今回からマントヴァのフランチェスコ・ゴンザーガ教区美術館 Museo Diocesano "Francesco Gonzaga"です。フランチェスコ・ゴンザーガを題名に含めると長くなるので、単にマントヴァ教区美術館とします。
マントヴァの公園のようなヴィルジリアーナ広場です。この場所は城壁外にあります。
ヴィルジリアーナ広場に面してサンタグネス修道院だった建物が建ってます。この建物にフランチェスコ・ゴンザーガ教区美術館があります。
8世紀、この場所に聖アグネスを奉献する小さな礼拝堂が建てられました。1248年に教会修道院が再建されました。
1775年、オーストリアのマリア・テレジア女帝によって宗教活動が抑制され、教会修道院の建物は兵舎として使用されました。1806年、教会だった建物は解体破壊されましたが、修道院だった建物は破壊されずに現存しています。
1974年、マントヴァの教会などから集められた絵画や彫刻、数多くの私的収集物などの展示が行われました。その後、一時的な展示会が数度行われ好評だったので、1983年に常設美術館としてオープンしました。
常設美術館オープンの際、フランチェスコ・ゴンザーガに捧げられました。
逸名画家作の「フランチェスコ・ゴンザーガの肖像」です。
この美術館で展示されてます。
フランチェスコ・ゴンザーガ(カッツゥオーロ、1546‐マントヴァ、1620)はフランチェスコ会修道士で、チェファル―、パドヴァの司教を歴任した後、1593年にマントヴァ司教に任じられ、没するまでマントヴァ司教の座にありました。
旧修道院への入り口
旧修道院のキオストロ
キオストロを取り囲む回廊の上階が美術館です。
回廊を見て回りましたが、フレスコ画の痕跡さえもありません。
案内標識に従って美術館に向かいます。
美術館に入館しました。
階段下に置かれている柱頭は、1806年に破壊されたサンタグネス教会のものです。(13世紀)
階段を上って1F(日本の2階)に行きます。
詳細不明の彫刻
1Fの廊下です。写真左がキオストロで、廊下の右に展示室があります。先ず廊下にある作品を見て回ります。
廊下の壁にある絵画(詳細不明)
廊下の壁にある絵画(詳細不明)
コーニス断片(1世紀)
Lucio Mestrio Catoneの墓碑(1世紀)
Giulio- Claudia家のローマの貴婦人(1世紀)
ロンゴバルドの装飾仕切り(8世紀)
司教座教会の初代建物にあった説教壇の断片(9世紀)
Porta Leonaの印刷物(18世紀)
守護ライオン像(11‐12世紀)
ジュゼッペ・リヴェッリの「パルミジャニーノ作『カノッサのマティルデの肖像』のコピー画」(19世紀)
カノッサのマティルデ(マントヴァ?、1046‐ボンデーノ・ディ・ロンコーレ、1115)は、トスカーナ女辺境伯で、1077年に所領のカノッサ城で「カノッサの屈辱」事件が起きたことで有名です。
マントヴァのサン・ピエトロ大聖堂の柱頭(11世紀)
受胎告知される聖母(14世紀)
Azzone Gonzagaの墓碑(1412)
Domus Novaの寄進碑(15世紀)
ヨハネ黙示録の天使(15世紀)
シエナの聖ベルナルディーノのトリグランマ(15世紀)
フィレンツェ派逸名画家作「聖母子」(15世紀)
ミケーレ・ダ・フィレンツェ(フィレンツェ、1385‐1455c)の「ピエタのキリスト」(15世紀)
(つづく)
マントヴァの公園のようなヴィルジリアーナ広場です。この場所は城壁外にあります。
ヴィルジリアーナ広場に面してサンタグネス修道院だった建物が建ってます。この建物にフランチェスコ・ゴンザーガ教区美術館があります。
8世紀、この場所に聖アグネスを奉献する小さな礼拝堂が建てられました。1248年に教会修道院が再建されました。
1775年、オーストリアのマリア・テレジア女帝によって宗教活動が抑制され、教会修道院の建物は兵舎として使用されました。1806年、教会だった建物は解体破壊されましたが、修道院だった建物は破壊されずに現存しています。
1974年、マントヴァの教会などから集められた絵画や彫刻、数多くの私的収集物などの展示が行われました。その後、一時的な展示会が数度行われ好評だったので、1983年に常設美術館としてオープンしました。
常設美術館オープンの際、フランチェスコ・ゴンザーガに捧げられました。
逸名画家作の「フランチェスコ・ゴンザーガの肖像」です。
この美術館で展示されてます。
フランチェスコ・ゴンザーガ(カッツゥオーロ、1546‐マントヴァ、1620)はフランチェスコ会修道士で、チェファル―、パドヴァの司教を歴任した後、1593年にマントヴァ司教に任じられ、没するまでマントヴァ司教の座にありました。
旧修道院への入り口
旧修道院のキオストロ
キオストロを取り囲む回廊の上階が美術館です。
回廊を見て回りましたが、フレスコ画の痕跡さえもありません。
案内標識に従って美術館に向かいます。
美術館に入館しました。
階段下に置かれている柱頭は、1806年に破壊されたサンタグネス教会のものです。(13世紀)
階段を上って1F(日本の2階)に行きます。
詳細不明の彫刻
1Fの廊下です。写真左がキオストロで、廊下の右に展示室があります。先ず廊下にある作品を見て回ります。
廊下の壁にある絵画(詳細不明)
廊下の壁にある絵画(詳細不明)
コーニス断片(1世紀)
Lucio Mestrio Catoneの墓碑(1世紀)
Giulio- Claudia家のローマの貴婦人(1世紀)
ロンゴバルドの装飾仕切り(8世紀)
司教座教会の初代建物にあった説教壇の断片(9世紀)
Porta Leonaの印刷物(18世紀)
守護ライオン像(11‐12世紀)
ジュゼッペ・リヴェッリの「パルミジャニーノ作『カノッサのマティルデの肖像』のコピー画」(19世紀)
カノッサのマティルデ(マントヴァ?、1046‐ボンデーノ・ディ・ロンコーレ、1115)は、トスカーナ女辺境伯で、1077年に所領のカノッサ城で「カノッサの屈辱」事件が起きたことで有名です。
マントヴァのサン・ピエトロ大聖堂の柱頭(11世紀)
受胎告知される聖母(14世紀)
Azzone Gonzagaの墓碑(1412)
Domus Novaの寄進碑(15世紀)
ヨハネ黙示録の天使(15世紀)
シエナの聖ベルナルディーノのトリグランマ(15世紀)
フィレンツェ派逸名画家作「聖母子」(15世紀)
ミケーレ・ダ・フィレンツェ(フィレンツェ、1385‐1455c)の「ピエタのキリスト」(15世紀)
(つづく)