何時もなら古寺巡礼ですが、19世紀に再建されたドゥオーモなので新寺巡礼とタイトルを代えました。
チェントロの広場から坂道を上がります。
直ぐに教会の建物が見えてきます。
モンタルチーノのドゥオーモです。
モンタルチーノは、シエナーコッレ・ディ・ヴァル・デルザーモンタルチーノ司教区に属してます。シエナ大聖堂に司教座が置かれているので(実際は大司教座が置かれています)、正式名称はConcattedrale del Santissimo Salvatoreです。
11世紀に建てられ、Santissimo Salvatoreに献じられたロマネスク様式の教会が前身です。1462年、教皇ピオ2世によってモンタルチーノは単独の司教区に格上げされ、それと同時にこの教会が司教座教会に昇格しました。
11世紀建設のロマネスク様式の建物は、その後の地震や経年劣化によって危険な状態となったので、19世紀初頭に建物の再建が決まりました。
シエナ出身の当時の大建築家アゴスティーノ・ファンタスティーチの設計によって、1818年工事着工、1832年完成、1832年に奉献された新古典様式の二代目の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。
鐘楼は初代の建物のものですが、創建時の鐘楼は落雷によって一部倒壊したので、18世紀に再建された、比較的新しいものです。
コリント式を模した列柱と柱廊が特徴です。
三廊式、新古典様式の内部です。
ギリシャ十字形をしています。
美術的な見どころが3点あります。
内陣中央から見た左側廊方向です。
左側廊
内陣中央から見た右側廊方向です。
右側廊
私の趣味嗜好の観点では味気ないですね。
主祭壇と後陣
後陣の天井
フランチェスコ・ヴァンニの「無原罪の御宿りと幼きキリスト」
初代の建物あった祭壇画です。
フランチェスコ・ヴァンニの「砂漠の洗礼者聖ジョヴァンニ」
洗礼盤
この素朴な彫刻に魅かれました。
「おっ! これがここにあったか」
あるわけがありませんね。残念ながら写真です。
主祭壇前から見たファサードの裏側方向です。
今も残るロマネスク様式の教会や修道院は貴重な存在であることが良く分かります。
外に出ました。
ファサード前の広場
司教館
坂を下りました。
(おわり)
チェントロの広場から坂道を上がります。
直ぐに教会の建物が見えてきます。
モンタルチーノのドゥオーモです。
モンタルチーノは、シエナーコッレ・ディ・ヴァル・デルザーモンタルチーノ司教区に属してます。シエナ大聖堂に司教座が置かれているので(実際は大司教座が置かれています)、正式名称はConcattedrale del Santissimo Salvatoreです。
11世紀に建てられ、Santissimo Salvatoreに献じられたロマネスク様式の教会が前身です。1462年、教皇ピオ2世によってモンタルチーノは単独の司教区に格上げされ、それと同時にこの教会が司教座教会に昇格しました。
11世紀建設のロマネスク様式の建物は、その後の地震や経年劣化によって危険な状態となったので、19世紀初頭に建物の再建が決まりました。
シエナ出身の当時の大建築家アゴスティーノ・ファンタスティーチの設計によって、1818年工事着工、1832年完成、1832年に奉献された新古典様式の二代目の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。
鐘楼は初代の建物のものですが、創建時の鐘楼は落雷によって一部倒壊したので、18世紀に再建された、比較的新しいものです。
コリント式を模した列柱と柱廊が特徴です。
三廊式、新古典様式の内部です。
ギリシャ十字形をしています。
美術的な見どころが3点あります。
内陣中央から見た左側廊方向です。
左側廊
内陣中央から見た右側廊方向です。
右側廊
私の趣味嗜好の観点では味気ないですね。
主祭壇と後陣
後陣の天井
フランチェスコ・ヴァンニの「無原罪の御宿りと幼きキリスト」
初代の建物あった祭壇画です。
フランチェスコ・ヴァンニの「砂漠の洗礼者聖ジョヴァンニ」
洗礼盤
この素朴な彫刻に魅かれました。
「おっ! これがここにあったか」
あるわけがありませんね。残念ながら写真です。
主祭壇前から見たファサードの裏側方向です。
今も残るロマネスク様式の教会や修道院は貴重な存在であることが良く分かります。
外に出ました。
ファサード前の広場
司教館
坂を下りました。
(おわり)
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