イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: マルケ州

ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノという画家をご存知でしょうか。彼が描いた、ウフィツィ美術館にある「マギの礼拝」が有名です。
ジェンティーレの出身地がファブリアーノです。
P1590200
これがジェンティーレの作品です。






009
ファブリアーノは、人口31,255人(2016年7月31日現在)のマルケ州アンコーナ県にあるコムーネです。
周囲を山に囲まれた町で、古くから林業で栄えました。水彩画などを楽しむ方々には、同地名産の画用紙「ファブリアーノ」でお馴染みでしょう。


140
ファブリアーノには、14世紀から15世紀にかけて国際ゴシック様式を学ぶ美術学校が設置され、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノを筆頭に優れた画家を輩出し、イタリア美術史上、重要な町となってます。
その美術学校で学んだ画家たちの貴重な作品が展示されているのが、ファブリアーノ市立絵画館です。


141
写真左の壁は司教館のものです。
アーチを潜ってドゥオーモ広場に出ます。


128
ドゥオーモ広場


059
ドゥオーモです。


127
1456年に建設された後期ゴシック様式の司教館です。


126
ところが、司教館として建設されたものの、司教に一度も使用されずに、建物はすぐに病院に転用されたのです。


130
Ospedale di Santa Maria del Buon Gesuがその病院の名称です。


142
病院は20世紀初めまで存続しました。


143
司教館として建てられ、旧病院だった建物に絵画館が置かれてます。


146
ここから中に入ります。


144
毎週月曜日と日曜日午後が休館です。


145
入口扉上ルネッタ上に描かれたアンドレア・ボスコーリ(フィレンツェ、1560c‐1607)のフレスコ画(1602c)


147
建物を入って直ぐのところにある、Maestro di Staffoloの「聖母」(1460)


148
切符売り場


149
旧病院の中庭


150
中庭を囲む柱廊の壁にフレスコ画があったと思います。


151
井戸の向こうに展示室への扉があります。


152
展示室は階上です。


153
第1展示室


154
アッレグレット・ヌーツィ(1315‐1373)の「聖母子」
アッレフレッロは、ファブリアーノ出身で地元で修業したとされてます。その画風は国際ゴシック様式を基礎としながらもジョットの影響を受けたもので、ジョッテスキ画家の一人とされてます。


156
アッレグレット・ヌーツィの「聖アントニオ・アバーテと福音書記者聖ジョヴァンニ」
この美術館にアッレグレットの作品が数点展示されてます。


158
アッレグレット・ヌーツィの「聖母子と4聖人」


160
アッレグレット・ヌーツィの「トレンティーノの聖二コラと聖ステファノと聖アゴスティーノ」


161
アッレグレット・ヌーツィの「聖母子と2聖人」(フレスコ)


163
プッチョ・ディ・シモーネ(1346‐1358活動記録)の「聖アントニオ・アバーテと寄進者たち」
プッチョはフィレンツェでベルナルド・ダッディに師事したとされてます。


164
次の部屋です。


165
フランチェスクッチョ・ディ・チェッコ・ゲッシの「聖母子と4聖人」
フランチェスクッチョは、14世紀後半にファーノ、ファブリアーノ、アスコリ・ピチェーノなどマルケ州各地で活動した画家で、その画風はアッレグレット・ヌーツィの影響を大きく受けたものでした。


166
フランチェスクッチョ・ディ・チェッコ・ゲッシの「授乳の聖母」
ファブリアーノのサンタ・ルチア教会にあった祭壇画です。


167
フランチェスクッチョ・ディ・チェッコ・ゲッシの「天使」
この絵画館では、ファブリアーノとその周辺にある教会から集められた剥離フレスコ画が多数展示されてます。


168
Maestro di Fossato(ウンブリアで14世紀後半から15世紀前半に活動)の「磔刑と聖人たち」


169
Maestro di San Vescondo(1415-1430活動記録)の「聖母子と聖アゴスティーノと聖ヴェレコンド」
この画家の作品がヴァチカン絵画館(聖母子と聖人たち)やボローニャ国立絵画館(ピエタ)などにあります。


170
Maestro di Staffoloの「幼きキリストを崇める聖母と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」
この画家はジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの追随者でした。


172
アントニオ・ダ・ファブリアーノの「聖母の死」
アントニオは、ファブリアーノ出身で、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノに一時期師事して、ジェンティーレの助手を務めていました。


173
マルケの無名画家の「聖母子」


174
ウンブリア・マルケの無名画家の「聖母子と聖人たち」


175
ビッチ・ディ・ロレンツォの「玉座の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジャコモ・マッジョーレ」


177
無名画家の「玉座の聖母子と聖人たち」


178
無名画家の「聖セバスティアーノ」


179
無名画家の「聖アグネス」


182
ベルナルディーノ・ディ・マリオット(ペルージャ、1497‐1566活動記録)の「聖母子」(1497)


183
制作者不詳の「聖母子」


184
制作者不詳の「聖母子」(14世紀)
ファブリアーノの教会にありました。


185
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの追随者の「聖セバスティアーノ」


186
制作者不詳の「ファブリアーノの安寧を祈る二修道女」


187
フィリッポ・ダ・ヴェローナの「聖母子と聖ピエトロとバーリの聖二コラ」(1514)


189
制作者不詳の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとトレンティーノの聖二コラ」


193
ヴァランツィオ・ダ・カメリーノの「聖母子と聖パオロと聖ピエトロ」


194
メインパネル


195
裾絵の受胎告知する大天使ガブリエーレ


197
受胎告知される聖母


199
制作者不詳の「天上の聖母子と聖人たち」


201
制作者不詳の「聖母子と聖パオロとトレンティーノの聖二コラ」


202
ジャコモ・ナルディーニの「聖母子と聖人たち」


204
タペストリの展示


205


206
シモーネ・ダ・マジストリス(カルドナーラ、1538‐1611c)の「羊飼いの礼拝」


208
アンドレア・ボスコーリ(フィレンツェ、1560‐1606)の「ご誕生」(1600)


209
16世紀後半の無名画家の「聖母子と聖人たちと天使たち」


211
詳細不明の「最後の審判」


212
フランチェスコ・ポデスティ(アンコーナ、1800、ローマ、1895)の「天上界」


213
現代画が多数展示されてます。


214
近代から現代の作品紹介は省略させていただきます。


215


216
ドゥオーモの扉が閉まっていました。


218
(おわり)

P2380630
新しい作品が続きます。


P2380631


P2380632


P2380633


P2380634


P2380635


P2380636


P2380637


P2380638
次の部屋です。


P2380639
肖像画が並んでます。


P2380641
ピエトロ・ルッキーニ(ベルガモ、1800c‐ボローニャ、1883)の「女性の肖像」(1859)


P2380645
ピオ・プッリーニ(アンコーナ、1887‐ローマ、1955)の「マリア・スポート・マルチェッリーノの肖像」(1947)


P2380648
18世紀の無名画家の「女性の肖像」


P2380650


P2380651


P2380652
19世紀の無名画家の「男の肖像」


P2380654
17世紀のフランドルの無名画家の「女性の肖像」


P2380657
無名画家の「女の肖像」(17世紀末‐18世紀初め)


P2380659
17世紀の無名画家の「女性の肖像」


P2380662
ピエトロ・ルッキーニの「女の肖像」(1859)


P2380666
次の部屋です。


P2380667
カルロ・アマドーリの「ヴィッラ・ブルガリーニ」(1978‐79)


P2380669


P2380670


P2380671
ジュゼッペ・ケルビーニ(アンコーナ、1867‐ヴェネツィア、1960)の「自画像」(1946)


P2380673
アメリゴ・アシウッティ(アンコーナ、1876‐ローマ、1902)の「自画像」


P2380675
+2階に向かいました。


P2380676


P2380677
+2階の最初の部屋です。


P2380679


P2380680


P2380682
ジャチント・ブランディ(ローマ、1621‐1691)の「十字架の下見」


P2380686
アントニオ・ザンキ(エステ、1631‐ヴェネツィア、1722)の「イサクとヤコブ」


P2380688
チーロ・フェッリ(ローマ、1634‐1689)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


P2380693
カルロ・マラッティ工房の「教皇クレメンテ9世の肖像」(17世紀)


P2380695
17世紀の無名画家の「教皇アレッサンドロ7世の肖像」


P2380698
カルロ・マラッタ(カメラーノ、1625‐ローマ、1713)の「聖母子とバーリの聖二コラとサーレスの聖フランチェスコと聖アンブロージョ」(1672)


P2380701
17世紀の無名画家の「マギの礼拝」


P2380704
次の部屋です。


P2380706
グエルチーノの「無原罪の御宿リ」はピアチェンツァのファルネーゼ宮に貸し出し中でした。
楽しみにしていたので残念!


P2380709
グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖パラツィア」(1658)


P2380713
フランチェスコ・カッチャニーガ(ミラノ、1700‐1781)の「聖アンドレア・アヴェッリーノの死」


P2380715
ドメニコ・コルヴィ(ヴィテルボ、1721‐ローマ、1803)の「スッフラージョの祭壇画」


P2380718


P2380719


P2380720
サッソフェッラートの作品は彼の生まれ故郷のサッソフェッラートに貸し出されていました。


P2380722
サッソフェッラート(サッソフェッラート、1605‐ローマ、1685)の「祈る聖母」


P2380726
ジョヴァンニ・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「聖母子と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


P2380730
+2階が最上階と思っていたら、さらに上階がありました。


P2380732
またまた現代画です。


P2380733


P2380734


P2380735


P2380736


P2380737


P2380738


P2380739


P2380740


P2380741


P2380742


P2380743


P2380744
終わりました。
長い間、見ることが出来なかった傑作を鑑賞することが出来て本当に良かったと思いました。


P2380745
トイレが目立ちません。


P2380746
古い作品と新しい作品のコラボについては、私は疑問と思います。
やはり作品が描かれた順番通りに作品を展示すべきと思いました。


P2380747
以前のままの方が良かったと痛感しました。


P2380749
休館前の入り口から外に出ました。


P2380748
(おわり)



P2380533
アンドレア・リッリー(アンコーナ、1570c‐アスコリ・ピチェーノ、1631以降没)の作品が並べられています。


P2380535
アンドレア・リッリーの「磔刑と洗礼者聖ジョヴァンニとトレンティーノの聖二コラ」


P2380536


P2380538
アンドレア・リッリーの作品が並んでます。


P2380559
これらは、「トレンティーノの聖二コラの物語」となってます。
トレンティーノの聖二コラの生涯を知らないので、各場面の意味合いが分かりません。


P2380541
トレンティーノの聖二コラの物語の一場面
以下、同じです。


P2380543


P2380545


P2380547


P2380549


P2380551


P2380553


P2380555


P2380557


P2380558


P2380562
ピエトロ・テスタ通称ルッケシーノ(ルッカ、1606/1611-ローマ、1650)の「ヴィーナスとアドーネ」


P2380565
アントニオ・テンペスティ(フィレンツェ、1555‐ローマ、1630)の「イノシシ狩り」


P2380568
アレッサンドロ・トゥルキ通称オルベット(ヴェローナ、1578‐ローマ、1649)の「鍛冶屋」


P2380571
アンジェロ・カロセッリ(ローマ、1585‐1652)の「魔術師」


P2380574
制作者不明の「ベルナルド・ストロッツィ作『エマオの晩餐』のコピー画」


P2380577
ドメニコ・ペルッツィーニ(ウルバニア、1602‐アンコーナ、1673)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P2380579
ドメニコ・ペルッツィーニの「聖ジャコモ・マッジョーレ」


P2380583
アンドレア・リッリーの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノと聖パオロと音楽天使」


P2380587
17世紀のカラヴァッジェスキ無名画家の「聖ピエトロ」


P2380590
アンドレア・リッリーの「聖トッマーゾの不信」(1602)


P2380593
やっぱり現代の作品がありました。


P2380595


P2380596
アンドレア・リッリーの「サンタゴスティーノの祭壇画」(1597)
各パネルを見ておきましょう。


P2380600


P2380602


P2380604


P2380606


P2380609
次の部屋です。


P2380610
フランチェスコ・ポデスティの「ガブリエーレ・フェレッティ枢機卿の肖像」


P2380612
ドメニキーノ(ボローニャ、1581‐ナポリ、1641)の「聖アンドレア」


P2380614


P2380616
フランチェスコ・ポデスティの「男の肖像」


P2380618


P2380619


P2380621


P2380623


P2380624
フランチェスコ・ポデスティの「アントニオ・マリア・カドリーニ枢機卿の肖像」


P2380627


P2380629
(つづく)

P2380431
これらの彫刻は、マルガリトーネ・ダレッツォの帰属作品(18世紀)です。


P2380441
全部で6点あります。


P2380442


P2380443


P2380444


P2380445


P2380446


P2380448
次の部屋です。


P2380451
オリヴッチョ・デ・チッカレッロ(カメリーノ、1365c‐アンコーナ、1439)の「聖母戴冠」


P2380456
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「ウミルタの聖母と天使たち」


P2380458
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「聖母の死」
作品が乗っている台が面白い。


P2380460


P2380465
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「割礼」


P2380467
20世紀の作品は纏めて展示してほしいものです。


P2380468
古いクーラーのフィルターの残骸に見えます。いくら何でも本はないでしょう。


P2380469
次の部屋です。


P2380470


P2380473
ロッコ・マルコーニ工房の作品です。


P2380474


P2380477
「聖オルソーラに顕現する聖母子」


P2380478


P2380479
アンドレア・デル・サルト工房の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P2380485
ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソーダ、1527‐ミラノ、1596)の「聖ジョヴァンニーノ」


P2380488
「古い作品と新しい作品のコラボ」の好例です。


P2380489


P2380522
次の部屋です。


P2380492
天井の装飾


P2380493
壁のフレスコ画


P2380494
休館中にフレスコ画も修復作業が行われたと思います。


P2380495


P2380496


P2380497


P2380499
セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「フランチェスコ・アルシッリの肖像」(1516c)


P2380505
ティツィアーノ・ヴェッチェリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1490‐ヴェネツィア、1576)の「ゴッツィの祭壇画(聖母子と聖フランチェスコと聖ビアージョと寄進者)」(1520)


P2380509
ジローラモ・ディ・ティツィアーノ(ヴェネツィア、1510c‐1572以前没)の「聖レオナルドと聖マルコと聖フランチェスコ」


P2380511


P2380512
ボケ写真ですいません。


P2380515
ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480‐ロレート、1556/1557)の「アルバルダの祭壇画(聖母子と聖ステファノと聖ロレンツォと福音書記者聖ジョヴァンニと聖シモーネ)」(1538‐39)


P2380519


P2380516


P2380523
傑作が揃っている部屋です。


P2380524
次の部屋です。


P2380525


P2380526


P2380530
スパダリーノ(ローマ、1585‐1653以前没)の「ヴィッラノーヴァの聖トッマーゾの施し」
(つづく)





P2380351
絵画館の現状報告のため、現代作品を掲載してます。


P2380352
忍耐、忍耐と呟きながらやってます。


P2380353
17世紀以前の作品は全点紹介の予定ですが、それ以降の作品はかなり省略しています。


P2380354


P2380355


P2380357


P2380358


P2380360


P2380361



P2380363


P2380364


P2380366


P2380367


P2380369


P2380370


P2380372
階段を上ります。


P2380374
お待ち兼ねの+1階です。このフロアーにカルロ・クリヴェッリの作品があります。


P2380375
フランチェスコ・ポデスティの作品が並んでます。


P2380376


P2380378
年代順に作品を並べてよ👈私の独り言


P2380380
フランチェスコ・ポデスティ(アンコーナ、1800‐ローマ、1895)の「ピエタ」(1830‐31)


P2380383
フランチェスコ・ポデスティの「ピエタ」


P2380386
フランチェスコ・ポデスティの「聖母子」


P2380388


P2380390


P2380392


P2380393


P2380394
写っている作品はカルロ・クリヴェッリの「聖母子」です。非常に小さな作品であることがお分かり頂けたでしょうか?


P2380399
カルロ・クリヴェッリ(ヴェネツィア、1430/1435-アスコリ・ピチェーノ、1495)の「聖母子」


P2380401


P2380404


Crivelli,_madonna_d'ancona


P2380406
ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1491)の「聖母子」


P2380407


P2380410
17世紀の無名画家の「聖母子」


P2380412


P2380414
17世紀の無名画家の「La Carita」


P2380416


P2380418
17世紀の無名画家の「シモン・ヴーエ作『キリストの埋葬』のコピー画」


P2380420


P2380422
これは何でしょうか?


P2380423
髪の毛がついた本?


P2380424


P2380426
また新しい作品です。


P2380427
展示方法が疑問で、戸惑ってしまいます。


P2380429


P2380430


P2380431


P2380432
年代順に作品を並べて欲しい!!!!!


P2380433
新しい作品と古典作品がマッチして評論家筋から高く評価されている展示方法だそうです。


P2380434
見解の相違ですね。


P2380436


P2380437


P2380439


P2380440
(つづく)




P2380287
私的には意味不明


P2380288


P2380289
一緒に入館した2人は、この辺の作品を熱心に鑑賞してました。


P2380290
人の好みは本当に人それぞれですね。


P2380291
下の方にある手の意味が分かりません。


P2380292


P2380293


P2380294
ふ~ん、そうですか。


P2380296
くし?


P2380297
ボケ写真ですいません。


P2380298
階上に向かいました。


P2380299
-1階です。


P2380300
見たことがある顔です。


P2380301
写真かと思いました。


P2380302
オルフェオ?


P2380303


P2380304
フランチェスコ・ポデスティの作品です。


P2380305
自分の作品も寄贈したフランチェスコです。


P2380307


P2380308
フランチェスコ・ポデスティの作品です。


P2380310


P2380311
何故ピストルなの?


P2380312
彫刻も制作していました。


P2380313


P2380314


P2380315
ここから休館前に展示されていた作品が始まります。


P2380316


P2380317


P2380318
以上3点はマルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。
旧第1室の表示が残っていました。


P2380319


P2380321


P2380322


P2380323
マルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。


P2380325
パラッツォの中庭


P2380326


P2380327
監視の係員が暇そうでした。


P2380329
0階になります。


P2380328
再び現代画になります。


P2380330


P2380331


P2380332


P2380334


P2380335


P2380337


P2380339


P2380340


P2380342


P2380343


P2380345


P2380346


P2380348


P2380349
(つづく)

P1670639
アンコーナに行けば、市立絵画館が置かれている、この建物に必ず来ます。
2011年、修復工事と称して、休館となって久しいのですが、再オープンの話が一向にないので、気になって仕方がありません。


P1670640
クリヴェッリ、ティツィアーノ、ロレンツォ・ロットなどの貴重な作品を所蔵しています。


P1670641
2015年、再オープン予定とアンコーナ市HPに掲載されたこともありましたが、その記述は何時しか消去されたようで、その後、何の音沙汰もありませんでした。
2016年に関係者向けに内覧会のようなものが開催されましたが、正式オープンの話は一向に聞こえてきませんでした。
2017年になって、一般公開が再開されたことを知ったのです。ただ、木曜日夕方、金曜、土曜、日曜だけの開館で、毎週月曜から水曜まで休館(グループや学校関係の入館者については、予め連絡すれば開館)なので、旅程を組むには制約があると思っていました。
ところが、泊まっていたスペッロの花祭りが混雑し過ぎに加えて私にとって非常に退屈に思ったので、急遽、アンコーナ市立絵画館への日帰り遠足を思い立ったのです。


P2380174
従来、入り口だったところは出口になっていました。


P2380175


P2380167
このように開館時間が明示されています。


P2380177
切符売り場と絵画館入口はVicolo Foschiにあります。ちょっと目立たない場所なので、行かれる方は注意が必要です。(従来の入り口に行ってしまうと、、遠回りすることになります)


P2380164
寧ろサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会を目指していくのが良いと思います。
鐘楼横の小道を少し上ったところに切符売り場があります。


P2380165
Pinacoteca Comunaleと出ているので迷うことはないでしょう。


P2380242
開館を待つ人が2人いました。
午前中の入館者は、結局私を含めて3人でした。


P2380243
扉が開きました。


P2380244
入ってビックリです。切符売り場と入り口(勿論、出口にもなります)、ブックショップがー4階で、+2階まである、全部で7階の大絵画館に変身したのです。
14世紀頃から18世紀頃までの絵画は、主に+1階と+2階に展示されてます。


P2380245
入り口から入ると、先ず目につくのが、フランチェスコ・マッジ(アンコーナ、1829‐1891)の「フランチェスコ・ポデスティの肖像」です。
絵画館は1884年のオープンですが、当時はフランチェスコ・ポデスティが個人収集し、寄贈した作品を主に展示していました。


P2380247


P2380248
現代の作品の展示が以前と比べて拡大されました。


P2380249
サッパリ分かりません。


P2380250
この画家のことは全く知りません。


P2380251
私には理解不能です。


P2380252


P2380253
次はー3階です。


P2380254
男性の下歯が黄色です。


P2380255


P2380256


P2380257
この辺の作品は何て言うべきか、考えてしまいます。


P2380258


P2380259
少し古い時代の作品です。


P2380260
以前に見た記憶がある作品です。


P2380261
これは分かります、アンコーナの紋章です。


P2380262


P2380263
ルイージ・ロッキ・カメラータ伯爵の胸像


P2380264
ロッキ・カメラータ家は、ベルガモ出身でアンコーナやイエージで財を成しました。ロッキ・カメラータ家の収集物をルイージがアンコーナ市に寄贈したのです。


P2380265
これがマドンナですと!


P2380266


P2380267


P2380268
今度はー2階です。


P2380276



P2380269
点字?


P2380270
深淵過ぎて分かりません。


P2380271


P2380273
以上3点はロベルト・パピーニの作品です。


P2380274
ユニークな作品ばかりが展示されてます。


P2380275
このコーナーの売りは、「古い建物空間と新しい作品の見事なコラボ」だそうです。


P2380277
くたびれた中年男にしか見えません。


P2380278


P2380279
この絵画館は、現代画の展示に関して、イタリアで上位にランクされているそうです。


P2380280


P2380281
ヘルメット?


P2380282


P2380283
斬新です!


P2380284


P2380285
芸術は深遠ですね。


P2380286
(つづく)



P2380169
教会の後陣を通り過ぎて、元の道まで上りました。


P2380170
チリアーコ・ピッツェコッリ通りに戻りました。


P2380173
市立絵画館の従来の入り口です。現在は出口になってます。


P2380175


P2380177
今の入り口への行き方が図示されています。かなり遠回りしないと入り口に行けません。


P2380178
時間が余っていたので、サン・フランチェスコ教会を拝観することにしました。


P2380181
ファサードの彫刻が見所です。


P2380182


P2380185
1323年創建のゴシック様式の教会ですが、途中の修復の結果、バロック様式や新古典様式の部分が認められます。


P2380184
鐘楼の内壁にフレスコ画があるようですが、何が描かれているのか、よく分かりません。


P2380186
ファサード前から海が見えます。


P2380237
ファサードの彫刻装飾はジョルジョ・ダ・セベーニコの作品(1454)です。


P2380236


P2380189


P2380190


P2380191


P2380192


P2380193
中に入りました。


P2380194
新しく見えるのは、1953年に行われた修復によるものです。


P2380195


P2380196
味気ない天井


P2380197
主祭壇


P2380203


P2380201
主祭壇画は、ロレンツォ・ロットの「聖母被昇天」(1550)


P2380208


P2380210


P2380213


P2380215


P2380218


P2380219


P2380222
ペッレグリーノ・ティバルディの「キリストの洗礼」


P2380225


P2380228


P2380231


P2380233


P2380235


P2380187
教会下にあるバールで一息入れました。


P2380239
間もなく市立絵画館の開館時間です。


P2380240


P2380241
写真手前を右折しました。


P2380242
先客が2人いました。午前中の入館者は私を含めて3人でした。


P2380243


P2380244
入口がー4階になります。


P2380398
カルロ・クリヴェッリの作品は非常に小さいのです。


Crivelli,_madonna_d'ancona


P2380328
現代画、近代画の展示が充実しました。


P2380274
市立絵画館については、後で詳しく取り上げます。


P2380749
外に出ました。


P2380748
7年振りに傑作を見ることが出来て満足でした。


P2380750
正直なところ、以前の展示の方が遥かに良かったと思いました。特に、ルネサンス期の作品の横に現代画を展示する手法に違和感を覚えました。年代順に作品を展示して、どこが悪いの?


P2380751
このような展示法が流行していますね。


P2380752
かなり暑くなっていました。


P2380753


P2380755


P2380754


P2380756
日曜日なので、乗車できる列車が限られます。


P2380757
駅に急ぎました。


P2380759
フォリーニョ行きのRVに乗車しました。


P2380760
市立絵画館だけに行ったアンコーナ日帰り遠足でした。


P2380761
フォリーニョ駅に到着しました。


P2380762
フォリーニョからタクシーでスペッロに戻りました。
アンコーナ市立絵画館に行って、気が済みました。
(おわり)


075
2012年にアンコーナ市立絵画館に行きました。
扉が開いていたので、当然中に入りました。ところが切符売り場には誰もおらず、館内を回って漸く係員を探すことが出来ました。


076
そうしたら、係員から「修復工事のため、休館中である」と告げられました。
ご覧のように工事は行われているどころか、中はいつもと同じようでした。見せて欲しいと頼みましたが、ダメと言われてしまいました。
その後、3回アンコーナを訪れ、工事の様子を見るためにここに来ましたが、物音一つ聞こえませんでした。
昨年秋、アンコーナのHPに近く再オープンされる予定と書かれるようになりました。今春、HP上に絵画館が再オープンされたことが掲載されました。
開館時間と私の旅行スケジュールが合わなくて、今年秋か来年に行ければ良いなと思っていました。
2017年6月17日と18日、お花祭り開催中のスペッロに2泊しましたが、17日のお祭り準備の段階で、スペッロはものすごい混雑で、美術鑑賞には全く不向きであることが分かりました。
18日は、スペッロのお祭りの他にトレヴィに日帰りする予定でしたが、17日の午後11時ころに、急遽アンコーナの市立絵画館に行こうと決心したのです。


P2380113
フォリーニョ発アンコーナ行き始発列車のRVに乗車しました。


P2380114
車窓からアンコーナが見えてきました。


P2380116
午前8時半頃、アンコーナ駅に到着しました。


P2380117
アンコーナ駅前です。
絵画館が開くのは午前10時です。開館まで1時間半あるので、徒歩でチェントロに向かいました。


P2380118
この日も快晴でした。
他の街では連日40度前後の猛暑に街歩きどころではありませんでしたが、港町のアンコーナは海のせいで、それほど気温が上がらないのです。


P2380119
吹き抜ける海風が心地よく、日差しの中でも問題なく歩くことが出来ました。


P2380121
港沿いの道を真っすぐ進みました。


P2380122
観光的には、この辺は何もありません。


P2380124
ピア門が見えてきました。


P2380125
教皇ピオ6世に命によって、1787年から1789年に建設されたピア門です。


P2380128
門を潜りました。
ピア門付近が駅とチェントロの入り口のほぼ中間だと思います。


P2380127
丘上に建つドゥオーモが見えていました。
写っている架線はトロリーバスのものです。


P2380129
ピア門からドゥオーモはかなり遠いのです。


P2380131
あそこまでは、とても行く気になれません。


P2380133


P2380134
道路の下にあるのは、旧アンコーナ・マリッティマ駅です。
昔は、アンコーナ駅行き列車が頻発していて便利でしたが、合理化のため、2015年12月13日に廃止されました。


136
数回、列車を利用したことがあります。


P2380136
見えてきたのは、トラヤヌス帝の像です。


P2380137
トラヤヌス帝の命により、アンコーナ北埠頭が建設され、アドリア海のみならず地中海貿易港としてアンコーナ繁栄が導きされたことに感謝するために像が建てられたそうです。


P2380138
この辺がチェントロの入り口になります。


P2380139
1827年に建設されたTeatro della Museです。
イタリア・オペラ上演で定評がありますが、このオペラ座の特徴はモーツアルトの作品を積極的に取り上げたことでしょう。イタリア語のダ・ポンテ三部作に留まらず、普段、あまり上演されることがない、モーツアルトの「偽の女教師」などのイタリア語オペラを上演したのです。


P2380141
劇場横の道を進みます。


P2380142
この辺からアンコーナ観光が始まります。


P2380143
サン・ドメニコ聖堂です。その下にある教皇像、フォンターナ、市立博物館などが見所ですが、何回も見て飽きているので、今回は見学省略です。


P2380148


P2380150


P2380147
Piazza del Plebiscito


P2380145
日曜日の午前9時前なので、どの店もやっていません。


P2380151
L'arco della prefettura


P2380152


P2380153
トカゲの絵が描かれている案内板です。その指示に従って下に下りていきました。新絵画館の入り口は従来とは違った場所にあるのです。


P2380154
サンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会後陣です。


P2380155
13世紀に建てられたロマネスク様式のサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。


P2380157
市立絵画館修復に合わせて、この教会も修復されたようです。


P2380158
普段、開いていることは滅多にありません。


P2380160
古いフレスコ画があります。


P2380162
これですね。


P2380163
開いていたら必見です。


P2380164
例え開いていなくてもファサードと鐘楼だけでも見る価値があると思います。


P2380156
鐘楼横の道を少し上ります。


P2380165
新設された市立絵画館の入り口です。


P2380166
開館まで50分ほど時間がありました。


P2380167
(つづく)


P1670856
最近、他の人のブログを滅多に見なくなりました。


P1670857
少し前までは、他の方々のブログを時々拝見させて頂いてました。


P1670858
それらのブログによれば、私のように酷い目に遭った方々が大変少ないように思います。


P1670859
私は多分運がないんでしょうね。


P1670860
タクシーを雇って折角行った辺鄙な山奥の修道院が何故が閉まっていて、相当なお金を無駄にしたことが2回ありました。この種の経験は大変豊富ですね、私は。


P1670861
それらに懲りて、目的がオンリーワンの旅は極力避けようと決心しました。


P1670862
ミラノ、ローマ、フィレンツェ、ヴェローナなどの見どころ豊富な街に行けば、例え一か所が突発的臨時休館だったとしても、他の見どころに行けば良いので、潰しが効きます。


P1670867
アルチェーヴィアに行きたいのはやまやまですが、行ってみたら、例えばルーカ・シニョレッリの作品が修復中で観ることが出来ない、それが十分あり得るので、逡巡している今日この頃です。


P1670870
それよりも体力的なタイムリミットが間近に迫ってきてますね。


P1670869
教会があります。


P1670865
クローチェ教会ですが、平日は開きません。


P1670866
フェデリーコ・バロッチの「キリストの埋葬」があります。


P1670868
写真左の店で軽食を食べました。


P1670772
ビールは水の代わりです。


P1670775


P1670777
アナゴのフリットが珍しかった。


P1670871
この辺がチェントロの中心です。


P1670872
市庁舎
時計が午後3時を示してますが、実際は午後4時。市庁舎の時計くらいは夏時間対応にしても良いのでは。


P1670873
17世紀に建築されたPalazzo Muzio Oddi が市庁舎となってます。


P1670878


P1670879
市庁舎前にある「ネプチューンの噴水」


P1670874
ローマ広場


P1670880
紀元前5世紀頃には既にガッリ人によって町が築かれていたそうです。


P1670881
ローマの勢力拡大によって、ガッリ人の築かれた町は次第に衰退し、紀元前2世紀になるとローマのアドリア海に面した最初の植民地にされてしまいました。


P1670882
現在、この街は白い砂浜の綺麗な海水浴場として特に有名です。


P1670883
Plazzo Madtai Ferretti


P1670884
第255代教皇ピオ9世(在位1846年ー1878年)がこのパラッツォで誕生したそうです。


P1670885
綺麗に区画整理された新しい街並みが特徴です。


P1670889
古い歴史がある街で区画整理された街並みを持つのは珍しいと思います。


P1670890
古い歴史がある街でも、第二次世界大戦で大きな被害を受けたところは区画整理されている所もありますが、この街の戦災は然程ではなかったようです。


P1670891
この先で道が多少カーブしています。


P1670892
突き当りに見えるのがドゥオーモです。


P1670894
ドゥオーモに行く前に寄り道をしました。


P1670895
古い教会ではなさそうです。


P1670896
1935年に再建された教会です。


P1670898
古式ゆかしいファサードです。


P1670900


P1670899
ルネッタ上の「無原罪の聖母」の浮彫


P1670901
こちらの方が正式な名称のようです。


P1670902
寄り道を続けました。


P1670903
見どころがあまりないので、時間潰しが大変です。


P1670905
ドゥオーモです。


P1670906
代わり映えしませんなあ。


P1670907
写真右が18世紀に建築されたPalazzo Gotti


P1670908
サン・ピエトロ大聖堂です。


P1670909
美術的には殆ど見るべきものがない大聖堂です。


P1670912
閉まっていましたが、残念とは全然思いませんでした。


P1670913
ドゥオーモ広場


P1670910
木の後ろにも教会があります。


P1670915
旧サン・ロッコ教会です。


P1670914
現在は市の所有物となっており、各種催事場などとして使用されてます。


P1670916
司教館だったような・・・・・?


P1670917
道の先に門が見えます。その手前に教会があります。


P1670918
城壁は残されていませんが、門が残ってます。


P1670931


P1670932


P1670933
門を潜りました。


P1670935
何もないので元の道に戻りました。


P1670930
サンタ・マリア・マッダレーナ教会です。


P1670926
美術的には、例え開いていても拝観する気になれません。


P1670927


P1670938
チェントロ側は冴えてませんが、夏にでもなれば海側は大混雑です。


P1670940
実は、この年(2015年)の6月、イタリアは連日40度を超えるとか超えないで大騒ぎになっていました。


P1670943
ところが、この日だけはシロッコが影を潜めて、涼しい北風が吹いて一息つけたのです。


P1670944


P1670946
サン・マルティーノ教会です。


P1670947
この教会も美術ファンとしては拝観する気になれません。


P1670948
チェントロの方は大体見たので、海の方に戻ることにしました。


P1670950
セニガッリアのホテルの殆どは海側にあり、その大部分は夏季中心の営業です。


P1670951
この日のお宿も海側にあります。


P1670952
カルミネ教会です。


P1670953
ここは開いていましたがパス。


P1670961
要塞を通り過ぎて駅の反対側に出ます。


P1670962
海岸側に出ました。


P1670963
海岸は直ぐ傍にあります。


P1670964


P1670965
2日前まで猛暑だったので混雑していたそうです。


P1670966
22-23度くらい、しかも風が強い日でした。


P1670967
波が荒かった。


P1670781


P1670969
(おわり)

セニガッリアは、人口44,796人(2016年6月30日現在)のマルケ州アンコーナ県にあるコムーネです。
P2060901
私が初めて「セニガッリア」を知ったのは美術館でした。


P2060907
この有名な作品です。


P2060908
ピエロ・デッラ・フランチェスカの「セニガッリアの聖母」です。


P2070412
ウルビーノの国立美術館で展示されてます。
「セニガッリアの聖母」の由来ですが、セニガッリアの貴族がピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖母子」(2番目の写真)を所持していたからのようです。
「セニガッリア」が何処にあるかについては、知りませんでした。
ところがアンコーナからリミニに向かう途中のFSのRVの車窓からセニガッリア駅前に立派な要塞が見えたのです。その時、急遽途中下車して簡単に街歩きをしたのが初めてのセニガッリア体験でした。


P1670782
セニガッリア駅に到着しました。


P1670783
この時は、セニガッリアで2泊して、その間の中1日はアルチェーヴィアへの日帰り旅行を予定していました。


P1670784
駅を出ると、眼前にあるのが要塞です。要塞と駅の間に広い道路があり、道路の両側にバスの停留所があります。
バスターミナルは別の場所にありますが、バスの殆どは駅前から乗降できるようになってます。


P1670785
駅舎
アルチェーヴィアに向かう公共交通機関はバスしかありません。バスの時刻表を見ていたら、女子高校生と思しき2人が英語で話しかけてきたのです。私の顔にはイタリア語を話さないと書いてあります。話しかけられるのは決まって英語です。
女子高校生「何処に行くの?」
私「アルチェーヴィア」
女子高校生「アルチェーヴィアに行くバスは、今日は夕方に1本あるだけです」
私「乗るのは明日なんだけど」
女子高校生「明日は、朝の早い時間と夕方の2本しかないわ。今日も明日も学校の先生のストライキで、平日だけど学校が休校の時刻で運転されるの」
どひゃー、ビックリです。
女子高校生の言うことは多分正しいと思いましたが、バスターミナルに行って係員に確認したところ、明日もストライキが行われると思うとの事。(この時はブロークンのイタリア語)
困りました。お宿に行って、1泊するけど、もう1泊はキャンセルの了解を取ってからホテルの部屋に入って、PCで翌日以降の旅程変更を行いました。
慌てていたので、この間の写真は一枚も撮ってません。


22
アルチェーヴィアには一度行ったことがあります。(以下5枚の写真は外部サイトから拝借しました)


Palazzo_Comune_Arcevia
市庁舎


640px-Luca_signorelli,_polittico_di_arcevia
一番の目的は、この作品を観ることでした。
ルーカ・シニョレッリの傑作「アルチェーヴィアの多翼祭壇画」


20
要塞も中々のものです。


21
イタリアのバスの位置付けは大体学生が利用するものと思います。観光客が多い路線では、休校日であっても日中の減便は少ないのですが、それ以外の路線では休校日の日中は大幅に減便されるのが普通です。
アルチェーヴィアへの日帰りは、朝7時到着、夕方7時半出発ならば可能でしたが、12時間以上どうやって過ごすか適当な策が見つからなかったので断念した次第です。
公共交通機関のストは、山猫ストはあるものの、事前にある程度知りえますが、先生方のストによるバスの減便なんて予想だにしなかったので堪えました。


P1670786
気を取り直してセニガッリアの街歩きです。


P1670787
Rocca Roveresca


P1670788
要塞の前から見た駅舎です。


P1670789
要塞の周りは公園になってます。


P1670790
セニガッリアは海水浴場として有名です。
要塞がある場所に、3世紀頃、海の見張り台が築かれましたが、それが要塞の始まりです。要塞は代々の支配者によって拡大整備されましたが、現在の姿の要塞は、1474年にセニガッリアの領主となったジョヴァンニ・デッラ・ローヴェレが建築家バンチョ・ボンテッリ(フィレンツェ、1450c‐ウルビーノ、1494c)に注文して1480年に完成した、ルチアーノ・ラウラーナの影響が認められるルネサンス様式のものです。バンチョはウルビーノ公のフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロに仕え、ウルビーノの傑作を残してます。


P1670791
度々抗争の舞台となったセニガッリアなので、それに備えてジョヴァンニ・デッラ・ローヴェレが要塞を築いたとされてます。


P1670792
小競り合いはあったものの、本格的な戦闘の舞台には一度もなったことがない要塞です。


P1670793
1502年、セニガッリアはチェーザレ・ボルジアの支配下に置かれましたが、その年末に反乱が起き、直ぐに鎮圧されましたが、1503年1月3日に反乱首謀者たちの処刑がこの要塞で行われました。


P1670794
現在、要塞は博物館として公開されてますが、それ以前は刑務所でした。


P1670795
要塞が刑務所というのは、イタリアでは定番のようです。


P1670798
博物館に一度入館して懲りてますが、まあ特に他にやることがないので、入館することにしました。


P1670797
橋を渡りました。


P1670808
要塞の入り口


P1670843
写真右端が切符売り場


P1670809
中庭に置かれた大砲


P1670811
中世の頃は石弾が普通ですが、この大砲がこの大きな石弾を発射するのは無理でしょうね。


P1670810
さて、展示の方はどうなっているでしょうか。


P1670812
前回、入館した時は現代の作品ばかりでうんざりしましたが・・・・・


P1670813
やっぱり前回と同じでした。


P1670814
前回も今回も入館者は私一人でした。


P1670816
展示されて作品の数は前回よりも増えていました。


P1670818
現代モノが苦手なので、作品が展示されていない部屋を見たのですが、少し前まで刑務所だったせいなのか、少し不気味な気がしました。


P1670819
ここで貰ったパンフレットの記述が凄いんです。


P1670820
パンフレット曰く「中世の要塞に見事にマッチした現代の彫刻の数々」が売りだそうです。「全然マッチしてないよ」←私の独り言
見解の相違ですね。


P1670821
こんな展示がありました。


P1670822
この要塞に関係した人たちのようです。勿論本物ではありません。


P1670823


P1670824
要塞に付いての説明です。


P1670825
要塞の航空写真


P1670826
中世の絵画や彫刻などが展示されていた時代があったそうです。


P1670827
それらは今何処にあるのでしょうか?


P1670828
この下は要塞の牢獄です。チェーザレ・ボルジアに反乱した首謀者が囚われて拷問された部屋です。


P1670829
階上に向かいました。


P1670830
展示作品が増えました。


P1670831
年間入館者数はどのくらいなんでしょうか?


P1670832
私の予想→年間1万人以下


P1670833
礼拝堂(タベルナコロ)


P1670835
16世紀のもの


P1670837
要塞からの眺め


P1670838
ドゥオーモの鐘楼が見えてます。


P1670840
この場所から写真を撮りました。


P1670839


P1670841
それ程高い場所ではないので、平凡な眺めです。


P1670842



P1670844
要塞の外に出ました。


P1670805
セニガッリアの見どころです。


P1670800
Piazza Palazzo del Duca
建物はパラッツォ・ディ・バヴィエラ


P1670801
Palazzo del Duca


P1670803
「ライオンの噴水」


P1670802
SENAFILとは何ぞや?


P1670806
セニガッリアの最大の見どころはここだそうですから、後は推して知るべしです。


P1670848
広場の横に円形の建物が建ってます。


P1670849
フォロ・アンノナーリオ


P1670850
その横の建物は分かりません。


P1670851
市場です。


P1670852
新古典様式の柱廊が有名です。


P1670853
市場の他に食堂があります。


P1670854
昼休み中


P1670855
(つづく)

P1670637
この辺一帯はローマ時代の遺跡の上に建てられてます。


P1670639
サン・フランチェスコ教会の前が絵画館なので、どうしても目が行ってしまいます。


P1670641
修復作業のため休館と出てますが、休工が長過ぎます。


P1670642
次はサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。


P1670644
教会は低い場所にあります。


P1670645
階段を下ります。


P1670647
サンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会の後陣に出ました。ファサードは交通量の激しい通りに面してます。


P1670649
ロマネスク様式の古い建物です。


P1670650
残念ながら扉が閉まっていました。


P1670652
この地に6世紀と7世紀に建てられた小さな2つの教会がありましたが、その後の戦乱によって消失してしまいました。現在のロマネスク様式の建物が建てられたのは11-12世紀のことでした。


P1670653


P1670654


P1670655


P1670656
ファサードだけでも見る価値は十分にあります。


P1670657


P1670658


P1670659


P1670660
最近は閉まっていることが多いようですが、開いていたら拝観をお勧めします。その価値は十分にあると思います。


P1670662
ドゥオーモは丘の上にあるので、かなり上る必要があります。


P1670663
上の道です。


P1670664
道幅が狭いので、ファサードの全景が撮れません。


P1670665
15世紀に建築されたLoggia dei Mercanti、商業取引所です。


P1670667
ヴェネツィア・ゴシック様式の傑作とされる建物です。


P1670668


P1670669
道草をしてしまいました。今度こそドゥオーモに向かいます。


090
道を上っていくと港が見えてきます。


096
ローマ時代の遺跡


111
サンティ・ペッレグリーノ・エ・テレーザ教会を通り過ぎました。


115
階段を上ります。


113
上って行くに従って視界が開けてきます。


114


172
階段を上って行くとドゥオーモの後陣に出ます。


174
ドゥオーモのファサード


175
鐘楼


178
ファサード側に出入り口は普通閉まっています。聖堂内に入るには身廊側の出入り口を利用します。


179
聖堂内に入りました。


181
三廊式、ビザンチン様式の内部です。


182
重厚な感じがします。


180


197
クリプタ


198
聖チリアーコの墓


193
レオナルド・ナポレターノの「聖人たちの浮彫」(1189)


194
この浮彫が大聖堂の最大の見どころでしょう。


201
左翼廊の礼拝堂


205
地味なクーポラ


206
外に出ました。


176
ファサードの左右のライオン像


177


119


127


208
ドゥオーモの先はパスしました。


P1670670
元の道に戻りました。
この建物は15世紀に建設されたPalazzo Benincasaです。


P1670673
突き当りの広場に教会があります。


P1670675
サンティッシモ・サクラメント教会です。


P1670674
広場を挟んでオペラ劇場の前にあります。


P1670676
1538年から1776年に建設された後期バロック様式の教会です。


P1670679
開いていたので拝観しました。


P1670680
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


P1670682
傑作があるとは言えませんが、美術ファンを楽しませる数点の祭壇画があることで知られてます。


P1670681


P1670683


P1670685
クーポラ


P1670701
クーポラの四隅に描かれたフレスコ画はフランチェスコ・ポデスキの「四福音書記者」です。


P1670702


P1670684
主祭壇


P1670692
主祭壇画はフランチェスコ・カッチャニーガ(1700‐1781)の作品


P1670687
左翼廊の礼拝堂


P1670699
チェーザレ・ダンディーニ(1594‐1658)の「聖カルロ・ボッロメオ」


P1670705
18世紀のマルケの無名画家の「無原罪の御宿り」


P1670709
フランチェスコ・カッチャニーガの「パドヴァの聖アントニオの幻視」


P1670715
フィリッポ・ベッリーニ・ダ・ウルビーノ(1550‐1604)の「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


P1670718
パスクゥア―レ・チャランボーニ・ダ・トレーラ(1734‐1792)の「大天使とトビアス」


P1670689


P1670726
外に出ました。


P1670728


P1670734
サン・ビアージョ教会は見どころがあまりないのでパスしました。


P1670737
写真左に有名な泉が見えてます。


P1670738
16世紀にペッレグリーノ・ティバルディによって制作されたFontana del Calamo です。


P1670739


P1670743
この辺がチェントロの中心です。


P1670746


P1670748


P1670751
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


P1670759


136
帰りは鉄道でアンコーナ駅まで帰りました。
(おわり)

P1670515
アンコーナ駅に到着しました。


P1670516
アンコーナは交通の要衝であり、マルケ州観光の拠点です。


006
駅舎


P1670517
駅前に広い道路が走ってます。


P1670518
この日のお宿は駅前のここです。


P1670520
荷物をホテルに置いて、早速街歩きに出発しました。


P1670521
道の先に丘が見えますが、そこがチェントロです。駅からチェントロまで2km以上離れてます。


P1670523
駅からバスでチェントロに向かうのが普通ですが、この日は徒歩でチェントロに向かいました。


P1670525
途中に特に見どころがある訳ではありません。


P1670527
写真左下に鉄道が走ってます。


P1670530
日差しを避けてポルティコを歩きました。


P1670534
アンコーナ港です。


P1670533
ピア門が見えてきました。


P1670536
教皇ピオ6世の命によって1787‐98年に建設された門です。


P1670538
門の裏側


P1670537
写真左下はアンコーナ・マリッティマ駅です。


146
フェリーが見えてます。


P1670539
丘の上にドゥオーモがあります。


P1670540
サン・フランチェスコ教会に行くつもりです。


P1670541
ドゥオーモに行く予定です。


P1670542


P1670544
チェントロまで、あと500m


151
トラヤヌス帝像が見えて来たらチェントロの入り口です。


P1670546
ローマ時代、トラヤヌス帝治世の時にアンコーナが繁栄を極めていたそうです。その記念として、この像が建てられたそうです。


P1670547
ここまで歩いて約30分ほどかかりました。


P1670549
アンコーナのオペラ劇場です。


P1670548
5年ほど前は、オペラの公演予定に合わせて旅程を組むことがありました。この劇場で2度オペラを観ましたが、ここで観たノルマが今までの中で最高でした。


P1670550
先ずサン・ドメニコ教会に向かいました。


P1670551
向かうと書きましたが、至近にあります。


P1670555
サン・ドメニコ教会です。


P1670554
広場の名称はPiazza del Papa


P1670552
塔がある建物は15世紀に建築されたPalazzo del Governo


P1670556
Palazzo del Governoは、県庁舎になってます。


P1670557
開いていたので拝観しました。


058
バロック様式の内部です。


062
近年修復されたばかりの様で、新しく見えました。


061
特に印象に残るような作品はありません。


P1670553
広場を後にしました。


P1670558
次は気になっている市立絵画館に向かいました。


P1670559
カルロ・クリヴェッリなどの傑作が多い市立絵画館です。


P1670561
Via Pizzecolli


P1670562
絵画館にやって来ました。


P1670563
相変わらず閉まったままでした。


P1670564
建物の修復工事のため、休館になったのは2010年頃だったと思います。


163
休館直後は確かに工事が行われていました。


164
工事の様子を見たことがありました。


P1670565
ところが、その後、工事の物音が全くしなくなって、扉が閉じられたままで数年経過。資金難のため、再開館の目途が立たないと聞いたことがありますが・・・・・


P1670566
絵画館を過ぎれば、直ぐにサン・フランチェスコ教会です。


P1670567
アンコーナにサン・フランチェスコ教会が2つあるので、アッレ・スカラ教会とも呼ばれてます。正式名称がサン・フランチェスコ・アッレ・スカラ教会なので、名称の後半部分を用いて区別しているようです。


P1670568
1323年に建設されたゴシック様式の建物です。


P1670633
先ずファサードの見学です。


P1670622


P1670623


P1670624


P1670625


P1670626


P1670627


P1670628


P1670630
開いていたので拝観しました。


P1670570
単廊式、バロック様式の内部です。


P1670572
左右の側壁に礼拝堂が設けられてます。


P1670571
右側壁


P1670573
後陣


P1670581


P1670580
主祭壇


P1670577
主祭壇画はロレンツォ・ロットの「聖母被昇天」(1550)


P1670578
傑作です。


P1670588


P1670594


P1670598
新しそうな十字架


P1670599
その下の浮彫


P1670601


P1670604
ペッレグリーノ・ティバルディの「キリストの洗礼」


P1670607
19世紀初頭のマルケの無名画家の「聖ジョヴァンニ・ディオ」


P1670611
ジローラモ・セスティ(1560‐1603活動)の「聖マッテオと天使」


P1670574
祭壇前から見た出入口方向


P1670609
もう一度祭壇を見てから外に出ました。


P1670632
ロレンツォ・ロットの作品が秀逸でした。


P1670634
鐘楼の中にもフレスコ画があるようです。


P1670631
ファサード前から海が見えました。


P1670636
(つづく)

↑このページのトップヘ