サンタ・マリア・デリ・セルヴィ教会の拝観です。
単廊式、バロック様式の内部です。
1255年に別の場所に建設された同じ名称の教会がありましたが、現在の建物は現在地に1294年に創建され、1382年に奉献されたものです。
1717年ー1727年に内部は全面的に改修され、現在のバロック様式となりました。
天井
主祭壇
クーポラ
マッテオ・ジョヴァンニの「聖母被昇天」(1491)
酷い状態の作品です。
マッテオ・ジョヴァンニの作品
マッテオ・ジョヴァンニの作品
マッテオ・ジョヴァンニの3つの作品はこのように別々に掲げられてます。しかし、元は「聖母被昇天と4聖人のポリッティコ」だったと考えられてます。多翼祭壇画の枠が破損したので別々のパネルで展示されているのでしょう。
詳細不明
グイド・レーニの原画をもとにシモーネ・カンタリーニが制作した作品です。複製画とは違います。
ポマランチョの「天上の聖母子と聖人たち」
17世紀のフィレンツェの無名画家の「天上の聖母と聖カルロ・ボッロメオとベアート・ピッコロミーニ・デイ・セルヴィ」
モナンノ・モナンニ・ダ・モンテルキの「聖フィリッポ・べニッツィに顕現する聖母」(17世紀)
制作者不詳の「磔刑」(17世紀)
マッテオ・ジョヴァンニの作品が良かった!
外に出ました。
次はサン・ロレンツォ教会です。
教会はこのアーチの向こうにあります。写真右はサンタ・キアーラ修道院の建物です。
鐘楼がある建物です。
振り返れば、セルヴィ教会が直ぐ傍にあることが分かります。
サン・ロレンツォ教会です。
1350年の創建ですが、現在の建物は1554年に建てられ、1556年に奉献された二代目のものです。
柱廊付きのファサードが特徴です。
単廊式、ルネサンス様式の内部です。
ここは主祭壇画が有名です。
主祭壇
主祭壇画はロッソ・フィオレンティーノの「十字架降下」(1528)
私の写真では不鮮明なので、作品画像を外部サイトから拝借しました。
ラッファエッリーノ・デル・コッレの「永遠なる父」
不思議なことに主祭壇画の複製画が礼拝堂祭壇を飾ってます。
ヴィンチェンツォ・キアッリの「磔刑」
外に出ました。写真右の壁は城壁です。
ロッソ・フィオレンティーノの傑作が見ることが出来て大満足でした。
名残惜しいので、もう一度中に入って観ました。
旧サンタ・キアーラ教会です。
教会の建物は催事場など市の多目的会場として使用されてます。
この建物は少し新しい。
こちらの建物はどうでしょうか。
この日のお宿が見えます。
教会巡りを続けます。
次はサンタゴスティーノ教会です。
違った道を歩かないといけません。
教会は突き当りの門の手前にあります。
鐘楼が見えました。
サンタゴスティーノ教会の後陣
フィオレンティーナ門です。
サンタゴスティーノ教会のファサード
(つづく)
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