イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: ナポリ

美術館は教会と画廊に分かれており、後編は画廊です。
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教会と画廊はそれぞれ別の入り口から入ります。


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画廊は建物の二階(日本の)にあります。その一部は教会の上にあります。


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画廊の展示はナポリ派画家たちの作品が中心です。


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画廊展示室の入り口


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フランチェスコ・マリア・カゼッリ(ヴェローナで1640‐1660活動記録)の「金の子羊への礼拝」


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チェーザレ・フラカンツァーノ(1605‐1652)の「悪魔に取りつかれた人を救うキリスト」


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チェーザレ・フラカンツァーノの「ピエタ」


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フランチェスコ・アントニオ・アルトベッロ(ビトント、1637‐1695c)の「聖ジローラモ」


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マッティア・プレティーの「我に触れるな」


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マッティア・プレティーの「キリストから注文を受ける天使」


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マッティア・プレティーの「キリストを誘惑する悪魔」


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マッティア・プレティーの「ご訪問」


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マッティア・プレティーの「幼きキリストとパドヴァの聖アントニオ」


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ルーカ・ジョルダーノの「聖ピエトロ」


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マッシモ・スタンツィオーネの「聖アポッロニア」


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マッシモ・スタンツィオーネの「幼きキリストとパドヴァの聖アントニオ」


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マッシモ・スタンツィオーネの「聖アグネス」


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17世紀のナポリ派無名画家の「グイド・レーニ作『聖ルーカ』と『福音書記者聖ジョヴァンニ』の複製画」


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ミサ中の教会が見えました。


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ナポリ派画家たちの作品が揃ってます。


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フランチェスコ・デ・ムーラの「十字架を崇める聖パオロ」


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フランチェスコ・デ・ムーラの「悔悛のマグダラのマリア」(1760c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「最後の晩餐」(1750c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「ご訪問」(1750c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「エジプトへの逃避途中の休息」(1751)


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ドメニコ・アントニオ・ヴァッカーロ(ナポリ、1678‐1745)の「天上の聖マルティーレ」


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フランチェスコ・デ・ムーラの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1750c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1765c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「天上の聖母子と聖ローザと洗礼者聖ジョヴァンニ」(1720c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「嘆きの聖母」(1760‐70c)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「荊刑のキリスト」(1760c)


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教会だけに行って画廊に足を運ばない人が結構いますね。


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ジローラモ・ダ・サレルノ(ナポリ、1514‐1521生存記録)の「マギの礼拝」


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ジョヴァンニ・バリオーネの「キリストの埋葬」
皮肉なことに、カラヴァッジョの作品があるところにバリオーネの作品を見かけることが多いですね。


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ファブリツィオ・サンタフェ―デと工房の「聖母子とベネデット会修道士」


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レオナルド・コッコランテ(ナポリ、1680‐1750)の「遺跡」


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ファブリツィオ・サンタフェ―デの「聖家族と聖ルチア」


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テオドーロ・デッリーコ(ナポリ、1574‐1606記録)の「プリタの聖母」


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アンドレア・ヴァッカーロ(ナポリ、1604‐1670)の「ピエタ」


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ジュゼッペ・ダ・リベラの「聖アントニオ・アバーテ」


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フランチェスコ・デ・ムーラの「アガルとイシマエル」(1737‐38)


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他に聖具類、聖職者の衣装、調度品などが展示されてます。


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ハープシコード


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フランチェスコ・デ・ムーラの「受胎告知」(1710c)


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ブロンズィーノの「エレオノーラ・ディ・トレドの肖像」
エレオノーラが老年になった頃の肖像画です。彼女が更に老いた頃の肖像画がルッカ―にあります。


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参考までに、エレオノーラが若かりし頃の肖像画がこれです。ブロンズィーノの作品で、フィレンツェのウフィツィ美術館にあります。
エレオノーラはナポリ副王の娘で、トスカーナ大公コジモ1世の妻でした。


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ファブリツィオ・サンタフェ―デの「武具の男の肖像」


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Maestro del Giudizio di Salomone (ローマで17世紀前半活動)の「聖ピエトロの拒否」


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Dirck van Baburen (1595c-1624)の「聖トッマーゾの不信」


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ポリドーロ・ダ・カラヴァッジョの作品


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ナポリの無名画家の「マルコ・ピーノ作『聖家族』のコピー画」


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ナポリの無名画家の「ルーカ・ジョルダーノ作『聖母子と聖ジョヴァンニーノ』のコピー画」


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ジョヴァン・ベルナルディーノ・アッゾフィーノ(ナポリ、1594‐1645記録)と工房の「羊飼いの礼拝」


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イル・チェラーノの「聖フランチェスコ」


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エンリコ・フィアッミンゴ(アムステルダム、1607c‐1684)の「聖ジローラモ」


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ナポリの画家たちは、ドメニキーノを殺したことから分かるようにかなり嫌なところがあります。


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(おわり)

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ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディアは、教会と画廊から成る美術館です。
前編は、カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い」があるピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会です。
カプア―ナ城からダンテ駅へと通じるトリブナーリ通りです。


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如何にもナポリらしい、バイクや車が疾走する喧噪に満ち、道路上には犬の糞があちこちにある裏通りです。道路上のゴミ、糞に関して言えば、私が行った市町村の中でナポリは最悪で不衛生極まりない街です。ナポリの人たちの頭は相当にイカレテイルと思います。
2,3年前、ゴミ収集従事者のストライキ中にナポリに行ったことがありますが、街角のあちこちのゴミ山にたかる野良猫やネズミを見て、ペストに罹るのではないかと心配になりました。それでもナポリの人たちは平気なようで、ビックリしました。翌日、ゴミ山は更に大きくなり、翌々日はもっともっと高くなりました。ナポリ人、恐るべしです。


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通りに面して教会があります。


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外観が教会らしくないので、うっかりすると見過ごす可能性がありそうです。


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余談ですが、ナポリでは、大体このホテルに泊まることが多い。ホテル名のカラヴァッジョは、ホテルがカラヴァッジョ作品がある教会前の広場にあることに由来していると思います。

カラヴァッジョの「慈悲の7つの行い」があるピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会が美術館として公開されるようになったのは2005年頃だったと思いますが、それ以前は教会の扉が開いていることが少なくなく、カラヴァッジョ作品を鑑賞できるか否かは正に運次第でした。
ミサの時は開くことが分かり、このホテルに泊まり、扉が開くのを待っていたものでした。それでもナポリ滞在中に拝観できなかったことがありました。


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美術館になってくれて大歓迎です。


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ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディアは、プロテスタントに対抗するために、1601年8月に設立された慈善団体です。
団体の設立後、教会を建てることになり、1602年に創建され、1606年に完成したバロック様式のピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会です。


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ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディアのロッジャです。
教会は慈善団体の建物の一部に組み込まれています。


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建物図の写真右下が教会です。


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ロッジャの壁に「慈悲の7つの行い」の写真が掲げられてます。


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ミサ中は教会の中に入ることが出来ません。


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通りから建物の中に入ります。切符売り場は写真左側にあります。


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中庭


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中庭の彫刻


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中庭に出る右手前に教会への入り口があります。


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入って直ぐのところに「慈悲の聖母」の彫刻があります。


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中に入りました。


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八角形の内部です。7つの礼拝堂と主祭壇があります。


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この教会の存在をあまり知られていないようで、拝観者が多いということは先ずありませんが、時々、カラヴァッジョ作品ツアーのご一行が訪れます。


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クーポラ


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主祭壇


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主祭壇画は、カラヴァッジョの「慈悲の7つの行い」(1607)です。


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教会は1606年9月に完成しました。
新教会に相応しい主祭壇画の注文先を探していましたが、その翌月の1606年10月、ローマで殺人を犯し偶々ナポリに逃亡してきたカラヴァッジョに祭壇画が注文されました。


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そうして1607年1月に完成したのが、この「慈悲の7つの行い」でした。同信会が行っていた慈善事業を聖書の記述によって表現した傑作です。
作品制作料は400ドゥカートだったとの記録が残されてます。当時の1ドゥカートは今の約10万円説を採用すれば、画料は約4000万円!ということになります。

7つの礼拝堂には、それぞれ祭壇画が掲げられてます。


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バッティステッロの代表作です。


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「獄中からの聖ピエトロの解放」(1615)


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ルーカ・ジョルダーノの「十字架降下」(1671)


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ファブリツィオ・サンタフェ―デの「Tibithaを蘇生させる聖ピエトロ」(1611)


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床の中心にある模様


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ジョヴァン・ヴィンチェンツォ・フォルリの「善きサマリア人」(1607‐08)


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ファブリツィオ・サンタフェ―デの「マルタとマリアの家のキリスト」(1612)


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ジョヴァン・ベルナルド・アッゾリーノの「奴隷を開放する聖パオリーノ」(1626‐30)

祭壇画がもう1点ある筈ですが、ありませんでした。


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その作品がこれです。
ルーカ・ジョルダーノの「キリストと姦通女」
これと同じ作品がオークションに出品されていましたが、この教会にあったものでしょうか?
(作品画像は外部サイトから拝借しました)


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画廊の間越しから見えたカラヴァッジョの作品です。この時、ミサ中でした。


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(つづく)

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制作年が確実に分かっているカラヴァッジョ作品の中で、最後の作品とされている「聖ウルスラの殉教」(1610)が展示されているナポリのパラッツォ・セヴァロス・スティアーノ美術館です。


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ナポリのトレド通りです。
写真左の建物がパラッツォです。


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現在、この建物はナポリ銀行になってます。


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この建物に美術館が設けられたのは、2004年頃だったと思います。


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美術館の入り口です。
ミラノ、ヴィチェンツァにあるGallerie d'Italiaの一つです。


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最近、展示作品が徐々に多くなってきましたが、2013年頃までは、展示作品はカラヴァッジョの「聖ウルスラの殉教」だけと言っても過言ではありませんでした。それにも拘らずロシアなどに貸し出しをしてました。同作品が貸し出し中の時に入館したことがあり、その時は本当に参りました。
展示作品は恐らくナポリ銀行の所有物と思います。


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昨年秋から今年1月までミラノの王宮で開催されていた「デントロ・カラヴァッジョ展」にカラヴァッジョの「聖ウルスラの殉教」が貸し出されていました。同展から11月に取り外され、同じミラノのGallerie d'Italiaに移されましたが、2018年4月まで展示されるようです。


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ミラノのスカラ広場にあるGallerie d'Italiaです。カラヴァッジョの「聖ウルスラの殉教」の幟があります。


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入館しました。


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展示室に向かう廊下に彫刻が置かれてます。
ラッファエーレ・ベッリアッツィの「秋の寓意」(1870)


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展示室は日本の2階です。


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Maestro degli Annunci Al Pastoli (ナポリで17世紀前半活動)の「マギの礼拝」(1640‐40)


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Hendrick De Somer (1607-1656) の「父の視覚を治すトビア」(1635c)


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ボケ写真で申し訳ありません。
ナポリの無名画家の「キリストの服の先に賽子を投げつける兵士」(1635‐40)


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アンジェロ・カロセッリの「聖家族と聖フランチェスコ」(1610‐20)


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Louis Finson (ルイス・フィンソン)(ブルージュ、1578‐アムステルダム、1617)の「ユディト」(1607c)
2016年4月、フランス・トゥールーズ近郊の住宅の屋根裏で見つかった「ユディト」がカラヴァッジョ作の本物と言うニュースが流れました。屋根裏で見つかったのは2014年だったそうです。
その「ユディト」の写真を見た時、何処かで見たことがある作品だな、と思いました。記憶を頼りに撮った写真をチェックしたところ、この作品であることが分かりました。
カラヴァッジョが描いた「ユディト」が2作品あることは当時の文書に記載されており、「ユディト」2作品説は確実と思われてきました。
また、この作品を描いたルイス・フィンソンの遺言状に、カラヴァッジョの「ユディト」の複製画を制作したと書かれていたそうです。そのことから、この作品がカラヴァッジョ作品の複製画とされてきました。
屋根裏で見つかった「ユディト」の真贋鑑定のため、この作品は取り外されました。


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屋根裏で見つかったカラヴァッジョ作品かもしれない「ユディト」
作品画像は外部サイトから拝借しました。
屋根裏で見つかった「ユディト」とルイス・フィンソンの複製画は、ブレラ絵画館で2016年11月10日から2017年2月5日まで、2つ並べられて展示されました。
その後、屋根裏部屋で見つかった「ユディト」の真贋の結果がどうなったのか、気になりますが、未だそのニュースはないようです。


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アルテミジア・ジェンティレスキの「サムソンとデリラ」(1630‐38c)


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アルテミジア・ジェンティレスキの「水から生還したモーゼ」(1640c)


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フランチェスコ・グアリーニ(1611‐1652)の「聖ジョルジョ」(1645‐50c)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・ルオッポーロ(ナポリ、1629‐1693)の「食材の静物画」(1665‐70c)


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フランチェスコ・ソリナーメの「アガルとイシマエル」(1690c)


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ガスパーレ・トラヴェルシ(ナポリ、1722‐ローマ、1770)の「合奏」(1755‐60c)


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ジュゼッペ・レッコの「魚介の静物画」(1675‐80c)


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ガスパーレ・レッコの「パン、ビスケット、花の静物画」(1675‐80c)


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ガスパーレ・トラヴェルシの「秘密の手紙」(1755‐60c)


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バルダッサッレ・デ・カーロ(ナポリ、1689‐1750)の「花と花瓶」(1715)


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バルダッサッレ・デ・カーロの「花と花瓶」(1715)


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Gaspar Van Wittel の「ナヴォーナ広場の景観」(1688‐1721c)


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Gaspar Van Wittel の「ナポリのLargo di Palazzoの景観」(18世紀第1四半世紀)


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ドメニコ・モレッリ(ナポリ、1826‐1901)の「団扇を持つ女性」(1873)


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パオロ・ヴェトリ(エンナ、1855‐ナポリ、1937)の「博物館」(1875)


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ヴィンチェンツォ・ミリア―ロ(ナポリ、1858‐1938)の「ファルヴィア」(1887c)


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サルヴァトーレ・ポスティリオーネ(ナポリ、1861‐1906)の「Per una messa novella」


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この部屋の展示作品はこれだけです。


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部屋の照明は極端に落とされ、作品が目立つように工夫されてます。その証明の工夫によって、カラヴァッジョが逃避行の中で到達した晩年様式がよく分かるようになってます。


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カラヴァッジョの「聖ウルスラの殉教」(1610)
大勢の女性たちと一緒に巡礼していた聖ウルスラは、巡礼途中のケルンで、当時ケルンを占領したフン族のアッティラ王の弓矢を腹に受けて殉教した様子が描かれてます。


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ジェノヴァの貴族マルカントニオ・ドーリアの注文によって制作されて、1610年5月11日に完成したという記録が残ってます。


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カラヴァッジョの作品の中で最も暗く描かれ、逃避行中のカラヴァッジョの追い詰められた焦燥感を思わせる粗いタッチと薄塗りが目立ちます。
この美術館は大体空いていて、その上、展示自体が照明などの工夫によって、筆使いや薄塗りなどがじっくりと見ることが出来ます。
また、近年の修復の際、聖ウルスラの両手とアッティラ王の左手の間に「手」が描かれていることが分かりました。


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カラヴァッジョ作品が展示されている部屋のスタッコ装飾


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部屋の天井


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ルーカ・ジョルダーノの「無原罪の御宿リ」(1680年代)


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フランチェスコ・ディ・マリア(ナポリ、1623‐1690)の「キリストの祝福」(1658c)


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ルーカ・ジョルダーノの「エレーナの強奪」(1665c)


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フランチェスコ・デ・ムーラ(ナポリ、1696‐1784)の「ピエタの寓意」(1759)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「公衆の安全としてのピエタの寓意」(1759)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「教えとしてのピエタの寓意」(1759)


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フランチェスコ・デ・ムーラの「調和としてのピエタの寓意」(1759)


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展示室の展示作品は以上です。


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階段の天井


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壁の装飾


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パラッツォ内も見学できますが、美術館部分を除けば銀行なので、立ち入りが制限されている箇所が殆どです。


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アッティリオ・セルヴァの「エヴァ」(1929)


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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カラヴァッジョの作品の他にアルテミジア・ジェンティレスキの2作品が良かったと思います。


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(おわり)

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Pedro de Rubiales (1511‐1588)の「受胎告知」(1545c)


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ジョルジョ・ヴァザーリとラッファエッリーノ・デル・コッレの「キリストの復活」(1543c)


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ジョルジョ・ヴァザーリの「パリサイ人の家での晩餐」(1545)


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ジョルジョ・ヴァザーリの「パリサイ人の家での晩餐」(1545)


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ジョルジョ・ヴァザーリの「寺院への出現」(1545)


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レオナルド・ダ・ピストイアの「寺院への出現」(1544c)


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ソドマ(ヴェルチェッリ、1477‐シエナ、1549)の「キリストの復活」(1534)


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マルコ・ピーノ(シエナ、1517‐ナポリ、1579以降没)の「マギの礼拝」


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マルコ・ピーノの「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(1564c)


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マルコ・ピーノの「羊飼いの礼拝」(1568c)


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Dirk Hendrickaz Centen (Amsterdam, 1544c-1618) の「磔刑」(1591c)


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シルヴェストロ・ブオーノ(ナポリ、1551‐1598記録)の「ピエタ」(1570c)


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Dirk Hendricksz Centen の「最後の晩餐」


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Dirk Hendricksz Centen の「最後の晩餐」(1585c)


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Dirk Hendricksz Centen の「ロザリオの聖母」(1578)


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ジローラモ・インパラート(1573から記録‐ナポリ、1607没)の「割礼」(1606c)


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Aert Mytens (ブリュッセル、1556‐ローマ、1602)の「ロザリオの聖母」(1582‐84)


P1560103
フランチェスコ・クーリア(?、1538‐ナポリ、1608)の「受胎告知」(1596)


P1560107
ティツィアーノの「受胎告知」(1560‐65)


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カヴァリエ―ル・ダルピーノの「大天使ミケーレ」「ゲッセマネ園での祈り」「天使たち」(1620‐25)


P1560112
ジョヴァンニ・バルドゥッチ(フィレンツェ、1560c‐ローマ、1631)の「寺院への出現」(1590‐1602)


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上はカヴァリエ―ル・ダルピーノの「天上の聖ベネデット」(1621)
下の2つはベルナルディーノ・パラゾーレ(?-ローマ、1650)の「天上の天使たち」(1623)


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Luigi Rodriguez (メッシーナ、1578‐1648)の「三位一体と洗礼者聖ジョヴァンニと聖フランチェスコ」(1605c)


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イッポリート・ボルゲーゼ(1568‐1627)の「ピエタ」(1603c)


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シピオーネ・プルツォーネ(ガエータ、1550‐ローマ、1598)の「受胎告知」(1587)


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イッポリート・ボルゲーゼの「ピエタ」(1603c)


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カラヴァッジョの「キリストの鞭打ち」


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ファブリツィオ・サンタフェーデ(ナポリ、1560‐1624以降没)の「羊飼いの礼拝」(1613c)


P1560141
Louis Finson の「受胎告知」(1612)


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バッティステッロ(ナポリ、1578‐1635)の「荊刑のキリスト」


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バッティステッロの「この人を見よ」(1610c)


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フィリッポ・ヴィターレの「イサクの犠牲」


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バッティステッロの「磔刑」(1610c)


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バッティステッロの「死せるアベルへの哀悼」


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カルロ・セッリット(ナポリ、1581‐1614)の「聖チェチリア」(1613)


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Bartolome Ordonez (1490c-1520) の「聖母子」(1515‐17)


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タペストリー


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13世紀前半の無名画家の「磔刑像」
これで終わりでした。


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外に出ました。


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小学生の団体が来ていました。小学生から名画を見ることを出来るなんて幸せですね、羨ましい。


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傑作、秀作に痺れました。


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写真を整理していて、見ることが出来なかった作品が沢山あることが分かりました。


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閉鎖されていた展示室も幾つかあったようです。


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次は何時行こうかと思いながら美術館を後にしました。
(おわり)

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カンパニアの無名画家の「磔刑」(1280‐90c)


P1550899
ジョヴァンニ・ダ・タラント(14世紀初頭に活動)の「聖ドメニコ」(1305c)


P1550901
カンパニアの無名画家の「フルミネの聖母」(1290c)


P1550903
カンパニアの無名画家の「聖母子」(1310c)


P1550905
ニッコロ・ディ・トッマーゾ(14世紀後半に活動)の「聖アントニオ・アバーテと聖人たち」


P1550906
中央パネル


P1550907
向かって左


P1550908
向かって右


P1550910
アンドレア・ヴァンニ(シエナ、1332‐1414)の「聖ジャコモ」(1365c)


P1550912
ロベルト・ドデリシオ(ナポリ、1330‐1382記録)の「ウミルタの聖母」(1341‐43)


P1550914
ロベルト・ドデリシオの「磔刑」(1335c)


P1550916
リッポ・ヴァンニ(シエナ、1341‐1372活動)の「祈る救世主」(1342‐43)


P1550918
Maestro delle Tempere Francescane の「ウミルタの聖母と聖ドメニコ」


P1550921
Nottingham Inghilterra ?の「受難のシーンのポリッティコ」(15世紀後半)
初めて見る作品のように思いました。


P1550924
シモーネ・マルティーニ(シエナ、1284‐アヴィニョン、1344)の「トロサの聖ルドヴィーコの祭壇画」(1317)


P1550926
Maestro della Storie di San Ladislao の「聖アンナ・メッテルツァと聖ピエトロと聖パオロ」(1403以降)


P1550928
ナポリの無名画家の「聖ミケーレと聖ジローラモとマルカの聖ジャコモと2信者」(1490‐1500c)


P1550931
ニッコロ・アントニオ通称コラントニオ(ナポリ、1420c‐1460)の「フランチェスコ会修道士たちに会則を渡す聖フランチェスコ」(1445c)


P1550933
コラントニオの「ライオンの足に刺さったトゲを抜く聖ジローラモ」(1445c)


P1550936
コラントニオの「十字架降下」(1459‐60)


P1550940
コラントニオの「聖ヴィンチェンツォ・フェッレールのポリッティコ」


P1550943
Maestro di San Severioの「聖セヴェリーノと聖人たちのトリッティコ」(1472c)


P1550946
ジュアン・ディ・ボルゴーニャ(1494‐1533記録)の「聖アゴスティーノ」


P1550949
ヴィンチェンツォ・デ・レゴータの「ピエタのキリスト」(1510c)


P1550954
リッカルド・クアルタラーロ(シャッカ、1443‐パレルモ、1506)の「聖母の死」(1492‐94)


P1550957
フランチェスコ・パガーニ(15世紀末—16世紀初頭にナポリで活動)に帰属する「大天使ミケーレと聖人たちと磔刑」(1492c)


P1550960
アレッサンドロ・ブオーノの「聖母の死」


P1550963
クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナで15世紀末‐16世紀初頭に活動)の「聖母子と聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニ」(1495c)


P1550966
クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖ベネデット」と「福音書記者聖ジョヴァンニと聖ベルナルド」(1493)


P1550968
クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナの「聖母戴冠と聖マルコと聖ジュリアーノ」(1500c)


P1550970
ピエトロ・ベフルコ(ナポリ、1471‐1487存在)の「聖母子と2聖人」(1500c)


P1550972
ピエトロ・ベフルコの「聖母子と聖人たち」(1495c)


P1550975
フランチェスコ・チチーノ・ダ・カイアッツォ(カイアッツォ、1470c‐1520)の「聖母子と2聖人のポリッティコ」(1504c)


P1550978
フランチェスコ・チチーノ・ダ・カイアッツォの「安らぎの聖母と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1498c)


P1550980
ピントゥリッキオ(ペルージャ、1452c‐シエナ、1513)と工房の「聖母被昇天」(1508c)


P1550983
クリストフォロ・ファッフェオ(ナポリ、1489‐1497記録)の「聖母子」(1490c)


P1550985
プロタシオ・クリヴェッリの「聖母子と天使たち」(1498)


P1550988
ステファノ・スパラーノ(16世紀初頭に記録)の「グラツィエの聖母と聖セバスティアーノと聖ドメニコのポリッティコ」(1507‐08)


P1550991
マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「嬰児虐殺」(1481‐88)


P1550993
ジローラモ・マルケージの「天上の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロ」


P1550996
ジョヴァンニ・フィリッポ・クリスクオーロ(ガエータ、1495‐1570)の「幼きキリストへの崇拝と聖人たち」(1545)


P1550998
アンドレア・サバティーニ(サレルノ、1480‐ガエータ、1545)の「十字架降下」(1520c)


P1560004
チェーザレ・ダ・セスト(セスト・カレンデ、1477‐ミラノ、1523)の「マギの礼拝」(1516‐19)


P1560006
アンドレア・サバティーニ・ダ・サレルノ「バーリの聖二コラ」(1614‐17)


P1560008
アンドレア・サバティーノ・ダ・サレルノの「聖ベネデットと博士たち」(1529‐30)


P1560010
アゴスティーノ・テサウロ(ナポリ、1541‐1546活動)の「聖母子と聖人たちのポリッティコ」(1521)


P1560013
ペドロ・フェルナンデスの「ご訪問のポリッティコ」(1510c)


P1560016
Bartolome Ordonez ?の「死者の姿」(1515‐17)


P1560018
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1499c‐メッシーナ、1543)の「聖マッテオの召命」(1540‐43)


P1560019
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「聖母被昇天」(1540‐43)


P1560021
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「カルヴァリオへの往路」(1530‐40)


P1560023
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「カルヴァリオへの往路」(1530‐40)


P1560025
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「羊飼いの礼拝」(1535c)


P1560027
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「キリストの埋葬」(1527c)


P1560030
ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「聖ピエトロと聖パオロと受胎告知」(1527‐28)


P1560032
セヴェーロ・イエラーチェとマルコ・カルディスコの「救出の聖母」(1538‐40)


P1560035
ペドロ・マチューカ(トレド、?-グラナダ、1550)の「聖母被昇天」


P1560040
マルコ・カラディスコ(カラブリア、1486‐ナポリ、1542c)の「聖母の死」(1535‐40)


P1560042
ピエトロ・ネグローニ(1505‐1567)の「聖母子と聖ルチアとパドヴァの聖アントニオ」(1544)


P1560044
ステファノ・ジョルダーの「聖母子と聖アゴスティーノと聖ベルナルド」(1535c)


P1560046
マルコ・カルディスコの「聖母子と聖マルコと聖アンドレア」(1527‐30)


P1560048
詳細不明


P1560049
詳細不明


P1560052
マルコ・カルディスコの「異端者に勝利する聖アゴスティーノ」(1533c)
次の作品はこれの裾絵と思われます。


P1560054
マルコ・カルディスコの「キリストと使徒たち」(1533c)
(つづく)



P1550756
ここから北方ルネサンスの作品となります。
Konrad Witz工房の「聖会話」(1446‐48)


P1550758
Jacob van Oostsaanen (1500-1533記録)の「幼きキリストへの崇拝」(1512)


P1550760
Joos van Cleve (Anversa, 1485c-1540c) の「マギの礼拝の三翼祭壇画」(1515c)


P1550762
Joos van Cleve の「磔刑の三翼祭壇画」(1512‐15)


P1550764
Peter Bruegel detto il Vecchio (Breda, 1527/1530- Bruxelles, 1569) の「人間嫌い」(1568)


P1550767
Peter Bruegel detto il Vecchio の「盲目の寓話」(1568)


P1550770
Joachim Beuckelaer (Anversa, 1535c-1575c )の「広場の青空市」


P1550772
Joachim Beuckelaer の「肉屋」(1568)


P1550774
Joachim Beuckelaerの「異国の動物を売る店」(1566)


P1550777
Joachim Beuckelaerの「田舎の店」(1566)


P1550779
Joachim Beuckelaerの「野禽の店」(1566‐70)


P1550781
Joachim Beuckelaerの「魚屋」(1570)


P1550783
Marten de Vos (Anversa, 1532c-1603) の「幼児とキリスト」(1585)


P1550785
ティブルツィオ・パッセロッティ(ボローニャ、1555c‐1612)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノとベネデット会聖人」(16世紀末)


P1550787
デニス・カルヴァート(アンヴェルサ、1540‐ボローニャ、1619)の「聖家族と聖人たちと天使たち」(1600c)


P1550789
アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)の「男の肖像」


P1550792
アンニーバレ・カッラッチの「聖エウスタキオの幻視」(1585‐86)


P1550796
アンニーバレ・カッラッチの「オラツィオ・バッサーニ?の肖像」(1585‐86)


P1550798
アンニーバレ・カッラッチの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1585c)


P1550801
アンニーバレ・カッラッチの「音楽家の肖像」(1587c)


P1550804
アンニーバレ・カッラッチの「デモクリトス」(1596c)


P1550806
アンニーバレ・カッラッチの「聖フランチェスコ」(1585‐90)


P1550808
ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「リナルドとアミルダ」(1593)


P1550811
ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「井戸のサマリア女」


P1550814
アゴスティーノ・カッラッチ(ボローニャ、1557‐パルマ、1602)の「聖家族と聖マルゲリータ」(1600c)


P1550816
アゴスティーノ・カッラッチの「聖ジローラモ」(1600c)


P1550818
アンニーバレ・カッラッチの「サテュロス」(1588‐89)


P1550820
アンニーバレ・カッラッチの「リナルドとアルミダ」


P1550822
アンニーバレ・カッラッチの「川の寓意」(1593‐94)


P1550826
アンニーバレ・カッラッチの「ヘラクレスの決断」(1596)


P1550828
シスト・バルダロッキオ(パルマ、1585‐ボローニャ、1647)の「十字架降下」(1618‐20)


P1550830
シスト・バルダロッキオの「キリストの復活」(1620c)


P1550832
アンニーバレ・カッラッチの「天使のグループ」(1600c)


P1550834
ジョヴァンニ・ランフランコの「キリストの注文を受けた天使たち」(1605c)


P1550836
ジョヴァンニ・ランフランコの「マグダラのマリアの昇天」(1605c)


P1550838
照明を落として展示されてます。


P1550839
レオネッロ・スパーダ(ボローニャ、1576‐パルマ、1622)の「キリストの鞭打ち」


P1550842
グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)の「四季」


P1550846
Michele Desubleo (Maubeue, 1602- Parma, 1676) の「ユリシーズとナウシカア」(1654以降)


P1550848
アレッサンドロ・ティアリーニ(ボローニャ、1577‐1668)の「聖母子と天使たち」(1625‐30)


P1550850
フランチェスコ・アルバーニ(ボローニャ、1578‐1660)の「天上の聖エリザベッタ」(1603‐04)


P1550852
カルロ・サラチェーニ(ヴェネツィア、1579‐1620)の「聖ロッコ」(1611‐12)


P1550854
チゴリ(カステルヴェッキオ・ディ・チゴリ、1559‐ローマ、1613)の「ピエタ」(1596‐1600)


P1550856
ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527‐マドリッド、1585)の「アドーネの死」(1585以前)


P1550858
パッシニャーノ(パッシニャーノ、1560c‐フィレンツェ、1638)の「聖セバスティアーノの埋葬」(1602)


P1550861
ルーカ・カンビアーソの「ヴィーナスとアドーネ」(1585以前)


P1550864
ミケーレ・マリエスキ(ヴェネツィア、1710‐1743)の「ヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会附近の風景」(1744‐46)


P1550866
ミケーレ・マリエスキの「ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿付近の風景」(1744‐46)


P1550868
フランチェスコ・グアルディ(ヴェネツィア、1712‐1792)の「ヴェネツィアのリアルト橋」


P1550870
フランチェスコ・グアルディの「ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ」


P1550872
ベルナルド・ストロッツィ(ジェノヴァ、1581‐ヴェネツィア、1644)の「男の肖像」(1635c)


P1550874
マルカントニオ・パッセッティ(ヴェローナ、1586‐1630)の「天国」(1621以前)


P1550876
セバスティアーノ・リッチ(ベッルーノ、1659‐ヴェネツィア、1734)の「キリストと百人隊長」(1726‐29)


P1550877
セバスティアーノ・リッチの「キリストと姦通女」(1726‐29)


P1550879
セバスティアーノ・リッチの「マグダラのマリアの昇天」(1700c)


P1550881
セバスティアーノ・リッチの「天上の聖母子」(1687‐88)


P1550883
ジュゼッペ・マリア・クレスピ(ボローニャ、1665‐1747)の「聖家族と聖人たち」(1712以降)


P1550885
宮殿内部も見どころが沢山あります。


P1550886


P1550887
宮殿部分の絵画作品紹介は省略させて頂きます。


P1550888


P1550889
天井の装飾


P1550890


P1550891


P1550892


P1550893
イタリア絵画の盗人


P1550896
タペストりー
(つづく)


P1550616
マーゾ・ダ・サン・フリアーノ(フィレンツェ、1532‐1571)の「二人の髭のある男」(1556)


P1550618
Pieter de Wittle 'Bruges,1548c-Monaco,1628) の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1585以前)


P1550620
Pieter de Wittleの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1585以前)


P1550622
ドメニコ・プリーゴ(フィレンツェ、1492‐1527)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1550624
ブレーシアニーノの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1514‐15)


P1550626
フランチェスコ・サルヴィアーティ(フィレンツェ、1510‐ローマ、1563)の「紳士の肖像」(1545c)


P1550629
ロッソ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1494‐パリ、1540)の「若い男の肖像」


P1550631
ブロンズィーノに帰属する「女性の肖像」(1550‐60)


P1550633
ロ・スキアヴォーネ(ザーラ、1520c‐ヴェネツィア、1563)の「エロデ王の前のキリスト」


P1550636
ティツィアーノの「若い女性の肖像」


P1550638
エル・グレコ(1541‐1614)の「ジュリオ・クローヴィオの肖像」(1571‐72)


P1550640
パルマ・イル・ヴェッキオの「聖会話と信者たち」(1525c)


P1550644
セバスティアーノ・デル・ピオンボ?の「フルートを持つ羊飼い」(1508‐10)


P1550646
ティツィアーノの「マグダラのマリア」(1567c)


P1550649
ティツィアーノの「ダナエ」(1544‐46)


P1550652
ポルデノーネ(ポルデノーネ、1484c‐フェッラーラ、1539)の「無原罪の御宿りの議論」(1528c)


P1550654
ドッソ・ドッシ(フェッラーラ、1489‐1542)の「聖家族」(1515‐16c)


P1550656
ガロファロ(フェッラーラ、1481‐1559)の「聖セバスティアーノ」(1520‐25c)


P1550658
ガロファロの「割礼」(1510c)


P1550660
ドッソ・ドッシの「聖会話」(1510c)


P1550662
ガロファロの「聖母子と聖ジローラモ」(1510‐12c)


P1550664
ドッソ・ドッシの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1550666
ドッソ・ドッシの「聖母子と司教聖人」(1535‐40c)


P1550668
コッレッジョ(コッレッジョ、1489‐1534)の「聖アントニオ・アバーテ」


P1550670
コッレッジョの「聖ジュゼッペと信者」(1529)


P1550672
コッレッジョの「聖母子」(1515‐16)


P1550674
コッレッジョの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1517‐18)


P1550676
ミケランジェロ・アンセルミ(ルッカ、1491‐パルマ、1555)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1520‐25)


P1550678
ミケランジェロ・アンセルミの「羊飼いの礼拝」(1526‐28)


P1550680
ミケランジェロ・アンセルミの「ご誕生」(1527c)


P1550682
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ(ヴィアダーナ、1500c‐パルマ、1569)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノと天使たち」(1530‐35)


P1550684
ガロファロ工房の「マギの礼拝」(1540‐50c)


P1550686
オルトラーノ(フェッラーラ、1485c‐1524以降没)の「十字架降下」(1521)


P1550688
バスティアニーノ(フェッラーラ、1532c‐1602)の「聖母子」(1565‐70)


P1550690
パルミジャニーノ(パルマ、1503‐カザルマッジョーレ、1540)の「ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像」(1524)


P1550692
ミケランジェロ・アンセルミの「紳士の肖像」(1530‐40)


P1550696
パルミジャニーノの「アンテア」(1531‐35)
日本に来たことがありますね。


P1550699
パルミジャニーノの「聖家族」(1525‐27c)


P1550701
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「聖キアーラ」(1530c)


P1550703
パルミジャニーノの「ルクレツィア」(1535‐40)


P1550707
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「仕立て屋の肖像」(1640‐45)


P1550709
ニコロ・デッラバーテ(モデナ、1509c‐フォンテーヌブロー、1571)の「本を手にする若い男の肖像」(1545‐50)


P1550711
ジローラモ・ダ・カルピ(フェッラーラ、1501‐1556)の「黒い服を着た男の肖像」(1535)


P1550713
ソフォニスバ・アングイッソーラ(クレモナ、1531c‐パレルモ、1626)の「自画像」(1554‐55)


P1550716
レーリオ・オルシ(ノヴェッラ—ラ、1511‐1587)の「アブラーモの聖体」(1555以降)


P1550718
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「幼きキリストを崇拝する聖人たち」(1533‐37)


P1550721
レーリオ・オルシの「竜を退治する聖ジョルジョ」


P1550723
ミケランジェロ・アンセルミの「聖母子とマグダラのマリアと聖アポッロニア」(1525c)


P1550727
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「受胎告知」(1555‐60c)


P1550729
バニャカヴァッロ(バニャカヴァッロ、1521‐1601)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1540‐50)


P1550731
フランチェスコ・マリア・ロンダーニ(パルマ、1490‐1550)の「聖母被昇天」(1530c)


P1550733
フランチェスコ・マリア・ロンダーニの「天上の聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖ピエトロとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1532‐35c)


P1550735
ジャンピエトリーノ(ミラノ、1508‐1549活動)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジローラモ」(1521以前)


P1550737
ジョヴァンニ・アゴスティーノ・ダ・ローディ(ローディ、1470c‐1519以前没)の「聖母子と信者たち」(1505c)


P1550740
ボッカッチョ・ボッカッチーノ(フェッラーラ、1466以前生まれークレモナ、1525)の「羊飼いの礼拝」


P1550743
カミッロ・プロカッチーニ(ボローニャ、1551‐ミラノ、1629)の「ゲッセマネ園のキリスト」(1610c)


P1550745
カッリスト・ピアッツァ(ローディ、1500‐1562)の「結婚の寓意」(1529c)


P1550747
ジュリオ・チェーザレ・プロカッチーニ(ボローニャ、1574‐ミラノ、1625)の「聖母子と天使」(1610‐12)


P1550749
ベルナルディーノ・ルイーニ(ドゥメンツァ、1480c‐ミラノ、1531)の「聖母子」(1510‐20c)


P1550752
チェーザレ・ダ・セスト(セスト・カレンデ、1477‐ミラノ、1523)の「オルヴィエーロ・カラファとキリスト」(1511c)


P1550754
モレット(ブレーシャ、1498c‐1554)の「荊刑のキリスト」(1550c)
(つづく)

P1550451
ナポリのミアーノ通りの坂を上ります。


P1550452
写真右側にピンク色の門が見えてきます。


P1550454
カポディモンテ宮の門です。


P1550456
広い敷地の中に入りました。


P1550457
美術館が設置されている宮殿に向かいます。


P1550459
広大な庭園


P1550461
この建物ではありません。


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カポディモンテ宮です。この中に美術館があります。


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美術館の展示作品はファルネーゼ家の収集物が中心ですが、ファルネーゼ家の本拠地だったピアチェンツァとパルマに同家のお宝収集物があまりなくて、ここナポリにあることに違和感を覚える私です。
だって、この宮殿はブルボン家が建設したのですから。
この辺の話は有名ですね。


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宮殿の入り口


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美術館はこの突き当りから入ります。


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宮殿の中庭


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展示室は2階からです。


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階段の踊り場にある彫刻


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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1489‐ヴェネツィア、1576)の「ピエトロ・ベンボ枢機卿の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「アレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世とアレッサンドロ・ファルネーゼとオッタヴィオ・ファルネーゼの肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世の肖像」(1543)


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ティツィアーノの「カルロ5世の肖像」(1549)


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ティツィアーノの「フィリッポ2世の肖像」(1553‐54)


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ティツィアーノに帰属する「ピエルルイージ・ファルネーゼの肖像」(1543)


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ジョルジョ・ヴァザーリ(アレッツォ、1511‐フィレンツェ、1574)の「真実と公正の寓意」(1543)


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マザッチョ(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ、1401‐ローマ、1428)の「磔刑」(1426)


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ヤコポ・デ・バㇽバリヴェネツィア、1425‐1516以降没)の「フラ・ルーカ・パチョーリの肖像」(1495)
横に描かれている若い男はパチョーリの弟子です。パチョーリはピエロ・デッラ・フランチェスカの数学上の弟子で、レオナルド・ダ・ヴィンチに遠近法を教授した人です。


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チェーザレ・マーニ(16世紀前半に活動)の「岩窟の聖母」
レオナルド・ダ・ヴィンチ作品の複製画でしょうか?


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ペルジーノ(チッタ・ディ・ピエーヴェ、1466-フォンティニャーノ、1523)の「聖母子」(1502c)


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光るので横から撮ってみました。


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フランチェスコ・ザガネッリ(コティニョーラ、1475c‐ラヴェンナ、1532)の「十字架を手にするキリスト」(1514)


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プセウド―グラナッチ(1490‐1525活動)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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画面が光るのは仕方がない?


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ロレンツォ・ディ・クレディ(フィレンツェ、1459‐1536)の「幼きキリストへの崇拝」(1525)


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マゾリーノ・ダ・パニカーレ(パニカーレ、1383‐フィレンツェ、1440)の「聖母被昇天」(1423‐28)


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セバスティアーノ・マイナルディ(サン・ジミニャーノ、1460‐フィレンツェ、1440)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと3天使」(1495‐1500)


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ボッティチェッリ(フィレンツェ、1445‐1510)の「聖母子と2天使」(1468‐69)


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ラッファエッリーノ・デル・ガルボ(フィレンツェ、1466‐1524)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1500c)


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ルーカ・シニョレッリ(コルトーナ、1445c‐1523)の「聖家族」(1493‐98)


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フィリッピーノ・リッピ(プラート、1457‐フィレンツェ、1504)の「受胎告知と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アンドレア」(1483)


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マゾリーノ・ダ・パニカーレの「ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の祭壇画」(1423‐28)


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リグーリア―プロヴァンスの無名画家の「磔刑と聖母被昇天と聖人たちのポリッティコ」(16世紀第1四半世紀)


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ヤコポ・デル・カゼンティーノ(フィレンツェ、1297‐1356)に帰属する「聖母子」


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タッデオ・ガッディ(フィレンツェ、1290‐1366)の「聖母子と聖人たちの三翼祭壇画」(1336)


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バルトロメオ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1432c‐1491以降没)の「玉座の聖母子と聖人たち」(1465)


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アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1446c‐1505c)の「聖母子と聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ」(1485)


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アントニオ・ソラーリオ(ヴェネトで16世紀前半に活動)の「聖母子と信者」(1500‐10c)


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ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480c‐ロレート、1556)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖ピエトロ・マルティ―レ」(1503)


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ロレンツォ・ロットの「トレヴィーゾ司教のベルナルド・デ・ロッシの肖像」(1505)


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ジョヴァンニ・ベッリーニ(ヴェネツィア、1432c‐1516)の「キリストの変容」(1478‐79)


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アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431-マントヴァ、1506)の「ルドヴィーコ・ゴンザーガの肖像」(1470c)


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アンドレア・マンテーニャの「聖エウフェミア」(1454)


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マルチェッロ・ヴェヌスティ(コモ、1512‐ローマ、1579)の「ミケランジェロの『最後の審判』の縮小複製画」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「クレメンテ7世の肖像」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボの「ヴェールの聖母」(1530年代)


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セバスティアーノ・デル・ピオンボの「クレメンテ7世の肖像」(1531c)


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ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1492-マントヴァ、1546)の「猫の聖母」(1519‐20)


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ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と弟子の「神の愛の聖母」(1516)


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ダニエーレ・ダ・ヴォルテッラ(ヴォルテッラ、1509‐ローマ、1566)の「若い男の肖像」(1540‐60c)


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ジョヴァンニ・フランチェスコ・ペンニの「ラッファエッロの『聖家族と聖ジョヴァンニーノ』の複製画」(1518‐20)


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フラ・バルトロメオ(フィレンツェ、1472‐1517)の「聖母被昇天と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1516)


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ブレーシアニーノ(1506‐1525活動)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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ブロンズィーノ(フィレンツェ、1503‐1572)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖アンナ」(1560c)


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フランチャビージョ(フィレンツェ、1482‐1525)の「聖ブルーノ」(1515c)


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ポントルモ(エンポーリ、1492‐フィレンツェ、1556)の「生贄のシーン」(1545c)


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フランチャビージョの「聖バルトロメオ」(1515c)
(つづく)

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