ファサードの裏壁にある作品の続きから始めます。
ピエトロ・ディ・ミニアートの「受胎告知」(1366‐1450)
完成まで84年もかかって少し変に思ったので、調べたら本当でした。
17世紀のフィレンツェの彫刻家作「ベルナルド・ヴェッキエッティの墓石」(1655c)
19世紀後半のフィレンツェの彫刻家作「ピエトロ・クレリーの墓石」(1870c)
フィレンツェの墓製造職人作「ミケランジェロ・ジャンネッティ・ディ・バルガの墓石」(18世紀末)
次は左側廊の礼拝堂を見ていきます。
左側廊第1礼拝堂にあるサンティ・ディ・ティートの「ラザロの蘇生」(1576)
ジュゼッペ・スぺドーロの「フランチェスコ・フォンターニの墓」(1821)
アンドレア・フェルッチ、シルヴィオ・コシーニ、マーゾ・ボスコーリの「アントニオ・スロッツィの墓」(1524)
左側廊第2礼拝堂にある、ネーリ・ディ・ビッチの「受胎告知」(1455)
アレッサンドロ・アローリの作品は修復中でした。
最近撮った修復後の写真を載せましょう。
アレッサンドロ・アローリの「井戸のサマリア女」(1575)
左側廊第3礼拝堂です。
マザッチョの「三位一体」(1424‐25)
マザッチョのフレスコ画下部
説教壇
説教壇の彫刻はアンドレア・カヴァルカンティ通称イル・ブッジャーノの作品です。
「ご誕生」
「寺院への出現」
「聖母被昇天」
非常に見どころが多い聖堂です。
混乱してしまうので、順番通りに紹介しないといけないと思います。
左側廊の礼拝堂に戻ります。
左側廊の第4礼拝堂、別名サンティ・コズマ・エ・ダミアーノの礼拝堂です。
ジョルジョ・ヴァザーリの「キリストの復活」(1568)
ダヴィド・デル・ギルランダイオと弟子による「聖ルチアと寄進者」(1494)
左側廊の第5礼拝堂です。
ドメニコ・アティッチャーティの「シエナの聖カテリーナのタベルナコロ」
左側廊の第6礼拝堂にある、アレッサンドロ・アローリの「聖ジャチントの幻視」(1596)
フィレンツェの彫刻家作「アンナ・パンドルフィーニの墓」(1802)
次は左翼廊です。
フィレンツェ派画家作「聖母戴冠と聖人たち」(1335‐40c)
フィレンツェ派画家作の「大時計」(18世紀)
布に覆われているアレッシオ・ストロッツィの墓
手すりの下に墓とフレスコ画があります。
アーニョロ・ガッディの「ピエタと聖人たち」(1375‐95)
ジョヴァンニ・ディ・ピエトロ・デル・ティッチャの聖水盤(1443‐48)
写真右端の入り口から聖具室に入りました。
聖具室です。ここにブックショップがあります。
ヤコポ・ヴィニャーリの「聖フランチェスコと聖ドメニコ」(1621‐22)
マーゾ・ディ・バルトロメオの「磔刑」(1425‐50c)
ヤコポ・ヴィニャーリの「聖ボナヴェントゥーラとアクイーノの聖トッマーゾ」
ジョヴァンニ・デッラ・ロッビアの彩釉テラコッタ(1499)
ピエル・ダンディーニの「男を蘇生させる聖ヴィンチェンツォ・フェッレール」(1700‐10c)
ジョルジョ・ヴァザーリの「磔刑」(1567)
グエッリーノ・ヴェネツィアーニのキャビネット(1734)
ジョヴァンニ・ストラダーノの「キリストの洗礼」(1572)
セバスティアーノ・ディ・ジョヴァンニ・ディ・ピエロ・ヴィーニの「聖パオロの変容」(1575)
ジョヴァン・バッティスタ・ペリーニの「受胎告知の祭壇画」(1693)
(つづく)
コメント
コメント一覧 (4)
毎日の更新、お疲れ様です。
約1年前、小生からサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のリクエストを覚えてますか。
この度のアップを今度行く時の参考にさせていただきます。(来週からフィレンツェで9泊します)
お久しぶりです。このごろ、お名前を拝見できなくてさみしく思っておりました。
シニョレッリさんとお二人のかけあいが楽しみなので、ときどき書き込みしてくださいね。
さて、フィレンツェに9泊とはうらやましいです。
私は夏休みにイタリアに行くのを励みに日々、働いております。
フィレンツェは9泊でも足りないくらい、素晴らしい芸術に満ちていますよね。私は近郊のフィェーゾレも大好きです。
どうぞよい旅を。そして思い出話を書いてくださるとうれしいです。
ではでは。
コメントを頂戴し恐縮です。
返信タブがないので、新コメントを立てます。
娘の連れ合いのローマ転勤により、娘がローマに住んでます。よくあるイタリア男と日本娘のカップルではなく、娘の連れ合いは日本の公務員です。
娘と孫に会いに行く名目で、美術を楽しんでます。
仰せのようにフィレンツェは9泊でも足りません。足りない分は次の機会にとっておくつもりです。
コメント、ありがとう。
コメント、有難うございます。
リクエストをよく覚えてます。アップが遅れて申し訳ありません。
ブログサイトの予約機能を使って記事を書いてます。記事を書いてから、その記事がアップされるのは、今のところ、半年後となってます。その間に時々最新記事を挿入することがあるので、それよりも遅れることがあります。
一つの記事当たりの写真掲載数を多くすれば、もう少しスピードアップできますが、そうすると記事が重くなって、PCなどの性能によってはうまく開かない問題が生じます。