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2018年3月8日、パラティーナ美術館に入館しました。


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例年、この時期は空いていましたが、意外にも、この日は混雑していて、入館前のセキュリティチェックに数十人の行列が出来てました。


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雪、雨続きでうんざりでしたが、珍しく晴天となりました。


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この辺は何時も通りでしたが・・・・・


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最初の部屋がSale della Musicaとなっており、他の部屋に行けないようになってました。


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変に思ったので、美術館の案内図で再確認しました。


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閉鎖されている部屋が多いことが予想されました。


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結論を言えば、君主の居住部分を除けば、絵画が展示されている25展示室のうち、開いていたのは10展示室に過ぎなかったのです。


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この日、二番目の部屋がSala di Prometeoとなりました。


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フィリッポ・リッピの「バルトリーニのトンド」


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シニョレッリのトンドが何時もと同じ場所にありました。


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ピエロ・ディ・コジモの「女性の肖像」
カテリーナ・スフォルツァの肖像説もあるようです。


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この部屋の展示作品は以前と全く同じでした。


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開いていたのは、傑作を数多く展示する部屋ばかりです。


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閉まっていたのは、傑作が多いとは言えない部屋ばかりでした。


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Sala di Ulisse


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順路にあるとは言え、見たくもないナポレオンの浴場を見ることに。


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Sala dell'educazione di Giove


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カラヴァッジョの作品です。


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Sala dell'Iliade


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ミラノのデントロ・カラヴァッジョ展に貸し出されていた「マルタ騎士の肖像」が戻ってきました。
何時もならば、この作品はSala di Venereにある筈でしたが、Sala dell'Iliadeにありました。


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カラヴァッジョの作品ですが、一瞥もせずに通り過ぎる人が大半でした。気付かないのか、大したことがない作品と判断されたのか、その辺の理由が分かりません。
興味があったので、入館者の反応が見たかったので、暫く立ち止まって入館者の動きを眺めてみました。
この作品を見た人は13人のうち、わずか一人でした。


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作品を一瞥しただけで、ある程度分かる人向きの美術館であると思いました。


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Sala di Saturno


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Sala di Giove


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Sala di Marte


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Sala di Apollo


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Sala di Venere


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君主の居住部分にあった、カラヴァッジョの作品とされる「歯医者」がありませんでした。

なお、2018年5月25日に入館しましたが、この日は通常公開されている部屋のすべてに入ることが出来ました。展示作品ですが、重要作品の差し替えについては気づきませんでした。