クレーンがあるので、修復工事中のため閉鎖との嫌な予感がしました。
こちらの扉が閉まっていました。これでは嫌な予感がほぼ的中です。
かなり痛みがあるルネッタのフレスコ画
サン・ゼーノ・イン・オラトリオ教会は閉まっていました。
創建が何時か分からない初代の建物は、ヴェローナを襲った1117年1月3日に起きた大地震のために倒壊したので、12世紀に再建されたロマネスク様式の二代目の建物が現在の姿となってます。
古いフレスコ画を見たかったのですが、扉が閉まっていては仕方ありません。
アディジェ川近くにあるので、幾度となく洪水に見舞われた教会です。
ファサードのフレスコ画
ファサードの丸窓
外観だけ見て回りました。
サン・ゼーノ・イン・オラトリオ教会の主祭壇(外部サイトから拝借した写真)
再び雨が降り始めました。
アディジェ川沿いの道を通ってカステルヴェッキオに戻りました。
雨がかなり強くなってきました。
雨宿リのため、美術館に入館したいところですが、運悪くこの日の美術館は午後からの開館でした。
カステルベッキオ入口上のフレスコ画
道路を渡って広場に行きます。
Piazzetta Castelvecchio
稍々場違いな感じがする門です。この門がある理由を知れば、場違いな感じが首肯できると思います。
1世紀中頃に建設されたArco dei Gaviです。アレーナを始めローマ時代の遺跡や建築物をあちこちで見ることが出来るヴェローナですが、Arco dei Gaviはヴェローナの別の場所にありました。
ところが、1805年、交通の邪魔になるとの理由でナポレオンによって破壊されてしまいましたが、Arcoは部材毎に解体され、別の場所で保存されたようです。
1932年に、この場所に移され再建されたのです。
広場から見たスカリジェロ橋
広場から見たヴィット―リア橋
スカリジェッロ橋を渡って対岸に行ってみることにしました。
1354年から1356年に建設されたカステルヴェッキオです。
カステルヴェッキオの中を歩いて橋に向かいます。
橋は城の一部となっているので、要塞のようです。
皇帝派を示すグエルフィ狭間
スカリジェロ橋を渡ります。
雨続きのため、水量が多く流れが急になっていました。
橋上から撮った写真
対岸は公園になってます。Piazza Arsenale
対岸から見たカステルヴェッキオ
対岸沿いを歩いてヴィット―リオ橋を渡る予定でしたが、強い雨のため断念。
スカリジェロ橋を渡って戻ることにしました。
天気が良ければなあ(嘆息)
(つづく)
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