アルバは、人口31,503人(2019年1月31日現在)のピエモンテ州クーネオ県にあるコムーネで、白トリュフとワインで有名です。
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前泊地はクーネオでした。


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クーネオ始発トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ行きの普通列車は空いてました。


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途中のCavallermaggioreで乗り換えます。


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接続が5分しかなく、トリノ発アルバ行きの列車は定刻運転で、私が乗っていたトリノ行き列車が12分遅れていたので、イタリアのことだから接続は無理と覚悟していました。ところがアルバ行き列車が接続待ちをしてくれて、無事にアルバ行き列車に乗車することが出来ました。イタリアでは列車の接続待ちは稀で、何度か苦い経験をしました。


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何故かアルバ駅に定刻に到着しました。


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アルバ駅の駅舎です。


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先ず、この日のお宿に向かいました。


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Corso Fratelli Bandieraを進み、ホテルがあるローマ通りに行きます。


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鉄道駅から徒歩約5分で、この日のお宿に到着しました。レストランを併設しているホテルです。
このところ、専ら24時間フロント対応のホテルに泊まってます。B&Bなどアパート等では、鍵の受け渡し、鍵が開かない、電気が通電しない、エレベーターに閉じ込められた、トイレが流れない、シャワーのお湯が出ない等々の様々なトラブルに遭って、懲りました。


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チェックインを済ませてから外出しました。


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ローマ通りです。


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直ぐにサヴォーナ広場に着きました。


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昼前でしたが、既にワインを飲んでいる人がいました。


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7月1日は暑い日でした。アルバの夏は猛暑で有名です。


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サヴォーナ広場に立つ、アルトゥーロ・スタリアーノ(ナポリ、1867‐トリノ、1936)の「ジュゼッペ・コヴォーネ将軍のモニュメント」(1929)
ジュゼッペ・コヴォーネ将軍(アスティ、1825‐アルバ、1872)は、サヴォイア家の司令官でイタリア統一戦争で活躍しました。


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サヴォーナ広場からヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りに入ります。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りです。塔が目立ちます。


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ヨーロッパ系の観光客が多かった。


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Torre di Palazzo Mermet
16世紀に再建された建物の塔です。建物の土台はローマ時代の建造物のようです。


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マッダレーナ教会が見えてます。


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夏休み中なので、子供連れが多かった。


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サンタ・マリア・マッダレーナ教会です。


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1252年の記録に、この場所に存在した礼拝堂が記載されてます。
ベアータ・マルゲリータ・ディ・サヴォイア(フォッサーノ、1382/1390-カザーレ・モンフェッラート、1464)が1442年から修道院の建設を行い、1448年の完成を待って、建物をドメニコ会女子修道会に寄進して、サンタ・マリア・マッダレーナ修道院となりました。


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現在の建物は、カルロ・ジャチント・デッラ・ローヴェレ伯爵によって再建計画が推進され、起用された建築家ベルナルド・ヴィット―ネ(トリノ、1704-1770)によって、1731年創建、1749年に完成した後期バロック様式のものです。


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ファサードは、資金不足のため未完成のまま現在に至ってます。


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鐘楼は旧修道院の方にあります。


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中に入りました。


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楕円形、バロック様式の内部です。


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主祭壇を挟んで、左右に大きな聖職者席と礼拝堂があります。


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右側壁


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天井のフレスコ画は、ミケーレ・アントニオ・ミロッコ(トリノ、1690-1772)の「ベアータ・マルゲリータ・ディ・サヴォイアの賞揚」(1747-50)です。


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主祭壇


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主祭壇画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・ビスカッラ(ニッツァ、1790-トリノ、1851)の「聖マリア・マッダレーナ」(1825)


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聖職者席です。
ピエモンテの彫刻家による磔刑像(16世紀)があります。


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聖職者席の天井フレスコ画は、ジャコモ・ラーパによって1734年に描かれました。
ジャコモ・ラーパという画家については全く知りません。


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詳細不知


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詳細不知


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詳細不知


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主祭壇前から見た出入口です。


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外に出ました。
(つづく)