イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

2017年12月

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2017年最後の投稿です。
この日は2017年6月6日でした。


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ミケランジェロによって生まれたカンピドーリオ広場に向かって建つのはローマ市庁舎です。


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広場の左右に建つのがカピトリーニ美術館です。


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こちらは美術館の切符売り場と入り口があるコンセルヴァトーリ宮です。


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こちらはパラッツォ・ヌオーヴォです。


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カピトリーニ美術館の一部がカピトリーナ絵画館で、絵画、彫刻、陶磁器などが展示されてます。


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絵画館はコンセルヴァトーリ宮にあります。


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入館するとコンセルヴァトーリ宮の中庭に出ます。


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壁の紋章


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絵画館は1階(日本の2階)にあります。


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エレベーターを利用せずに階段を使いました。


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ローマに来れば大体来ています。


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ジョヴァンニ・ボナティ(フェッラーラ、1635c‐ローマ、1681)の「パオロ・ヴェロネーゼ作『聖母子と聖人たち』のコピー画」


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展示室に入りました。


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この日は第1室からではなく、絵画館出口の方から逆に見ていきました。


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ドメニコ・コルヴィ(ヴィテルボ、1721‐ローマ、1803)の「カミッロとファレーリアからの校長」


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ドメニコ・コルヴィの「玉座のローマの女神」(1764‐66c)
以前、この作品は展示されていなかったと思います。


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Pierre Subleyras (1699-1749) の「シルヴィオ・ヴァレンティ・ゴンザーガ枢機卿の肖像」(1745c)


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ジョヴァンニ・パオロ・カステッリ通称スパディーノ(ローマ、1659‐1730c)の「静物画」(1703)


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アンドレア・ルカテッリ(ローマ、1695‐1741)の「ロムルスとレムス」


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ドメニコ・コルヴィの「ウェスタの巫女トゥーツィア」


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ドメニコ・コルヴィの「ルーベンス作『ロムルスとレムス』のコピー画」


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ポンぺオ・バトーニ(ルッカ、1708‐ローマ、1787)の「聖家族」(1760c)


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Maestro dei capricci di Prato の「遺跡がある風景」


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Maestro dei capricci di Prato の「遺跡がある風景」(18世紀)


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Maestro dei capricci di Prato の「遺跡がある風景」(18世紀)


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Maestro dei capricci di Prato の「遺跡がある風景」(18世紀)


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次の部屋です。


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主に肖像画が展示されてます。


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ジョヴァンニ・ブオンコンシーリオ通称マレスカルコ(ヴィチェンツァ、1470?‐1535)の「自画像」


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ジョヴァンニ・ブオンコンシーリオ通称マレスカルコの「男の肖像」


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フェデリーコ・ズッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1542‐アンコーナ、1609)の「男の肖像」
これにはビックリでした。去年まで、この作品は自画像とされてきましたが、その説は否定されたそうです。


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ディエゴ・ヴェラスケス(1599‐1660)の「自画像」(1649‐51c)


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アントン・ヴァン・ダイク(アンヴェルサ、1599‐ロンドン、1641)の「彫刻家たち」(1627‐29)


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詳細不明


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アントン・ヴァン・ダイクの「Lucas de Wael とCornelis de Wael の肖像」(1627)
二人は有名な画家です。


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バルトロメオ・パッセロッティ(ボローニャ、1529‐1592)の「男の肖像」(1585c)


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バルトロメオ・パッセロッティの「犬と一緒の男の肖像」(1585c)


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バルトロメオ・パッセロッティの「音楽家たちの肖像」(1568c)


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ピエトロ・デッラ・ヴェッキア(ヴィチェンツァ?、1603‐ヴェネツィア、1678)の「男の肖像」


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16世紀のイタリアの無名画家の「男の肖像」(16世紀前半)


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ベルナルディーノ・ラニーノ(ヴェルチェッリ、1512c‐1582)の「カッシアーノ・ダル・ポッツォの肖像」(1558)


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16世紀のイタリアの無名画家の「女の肖像」(1550)


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ジローラモ・シチオランテ・ダ・セルモネータ(セルモネータ、1521‐ローマ、1575)の「女の肖像」(1550)

皆様、本年も有難うございました、感謝に堪えません。
来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。
(つづく)

次は1階(日本の2階)柱廊で展示されている彫刻です。
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アンドレア・ブレーニョ派彫刻家の「聖母子と聖ピエトロと聖パオロ」(15世紀)


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16世紀のローマの彫刻家の「スカップッチの紋章」(1503)


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15世紀末の「聖パオロ」
ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会にありました。


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アンドレア・ブレーニョ工房?の「トレンティーノの聖二コラ」(1470‐80)


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ローマのルイージ・カッポーニ工房の「カンデラブラム(装飾モチーフの一種)」(15世紀)


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イザイア・ダ・ピサの追随者の「ジョヴァンニ・ベラルディ枢機卿の墓石」(15世紀)
ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会にありました。


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枠の断片(15世紀?)


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詳細不明


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15世紀後半から16世紀初期のもの


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ルイージ・ガッポーニに帰属する教会装飾断片


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16世紀の彫刻断片


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「聖人」(16世紀)


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「タベルナコロ」(15世紀末)


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トスカーナの無名彫刻家の「聖母子」(15世紀初め)


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柱の断片(15世紀)


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ジョヴァンニ・デ・レットーリの「講師と生徒」(15世紀?)


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ポルカーリ家の紋章(15世紀)


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「プルーテオ(装飾がある仕切り)」(9世紀前半)


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「枠の断片」(9世紀)


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石棺(13世紀?)


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「聖母子」(1423)


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「聖パオロ」(14世紀)


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「聖トッマーゾの不信」


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ミーノ・ダ・フィエーゾレに帰属する「水槽」(15世紀後半)


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「ローマのサンタゴスティーノ教会装飾断片」(15世紀末)


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ローマの彫刻家による「ケルビーニのフォンターナ」(14世紀中頃)
ローマのヌオーヴァ教会広場にありました。


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プレデッラ(15世紀末)
ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会にありました。


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マルテッリ家の紋章(15‐16世紀)


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柱断片(15世紀)


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柱と柱頭(15世紀)


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墓石断片(14世紀初頭)
ローマ、ヴェネツィア広場のサン・二コラ・デ・モンテ教会にあった墓です。


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「救世主」(17世紀)


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サン・マルコ広場の柱(15世紀)


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「ボナヴェントゥーラ・バドエール枢機卿(パドヴァ、1332‐1385)の墓石」(14世紀)


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「モンテフェルトロの紋章」(15世紀)


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「メディチの紋章」(15世紀)


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柱断片(15世紀)


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柱断片(15世紀)


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生贄のシーン(1世紀後半)


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「ヘラクレス」(2世紀中頃)


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バッカスの石棺断片(3世紀)


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石棺断片(2世紀)


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柱頭(紀元前1世紀末)


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ローマ、ヴェネツィア広場にあった寺院の断片(2世紀)


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石棺(2世紀)


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石棺(3世紀)


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石棺断片(3世紀)


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展示はこれで終わりです。


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陶器類と金工品の展示が秀逸です。


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(おわり)

P2420307ラツィオの家具工房の「薬局の机」(16世紀中頃)


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次は金属加工による美術品の展示です。


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この分野の展示ではイタリア随一かも知れません。


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ジャンボローニャ、ベルニーニなどの作品が展示されてます。


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一つ一つ見ていかないと、誰の作品なのかサッパリ分かりません。


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ランダムに玉石混交で展示されてます。


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ある程度高名な制作者の作品は、展示方法に関してもう少し工夫があって然るべきと思います。


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入館した時、今日は入館者が比較的多いと思ったのですが、陶器と金属加工品の展示コーナーでは私一人だけとなっていました。


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展示作品は膨大な数に上ります。


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人気薄


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暖炉


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次の部屋です。


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フランチェスコ・セガーラの「受胎告知」(1573以降)


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「バルトロメオ・ベッラーノ作『聖母子と天使』の複製」(15世紀)


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「ベネデット・ダ・マイアーノ作『聖母子』の複製」(1850‐1900)


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制作者不明の「救世主」(1494‐95c)


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ヤコポ・ダッティー通称サンソヴィーノの「聖マルコの殉教」(1536)


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ヤコポ・ダッティー通称サンソヴィーノの「聖マルコの功徳」(1536)


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南イタリア制作の「祭壇前飾り」(17世紀)


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保護板が邪魔です。


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「セネカ像」


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グイド・レーニは彫刻も制作していました。


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バッチョ・バンディネッりに帰属する「ヘラクレス」(1530‐40c)


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Gerhard Groninger に帰属する「荊刑のキリスト」(1648以降)


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この辺は非常に見難いと思いました。


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博物館である以上は、作品保存と鑑賞者の見易さの両立が大事と思いますが、この辺の展示は作品保存が優先されていると思いました。


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劣化しやすいテンペラ画ならば、このような配慮が必要でしょう。しかし、スタッコ、テラコッタ、大理石彫刻などはそれほど風化しないと思います。


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非公開にして別の部屋で保存に励めばよろしいと思いました。


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天使がありますが、保護板が二重に設けられてます。


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次は1階(日本の2階)の柱廊です。


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彫刻が並べられてます。


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日差しが差し込み、雨露に晒される環境の中で、結構良い作品が並んでます。


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ジェズ教会のクーポラが見えます。


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(つづく)

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次の部屋です。


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フィレンツェの家具工房の「カッソーネ」(16世紀初頭)


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フィレンツェの家具工房の「カッソーネ」(15世紀後半)


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北イタリアの家具工房の「カッソーネ」(16世紀)


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次は陶器の展示コーナーです。


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陶器類の展示ではローマ随一を誇ります。


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ローマに幾つかの国立博物館、美術館がありますが、それぞれで展示の棲み分けを行っているようです。


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世界で有名な陶器が大体揃っています。


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日本の陶器類が数多く展示されてます。


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江戸末期から明治初期のもの


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日本製の物入れ(18‐19世紀)


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日本製の物入れ(18‐19世紀)


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日本製の陶器(1875‐1900)


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日本製のカバン(18‐19世紀)


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沢山の陶器類の展示でした。


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別の展示コーナーです。


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ヴェネツィア製キャビネット(17‐18世紀)


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まだまだ展示室が続きます。


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カスティアリアーノの彫刻家による「妊婦」(1525‐50c)


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次の部屋です。


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イスラム芸術の「フォンターナのカゼル」(11‐12世紀)


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ペルシャ芸術の「鳩」(18世紀末)


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また陶器類の展示です。


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詳細不明の浮彫


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またもや陶器類の展示です。


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フランドルの無名画家の「サビーネ女のレイプ」(16世紀)


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うんざりする程多い陶器です。


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キャビネット(18世紀)


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全く人気がない陶器類です。


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(つづく)

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カルロ・マラッタ(アンコーナ、1635‐ローマ、1713)の「クレオパトラ」


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オラツィオ・ボルジャンニ(ローマ、1578‐1616)の「死せるキリストへの哀悼」(1615c)
マンテーニャの構図に似てますね。


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グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖ピエトロ」(1639)


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アレッサンドロ・アルガルディの「聖コスタンツァに顕現する聖アグネス」(1652‐53)


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フランチェスコ・デ・ムーラ(ナポリ、1696‐1782)の「羊飼いの礼拝」(18世紀)


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フィレンツェの家具工房の「食器棚」(16世紀)


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フランチェスコ・ソリメーナ(カナーレ・ディ・セリーノ、1657‐バッラ、1747)の「カナの結婚」(18世紀前半)


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アレッサンドロ・アルガルディの「教皇インノチェンツォ10世パンフィーリの胸像」(1650‐53c)


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天井


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壁のフレスコ画


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次の部屋です。


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Sala Altoviti


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この部屋のフレスコ画はジョルジョ・ヴァザーリによって1553年に制作されたものです。


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詳細不明


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ローマ時代の彫刻「女性の頭」(紀元後140)


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詳細不明


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ジョルジョ・ヴァザーリのサークルの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1550c)


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詳細不明


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次の部屋です。


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肖像画が並んでます。


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19世紀の無名画家の「女性の肖像」


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Dmitry Levitzky に帰属する「女性の肖像」(1775c)


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フランスの無名画家の「女性の肖像」(1760c)


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Marianne Loir の追随者の「女性の肖像」(1760c)


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フランスの無名画家の「女性の肖像」(1765c)


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Johann Lorenz Kreul (1765-1836)の「女性と子供の肖像」(1810‐15)


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ジョヴァン・バッティスタ・ランピ(1751‐1836)に帰属する「女性の肖像」(1781‐83c)


P2420201
ロシアの無名画家の「女性の肖像」(1790‐92c)


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Francois Boucher スタイルの画家の「女性の肖像」(19世紀)


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ヴェネトの無名画家の「女性の肖像」(1730c)


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フランスの無名画家の「女性の肖像」(1770c)


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Jean- Etienne Liotard スタイルの画家の「女性と子供の肖像」(1770c)


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Francois Dumont スタイルの無名画家の「女性の肖像」(1780c)


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John Rusell (1745-1806) の「Richard Kinchant の肖像」(1778‐95c)


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ナポリの工芸家とジャチント・ディアーノ(1731‐1804)の絵画による「輿」(18世紀後半)


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Louis- Michel Van Loo (1707-1771)に帰属する「女性の肖像」(1766c)


P2420222
オーストリアの無名画家の「ジュゼッペ2世ハプスブルグの肖像」(1760c)


P2420226
フランスの無名画家の「新婚カップルの肖像」(1752c)


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Francois- Hubert Drouais (Parigi, 1727-1775)に帰属する「女性の肖像」(1763)


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フランスの無名画家の「ルイ18世の肖像」(1748‐68c)


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Francois- Hubert Drouais に帰属する「若い女性の肖像」(1770c)


P2420236
フランスの無名画家の「Maria Leszczynskaの肖像」(1748‐68c)
(つづく)

P2420018
次の部屋です。


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ローマの彫刻家の「聖母子」(12世紀末‐13世紀初頭)


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二体の聖母子像が並んでます。


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二コラ・ディ・ヌート(1288?‐1348記録)に帰属する「玉座の聖母子」(1330‐40c)


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アブルッツォの彫刻家の「聖母子」(1390‐1410c)


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次の部屋です。


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天井


P2420035
Michael Wolgemuth に帰属する「聖母の死」(1480‐1520c)


P2420038
ジローラモ・ダ・サンタクローチェ(サンタ・クローチェ・イン・ヴァル・グレンバナ、1480/1485-ヴェネツィア、1556)の「大天使聖ミケーレ」(1510‐20c)


P2420041
ニッコロ・デ・バルバリ(ヴェネツィアで1516記録)の「キリストと姦通女」(16世紀初頭)


P2420044
ガロファロ(フェッラーラ、1481‐1559)の「砂漠の聖ジローラモ」(1520c)


P2420046
南ドイツの彫刻家の「ドイツ人傭兵」


P2420047


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レーリオ・オルシ(ノヴェッラーラ・エミリア、1508c‐1587)の「死せるキリストへの哀悼」(1550‐75c)


P2420054
ロレンツォ・サッバティーニ(ボローニャ、1530c‐ローマ、1576)の「マギの礼拝」(1550‐75c)


P2420057
ジローラモ・ダ・サンタクローチェの「エウロパのレイプ」(16世紀前半)


P2420061
バッキアッカ(フィレンツェ、1494‐1557)の「キアラヴァッレの聖ベルナルドの幻視」(1525‐50c)


P2420063


P2420064
Jorg Syrlyn il Giovane (1455-1524) の「嘆きの聖母」(1495c)


P2420068
ピエトロ・アラマンノ(15世紀後半)の「受胎告知される聖母?」(1460‐80c)


P2420070
次の部屋です。


P2420072
ミカエル・パケール(1435c‐1498)に帰属する「悪魔を退治する聖ミケーレ」(1485c)


P2420075
フィリッポ・リッピとぺセッリーノの「キリスト誕生とロレンツォ・イル・マニーフィコ」(15世紀後半)


P2420079
ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1492)の「聖母子」(15世紀後半)


P2420082
ベルナルディーノ・ザガネッリ(コティニョーラ、1460/1470-ラヴェンナ、1509?)の「十字架を担ぐキリスト」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2420085
ジョヴァンニ・アントニオ・ベッリンツォーニ・ダ・ペーザロ(ペーザロ、1415c‐1477c)の「聖母子と聖ルチアとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1460‐70c)


P2420088
4点の浮彫が並んでます。


P2420091
ミーノ・ダ・フィエーゾレ(パピアーノ?、1429‐フィレンツェ、1484)の「聖ジローラモの生涯のエピソード」(1462‐63)


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次の部屋です。


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時代が下って17世紀、18世紀の作品が展示されてます。


P2420102
天井


P2420104
チーロ・フェッリ(ローマ、1634‐1689)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1686)


P2420107
ジュゼッペ・マリア・クレスピ(ボローニャ、1665‐1747)の「ダヴィデとアビゲイル」(1721‐27)


P2420111
ジュゼッペ・マリア・クレスピの「モーゼの発見」(1721‐27)


P2420114
ジュリオ・カルピオーニ(ヴェネツィア、1613‐1678)の「イーリデ」(1665c)


P2420118
ジュリオ・カルピオーニの「酔ったシーレーノス(森の神)とバッカス」(1665c)


P2420122
ドナート・クレティー(クレモナ、1671‐ボローニャ、1749)の「ニンフたちの踊り」(1725)


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制作者不明の「フランチャビージョ作『聖母子と聖ジョヴァンニーノ』のコピー画」(1520‐25c)


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Jacob Gerritsz Cuyp (1594-1652)の「夫婦の肖像」(1643)


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夫の方です。


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ピエトロ・ノヴェッリ(モンレアーレ、1603‐パレルモ、1647)の「老女の肖像」(1620‐47c)
(つづく)

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ローマ旧市街のほぼ中心にあるヴェネツィア広場です。


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広場の西、写真右端に写っているのがヴェネツィア宮殿です。


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この場所にサン・マルコ教会がありましたが、教会に任命された枢機卿の小規模な住居が存在してました。
1451年、ヴェネツィア出身のピエトロ・バルボ枢機卿がこの教会に任じられ、建物を大規模に拡張・改築することにしました。伝統的にヴェネツィア出身の枢機卿が任じられてきました。
レオン・バッティスタ・アルベルティまたはフランチェスコ・デル・ボルゴの設計・監督によって、1455年から1467年に建設されたのがルネサンス様式のヴェネツィア宮殿です。


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ピエトロ・バルボ枢機卿は、1464年に教皇パオロ2世となりましたが、引き続きこの宮殿を住居として定めたことから、その後約1世紀の間、代々の教皇がここで暮らしたのです。
1564年、法王庁は宮殿をヴェネツィア共和国に譲渡し、以来宮殿は1797年までヴェネツィア共和国大使館として使用されました。
18世紀末、イタリアに侵略したナポレオンによってヴェネツィア共和国は滅びましたが、ナポレオンがオーストリアと結んだカンポ・フォルミア条約によって、ヴェネツィアはオーストリア領となりました。それに伴い、宮殿もオーストリア所有となり、駐バチカンのオーストリア大使館となりました。


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第1次世界大戦中の1916年、イタリア王国は宮殿を接収したのですが、大戦後のサン・ジェルマン条約によって宮殿は正式にイタリア王国の所有となりました。
ムッソリーニの時代、彼の執務室が宮殿内に設けられ、宮殿のバルコニーから演説が行われたことでも有名です。


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修復などによって、公開される部屋が変わることが多く、行く度に見ることが出来る作品が変わります。
今回、ご紹介するのは2017年6月時点のものです。


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宮殿の中庭から見えるクーポラは隣接するジェズ教会のものです。


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中庭は夏のコンサート用に変身中でした。


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サン・マルコ教会の方に行こうとしましたが、立ち入りが制限されていたので断念。


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展示の中心は、初期キリスト教時代からルネサンス初期にかけての絵画・彫刻、陶器、聖具、タペストリーなどの美術品です。


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切符売り場


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現在、公開されているのは階上です。


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詳細不明


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宮殿を作る石材はコロッセオから取り外されたものです。
ということは、15世紀頃は文化財保護保存という考え方はなかったとみるべきでしょう。


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個人的には、この宮殿を取り壊して、その石材をコロッセオ修復に使用した方が良いと思います。文化財としての価値は、ヴェネツィア宮殿よりもコロッセオの方が断然勝ると思うからです。


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展示室に入りました。


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ビザンチン・アートのトリッティコ(10世紀前半)


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北イタリアの「聖ベネデットの十字架」(12世紀)


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「テッラチーナの箱」(10‐11世紀)
アダムとイヴ、善き者と悪者の戦いの彫刻です。


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南イタリアの「Cristo Pantokrator」(13世紀)


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祭壇(1215c)


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次の部屋です。


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天井の装飾


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テンペラ画、フレスコ画、彫刻が展示されてます。


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詳細不明


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アンドレア・グアルディ(1420‐1478記録)の「三位一体」(1445c)


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Maestro di Pio IIの「聖母子」(1460‐70)


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マリオット・ディ・クリストファノ(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ、1395?‐1457c)の「聖母子と聖人たち(洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ、聖パオロ、聖アントニオ・アバーテ、聖ミケーレ、聖バルトロメオ、聖オノフリオ、聖ロレンツォ)」(1420‐30)


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ヴェローナの無名画家の「玉座の聖母子」(15世紀前半)


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ベアート・アンジェリコ(ヴィッキオ・フィレンツェ、1395‐ローマ、1455)の「キリストの頭」(15世紀中頃)


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ピサネッロ(ピサ、1395?‐1455)の「女の頭」(1427以降)


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次の部屋です。


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部屋の天井


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Maestro Espressionista di Santa Chiara の「磔刑」(14世紀前半)


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ローマの無名画家の「彩色磔刑像」(13世紀末)


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パオロ・ヴェネツィアーノ(1333から記録‐1362)の「音楽天使たち」(14世紀中頃)


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Maestro Toscanaの「聖ジャコモ・マッジョーレと聖アントニオ・アバーテ、受胎告知される聖母」(15世紀初め)
多翼祭壇画の一部でしょう。
(つづく)

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ジョヴァン・バッティスタ・ヴォルボーニ通称ロ・スカラブリーノ(ピストイア、1489‐1561)に帰属する「天上の聖母と聖ステファノとマグダラのマリアと聖オノフリオと聖バルバラと寄進者」(1530)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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トスカーナの無名画家の「聖母被昇天」(1600c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリ(フィレンツェ、1551‐1640)の「聖トッマーゾの不信」(1602c)
ヴィンチのサン・トッマーゾ祈祷所にありました。


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トスカーナの無名画家の「聖母とキリストの物語」(17世紀?)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
各画面を見ておきましょう。


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受胎告知


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ご訪問


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ご誕生


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割礼


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教会博士たちとの問答


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園の祈り


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キリストの鞭打ち


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嘲笑


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カルヴァリオへの途


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磔刑


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キリストの復活


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昇天


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聖体拝領


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聖母被昇天


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聖母戴冠


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次の部屋です。


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聖セバスティアーノのタベルナコロとボッティチーニ一族の作品があります。


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保護板に覆われている作品が必ずしも傑作とは限りません。


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クレテーゼ・ヴェネツィアーノのスタイルで描かれた「聖母子」(16世紀)


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フィレンツェ派無名画家の「バーリの聖二コラと修道女」(16世紀初め)
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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トスカーナの無名画家の「ヴェロニカ」(16世紀初め)


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の裾絵?(1500‐10c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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井戸のサマリア女


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寺院からの商人たちの追放


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キリストのエルサレム入城


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(1446‐1498)に帰属する「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1506c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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硝子板に覆われてます。


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フランチェスコ・ボッティチーニ(1446‐1498)に帰属する「磔刑」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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16世紀初めのフィレンツェ派無名画家の「ディシプリナーティ会」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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フランチェスコ・ボッティチーニに帰属する「音楽天使たち」


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アントニオ・ロッセッリーノとフランチェスコ・ボッティチーニの「聖セバスティアーノのタベルナコロ」(1475‐80c)
大作です。
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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聖セバスティアーノ像


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二大天使と寄進者


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裾絵は聖セバスティアーノの殉教


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の「聖ジローラモ」(1500c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ラッファエッロ・ボッティチーニに帰属する「聖アンドレア」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ラッファエッロ・ボッティチーニの「聖セバスティアーノ」(1500c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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フランチェスコ・ボッティチーニの「受胎告知」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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展示室から1階(日本の2階)の柱廊に出ました。


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柱廊の壁に彩釉テラコッタがあります。


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ベネデット・ブリオーニ(1459/1460-1521)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと二天使」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「アディマーリ家の盾」 
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にあった?


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ロッビア工房の「聖ロッコ」(1510‐20c)
エンポリのサンタ・マリア・ア・フィッビアーナ教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビアの「永遠なる父」
エンポリのサンタンドレア参事会教会サン・セバスティアーノ礼拝堂にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の額縁(16世紀初め)


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ベネデット・ブリオーニに帰属する「無原罪の御宿リと聖アンセルモと聖アンブロージョ」
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にありました。


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アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母子」(1518)


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ベネデット・ブリオーニ工房の「聖アンセルモと聖ロレンツォと聖ジュリアーノとヴィテルボの聖ローザと聖キアーラ」
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会にありました。


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これで終わりです。


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楽しい美術館でした。


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(おわり)

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ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1415活動)とロレンツォ・ディ・マルティーノ(フィレンツェ、1391‐1411記録)の「サンタンドレア参事会教会のポリッティコ」(1401c)
かなり欠落パネルがあります。


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聖マルタ、聖ステファノ、聖ザノービ


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聖ジローラモ、聖ルドヴィーコ、聖オルソラ


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裾絵の最後の晩餐


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キリストの逮捕


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キリストの埋葬


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次の部屋です。


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目線とほぼ平行の位置に作品が展示されてます。


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主にルネサンス期の絵画が展示されてます。


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多くの美術館と同じく、この日も入館者は私一人でした。


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ビッチ・ディ・ロレンツォ(フィレンツェ、1373‐1452)の「サンタンドレア参事会教会サン・ロレンツォ礼拝堂の祭壇画」(1423)
欠落したパネルがあります。


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玉座の聖母子と寄進者


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福音書記者聖ジョヴァンニと聖レオナルド


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Maestro di Borgo Alla Collina (15世紀前半活動)の「聖イーヴォと聖ラザッロ」(1420c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会サン・イーヴォ礼拝堂にありました。
次のパネルも同じで、多翼祭壇画の一部と考えられてます。


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Maestro di Borgo Alla Collina の「洗礼者聖ジョヴァンニと聖アントニオ・アバーテ」(1420c)


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ロレンツォ・モナコ(シエナ、1370c‐フィレンツェ、1425)の「ウミルタの聖母と四聖人」(1404c)
エンポリのサン・ドンニーノ教会にありました。


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ウミルタの聖母


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聖ドンニーノと洗礼者聖ジョヴァンニ


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聖ピエトロと聖アントニオ・アバーテ


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フィリッポ・リッピ(フィレンツェ、1406c‐スポレート、1469)の「玉座の聖母子と大天使ミケーレと聖バルトロメオと聖アルベルト」(1430c)


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ロレンツォ・モナコと工房、およびパオロ・スキアーヴォ(フィレンツェ、1397‐ピサ、1478)の「聖母子と四聖人」(1420c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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玉座の聖母子


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福音書記者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ


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洗礼者聖ジョヴァンニと聖アゴスティーノ


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Maestro di Signa (15世紀に活動)の「聖母子と二天使」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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Maestro di Signaの「聖アンサーノと聖アポッロニア」(15世紀前半)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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Maestro di Signa の「大天使ラッファエーレ」(15世紀前半)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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ロッセッロ・ディ・ヤコポ・フランキ工房の「ウミルタの聖母」(1430c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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Maestro di Signa の「聖ロレンツォと聖ドンニーノ」、「聖ピエトロと聖パオロ」(15世紀前半)
エンポリのサン・ドンニーノ教会にありました。


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ロッセッロ・ディ・ヤコポ・フランキ(フィレンツェ、1377c‐1456)の「聖母子と四聖人」(1420‐30c)
エンポリ郊外のサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教区教会にありました。


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聖母子


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聖セバスティアーノと洗礼者聖ジョヴァンニ


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福音書記者聖ジョヴァンニと聖ドミティッラ


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救世主


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノ(1401‐1435活動記録)の「聖ステファノ」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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次の部屋です。


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15世紀から17世紀の作品が展示されてます。


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1474‐1497活動記録)に帰属する「聖母子」(1490c)


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コジモ・ロッセッリ(フィレンツェ、1439‐1507)に帰属する「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1500c)


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スオール・プラウティッラ・ネッリ(フィレンツェ、1523‐1588)に帰属する「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1550c)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「聖母子と聖マッテオ・アポストロと聖グリエルモ・エレミータと聖バルバラと聖セバスティアーノ」(1474c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ(フィレンツェ、1492‐1544)に帰属する「玉座の聖ビアージョ」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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ヤコポ・デル・セッラーイオ(フィレンツェ、1442c‐1493)と工房の「聖母子と聖二コラと聖ピエトロ・マルティーレ」(1490c)


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ヤコポ・デル・セッラーイオに帰属する「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1470c)


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フランチェスコ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1446‐1498)とラッファエッロ・ボッティチーニ(フィレンツェ、1474‐1520活動記録)の「秘跡のタベルナコロ」


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聖アンドレア


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洗礼者聖ジョヴァンニ


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裾絵


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エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

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次は1階(日本の2階)の展示室です。


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ジュゼッペ・デル・モーロ(1718‐1781)の「サンタンドレア参事会教会の天井装飾計画」(1763c)


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トスカーナの彫刻家の「リッチ家紋章」(15世紀)
以下2点も同じです。


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ヴィンチェンツォ・ラーミ(1807‐1892)の「聖フィロメーナ」(1835)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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次の部屋です。


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2010年頃と比べると格段に鑑賞し易くなりました。


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14世紀から15世紀の作品が展示されてます。


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写真がOKになってから、保護板に覆われている作品が多くなりました。


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マリオット・ディ・ナルド(1394‐1424記録)の「聖母子」(1393)
パニャーナのサンタ・クリスティーナ教会にありました。


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チェンニ・ディ・フランチェスコ(1369‐1415c記録)の「アレッサンドリアの聖カテリーナと聖ルチアと聖女」


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ニッコロ・ディ・トッマーゾ(1343‐1376活動)に帰属する「磔刑」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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14世紀後半のフィレンツェ派無名画家の「磔刑」


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チェンニ・ディ・フランチェスコの「聖アントニオ・アバーテと殉教聖人と聖オノフリオ」


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フィレンツェ派無名画家の「聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」(15世紀初め)
エンポリのサンタントニオ教会にありました。


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ピストイアの無名画家(Maestro del 1366?)の「聖母子と四聖人」(1320‐30c)


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モーゼ、ダヴィデ


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ソロモン、ジェレミア


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聖フランチェスコ、洗礼者聖ジョヴァンニ


P2310668
聖アンドレア、聖アントニオ・アバーテ
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310671
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ジェリーニ(フィレンツェ、1368‐1415活動)の「聖母子と四聖人」(1385c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
各パネルを見てみましょう。


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聖母子


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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聖アントニオ・アバーテ、洗礼者聖ジョヴァンニ


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聖グレゴリオ・マーニョ、聖レオナルド


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裾絵はアレッサンドリアの聖カテリーナ、聖レパラータ


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ピエタのキリスト


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聖バルバラ、聖マルゲリータ


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アーニョロ・ガッディ(フィレンツェ、1369‐1396活動)の「聖母子と四聖人」(1390c)
エンポリのサン・マーマンテ教会にありました。


P2310691
聖母子


P2310693
聖アントニオ・アバーテとアレッサンドリアの聖カテリーナ


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聖ジローラモと洗礼者聖ジョヴァンニ


P2310697
裾絵の聖ルチア、聖バルバラ


P2310699
聖母、ピエタのキリスト、マグダラのマリア


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2聖人(特定できません)


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アンブロージョ・ディ・バルデーゼ(フィレンツェ、1352‐1429)の「授乳の聖母と磔刑」(1380‐85c)
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


P2310707
ロレンツォ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1350c‐1427)の「昇天した聖母からチントラを受け取る聖トッマーゾ」(1395‐1400)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


P2310710
ロレンツォ・ディ・ビッチの「磔刑」(1399)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


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フィレンツェ派無名画家の「十字架の奇跡」(15世紀初め)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

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エンポリのサンタンドレア参事会教会です。


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参事会教会にあった作品が展示の中心ですが、その他にエンポリとその周辺の教会やパラッツォから集められた作品などが展示されてます。


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美術館の入り口は、教会に向かって右側の奥にあります。


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入館するとキオストロがあります。


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キオストロを経由して展示室に向かいます。


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15世紀のトスカーナの無名彫刻家の「エンポリの紋章」
サンタンドレア参事会教会にありました。


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15世紀のトスカーナの無名彫刻家の「聖アンドレアの紋章」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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詳細不明


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Maestro Felice Fiorentino (17世紀前半に活動記録)の「天使」(1623)


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次の部屋は、フレスコ画断片などが展示されてます。


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この美術館の展示作品の中で、最も有名な作品であるマゾリーノの「ピエタ」は、フィレンツェのストロッツィ宮に貸し出されていました。


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この美術館に何回も来てます。2014年10月に撮った写真を載せておきましょう。
マゾリーノの「ピエタのキリスト」


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18世紀のトスカーナの家具工房の「長椅子」
2017年6月に撮った作品写真を掲載していますが、マゾリーノの「ピエタのキリスト」の写真をアップするために2014年10月に撮った写真を見ていました。
展示作品や作品帰属が微妙に変わったことに気付きました。このような小さな美術館でも変化があることに驚きました。


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16世紀初めのフィレンツェ派無名画家の「授乳の聖母」
エンポリのサンタ・クローチェ修道院にありました。


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14世紀のフィレンツェ派無名画家のフレスコ断片


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14世紀のフィレンツェ派無名画家のフレスコ断片


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ベルナルド・ロッセッリーノ(セッティニャーノ、1409‐フィレンツェ、1464)の「洗礼盤」(1447)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


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16世紀のフィレンツェ派無名画家の「2殉教聖人」
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310571
ゲラルド・ディ・ヤコポ通称ロ・スタルニーナ(1387‐1413記録)の「聖アンドレアとシノピエ」(1409)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


P2310573
ゲラルド・ディ・ヤコポ通称ロ・スタルニーナの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖ピエトロ」(1409)
エンポリのサント・ステファノ教会にありました。


P2310576
フラ・パオリーノ・ダ・ピストイア(ピストイア、1488‐1547)の「聖母子」(1530c)
エンポリのCasa Santini にありました。


P2310578
次の部屋です。


P2310578
以前と比べると展示場所が変わっている作品が数点ありました。


P2310581
バッティスタ・ディ・ドナート(1536‐1557活動記録)の「聖水盤」(1557)


P2310585
トスカーナの無名彫刻家の「聖水盤」(1492‐1502)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310592


P2310587
ジョヴァンニ・バンディーニ(フィレンツェ、1540c‐1599)の「聖女」(1580c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310590
ジュゼッペ・カンティーニ・ダ・ビッビエーナ通称イル・クオーコ(18世紀中頃活動)の「聖ロッコ」(1757)
エンポリのサン・ロッコ祈祷所にありました。


P2310595
フィレンツェ派無名彫刻家の「預言者」(17世紀前半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会の洗礼堂にありました。


P2310597
フィレンツェ派無名彫刻家の「預言者」(17世紀前半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会洗礼堂にありました。


P2310600
ベネデット・バリオーネ工房の「玉座の聖母子と四聖人(聖アンセルモ、聖フランチェスコ、聖ドメニコ、マグダラのマリア)」(1500‐10c)(テラコッタ)
エンポリのサンタ・マリア・ア・リーパ教会修道院にありました。


P2310603
ジョヴァンニ・ピサーノ(ピサ、1248c‐シエナ、1319c)の「聖母子」(1280c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310605
ドイツの彫刻家の「磔刑像」(16世紀)


P2310606


P2310609
フィレンツェ派無名テラコッタ工芸家の「聖母子」(15世紀前半)
エンポリのサンタ・マリア・ア・ルーパ教会修道院にありました。


P2310612
トスカーナの家具工房の「物入れ」(17世紀初頭)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310615
ミーノ・ディ・フィエゾレ(フィエゾレ、1429‐1484)の「聖母子」(1470c)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310618
イギリス製の聖書台(1520)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。


P2310621
ドン・ロムアルド・ダ・カンデーリ(15世紀中頃活動記録)とネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1492)の「マグダラのマリア」(1455)
ヴィンチ村のサンタ・クローチェ教会にありました。


P2310624
フィレンツェ派の「聖母子と天使」(15世紀後半)
エンポリのサンタンドレア参事会教会にありました。
(つづく)

エンポリのサンタンドレア参事会教会の続きです。
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右翼廊の先にある礼拝堂に行きました。


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この礼拝堂です。


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有名な浮彫ですが、詳しいことを失念。


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フェルディナンド・フォスキのフレスコ画


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エジスト・フェローニの「チゴリ作『最後の晩餐』のコピー画」


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詳細不明


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詳細不明


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内陣に戻りました。


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右側第4礼拝堂


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右第3礼拝堂


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詳細不明


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右第2礼拝堂


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天井のスタッコ装飾


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詳細不明


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Maestro Francescoに帰属する「聖アガタの殉教」


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右第1礼拝堂


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ドメニコ・デル・ポデスタによる天井フレスコ画


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詳細不明


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ドメニコ・デル・ポデスタの作品(1798)


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ドメニコ・デル・ポデスタの「アーモンドの奇跡」(1806)


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出入口の上にオルガンがあります。


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外に出ました。


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次は参事会教会付属美術館です。


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入館しました。


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キオストロを経由して展示室に向かいます。


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美術館については、後程詳しく取り上げます。


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傑作が数点あります。


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マゾリーノの作品はフィレンツェのストロッツィ宮に貸し出し中でした。


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次はマドンナ・デル・ポッツォ聖域です。


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Santuarioはローマ通りの外れにあります。


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美術館で鑑賞するうちに気温が上がって、この日も猛暑日になりました。


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マドンナ・デル・ポッツォ聖域です。


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この地は、城門の先の城壁外でしたが、12世紀の記録に教会の存在が記されています。その教会は1523年の火災によって消失しましたが、焼け跡のまま放置され荒地となってしまいました。
17世紀初めに、教会の再建が決まり、1621年、ブラマンテ様式を踏襲した建築家アンドレア・ボニタッリの設計によって再建された建物が現在の姿です。


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ファサードの前の柱廊が特徴です。


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単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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美術的な見どころは、2点の祭壇画です。


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主祭壇画は、制作者不明の「聖母子と聖ヤコポと聖アントニオ・アバーテ」(15世紀)


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消失した建物で、奇跡的に辛うじて残っていたのが、この祭壇画です。


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制作者不明の「聖母の教育」(18世紀)


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エンポリで見るべきものは大体見ました。


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酷暑と言うべき日だったので、早々に退散することにしました。


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駅に戻りました。


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シエナに戻ります。


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(おわり)

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サンタンドレア参事会教会です。
エンポリが単独司教区ならば、司教座教会になって当然ですが、エンポリはフィレンツェ大司教区に属してます。



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教会が5世紀半ばに設立された記録が残されてます。
1117年に創建され、1443年頃に完成したフィレンツェ式ロマネスク様式の建物が現在の姿の原形です。


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プラート産緑色大理石とカッラーラ産白色大理石を組み合わせたファサードが特徴です。


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1531年に参事会教会に昇格しました。


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1730年代、建物は風化が進み危険となったので、18世紀後半に大掛かりな修復工事が行われました。そのため、創建時のロマネスク様式の部分はファサードのごく一部に留まります。


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聖アンドレア


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洗礼者聖ジョヴァンニ


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入口扉の装飾


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拝観しました。


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単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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左右の側壁にそれぞれ5つの礼拝堂があります。


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右側壁


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天井


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聖水盤


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ラッファエッロ・ボッティチーニ(1477‐1520)の「救世主」


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左側最初の礼拝堂


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左側の2番目の礼拝堂


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左側第3礼拝堂


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左第4礼拝堂


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詳細不明


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左側の第5礼拝堂


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詳細不明


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後陣左側の礼拝堂


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリの「聖アンドレア」(1551‐60)


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポリの「聖ジュゼッペ」


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次の礼拝堂です。


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ジュゼッペ・ロメイの「聖ジュゼッペの死」(1767)


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詳細不明


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詳細不明


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主祭壇


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主祭壇画は、ロレンツォ・ディ・ビッチ(1350‐1427)とビッチ・ディ・ロレンツォ(1373‐1452)の「トリッティコ」


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玉座の聖母子


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聖マルティーノと聖アンドレア


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聖アガタと洗礼者聖ジョヴァンニ


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裾絵


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中央の裾絵が欠落しています。


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後陣の木製磔刑像(14世紀)
(つづく)

エンポリ Empoli は、人口48,438人(2016年11月30日現在)のトスカーナ州フィレンツェ県にあるコムーネです。古代ローマ時代からフィレンツェとピサを繋ぐアルノ川の交易河港として栄え、8世紀頃に自治都市となりましたが、12世紀頃にはフィレンツェの支配下に置かれた歴史があります。
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この日(2017年6月)は、シエナからエンポリへの日帰り遠足です。


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シエナ発フィレンツェ行きの列車でエンポリ駅に到着しました。


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駅舎の時計が狂ってます。日本では考えられませんが、イタリアの駅の時計は信用できません。年間を通じて夏時間のままという駅も幾つかありますが、この駅よりもまだ増しというものです。


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駅前に立つのは。フェッルッチョ・ブゾーニ(エンポリ、1866‐ベルリン、1924)像です。大音楽家ブゾーニをご存知ではない方はいらっしゃらないと思いますが、エンポリが生んだ大作曲家で、天才ピアニストとして有名です。


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ブゾーニ像が駅の正面にあることが分かります。駅前広場やその街の中心広場に立っている胸像などに注目すると、その町が生んだ有名人や歴史が分かります。


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駅前から延びるローマ通り


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この日も暑くなりそう!


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左折してチェントロに向かいました。


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中世に築かれた城壁や城門は殆ど残っていません。


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エンポリの観光スポットは、サンタンドレア参事会教会と教会に付属する美術館ですが、私の日帰り遠足の目的もその2つに行くことです。


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ごく普通の家が立ち並んでます。


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レオナルド・ダ・ヴィンチの生地ヴィンチ村へのバスがエンポリから出ているので、観光客に意外に知られているそうです。


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セリエA、セリエBを行ったり来たりしているエンポリFCの本拠地でもあります。


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市役所を経由しました。


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Piazza del Popolo


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市庁舎


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1529年から1530年に建設されたPalazzo Pretorio del Podestaが市庁舎として使用されてます。


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広場に面した建物は16世紀に建設されたそうですが、新しく見えます。


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この辺から町の中心が始まります。


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最も賑わう通りです。


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写真左の建物は有名だったと思いますが失念しました。


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この建物にあった碑文


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開いていれば拝観したいサントステファノ教会ですが、この日も閉まっていました。旧教会になったようで、催事場やコンサート会場などに使用される時以外は開かないようです。


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入口扉上ルネッタに描かれたフレスコ画


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サントステファノ教会にある、カラヴァッジョ作品の比較的出来の良いコピー画があることで美術ファンに知られていますが、2年前のポスターが相変わらずありました。


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美術館に着きました。


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参事会教会の鐘楼


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美術館の入り口が開いていましたが、開館時間まで30分ほどあったので広場の見学と教会の拝観をすることにしました。


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こちらの入り口から教会内に入れますが、広場側から入ることにしました。


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ファリナータ広場


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正式名称が長いので、地元では単にファリナータ広場と呼ばれているようです。


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この広場がエンポリの中心です。


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サンタンドレア参事会教会


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Fontana delle Naiadi


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彫刻家Luigi Pampaloni通称Naiadiによって1828年に制作されたFontanaです。


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Museo Civicoは長期間閉鎖されたままのようです。


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(つづく)

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美術館と塔を十二分に楽しみ、今回の旅の目的を完遂しました。


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お腹が空きました。日中は混みあうので、少し早かったけれど昼食にしました。


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サン・ジミニャーノのワインは白なので、魚料理にしました。


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最初はビール


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サン・ジミニャーノでは珍しい魚料理


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何時も同じものを食べます。その理由は好きなものが好き、嫌いなものは嫌いだから。


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旅行中の野菜不足の備えです。


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水、ビール、ワインが効いて早くも公衆トイレのご厄介になりました。


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暑かった!


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昼過ぎには40度近くあったと思います。


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旅行というものは、時間を買っているようなものなので無駄にしたくなかった。その思いで街歩きを続けたのですが・・・・・


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暑さに強い人ばかりのようで。


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しかし、昼食前よりも一段と混雑してきました。


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日差しを避けて日陰を歩きました。


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皆さん、元気ですね。


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何とか頑張りましたが、酔い覚ましになりません、もう限界です。


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サン・ジョヴァンニ門が見えたところで引き返しました。


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ホテルに戻り、チェックインをしてから自室でひと眠り。


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目覚めたら夕方でした。サンタゴスティーノ教会だけは見逃すわけにはいきません。


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出入口は身廊側にあります。


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芸術作品の宝庫です。


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ドゥオーモよりも、こちらの方が好みです。


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この教会については、以前に詳しく触れました。


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キオストロ


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何度来ても良いものは良いです。


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(おわり)

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グロッサの塔から展示室に戻りました。


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次の部屋です。


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バルトロメオ・ネローニ通称イル・リッチョ(シエナ、1505c‐1571)の「聖母子と聖シジスモンドと聖ロッコ」(1540c)


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15世紀前半のフィレンツェの木工工房の「カッソーネ」


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サン・ジミニャーノの彫刻家と画家による「磔刑」(1520‐30c)


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今までの展示とは少し違ったものです。


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北イタリア(ミラノ?)の武具職人の「兵士用ヘルメット」(1390‐1400c)


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狩猟用ナイフ(16世紀末‐17世紀初頭)


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17世紀初め頃のサン・ジミニャーノの家具工房の「カッソーネ」


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マガーニャ(シエナで16世紀初め頃に活動)の「幼きキリストへの崇拝」(1510‐15c)
マガーニャは、ソドマやドメニコ・ベッカフーミのサークルに所属して活動していました。


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ピエトロ・トッリジャーノ(フィレンツェ、1472‐シヴィーリア、1528)の「聖グレゴリオ」(1496c)


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ピエトロ・トッリジャーノの「聖フィーナ」(1496c)


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次の部屋です。


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ダンテの間です。


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1300年、ダンテはフィレンツェ大使としてサン・ジミニャーノに訪れ、訴訟を提起したのですが、その際、この部屋に赴いたことに「ダンテの間」が由来しています。


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部屋の壁はフレスコ画で埋め尽くされてます。


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リッポ・メンミの「マエスタ」(1317)
どこかで見たような気がしませんか?
シエナのプッブリコ宮(市庁舎、シエナ市立美術館)に描かれたシモーネ・マルティーニの「マエスタ」(1312‐15)に非常に似ています。
リッポ・メンミは、シモーネ・マルティーニの義弟ですが、シモーネの追随者でした。シモーネの「マエスタ」の制作に協力したか、シモーネの「マエスタ」を見て、強い影響を受けて、この作品を制作したのでしょう。


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シエナ・プッブリコ宮のシモーネ・マルティーニの「マエスタ」(1312‐15)
ご参考までにシモーネの「マエスタ」の写真を載せておきましょう。


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リッポ・メンミの「マエスタ」に戻りましょう。


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ダンテ像


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「マエスタ」をもう一度見てから外に出ました。


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(おわり)

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Maestro di San Jacopo a Mucciana (フィレンツェで15世紀初めに活動)の「聖母子と二天使」(1405‐15c)


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15世紀の無名画家の「聖母子」


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次の部屋です。


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壁にフレスコ画が描かれてます。


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執政長官の部屋ですね。


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「聖母子」(1480‐90c)


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この部屋のフレスコ画の殆どは、メンモ・ディ・フィリップッチョ(シエナ、1288‐1324記録)によって描かれました。


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14世紀第2四半世紀のシエナの工芸工房の「結婚式の手箱」


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紋章が10点ほどあります。


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1450年代のシエナの工房の「教皇ピオ2世ピッコロミーニの紋章」(1458‐62)


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ベッチ家の紋章(15世紀末‐16世紀初め)


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次は廊下の壁に展示されている彫刻です。


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15世紀前半のトスカーナ工房制作の紋章


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16世紀末のトスカーナの工房による「執政長官グリエルモ・ディ・ジュリアーノ・ダ・ヴェッラッツァーノの紋章」(1599)


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詳細不明


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17世紀初めのトスカーナの工房の作品(1608)


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ベネデット・ダ・マイアーノ(マイアーノ、1442‐フィレンツェ、1497)の「ケルビーニ」(1478‐82)


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トスカーナの工房の作品(13世紀末‐14世紀初頭)


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サン・ジミニャーノのサンタ・ルチア教会の鐘(1487)


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15世紀前半のトスカーナの工房の作品


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14世紀前半のシエナの工房作の十字架


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トスカーナの工房作の彫刻(16世紀末‐17世紀初頭)


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トスカーナの工房作の彫刻(17世紀初め)


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次はグロッサの塔です。


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ここまで来たら上らないわけにはいきません。


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膝に負担がかかります。


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以前、急に鐘が鳴ったのでビックリしたことがありました。


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強烈な日差しでしたが、風が吹き抜けて暑さが吹き飛びました。


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今まで上った中で最も天気に恵まれたのが、この日でした。


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塔はかなり混雑していました。美術館の展示室よりも塔を目当てで入館した人が多かったみたい。


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(つづく)

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ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノ(フィレンツェ、1391‐1411記録)の「聖バルトロメオとその生涯の物語」(1401)


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玉座の聖バルトロメオ


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聖母への死を告げる大天使ミケーレ


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死のお告げを受ける聖母
よく見ると受胎告知ではありませんね。


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聖バルトロメオの誕生


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聖バルトロメオの殉教


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聖バルトロメオの生涯については、不知なので、どの場面が描かれているのか分かりません。


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左端に描かれた聖人たち


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聖フィーナ


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右端の聖人たち


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アレッサンドリアの聖カテリーナ


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聖ルチア


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裾絵の聖クリストフォロ


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聖ジローラモ


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Maestro del 1419 (フィレンツェで15世紀第1四半世紀に活動)の「玉座の聖ジュリアーノと聖アントニオ・アバーテと聖マルティーノ」(1425‐27c)


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三位一体


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聖母への死のお告げをする大天使ミケーレ


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死のお告げを受ける聖母


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玉座の聖ジュリアーノ


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聖アントニオ・アバーテ


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聖マルティーノ


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左端の聖人たち


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右端の聖人たち


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1444/1445-1497.迄活動記録)の「聖母子とと聖ジュストとアクイーノの聖トッマーゾ」(1477)


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ヴィンチェンツォ・タマーニ(サン・ジミニャーノ、1492‐1529迄記録)の「聖母子」


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次の部屋です。


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プセウド・アンブロージョ・ディデーゼ別名リッポ・ディ・アンドレア(フィレンツェで15世紀初めに活動)?の「聖母子と四聖人(バーリの聖二コラ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、殉教聖人、聖アントニオ・アバーテ)」(1400‐10c)


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14世紀後半のシエナの工芸工房の「カッソーネ」


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タッデオ・ディ・バルトロ(シエナ、1362c‐1422)の「玉座の聖ジミニャーノとその生涯と奇跡の物語「(1401)
サン・ジミニャーノで最も大切されている作品です。


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ニッコロ・ディ・セル・ソッツォ(シエナ、1330年代から記録‐1363没)の「聖母被昇天と4聖人」(1340‐45)


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聖母被昇天


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聖ベネデット


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聖トッマーゾ


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聖バルトロメオ


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アレッサンドリアの聖カテリーナ
(つづく)

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13世紀後半のシエナ?派無名画家の「聖母子」


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セバスティアーノ・マイナルディ(フィレンツェ、1466‐1513)とビアージョ・ダントニオ(フィレンツェ、1446‐1506迄活動記録)の「聖母子と6聖人(聖アゴスティーノ、聖ジミニャーノ、マグダラのマリア、聖フィーノ?、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ジローラモ)」(1500‐05c)


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ドメニコ・ディ・ミケーレ(フィレンツェ、1417‐1491)の「玉座の聖母子と4聖人(聖グレゴリオ、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖フランチェスコ、聖フィーノ)」(1463‐65c)


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ベネデット・ダ・マイアーノ(マイアーノ、1442‐フィレンツェ、1497)の「磔刑」(1488c)


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フィリッポ・リッピの「受胎告知」


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ピントゥリッキオ(ペルージャ、1454c‐シエナ、1513)の「被昇天の聖母と教皇聖グレゴリオ・マーニョと聖ベネデット」(1511)


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ベノッツォ・ゴッツォーリ(フィレンツェ、1420/1421-ピストイア、1497)の「聖アンドレアの祭壇画」(1466)


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聖母子と聖アンドレアと聖プロスペーロと二天使


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裾絵


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聖ジローラモ、聖母


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ピエタのキリスト、福音書記者聖ジョヴァンニ


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聖グリエルモ


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ベノッツォ・ゴッツォーリの「玉座の聖母子と4聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖アゴスティーノ、聖マルタ)」(1466)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1444/1445-1497迄活動記録)の「聖母子と聖バルトロメオと聖アントニオ・アバーテと寄進者」(1490)


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メインパネル


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裾絵


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チェンノ・ディ・フランチェスコ・ディ・セル・チェンニ(フィレンツェ、1369以降記録‐1415没)の「聖母子と二天使」(1413c)


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グイド・ディ・グランツィアーノ(シエナで13世紀第4四半世紀活動)?の「聖母子と二聖人」(1280‐85c)


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コッポ・ディ・マルコヴァルド(フィレンツェ、1260‐1276記録)の「彩色磔刑像」(1255‐60c)


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次の部屋です。


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バルトロ・ディ・フレディ(シエナ、1353から活動記録‐1410没)の「八人の女の頭」(1360‐64)


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ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノ(フィレンツェ、1391‐1411活動記録)の「聖グレゴリオと聖フィーノの生涯の物語」(1402)


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表裏両面に描かれてます。


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メンミ・ディ・フィリップッチョ(シエナ、1288‐1324記録)の「聖母子と8聖人(聖ピエトロ、福音書記者聖ジョヴァンニ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖アグネス、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ミケーレ、聖フランチェスコ、聖キアーラ)」(1305‐10c)


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アッツォ・ディ・マゼット(サン・ジミニャーノ、1289‐1297記録)の「磔刑」


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マリアーノ・ダーニョロ・ロマネッリ(1376‐1391活動記録)の「聖オルソーラ」(1380‐90c)


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次の部屋です。


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この部屋にも素晴らしい作品が並んでます。


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ヤコポ・ダ・フィレンツェの聖母子と四聖人(アレッサンドリアの聖カテリーナ、バーリの聖二コラ、トローサの聖ルドヴィーコ、聖ピエトロ・マルティーレ)」(1410‐13c)
ヤコポはチェンノ・ディ・フランチェスコ・セル・チェンニの協力者でした。


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ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノ(フィレンツェ、1391‐1411記録)の「聖母子」(1402c)


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タッデオ・ディ・バルトロ(シエナ、1362c‐1422)の「サン・ジミニャーノ参事会教会の多翼祭壇画」(1393‐94)


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祈るキリスト


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聖母子


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聖ピエトロ、聖母への死のお告げ


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バーリの聖二コラ、聖クリストフォロ


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死のお告げを受ける聖母、聖パオロ


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福音書記者聖ジョヴァンニ、聖マルティーノ
(つづく)

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サン・ジミニャーノの中心ドゥオーモ広場です。


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広場に面して建つポポロ宮は、1288年に建設され、1323年に拡張され現在の姿の姿になりました。ポポロ宮は市庁舎が置かれていますが、1852年から市立美術館が併設されてます。


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ポポロ宮に隣接する、高さ54mのグロッサの塔です。
市立美術館は、シエナ派とフィレンツェ派絵画を展示する絵画館、ポポロ宮内の部屋、そしてグロッサの塔から成ってます。


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美術館には中庭の方から入ります。


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中庭


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中庭に面した建物壁に描かれたフレスコ画が見所です。


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14世紀後半のシエナ派無名画家によって描かれたフレスコ画


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モノクロのフレスコ画はヴィンチェンツォ・タマーニによって描かれました。


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ヴィンチェンツォ・タマーニのフレスコ画


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グロッサの塔の鐘


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詳細不明のフレスコ画


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紋章が描かれてます。


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中庭の井戸


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ソドマのフレスコ画


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美術館は階上にあります。


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階段途中の壁にもフレスコ画があります。


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14世紀後半のシエナ派無名画家の「三位一体」


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突き当りが美術館の入り口で、中に切符売り場があります。


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柱廊から撮りました。


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開館を待つ人が10人ほどいました。


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開館時間になりました。


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ここはポポロ宮内の礼拝堂です。


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作品が10点ほど展示されてます。


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ところが礼拝堂の中に入ることが出来ません。


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開いている入口扉から身を乗り出して作品を見るよりありません。


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作品写真を撮るのが大変でした。


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セバスティアーノ・マイナルディ(サン・ジミニャーノ、1466‐フィレンツェ、1513)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと天使」(1490‐1500c)


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ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1418‐1492)の「聖母子」(1460‐70c)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1444/1445-1497)の「聖母子と聖フランチェスコと聖ドメニコ」(1497)


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セバスティアーノ・マイナルディの「聖母子と聖ジローラモと聖バルナルド」(1502)


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セバスティアーノ・マイナルディの「聖母子と二天使」(1502c)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「三位一体」(1497)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「磔刑像」


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「ピエタのキリスト」(1497)


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次の部屋です。


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質の高い作品が並んでます。


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リナルド・ダ・シエナ(シエナとサン・ジミニャーノで1270年台に活動)の「彩色磔刑像」(1280c)


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紋章の制作者が分かってます。


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(つづく)

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鐘楼があるので教会の建物と思いますが、地図を見ても教会が載ってません。


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裏道を歩きましたが、知らないうちにメインストリートのサン・マッテオ通りに出てしまいました。


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L'Arco della Cancelleria


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Arcoを潜ってドゥオーモに向かいました。目と鼻の先です。


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旗は夏至前後に行われる祭り用でしょう。


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ドゥオーモ広場


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ポポロ宮です。市庁舎ですが、この建物内に市立美術館があります。


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扉が開いてますが、日曜日の午前中は一般非公開となってます。


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午後に拝観しました。


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現存する14本のうち、最も高いグロッサの塔で、高さが54mあります。


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そろそろ美術館の開館時間です。


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先客がいました。


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市立美術館に入館しました。


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美術館については、後で詳しく触れる予定です。


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展示作品数は多いと言えませんが、珠玉の作品が幾つかあります。


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美術館からグロッサの塔に上ることが出来ます。


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何とか塔に上ることが出来ました。


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快晴だったので、塔からの絶景を楽しむことが出来ました。


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美術館は何度訪れてもその度に感激します。


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外に出ました。


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(つづく)

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バスでサン・ジミニャーノに向かいました。


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バスは定刻にマルティーリ・ディ・モンテマッジョ広場に到着しました。


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連日、快晴の猛暑が続いていましたが、この日も快晴でした。午前9時ころだったので、未だ涼しかった。


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城壁がごく一部を除いて原形のまま残ってます。


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サン・ジョヴァンニ門から城壁内に入ります。


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門を潜ってサン・ジョヴァンニ通りに入りました。


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先ず、この日のお宿に向かいました。


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この日のお宿はチステルナ広場に面して建ってます。


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この時期、日中は観光客で溢れていますが、日帰り客が殆どで泊まる人が意外にも少ないのです。


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その理由ですが、フィレンツェやシエナから日帰り観光出来る距離にあることと、宿泊設備が少ないことが挙げられると思います。


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これまでに多分10回ほど来ていると思います。


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何度も足を運ぶ理由は、町の雰囲気が好きだからです。


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ベッチのアーチ


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アーチを潜ればチステルナ広場に出ます。


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建物の前にテントが出てますが、そこがこの日のお宿です。


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到着時間が早すぎたので、荷物を預かって貰っただけでホテルを後にしました。


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富の象徴として競って建てられた塔で、全部で72本あったそうですが、現存するのは14本だけです。


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今回の目的は市立美術館の作品写真を撮ることでした。国立の博物館や美術館の写真解禁に合わせて、写真解禁とした市立の博物館・美術館も多かったのですが、サン・ジミニャーノ市立美術館は写真不可が続けられたのです。


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2016年の11月頃に写真がOKとなったことを知り、機会があれば2017年に訪れたいと思いました。それが実現したわけです。


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広場の名称の由来となった井戸です。


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勝手知ったる街なので、表通りを歩いてもつまらないので、観光客があまり訪れない場所を歩くことにしました。


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一本裏道に入ると観光客がいません。


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良い雰囲気で気に入ってます。


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実は市立美術館の開館まで少し時間があったので、暇つぶしに歩きました。


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この日は日曜日だったので、教会は日曜朝のミサが行われているので拝観を遠慮しました。


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日曜日は、バスが大幅減便となるので、観光客が少ないと予想して、わざわざ日曜日を選びました。


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(つづく)

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ルドヴィーコ・ラーナ(コディゴーロ、1597‐モデナ、1646)に帰属する「年輩の男の肖像」


P1800331
ロレンツォ・ガルビエーリ(ボローニャ、1580‐1654)の「カノーニコ・ラテラネンセの肖像」


P1800335
エルコーレ・グラツィアーニ・イル・ジョーヴァネ(ボローニャ、1688‐1765)の「スザンナの水浴」


P1800339
ピエッレ・エティエンネ・モンノート(1657‐1733)の「ピエタのキリストと天使」


P1800344
「アンニーバレ・カッラッチ作『キリストの復活』のコピー画」


P1800347
次の部屋、Sala dell'Olimpo です。


P1800348
天井のフレスコ画


P1800349
ジュゼッペ・マリア・クレスピによって描かれました。


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P1800363
ドメニキーノ(ボローニャ、1582‐ナポリ、1641)に帰属する「聖フランチェスコ」


P1800366
フランチェスコ・カッラッチ(ボローニャ、1595‐ローマ、1622)の「聖家族と聖アンナとマグダラのマリアと大天使ミケーレ」


P1800368
ガスパーレ・サッキ(イーモラ、1517‐1536活動記録)の「若い男の肖像」


P1800372
プロスペーロ・フォンターナ(ボローニャ、1512‐1597)の「紳士の肖像」


P1800374
バルトロメオ・パッセロッティ(ボローニャ、1529‐1592)の「聖フランチェスコ」


P1800378
ティブルツィオ・パッセロッティ(ボローニャ、1553‐1612)に帰属する「カササギを白蝶に変える」


P1800381
バルトロメオ・パッセロッティの「ルクレツィア」


P1800384
デニス・カルヴァート(アンヴェルア、1540c‐ボローニャ、1619)の「警戒」


P1800388
バルトロメオ・パッセロッティの「寺院への聖母の出現」


P1800393
ジャコモ・フランチャ(ボローニャ、1484c‐1557)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖人たち」


P1800395
ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソルダ、1527‐ミラノ、1596)に帰属する「カナの晩餐」


P1800399
カルロ・ボノーニ(フェッラーラ、1569‐1632)の「天使」


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カルロ・ボノーニの「天使」


P1800404
「ルドヴィーコ・カラッチ作『聖母被昇天』のコピー画」


P1800407
ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「ヤコブの階段」


P1800410
ルドヴィーコ・カッラッチに帰属する「聖母の誕生」


P1800412
次の部屋、Sala di Alessandroです。


P1800413
ドナート・クレティーによって描かれたフレスコ画


P1800420
バルトロメオ・マンフレディ(オスティアーノ、1582‐ローマ、1662)の「ダイダロス(イカロスの父)とイカロス」


P1800423
ジュゼッペ・リベラ工房の「Tizio」
tizioとは知らない人?


P1800426
ルーカ・ジョルダーノ(ナポリ、1634‐1705)の「死せるキリストへの哀悼」


P1800428
マッティア・プレティー(タヴェルナ、1613‐ヴァレッタ・マルタ、1699)の「イサクの犠牲」


P1800431
「ベルナルド・ストロッツィ作『ベレニーチョ』のコピー画」


P1800433
ジョヴァン・フランチェスコ・カッサーナ(カッサーナ、1620c‐ミランドラ、1690)に帰属する「聖マルティーノの施し」


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ベルナルド・ストロッツィ(ジェノヴァ、1581‐ヴェネツィア、1644)の「聖セバスティアーノと聖ロッコ」


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過去にフェデリーコ・バロッチの作品とされていた「少女の肖像」


P1800442
ピエトロ・べッロッティ(サロ、1625‐ガルニャーノ、1700)の「本を手にする男の肖像」


P1800445
ピエトロ・べッロッティの「老女の肖像」


P1800447
セバスティアーノ・リッチ(ベッルーノ、1659‐ヴェネツィア、1734)の「聖ジローラモの誘惑」


P1800451
パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1544‐1628)の「磔刑」


P1800453
ニコロ・カッサーナ(ヴェネツィア、1659‐フィレンツェ、1713)の「老兵」


P1800456
Johann Gersmueter (17世紀初めに活動記録)の「紳士の肖像」


P1800458
ニコロ・カッサーナの「年配の女性の肖像」


P1800462
アレッサンドロ・ゲラルディーニ(フィレンツェ、1655‐リヴォルノ、1726)の「磔刑像を崇める聖ジローラモ」


P1800464
パオロ・ファリナーティ(ヴェローナ、1524‐1606)の「十字架降下」


P1800467
17世紀のヴェネトの無名画家の「オリュンポス山の神々」


P1800469
イグナツィオ・フゴフォルド(フィレンツェ、1703‐1778)の「磔刑」


P1800472
ジョヴァン・バッティスタ・ピアツェッタ(ヴェネツィア、1682‐1754)の「キリストの復活」


P1800476
ピエトロ・テスタ(ルッカ、1612‐ローマ、1650)の「生贄のイフィゲニア」


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真作がここにある筈がありません。
「アルテミジア・ジェンティレスキ作『ユディト』のコピー画」


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アントニオ・アモロージ(コムナンツァ、1660‐1738)の「老女にサクランボをかざす少女」


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中堅級の作品が殆どですが、見る価値は十分にあると思います。
(おわり)

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ボローニャのカスティリオーネ通りです。この通りに絵画館があります。


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17世紀に建設されたPalazzo Pepoli Campograndeです。この建物内に絵画館があります。


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マルケ出身の帰属ジャコモ・ザンベッカーリが個人収集した絵画などを公開するために個人美術館として1788年にオープンしました。


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1884年、この建物と展示されていた作品は、ボローニャ国立絵画館の所有となりました。現在は、ボローニャ国立絵画館の別館La Quadreria Zambeccari となってます。


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パラッツォの中に入りました。


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絵画館は、写真右の階段を上ります。


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入館無料です。


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大広間の装飾


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部屋続きに礼拝堂が設けられてます。


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この絵画館に来て、未だ他の入館者を一人も見かけたことがありません。また、係員もいないことが多いのです。


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天井のフレスコ画


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この絵画館の存在を知っている美術ファンは少ないと思います。


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ソフォニスバ・アングィッソーラ(クレモナ、1532/1533-パレルモ、1625)に帰属する「貴婦人の肖像」


P1800212
チェーザレ・ジェンナーリ(チェント、1637‐ボローニャ、1688)の「フローラ」


P1800216
ピエル・フランチェスコ・チッタディーニ(ミラノ、1616‐ボローニャ、1681)の「幼児の肖像」


P1800220
ベネデット・ジェンナーリ・イル・ジョーヴァネ(チェント、1633‐ボローニャ、1715)の「リーヴァ家の人々」


P1800224
グイド・レーニ工房の「貴婦人の肖像」


P1800228
「ニコロ・デッラバーテ作『合奏』のコピー画」


P1800232
ジローラモ・フラボスコ(ヴェネツィア、1605‐パドヴァ、1679)に帰属する「貴婦人と子供たち」


P1800236
カルロ・チニャーニ(ボローニャ、1628‐フォルリ、1719)の「司法官の肖像」


P1800240
ジュゼッペ・ロマーニ(コモ、1654/1657c-1727)の「兄弟喧嘩」


P1800245
ロレンツォ・パシネッリ(ボローニャ、1629‐1700)の「果物売り」


P1800249
ジュゼッペ・ガンバリーニ(ボローニャ、1680‐1725)の「日常の光景」


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ジュゼッペ・ロマーニの「農民」


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次の部屋です。


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天井のフレスコ画


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次の部屋、Sala delle Stagioni です。


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この部屋のフレスコ画はジュゼッペ・マリア・クレスピによって描かれました。


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フランチェスコ・ソリナーメ派無名画家の「レベッカ」


P1800277
エルコーレ・グラツィアーニ・イル・ジョーヴァネ(ボローニャ、1688‐1765)の「ロトと娘たち」


P1800281
ジュゼッペ・マリア・クレスピ(ボローニャ、1665‐1747)の「子供たちの眠り」


P1800286
リオネッロ・スパーダ(ボローニャ、1576‐1622)の「ユディト」


P1800290
グエルチーノ工房の「ロトと娘たち」


P1800293
フェリーチェ・トレッリ(ヴェネツィア、1667‐ボローニャ、1748)の「キリストの逮捕」


P1800298
ドナーと・クレティー(クレモナ、1671‐ボローニャ、1749)の「少女の肖像」


P1800303
フラミニオ・トッリ(ボローニャ、1621‐1661)の「キリストの逮捕」


P1800307
1520年頃のアンヴェルサの無名画家の「エステルとアハシュエロス、アダムとイヴの三翼祭壇画」


P1800312
ドメニキーノ?の「フェルディナンド1世・ゴンザーガ枢機卿の肖像」


P1800316
カルロ・チニャーニの「サムソンとデリラ」


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エリザベッタ・シラーニ(ボローニャ、1638‐1665)の「マグダラのマリア」


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エリザベッタ・シラーニの「聖ジローラモ」
(つづく)

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次はグアイタの砦です。


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昼過ぎになって、一段と観光客が増えてきました。
この国の魅力は何処なのでしょうか。エミリア・ロマーニャ州リミニ県とマルケ州ペーザロ・ウルビーノ県との間に小さな独立共和国があるという以外に、さしたる売り物がなさそうに見えます。


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そろそろ昼食を食べた方が良さそうです。


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混雑する前に写真右のお店で食べました。
暑いので店内で食べました。


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ローマでもないのにエスト、エスト、エストがあったので注文。そうなると魚料理になります。山の上のレストランなので、海産物が乏しいと思いましたが、サン・マリーノはアドリア海に近いので魚料理も結構いけます。


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消費税がない分、20%ほど安いのではないかと思いましたが、リミニとほぼ同じか、少し高いようなお値段でした。観光客向けの店なので、その辺は仕方がないでしょう。


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グアイタの砦、通称第1の砦です。
昼食にアルコールを飲み過ぎましたね。店からのサービスの最後のリモンチェッロが効きました。


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サン・マリーノに3つの砦が現存しますが、第1の砦は11世紀に建設された、3つのうち最古のものだそうです。


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15世紀前半からリミニのマラテスタ家と抗争を繰り返しましたが、中でも、この砦は1463年の戦いで難攻不落を誇った砦として名を挙げたことで知られてます。


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攻め落とすのが容易ではなかったことが分かる造りです。


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山の上に建てられている砦なので、下からの攻めに対しては強力だったことが、この景色から分かります。


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3つの砦はMuseoとして公開されてます。


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グアイタの砦の中に入りました。


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砦の中に小さな礼拝堂があります。


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拝観しました。


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芸術作品はありません。


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マラテスタ家との戦い後、この砦は監獄としての性格が強くなりました。


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1975年まで、グアイタの砦は刑務所として使用されていました。


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難攻不落ということは、一面では囚人の脱獄防止に繋がります。


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砦内の古井戸


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アドリア海が見えました。


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砦の建物に上りました。


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Rocca Cestaです。


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別名第2の砦です。


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監獄だった部分に入りました。


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囚人が描いたもの


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独房のベッド


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独房内の机と椅子


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昼食のアルコールが効いたので、第2の砦、第3の砦に行くことを断念しました。


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ぶらぶらと散策です。


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もう特にやることがありません。


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リミニに戻ることにしました。


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ゼネストがなければ、絶対に来なかったサン・マリーノです。


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そうは言っても、一日リミニで無為に過ごすよりも有意義でした。


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サン・フランチェスコ門外に出ました。


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このバスに乗りました。


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(おわり)

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山の上の方に向かいました。


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国家財政を観光収入で賄っているので、観光地化は已む得ない所です。


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坂道ばかりです。


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紫の薄布のゲートは何のため?


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サン・フランチェスコ教会の鐘楼?


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中学校です。


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現代の彫刻家ヴァレンティーナ・パッツィーニの作品です。


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1712の意味が分かりません。


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この建物は不明です。


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ティターノ山にいることを実感させる景色です。


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先に進んでも特に見所がないので、戻ります。


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次にリベルタ広場に向かいました。


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町の中心がリベルタ広場になります。


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リベルタ広場


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政庁舎、Palazzo Pubblicoです。自由の女神像が広場に立ってます。


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1884年から1894年に建設された比較的新しい建物です。


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時計台のモザイクは、左から聖レオ、聖マリーノ(中央)、聖アガタ


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バールで一休みしました。


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次はドゥオーモです。


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サン・マリーノ大聖堂、Basilica minore concattedrale di San Marinoです。サン・マリーノはサン・マリーノ=モンテフェルトロ司教区に属しており、司教座はサン・レオの大聖堂に置かれているので、Concattedraleとなってます。


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4世紀頃、この地に初期キリスト教会がありましたが、それが前身です。530年の文書にこの教会の存在が記されいるそうです。9世紀頃、教区教会になりました。
18世紀末になると、建物の老朽化が進み危険となったので、1807年に破壊され、その土地の上に、1826年創建、1838年に完成した新古典様式の建物が現在の姿となってます。
新教会の奉献式は1855年に執り行われました。


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隣にも教会があります。


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新しすぎるので好みではありませんが、来たからには拝観することにしました。


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三廊式、コリント式列柱が左右に並ぶ新古典様式の内部です。


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天井


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左側廊方向


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右側廊方向


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礼拝堂の祭壇画を見て回りました。


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エリザベッタ・シラーニ(1638‐1665)の「聖母に顕現する復活したキリスト」


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制作者不明の「セバスティアーノ・コンカ作『慈悲の聖母』のコピー画」


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オレステ・モナチェッリの「共和国に顕現する聖アガタ」(1897)


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主祭壇


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後陣の装飾


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バルトロメオ・ジェンナーリ(1594‐1661)の「ロレートの聖母」


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レオナルド・ルッキの「復活したキリスト(ブロンズ)」(2011)


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ティツィアーノの模倣者の「聖セバスティアーノの殉教」


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主祭壇前から見た出入口方向です。


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外に出ました。


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エリザベッタ・シラーニとバルトロメオ・ジェンナーリの2点の作品が見所でしょう。


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(つづく)

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マルケ?の無名画家の「聖キアーラ」(17世紀末‐18世紀初め)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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アンジェロ・ジュゼッペ・ナーリ(1643‐1697記録)?の「聖ドメニコに顕現する聖母子」(17世紀)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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マルケ?の無名画家の「聖カテリーナ」(17世紀末‐18世紀初め)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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窓越しの景色


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P2080217
17世紀のエミリアの無名画家の「マグダラのマリア」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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18世紀のマルケの無名画家の「マグダラのマリア」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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マルカントニオ・フォスキ(1586‐1647c)?の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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ステファノ・モンタナーリ(1776‐1850)の「聖ルイージ・ゴンザーガ」


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エミリオ・レトロージ(1858‐1911)の「共和国の国民に顕現する聖マリーノ」(1894)


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ベルナルディーノ・メイ(1612‐1676)の「La Giustizia」


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マッテオ・ロヴェス(1625‐1662活動記録)の「音楽の寓意」(1635c)


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フランチェスコ・メンゾッキ(1502‐1574)に帰属する「格天井」(1535c)


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Peeter Tetar di Elven の「ルイージ・チブラリオの肖像」(1864)


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17世紀のロンバルド?の無名画家の「マグダラのマリア」


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次の部屋です。


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15世紀のロンバルドの無名彫刻家の「プレセピオのタベルナコロ」


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15世紀のロンバルドの無名画家の「武装した男」


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家具(17‐18世紀)


P2080257
ミケーレ・ジャンボノ(?‐1462)派無名画家の「聖ピエトロ」、「聖ステファノ」(15世紀)


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ベルナルド・ストロッツィ(1581‐1644)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」(17世紀)


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制作者不明の「グリエルモ・デッラ・ポルタ(1500c‐1577)作『十字架降下』のコピー彫刻」(1550c)


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15世紀のロンバルドの無名彫刻家の「聖人」


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バッチョ・バンディネッリ(1493‐1560?)の「十字架降下」(1529)


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定番の陶器類の展示


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制作者名が分かるイコンは極めて稀と思います。
「聖母子」(16世紀)


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「聖母子」(16世紀末‐17世紀初め)


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「聖母子」(17世紀)


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「聖母子」(17世紀)


P2080286
「聖母子と聖アンドレアと聖ジローラモ」(18世紀)


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「聖家族とフランチェスコ会聖人?」(18世紀)


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M. Gilbert の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」(1676)
この画家は全く知りません。


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17世紀の無名画家の「マルカントニオ・フランチェスキーニ作『ロトの娘たち』のコピー画」


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16世紀のトスカーナの無名画家の「聖母子と二天使」


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ジュゼッペ・リベラ?の「聖セバスティアーノを治療する二信者」


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次の部屋です。


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16世紀のウンブリアの無名画家の「受胎告知」


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16世紀のドイツの無名画家の「聖母子と聖アンナ」


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次の展示コーナーです。


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Pittore dell'America Latina の「聖母戴冠」(18世紀)


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18世紀の無名画家の「父なる神と聖家族」


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17世紀の無名画家の「ピエタのキリスト」


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17世紀の無名画家の「十字架を担ぐキリスト」


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博物館や美術館の展示作品の質と量は、そこに繁栄度に比例します。ここもその例外ではありません。


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南イタリアのコムーネのMuseo Civicoに辛うじて比肩できる程度でしょうか。


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墓石断片(3‐4世紀)


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小さな国の博物館ですが、それなりの見どころがあります。


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(おわり)

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国立博物館が置かれているPalazzo Pergami Belluzziです。
サン・マリーノ国立博物館は、1899年にオープンしましたが、当時はPalazzo Valloniにありました。2001年に現在地に移動され、再オープンしたのです。


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博物館は4フロアーからなり、考古学部門と絵画・彫刻部門があります。


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最初は考古学部門の展示です。


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共和国国土の遺跡から出土したものが展示されてます。


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四方八方をイタリアに囲まれた山手線内とほぼ同じの面積の国土から出土したものなので、遺跡物はイタリアの博物館で見るものと全く同じと言ってよいと思います。


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博物館の窓越しから見える風景


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人口約3万人規模のイタリアのコムーネにあるMuseo Civicoと同じですね。


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教区教会にあった祭壇前飾り(16‐17世紀)


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フランチェスコ・メンツォッキ(1502‐1574)の「聖家族の多翼祭壇画」(1535c)
各パネルを見ておきましょう。


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教会博士たちとの問答


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聖家族


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聖マリーノ


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マグダラのマリア


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羊飼いの礼拝


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割礼


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裾絵中央の「キリストの埋葬」


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裾絵の受胎告知


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次の部屋です。


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部屋のスタッコ彫刻


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ジョヴァンニ・バッティスタ・ウルビネッリ(1641‐1664活動記録)の「天上の聖母と聖マリーノとパドヴァの聖アントニオと聖フランチェスコと聖キアーラ」(1640c)


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サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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19世紀?の無名彫刻家の「聖アガタ」


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17世紀の無名画家の「聖アガタの殉教」


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制作者不明の「磔刑像」(16世紀末‐17世紀初め)


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18世紀の無名画家の「聖マリーノと天使たちとサン・マリーノ共和国」


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ジャン・アンドレア・ラッザリーニ(1710‐1801)の追随者の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖マリーノ」(18世紀)


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16世紀のトスカーナの無名画家の「聖マリーノ」


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グエルチーノ派無名画家の「ジャイエーレとシザーラ」(17世紀)


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収納箱兼長椅子(17世紀)


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エリザベッタ・シラーニ(1638‐1665)の「バラの聖母」(1661)


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ステファノ・ガッレッティ(1832‐1905)の「自由の女神」(1876‐86)


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ジョヴァンニ・ラウレンティーノ通称ラッリゴーニ(1550c‐1633)の「砂漠の聖ジローラモと聖ビアージョ」(1613)


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ポンぺオ・バトーニ(1708‐1787)の「共和国を再上昇させる聖マリーノ」


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チェーザレ・ジェンナーリ(1637‐1688)の「ベアート・ベルナルド・トロメイ」(1680c)


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グエルチーノ(1591‐1666)の「聖フィリッポ・ネリ」(1656)


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共和国の模型


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ベネデット・ジェンナーリ(1633‐1715)の「幼きキリストとパドヴァの聖アントニオ」


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16世紀のトスカーナの無名画家の「磔刑」


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ルイージ・リッチの鐘(1865)


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ルイージ・リッチの乳鉢(19世紀)


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17世紀のエミリアの無名画家の「受胎告知」


P2080187
17世紀のマルケの無名画家の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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アスカニオ・フォスキ(1586‐1647c)の「聖母子と聖キアーラ」(1630c)


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制作者不詳の「ステファノ・モンタナーリ作『サンタ・フィロメーナの聖母の顕現」(19世紀)


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詳細不明


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16世紀末から17世初めのロマーニャの無名画家の「ご誕生」(1616)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。
(つづく)


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サン・マリーノ共和国で、現存する教会で最古のサン・フランチェスコ教会です。
柱廊左端に美術館の入り口があります。


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サン・フランチェスコ美術館の入り口です。


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展示の中心はサン・フランチェスコ教会修道院にあったものですが、共和国政府が買い求めた作品や地元の出身の画家や写真家などの作品もあり、14世紀から20世紀の作品が展示されてます。


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修道院の廊下です。


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この辺の展示はサン・フランチェスコ教会関連のものが殆どです。


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聖具類


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廊下の突き当りにあるフレスコ画


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ビティーノ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1375‐1427)の「マギの礼拝」(15世紀前半)
サン・フランチェスコ教会にありました。


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階段のところに作品が展示されているので見難いです。


P2070951
17世紀の無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『サン・シモーネのマドンナ』のコピー画」


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スカルセッリーノの追随者の「磔刑」(17世紀)


P2070958
17世紀のマルケの無名画家の「マグダラのマリア」


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17世紀のエミリアの無名画家の「ピエタ」


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次の廊下です。


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1777年に使用されたStendardo(旗)


P2070969
ステファノ・チェレスティの「エジーディオ・マルテッリ・ジャンギの肖像」
サン・フランチェスコ修道院にあったそうです。


P2070971
18世紀のナポリの無名画家の「磔刑」


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整理箪笥(17世紀)


P2070977
17世紀のナポリの無名画家の「アイソーポス(紀元前6世紀頃の古代ギリシャの寓話作家)」


P2070981
18世紀の無名画家の「教皇クレメンテ14世の肖像」


P2070984
17世紀のトスカーナ?の無名画家の「聖フランチェスコ」


P2070987
18世紀の無名画家の「セバスティアーノ・コンカ作『祈る聖母』のコピー画」


P2070990
マッテオ・ロヴェス(1625から活動記録‐1662以降没)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1646)


P2070995
18世紀のローマ?の無名画家の「花の無原罪の御宿リ」
アンコーナのサン・フランチェスコ修道院にあったそうです。


P2070998
17世紀のマルケの無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『割礼』のコピー画」


P2080002
17世紀の無名画家の「グエルチーノ作『聖ジュゼッペ』のコピー画」


P2080005
18世紀のマルケ?の無名画家の「四福音書記者」


P2080008
17世紀初めの無名画家の「聖フランチェスコ」


P2080011
ニッコロ・ラルンノ(フォリーニョ、1430c‐1502)の「教皇ニコロ4世と聖フランチェスコ」、「聖ボナヴェントゥーラとパドヴァの聖アントニオ」


P2080014
17世紀初めの無名画家の「パドヴァの聖アントニオ」


P2080017
フランチェスコ・ティフェルナーテ?の「玉座の聖アントニオ・アバーテとパドヴァの聖アントニオと聖アガタ」(16世紀初頭)


P2080020
16世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子と聖人たち」


P2080025
ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラ(1472c‐1540)の「父なる神と聖母と聖アゴスティーノと聖アンセルモ」(1512)


P2080030
ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラの「玉座の聖母子と四聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、聖フランチェスコ、聖マリーノ、アレッサンドリアの聖カテリーナ)」(16世紀第1四半世紀)


P2080033
次の部屋です。20世紀の作品が並んでます。


P2080035
ジルダ・アンブロンの「農民」(1936)


P2080037
エミリオ・アンブロンの「髪をとかす女」(1976)


P2080040
エミリオ・アンブロンの「入浴する女」(1950)


P2080042
バルトロメオ・マリア・バッチの「ロトの娘たち」(1929)


P2080046
エミリオ・アンブロンの「海の静物画」(1948)


P2080048
次の部屋です。


P2080050
アメリア・アンブロンの「幼き女児」(1915)


P2080052
エミリオ・アンブロンの「少女」


P2080054
アメリア・アンブロンの「女児の肖像」(1912)


P2080057
エミリオ・アンブロンの「サビーネ女の強奪」(1970)


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写真の展示室です。


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沢山の写真が展示されます。


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P2080073
ニッコロ・ラルンノ、コティニョーラの2点、都合3点が良かったと思います。ラッファエッロとグエルチーノの作品があったそうですが、どこに消えたのでしょうか?
美術好きの暇つぶし向きの美術館ですね。
(おわり)

P2070903
この日、イタリアはゼネストが決行されていました。山猫ストや普通のスト(?)、そしてゼネストでリミニで閉じ込まれた恰好でした。リミニを全部見るには一日あれば十分過ぎるほどです。


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サン・マリーノ共和国は、GDPの半分以上を観光産業が占めているので、観光の足となるバスは、イタリア国内がゼネスト決行日であっても平常運行されるのです。


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サン・マリーノは観光地化されており、その上、傑作美術品が殆どないので、私の好みではありませんが、スト決行日の暇つぶしを目的に日帰り遠足をすることに。


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山の上に築かれたサン・マリーノが見えてきました。


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乗車50分ほどでバスターミナルに到着しました。


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旧市街の入り口であるサン・フランチェスコ門に向かいました。


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サン・マリーノ共和国は、人口33,191人(2016年11月30日現在)、約61㎢ほどの小さな共和国ですが、1700年もの間、独立国家として続いてます。


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道路から見下ろすと絶景が広がってます。


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この日は快晴でした。


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年間300万人以上の観光客が訪れるそうです。


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観光客が多いですね。私もその中の一人ですが・・・・・


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門が見えてます。


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サン・フランチェスコ門です。


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門を潜って城壁内に入りました。


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城壁内から見たサン・フランチェスコ門です。


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厚着の人がいるので驚きました。


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観光地化されてますね。


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サン・フランチェスコ教会です。工事の足場が組まれていたので、嫌な予感がしました。


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嫌な予感が当たりました。


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木組みの梁の天井が全く見えません。


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ビニールシートに覆われてます。


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拝観どころではありません。


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辛うじて主祭壇画は見ることが出来ました。
ベルナルディーノ・ディ・マリオット・ダ・ペルージャ(1478c‐1566)の「ピエタのキリストとヴェロニカと聖フランチェスコと聖アポッロニア」


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次は教会に隣接しているMuseoです。


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Museoの入り口です。


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Museoについては、改めて詳しく触れる予定です。


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ラッファエッロとグエルチーノの作品がある筈ですが、見当たりませんでした。


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外に出ました。


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次は国立博物館です。


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ここの良いところは観光客に優しいことです。
ただ、消費税がないのは良いのですが、それでイタリアよりも安いと思うのは早計です。ブランドショップに入店したことがありませんが、イタリアよりも高いと聞いたことがあります。
ワインショップは経験がありますが、イタリアよりも安く売られているワインは少ないと思いました。本来は消費税がない分、安い筈ですが・・・・・


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美術館や教会などは昼間の時間は開いてます。


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ティターノ広場


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以前、1泊したことがあります。


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坂道を上ります。


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国立博物館が置かれているPalazzo Pergami Belluzziです。


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博物館は4フロアーに分かれてます。


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国立博物館については、改めて詳しく触れる予定です。


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秀作はこの1点だけと思いました。


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人口3万3千人のコムーネのMuseo Civicoとほぼ同じです。


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土産物屋と食堂ばかりです。


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(つづく)


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第19室に戻りました。


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ピエトロ・ダ・コルトーナのフレスコ画をじっくり見ました。


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バルベリーニ家の紋章


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グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「アルカディアの羊飼い」


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ゴッボ・デイ・カッラッチ(コルトーナ、1576‐ローマ、1636)の「ディアナとパンがいる風景」


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ピエトロ・ダ・コルトーナ(コルトーナ、1597‐ローマ、1669)の「カステルフサーノのヴィッラ・サッケッティの光景」


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Paul Bril (Anversa,1554- Roma,1626) の「クジャクに変身させられたジュノーネとアルゴスがいる風景」


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Mestro della Bettulla (1640-1655活動記録)の「チェーファロとプロクリスがいる風景」
少し前まで、Paul Brilの作品とされていました。


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Paul Bril の「マッティ家領有のジョーヴェ」


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Paul Brilの「マッティ家領有のドーラ城とアントゥーニ山」


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Nicolas Poussin (Les Andelyns, 1593/1594- Roma, 1665) の「アガルと天使がいる風景」


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Nicolas Poussinの「幼きバッカスとプットたち」


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Nicolas Poussinの「バッカス祭」


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次の部屋です。


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特別展が開催中でした。
展示されている作品の殆どが、この絵画館の所有のもので、他館からの作品はマルタからの貸し出し作品4点だけでした。


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カルロ・サラチェーニ(ヴェネツィア、1580c‐1620)の「聖母子と聖アンナ」(1611)


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オラツィオ・ジェンティレスキ(ピサ、1563‐ロンドン、1639)の「聖フランチェスコと天使」(1612c)


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カルロ・サラチェーニの「聖チェチリアと天使」(1610c)


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ジュゼッペ・デ・リベラ(1591‐1652)の「聖グレゴリオ・マーニョ」(1614‐15c)


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ジュゼッペ・デ・リベラの「聖ステファノ」(1610‐15c)


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次の部屋です。


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この部屋も同じ企画の展示でした。


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バッグを椅子に置いたまま、どこかに行ってしまった係員。閑古鳥が鳴いていたので安心しきっていた?


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シモン・ヴーエ(パリ、1590‐1649)の「占い師」(1617)


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Candlelight Master (17世紀前半に活動)の「ヴァニタス」(1630‐35c)


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David De Haen (1597c-1622) の「ヘラクレイトス(古代ギリシャの哲学者)」


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Hemdrick Ter Bruggen (1588-1629) の「デュエット」(1629)


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次の部屋です。


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この部屋でも同じ企画展が行われていました。


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Michael Sweerts (1618-1664) の「書斎の芸術家」(1647‐48)


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Matthias Stomer (1600c-1650) の「サムソンとデリラ」(1630‐32c)


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Mattias Stomer の「死せるアベルを悼むアダムとエヴァ」(1632‐35c)


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Trophime Bigot (1579-1650) の「聖ジローラモ」(1630‐35c)


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Mattias Stomer の「善きサマリア人の例え」(1630‐32c)


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Mattias Stomer の「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(1640‐45c)


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マッティア・プレティー(タヴェルナ、1613‐マルタ、1699)の「ノアの陶酔」(1675‐80c)


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マッティア・プレティーの「ラザロの蘇生」(1656‐60c)


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マッティア・プレティーの「聖トッマーゾの不信」


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フランチェスコ・デ・ムーラ(ナポリ、1696‐1782)の「マルタの秩序の寓意」(1747)


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マッティア・プレティーの「ロトと娘たち」(1675‐80c)


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カラヴァッジョ作「キリストの鞭打ち」のコピー画特別展が準備中でした。


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本物はナポリのカポディモンテ美術館にあります。


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立ち入りが禁止されていたので、コピー画の写真を撮ることが出来ません。


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グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)に帰属する「ベアトリーチェ・チェンチ」


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ピエル・フランチェスコ・モーラ(コルドレリオ、1612‐ローマ、1666)の「女の肖像」


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ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「ハープを奏でるヴィーナス」


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グエルチーノの「聖ルーカ」


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グエルチーノの「聖ジローラモ」



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グエルチーノの「キリストの鞭打ち」


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グエルチーノの「聖マッテオと天使」


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グエルチーノの「ダヴィデをやりで殺そうとするサウル王」


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次の部屋です。


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庭にあった彫刻?


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なんと大広間が開いていました!


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ピエトロ・ダ・コルトーナの「神の摂理の勝利」


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漸く入館者が現れました。


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3階は閉鎖されていました。


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前年と比べると、展示作品がかなり変わっていました。
前年(2016年)の展示作品については、このページのカテゴリーにある美術館の「ローマ国立絵画館」をクリックしてください。


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(おわり)


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