ペルージャのプリオーリ宮です。
プリオーリ宮の3階(日本の4階)にあるのが国立ウンブリア美術館です。
美術館の入り口はCorso Vannucciに面したところにあります。
展示室は40室からなり、展示作品数が多い美術館です。所蔵作品は約4000点と言われてますが、常設展示されているのはその約半分と思います。
ペルージャとその周辺の教会や修道院にあった、シエナ派やトスカーナ派画家たちの宗教画が展示の中心です。
プリオーリ宮の中に入りました。
エレベーターに頼らず階段を上って3階まで行きました。
2017年6月に入館した時の作品写真を掲載しますが、その時のペルージャは猛暑でした。避暑を兼ね、鑑賞と共に膨大な展示作品全ての写真を撮るために3日連続して入館しました。
階段の途中にある「芸術のオブジェ」
第1室です。この部屋はプリオーリ宮で最古の部分に当たります。
ニコラ・ピサーノ(1258‐1270記録)とジョヴァンニ・ピサーノ(1265‐1312記録)の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片」
ニコラ・ピサーノとジョヴァンニ・ピサーノの「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片」
14世紀後半に活動したペルージャの無名画家の「羊飼いの礼拝」(1370‐90c)
ルーベオ(13世紀後半活動)の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片(ブロンズ)」(1278)
13世紀末のペルージャの無名画家の「タベルナコロ」(1290‐1300c)
広い第1室です。
ヴィゴローゾ・ダ・シエナ(1276‐1293記録)の「サンタ・ジュリアーナの祭壇前飾り」(1291)
ペルージャのサンタ・ジュリアーナ教会にありました。
Maestranza Umbra(13世紀後半活動)の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレのブロンズ彫刻」(13世紀第4四半世紀)
13世紀末のウンブリアの無名画家の「彩色磔刑像」(1280‐1300c)
13世紀中頃の無名彫刻家の「フォンターナの吐水口」(13世紀中頃)
Maestro del Farneto (13世紀末‐14世紀初頭に活動)の「祭壇前飾り」(1290c)
詳細不明
Maestro di San Francesco (1250‐1280活動)の「彩色磔刑像」(1272c)
Maestro di Trittico di Perugia (13世紀後半活動)の「ペルージャのトリッティコ」(1270‐75c)
ペルージャのサン・べヴィニャーテ教会にありました。
Maestro di San Felice di Giano (13世紀中頃に活動)の「祭壇前飾り」(1250c)
13世紀前半に活動したウンブリアの無名彫刻家の「磔刑像」(1236)
ペルージャの11月4日広場の200分の1の模型
詳細不明
以下4点の彫刻も詳細不明です。
M
Maestro di San Francesco al Prato (14世紀中頃活動)の「聖母の死」(1340‐50c)
Maestro di San Francesco al Prato の「聖母の結婚」(1340‐50c)
14世紀後半に活動したペルージャの無名画家の「ご誕生」(1370‐90c)
Maestro di San Francesco の「サン・フランチェスコ・アル・プラートの彩色磔刑像」(1272)
ガラス保護板に覆われてる作品です。
Maestro di San Francesco の祭壇画断片(1272c)
聖フランチェスコ、聖ピエトロ、聖アンドレア
Maestro di San Francesco の祭壇画断片(1272c)
十字架降下、嘆き、パドヴァの聖アントニオ
次の部屋です。
第2室です。
マリーノ・デレモシーナ(14世紀第1四半世紀に活動)の「マエスタ」(1313c)
ドゥッチョ・ディ・ボニンセーニャ(シエナ、1304‐1318記録)の「聖母子」(1304‐10c)
メオ・ディ・グイド・ダ・シエナ(1319‐1334記録)の「聖母子」(1325‐30c)
メオ・ディ・グイド・ダ・シエナの「聖母子(多翼祭壇画の中央パネル)」(1308‐10c)
メオ・ディ・グイド・ダ・シエナの「モンテラバーテの多翼祭壇画」(1315c)
救世主
天使
天使
不明、アレッサンドリアの聖カテリーナ
欠落
聖アグネス、マグダラのマリア
聖母子
聖グレゴリオ、聖ピエトロ
裾絵の聖人たち
(つづく)
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