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オルトラルノ(フィレンツェのアルノ川左岸)に向かいました。


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パラッツォ―ロ通りを進みます。


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パラッツォ―ロ通りを左折して、マーゾ・フィニグエッラ通りに入ります。


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映画館


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マーゾ・フィニグエッラ通りを真直ぐ進めば、アルノ川に架かるアメリゴ・ヴェスプッチ橋です。


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アルノ川右岸に出ました。対岸に見えているのは、サン・フレディアーノ・イン・チェステッロ教会です。


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アメリゴ・ヴェスプッチ橋の上からカッライア橋を望みます。


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近くよりもやや遠くからの方が教会外観全容がよく分かります。


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アメリゴ・ヴェスプッチ橋を渡ってアルノ川左岸に到着です。


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右岸にある、何回も泊まったことがあるホテルです。高いのが取り柄?のホテルですが、それなりのサービスを受けることが出来ます。


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オーニッサンティ教会


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ヴェッキオ宮の塔が見えてます。


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写真左端に写っている鐘楼は、サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂のものでしょう。


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現在、サン・フレディアーノ・イン・チェステッロ教会が建っている場所は、カルメル会のサンタ・マリア・デリ・アンジェリ修道院の敷地でした。
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ修道院には、聖マリア・マッダレーナ・デ・パッツィ(フィレンツェ、1566‐1607)が居住していました。
教会は1450年頃に建設されました。


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1628年、カルメル会の修道女は、シトー会所有の建物と交換することを決め、修道院教会から立ち去り、この場所にあった修道院教会の建物はシトー会の所有となりました。
シトー会は、教会の改修を決め、建築家ゲラルド・シルヴァーニ(フィレンツェ、1579‐1675)に工事を委嘱しました。シルヴァーニの死去に伴い、工事は一時中断しましたが、1680年、建築家ジュリオ・セルティに引き継がれました。
また、クーポラはアントニオ・マリア・フェッリ(フィレンツェ、1651‐1716)の設計によって1689年に建設されました。
現在、クーポラが完成した1689年当時の姿を見ることになります。


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午前中の拝観は午前11時半までとなってます。


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ファサードは未完成です。


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質素なファサード側出入口


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教会内に入りました。


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三身廊、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


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「フィレンツェでは珍しいバロック様式」と書いてきましたが、結構ありますね。


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かなり新しく見えるのは、20世紀の修復の際に再塗装されたからでしょう。


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18世紀に造られた大理石の祭壇


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クーポラ


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クーポラのフレスコ画は、アントン・ドメニコ・ガッビアーニ(フィレンツェ、1652‐1726)の「聖マリア・マッダレーナ・デ・パッツィの栄光」(1702‐18)です。


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天蓋


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フランチェスコ・クッラディ(フィレンツェ、1570‐1661)の「天上の聖母と聖人たち」


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詳細不知


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主祭壇の磔刑像


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詳細不知


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ヤコポ・デル・セッライオ(フィレンツェ、1441c‐1493)の「磔刑と聖人たち」


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Cappella di San Bernardoの「Madonna del sorriso」


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木彫りの「微笑みの聖母」(13‐14世紀)


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聖ベルナルド礼拝堂のフレスコ画は、ピエル・ダンディーニ(フィレンツェ、1646‐1712)の「シトー会創設聖人の生涯の物語」(1688‐89)です。


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聖べルナルド礼拝堂のクーポラ


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アントニオ・フランキ(ヴィッラ・バジリカ、1638‐フィレンツェ、1709)の「キリストの洗礼」(1706)


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詳細不知


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(つづく)