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アルノ川沿いのルンガルノ・パチノッティです。ピサ国立博物館はこの通りに面してます。


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トスカーナ大公フランチェスコ1世・デ・メディチがベルナルド・ブオンタレンティに注文して、1583年に建設されたパラッツォ・リアーレです。トスカーナ大公国のピサの政庁舎として使用されました。
ベルナルドは、ヴァザーリに師事した画家、彫刻家、建築家、軍事技術者で、フランチェスコ1世のお気に入りでした。


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国立博物館がオープンされたのは、1989年でした。
古い記録しか知らないのですが、2016年の年間入館者は5,080人でした。その多くは生徒や学生だったそうで、一般入館者が非常に少ない博物館です。


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入館しました。
展示は、絵画、彫刻、タペストリ、家具、武具、衣服など非常に多岐に渡ってます。


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ブロンズィーノ(フィレンツェ、1503‐1572)の「エレオノーラ・ダ・トレドと息子フランチェスコの肖像」(1549)


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タペストリの原画は、ジョヴァンニ・ストラダーノ(ベルギー、1523‐フィレンツェ、1605)の「芸術を愛するロレンツォ・イル・マニーフィコ」(1570‐71)


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ユストゥス・サステルマンス(アンヴェルサ、1597‐フィレンツェ、1681)の「トスカーナ大公コジモ1世・デ・メディチの肖像」(17世紀)


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タペストリ(16世紀末‐17世紀初頭)


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博物館には、非常に分厚い全展示作品リストがあります。そのリストにある作品写真を探すという作業をしないと、作品の詳細が分かりません。
係員にリストを見たいと言えば、持ってきてくれます。


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作品リストの中から、この作品写真を探して照合する作業が面倒なので、この辺は単に作品写真を掲載することにします。


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フィレンツェの逸名画家作「トスカーナ大公コジモ1世・デ・メディチの肖像」(16世紀後半)


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(つづく)