晴れていましたが、遠雷が聞こえてきました。
下校時間になったようで、若者の姿を多数見かけるようになりました。
空は未だ晴れていましたが、雷鳴が徐々に近づいてきたようです。
稲光が一閃、物凄い雷鳴。
ポツリ、ポツリと雨が落ちてきました。
天気雨です。
雨が降ると思っていなかったので、傘を持っていません。
直ぐに土砂降り。
慌てて一旦ホテルに戻ることにしました。
しかし、20分ほどで雨が上がりました。
直ぐに晴れてきましたが、雷鳴は相変わらずでした。
用心のため、傘を持参して再び外出。
夕立で涼しくなると思いきや、気温は相変わらず高いまま。先ほど降った雨が直ぐに蒸発して、物凄い湿気です。
サン・ジャコモ・マッジョーレ・デル・カルミネ教区教会です。
カルメル会がイーモラで活動開始した14世紀に建設された修道院教会です。
14世紀から再建される18世紀初頭までは、サンタ・マリア・ディ・モンテ・カルミネ修道院教会と呼ばれていたそうです。
現在の建物は、ジョヴァンニ・ドメニコ・トリフォーり(1675‐1759)の設計によって1720年から1726年に再建された二代目となるものです。
中に入りました。
単廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。
右側壁
天井の装飾がありません。
アレッサンドロ・デッラ・ナーヴェ(ブドリオ、1732‐イーモラ、1821)の「天上の聖人に祈願するカルメル会修道女」(1732)
詳細不知
詳細不知
アンジェロ・ゴッタレッリ(カステル・ボロネーゼ、1740‐イーモラ、1813)の「無原罪の聖母」(1792)
外に出ました。
次は教区博物館です。
夕立前よりも暑くなったので参りました。
ドゥオーモの扉は閉まったままでした。
教区博物館がある司教館の扉も閉まったままでした。
仕方がないので、扉が開くまでドゥオーモ広場で時間潰しです。
時間通りに開館しないのがイタリア流です。
聖職者のストはないので、そのうちに扉が開くでしょう。
扉が開きました。扉の前で開館を待っているように見えた二人でしたが、直ぐに何処かに行ってしまいました。
司教館です。
入館します。
ジョヴァンニ・ダ・リオーロの多翼祭壇画(1433)
制作者の署名と年号入りです。イーモラのサン・ドメニコ教会にありました。
インノチェンツォ・ダ・イーモラの作品
教区博物館については既にアップしました。ご興味のある方はご参照願います。
プロスペロ・ぺーシェの作品
カルロ・ボノーニの作品
充実した展示と言えるでしょう。
天井の装飾
私以外の入館者はいませんでした。
外に出ました。
(つづく)
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