サンタ・カテリーナ教会です。
1350年、サンタ・マリア・デッラ・ミゼリコルディア同信会によって建設された教会で、創建当時の名称はサンタ・マリア・デッラ・ミゼリコルディア教会でしたが、1382年にサンタ・カテリーナ教会と改称されました。
左身廊側壁
現在の建物は18世紀前半に再建された二代目となるものです。
ファサードの扉上に判別できないほど痛みがあるフレスコ画があります。
ファサードのフレスコ画は初代の建物にあったもので、グリエルモ・カッチャ通称イル・モンカルヴォ(モンカルヴォ、1568‐1625)によって描かれたそうです。
中に入りました。
主祭壇と後陣
ピエル・フランチェスコ・グアーラ(カザーレ・モンフェッラート、1698‐ミラノ、1757)の「聖母子と光悦のアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1743)
詳細不知
ピエル・フランチェスコ・グアーラ(カザーレ・モンフェッラート、1698‐ミラノ、1757)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタの説教」(1743)
ピエル・フランチェスコ・グアーラ(カザーレ・モンフェッラート、1698‐ミラノ、1757)の「天国のカギを聖ピエトロに託すキリスト」(1743)
ファサード裏に聖歌隊席があります。
外に出ました。
Piazza Palazzo Vecchio
柱廊付きの建物は、14世紀に建設されたブロレットです。
広場の中心にある噴水
市の塔
市の塔は修復中でした。
次はドメニコ会の教会と旧修道院です。
市庁舎近くとなると流石に人通りが多くなってきました。
市庁舎
ドメニコ会の旧サン・パオロ修道院だった建物が市役所として使用されてます。
次はサン・パオロ教会です。
市庁舎に隣接して建っているサン・パオロ教会です。
1229年、ドメニコ会によって、現在地に小さな教会が建てられ、後にその周囲に修道院が建設されました。
1420年に再建された二代目の建物がほぼ現在の姿となってます。
1802年、サン・パオロ教会修道院はナポレオンによって活動が停止されてしまいました。
1813年、ヴェルチェッリ市当局は、フランスから修道院だった建物を買収し、市庁舎に転用しました。
教会活動は、1820年に再開され現在に至ってます。
中に入りました。
1792年、建築家ジャコモ・ヴィンチェンツォ・カナヴァッリの設計によってバロック様式に改修されました。
三廊式、ラテン十字形、一部バロック様式の内部です。
この教会は美術作品の宝庫とされていましたが、ナポレオンの占領時代にフランスに持ち去られた傑作がかなりあるそうです。しかし、一つも戻されていないようです。
詳細不知
詳細不知
ベルナルディーノ・ラニーノ(モルタラ、1512‐ヴェルチェッリ、1578)の「十字架降下」
ベルナルディーノ・ラニーノ(モルタラ、1512‐ヴェルチェッリ、1578)の「幼きリストへの崇拝」
無原罪の御宿リ礼拝堂
制作者情報不詳の「聖トンマーゾの不信」
主祭壇と後陣
ロレートの聖母礼拝堂
詳細不知
サンタ・リータ礼拝堂
ベルナルディーノ・ラニーノ(モルタラ、1512‐ヴェルチェッリ、1578)の「サン・パオロのポリッティコ」
詳細不知
詳細不知
ベルナルディーノ・ラニーノ(モルタラ、1512‐ヴェルチェッリ、1578)の「グラツィエの聖母」
詳細不知
詳細不知
主祭壇前から見た出入口方向
(つづく)
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