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本場の礼拝堂巡りです。各礼拝堂に番号が付けられているので、番号順に巡るのもアリと思いましたが、番号自体、古い建物から新しい建物へと順番に番号が振られている訳ではないので、足の向くままに巡りました。


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第20礼拝堂です。


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中はテラコッタ像とフレスコ画で一杯です。床にテラコッタ像が並べられ、壁や天井などにフレスコ画という形式が20ある礼拝堂の基本となってます。


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ご覧のようにテラコッタ像の前に頑丈な鉄柵が置かれ、それが邪魔になって良く見えません。写真は鉄柵の隙間にカメラのレンズ部分だけを入れて撮らねばなりません。


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テラコッタは、彫刻家ディオニ―ジ・ブッソーラと弟子たちの作品です。


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テラコッタのテーマは「教皇グレゴリオ9世の謁見」


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壁一面にフレスコ装飾が施されてます。


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アントニオ・ブスカ・ダ・ミラノ(1625‐1686)のフレスコ画


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最近行われた修復によって色鮮やかに蘇りました。


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隣にある第20礼拝堂付属の小礼拝堂の扉が閉まっていました。


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広大な聖山に礼拝堂が点在しています。案内板に従ってプレセーピの見学です。


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ここは礼拝堂ではありません。


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規模の大きなものです。


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イタリア人は宗教ジオラマ?や宗教人形?が好きですね。


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ここは常設展示でしょうか?


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午前中は雨模様でしたが、午後になって天気が回復してきました。
ヴァラッロのサクロ・モンテに行ったことがありますが、ヴァレーゼの方は未だです。このようなものを作った熱意や資金力に驚きます。或る意味で宗教は怖いと思います。


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次は第19礼拝堂と第18礼拝堂です。


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サクロ・モンテの観光案内所で買い求めたガイドブックがあるので、こうして何とか書けますが、それがなければお手上げです。


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第18礼拝堂の入り口です。


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ここもテラコッタとフレスコ画です。


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テラコッタは、ジョヴァンニ・デ・エンリコの作品です。


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フレスコ画は詳細不明です。


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階段を上って2階に行きました。


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2階が第19礼拝堂になってます。


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1階が第18礼拝堂、2階が第19礼拝堂の二重構造は、アッシジのサン・フランチェスコ聖堂の下聖堂と上聖堂を模して1591年に建設されました。


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鉄柵が邪魔して、良く見えないし、写真もうまく撮れません。


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第19礼拝堂は美術的に見どころとされてます。
17世紀後半の代表的な彫刻家ジュゼッペ・リスナーティが制作したテラコッタ


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礼拝堂内の全ての石像もジュゼッペ・ルスナーティの制作です。


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アントニオ・ブスカ・ダ・ミラノのフレスコ画


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面白そうな礼拝堂の前にあります。


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井戸です。
サクロ・モンテにある教会、礼拝堂全ての聖水はこの井戸から運ばれたそうです。


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若者たちの歓声やらロックの騒音が聞こえました。聖山なので相応しくないと思いますが、止める気配がありません。ここは、今や完全に観光地ですね。


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急に静かになりました。恐らく誰かが注意したのでしょう。


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少し高い所から湖が見えます。


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次は第17礼拝堂です。


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その形状から別名ロトンダと呼ばれてます。


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17世紀中ごろに建設されました。


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鉄柵の模様が細かくて、写真撮影防止に最適でした。


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ディオニ―ジ・ブッソーラが1661年から1665年にかけて制作したテラコッタ


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第17礼拝堂のフレスコ画は比較的よく知られてます。


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カルロ・フランチェスコとジュゼッペのヌヴォローネ兄弟が1660年から1662年にかけて制作したフレスコ画です。


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こんな調子で各礼拝堂について書いていたらキリがありません。


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ペースを上げて、次の(その3)でこの項を終わりにしたい。


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(つづく)