トーディの町の中心ポポロ広場です。
ポポロ広場の南端に3つの歴史的建造物があります。
写真左からカピターノ宮、ポポロ宮、プリオーリ宮です。
カピターノ宮とポポロ宮の最上階にトーディ町立美術館 Museo Civico di Todiがあります。
1871年にカピターノ宮の一部に美術館が設けられましたが、1997年に改装され現在の規模で再オープンしました。
パラッツォの入り口です。
2つの扉の右側から入ります。
町役場を経由して美術館に向かいます。
美術館の入り口
入館しました。
展示はセクションに分かれてます。
紀元前2700年ごろ、ウンブリアに住んでいたウンブリア族に、1羽の鷲が現在のートーディの地に粗布を落として、町の建設を促し、それに基づきウンブリア族がトーディの町の建設を始めたという伝説から、羽を広げた鷲がトーディの旗や紋章になってます。
トーディで使用された、コインやメダルを作る際に用いられた刻印
トーディのシンボル「羽を広げた鷲」(18世紀)
制作者不明の「ウンブリア族にトーディ建設の場所を示す鷲」(18世紀)
羽を広げた鷲の背もたれがある椅子(18世紀)
木彫りのトーディのトンド紋章(15世紀)
第2セクション
ブロンズ細工の展示
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第3セクションは碑文の展示です。
紀元前2世紀のもの
1世紀のもの
フラウィウス朝の時代(69‐96)のもの
次のセクションです。
第4セクション
ピエトロ・パオロ・センシ―ニ(トーディ、1555c‐1632以降没)の「聖フォルトゥナートとゴート族の奇跡」
マルチェッロ・ヴァレンティ―ニとジャコモ・ラウーロの「トーディの町(エッチング)」(1633)
「サン・フォルトゥナート教会のプラケッタ(小さな彫り物)」(1327)
トーディのサン・フォルトゥナート教会にありました。
「キリストと聖フォルトゥナートと聖カッシアーノ」(11‐12世紀)
説教壇の一部と考えられてます。
1993年にサン・フォルトゥナート教会の敷地内から発掘されたものです。
ピエトロ・パオロ・センシ―ニ(トーディ、1555c‐1632以降没)の「天上の聖母子とトーディの町の模型の前の聖人たち(聖フランチェスコ聖カッリスト、聖フォルトゥナート、聖カッシアーノ、パドヴァの聖アントニオ)」(1592)
トーディのサン・フォルトゥナート教会の祭壇前飾り(16世紀末)
5聖人(聖カッシニャーノ、聖デ―ニャ、聖ロマーナ、聖カッリスト、聖フォルトナート)
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第5セクション
ペルジーノの追随者作「救世主と聖ピエトロと聖パオロ」(15世紀後半)
トーディのサン・ニッコロ・デ・クリプティス教会にありました。
15世紀後半の逸名画家作「シエナの聖ベルナルディーノ」(1480c)
トーディのサン・ニッコロ・デ・クリプティス教会にありました。
15世紀の逸名画家作「聖母子」(15世紀)
トーディのサン・ニッコロ・デ・クリプティス教会にありました。
ニッコロ・ディ・ヴァッヌッチョ(ウンブリア、1362‐1400生存確認)の「三位一体と聖アルナルド」(14‐15世紀)
トーディのサン・ニッコロ・デ・クリプティス教会にありました。
15世紀の逸名画家作「聖アンサーノ」
トーディのサン・フォルトゥナート修道院にありました。
ロッソ・ペルジーノに帰属する「サン・ニッコロ・デ・クリプティスの彫刻」(12世紀後半)
トーディのサン・ニッコロ・デ・クリプティス教会にありました。
13世紀の逸名彫刻家作「天使の壁龕」(13世紀後半)
トーディのサン・フォルトゥナート教会にありました。
(つづく)
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