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イーモラ駅に到着しました。
イーモラは、人口70,075人(2019年12月31日現在)のエミリア・ロマーニャ州ボローニャ県のコムーネです。


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イーモラ駅の駅舎です。
イーモラは、ピアチェンツァ~パルマ~レッジョ・エミリア~モデナ~ボローニャ~イーモラ~フォルリ~リミニ~ペーザロ~ファーノ~セニガッリア~アンコーナの幹線上にあるので、鉄道利用が便利です。


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Viale Andrea Costa
鉄道駅から徒歩でこの日のお宿に向かいます。


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右折してViale Carducciに入りました。


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カヴール通りになりました。


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駅から旧市街まで約1㎞ほどあります。


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城壁が殆ど残されていないので、旧市街の判別が困難ですが、旧市街に入ったと思いました。


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サント・ステファノ教会です。


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サント・ステファノ教会に隣接して建っているのは、サンタ・キアーラ女子修道会のサント・ステファノ修道院です。


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カヴール通りを左折してフラテッリ・カイローリ通りに入りました。


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この日のお宿はもう直ぐです。
イーモラは、見所が多い街と思いますが、観光客には人気がないようで、宿泊設備は限られており、選択肢があまりないようです。


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この日のお宿です。3つ星ですが、お薦めです。
チェックインの時には、ホテルの写真を撮るのを失念してしまいました。後程、城を見に行ったのですが、雷雨に遭い、傘を持っていなかったので、慌ててホテルに逃げ帰った時に撮った写真です。だから道路が濡れてます。


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チェックインを済ませてから、早速市立美術館に向かいました。


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市立美術館となっているサン・ドメニコ修道院だった建物です。


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開館日の筈ですが、入り口扉が施錠されていたので困惑しました。


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イーモラ市立美術館については既に書きました。ご興味のある方はそちらをご参照願います。


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クリストフォロ・ディ・ベネデットの帰属作品


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ラヴィニア・フォンタナの作品


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ラッファエッロ・ボッティチーニの作品


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インノチェンツォ・ダ・イーモラの作品


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現代画も展示されてます。


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遺跡からの発掘物も展示されてます。


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市立美術館から外に出ました。
サン・ドメニコ教会を見ます。


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通常サン・ドメニコ教会と呼ばれてますが、正式名称はサンティ・ニコロ・エ・ドメニコ教区教会となってます。


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この場所にサン・ニコロに捧げられた小さな礼拝堂がありました。13世紀半ば、ドメニコ会修道士がイーモラ到着し、市当局からサン・二コラ礼拝堂が活動拠点として与えられ、定住しました。


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ドメニコ会修道士によって、1287年に創建され、1374年に完成したゴシック様式の教会修道院です。


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教区教会の入り口です。
1797年、ナポレオンの抑圧令によって修道院は閉鎖され、修道院教会にあった美術品や財宝などがフランス軍に略奪されました。1998年、修道院だった建物はイーモラ市の所有となり、2011年から市立美術館となりました。


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ファサード横の洗礼堂


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ファサード入口扉上ルネッタの装飾


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後陣


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鐘楼が微かに見えます。


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入口扉が閉まっていました。
市立美術館から教会を覗き込んだときに撮った写真があるので、それらで教会をしておきましょう。


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単廊式、装飾豊富なロココ調の内部です。


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1996年から2001年に大修復されました。


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ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「聖オルソラの殉教」(1600c)


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ジョヴァンニ・ドメニコ・フェッレッティ(フィレンツェ、1692‐1768)の「聖ドメニコ」


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フランチェスコ・キウス―リ(イーモラ、17世紀中頃‐1729)の「シエナの聖カテリーナに幼きキリストを渡す聖母」


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詳細不知


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サンティ・二コラ・エ・ドメニコ教区教会を離れ、オルシーニ通りを進みます。


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突き当りはエミリア通り、エミリア街道です。


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(つづく)