次は、ザンベッカリ画廊 La Quadreria Zambeccariです。
バイク専用駐車場です。日本よりもバイクを利用する人が多いと思います。特にナポリ、フィレンツェ、ローマなどに愛好家が目立ちます。
Monnalisaという店が多いのですが、その営業範囲は多岐に渡ってます。
リッツォ―リ通りは、道路工事中でした。
車の通行は完全に遮断されていましたが、通行人の便を全く考えていない所がイタリアです。歩道を真直ぐに歩くことが出来ず、道路を数回横切るようになっていました。
エンツォ宮を通り過ぎます。
エンツォ宮を過ぎると、通りと歩道は一部工事が完了していて歩き易くなっていました。
Palazzo Ronzani
リッツォ―リ通りから見ると「斜塔」が斜塔に見えません。
道路の右側は完全に工事終了のようでした。
見る位置によって随分印象が異なる斜塔です。
広場の横から見るとかなり傾いていることが分かります。
Palazzo della Mercanzia
これから入館することになるザンベッカリ画廊は入館無料ですが、一時期、ボローニャ市立の美術館、博物館などが無料になっていました。何時しか有料化に戻ったようです。
サンティ・バルトロメオ・エ・ガエターノ聖堂のロッジャでしょう。
ザンベッカリ画廊はカスティリオーネ通りにあります。
17世紀に建設されたPalazzo Pepoli Campograndeです。この建物内にザンベッカリ画廊 La Quadreria Zambeccariがあります。
マルケ出身の上院議員で貴族のジャコモ・ザンベッカリ(1723‐1785)が収集した絵画、彫刻などを展示する画廊で、1788年にオープンしました。
1884年、Palazzo Pepoli Campograndeと展示されていた作品は、ボローニャ国立絵画館の所有となりました。現在、ザンベッカリ画廊 La Quadreria Zambeccariは、ボローニャ国立絵画館の別館となってます。
前述のように入館無料です。
入館しました。係員を見かけることは滅多になく、私以外の入館者の姿を見たことがありません。冬季、雷雨で一時停電したことがありましたが、心細いというよりも不気味さを感じました。
パラッツォ内のフレスコ画が見所です。
ザンベッカリ画廊 La Quadreria Zambeccariについては既に取り上げました。ご興味のある方はそちらをご参照願います。
ソフォニスバ・アングィッソーラの作品
この画廊の存在をご存知の方は少ないように思います。
チェーザレ・ジェンナーリの作品
中小都市のMuseo Civicoよりも質の高い作品が並んでます。
カルロ・チニャ―リの作品
ボローニャ派画家たちの作品が充実してます。
ジュゼッペ・マリア・クレスピの作品
リオネッロ・スパーダの作品
ドメニキーノの作品
エリザベッタ・シラーニの作品
ドメニキーノの作品
バルトロメオ・パッサロッティの作品
デニス・カルヴァートの作品
ジャコモ・フランチャの作品
カルロ・ボノーニの作品
ルドヴィーコ・カッラッチの作品
外に出ました。
道を挟んでPalazzo Pepoli Campograndeの向かいにある建物です。
Palazzo Pepoli Vecchioです。
1344年に、ぺポリ家の邸宅として建設されたPalazzo Pepoli Vecchioには、1910年までぺポリ家が住んでいました。
現在、Palazzo Pepoli Vecchioはボローニャ歴史博物館になってますが、この時間は閉まっていました。
カスティリオーネ通りを斜塔の方に向かって戻ります。
ザンベッカリ画廊でかなりの時間を過ごしたので、日が傾いていました。
夕食にはまだ早すぎます。
(つづく)
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