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共和国広場の突き当りにトリンチ宮があります。


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新古典様式のファサードのトリンチ宮です。


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フォリーニョの裕福な商人ジョヴァンニ・ディ・チェッカレッロによって建設された塔のある家です。
14世紀頃のフォリーニョは、グエルフィの頭領トリンチ家の支配下にありましたが、14世紀末に、そのトリンチ家が塔のある家を買い取り、それを組み込んだ一つの複合建物が1389年から1407年にかけて建設されましたが、それがトリンチ宮です。


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トリンチ宮にフォリーニョ市立美術館があります。


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1439年、トリンチ家がフォリーニョから追放され、トリンチ宮は教皇から派遣された総督邸として使用されるようになりました。


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19世紀になるとトリンチ宮の古いファサードに代わって、市庁舎の外観に合わせて新古典様式のファサードに改装されることになり、1842年から1847年にかけて改装工事が行われました。


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1870年にフォリーニョ市立美術館が設立されましたが、その当時は別の建物にありました。1935年、市立美術館はトリンチ宮に移転、現在に至ってます。


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中々の展示を誇る美術館です。


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扉が開きました。


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美術館は幾つかの部門に分けられてます。


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中庭に出ます。


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中庭に面した建物は15世紀に建設されました。


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1944年、第二次世界大戦でドイツ軍の爆弾が中庭に命中して破壊されてしまいました。現在の中庭は1949年に再建修復されたものです。


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中庭から美術館の入り口への階段があります。


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1935年、市立美術館がトリンチ宮に移転した時には、この階段がなく、美術館への入館には遠回りを余儀なくされていました。その不便を解消するために建築家チェーザレ・バッザーニ(ローマ、1873-1939)の設計によって、1937年に階段が追加されました。


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柱廊に遺跡からの発掘物などが置かれてます。


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柱廊の壁の紋章


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柱廊に置かれた展示物を見ます。


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展示物というよりも柱廊が単に置く場所になっている感じが無きにしも非ず。


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説明板がありません。


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発掘物の一時保管場所?


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見るべき価値なしでしょうか?


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階段を上って美術館に向かいます。


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館内に入ります。


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考古学部門から見ました。


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考古学部門は何処の博物館でもほぼ同じ展示です。


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展示物よりも部屋の壁に描かれたフレスコ画に興味があります。


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フレスコ装飾についての説明が一切ありません。


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古文書の展示です。


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この部分のフレスコ装飾も詳細不明です。


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トリンチ宮外壁のフレスコ装飾


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15世紀初め頃のトリンチ宮


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(つづく)