イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: パレルモ

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16世紀のオランダの無名画家の「嘆きの聖母」


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制作者不明の「Giovanni Van Scorel 作の『マグダラのマリア』の複製画」


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16世紀の無名画家の「ユディト」


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ステファノ・ジョルダーノ(メッシーナ、16世紀)の「玉座の聖母子と大天使ミケーレとバーリの聖二コラとキリストの復活」(1541)


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16世紀のガロファロの模倣者の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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ポリドーロ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1499c‐1543)の「十字架降下と羊飼いの礼拝」


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ポリドーロ・ダ・カラヴァッジョの「盲人の治癒」


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ポリドーロ・ダ・カラヴァッジョの「聖霊降臨」


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィア(not. 1518-1557)の「ご誕生」


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィアの「エジプトへの逃避」


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィアの「聖コッラード」(1548)


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィアの「十字架降下」


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィアの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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ヴィンチェンツォ・ダ・パヴィアの「聖ジャコモ・サルヴァの物語」


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マルコ・ピーノ(シエナ、1521‐ナポリ、1583)の「変容」(1574)


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16世紀前半の無名画家の「聖家族と聖ジョヴァンニーノと天使」


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ヴィンチェンツォ・ダネーウの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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レオナルド・グラッツィ(ピストイア、1542‐1548記録)の「聖母子」


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トスカーナの無名画家の「若い男の肖像(または聖ミニアート?)」(1563)


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次の作品とセットになってます。


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ジョルジョ・ヴァザーリ(アレッツォ、1511‐フィレンツェ、1574)の「天からの恵みの追放」(1545)


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マルコ・ピーノ(コスタルピーノ、1521‐ナポリ、1583)の「サウル王の回心」(1574)


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ジローラモ・ムツィアーノ(ブレーシャ、1532‐ローマ、1592)の「聖アンドレア」


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バルトロメオ・カヴァロッツィの様式によってソフォニスバ・アングイッソーラに帰属する「聖母子」


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パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1544‐1628)の「ピエタ」


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カヴァリエ―ル・ダルピーノ(アルピーノ、1568‐ローマ、1640)の「ペルセオとアンドロメダ」


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ヴィンチェンツォ・デリ・アザーニ・ダ・パヴィア(パヴィアからパレルモで1519‐1557記録)の「聖母子と聖ピエトロ・マルティ―レと聖ステファノと聖アガタとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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16世紀後半の南イタリアの無名画家の「聖母子とパオラの聖フランチェスコと聖オリヴァ」


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Simone De Wobreck (Haarlem- Palermo, not. 1557-1587 )の「聖母の死」


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Simone De Wobreck の「聖母被昇天」


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ジュゼッペ・アルヴィーノ(パレルモ、1550以前生まれー1611)の「メダルを持つ人」


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ジュゼッペ・アルヴィーノの「(ギリシャ神話の)コルヌコーピア」
鬱陶しいギリシャ神話ものです。


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ジュゼッペ・アルヴィーノの「天上の聖母子と聖アンドレアと聖アルフィーオ、聖フィラデルフィオ、聖チリーノ、パオラの聖フランチェスコ」


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ピエトロ・ダサーロ(ラカルムート、1579‐1647)の「羊飼い」


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ガスパーレ・バッザーノ(ガンギ、1565c‐パレルモ、1630)の「割礼」


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ガスパーレ・バッザーノとレアンドロ・バッザーノ(パレルモ、1589c‐1615)の「オラトリオの集会にベアート・フィリッポ・ネリに託する聖母」(1615以前)


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ピエトロ・ダサーロの「ご誕生」(1609)


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ピエトロ・ダサーロの「マギの礼拝」


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ピエトロ・ノヴェッリ(モンレアーレ、1603‐パレルモ、1646)の「羊飼いの礼拝」


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ピエトロ・ノヴェッリの「聖母子と聖フランチェスコ」


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おおっ、これをここで観れるなんて。


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ブレラの至宝である筈がありません。←美術オタクさんからご指摘頂きました、間違いです。
以下のように訂正させて頂きます。
訂正→ロンドン・ナショナル・ギャラリーにある傑作がここにある筈がありません
美術オタクさん、ご指摘有難うございます。

しかし、この作品がここで最も良かった、と思った私です。それにしてもパレルモの画家は呑臭いですね。


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アントン・ヴァン・ダイク(アンヴェルサ、1599‐ロンドン、1641)に帰属する「聖母子」


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アントン・ヴァン・ダイクと工房の「死せるキリストへの哀悼」


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バッティステッロ(ナポリ、1578‐1635)の「眠るアモール」


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アントン・ヴァン・ダイクに帰属する「聖ロザリア」


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チェーザレ・フラカンツァーノ(1605‐1652c)の「ティシウスの苦痛」


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Jusepe De Ribera (1591-1652) の「聖アゴスティーノ」


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リベラの「聖パオロ・エレミータ」


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ピエトロ・ノヴェッリの「牢獄から解放される聖ピエトロ」


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ピエトロ・ノヴェッリの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ロザリア」


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ピエトロ・ノヴェッリの「モーゼ」


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ピエトロ・ノヴェッリの「ノエの酔い」


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ピエトロ・ノヴェッリの「モーゼ」


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アンドレア・ヴァッカーロ(ナポリ、1604‐1670)の「マグダラのマリア」


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ピエトロ・ノヴェッリの「コロニーデを殺すアポッロ」


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ピエトロ・ノヴェッリの「Santo Martire」


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ピエトロ・ノヴェッリの「Santo Martire」


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ピエトロ・ノヴェッリの「マグダラのマリアの聖体拝領」


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ピエトロ・ノヴェッリの「聖カシミーロの戴冠」


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ピエトロ・ノヴェッリの「受胎告知」


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ゲラルド・アストリーノ(1624‐1665記録)の「聖エウラリアの殉教」(1636)


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詳細不明


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マッティア・プレティの「キリストと姦通女」


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マッティア・プレティの「キリストとカナン人」


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マッティア・プレティの「四福音書記者」


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マッティア・プレティの「キリストと百人隊長」


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ルーカ・ジョルダーノの「(ギリシャ神話の)ディアニーラの強奪」


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上の作品の説明プレートです。


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ところが作品の下にはルーカ・ジョルダーノの作品と書いてあります。


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これで終わりです。


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外に出ました。


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(おわり)

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15世紀前半のシチリアの無名画家の「聖母子と聖人たちのトリッティコ」


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14世紀のピサ派無名画家の「ピエタと聖人たち」


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15世紀前半のシチリアの無名画家の「聖母子」


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シエナとマルケの影響を受けた無名画家の「聖母子と聖バルバラと聖アガタのトリッティコ」


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15世紀前半のシチリアの無名画家の「玉座の聖母子と聖キアーラと聖バジーリオ」


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Maestro di Galatina (15世紀前半)の「玉座の聖母子と受胎告知」


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Maestro del Polittico di Trapani の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(15世紀初め)


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Maestro del Polittico di Trapani の「聖母戴冠と大天使ミケーレと大天使ラッファエーレ」(15世紀初め)


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Maestro Toscano (15世紀初め)の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖パオロと聖ピエトロと聖ドメニコのポリッティコ」


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この多翼祭壇画はパレルモのサンタ・カテリーナ修道院にありました。


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Maestro delle Incoronazioni (15世紀前半)の「受胎告知」


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Maestro delle Incoronazioniの「聖母戴冠と聖ピエトロと聖パオロ」


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この祭壇画はパレルモのサン・ピエトロ・イン・バニャーラ教会にありました。


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次の展示室です。


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリア(パレルモ、1460‐1494記録)の「聖アントニオア・アバーテと聖セバスティアーノ」


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「囚われの王女を解放する聖ジョルジョ」


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Maestro del Trittico di Monreale (15世紀後半)の「聖母子と聖ヴィト―と聖カステレンセ」
聖カステレンセなんて全然知りません。


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中央パネル


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Maestro del Trittico di Alcamo (15世紀後半)の「聖母子と聖ピエトロと福音書記者聖ジョヴァンニ」(1462)


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15世紀後半の無名画家の「嘆きのマグダラのマリア」


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「玉座の聖母子と聖人たちと天使たち」


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15世紀前半の無名画家の「彩色磔刑像」
裏面にも描かれてます。


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こちらがその裏面


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ピエトロ・ルッツォローネ(パレルモ、1484‐1526)の「彩色十字架」
裏面にも描かれてます。


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こちらがその裏面です。


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「四聖女(聖アナスタシア、聖アガタ、聖ルチア、聖アポッロニア)」


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「聖アグネスと聖チェチリア」


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Maestro del Polittico di Corleone (15世紀後半)の「コルレオーネのサルヴァトーレ修道院の多翼祭壇画」


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「アブラーモと3天使」


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリア工房の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(1492)


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トッマーゾ・デ・ヴィジーリアの「バーリの聖二コラ」(1489)


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アントネッロ・ダ・メッシーナ(メッシーナ、1430c‐1479)の「受胎告知の聖母」(1473)


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この美術館を代表する傑作ですが、それ以上に西洋美術史に残る傑作です。


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これは何でしょうか?額縁?


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その説明板


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アントネッロ・ダ・メッシーナの「聖グレゴリオ」


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アントネッロ・ダ・メッシーナの「聖ジローラモ」


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マルコ・バサイティ(ヴェネツィア、1470‐1530記録)の「幼きリストを崇拝する聖母」


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次の展示室です。


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フランチェスコ・ランチッロット(フィレンツェ、1513‐1514記録)の「三位一体と受胎告知」
珍しいフランチェスコの作品がどうしてここにあるのか不思議です。


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Seguace del Maestro della Croce di Piazza Amerina の「十字架降下と聖ピエトロと聖パオロ」


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リッカルド・クアルタラーロ(シャッカ、1443‐1506)の「聖母戴冠」


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リッカルド・クアルタラーロの追随者の「彩色磔刑像」


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リッカルド・クアルタラーロの「聖母子のタベルナコロを崇める聖ロザリア」


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上の作品


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下の作品


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その説明板


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リッカルド・クアルタラーロの「聖ピエトロと聖パオロ」(1494)


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ニッコロ・ダ・ペッティネオ(ペッティネオ、1494‐1514記録)の「聖母子と音楽天使たち」(1498)


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Maestro della Pentecoste の「聖霊降臨」


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16世紀前半のシチリアの無名画家の「玉座の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖トッマーゾ・アポストロ」


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アントネッロ・クレスチェンツィオに帰属する「聖母被昇天」(16世紀初頭)


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Maestro della Pentecoste の「ピエタ」(16世紀初め)


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アントネッロ・クレスチェンツィオの「聖母の昇天」


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アンドレア・サバティーニ・ダ・サレルノ?の「洗礼者聖ジョヴァンニ」、「福音書記者聖ジョヴァンニ」


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Maestro della Pentecoste の「聖ザッカリアと聖ジュゼッペとご訪問」


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アントネッロ・クレスチェンツィオの「ラッファエッロ作『カルヴァリオへの途』のコピー画」(1538)


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マリオ・ディ・ラウリート(ナポリ、1501‐1536記録)?の「聖トッマーゾの説教」


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マリオ・ディ・ラウリート?の「司教座の聖ドメニコ」


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アンヴェルサ派無名画家の「マギの礼拝」(16世紀初め)


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ドイツ・フランドル派無名画家の「受胎告知」(15世紀)


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16世紀初めのアンヴェルサ派無名画家の「十字架降下とマグダラのマリアとアリマテアの聖ジュゼッペ」


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16世紀初めのアンヴェルサ派無名画家の「マギの礼拝」


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16世紀初めのアンヴェルサ派無名画家の「マギの礼拝と聖パオロ・と聖ジャコモ・マッジョーレ」


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Adriano Isembrandt (Bruges, not. 1510-1551)の「聖母子」


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Maestro di Santo Sangue (Bruges, sec. 16 principio)の「聖母子と天使たち」


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上の作品の説明板


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上の作品の説明板
(つづく)

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展示の質と数において、シチリア最高の美術館がパレルモのシチリア州立美術館です。


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アバテッリス宮殿です。


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宮殿の建物が美術館になってます。


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一般入館者は多くありませんが、小中学生の団体が比較的多いのが目立ちます。


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15世紀後半にフランチェスコ・アバテッリスが自宅として建築した宮殿です。


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美術館は1866年に開設されました。


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宮殿の入り口


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切符売り場


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入館しました。


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切符売場の前のロビーにある彫刻です。
15世紀後半の無名彫刻家の「聖母子」
パレルモのサン・フランチェスコ教会にありました。


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一旦、宮殿の中庭に出てから展示室に向かいます。


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美術館は1階と2階からなってます。


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1階が主に彫刻の展示で、2階が絵画の展示となってます。


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順番通りに1階から見ていきました。


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先ず彫刻の展示です。


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オッフィチーナ・パレルミターナ(15世紀後半)の「天使」
オッフィチーナとは、工場とか製作所、工房という意味ですが、他の美術館や博物館で見たことがありません。


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Maestro del Trionfo della Morte(15世紀) と弟子の「死(死神)の凱旋」


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この美術を代表する傑作と言われてます。


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オッフィチーナ・パレルミターナの「十字架」
パレルモのサン・フランチェスコ教会にあったそうです。


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オッフィチーナ・ディ・マラガ(13世紀末ー14世紀前半)の「壺」


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オッフィチーナ・パレルミターナ(15世紀末)の「ご誕生」


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ドメニコ・ガジーニ(ビッソーネ、1430c‐1492)の「授乳の聖母」


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フランチェスコ・ラウラーナ(ラウラーナ、1458‐1502記録)の「アラゴン家のエレオノーラの胸像」(1471c)
この作品も有名です。エレオノーラの胸像となってますが、アラゴン家のジャン・ガレアッツォ・スフォルツァの妻イサベッラの胸像と言われてます。エレオノーラ=イサベッラ?でしょうか。この辺がサッパリ分かりません。


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アントネッロ・ガジーニ(パレルモ、1478‐1536)の「受胎告知」


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アントネッロ・ガジーニ工房の「雪の聖母」(1516)


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アントネッロ・ガジーニの「アンザローニの祭壇」(1528)
パレルモのサンタ・マリア・デッロ・スパーシモ教会アンザローニ礼拝堂の祭壇です。


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アントネッロ・ガジーニの「聖母子」


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アントネッロ・ガジーニの「聖母子」


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アントネッロ・ガジーニの「聖母子」


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アントネッロ・ガジーニの「大天使ミケーレ」


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16世紀のロンバルドの無名彫刻家の「司教聖人」


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16世紀のロンバルディアの無名彫刻家の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


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16世紀前半の無名彫刻家の「パドヴァの聖アントニオ」


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Maestro delle Storie di Santa Cristina (15世紀後半活動)の「聖ジローラモ」


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次の展示室です。


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これらが何なのかサッパリ分かりません。


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最下段のもの


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その説明板です。


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アントネッロ・ガジーニと工房の「タベルナコロの石板」


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ドメニコ・ガジーニと工房の「柱頭装飾」
パレルモのサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会にあったそうです。


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アントネッロ・ガジーニの「聖母子」


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絵画が展示されている2階に向かいました。


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13世紀のシチリアの無名画家の「大天使」


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14世紀のシチリアの無名画家の「授乳の聖母」


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14世紀の無名画家の「磔刑」


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パラッツォ2階からの眺め


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14世紀後半の無名画家の「三位一体と受胎告知と四音楽天使」


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ヤコポ・ディ・ミケーレ(ピサ、1371‐1391記録)の「聖ジョルジョ」、「聖アガタ」


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ジョヴァンニ・ディ・二コラ(ピサ、1358‐1360記録)の「授乳の聖母」


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リッポ・メンミ(1317‐1347記録)の「聖ピエトロ」


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リッポ・メンミの「聖パオロ」


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ニッコロ・ディ・マージョ(シエナ、1399‐1430)の「玉座の聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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Maestro del Polittico di Trapani (15世紀初頭に活動)の「花の聖母」


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トゥリーノ・ヴァンニ(ピサ、1348‐1438記録)の「聖母子と聖人たちと天使たち」
保護ガラス板に対面のものが写ってしまうので、横から撮りました。


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14世紀後半の無名画家の「聖母子」


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14世紀後半のピサ派無名画家の「司教座の聖二コラ」


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14世紀後半の無名画家の「ピエタ」


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Maestro della Croce di Castelfiorentino (13世後半に活動)の「磔刑像」


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14世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子と二聖人」


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ヴェネトの無名画家(13世紀末—14世紀初頭に活動)の「ラザロの蘇生」


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ヴェネトの無名画家(13世紀末—14世紀初頭に活動)の「キリストの復活」


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14世紀初頭のビザンチンの無名画家の「聖母子」


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バルトロメオ・ペッレラーノ(カモ―リ、1339‐1348記録)の「ウミルタの聖母」(1346)


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2020年12月24日早朝に放送された「ラジオ深夜便」で、小池寿子さんが言及されていた作品がこれです。umiltaとは、謙遜、謙虚、謙譲という意味です。


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上記作品の説明板です。


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アントニオ・ヴェネツィアーノ(1370‐1388記録)の「聖母子」


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ジャコモ・セッラ(バルチェッローナ、1360‐1389記録)の「最後の晩餐」


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(つづく)

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サン・フランチェスコ広場にある面白い建物です。騙し絵が描かれています。


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サン・フランチェスコ聖堂の隣に教会のような建物があります。


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17世紀に建てられたOratorio dell'Immacolatella です。


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その隣にある建物、そうは言っても実際は続いてますが、それがサン・ロレンツォ礼拝堂(祈祷所)です。


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1569年、フランチェスコ会によって建設された礼拝堂です。


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この前を何度も通ったことがありますが、拝観するのは、この日が初めてでした。
1609年、メッシーナで数点の作品を仕上げたカラヴァッジョは、マルタ騎士からの復讐の危険を察知したのか、メッシーナからパレルモに逃亡したと言われてます。
パレルモで制作したのが、カラヴァッジョのシチリアにおける最高傑作とされる「ご誕生」です。「ご誕生」は、サン・ロレンツォ礼拝堂の祭壇を飾っていましたが、1969年10月16日の夜遅くにマフィアによって盗まれてしまいました。作品は現在も行方不明です。
現在、「ご誕生」があった祭壇には、作品のカラー写真が置かれています。
カラヴァッジョ・ファンの一人として、カラヴァッジョ所縁の地と言うことで、ここに来た次第です。


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ユニークな形をした鐘楼
この礼拝堂の見どころは、サン・フランチェスコ聖堂にも作品が7点あったジャコモ・セルポッタが1699年から1710年に制作したストゥッコ彫刻です。


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ジャコモはシチリアが産んだ後期バロック期の天才彫刻家です。この礼拝堂にある彼の作品が最高傑作と言われてます。


P1520452
毎日10時から18時までオープンしています。宗教活動は行われているようで、美術館としての扱いがされています。(拝観有料)


P1520451
10時を過ぎましたが、扉が開く気配がありません。


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イタリアではよくあることなので、驚きません。気長に待つことにしました。


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仕方がないので、暫し時間潰し。


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騙し絵がある建物の後ろにサン・ロレンツォ礼拝堂があります。


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未だ開きません。


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周囲をぶらぶら歩いて更に時間つぶし。


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遅れること30分強、漸く扉が開きました。


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臨時休館ではなくホッとしました。


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礼拝堂のキオストロ


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キオストロにおかれたジャコモ・セルポッタの胸像


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礼拝堂の入り口です。
中は写真不可でした。祭壇のカラヴァッジョ作品のカラー写真を撮るのも厳禁だそうです。カラー写真の写真撮影厳禁は納得できないと詰め寄りましたが、ダメなものダメということで、諦めました。
ということで、以下4点の写真は外部サイトから拝借したものです。(この写真は撮影OKだったから存在するわけです。日本人とみて侮られた?)


30


28
カラヴァッジョの「ご誕生」(1609c)


31
ジャコモ・セルポッタのストゥッコ彫刻


29
ジャコモ・セルポッタの作品


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後味が悪いサン・ロレンツォ礼拝堂の拝観でした。


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次は州立美術館です。


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2時間前に通り過ぎた教会です。


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次の交差点を右折しました。


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歴史的建造物です。


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公開はされていないようです。


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大分昔になりますが、一度見学したと思います。


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突き当りを左折すれば美術館の入り口に出ます。


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美術館の建物が見えてます。


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Palazzo Abatellis


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ここは小中学生などの団体で大体混雑しています。しかし、一般の入館者は殆どいません。


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州立美術館に付いては、別に取り上げる予定です。


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アントネッロ・ダ・メッシーナの「受胎告知を受ける聖母」
この美術館を代表する作品です。


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外に出ました。シチリア美術の質はそれほど高くありませんが、この美術館は鑑賞に値する作品が数多くあるので、美術ファンにとっては必訪と思います。


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正午過ぎなので、教会の拝観は終わりです。


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突き当りに教会があります。


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何という教会でしょうか?


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中央駅近くの店で昼食を食べることにしました。


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歴史的建造物?


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普通の建物でした。


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この先に公園があり、その端に大きな教会があります。


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修道院の建物です。


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大回りしないとファサード側に出ることが出来ません。


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近いように見えましたが、大回りをしたので1㎞以上歩いたと思います。


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サンティッシマ・トリニータ教会修道院です。


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入り口の門が閉まっていました。


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パレルモで行きたい所は大体行きました。


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拝観できなかった教会が若干多かったけど、それは仕方がありません。


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昼食後、更に街歩きをしましたが、キリがないのでこの辺で終わりましょう。


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(おわり)

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サン・ロレンツォ祈祷所に行く前にサン・フランチェスコ聖堂に拝観するコニしました。先ほど来た道を戻ります。


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サンタ・マリア・ディ・ポルトサルヴィ教会を通り過ぎました。


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次の交差点を左折します。


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Via Paternostro


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この先に図書館があります。


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サン・ロレンツォ祈祷所に作品を残したカラヴァッジョですが、カラヴァッジョが逃亡の途中でパレルモに来たかどうかは、記録などが一つもなく定かではありません。


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サン・ロレンツォ祈祷所を通り過ぎて直ぐの所に聖堂があります。


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1235年創建、1255年に完成したゴシック様式のサン・フランチェスコ聖堂です。


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創建以来、幾度となく地震に見舞われ、その度に修復を繰り返しました。1823年の地震によって大きな被害を受け、殆ど再建に近い大修復が行われました。また、第二次世界大戦でも大被害を受けました。
一見すると古そうなゴシック様式の建物ですが、よく見ると新しいことが分かります。


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ファサードのフレスコ画


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1924年、教皇ピオ11世によってBasilica Minore に昇格しました。


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三廊式です。建築様式は創建以来、幾度なく修復を繰り返したので、ゴシック様式、バロック様式、新古典様式が垣間見える折衷様式となってます。


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左側


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右側


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天井は新しそうに見えます。


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主祭壇


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後陣の「磔刑像」(アンドレア・チャンチ作)


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右後陣の無原罪の御宿り礼拝堂です。
この聖堂の見どころの一つです。


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ヴィト―・ダンナの「無原罪の御宿り」(1772)


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精緻な装飾です。


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これらは、彫刻家ジョヴァンニ・バッティスタ・ラグーザ(生年不明―パレルモ、1727)の代表作(18世紀)です。


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天井は、アントニオ・グラーノ(パレルモ、1660c‐1718)の「聖母戴冠」


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新しそうな柱頭


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エッケ・ホモ(この人を見よ)礼拝堂


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イグナツィオ・マラビッティ(パレルモ、1719‐1797)の「鞭打ち」


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イグナツィオ・マラビッティの「カルヴァリオへの途」


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ジャコモ・セルポッタ(パレルモ、1656‐1732)の「La Fede」(1723)
ジャコモはシチリアを代表する彫刻家です。この聖堂に8点のジャコモの作品がありますが、彼の代表作と言われてます。


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礼拝堂の天井


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ジャコモ・セルポッタの「La Mansuetudine」(1723)


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調べれば制作者等の詳細が分かると思いますが、調べる気が起きません。


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礼拝堂の床


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右側廊


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ジャコモ・セルポッタの「La Giustizia」(1723)


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ジャコモ・セルポッタの「La Verita」(1723)


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ジャコモ・セルポッタの「La Carita」(1723)


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ジャコモ・セルポッタの「La Teologia」(1723)


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マドンナ・デッラ・ネ—ヴェ礼拝堂です。


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ドメニコ・ガジーニ(1420c‐1492)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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Sepolcro Alliata


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左側廊


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パドヴァの聖アントニオ礼拝堂


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サン・フランチェスコ礼拝堂


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ジャコモ・セルポッタの「L'Umilta」(1723)


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ジャコモ・セルポッタの「La Modestia」(1723)


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外に出ました。


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(つづく)


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さて、2日目のパレルモです。


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朝食後、直ぐに街歩きに出発しました。この日の主な予定は、サン・ロレンツォ祈祷所と州立美術館に二か所に行くことでした。


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天気予報は一日中晴れ。予報通りの雲一つない快晴でした。


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先ずはサンタンナ教会(聖アンナ教会)です。


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綺麗な一角です。


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サンタンナ教会です。その隣の白い建物は旧サンタンナ修道院で、現在は現代美術館となってます。


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1606年に創建され、1632年に完成したバロック様式のChiesa di Sant'Anna la Misericordiaです。1639年に奉献されました。
1726年の地震によってファサードが崩壊、その後も度々地震に見舞われ、再建、修復を繰り返したファサードです。


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ファサードの彫刻がこの教会の見どころの一つとされてます。
ロレンツォ・マラビッティの「ピエタ」


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聖人たちの彫刻は、ロココ期の彫刻家ジャコモ・セルポッタ(1652‐1732)のデザインに基づき、ジャコモ・ペンニーノとロレンツォ・マラビッティによって制作されました。
これは「聖アンナ」です。


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「聖ジュゼッペ」


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「聖エリザベッタ」


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「聖ジャコモ」


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幸いにも開いていたので拝観しました。


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三廊式、エジプト十字形、バロック様式の内部です。


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シチリアでは名前が知られた画家たちの作品が幾つかあります。


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身廊天井の装飾はありません。


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主祭壇


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後陣の左右に翼廊があります。


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クーポラ


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カルロ・マラッタの弟子フィリッポ・タンクレディ(メッシーナ、1655‐パレルモ、1722)の「聖ディエゴの顕現する聖母子」(1704)


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礼拝堂天井のフレスコ画は、Guilliam Walsgart の「聖母の昇天」です。


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次の礼拝堂です。


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Guilliam Walsgaet の「無原罪の御宿り」(1631)


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ヴィンチェンツォ・ラ・バルベーラの「パレルモの町を祈願する聖ロザリア」(1627c)


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メルキオッレ・バッレージの「聖家族と聖アンナと聖ジョアッキーノ」(1596)


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右側廊


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磔刑の礼拝堂


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幾つかの作品があります。


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トッマーゾ・デ・ヴィジリアの「ピエタ」(1470)
1606年創建の教会に1470年制作のフレスコ画がある筈がないので、何処かにあったフレスコ画を移したものでしょう。


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詳細不明


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ヴィトー・ダンナ(パレルモ、1718‐1769)の作品です。
ヴィト―はシチリアで最も重要なロココ画家でした。


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ヴィト―・ダンナの「キリストの昇天」


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18世紀のシチリアの無名画家の「我に触れるな」


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パドヴァの聖アントニオ礼拝堂です。


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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修復中の礼拝堂が2つありました。


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左側廊


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主祭壇前から見た出入口です。


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外に出ました。


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結構楽しめた教会でした。


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教会がある同じ広場にあるホテルです。


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チェントロに泊まるとすれば、このホテルはお勧めです。


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次はサン・ロレンツォ祈祷所です。


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マルタ島から逃亡してきたカラヴァッジョが制作した『ご誕生」がかってサン・ロレンツォ祈祷所の祭壇を飾っていました。


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1969年10月、カラヴァッジョの作品はマフィアによって盗まれてしまいました。作品はその後行方不明になっています。


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カラヴァッジョ所縁の祈祷所に一度行ってみようと思いました。実は、祈祷所に行くのは、これが初めてでした。


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祈祷所が開くのは午前10時なので、それまで少し時間潰し。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り


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雲がかなり出てきました。


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広場です。


P1520335
マリーナ広場です。


P1520336
教会があります。


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サンタ・マリア・ディ・ポルトサルヴォ教会です。


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残念ながら閉まっていました。


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この先は海に出ます。


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サンタ・マリア・デッラ・カテーナ教会です。


P1520341
この教会だけは拝観したいと思っていましたが・・・・・


P1520342
(つづく)

P1520179
噴水の向こうは、サン・ジュゼッペ・デイ・テアティーニ教会です。


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特徴あるクーポラです。


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シチリアの教会建築様式を見慣れてないので斬新な感じがします。


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クアットロ・カンティにやってきました。


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植民地時代の名残であるスペイン風バロック様式ですね。


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一段目は噴水です。


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噴水は春夏秋冬を表してます。


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でも、私には各噴水の季節がサッパリ分かりません。


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二段目は歴代のスペイン総督像になってます。
イタリア統一に最後まで抵抗したシチリアですが、外国人支配時代の方を懐かしがっているのは何故なんでしょうか?パレルモにはスペイン総督像が沢山残ってます。


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三段目は、シチリアの守護聖人像となってます。


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私の眼にはみんな同じように見えます。


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しつこく勧められましたが乗りませんでした。


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四面の統一性は非常に良いと思いますが、各面の個性に欠ける嫌いがあります。


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サン・ジュゼッペ・デイ・テアティーニ教会です。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り


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次はPiazza Bologniです。


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広場はクアットロ・カンティの直ぐ傍にあります。


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Piazza Bologni です。
広場の入り口に立つのは、カルロ5世(1500‐1558)像です。
北イタリアの広場に立っている像と言えば、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世像、カヴール像、ガリバルディ像などイタリア統一の英雄が定番です。スペイン関係の立像を残して、イタリア統一の英雄像を立てない所に、北イタリアの友人は小面憎いと言ってました。


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Palazzo Alliata di Villafranca


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この日は開くことになってますが、閉まっていました。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り


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サンティッシモ・サルヴァトーレ教会です。


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開いているように見えますが、閉まっていました。


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創建は1072年でした。現在の建物は二代目となります。


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道の右側に教会があります。


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旧サンタ・マリア・デッラ・グロッタ教会です。


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旧教会の建物は図書館として使用されてます。


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ドゥオーモにやってきました。


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でも何やら様子が変でした。


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警笛音を鳴らした消防車が到着しました。


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パトカーも到着しました。早速ロープが張られ立ち入り禁止に。


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修復工事中にボヤが出たようです。


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折角来たのに、参ったなあ。
でも仕方がありません。


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燃えないで良かった!


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外観を見て終わり。


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大司教館


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ヴィットリア広場


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ヌオーヴァ門が見えてます。


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ノルマン王宮


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様々な異民族に支配されたシチリアは、異文化が混じり合う独特な文化がシチリアの魅力ですが、ギリシャ、アラブ、ノルマン、スペインなどの異文化が苦手な私としては、イマイチです。


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苦手と言うよりもハッキリ嫌いです。


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門に行っても何もないのは分かっていますが、ドゥオーモの拝観が出来なくて時間が余ったので、暇つぶしに行きました。


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修復工事中でした。


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何か冴えませんなあ。
シエナの方が良いなあ。


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門を潜って、向こう側に出ました。


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ここまで来たならば、パラティーナ礼拝堂は必訪です。


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26
拝観する価値があります。


27
モザイクだらけの内部です。


25
傑作、秀作の宝庫です。


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外に出ました。


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小雨が降ってきました。


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この時は、パレルモに2泊したのですが、オペラの公演はありませんでした。


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市場を経由してホテルに戻ることにしました。


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旧教会の建物はリストランテになってます。


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市場にやって来ました。


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夕方なので大半の店が閉まっていました。


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カルミネ教会でしょうか?


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「チントラの聖母」


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果物を買いました。日本の果物は高過ぎです。


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教会ですね。


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サンタ・クローチェ教会?
(つづく)


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この日は、ミラノ・リナーテ空港からパレルモに飛びました。


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搭乗口は前と後ろの2箇所でした。


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私は前方から搭乗しました。


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バスではなくて鉄道利用で中央駅に向かいました。


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パレルモ空港から鉄道に乗るのは初めてでした。定時運行でも時間がかかり過ぎ、その上、遅れもあるのでお勧めしません。


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車内はガラ空きでした。


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1時間20分ほどで漸く中央駅に到着しました。


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このような感じの建物が多いですね。


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ホテルに向かう前に、気になるバスの時刻を確認することにしました。鉄道よりも圧倒的にバスの方が便利なシチリアですが、バスで2度痛い目に遭っているので油断禁物です。


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新しいバスターミナルです。
日本と比べて、いい加減度が高いイタリですが、いい加減度が最も低い街はヴェネツィアでしょうね。ヴェネツィア共和国時代の精神が今でも生きていると思います。


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バス時刻が確認できたので、ホテルに向かいました。


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パレルモ中央駅の駅舎


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誰の騎馬像?


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ホテルはローマ通りに面してます。


despalmes
このホテルです。
イタリアのホテルの星の数は当てにはなりませんが、滞在中の快適さを優先して、このところ4つ星以上のホテルに泊まることを原則にしてます。多少費用は掛かりますが、あの世に金を持って行くことが出来ませんから節約しても無意味です。(そうは言っても100歳以上長生きしたらどうしよう)


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チェックインを済ませてから、街歩きの開始です。


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裏通りの足を踏み入れました。


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この通りは未だマシな方でしょう。シチリアに来ると、人々の貧しさを垣間見ることが屡ですが、わざわざ観光に来てまでもそれを見たくないという思いがあります。


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裏店を見ても仕方がないので、表通りに戻りました。


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通称”自転車通り”


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教会でしょうか?


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県庁舎だったような・・・・・


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Palazzo della Provinciaと書いてあります。


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サントルソーラ教会です。


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ピエトロ・ノヴェッリ、アントニオ・マンノなどの18世紀の作品があるので、開いていたら拝観の予定でした。


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1662年の創建


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シチリア式?の鐘楼


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Via Maquedaです。この先にクアットロ・カンティがあります。


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修道院の一部は修復工事中でした。


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市立歴史古文書館です。


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旧トレンティーノの聖二コラ修道院でした。


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16世紀に建設された旧修道院です。


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隣接する教会の方は未だ現役です。


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トレンティーノの聖二コラ教会です。


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閉まっていましたが、元々碌な美術作品しかないのでパスするつもりでした。


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Via Maquedaを更に進みました。


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サン・カタルド教会です。


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大学の建物だったと思います。


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観光案内所


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聖カタルドと言う聖人は知りません。シチリアの教会はあまり聞きなれない聖人に奉献していることがあります。


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ベッリーニ広場


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マルトラーナ教会です。


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こちらの方が正式名称です。


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サン・カタルド教会の後陣


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マルトラーナ教会の鐘楼の見学です。


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この柱頭は新しい?


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この辺は古そう?


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もう一つ教会があります。


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1566年から1596年に建設されたサンタ・カテリーナ教会です。


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ベッリーニ広場の名称の由来となったベッリーニ劇場です。


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劇場は1726‐1742年に建設されました。


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教会が開くのを待ちました。


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扉が開けられる筈の午後3時半をかなり過ぎても開く気配がありません。


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仕方がないので、拝観を諦めて隣のプレトーリオ広場に行きました。


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この広場近くに教会が三つあります。


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プレトーリアの噴水


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サン・ジュゼッペ・ディ・テアティーニ教会


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天気が悪くなってきました。


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写真右は大学の建物でしょうか?


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この教会は?サンタンナ?


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廃ビル?


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P1520177
(つづく)

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