夕方の主な予定は、ドゥオーモの拝観とドゥオーモ博物館に入館すること、そしてサンタンドレア聖堂の拝観です。
鉄道駅近くは金融機関が多いと思いました。
「お好み焼き」と書かれた提灯がぶら下がっている店がありました。日本人がやっているとは限りません、日本語が分からない中国人や韓国人の店がイタリアでは多いようです。
鐘楼はサン・ピエトロ・マルティーレ教会のものですが、写真右に顔を覗かせている教会に先ず行きます。
サン・ベルナルド教会は閉まっていました。
開いていれば、中々のフレスコ画があるので、拝観したかったのですが、淡い期待に終わりました。
先ほど、鐘楼が見えていた教会です。
機能を停止した旧教会なので、閉まっていて当然です。
ファサードのフレスコ画
15世紀に建設されたPalazzo Arborio Biamino
サン・ベルナルド教会の後陣
メルカト
駅近くですが、この辺は歴史的建造物が多い。
18世紀に建設されたPalazzo Cantono di Ceva
サンタンドレア聖堂に向かいます。
2本の鐘楼が目印です。
サンタンドレア聖堂は扉が閉まっていました。この日は午後4時から開くことを確認してから、ドゥオーモを先に拝観することにしました。
ドゥオーモは駅近くにあります。
ドゥオーモにやってきました。
サンテウセビオ大司教座聖堂 Basilica Cattedrale Metropolitana di Sant'Eusebioです。
1834年、教皇グレゴリオ16世によってBasilica Minoreに格付けされました。街の規模からすると格式が高い聖堂です。
ヴェルチェッリの最初の司教である聖エウセビオ(サルデーニャ、283‐ヴェルチェッリ、371)の墓近くに、4世紀に建設された初期キリスト教会が前身です。
現在の建物は、ペッレグリーノ・ティバルディ(ピューリア、1527‐ミラノ、1596)の設計によって、1570年から1582年に建設されたルネサンス様式の建物が原形です。
18世紀初めに拡張改修されました。
新古典様式のファサードは、18世紀から19世紀に再建されました。
鐘楼は12世紀後半に建設されたもので、再建以前の建物で唯一現存しています。
16世紀に建設された部分と18‐19世紀に建設された部分が混在していて、調和に欠ける感じがする外観です。
1860年に建設されたクーポラ
左翼廊
ファサード側に戻ります。
先ずファサード下の柱廊に入ります。
芸術作品らしきものが見当たらない柱廊です。
聖堂内に入りました。
2012年に大改修された内部です。
三廊式で、天井を支える2本組の列柱が特徴です。
右側廊
美術的な見所は主祭壇の十字架だけと言っても過言ではありません。
オットー美術の傑作「オットーの十字架」(10世紀末)
詳細不知
詳細不知
詳細不知
ピエル・フランチェスコ・グアーラ(カザーレ・モンフェッラート、1698‐ミラノ、1757)の「栄光の聖エウセビオ」
お宝芸術品は、付属博物館で見ることが出来ます。
詳細不知
詳細不知
フランチェスコ・グランディ(ローマ、1831‐1891)の「キリストの洗礼」
詳細不知
外に出ました。
(つづく)
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