グッビオのドゥオーモ、Cattedrale dei Santi Mariano e Giacomoです。
ジョヴァンニ・ダ・グッビオの設計によって1194年に創建され、1229年に完成したロマネスク様式の建物でした。手狭になったので、14世紀前半に規模の拡大が決定され、1336年に拡大工事が着工され、1350年に完成したゴシック様式の建物が今の姿の原形です。
その後、16世紀と18世紀に改造され後期バロック様式の建物に変身しましたが、1913年から1918年にかけて行われた修復工事によって先のゴシック様式に戻されました。しかし、18世紀に改造された後期バロック様式の姿を一部に留めてます。
ファサードはピエトロ・ガブリレッリの設計によって1326年から1345年にかけて建造されました。
ドゥカーレ宮との間に距離があまりないので、ファサードの完全な写真を撮るのが難しい。
身廊外観
鐘楼
開いていたので拝観しました。
10本のアーチで天井を支える構造になってます。単廊式、ゴシック様式の内部です。
左側壁
右側壁
天井
ヴィルジリオ・ヌッチ(グッビオ、1542/1545-1621)の「ユダの接吻」(1575)
ヴィルジリオ・ヌッチの「キリストの復活」(1588)
ヴィルジリオ・ヌッチの「聖パオロの回心」(1596)
ジュリアーノ・プレスッティ別称ジュリアーノ・ダ・ファーノ(ファーノ、1490‐アンコーナ、1554)の「ご誕生」(1513‐21)
ジュリアーノ・プレスッティの「マッダレーナの栄光」(1521)
シニバルド・イービ(ペルージャ、1475c‐1550c)の「玉座の聖母子と聖ウバルドと聖セバスティアーノ」(1507)
詳細不明
ベネデット・ヌッチ(グッビオ、1515‐1596以降没)の「聖ウバルド」
後陣への立ち入りが禁止されていました。
ヴィルジリオ・ヌッチの「受胎告知」(1618c)
ベネデット・ヌッチの「聖母子と聖人たち」(1571)
ドーノ・ドーニ(アッシジ、1500c‐1575)の「十字架を担ぐキリスト」(1564c)
ベネデット・ヌッチの「聖トッマーゾの不信」(1589)
フランチェスコ・アッレグリーニ(ローマ、1624‐1684)のフレスコ画
ドーノ・ドーニの「ピエタ」(16世紀)
ピエランジェロ・バジ―リ(グッビオ、1550以降生まれ‐1604)の「聖バルトロメオ」
ヴィルジリオ・ヌッチの「無原罪の御宿リ」(1584c)
(おわり)
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