次の展示室は別棟にあるので、一旦建物の外に出ました。
この通路上を行ったり来たりして暫し景観を楽しみました。
一息入れるには最適の場所です。
リフレッシュ出来ました。
番号が飛んで第20室になります。
一度見たら、絶対に記憶に残る作品ですが、盗まれてしまいました。
この作品が戻ったことを感謝しています。
有名な作品の隣に、この種のものが必ず置かれてます。視覚障害者のために指で触れるようにしてある?
この作品も2015年11月19日に盗まれてしまいました。
カヴァッツォーラ(1485c‐1522)の「キリスト受難の多翼祭壇画」
「荊刑のキリスト」
「十字架降下」
「十字架を担ぐキリスト」
「キリストの鞭打ち」
「ゲッセマネ園の祈り」
同多翼祭壇画の裾絵です。「聖ジュゼッペ」
裾絵の「洗礼者聖ジョヴァンニ」
同多翼祭壇画裾絵の「聖ボナヴェントゥーラ」
同裾絵の「聖ベネデット」
カヴァッツォーラの「美徳の祭壇画」
カヴァッツォーラの「ヒワの聖母」
カヴァッツォーラの「聖トッマーゾの不信」
次の部屋に移動しました。
第21室です。
カッリスト・ピアッツァ(1500c‐1561)の「サロメ」
アルトベッロ・メローネ(1480c‐1523以降)の「聖ジローラモ」
モレット(1492‐1554)の「ジローラモ・サヴォナローラの肖像」
モレットの想像による肖像画です。
ジョヴァンニ・デミーオ(1500c‐1570?)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」
ジローラモ・ダイ・リブリ(1474c‐1555以降)の「オンブレッロの祭壇画(玉座の聖母子と聖ジュゼッペと大天使ラッファエーレとトビアス)」
フランチェスコ・モローネの「聖母子と聖人たち」
ジョヴァンニ・カロート(1488‐1563)の「妻プラチーダと自画像」
ジョヴァンニ・カロートの「ソフォニスバ」
ジョヴァン・フランチェスコ・カロート(1480‐1555c)の「涙のピエタ」
ジローラモ・ダイ・リブリの「クエルチャの聖母(聖母子と聖ピエトロと聖アンドレア)」
ジローラモ・ダイ・リブリの「ご誕生」
ジョヴァン・フランチェスコ・カロートの「聖母子」
次の部屋に移りました。
第22室になります。
盗まれた作品が目立ちます、〈赤枠の作品が盗まれたもの)
2015年11月19日に盗まれたと記されてます。
これよりも優れた作品が沢山あるにも拘らずわざわざドメニコ・ティントレットの作品を盗む対象にしたところに、犯人の偏った嗜好が窺えます。
ジュリオ・リチーニオ(1527c‐1593)の「聖パオロの回心」
これも盗まれた作品(写真)
これも盗まれました。
ドメニコはヤコポ・ティントレットの息子ですが、腕前の方は父よりも遥かに劣ります。
これらは戻らなくても少しも惜しくない駄作、凡作でしょう。
盗難を指示した注文主は熱狂的なティントレットファンと思います。
人の好みはそれぞれですね。
ヤコポ・ティントレット(1518‐1594)の「羊飼いの礼拝」
これはティントレットの真作です。これを盗まないで、工房やドメニコの作品を盗んだのですから呆れてしまいます。
ジョヴァン・バッティスタ・ツェロッティ(1526‐1578)の「合奏」
パオロ・ヴェロネーゼ(1528‐1588)の「十字架降下」
パオロ・ヴェロネーゼの「宦官の罰」
パオロ・ヴェロネーゼの「クセルクセス1世の前のエステル」
パオロ・ヴェロネーゼの「マルドケオの勝利を命じるクセルクセス1世」
パオロ・ヴェロネーゼの「聖母子と聖人たちと2寄進者」
(つづく)
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