります。


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最終の第10場面「聖十字架の称賛」は左側壁上段にあります。


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順番通りに観なくても問題があるとは思えません。


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後陣天井


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正面上部


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正面の壁


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聖人が描かれてます。


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(つづく)




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アレッツォのサッソヴェルデ通りです。


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サッソヴェルデ通りの突き当りがサン・ドメニコ広場で、広場に面して建っているのがサン・ドメニコ聖堂です。


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左右非対称のファサードとファサードにくっついた鐘楼が特徴です。


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1275年創建、14世紀初めに完成したゴシック様式の教会です。


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1960年、教皇ジョヴァンニ23世によってBasilica Minoreに叙されました。


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扉上ルネッタ上にフレスコ画があります。


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調べましたが制作者等、詳しいことが分かりません。


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柱頭は少し新しく見えます。


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創建時のものでなく、修復された柱頭と思います。


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ツバメの巣がありました。


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ハト除けが役立たないようでハトがいました。


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単廊式、ゴシック様式の内部です。


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チマブーエの彩色磔刑像、貴重なフレスコ画など、見どころが沢山あります。


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サン・フランチェスコ聖堂、ドゥオーモ、ピエーヴェ教会と並んで、アレッツォでは必訪の教会でしょう。


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天井


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ゴテゴテ感がしません。


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朝は、後陣の方から日が差し込むので肝心のチマブーエの作品がよく見えません。


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後陣にオルガンが置かれてます。


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これではどうにもならないので、別の日に撮った写真を載せることにしましょう。


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チマブーエの「彩色磔刑像」(1268‐71)


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礼拝堂のフレスコ画を見ました。


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スピネッロ・アレティーノの「受胎告知」


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14世紀のアレッツォの無名画家の「磔刑」


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ラニエーリ・デリ・ウベルティーニの墓です。


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フレスコ画の「聖母子」はドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ派画家の作品です。


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保存状態が悪いです。


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詳細不明


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祭壇に向かって右の壁です。


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スピネッロ・アレティーノ派画家の「トリッティコ」


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ジョヴァンニ・デッラ・ロッビアとジローラモ・デッラ・ロッビアの「ヴェローナの聖ピエトロ」(1515‐20)


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詳細不明


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ジョヴァンニ・ディ・フランチェスコ・ダ・フィレンツェの「ドラゴンデッリの祭壇」(1368)


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ドラゴンデッリの祭壇にフレスコ画があります。


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ルーカ・ディ・トンメの「教会博士との問答」


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詳細不明


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有名なフレスコ画です。


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パッリ・ディ・スピネッロのフレスコ画です。


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その側壁にも描かれてます。


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次はサンティ・フィリッポ・エ・ジャコモの祭壇です。


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スピネッロ・アレティーノのフレスコ画


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スピネッロ・アレティーノのフレスコ画


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スピネッロ・アレティーノの作品


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スピネッロ・アレティーノの作品


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョのフレスコ画


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの作品


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョのフレスコ画


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「受胎告知」


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「磔刑」


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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ダニエル・エレウテリオ・ヴィルトゥオーゾの「聖母子」


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョのトリッティコ


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アーニョロ・ディ・ロレンティーノの「玉座の聖母子」


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祭壇前から見た出入口方向です。


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外に出ました。


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良かった! また行きたい!


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(おわり)

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アレッツォのイタリア通りです。


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教会の鐘楼が目立ちます。


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1008年の記録にサンタ・マリア教区教会の存在が記されています。


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アレッツォの市当局の保護と資金調達によって建物の再建が決定され、12世紀中頃に創建、13世紀に完成したピサ・ロマネスク様式の建物が現在の姿となってます。


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鐘楼は1330年に完成しました。


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グランデ広場から見た見事な後陣が有名です。


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ファサードは3層に渡って連なるアーケードで飾られたピサ・ルッカ様式のもので、上部に行くに従って柱の間隔が狭くなってます。


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ファサードの彫刻が大きな見所です。


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中に入りました。


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三廊式、ロマネスク様式の内部です。


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左側廊


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17世紀から18世紀にかけて、内部はいったんバロック様式に改修されましたが、19世紀にできるだけ元のロマネスク様式に戻す修復工事が行われ現在に至ってます。


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右側廊


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祭壇と後陣


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階段を上って後陣に行くことができます。


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傑作美術品がある後陣に向かいました。


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マルガリート・ディ・アレッツォ(アレッツォ、1240c‐1290 1262から記録)の「彩色磔刑像」


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ピエトロ・ロレンツェッティの多翼祭壇画(1320)


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中央パネル


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中央上


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左上


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右上


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アンドレア・ディ・ネーリオ(1331‐1369)の「聖フランチェスコと聖ドメニコ」


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ベネデット・アンテラミーの作品


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これもベネデット・アンテラミーの作品です。


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「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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誰の作品でしょうか?


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後陣から内陣を見たところです。


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詳細不明


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洗礼盤


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洗礼盤の彫刻


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彫刻がない部分もあります。


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クリプタ


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初代の建物の一部がクリプタになってます。


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ベアート・カマルドレーゼの墓(16世紀後半)


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聖水盤


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感銘を受けました。また来たいと思いました。


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次の部屋です。


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ここは台所です。


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台所なので、他の部屋よりも少し狭い。


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ヴァザーリの「ブロンズィーノ作『コジモ1世の肖像』の複製画」(1560‐70c)


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サンティ・ディ・ティートの領域の「バーニョレージョの聖ボナヴェントゥーラ」(16世紀末‐17世紀初め)


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アレッツォの無名画家の「ジョルジョ・ヴァザーリの肖像画の複製」(1600‐10c)


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フィレンツェの無名画家の「フランチェスコ・アッチャイオーリの肖像」(16世紀末‐17世紀初め)


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フィレンツェの無名画家の「コジモ1世の肖像」(16世紀末)


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ヴァザーリの「聖ロッコ」(1540)


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ヴァザーリの「アレッツォのフラ・グイットーネ」(1550‐60c)


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エミリアの無名画家の「若者の肖像」(16世紀末)


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ジョヴァンニ・マリア・ブッテ—リの「イサベッラ・メディチ・オルシーニの肖像」(1560‐70c)


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サンティ・ディ・ティートとティベリオ・ティーティの領域の「フランス王妃マリア・メディチの肖像」(1590c)


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ヴィットーレ・カシーニ(フィレンツェ、1567‐1572記録)に帰属する「ルクレツィア・メディチの肖像」(1558‐60)


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廊下から庭園に出ることが出来ます。


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庭園です。


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ヴァザーリの存命中やその子孫が所有していた時、ここは菜園として利用されていました。


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庭から見たヴァザーリの家です。


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「ケーレス(注:豊穣の女神)の廊下」に戻りました。


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ヴェネトの無名画家の「羊飼いの礼拝」(16世紀第4四半世紀)


P1770319
Paul Brill (Anversa, 1554- Roma, 1626)の「隠遁の聖パオロ」(1595‐1600)


P1770323
ヤコポ・ズッキに帰属する「猟をするディアナ」(1570‐80c)


P1770326
ベルナルディーノ・ポッチェッティ(フィレンツェ、1548‐1612)の「最後の晩餐」(1590c)


P1770332
マーゾ・ダ・サン・フリアーノの「キリストの復活」(1560‐70c)


P1770334
マーゾ・ダ・サン・フリアーノの「墓地の女性たち」(1560‐70c)


P1770343
マーゾ・ダ・サン・フリアーノの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(1560‐70c)


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「アブラーモの部屋」


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天井の装飾


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ヴァザーリの「キリストの埋葬」(1532)


P1770373
ジョヴァンニ・ストラダーノの「バーリの聖二コラの奇跡」(1585)


P1770377
アウレリオ・ローミ(ピサ、1556‐1622)の「この人を見よ」(1610‐12)


P1770384
ジョヴァン・バッティスタ・モッシ(1591‐1598活動記録)の「キリストの鞭打ち」(1591)


P1770388
ペリン・デル・ヴァーガの「聖パオロの回心」(1530‐40c)


P1770390
ペリン・デル・ヴァーガの「判事と話す聖パオロ」(1530‐40c)


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次の部屋です。


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「徳の勝利の部屋」


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最初の部屋に戻りました。


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床の文様


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最初の部屋は「芸術と名声の間」と呼ばれてます。


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外に出ました。


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フィレンツェにもヴァザーリの家があります。併せて行くのも良いでしょう。しかし、入館は予約必須です。


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(おわり)


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アレッツォの9月20日通りです。


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通りの55番地にあるのがヴァザーリの家です。


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ジョルジョ・ヴァザーリ(アレッツォ、1511フィレンツェ、1574)がこの建物を買ったのが、30歳だった1541年でした。


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当時、ヴァザーリはフィレンツェに居を構え、フィレンツェ、ローマを何度も往復して仕事をしていたので、非常に多忙でしたが、生まれ故郷のアレッツォの屋敷を買い、部屋内部の装飾に努めたのです。
暇を見つけては、アレッツォに戻りました。部屋の装飾は1542年に始められ、1568年に終わったとされてます。


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ヴァザーリの死後、子孫たちがこの屋敷に居住していましたが、1687年子孫が途絶え空家となってしまいました。


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その後、フラテルニータ・デイ・ライチ(世俗の修道会会員の組織)が買い取り、その活動のために使用されていましたが、1897年にプロッツィ家の屋敷となりました。
写真はヴァザーリの家の入り口です。


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1911年、建物は市当局の所有となり、同年美術館として一般公開されるようになりました。


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2015年の入館者は11,443人だったそうです。この数字はチョット意外な感じがします。私が行った時、10人程度の入館者を何時も見かけますから。


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部屋上部にヴァザーリの描いたフレスコ画があります。その肖像画は彼の友人たちのものです。
また、壁の絵画は彼の作品や彼が収集したものです。


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仕事ではなく、ヴァザーリの好みと趣味で描いたそうです。
暇を見つけてはフィレンツェ、ローマからこの屋敷に戻り、フレスコ画や絵画の制作に没頭したそうです。よほど絵を描くのが好きだったのでしょう。


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マーゾ・ダ・サン・フリアーノ(フィレンツェ、1531‐1571)の「受胎告知とバーリの聖二コラ」(1560‐70c)


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ジョヴァンニ・バルドゥッチ通称イル・コスチ(フィレンツェ、1560c‐ナポリ、1631以降没)の「聖アントニオ・アバーテの奇跡」(1580‐90c)


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ジョヴァンニ・マリア・ブッテ—リ(フィレンツェ、1540c‐1606)の「聖セバスティアーノの殉教」(1570‐80c)


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ロレンツォ・サバティーニ(ボローニャ、1530c‐ローマ、1577)に帰属する「墓地のマグダラのマリア」(16世紀第3四半世紀)


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ジョヴァンニ・ストラダーノ(ブルージュ、1523‐フィレンツェ、1605)の「磔刑」(1581)


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ミラベッロ・カヴァローリ(フィレンツェ、1535‐1572)の「聖バルバラ」(16世紀第3四半世紀)


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ヤコポ・リゴッツィ(ヴェローナ、1547‐フィレンツェ、1627)の「悔悛の聖ジローラモ」(1580‐90c)


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アレッサンドロ・アッローリ(フィレンツェ、1535‐1607)の「祈る聖フランチェスコ」)1606)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ(ヴィアダーナ、1500c‐パルマ。1569)に帰属する「聖ジローラモ」(1540‐50c)


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フィレンツェの無名画家の「アンドレア・デル・サルト作『洗礼者聖ジョヴァンニ』の複製画」(16世紀後半)


P1770174
フィレンツェの無名画家の「聖エレーナ」(1590‐1600c)


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フィレンツェの無名画家の「聖ジローラモ」(1590‐1600c)


P1770178
フィレンツェの無名画家の「コルトーナの聖マルゲリータ?」(1590‐1600c)


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ヴァザーリ自身制作のヴァザーリの家の模型(1572)


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ヴァザーリの「Guida」(1542c)


P1770190
ヴァザーリの「砂漠のエリア」(1563‐64)


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ヴァザーリの「アベルの犠牲」(1563‐64)


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ヴァザーリの「最後の晩餐」(1563‐64)


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アンドレア・サンソヴィーノ(モンテ・サン・サヴィーノ、1470c‐1529)の「ガルバ帝」(1510‐15)


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次はアポロとミューズの部屋です。


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この部屋の壁にも絵画が掲げられてます。


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ヤコポ・ズッキ(フィレンツェ、1541c‐ローマ、1596)の「マルシアの皮を剥ぐアポロ」(1570‐80c)


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ヤコポ・リゴッツィ(ヴェローナ、1547‐フィレンツェ、1627)の「ミケランジェロ作『フォルトゥーナの寓意』の複製画」(1570‐80c)


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カルロ・ポルテッリ(1538‐1574活動記録)の「慈愛の寓意」(1555c)


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ペリン・デル・ヴァーガ(フィレンツェ、1501‐ローマ、1547)の「ノアの洪水」(1530‐40c)


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ヴァザーリの追随者の「賢明の寓意」(16世紀第3四半世紀)


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ヤコポ・ズッキの「アドーネの死」(1577以降)


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イタリアの無名画家の「パリス(注:ギリシャ神話)の判決」(16世紀後半)


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トスカーナの無名画家の「アポロとダフネ」(16世紀第4四半世紀)


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詳細不明
(つづく)



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1043年の文書に、修道院がこの地にあったことが記されてます。現在の教会の建物は、バルトロメオ・アンマナーティの設計によって、1591年創建、1611年に完成した二代目となるものです。


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1711年に制作された木製の天井です。


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ジョルジョ・ヴァザーリ・イル・ジョーヴァネの主祭壇(1607)
「ジョルジョ・ヴァザーリ・イル・ジョーヴァネ」と言う名前を初めて知ったのがこの教会でした。


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後陣の装飾


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テオフィーロ・トッリの「被昇天の聖母」


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後陣横のフレスコ画もテオフィーロ・トッリの作品です。


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彩柚テラコッタがある礼拝堂です。


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アンドレア・デッラ・ロッビアの協力者の「アンドレア・デッラ・ロッビア作『慈悲の聖母』の複製」


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この礼拝堂のフレスコ画はサルヴィ・カステッルッチの作品


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テオフィーロ・トッリのフレスコ画


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アレッサンドロ・ベッティの「マギの礼拝」


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オルガン横のフレスコ画はサルヴィ・カステッルッチの作品


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ヴィンチェンツォ・ダンディーニによるオルガンの装飾です。


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ヴィンチェンツォ・ダンディーニの作品


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ベルナルド・サンティーニの「磔刑と聖ピエトロと聖ベルナルド」


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サルヴィ・カステッルッチのフレスコ画


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豪華な礼拝堂です。


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上部の装飾はウリッセ・ジョッチの作品です。「音楽天使」


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こちらもウリッセ・ジョッチの作品


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これもウリッセ・ジョッチの作品


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その下にあるのは、ベルナルド・サンティーニの「聖母子と二聖人」


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サルヴィ・カステッルッチの作品


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ヴィンチェンツォ・ダンディーニの作品


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サルヴィ・カステッルッチの作品


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サルヴィ・カステッルッチの作品


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クリプタがありますが、扉が閉まっていました。


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拝観できて満足しました。


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これがあるので助かりました。


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主祭壇前から見た出入口です。


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外に出ました。


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国立美術館は前日に入館したので後回しにしました。


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サン・フランチェスコ聖堂の拝観が優先です。


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サンティ・フローラ・エ・ルチッラ教会の拝観も後回し。


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フォルリのピエロ・デッラ・フランチェスカ展がイマイチだったので、その分余計に彼のフレスコ画が見たいのです。


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切符売り場は閑散としてました。


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地元の信者さんと係員しかいませんでした。


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後日、古寺巡礼で取り上げる予定です。


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ミサが行われていました。


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ミサ中でも邪魔をしないように拝観することが出来ます。


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他の人がいなかったので、傑作を独り占めして鑑賞出来ました。


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幸せでした。


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アレッツォは良いですね。


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もう昼食時です。


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(つづく)

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翌朝です。前日と異なり安定した好天の一日となりました。


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寝覚めが遅いイタリア通りです。


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この日は、サン・フランチェスコ聖堂などの教会巡り、ヴァザーリの家、最後に国立中世・近代美術館の予定でした。前日の国立美術館は作品の写真を撮ることが中心だったので、鑑賞の方が疎かになりました。もう一度入館して、じっくりと鑑賞するのが目的です。


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トスカーナでは、フィレンツェ、シエナに次いで見どころが多い街なので、大体2泊以上することにしてます。


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サン・フランチェスコ聖堂です。


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教会は開いていましたが、この時間は地元の人たちの信仰のために開けているので、観光客は遠慮して欲しいとの事でした。切符を買って拝観するれば良いのですが、切符売り場窓口が開くのは1時間後なので、それまで他のところに行くことにしました。


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聖堂前に立っているのは、Vittorio Fossombrini 像です。


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ヴィットリオ(アレッツォ、1754-フィレンツェ、1844)は、数学者、エンジニア、経済学者でもあり政治家だった、当時の万能の天才でした。アレッツォ市民の誉れということで、目立つ場所に像が立てられました。


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観光客の出足が鈍いようです。


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開いている教会は少ないと思いましたが、それでも教会巡りをしました。


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1667年から1686年に建設されたサン・イグナツィオ教会です。


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既に宗教活動を停止して、現在市当局の所有となっています。催事場や会議室として使用されており、その時に限って拝観できるのです。
この日は扉が閉まっていました。旧教会の場合、その使用頻度はファサード前の地面に積もったハトのフン量によって判定することにしてますが、量が多かったので、近頃は殆ど使用されていないと思いました。


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見えている鐘楼はサンティ・フローラ・エ・ルチッラ教会のものと思います。


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バッチ広場


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道を下ったところにサン・ジュゼッペ教会があります。


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サン・ジュゼッペ教会はまだ現役の教会と思いますが、何時も閉まっているので拝観したことがありません。


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今度は坂を上りました。


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旗はジョストラが近いことを示してます。


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次はサンタ・マリア・イン・グラーディ教会です。


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サンタ・マリア・イン・グラーディ教会は毎日開くので安心していましたが・・・・


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写真左先に広場があります。その広場に面して教会が建ってます。


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うわっー、閉まってる。ガックリです。


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ここは拝観したかった!


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サンタ・マリア・イン・グラーディ広場


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諦めきれないので、帰り道にもう一度来ることにして、先を急ぎました。


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次はサンティ・ファビアーノ・エ・セバスティアーノ教会です。


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ムレッロ広場が見えてきました。


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広場に面して教会が建ってます。


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サンティ・ファビアーノ・エ・セバスティアーノ教会です。


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機能を停止した旧教会で、博物館になっていますが、最近は開館していないと思います。


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ファサードのフレスコ画


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次はサン・ドメニコ教会です。


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サッソヴェルデ通りの突当りにサン・ドメニコ教会があります。


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サン・ドメニコ教会です。


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この教会は後日古寺巡礼で改めて取り上げる予定です。


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傑作美術品の宝庫です。


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外に出ました。


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次はヴァザーリの家です。


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ヴァザーリの家は教会のすぐそばにあります。


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歩いて2,3分といった距離です。


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着きました。


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ヴァザーリの家


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2014年頃まではここが入口でした。


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現在、その隣の、こちらが入口となってます。


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入館しました。


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フィレンツェでは多忙でしたが、暇を見つけては、自分が建てた家に戻り、好きなようにフレスコ画を描くなどして装飾しました。


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ヴァザーリの家は後日改めて取り上げる予定です。


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ヴァザーリの友人だった画家たちの作品も展示されてます。


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ヴァザーリの家の庭園です。


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庭園から見たヴァザーリの家


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外に出ました。


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ムレッロ広場に戻りました。


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ムレッロ通りを下りました。


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サンタ・マリア・イン・グラーディ教会にもう一度寄ってみることに。


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開いていました。


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美術作品が多い教会として知られてます。


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(つづく)



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次の部屋です。


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ヴィンチェンツォ・ダンティ(ペルージャ、1530‐1576)の「聖ルーカ」(1570‐71)


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ジョヴァンニ・バルドゥッチ(フィレンツェ、1560c‐ナポリ、1631以降没)の「天上の聖母子と聖人たち(1580‐90)


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ヴァザーリの「アブラモ、サラ、アガル、イスマエルの顕現する天使たち」(1573)


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チゴリ(サン・ミニアート、1559‐ローマ、1613)の「キリストの復活」(1591)


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ヤコポ・ヴィニャーリ(プラートヴェッキオ、1592‐フィレンツェ、1664)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖フランチェスコなどの聖人に顕現する聖母」(1653)


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フランチェスコ・ディ・ラッゼーロ・トルニ(フィレンツェ、1492‐ローマ、1562)の「受胎告知」(1542以前)


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ヴァザーリの「ピエーヴェ・ディ・サンタ・マリアの多翼祭壇画」(1568)
アレッツォのサンタ・マリア・ディ・ピエーヴェ教会にありました。


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ヴァザーリの「聖ロッコ」(1568)


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鑑賞しやすい展示です。


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十分なスペースが採られてます。


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目線の位置に作品が展示されているのが特徴です。


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第18室です。


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ヤコポ・ダル・ポンテ(バッサーノ、1510c‐1592)とフランチェスコ・ダル・ポンテ(バッサーノ、1549c‐ヴェネツィア、1592)の「ノアの洪水」(1573c)


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ヤコポ・ダル・ポンテとフランチェスコ・ダル・ポンテの「ノアの箱舟」(1573c)


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ナポリ派無名画家の「聖バルトロメオ」(17世紀)


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アンジェロ・カロセッリ(ローマ、1585‐1652)の「魔術のシーン」(17世紀前半)


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アンジェロ・カロセッリの「魔術のシーン」(17世紀前半)


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カルロ・ドルチ(フィレンツェ、1616‐1686)の「聖霊降臨」(1666)


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ヤコポ・ズッキ(フィレンツェ?、1542c?、1596)の「マギの礼拝」(16世紀後半)


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サルヴィ・カステッルッチ(アレッツォ、1608-1672)の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖ドメニコ」(1655‐57)


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サルヴィ・カステッルッチの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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サルヴィ・カステッルッチの「聖母子と聖ロレンツォと聖カテリーナとドメニコ会聖人」(1656c)


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フィレンツェ派無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(16世紀末)


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サルヴィ・カステッルッチの「永遠なる父」(1656c)


P2180945
フィレンツェ派無名画家の「殉教した聖女に描かれた母と娘の肖像」(16世紀末)


P2180949
サンティ・ディ・ティート(ボルゴ・サンセポルクロ、1536-フィレンツェ、1603)の「サン・トッマーゾ・ダクイーノの祭壇画」
アレッツォのアクイーノのサン・トッマーゾ祈祷所にありました。


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サンティ・ディ・ティートの「キリストの復活」(16世紀後半)


P2180957
ティベリオ・ティーティ(フィレンツェ、1573c‐1627)の「聖母の誕生」


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次の部屋です。


P2180961
アンドレア・ポッツォ(トレント、1642-ウィーン、1709)の「アントニア・グリッフォーリ・アッリーギの肖像」


P2180964
サルヴァトール・ローザ(ナポリ、1615‐ローマ、1673)の「トンコ(ピエモンテ州)の風景」


P2180966
グレチェット(ジェノヴァ、1610c‐1665?)の「エジプトへの逃避」(17世紀前半)


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カルロ・マラッタの追随者の「聖母子と聖アンナ」(18世紀)


P2180973
ヴィヴィアーノ・コダッツィ(ベルガモ、1604‐ローマ、1670)の「遺跡があるローマの風景」(1663)


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Gaspard Dughet detto Poussin (Roma,1615-1675 )の「風景」(17世紀後半)


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サルヴァトール・ローザの「托鉢僧がいる風景」(1650以降)


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ベルナルディーノ・サンティーニ(アレッツォ、1593‐1652)の「家族の肖像」(17世紀初め)


P2180986
ピエル・フランチェスコ・モーラ(コルドレリオ、1612‐ローマ、1666)に帰属する「二人の女性」(1645‐55)


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フランチェスコ・トレヴィサーニ工房の「鞭打ち」(1695‐96)


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17世紀の無名画家の「戦闘のシーン」


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フランチェスコ・トレヴィサーニ工房の「マグダラのマリア」(1720‐30)


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ピエトロ・アンジェレッティ(ローマ、1737‐1798)の「画家アンジェロ・リッチの肖像」(18世紀中ごろ)


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ラッファエッロ・コンティ(アレッツォ、1847‐フィレンツェ、1910)の「アレッツォのピエーヴェ教会の内部」(1876以降)
当たり前ですが、当時もピエトロ・ロレンツェッティの多翼祭壇画があったことが分かります。


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ジュゼッペ・モリッチ(フィレンツェ、1806‐1879)の「病み上がりの孤児」(1858)


P2190009
ピオ・リッチ(アレッツォ、1848‐フィレンツェ、1918)の「悲惨な場面」(1880)


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次の部屋です。


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トッマーゾ・セバスティアーニ(19世紀前半活動)の「ロレンツォ・イル・マニーフィコの作品を示すミケランジェロ」(19世紀初め)


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ピオ・リッチの「フラテルニータ・デイ・ライチの施し」(1870)


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ピエトロ・ベンヴェヌーティ(アレッツォ、1769‐フィレンツェ、1844)の「肖像画」(1799)


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ピエトロ・ベンヴェヌーティの「自画像」(1840)


P2190028
アントニオ・プッチネッリ(カステルフランコ・ディ・ソット、1822‐フィレンツェ、1897)の「ガスパーレ・ボンチの肖像」(1860)


P2190031
Jean-Marc Baud (Ginevra, 1827-1907) の「女性の肖像」(1850)


P2190034
ピオ・リッチの「フランチェスコ・トゥリーニの肖像」(1870c)


P2190037
グアルティエーロ・デ・バッチ・ヴェヌーティ(ルッカ、1857‐アレッツォ、1938)の「ジュゼッペ・ヌッチの肖像」(1877‐81)


P2190040
アントニオ・サルヴェッティ〈コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1854‐1931〉の「ドメニコ・フォスカーリの肖像」(1925)


P2190043
アントニオ・サルヴェッティの「男の肖像」


P2190058
2階のロビーに戻りました。


P2190046
ヴァザーリの「エステルとアッスエーロの晩餐」(1549)


P2190050
ジョヴァンニ・チミーカ(1743‐1788)の「ピエトロ・レオポルドの肖像」(1755c)


P2190053
ジョヴァンニ・チミーカの「ルチッラ・アルベルゴッティ・シーリの肖像」(18世紀)


P2190056
ジョヴァンニ・チミーカの「ジャチント・フォッソンブローニの肖像」(18世紀)


P2190059
アレッツォの無名画家の「エレーナ・フォッソンブローニの肖像」(18世紀)


P2190063
アレッツォの無名画家の「アントン・マリーア・フォッソンブローニの肖像」(18世紀)


P2190065
外に出ようとすると激しい雷雨になっていました。


P2190067
以上が2016年6月の展示作品でした。
(つづく)

P2180732
マッテオ・ラッポーリ(アレッツォ、1450‐1504)に帰属する「幼きキリストを崇める聖母」(1487)


P2180736
アンジェロ・ディ・ロレンティーノ(アレッツォ、1465c‐1527)の「キリストの復活」(15世紀末―16世紀初め)


P2180739
ドメニコ・ペコリ(アレッツォ、1480c‐1527)の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(1500‐10)


P2180741
アンジェロ・ディ・ロレンティーノの「聖母子と天使」(15世紀末―16世紀初め)


P2180744
アンジェロ・ディ・ロレンティーノの「聖フローラと聖ルッチッラ」(15世紀末‐16世紀初め)


P2180748
ニッコロ・ソッジ(アレッツォ、1479‐1552)に帰属する「嘆き」(15世紀末‐16世紀初め)


P2180752
バルトロメオ・デッラ・ガッタとアンジェロ・ディ・ロレンティーノの「慈悲の聖母」(1490c)


P2180756
アレッツォ派無名画家の「聖母子」(15世紀前半)


P2180759
次の部屋です。


P2180760
彩柚テラコッタなどが展示されてます。


P2180764
ジローラモ・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1488‐パリ、1566)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1505‐12c)


P2180768
ロッビアーナ工房の「聖セバスティアーノ」(15世紀中ごろ)


P2180772
アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母子と聖セバスティアーノと聖ジュリアーノ」(1495‐1500c)
プレデッラが付いてます。


P2180775
ロッビアーナ工房の「幼児のトンド」


P2180777
陶器類の展示


P2180778
マヨルカ陶器?


P2180779
これらの展示がこの美術館の特徴とされてます。


P2180780
同じように見えてしまって・・・・・


P2180781


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P2180784
沢山ありますね。


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P2180786
ロビーに戻りましたが、ロビーの展示作品を見るのを後回しにして、3階に向かいました。


P2180863
早く観たい作品があったからです。


P2180864
シニョレッリの作品が並んでます。


P2180789
ルーカ・シニョレッリ(コルトーナ、1445c‐1523)の「天上の聖母子と天使と聖フランチェスコと聖キアーラとマグダラのマリアと聖マルゲリータ」(1518‐19)


P2180794
ルーカ・シニョレッリと工房の「天上の聖母子と永遠なる父と聖人たち」(1519‐23)


P2180800
ヴァザーリの作品は修復中でした。


P2180811
確かに修復中で、紙のようなものが何か所も貼られた作品が別の場所にありました。


P2180804
Maestro Allegro (フィレンツェで16世紀前半に活動)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(16世紀前半)


P2180808
ピエリーノ・ダ・ヴィンチ(ヴィンチ、1529‐ピサ、1553)の「フォンターナのプット」(1540c)


P2180816
イル・ポッチェッティ(フィレンツェ、1548‐1612)の「カルヴァリオへの途」(1580‐85c)


P2180818
ドメニコ・ペコリ、ニッコロ・ソッジ、アンジェロ・カパンナの「聖会話」(15‐16世紀)


P2180824
ジョルジョ・ヴァザーリの「無原罪の御宿りの寓意」(1541c)


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ドメニコ・ペコリ、ニッコロ・ソッジ、フェルディナンド・コーカの「慈悲の聖母」(1520c)


P2180831
展示室のフレスコ画


P2180832


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ヴァザーリの「サン・ロッコの祭壇画」(1536‐37)
アレッツォのサン・ロッコ教会にあったので、そう呼ばれてます。


P2180839
16世紀の無名画家の「磔刑」


P2180842
16世紀の無名画家の「キリストの埋葬」


P2180846
16世紀の無名画家の「ドメニコ会の4聖人」


P2180850
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ・ラルチャーニ(フィレンツェ、1484‐1527)の「聖母子」(1510‐25c)


P2180852
マーゾ・ダ・サン・フリアーノ(フィレンツェ、1531‐1571)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」


P2180858
ニッコロ・ソッジに帰属する「幼きキリストへの崇拝」


P2180861
作者不詳の「聖体容器」(16世紀)
(つづく)

P2180264
リベルタ広場


P2180265
ドゥオーモ


P2180267
天気が良くなったので、人出が多くなってきました。


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Palazzo Comunale


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アレッツォの紋章があります。


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沢山の見どころがある市庁舎ですが、実際に執務が行われているので、見学するのが憚れます。


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その一角に観光案内所が設けられてます。


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この場所は見逃せません。


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これがお目当てです。
サルヴィ・カステッルッチ(1608‐1672)の「聖母子と聖ドナートと聖ステファノ」


P2180281


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次はドゥオーモです。


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見どころが多いドゥオーモです。


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「古寺巡礼」で別に取り上げる予定です。


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ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品


P2180395
ドゥオーモ広場


P2180273
Palazzo della Provincia


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いつの間にか雷鳴が聞こえなくなっていました。


P2180399
次は国立中世・近代美術館です。


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サン・ピエル・ピッコロ教会修道院です。


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この時間は開いていません。


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この先に美術館があると思っていましたが・・・・・


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地図は持っていましたが、例によって見ませんでした。


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途中で道を間違えて、サン・フランチェスコ教会の前に出てしまいました。


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教会の前に出て、道を間違えたことに初めて気付くと言うお粗末な自分に呆れました。


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Via del Saracino


P2180413
美術館は入館無料になりましたが、無料入館券を貰う窓口の開く時間が決まっているのです。それに間に合うか微妙な時間になってしまったので、この付近では走っていました。


P2180414
何とか間に合いました。


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美術館に付いては、現在掲載させて頂いてます。


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ルーカ・シニョレッリの作品


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外に出たら雷雨でした。


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’Canto della Croce '


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突き当りの店で暫し雨宿りをさせて頂きました。


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サンティ・ロレンティーノ・エ・ペルジェンティーノ教会


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小雨になったので、歩き始めました。


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写真右下に教会があります。


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サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会


P2190079
雨は小康状態ですが、雷鳴が時々聞こえてくるので、何時大雨になるか分からない状態でした。


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閉館間際まで美術館にいたので、明るいですが午後7時を過ぎています。


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サンティ・フローラ・エ・ルチッラ教会


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開いていましたが、扉が閉まるのは時間の問題と考えて、拝観をパス。


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隣接する彩釉テラコッタは見逃せません。


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ここにあります。


P2190087
ロッビア工房の作品


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天気が変わり易い一日でした。


P2190092
写真左手前の建物のタベルナコロが見逃せません。


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17世紀のアレッツォの無名画家の「聖母子」


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歓声と拍手が聞こえてきました。


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サン・フランチェスコ広場


P2190097
市民マラソンが行われていました。


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教会はもう閉まっていました。


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未だ競技中でした。市内を何度も周回するようです。


P2190102
人々が移動して行きます。


P2190103
教会の横を通り抜けました。


P2190104
ホテルに戻りたかったのですが、コースを横切らないとホテルに行けないので困りました。


P2190105
そのうちに競技が終わるだろうと思いました。


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サン・ミケーレ教会


P2190107
イタリア通りもコースになっていました。


P2190109
先頭のランナーが走って来ました。


P2190110
滑りやすく走り難い道に見えましたが、それをモノともせずに走り抜けて行きます。


P2190111
ゴールの先に虹がかかっていました。
(つづく)

P2180555
次の部屋です。


P2180557
スピネッロ・アレティーノの領域の「聖バルトロメオ」(14世紀後半)


P2180561
スピネッロ・アレティーノの領域の「ピエタのキリスト」(14世紀後半)


P2180562
スピネッロ・アレティーノの領域の「聖ドナート」(14世紀後半)


P2180568
パッリ・ディ・スピネッロ(アレッツォ、1387‐1453)の大天使ガブリエーレ」(1440‐49c)


P2180569
パッリ・ディ・スピネッロの「2音楽天使」(1440‐49c)


P2180571
パッリ・ディ・スピネッロの「大天使ミケーレ」(1440‐49c)


P2180574
パッリ・ディ・スピネッロの「2音楽天使」(1440‐49c)


P2180576
パッリ・ディ・スピネッロの「聖ベルナルド」(1440‐49c)


P2180579
パッリ・ディ・スピネッロに帰属する「戦闘の場面」(1435‐40c)


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パッリ・ディ・スピネッロの「慈悲の聖母」


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この作品の後ろにあるフレスコ画が気になります。


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裾絵は「聖ロレンティーノと聖ペルジェンティーノの物語」がテーマです。


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P2180598
アレッツォ派無名画家の「玉座の聖母子」(15世紀前半)


P2180603
スピネッロ・アレティーノの領域の「聖母子と聖ドナート」


P2180606
スピネッロ・アレティーノ(アレッツォ、1350c‐1410)とパッリ・ディ・スピネッロの「天使たちの戦い」(15世紀)


P2180609
ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「天上のキリストと聖人たち」(15世紀前半)


P2180615
スピネッロ・アレティーノの「三位一体」(1400‐10)


P2180618
修復中とのこと


P2180619
これも修復中


P2180620
ガラス製品類の展示


P2180621
次の部屋です。


P2180622
部屋の壁だけに作品が展示されていて、ゆったりとした感じで鑑賞出来ます。


P2180623
イル・モスカ(セッティニャーノ、1492‐オルヴィエート、1553)の「暖炉」(1533c)


P2180629


P2180625
フィレンツェ派無名画家の「聖アントニオ・アバーテ」(15世紀前半)


P2180632
ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1491)の「慈悲の聖母と聖ベルナルディーノとバーリの聖二コラ」(1456)
アレッツォのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖域にありました。


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メインパネル


P2180638
裾絵


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裾絵のテーマは「サンタ・マリア・デッレ・グラツイエの創設」


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フェッラーラ派無名画家の「玉座の聖母子と聖フランチェスコと聖キアーラ」(1460‐70c)


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P2180654
バルトロメオ・ディ・ジョヴァンニ(フィレンツェ、1488‐1501記録)の「磔刑とマグダラのマリア、パドヴァの聖アントニオ、聖ジョルジョ」(15世紀末)


P2180658
ミケーレ・ダ・フィレンツェ(フィレンツェ、1385‐ペーザロ、1457)に帰属する「聖アントニオ・アバーテ」(15世紀前半)


P2180662
ミケーレ・ダ・フィレンツェの「磔刑」(1430‐36c)


P2180666
ベルナルド・ロッセッリーノ(セッティニャーノ、1409‐フィレンツェ、1464)に帰属する「慈悲の聖母」


P2180670
バルトロメオ・デッラ・ガッタ(フィレンツェ、1448‐1502)の「アレッツォにおけるペスト禍からの予防を祈願する聖ロッコ」(1482c)


P2180674
バルトロメオ・デッラ・ガッタの「フラテルニータ・デイ・ライチ館前の聖ロッコ」(1479)


P2180677
詳細不明


P2180680
詳細不明


P2180684
フィレンツェ派無名画家の「聖母子」(15世紀)


P2180689
プセウド・ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(15世紀後半)


P2180695
ロ・スケッジャ(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ、1406‐1486)の「聖母子と音楽天使たち」


P2180698
ロレンティーノ・ダンドレア(アレッツォ、1463‐1506記録)の「聖母子と聖ガウデンツィオと聖コルマート」


P2180700
メインパネル


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裾絵


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裾絵のテーマは「聖人たちの物語」


P2180708



P2180712
次の部屋です。


P2180711


P2180713
剥離フレスコ画が並んでます。


P2180715
マッテオ・ラッポーリ(アレッツォ、1450‐1504)に帰属する「聖母子と2天使」(1475‐80c)


P2180720
アンジェロ・ディ・ロレンティーノ(アレッツォ、1465c‐1527)の「四聖女(聖ルチア、聖フローラ、聖ルチッラ、聖キアーラ)」(16世紀初め)


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ドメニコ・ペコリ(アレッツォ、1480c‐1527)の「聖ベネデット」(1500‐10)


P2180726
「聖ベルナルドの幻視」はフォルリのピエロ・デッラ・フランチェスカ展に貸し出されていました。


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聖書台(16世紀) 制作者不詳


P2180729
(つづく)

今回は、アレッツォの国立中世・近代美術館 Museo Statale d'Arte Mediovale e Moderno です。
P2190067
アレッツォのサン・ロレンティーノ通りです。


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サン・ロレンティーノ通りに面して建つ、15世紀の建設されたブルーニ・チョッキ宮です。


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ブルーニ・チョッキ宮が国立中世・近代美術館となってます。


P2180414
閑古鳥が鳴いていた美術館でしたが、何と2016年から入館無料としたのです。その効果が出たようで、この日は、入館者を10数人見かけました。


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入館するには、切符売り場?(正確には切符配布場と言うべきでしょう)に行って、無料入館切符を受け取る必要があります。ここで注意する必要があるのは、無料券を受け取れる時間が決められており、それ以外の時間は美術館が開館していても窓口が閉鎖されていることです。
無料券のチェックが各階で行われている場合があり、その場合、無料券を所持していないと退館させられます。
今までの入館料は僅か€4だったと思いますが、私としては、無料の方が制約が多い(切符配布時間に行かないといけない。HPに掲載されている切符配布時間が正しいのか不安がある。)ので、従来通り有料の方が良いと思いました。


P2190065
入館無料となった国立美術館は、私の知る限り、ここが最初と思います。
何故、無料としたのでしょうか?


P2180415
2016年6月と2015年6月では、展示作品が微妙に変わっています。
先に2016年6月時点の展示作品をアップすることにします。


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ウンブリア・アレッツォの無名画家の「磔刑」(13世紀末)


P2180419
数点の作品がアスコリ・ピチェーノで開催された「チマブーエからカラヴァッジョの特別展」に貸し出されていました。
ところで、今年イタリアで行われる「カラヴァッジョ展」で大掛かりなものはトリノで開催中で、全部で51点(多分カラヴァッジェスキ画家の作品を含むと思います)の作品が展示されてます。私も行きたいと考えてます。


P2180420
マルガリート・ディ・アレッツォ(1262記録)と協力者の「聖フランチェスコ」(1260‐75c)


P2180424
マルガリート・ディ・アレッツォの「モンテルンゴの聖母」(13世紀後半)


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ディエティサルヴィ・ディ・スペーメ(1250‐1291記録)の「玉座の聖母子」(1270‐80c)


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13世紀のトスカーナの親方の「聖母子」
保護板に覆われているので写真写りが悪い。


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トスカーナの無名彫刻家の「聖母子」(13‐14世紀)


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Maestro del San Michele (14世紀前半活動)の「大天使ミケーレ」(14世紀初め)


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Maestro del San Michele の「聖母子」(14世紀前半)


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無名彫刻家の「聖母子」(14世紀前半‐15世紀初め)


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Maestro del San Michele の「聖母子」(14世紀?)


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無名彫刻家の「聖ロッコ」(14世紀末‐15世紀初め?)


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無名彫刻家の「聖母子」(14世紀)


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Maestro del San Michele の「聖シジスモンド?」(13世紀末)


P2180459
無名彫刻家の「ドメニコ会の聖人」(14世紀前半)


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無名彫刻家の「Mensola con grifo」(14世紀)


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彫刻の断片(13世紀初め)


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「ライオンの副柱頭」(12世紀末?)


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以前よりも確かに入館者が多くなりました。


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彫刻断片の紹介は省略させて頂きます。


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1階の作品は以上で終わりです。一旦中庭に出て、階上に向かいます。


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ギリシャ、ローマ時代の列柱と柱頭が並んでます。


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「聖母子」の浮彫はキオストロ回廊にあります。


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階段を上りました。


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1階から2階に向かう途中にある作品です。(詳細不明)


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2階は絵画の展示です。


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2階のロビー


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ロビーのフレスコ装飾


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先ず第4室です。


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14世紀の無名画家の「玉座の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとバーリの聖二コラ」


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ジョヴァンニ・ダル・ポンテ(フィレンツェ、1385‐1437)に帰属する「玉座の聖母子とバーリの聖二コラと聖ジュリアーノ」(1410‐20)


P2180497
トスカーナの親方の「聖母子と四聖人」(15世紀)


P2180500
フィレンツェの親方の「聖母子」(14世紀末)


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無名画家の「ベルナルド・ダッディ作『聖オルソラの物語』の複製画」(1335‐40c)


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中央の「聖オルソラと聖ロレンツォがいる磔刑」


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左は「植民地へ到着する聖オルソラ」


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右は「聖オルソラの殉教」


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ブオナミーコ・ブッファルマッコ(フィレンツェ、1315‐1340記録)の「大天使ミケーレ」(1420‐30)


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グアリエント(1338‐1367記録)の「権天使」(1354c)


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ピエトロ・ロレンツェッティ(シエナ、1306‐1345記録)の「玉座の聖母子と聖アグネスと聖カテリーナ」(1310‐15c)


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョ(アレッツォ、1370‐1452c)の「慈悲の聖母」(1414c)


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展示作品の質が高いと思います。


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「玉座の聖母子と聖ロレンツォと聖アントニオ・アバーテ」(1414)


P2180539
ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「聖バルバラと聖ヤコポ」(1414c)


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ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1416記録)の「ピエタのキリスト」(1405‐06c)


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スピネッロ・アレティーノ(アレッツォ、1350c‐1410)の「ピエタのキリストと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」(1395c)


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アレッツォ派無名画家の「玉座の聖母子」(14‐15世紀)
(つづく)



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時計台にいた時は大雨でしたが、館外に出たら雨は殆ど止んでました。


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青空が顔を覗かせてきました。


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次はピエーヴェ教会です。


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雨がチョット強くなってきました。アルプスから寒気が入ってきたので天気が安定しないのです。


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イタリア通り


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名の知られた建物ばかりが建ち並んでます。


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ピエーヴェ教会の中に入りました。たった今、ミサが終わったようです。


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美術ファンには見逃せない教会です。


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傑作が揃ってます。


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この教会はいずれ古寺巡礼で取り上げる予定です。


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有名な磔刑像


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ピエトロ・ロレンツェッティの多翼祭壇画(1320)です。


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次は道を挟んで、ピエーヴェ教会の向かいにあるAntiquari a Palazzo です。


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入館は無料です。あまり有名ではありませんが、幾つかの傑作を有することで知られてます。


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ここに付いては、美術館巡りで別個に取り上げる予定です。


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ソドマの作品


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見応えがありますよ。


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外に出たら、まだ雨が降り続いていました。


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Torre della Bigazza


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お腹が空いて来たので、遅い昼食を何処にしようか。


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ここで食べました。


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その隣にある、こちらの方がお気に入りですが生憎と満席でした。この日の夜はここで食べました。


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食べ終わって店から出たら、天気が回復してました。


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これで安心して街歩きが出来ます。


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見どころが豊富なので、時間がいくらあっても足りません。


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Palazzo Camaiani Albergotti です。この建物の後ろ側が見どころです。


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Palazzo Camaiani Albergotti のPiazza del Commissario に面した方です。


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庇の下のフレスコ画が見逃せません。


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確か数年前に修復が行われ、色鮮やかに蘇りました。


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これだけ古い建物が残っているのは、地震が少ない上に先の大戦で大きな被害を受けなかったからでしょうか?


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Plazzo Pretorio


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沢山ある紋章のうち、メディチ家のものが最大で、建物の中心にあります。


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プレトリオ宮はイタリア通りとオルト通りが交差する位置にあります。


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次はドゥオーモですが、その前に行きたい所が数か所あります。


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ドゥオーモの鐘楼と身廊が見えてます。


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雷鳴が聞こえました。怪しい黒い雲。


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先ずペトラルカの家です。


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写真左の建物です。


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ペトラルカ? そうですか、フーン←私


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それ程興味がある訳ではありません。


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久し振りに入館しました。


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正直なところ退屈でした。


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間違いなくイタリア人には人気のペトラルカの家です。


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(つづく)

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詳細不明


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ニッコロ・バルドゥッチの「ファサードの計画」(1883)
以下、4枚の写真も同じです。


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アリストデモ・コストーリの「アルノルフォ・ディ・カンビオ」(1844)の複製
本物はドゥオーモ内にあります。


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エミーリオ・デ・ファブリスの「ファサードの計画」(1863‐64)


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ロト・トレッリの「アダム」(1886)


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ロト・トレッリの「イヴ」(1886)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・タッサ—ラの「アロン(モーゼの兄)」(1882‐86)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・タッサ—ラの「サムエル」(1882‐83)


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アモス・カッシオーリの「ファサード・ルネッタの装飾」(1879)


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ニッコロ・バラビーノの「ファサード・ルネッタの装飾」(1885‐87)


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切符売り場が見えました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「神の羊のトンド」(15世紀第4四半世紀)


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モンテ・ディ・ジョヴァンニの「聖ザノービのモザイク」(1504‐05)


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ルーカ・デッラ・ロッビアの聖歌隊席


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ルーカ・デッラ・ロッビアの「聖母子と2天使」(1489)


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フィレンツェの無名芸術家の「キリストの胸像」(16世紀初め)


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アンドレア・デッラ・ロッビアと弟子の「祈る父なる神と2天使」(15世紀第3四半世紀)


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パーニョ・ディ・ラーポ・ポルティジャーニに帰属する「聖母子」(15世紀中頃)


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ドナテッロ?の浮彫(15世紀第2四半世紀)


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ここの彫刻の展示は壮観です。


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左のナンニ・ディ・バンコの「予言者」(15世紀初頭)
中央はフランチェスコ・タレンティの「予言者」(14世紀第3四半世紀)
右はフランチェスコ・タレンティの「キリスト」(14世紀第3四半世紀)


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アンドレア・ピサーノの「祈るキリスト」(14世紀第2四半世紀)


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アンドレア・ピサーノの協力者の「モーゼ」(1337‐1341)


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ニーノ・ピサーノの「予言者」(1337‐1341)


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アンドレア・ピサーノの協力者の「予言者」(14世紀中頃)


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アンドレア・ピサーノの協力者の「予言者」(1337‐1341)


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ドナテッロの「髭の無い預言者」(1416‐18)
予言者なるものは胡散臭いと思います。


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ドナテッロとナンニ・ディ・バルトロの「イサクの犠牲」(1421)


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ドナテッロの「考え深い預言者」(1418‐20)


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ナンニ・ディ・バルトロの「予言者または洗礼者聖ジョヴァンニ」(1425)
彫刻自体は全て違いますが、何となくすべて同じように見えてしまいます。


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ドナテッロの「ハバクク」(1434‐36)


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ドナテッロの「エレミア」(1427‐36)


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ナンニ・ディ・バルトロの「オバデア」(1422)


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ニーノ・ピサーノの「シビッラ・ティブルティーナ」(1337‐41)


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アンドレア・ピサーノの「ダヴィデ」(1337‐41)


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アンドレア・ピサーノの「ソロモン王」(1337‐41)


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ニーノ・ピサーノの「シビッラ・エリトレア」(1337‐41)
次はこれらの彫刻の向かいに展示されている作品です。これらも同類項で、よく眺めてもその違いが殆ど分かりません。


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アンドレア・ピサーノ工房の「サートゥルヌス」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの「アダムを作る神」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノ工房の「ジュピター」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの「イヴを作る神」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノ工房の「マルス」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの「アダムとイヴ」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノ工房の「アポロ」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの作品ですが、私には意味が分かりません。


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アンドレア・ピサーノの「ヴィーナス」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの「Jubal 」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノ工房の「水星の擬人化」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノの「Tubalcain 」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノ工房の「月の擬人化」(1334‐43)


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アンドレア・ピサーノと弟子の「ノエの酩酊」(1343‐48)


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アンドレア・ピサーノ工房の「フェーデ」(1343‐60)


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アンドレア・ピサーノと弟子の「ジョニトゥス」(1343‐48)


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アンドレア・ピサーノ工房の「Carita 」(1343‐60)


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アンドレア・ピサーノと弟子の「建築の芸」(1343‐48)


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実は、これらの写真をあと50枚アップしても終わりません。


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キリがないので、この辺で終わるのが潮時です。


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


P2200692
詳細不明


P2200693
詳細不明


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外に出ました。


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現在、洗礼堂にある”天国の門”はレプリカですが、それで満足できれば、この美術館は不要かもしれません。


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(おわり)

今回は、Palazzo della Fraternita dei Laici (世俗の修道会会員のための館)の美術館の続きです。
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17世紀の無名画家の「アレッツォの司教と聖職者たち」


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修道会の文書が展示されています。


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フェデーレ・アッチャーイの「マリア・ルイ―ザ・ボルボーネと息子カルロの肖像」(1806)


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修道会の会則を記した文書


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会員の服装を定めた文書の一部


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廊下を通って次の部屋に向かいました。


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廊下の天井


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17世紀の無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚


P2170689
次の部屋です。


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天井のフレスコ画


P2170687
窓から広場が見えます。


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雨が強く降っていました。


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雨宿りのために入館したのは正解でした。


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勿論、入館する価値が十分にあります。


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ジャン・ドメニコ・マッティの「聖ロレンティーノ」(17世紀前半)


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ボローニャの無名画家の「時化の港の風景」(1767)


P2170706
ジャン・ドメニコ・マッティの「聖ペルジェンティーノ」(17世紀前半)


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18世紀の無名画家の「川のある風景」


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ジョヴァンニ・ダーニョロ・ディ・バルドゥッチョの「玉座の聖母子と聖ドナートと聖ステファノ」(15世紀前半)


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ドナート・モーリの「皇帝の鷲」(19世紀前半)


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16-17世紀の無名画家の「ラッファエッロ作『アンティオキアの聖マルゲリータ』の複製画」


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ヤコポ・マルティーニの「J. L. David 作『ナポレオンの肖像』の複製画」(1813)


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ピエトロ・エルミーニの「ジョルジョ・ヴァザーリ」(1797)


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光ってダメ?


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ピエトロ・エルミーニの「アンジェロ・ガンビリオーニの肖像」(1797)


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18世紀の無名画家の「滝のある風景」


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次の部屋です。


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この部屋の窓からも広場を見下ろすことが出来ます。


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ラッファエッロ・マルティーニの「ドメニキーノ作『悔悛のマグダラのマリア』の複製画」(1849)


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ルイージ・ゾッピの「ヴィットリオ・フォッソングローニの肖像」(1845c)


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ラニエーリ・バルトリーニの「トスカーナ大公フェルディナンド3世の頭像」(1822)


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ライモンド・ザバッリの「海岸の風景」(1839)


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制作者不明の「ヴィットリオ・エマヌエーレ3世の胸像」


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詳細不明


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19世紀の無名画家の「アポロ」


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詳細不明


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19世紀の無名画家の「パルミジャニーノ作『聖母子』の複製画」


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ピエル・ダンディーニの「フランチェスコ・レーディの肖像」(1695)


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修道会の会旗


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詳細不明の「聖ピエトロ」


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詳細不明の「祈るキリスト」


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修道会幹部の肖像画が並んでます。


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詳細不明の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


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雨が激しく降っていたので、時計塔の方は後回しにして絵画の展示を見ることにしました。


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現代画のようです。


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これらの展示ですが、以前は無かったような・・・・・


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説明プレートがありません。


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修道会と無関係の絵画と思いきや、宗教画も数多く展示されてます。


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20世紀の作品?


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説明板がないのでお手上げです。


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同じ画家の作品?


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明らかにアレッツォの風景を描いたものでしょうね。


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キリがないので、絵画部門の紹介はこのくらいで終わりにしましょう。


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絵画ギャラリーの窓越しの広場です。


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階段を上って時計塔に向かいました。


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時計があります。


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雨が降り続いていましたが、傘を差して時計塔に出ました。


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鐘楼の真下に出たのです。


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天気が良ければなあ!


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アレッツォの絶景ポイントです。


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アレッツォの写真を撮りたい方にはお勧めです。


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ただ美術館としては上級者向けでしょうね。


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修道会の知識があるとより理解が深まると思います。


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(つづく)

アレッツォは、人口99,587人(2016年3月31日現在)のトスカーナ州アレッツォ県の県都です。
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サンセポルクロ、シエナ、コルトーナなどからバスで来ることが多いのですが、この日は、鉄道でアレッツォに到着しました。


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駅舎


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バスターミナル


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先ずホテルに向かいました。


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この時はホテルの写真を撮るのを忘れてしまいました。駅前のホテルに泊まります。


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荷物をホテルに置いて身軽になったので、早速街歩きに出発しました。


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Bastioni di Santo Spirito


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イタリア通り


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夏ですが、アルプスからの寒気が入って雨模様の肌寒い日でした。


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この辺に来ると、アレッツォに来たことを実感します。


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右折してサンタゴスティーノ教会に向かいました。


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サンタゴスティーノ教会


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開いていましたが、ミサ中でした。


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この教会は何度も拝観しているので、無理をする必要がありません。


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アレッツォに来たのは、フォルリの開催されたピエロ・デッラ・フランチェスカ展のピエロ作品が少なく、内容的にも不満だったので、アレッツォに来てピエロの作品を堪能したくなったからです。もう一つの理由は、鉄道ストのためリミニで足止めされたので、旅程変更を余儀なくされたからです。


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雨が降り始めました。


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毎年のように来ているので、何処に何があるか、殆ど覚えてます。


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覚えているものの一つ、「聖母子」です。


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イタリア通りに戻り、その先の右に教会があります。


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サン・ミケーレ教会です。


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閉まっていましたが、有名なファサードのモザイクを見ることが出来たので満足です。


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これを見なくては!


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街角の聖母子のタベルナコロ


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サン・フランチェスコ聖堂の拝観は後回し。


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雨脚が強くなってきました。


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ピエーヴェ・ディ・サンタ・マリア教会


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アレッツォに来たならば、この教会は必訪です。


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ピサ・ロマネスク様式のファサード


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中に入ってビックリ!! ミサではありません。グループ観光客で一杯。


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無理をして拝観する必要がないので、直ぐに外に出ました。


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教会の横を通って広場に向かいました。


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グランデ広場


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この一年前、ジョストラを見ました。


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雨が一段と強くなってきました。


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一休みするには早過ぎましたが、雨宿りのため、ここで一服。


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フラテルニタ・デイ・ライチ館


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ピエーヴェ教会の後陣


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教会の素晴らしい後陣です。


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悪天にも拘らず観光客が多かった。


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雨の中を歩きたくなかったので、久し振りのフラテルニタ・デイ・ライチ館に入館することにしました。


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ここはMuseoになっています。


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パラッツォのファサードの浮彫は、ベルナルド・ロッセッリーニの「慈悲の聖母」(1435)


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ルネッタのフレスコ画は、スピネッロ・アレティーノの「ピエタのキリスト」
入館しました。


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アンジェロ・リッチ(1749‐1827)の「パラス・アテーネー(ギリシャ神話)」(1781-82)


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扉?


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全然分かりません。


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同断


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ルネッタ上の「慈悲の聖母」?


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詳細不明
ここの場合、Museo側は全部分かっていると思います。分からないのは私の調査不足でしょう。


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詳細不明


P2170631
アレッサンドロ・フォルツォーリの「天上の聖母子と聖人たち」(1568)


P2170634
詳細不明


P2170636
クリストフォロ・ディ・ドナート・コンティに帰属する「グランデ広場」(1780‐90)


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トスカーナの無名画家の「聖母被昇天」(16世紀後半)


P2170643
ラニエーリ・バルトリーニに帰属する「トスカーナ大公ロレーナのフェルディナンド2世」(1822)


P2170646
詳細不明


P2170649
詳細不明


P2170651
詳細不明


P2170654
ベネデット・モーリ(アレッツォ、1807‐1845以降没)の「マドンナ・ラウーラの胸像」(1830)


P2170657
詳細不明


P2170658
(つづく)

P2200299
次の展示室です。


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フィレンツェの無名画家の「聖レパラータとその生涯の物語」(15世紀初め)


P2200305
アンドレア・ピサーノの「聖レパラータ」(14世紀第2四半世紀)


P2200308
ベルナルド・ダッディに帰属する「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(14世紀中ごろ)


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P2200314
ジョヴァンニ・デル・ビオンドの「アレッサンドリアの聖カテリーナとその生涯の物語」(14世紀末‐15世紀初頭)


P2200319
フィレンツェの無名画家の「三聖人(左から聖ザノービ、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖レパラータ)の三翼祭壇画」(15世紀前半)


P2200323
ドナテッロの「悔悛のマグダラのマリア」(15世紀中ごろ)


P2200325
ベネデット・ブリオーネの「悔悛のマグダラのマリアのルネッタ」(15世紀末―16世紀初頭)


P2200328
ジョヴァンニ・バンディーニの「マグダラのマリアの胸像」(16世紀後半)


P2200333
ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョに帰属する「洗礼堂の磔刑像」(14世紀前半)


P2200338
ヤコポ・ディ・チョーネの「聖ザノービと受胎告知と寄進者」(14世紀末)


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ミケランジェロの「ピエタ」


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次の部屋です。


P2200345
聖具類が展示されてますが、興味があまりないので省略します。


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アントニオ・ヴェネツィアーノに帰属する「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(15世紀第1四半世紀)


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ここから階上の展示室になります。


P2200352
ニッコロ・バラビーノの「玉座のキリストとフィレンツェの聖人たち」(1882‐83)
19世紀の作品展示は珍しい。


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法衣や浮彫などが展示されてます。


P2200359
バッチョ・バンディネッリと協力者の「合唱隊席の浮彫」(1547‐1572)


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6体の浮彫がワンセットになってます。


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6体の4セット、全部で24の浮彫があります。


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これはよく分かりません。


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アントニオ・ポッライオーロとベット・ディ・フランチェスコ・ベッティの「銀の十字架」(15世紀第3四半世紀)


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「洗礼者製ジョヴァンニの銀製祭壇」(1367‐1483)
この祭壇の製作者として名前が残っている芸術家が凄いです。ドット・ディ・ジェーリ、ロレンツォ・ディ・セル・ジョヴァンニ、トッマーゾ・ディ・ロレンツォ、ロレンツォ・ギベルティ、マッテオ・ディ・ジョヴァンニ、ミケロッツォ・ディ・バルトロメオ、ベルナルド・チェンニーニ、アントニオ・ディ・サルヴィ、フランチェスコ・ディ・ジョヴァンニ、アントニオ・デル・ポッライオーロ、アンドレア・デル・ヴェロッキオですからね。


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アンニーバレ・カッラッチの作品です。


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次の部屋です。


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ベルナルド・ダッディの「聖母とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖ザノービと寄進者」(14世紀第2四半世紀)


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ビガッロの親方に帰属する「聖ザノービの祭壇画」(13世紀第2四半世紀)


P2200394
ジョヴァンニ・デル・ビオンドに帰属する「聖セバスティアーノのトリッティコ」(14世紀第3四半世紀)


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上と下はそれぞれ別の画家の作品です。


P2200412
リッポ・ディ・アンドレア?の「聖ピエトロ?、聖アンドレア?」(1436‐1440)


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ビッチ・ディ・ロレンツォ?の「聖ジュダ・タッデオ」(1439‐1440)


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フィレンツェの無名画家の「授乳の聖母と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ビアージョ」(14世紀中ごろ)


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ベルナルド・ディ・ステファノ・ロッセッリ?の「聖イーヴォと嘆願者」


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この作品は表と裏の両面に描かれてます。
サンタガタの親方とヤコポ・デル・カゼンティーノの「聖アガタのStendardo」(13世紀末)
stendardoとは、旗の意味ですが、絵画の場合、両面に描かれたものを言います。


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こちらは裏面です。14世紀初めに制作されたそうです。


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ジョヴァンニ・ダンブロージョ?の「受胎告知」(14世紀末‐15世紀初め)
聖母と大天使に見えないのですが・・・・・


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マリオット・ディ・ナルドの「祈るキリスト」(1402‐04)


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マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アンブロージョ?」(1402‐04)


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マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アゴスティーノ?」(1402‐04)


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ヤコポ・ディ・ピエトロ・グイディとウルバーノ・ダ・コルトーナ?の「聖水盤の天使の彫刻」(14‐15世紀)


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ロレンツォ・ディ・ビッチの「福音書記者聖ジョヴァンニ」(14世紀末‐15世紀初頭)


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ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マッテオ」(14世紀末‐15世紀初頭)


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ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マルコ」(14世紀末‐15世紀初頭)


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(つづく)




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フィレンツェのドゥオーモ
フレスコ画や彫刻などは聖堂内部にありますが、ファサードの彫刻を筆頭に聖堂外部を飾る芸術品の多くは付属美術館に移され、展示されています。


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ファサードの彫刻の多くは複製品となっていますが、その殆どがこの工房で作られています。


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ドゥオーモ付属美術館は、ドゥオーモ後陣の向かいにあります。(茶色の建物)


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長らく修復工事のため、休館や部分開館でした。


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後陣はまだ修復工事中ですが、付属美術館の修復工事が終わりました。


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新装再オープンとなったのは、2016年だったと思います。


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美術館の入り口


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切符売り場


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切符売り場にある彫刻です。
これらは、ジローラモ・ティッチャティー(フィレンツェ、1676‐1744)の作品で、1732年から洗礼堂に置かれていました。
ジローラモは、ローマ、フィレンツェ、ウィーンなどで活動した彫刻家です。1708年、ウィーンに移り、ハプスブルグ家の宮廷芸術家を務めました。


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「洗礼者聖ジョヴァンニの昇天」


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「天使」


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「天使」


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ジローラモ・ティッチャティーの「ヘロデの饗宴」


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ジローラモ・ティッチャティーの「鷹」(左側)


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右側の「鷹」


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フランチェスコ・ネーリ・ウバルディなどのフィレンツェの親方制作の聖人たちの彫刻(14‐15世紀)


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フランチェスコ・ネーリ・ウバルディなどのフィレンツェの親方によって制作された聖人たちの彫刻(14‐15世紀)です。


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フィレンツェの無名彫刻家(ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョ?)の「受胎告知される聖母」(14世紀後半)


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フィレンツェの無名彫刻家(ヤコポ・ディ・グイディ?)の「受胎告知する大天使」(14世紀第4四半世紀)


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ドゥオーモの扉


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フィレンツェの芸術家(ドナテッロ?)の「予言者」(15世紀前半)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「ラッパを吹く天使(14世紀前半)


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フィレンツェの芸術家の「洗礼者聖ジョヴァンニの頭像」(14世紀前半)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「祈るキリスト」(1320‐24)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「洗礼者聖ジョヴァンニの頭像」(1320‐24?)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「慈悲の女神(断片)」(1320‐24?)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「信義の女神」(1320‐24)


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ティーノ・ディ・カマイーノの「希望の頭像」(1320‐24)


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ドナテッロの「予言者」(1404‐09?)


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ナンニ・ディ・バンコの「予言者」(1404‐09?)


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これはチョット複雑です。
上からドナテッロの「ピエタのキリスト」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「プットの浮彫」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「天使の浮彫」(1404‐09)
ナンニ・ディ・バンコの「ヘラクレスの浮彫」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「天使の浮彫」(1404‐09)


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地下が見えます。


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ロレンツォ・ギベルティの「洗礼堂北側の扉」(1403‐24)
テーマはキリストの物語となってます。


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「マギの礼拝」


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「受胎告知」


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「キリストの洗礼」


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扉の上に彫刻があります。


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ジョヴァン・フランチェスコ・リスティーチの「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


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ロレンツォ・ギベルティの「天国の門」(1425‐52)
テーマは旧約聖書からとなってます。


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その上に彫刻があります。


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アンドレア・サンソヴィーノの「キリストの洗礼」(1502‐05)


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アンドレア・ピサーノの「洗礼堂南側の扉」(1330‐36)
テーマは洗礼者聖ジョヴァンニの物語です。


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その扉の上に彫刻が展示されてます。


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ヴィンチェンツォ・ダンティの「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(1569‐71)


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アンノルフォ・ディ・カンビオと協力者の「教皇ボニファチョ8世」(1296‐1300)(中央)、「予言者」(1300‐10)(左)、「予言者(首なし)」(1300‐10)(右)


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ローマ時代の石棺(2世紀)


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上は、アルノルフォ・ディ・カンビオの「天使たち」(1296‐1302)


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下は、アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖母の誕生」(1296‐1300)


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アルノルフォ・ディ・カンビオの「羊と牛」(1296‐1300)


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アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖人たち」(1300‐10c)


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アルノルフォ・ディ・カンビオの「マエスタ」(1300‐05)


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アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖人たち」


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左からピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・テデスコの「教会博士」(1395‐1401)
ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・テデスコの「教会博士」(1395‐1401)
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティの「教会博士」(1395‐1400)
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティの「教会博士」(1395‐1401)


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ローマ時代の石棺(2世紀)


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アルノルフォ・ディ・カンビオと工房の「大理石彫刻の断片」(14世紀初頭)


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アルノルフォ・ディ・カンビオの「ドゥオーモのメイン扉の装飾」(13世紀末—14世紀初頭)


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(つづく)



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ウルビーノはイタリア中世そのままの宝石の様な町です。


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その美しさはイタリア有数でしょうね。


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ローマ広場に行ってみるか。


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広場にラッファエッロ像があります。


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サン・ジョヴァンニ・バッティスタとサン・ジュゼッペの祈祷所が閉鎖されていたので、その分だけ時間が余り気味でした。


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小さな町なので、丸2日の滞在は少し長く感じます。


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ラッファエッロ通りを上りました。


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車の下で日向ぼっこのニャーゴ


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旧ミゼリコルディア病院


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細い道を道草


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ティモテオ・ヴィティー(ウルビーノ、1469‐1523)は、盛期ルネサンスにウルビーノで活動した画家です。
ボローニャでフランチェスコ・フランチャに師事した後、ウルビーノに戻り、1494年にジョヴァンニ・サンティが没して空席となっていたウルビーノ公の宮廷画家に1495年に就任したのですが、ジョヴァンニの死後、困っていたジョヴァンニ・サンティ工房を助けると共に、ラッファエッロの面倒を見たのです。


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ティモテオの生家、工房などティモテオ所縁の建物が通りにあると思ったのですが、見つかりませんでした。
ティモテオはラファエッロの才能を見抜き、援助を惜しみませんでした。それどころか、その画風はラッファエッロの強い影響を受けたものに変わったのです。


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裁判所はラッファエッロ通りに面してます。


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建物が途切れているのが見えますが、そこが広場です。


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ローマ広場


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広場の中心に立つラッファエッロのモニュメント


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広場の見どころはこれだけです。


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通りを下りました。


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かなりの急坂です。


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この後、「ラファエロの生家」美術館に入館しました。


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美術館に付いては、既に詳しく触れました。


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一旦ホテルに戻り、自室で一休み。自室から撮った写真です。


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30分ほど休憩して、町歩きを再開しました。


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見慣れた写真ばかりが続きます。見慣れた光景、作品などを見るためにイタリアに行くのですから、これで良いのです。


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ドゥオーモ


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サン・ドメニコ教会


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次はサンタ・キアーラ教会です。


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サンタ・キアーラはサン・ドメニコの裏手にあります。


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サンタ・キアーラ教会です。


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幸運にも開いていました。


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見どころはフレスコ画です。


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これらのフレスコ画は、ピエトロ・ダ・コルトーナとチーロ・フェッリによって1668年に制作されました。


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観ることが出来て良かった!


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ここでは、宗教活動は行われていません。


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外に出ました。


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次は何処に行こうか?


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そうだ、サン・ガエターノ祈祷所に行かなくては!


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危うくサン・ガエターノ祈祷所を忘れる所でした。
ここはサン・ドメニコ教会の後陣です。


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後陣の隅に小さな礼拝堂が設けられてます。


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これがサン・ガエターノ祈祷所です。


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保護のガラスが邪魔して写真写りが悪いですが、中にフレスコ画があります。


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素晴らしいフレスコ画です。


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ウルビーノに行ったら、この作品を見逃さないでください。


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物覚えが悪くなって困ります。


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そうは言っても、スーパーに行けば、レジに行く前に自分が買ったものの総支払額が末尾の円まで間違えずに分かります。消費税課税前の総額に8%をかける前の金額でも大丈夫です。


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この通りの名称が分かりません。


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次はサン・バルトロ教会です。


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この下を潜ります。


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この教会の前に出ます。


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この教会は全然分かりません。


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教会の建物にこの標識があるので、この教会がサン・バルトロ教会と思っていた時がありますが、違います。ご存知の方、教えて頂ければ幸いです。
私が行った時、開いていたことがありません。


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通りを下ります。


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サン・バルトロ教会の鐘楼が見えます。


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サン・バルトロ教会です。


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残念乍ら閉まっていました。


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ここまで来たからには門に行ってみましょう。


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サン・バルトロ門です。


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車の通行は難しそうです。


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門を潜って城壁外に出ました。


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遠くにサン・ベルナルディーノ教会が見えました。


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くっきりと見えました。


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教会まで相当に遠そうに見えたので、行かなくて良かったと思いました。


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城壁外から見たサン・バルトロ門です。


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門を潜って城壁内に戻りました。


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次はFortezzaです。


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サン・バルトロ門からFortezzaまで、町を縦断する格好になります。


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坂を上りました。


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Fortezza Albornozです。


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中に入ったことがありません。


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ウルビーノで最も高い所にあるので、ここからの眺めを目当てで来る人が殆どです。


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サン・ベルナルディーノ教会が見えます。


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キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


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(おわり)






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18世紀に建てられた建物は、ルネサンス期の建物と調和することを全体に建てられたウルビーノです。


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そのため、全ての建造物が良く調和して、城壁内はルネサンス期そのままが残されている感じがします。


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こういった雰囲気が大好きです。


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素朴な街角の聖母子


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マッツォーニ通りに面して建つサン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会を拝観する予定でした。


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果たして開いているか?


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前夜に引き続き閉まっていました。


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教会のHPでOrariを調べますが、その情報が当てにならないことが多いのです。


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地元の信者さんがミサの時間が分かれば良いのであって、わざわざHPでOrariを調べる信者さんは多分いないと思われるので、例え違った情報をHP上に掲載しても実害がないのでしょう。


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仕方がありません、次の機会に期待しましょう。


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スタッラッチェ通りを上りました。


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道路を挟んで向かいに建つ二つの建物を結ぶ通路?それとも部屋?


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この先を進めばドゥカーレ宮殿の下に出ます。


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視界が急に開けます。


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ガリバルディ通りの柱廊


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見上げるとドゥカーレ宮殿が聳えてます。


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ガリバルディ通りから見下ろすと、下にあるのがBorgo Mercataleです。


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Fortezza Albornoz


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この辺りでは、通りの名称がマッテオッティ通りに変わります。


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清々しい朝の空気が実の心地よかったことを覚えてます。


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城壁沿いの道を歩きました。


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この時点では、サン・ベルナルディーノ教会に行くつもりでした。


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サンタゴスティーノ修道院でしょうか?


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サッフィ通りです。そのまま真っ直ぐ進めばドゥカーレ宮殿、ドゥオーモに出ます。


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サンタ・キアーラ修道院


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修道院は廃止されて、その建物は図書館として使用されてます。


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図書館は開館していましたが、教会への扉は施錠されていました。


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聖キアーラの生涯を描いたフレスコ画がある筈です。


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修道院はかなり広いのです。


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Via delle Mura


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サン・ベルナルディーノ教会に行くべきか、随分迷いました。


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朝もやの中に霞んでいるサン・ベルナルディーノ教会です。


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モンテフェルトロ家代々の墓があるサン・ベルナルディーノ教会ですが、城壁から直線距離で2.5㎞あります。


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折角教会に行っても、空いているかどうかは不明です。


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城壁から下の道へと下り、更に坂を上る必要があります。行ってみて閉まっていることもあるので、結局、行くのを断念しました。


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Via delle Muraを進みました。


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絶好の街歩き日和でした。


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次はサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会です。


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フィアンカーレ通り?


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ヌオーヴァ通りでしょうね。


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サン・フランチェスコ教会が見えてます。


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ウルビーノは案内板が充実しています。それを見れば、地図なしでも自由に歩くことが出来ます。


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バッティスティ通りに出ました。


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調べましたが、これが何なのか、分かりませんでした。


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通りの先に門がありますが、門の隣に目指す教会があります。


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ラヴァジーネ門


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サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会です。


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予感通り閉まっていました。


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街の中心の教会しか開いていないようです。


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門の外は駐車場になってます。


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次はサンタンドレア・アポストロ教会です。


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ドウセ閉まっているんだろう←私の独り言


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写真右の教会です。


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サンタンドレア・アポストロ教会です。


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予想通り閉まっていました。


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この様子では、既に教会機能を停止した可能性がありそうです。


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老朽化が進んでいます。最近、扉が開けられた形跡がありません。


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住民の数に比べて、教会の数が多過ぎるように思えます。機能停止の教会が増えてくるのは仕方がないと思います。


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(つづく)

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日が沈みました。


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ウルビーノの黄昏時です。


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マッツィーニ通りを下り、広場に行ってみることにしました。


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サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会が開いていれば拝観するつもりでした。


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教会は閉まっていました。


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スタッラッチェ通りです。通りの突き当りがドゥカーレ宮殿になります。


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ヴァルボーナ門


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門を潜って広場に出ました。


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Borgo Mercatale


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城壁が続いてます。


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中世がそっくりそのまま残ってます。


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ドゥカーレ宮殿とドゥオーモ


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単に広場に来ただけで、他にやることが特にありません。


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街並みを楽しむ、それだけで良いのです。


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城壁外から見た門です。


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門を潜って再び城壁内に入りました。


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この道を上るのはシンドイです。


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夕飯を何処で食べるか、適当な店を物色しながら歩きました。お気に入りの店がありますが、生憎この日は定休日でした。


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ウルビーノに来ると落ち着きます。外国に支配された影響が残る南イタリア、シチリアに行くと何となく違和感を感じてしまいます。


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足の向くままにドゥオーモの方に行ってみることに。


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ドゥオーモはまだ開いていました。


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チョットだけ拝観しました。


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国立美術館は閉館しました。


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サン・ドメニコ教会から明かりが漏れてません。


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サン・ドメニコ教会も開いていました。


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中に入ってビックリ!


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明かりが点いていたのは数か所だけ。


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暗い中で、ここだけが幻想的で目立ちました。


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周りが暗いと映えます。


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外に出ました。


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先ほどよりも暗さが増してきました。


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午後6時を過ぎばかりでした。


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まだ夕食には早過ぎます、未だ店が開く時間ではありません。


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仕方がないので、一旦ホテルに戻って一休みすることにしました。


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このような時に、この日のお宿はあり難い場所にあります。


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ここから100mほどですから。


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サン・フランチェスコ教会の扉が閉じられました。


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ホテルに戻りました。この日の、この後は省略します。


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私の部屋にありました。


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翌朝です。


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朝食前の散歩です。


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天気が良さそうなので安心しました。


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行楽地のホテルの朝食は8時からが普通ですが、これが困ります。早寝早起き型人間なので。


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前夜、ここで夕食を食べました。


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8時になったので、漸く飯にありつけそうです。ホテルに戻りました。


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朝食後、直ぐに行ったのは、気になっていた2つの祈祷所でした。
サン・ジョヴァンニ祈祷所は修復工事中でした。


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サン・ジュゼッペ祈祷所も修復工事中でした。


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この日は両祈祷所とも閉鎖されていました。


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2つとも同時に工事をすることもないと思いましたが、仕方がありません。


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次の機会を楽しみしました。


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(つづく)


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時間が余ったので、国立マルケ美術館に行くことにしました。


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傑作の前に立つと、何度見ても飽きることがないばかりか、多くの場合、新しい発見があるのです。


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もう夕方ですが、閉館まで2時間強の時間があります。


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この辺の所はコメントや説明は不要でしょう。


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胸がわくわくします。


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美術館の入り口


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考古学部門が少しあります。


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美術館に付いては、別個に詳しく書いたので、このくらいで止めておきましょう。


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外に出たら、快晴でした。


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入館前は空一面が黒い雲に覆われていたのが嘘のようでした。


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この時のドゥカーレ宮殿はあちこちで修復工事が行われていました。


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この先、何年経っても、この光景は変わらないと思います。


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次はサン・フランチェスコ教会の拝観です。


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写真右はPalazzo Comunaleです。


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市庁舎北側のファサード


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その前に立っているのが、サン・クレスチェンティーノのモニュメントです。


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サン・フランチェスコ教会です。


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存命中の聖フランチェスコ(1182‐1226)がウルビーノを訪れたのを機に、フランチェスコ会の活動が盛んになったとされてます。その死の2年後の1228年、現在、サント・スプリト教会がある地にフランチェスコ会修道院が建てられましたが、それが前身とされてます。
13世紀後半になると、現在地に移転することになり、13世紀後半に創建され、14世紀初頭に完成したロマネスク・ゴシック様式の建物が現在の姿の原型です。


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当時の修道院と教会は菜園を有する広大な敷地と大規模な建物から成っていましたが、19世紀初めのナポレオン侵攻によって修道院活動が停止され、兵舎として使用されたり、ウルビーノがイタリア王国に併合された際、駐屯地として使用されたことに伴い、宗教活動が縮小され、1868年に建物の多くはウルビーノの市当局の所有となりました。市当局所有部分は現在、住宅、郵便局、美術学校の校舎になってます。


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柱廊が特徴です。


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三廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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1723年から1751年にかけて内装の大規模な改修工事が行われ、バロック様式の内部になりました。1751年に改めて献堂式が執り行われたそうです。


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左側廊


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右側廊


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外観と隔たりを感じさせる内部です。


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主祭壇


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主祭壇画は、フェデリーコ・バロッチ(1535‐1612)の「アッシジの許し」(1571‐81)


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左翼廊の礼拝堂


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ジュゼッペ・パッセーリの「聖プロセッソと聖マルティニアーノを洗礼する聖ピエトロ」


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詳細不明の「ピエタ」


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ヤコポとロレンツォのサリンベーニ兄弟によるフレスコ画断片が残されてます。


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制作者不詳の「磔刑像」(16世紀)


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「ロレートの聖母」


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アンブロージョ・ケルミ・ダ・ヴェネツィアの「マギの礼拝」(1759)


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アレッサンドロ・リエーラの「エマオの晩餐」(18世紀)


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この「聖母子」は大事されてます。


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オッタヴィアーノ・ネッリ・ダ・グッビオ(1370‐1444)の「聖母子」(15世紀前半)


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ヤコポ・サリンベーニとロレンツォ・サリンベーニの「磔刑」(15世紀)


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制作者不明の「無原罪の聖母」(18世紀)


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チェーザレ・マッジェーリの「三位一体と聖人たち」(1611)


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ジュゼッペ・ラッティー・ダ・サヴォーナの「San Giuseppe da Copertino」(1777)


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詳細不明


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アンドレア・プロカッチーニの「百人隊長のコルネリオを洗礼する聖ピエトロ」


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外に出ることにしました。


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(つづく)

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ウルビーノのVia Raffaello です。


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この通りにあるのがラファエロの生家で、内部は美術館になっていて見学できるようになってます。


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ラファエロの父ジョヴァンニ・サンティはウルビーノ公に仕える宮廷画家でしたが、1460年に、この建物に住むようになり、1483年4月6日に息子ラファエロがこの建物で誕生しました。


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随分前に最初に入館した時よりも展示作品が増えて、美術館としての機能が増したように思います。
Raffaello はラッファエッロと表記したいのですが、「ラファエロの生家」としているガイドブックが多いようなので、それに従いました。


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ラッファエッロの「聖母子」(1498)


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ラッファエッリーノ・デル・コッレの「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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ティモテオ・ヴィティー?の「ピエタのキリスト」


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トスカーナの無名芸術家の「聖母子」(テラコッタ)


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レオポルド・コストーリの「ラッファエッロのブロンズ胸像」(1877c)


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ジョヴァンニ・サンティの「大天使ラッファエーレとトビアス」


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ジョヴァンニ・サンティの「聖ロッコ」


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ジュリオ・ロマーノ?の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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ジョヴァンニ・サンティの「聖セバスティアーノの殉教」


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ラッファエッロの「エゼキエーレの幻視」
これは真作でしょうか? それとも画家本人による複製画でしょうか?美術館サイドではコピーとは記されていません。
フィレンツェのパラティーナ美術館にある作品が真作であることは間違いないと思います。


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ジョヴァンニ・サンティの「聖ピエトロに聖体を授けるキリスト」


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ジョヴァン・フランチェスコ・ダ・リミニの「聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリ」


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フランドルの無名画家の「聖ピエトロと聖パオロ」


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オルランド・メルリーニの「聖母戴冠と聖人たち」


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ブラマンテの素描


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ブラマンテの素描


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ラッファエッロの素描


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ラッファエッロの「聖母子」


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無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと天使」


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陶器類が展示されてます。


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一家の部屋


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一家が居住していた部屋の暖炉


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ブラマンテ?の「聖母子」


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無名画家の「ラッファエッロ作『聖母子と聖ジョヴァンニーノ』の複製画」


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無名画家の「ラッファエッロ作『聖母子と聖人たち』の複製画」


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階上に向かいました。


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ラッファエッロの「自画像」ですが・・・・・
複製画とは記されていません。でも、私は真作ではないと思います。


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ジョヴァンニ・ビアンキーニの「ラッファエッロ作『聖母子と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」


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無名画家の「ウルビーノの聖職者たち」


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無名画家の「慈悲の聖母」


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肖像画が並んでますが、作品の説明表示がありません。


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木組み細工


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無名彫刻家の「ラッファエッロ像」


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ラッファエッロの「自画像」
複製画の場合、コピーと明記されています。「コピー」の表示がないので真作でしょう。


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ラッファエッロの「自画像」


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クラウディオ・リドルフォの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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アントニオ・ヴィヴァリーニの「紳士の肖像」


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ウルビーノの無名画家の「貴婦人の肖像」


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無名彫刻家の「フェデリーコ3世・ダ・モンテフェルトロの胸像」


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無名彫刻家の「ラッファエッロの胸像」


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エミリアの無名画家の「聖ジローラモ」


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ヤコポ・バッサーノの「羊飼いの礼拝」


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ウルビーノの無名画家の「聖母子と聖フランチェスカ・ロマーナ」


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コッレッジョの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


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アントニオ・ヴィヴァリーニの「ご訪問」


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クリストフォロ・ビアンキの「キリストの変容」(1878)


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クレスチェンティーノ・グリフォーニの「男の肖像」(1832c)


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その他に様々な展示物があります。


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近代画もあります。


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外に出ました。


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ラッファエッロの生家前にいたニャーゴ
(おわり)

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次の部屋です。


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上階の第5室です。


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クラウディオ・リドルフォ(ヴェローナ、1570‐コリナルド、1644)の「聖母の寺院への出現」


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クラウディオ・リドルフォとジローラモ・チャルディエーリ(ウルビーノ、1593‐1680)の「聖母子」


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タッデオ・ズッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1529‐ローマ、1566)の「死せるキリスト」


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フェデリーコ・ズッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1539‐アンコーナ、1609)の「Porta Virtutis」


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クラウディオ・リドルフォの「洗礼者聖ジョヴァンニの誕生」


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クラウディオ・リドルフォの「天上の聖母子と聖フランチェスコと聖ルチアと聖キアーラ」


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次の部屋です。


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上階の第6室です。


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フェデリーコ・バロッチ派画家の「フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレ2世の肖像」(17世紀?)


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フェデリーコ・バロッチ派画家の「リヴィア・フェルトリア・デッラ・ローヴェレ?の肖像」(17世紀?)


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クラウディオ・リドルフォの「フェリーチェ・チオーリの肖像」


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オランダの画家は私の検討対象外です。


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フェデリーコ・バロッチ派画家の「紳士の肖像」(17世紀?)


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フェデリーコ・バロッチ工房の「フェデリーコ・バロッチの肖像」(17世紀)


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フェデリーコ・バロッチ派画家の「ルクレツィア・デステ?の肖像」(17世紀?)


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クラウディオ・リドルフォに帰属する「紳士の肖像」


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階上の第7室です。


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ガエターノ・ラピス(カーリ、1706‐ローマ、1773)の「クロリンダの洗礼」


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ガエターノ・ラピスの「心中を試みるアルミダ」


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ガエターノ・ラピスの「リナルドをもてなすアルミダ」


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ガエターノ・ラピスの「タンクレディの夢」


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ガエターノ・ラピスの「リナルドを殺すアルミダ」


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次の部屋です。


P2070374
階上の第8室です。


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ドメニキーノ(ボローニャ、1581‐ナポリ、1641)のフレスコ画の下絵


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アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)の「バッカスの勝利のフレスコ画カルトーネ」(1597‐1600)


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次の部屋です。


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階上の第9室です。


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陶器類が展示されてます。


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次の部屋です。


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階上の第10室です。


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クラウディオ・リドルフォの「コンコルディア(注:ギリシャ神話の女神)」


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クラウディオ・リドルフォの「ウェスタの巫女」


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クラウディオ・リドルフォの「知性の寓意」


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クラウディオ・リドルフォの「フェデリーコ・ウバルド」


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クラウディオ・リドルフォの「愛の寓意」


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クラウディオ・リドルフォの「フェデリーコ・ウバルドの洗礼」


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階上の展示はこれで終わりです。
美術館を後にする前にもう一度傑作を見ました。


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以前はルーカ・シニョレッリの作品が展示されていたと思いましたが、今回はありませんでした。


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(おわり)

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広場の名称と雰囲気がこれほど合致している所は珍しいと思います。


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Piazza del Rinascimento、つまりルネサンス広場という訳です。


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広場を挟んで、ドゥカーレ宮殿のほぼ向かいに建っているのがサン・ドメニコ教会です。


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1362年創建、1365年に完成したゴシック様式の教会です。奉献式は1365年に執り行われました。


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ゴシック様式と簡単に書きましたが、正確には箇所によってゴシック様式、ルネサンス様式で建設された部分アあるので、両様式の折衷された建物というのが正しいと思います。
何故なら、ファサードとファサード前の階段は、ルネサンス様式で1449年から1454年にかけて建設されたからです。


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入り口柱下部の装飾


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向かって右の柱


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一見の価値があるファサードです。


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ルネッタは、ルーカ・デッラ・ロッビアの彩釉テラコッタ「聖母子と聖ドメニコとアクイーノの聖トッマーゾと聖アルベルト・マーニョと聖ピエトロ・マルティ―レ」(1451)です。


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現在、ルネッタ上にあるものは複製です。


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本物の写真です。
教会向かいの国立マルケ美術館で展示されてます。


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「永遠の父」


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この教会は大体開いてます。


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単廊式の内部です。


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非常に新しく且つ明るく見えますが、それには二つの理由があります。


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外観をそのままに、1729年から1732年にかけて、内部だけフィリッポ・バリジョーニの設計、工事監督によってバロック様式に改築されたのが第一の理由です。


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第二の理由は、1950年から1960年にかけて行われた修復工事の際、古いフレスコ画は塗り潰されと共に、内部全面が白く塗装されたからです。
と言うことで、中に入った途端、味気ないが第一感となります。しかし、それでも美術的には見る価値があるのです。


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主祭壇


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主祭壇画は、ジョヴァンニ・コンカの「聖母子と聖ドメニコとシエナの聖カテリーナと聖ローザ」


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誰の彩色磔刑像でしょうか?
修復のされ過ぎ感が否めませんが、傑作でしょう。


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これが面白い!


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この教会の祭壇画に対する考え方がユニークです。
ジャン・ドメニコの「チゴリ作『障碍者を治癒する聖ピエトロ』の複製画」(1718)


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ジュゼッペ・ナシーニの「チェーザレ・クレスタ作『聖ピエトロの逆さ磔』の複製画」(1716)


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ルイージ・ヴァンヴィレッリの「ドメニキーノ作『聖セバスティアーノの殉教』の複製画」(1726)


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ルイージ・ヴァンヴィレッリの「ドメニキーノ作『聖ジローラモの最後の聖体拝領』の複製画」(1728)
私が不思議に思うのは、今日まで名前が残る画家に対して、有名画家作品の複製画制作を態々依頼したのか、と言う点です。


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フランチェスコ・ヴァンニの「天使」
これは複製画ではありません。


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フランチェスコ・ヴァンニの「天使」


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詳細不明


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出入口方向


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外に出ました。


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教会の前の広場に立つオベリスクは、古代エジプト第26王朝、558‐568B.C.のものです。1737年、教皇クレメンテ11世がウルビーノに訪れた記念に立てられたそうです。


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粗削りな感じがするドゥカーレ宮殿の壁です。


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リナシメント広場の先にあるサッフィ通りを歩きました。


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サッフィ通りを進めば城壁に出ます。


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下り坂になってます。


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サンタ・カテリーナ教会でしょうか?


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城壁はもう直ぐです。


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城壁から視界が開けます。


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城壁からの眺め


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サン・ベルナルディーノ教会が遠くに見えました。ここから約2.5㎞離れてます。この日の翌日、行ってみようと考えていました。


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サッフィ通りを戻りました。


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細い道が魅力です。


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ウルビーノの大学生の多くが居住している場所です。


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Via del Soccorso


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この先にサン・ジローラモ教会がありますがパス。


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どの道を歩いてもルネサンスの香りがします。


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同じところを何度も行き来しました。


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(つづく)

P2070179
次の部屋です。


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第28室です。


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一見の価値がある天井装飾です。


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フェデリーコ・ブランダーニ(ウルビーノ、1522‐1575)の「聖ロレンツォ」
衣裳の細かい彫刻が精緻極まりない。


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フェデリーコ・ブランダーニの「キアーラの聖母」


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ジョヴァン・バッティスタ・デッラ・ポルタ(ポルレッツァ、1542‐1597)?の「モーゼ」


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ピエトロ・トッリジャーノ(フィレンツェ、1472‐?、1528)の「聖母子」


P2070194
ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1476‐1551)の「聖アンブロージョの説教を聞く聖アゴスティーノ」


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ジローラモ・ジェンガの「聖ドメニコと聖フランチェスコの邂逅」


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1階の展示は以上で終わりです。


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展示は更に階上で続きます。


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上階の第1室です。


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16世紀後半の無名彫刻家の「傭兵隊長の胸像」


P2070204
16世紀後半の無名彫刻家の「トルクアート・タッソの胸像」


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次の部屋です。ここにはフェデリーコ・バロッチの作品のみが展示されてます。


P2070207
上階の第2室です。
入館者の多くは1階の作品を見て終わりのようでした。私が2階にいたとき、他の入館者の姿を見かけることがありませんでした。


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フェデリーコ・バロッチ(ウルビーノ、1535‐1612)の「聖母子と福音書記者聖ジョヴァンニ」


P2070212
フェデリーコ・バロッチの「聖母子と聖シモーネと聖タッデオと寄進者」


P2070215
フェデリーコ・バロッチの「無原罪の御宿り」


P2070218
フェデリーコ・バロッチの「磔刑」


P2070222
フェデリーコ・バロッチの「キリストの埋葬」


P2070225
フェデリーコ・バロッチの「アッシジの許し」


P2070228
フェデリーコ・バロッチの「聖ロレンツォ」


P2070232
フェデリーコ・バロッチの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P2070235
フェデリーコ・バロッチの「紳士の肖像」


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フェデリーコ・バロッチの「ご訪問」


P2070241
フェデリーコ・バロッチの「永遠の父と二天使」


P2070243
次の部屋です。


P2070244
上階の第3室です。


P2070246
アンドレア・リッリ(アンコーナ、1570c‐ローマ?、1631)の「聖ロッコ」


P2070249
アンドレア・リッリの「聖フランチェスコとマルカの聖ジャコモ」


P2070252
アンドレア・リッリの「聖フランチェスコと聖ボナヴェントゥーラとパドヴァの聖アントニオとベアート・レオーネ」


P2070255
シモーネ・デ・マジストリスとソレンツィオ・デ・マジストリスの「天上の聖母子と聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニと寄進者」


P2070259
17世紀のウルビーノの無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P2070262
17世紀のバロック様式無名画家の「受胎告知」


P2070265
アレッサンドロ・ヴィターリ’ウルビーノ、1590‐1630)?の「獄中の聖アガタ」


P2070268
ベネデット・マリーニ(ウルビーノ、1590‐1627)の「ピエタ」


P2070271
アンドレア・ボスコーリ(フィレンツェ、1560c‐1607)の「最後の晩餐」


P2070273
次の部屋です。


P2070274
上階の第4室です。


P2070276
サッソフェッラート(サッソフェッラート、1609‐ローマ、1685)の「磔刑」


P2070279
オラツィオ・ジェンティレスキ(ピサ、1563‐ロンドン、1637)の「聖母子と聖フランチェスカ・ロマーナ」


P2070283
サッソフェッラートの「聖母子」


P2070285
サッソフェッラートの裾絵
どの祭壇画の裾絵なのか、その辺の表示がありません。


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「受胎告知」


P2070289
「マギの礼拝」


P2070292
「寺院への出現(割礼?)」


P2070296
サッソフェッラートの「ロザリオの聖母」


P2070299
ポマランチョ(ポマランチェ、1551‐ローマ、1626)の「聖母子」


P2070302
ジョヴァン・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「聖ヴィットーレ」


P2070305
シモーネ・カンタリーニ(ペーザロ、1612‐ヴェローナ、1648)の「守護天使」


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17世紀のジェノヴァ派無名画家(オラツィオ・デ・フェッラーリの作品?)の「ヤコブ」
(つづく)

P1120488
Borgo Mercataleのバスターミナルに到着しました。


P1120489
ウルビーノに来たのだ、と実感させる街並みです。


P1120490
マッツィーニ通りを上ってホテルに向かいました。


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写真では中々分かりませんが、かなりの坂です。


P1120492
何時ものように、このホテルに泊まりました。


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荷物をホテルに置いて身軽になったので、早速外出しました。


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サンタ・マルゲリータ通り


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ラッファエッロ通りに出ました。


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ラッファエッロの家の見学は後回しにしました。


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美術ファンには必見でしょう。


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レプッブリカ広場に向かいました。


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教皇ベネデット13世の噴水


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ルネサンスの香りが漂う家並みです。


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通りを歩くだけでも地元の人たちの家並みの保存に対する愛着が感じられます。


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サン・フランチェスコ広場


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サン・フランチェスコ教会


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レプッブリカ広場


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Palazzo del Legato Alba


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この広場がチェントロの中心でしょう。


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Via Vittorio Veneto


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突き当りの建物は市庁舎です。


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市庁舎の壁にある「聖母子」


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少し前まではガリバルディ通りと呼ばれていたと思います。


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ちょっと寄り道をしました。


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Via Valerio


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Museo della Cittaは空振り、開いていませんでした。


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Museo Diocesanoはどうでしょうか。


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Museo Diocesanoも空振り、開いていませんでした。


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最近、入館したことがありません。


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ドゥオーモ


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ウルビーノ―ウルバニア―サンタンジェロ・イン・ヴァ—ド大司教区の大司教座が置かれており、正式名はCattedrale Metropolitana di Santa Maria Assuntaといいます。


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ウルビーノに司教座が置かれるようになった時、司教座教会は城壁外にありましたが、1021年、この地に教会が建設され司教座が置かれるようになりました。
15世紀、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公がパトロンになって、建物が再建され、1604年に完成しました。


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1789年1月12日、ウルビーノを襲った大地震によって、クーポラが崩落、その他の建物も大被害を受けたので、直ぐに再建工事が開始され、1801年に完成した、三代目となる新古典様式の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。


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残念ながら、見るべき価値があるとは言えない外観です。


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三廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。


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左側廊


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右側廊


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天井


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クラウディオ・リドルフォ通称イル・ヴェロネーゼ(ヴェローナ、1570c‐コリナルド、1644)の「聖なる家の引っ越しと聖アンドレア」(1630‐40)


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フェデリーコ・バロッチ(ウルビーノ、1535‐1612)の「聖セバスティアーノの殉教」(1557‐58)


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フェデリーコ・バロッチの「五聖人(聖チェチリア、福音書記者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖パオロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ)」


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ルドヴィーコ・ヴィヴァリーニ(?‐1649)の「磔刑」(1610‐20)


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ルドヴィーコ・ヴィヴァリーニの「聖母子と聖ジローラモと聖エウセビオと聖キアーラ」(17世紀前半)


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詳細不明


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主祭壇


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後陣の装飾


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主祭壇画はChristopher Unterberger (1732-1798) の「天上の聖母と聖クレスチェンティーノとベアート・マイナルド司教」


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クーポラ


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クーポラの四隅のフレスコ画は、ドメニコ・コルヴィとジュゼッペ・カデスの2人による四福音書記者です。
 


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ジャン・バッティスタ・ウルビネッリの「マギの礼拝」


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フェデリーコ・バロッチの「最後の晩餐」


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左翼廊


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ポンぺオ・バトーニの「聖母子」


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カルロ・フィネッリ(カッラーラ、1785‐ローマ、1853)の「ラッファエッロ・サンツィオ」(1847)


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アゴスティーノ・コルナッキーニ(ペーシャ、1685‐ローマ、1780)の「教皇クレメンテ11世」(1710)


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ラッファエッロ・モッタ・ダ・レッジョ(1550‐1578記録)の「受胎告知」(1550)


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クラウディオ・リドルフォ通称イル・ヴェロネーゼの「聖カルロ・ボッロメーオ」(1636‐39)


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パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1548‐1628)の「十字架を担ぐエラクリオ皇帝」(1619)


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アントニオ・ヴィヴァリーニ(ウルビーノ、1560‐1620)の「ご訪問」


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アントニオ・トレンタノ—ヴェ(リミニ、1742c‐カッラーラ、1812)の「キリストの洗礼」


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詳細不明


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17世紀前半の無名彫刻家の「聖ピエトロ」(1623‐35)


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外に出ました。


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(つづく)

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次の部屋です。


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タペストリーの部屋って、変な臭いがしませんか? 饐えたような臭いが苦手です。


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第22室になります。


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有翼のライオン


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次の部屋です。


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第23室になります。


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ジョヴァンニ・サンティ(コルボルドーロ、1439以前生まれ‐ウルビーノ、1494)の「受胎告知」(1485)


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ジョヴァンニ・サンティの「ピエタ」


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ジョヴァンニ・サンティの「死せるキリスト」
ジョヴァンニはラッファエッロの父です。


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ジョヴァンニ・サンティの「聖レジーナ」


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ジョヴァンニ・サンティの「聖母子と聖人たちとブッフィ家の人々」


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ジョヴァンニ・サンティの「ピエタのキリストを支える二天使」


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15世紀後半のウルビーノの無名画家(Maestro dello Stendardo di San Giovanni )の「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


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15世紀後半のウルビーノの無名画家(Maestro dello Stendardo di San Giovanni)の「キリストの洗礼」


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ジョヴァンニ・サンティの「六聖人(聖ジャコモ、聖グイダ・タッデオ、聖フィリッポ、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖マッテオ、聖パオロ)」


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次の部屋です。


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第24室です。


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ティモテオ・ヴィティー(ウルビーノ、1470‐1523)の「聖母子」(1518‐20)


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15世紀第3四半世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「ローマ皇帝の頭像」


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次の部屋です。


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第25室です。


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ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480‐ロレート、1556)の「聖ロッコ」(1549)


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ベルト・ディ・ジョヴァンニ(ペルージャ、1488‐1529記録)の「聖母の物語の裾絵」


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「聖母の誕生」


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「チントラの聖母と聖トッマーゾ」


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「聖母の結婚」


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ティツィアーノの「キリストの復活」


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ティモテオ・ヴィティーの「マグダラのマリア」


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ティツィアーノの「最後の晩餐」


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ティモテオ・ヴィティーの「聖トッマーゾ・ベケットと聖マルティーノとジョヴァン・ピエトロ・アッリヴァベーネ司教とグイドゥバルド公」


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ヴィンチェンツォ・パガーニ(モンテルッビアーノ、1490c‐1568)の「受胎告知」


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ヴィンチェンツォ・パガーニの「天上の聖母子と聖マルティーノと大天使ミケーレと聖ジョルジョ」


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第26室はラッファエッロの部屋です。


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人が絶えることがありません。


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ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1526)の「貴婦人の肖像」(1505‐09)


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これは何のため?


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ラッファエッロの「聖カテリーナ」


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その裏面ですが、何が描かれているのか、サッパリ分かりません。


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次の部屋です。


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第27室になります。


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ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソルダ、1527‐ミラノ、1597)の「ご訪問」


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ラッファエッリーノ・デル・コッレ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1495c‐1566)の「聖母子」


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エルコーレ・ロマッツァーニ(アルチェーヴィア、1535c‐1598)の「十字架降下」


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ラッファエッリーノ・デル・コッレの「救援の聖母と洗礼者聖ジョヴァンニと聖クリストフォロ」
Let's call it a day.
(To be continued)

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