イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: モンタルチーノ

P1430248
14世紀のシエナの無名彫刻家の「聖母子」


P1430251
12世紀末の無名彫刻家の「磔刑像」


P1430254
14世紀末の親方の「長持ち」


P1430257
13世紀後半の無名画家の「聖母子と2天使」


P1430259
14世紀初頭のシエナの無名彫刻家の「キリストの洗礼」


P1430262
小品の数々


P1430264
ジャンボローニャ〈ドウアイ、1529‐フィレンツェ、1608)の「磔刑像」


P1430266


P1430267
Museo Diocesanoの定番とも言える展示


P1430268


P1430269


P1430270
これも定番の展示


P1430271


P1430272
当たり前ですが、聖職者の職位によって着るものが違います。


P1430273


P1430274
15世紀末のシエナの無名彫刻家の「祈る天使」


P1430276
16世紀第1四半世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「幼きキリスト」


P1430278
14世紀前半のシエナの無名彫刻家の「モンタルチーノの紋章」


P1430280
壺の数々


P1430281


P1430282
17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖フィリッポ」


P1430283
17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖ジャコモ・マッジョーレ」


P1430284
ドメニコ・カファッジ(セッティニャーノ、1530‐シエナ、1608)の「兵士」と「ムーア人」


P1430288
17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖ジュゼッペ」


P1430289
ドメニコ・カファッジの「聖ジュゼッペ」


P1430310
サンタゴスティーノ教会のステンドグラス


P1430311
これで美術部門は終わりです。博物館部門に移る前のお気に入りの作品をもう一度見て回りました。


P1430292


P1430294


P1430298


P1430300


P1430302


P1430306


P1430308


P1430313
一旦キオストロに戻りました。


P1430314
モンタルチーノの要塞の模型が展示されています。


P1430315
Maestro del 1346のフレスコ画
キオストロ回廊の壁にあります。


P1430316
Maestro del 1346のフレスコ画です。1346年に制作されました。


P1430320
Pittore senese del 1438の「磔刑と聖ピエトロと聖パオロ」(1438)


P1430323


P1430324
博物館部門です。


P1430339
ローマ時代の兵士が出迎えてくれます。


P1430325
モンタルチーノの遺跡からの出土物が主に展示されてます。


P1430327
考古学部門というわけです。


P1430328


P1430329


P1430330


P1430331


P1430332


P1430333


P1430334


P1430335


P1430336


P1430337
これで終わりです。


P1430345
外に出ました。


P1430350
シエナ派画家の作品に良いものが揃ってます。


P1430343
(おわり)

P1430587
サンタゴスティーノ教会から坂道を下り広場に出ます。


P1430590
ガリバルディ広場です。


P1430591
広場に面して建つ教会がChiesa di Sant'Egidioです。


P1420606



P1430598
1325年に完成、1325年に奉献されたゴシック様式の建物です。


P1420604
1462年、教皇ピオ2世によって、モンタルチーノは単独の司教区に昇格されましたが、それまで、この教会が教区教会でした。


P1430449
身廊外観


P1430446
鐘楼


P1430448
鐘楼と後陣


P1420656
ポータル上ルネッタにフレスコ画があったとされてますが、今は何も残されていません。


P1420602
拝観しました。


P1420607
単廊式、ゴシック様式の内部です。翼廊が無い単純な構造をしています。


P1420610
左側壁


P1420609
右側壁


P1420611
天井


P1420647


P1420613
主祭壇と後陣です。
主祭壇はアレッサンドロ・カソラーニ(1552‐1607)の作品です。


P1420624
主祭壇の「磔刑像」および左右の彫刻もアレッサンドロ・カソラーニの作品です。彫刻も含む祭壇すべてがカソラーニによって制作されました。


P1420615
創建時のフレスコ画です。
14世紀のシエナ派無名画家による「聖母子と4聖人(聖クリストフォロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、福音書記者聖ジョヴァンニ?、大天使ミケーレ)」


P1420618
ディオニシオ・モントルセッリの「無原罪の御宿り」(17世紀初頭)


P1420626
詳細不明


P1420649
詳細不明


P1420630
18世紀初頭の無名画家の「聖フィリッポ・ネーリの前に顕現する聖母子」


P1420636
フランチェスコ・コッツァ(1605‐1682)の「聖母子と聖人」(1660‐70c)


P1420639
フランチェスコ・コッツァの「聖母子と聖ジョアッチーノと聖アンナ」


P1420642
詳細不明


P1420645
主祭壇をもう一度見ました。


P1420633
主祭壇から見た入口方向


P1420653
外に出ました。


P1430476
こんなことを言ったら叱られそうですが、拝観して損が無い教会と思います。


P1420605
(おわり)

P1430091
14世紀第2四半世紀のシエナの無名彫刻家の「磔刑像」


P1430095
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と聖人たち」


P1430099
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「聖シジスモンド」


P1430107
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌート(シエナ、1470‐1524)の「聖レオナルド」


P1430110
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートの「パドヴァの聖アントニオ」


P1430114
フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノの「磔刑像」


P1430117
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートの「聖家族」


P1430122
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートと協力者の「聖母被昇天と聖フランチェスコとパドヴァの聖アントニオ」(1510c)


P1430126
マルティーノ・ディ・バルトロメオ(シエナ、1389‐1435記録)の「大天使ミケーレ」と「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1430127
光るので角度を変えて撮ったけれど大差なし。


P1430131
ヴェッキエッタ(シエナ、1410‐1480)の「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1430133
次の作品とセットになってます。


P1430134
Maestro della Santa Caterina d'Alessandro (15世紀前半シエナで活動)の「受胎告知」


P1430138
サーノ・ディ・ピエトロ(シエナ、1406‐1481)の「ウミルタの聖母」


P1430141
サーノ・ディ・ピエトロの「シエナの聖ベルナルディーノ」


P1430145
ジョヴァンニ・ディ・トゥリーノ(シエナ、1414‐1443記録)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1430147
ウルバーノ・ダ・コルトーナ(コルトーナ、1426?-シエナ、1504)の「ルーパ(雌狼)」


P1430150
アンドレア・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1435‐1525)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ピエトロと2天使」(1507)


P1430154
ペッレグリーノ・ディ・マリアーナ・ロッシーニ(シエナ、1449‐1492記録)の「聖母子と2天使」


P1430157
ジローラモ・ディ・ドメニコ(シエナ、1479‐1513記録)の「聖母子」


P1430162
ピントゥリッキオのサークルの「聖母子」


P1430165
ジョヴァンニ・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1469‐1529)の「花輪」


P1430168
15世紀のフィレンツェの工芸家の「聖母子」


P1430171
アレッサンドロ・カソラーニ(1552‐1607)の「タベルナコロ」


P1430174
ヴィンチェンツォ・タマーニ(サン・ジミニャーノ、1492生まれ、1530まで記録)の「慈悲の聖母」


P1430180
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(シエナ、1494?-1551)の「磔刑」


P1430183
ドメニコ・ベッカフーミの模倣者の「聖家族とシエナの聖カテリーナ」


P1430187
16世紀後半のフィレンツェの無名画家の「キリスト」


P1430190
マルコ・ピーノ(シエナ、1521‐ナポリ、1582以降没)の「聖家族と聖フランチェスコ」


P1430193
ドメニコ・カファッジ(セッティニャーノ、1530‐シエナ、1608)の「祈る聖母」


P1430196
次の作品とセットになってます。


P1430195
ドメニコ・カファッジの「受胎告知」


P1430197
展示室天井


P1430199
フランチェスコ・ルスティーチ(シエナ、1592‐1626)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノとベアート・ベルナルド・トロメイと聖オノフリオ」


P1430203
ティベリオ・ビッロ(シエナ、1564‐1587)の「ロザリオの聖母」


P1430209


P1430208


P1430207


P1430206


P1430211
フランチェスコ・バルタリーニ(シエナ、1564‐1587)の「ロザリオの聖母」


P1430216


P1430214


P1430221
16世紀のシエナの無名画家の「磔刑と聖ビアージョと聖フランチェスコ」(1571)


P1430223
ドメニコ・マネッティの「聖アゴスティーノ」


P1430226
フランチェスコ・バルタリーニの「聖痕を受ける聖カテリーナ」


P1430229
ヴィンチェンツォ・タマーニの「聖母子」


P1430232
カルロ・チニャーニの「トッマーゾ・チェルヴィオーニ(1673‐1742)の肖像」


P1430236
16世紀末の無名画家の「フラ・アントニオ・ポージ(1528‐1580)の肖像」


P1430238
アウレリオ・ミラーニの「フオーコ・ディ・フォルリの聖母の奇跡」(1725)


P1430242
アルトゥーロ・ルチア―ニ(モンタルチーノ、1861‐1936)の「シエナの人々への種痘」


P1430244
アルトゥーロ・ルチアーニの「アマゾンへのリオへの宣教師の上陸」
(つづく)

何時もなら古寺巡礼ですが、19世紀に再建されたドゥオーモなので新寺巡礼とタイトルを代えました。
P1420682
チェントロの広場から坂道を上がります。


P1420684
直ぐに教会の建物が見えてきます。


P1420685
モンタルチーノのドゥオーモです。


P1420686
モンタルチーノは、シエナーコッレ・ディ・ヴァル・デルザーモンタルチーノ司教区に属してます。シエナ大聖堂に司教座が置かれているので(実際は大司教座が置かれています)、正式名称はConcattedrale del Santissimo Salvatoreです。


P1420689
11世紀に建てられ、Santissimo Salvatoreに献じられたロマネスク様式の教会が前身です。1462年、教皇ピオ2世によってモンタルチーノは単独の司教区に格上げされ、それと同時にこの教会が司教座教会に昇格しました。


P1430569
11世紀建設のロマネスク様式の建物は、その後の地震や経年劣化によって危険な状態となったので、19世紀初頭に建物の再建が決まりました。


P1430570
シエナ出身の当時の大建築家アゴスティーノ・ファンタスティーチの設計によって、1818年工事着工、1832年完成、1832年に奉献された新古典様式の二代目の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。


P1430571
鐘楼は初代の建物のものですが、創建時の鐘楼は落雷によって一部倒壊したので、18世紀に再建された、比較的新しいものです。


P1420692
コリント式を模した列柱と柱廊が特徴です。


P1420694
三廊式、新古典様式の内部です。


P1420714
ギリシャ十字形をしています。


P1420715
美術的な見どころが3点あります。


P1420696
内陣中央から見た左側廊方向です。


P1420739
左側廊


P1420695
内陣中央から見た右側廊方向です。


P1420742
右側廊


P1420697
私の趣味嗜好の観点では味気ないですね。


P1420698
主祭壇と後陣


P1420719


P1420700
後陣の天井


P1420701


P1420702


P1420704


P1420707


P1420709
フランチェスコ・ヴァンニの「無原罪の御宿りと幼きキリスト」


P1420710
初代の建物あった祭壇画です。


P1420716


P1420717


P1420721
フランチェスコ・ヴァンニの「砂漠の洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1420724
洗礼盤


P1420726
この素朴な彫刻に魅かれました。


P1420728


P1420731
「おっ! これがここにあったか」
あるわけがありませんね。残念ながら写真です。


P1420736


P1420738


P1420740


P1420705
主祭壇前から見たファサードの裏側方向です。


P1420706
今も残るロマネスク様式の教会や修道院は貴重な存在であることが良く分かります。


P1420744
外に出ました。


P1420746
ファサード前の広場


P1420748
司教館


P1420688
坂を下りました。
(おわり)

P1420664
ドゥオーモと要塞を結ぶVia Ricasoliです。


P1420663
通りの名称が書かれいます。見えているのはサンタゴスティーノ教会です。


P1420666
サンタゴスティーノ教会です。


P1420954
教会の隣にある建物はサンタゴスティーノ神学校ですが、学校は廃止され、その建物が市立美術館として使用されてます。


P1430343
写真左が旧神学校の建物です。


P1420671
1925年、モンタルチーノの教会などから集められた美術品の特別展が開催され、大成功を収めたので、その展示物を中心に美術館設立の機運が高まり、1953年に市立美術館が発足しました。


P1430342
美術館の入り口です。
1958年に規模が拡大されると共に、整備が進み、現在の美術館となったのは1997年のことでした。
正式名称は、Museo Civico e Diocesano d'Arte Sacraと言います。


P1430340
旧神学校のキオストロ


P1430341
写真右端が切符売り場です。


P1420956
最初の展示室に入ると、先ず大きな多翼祭壇画が目に飛び込んできます。


P1420971
バルトロ・ディ・フレディ(シエナ、1353から記録、1410没)の「聖母戴冠のポリッティコ」(1388)
モンタルチーノのサン・フランチェスコ教会にありました。作品の裏面ににバルトロの署名と制作年が記載されてます。


P1420957
中央パネル


P1420959
頭頂部


P1420961
向かって左


P1420962
向かって右


P1420963
裾絵


P1420964
欠落しています。


P1420965


P1420966


P1420967
裾絵2枚が欠落しています。


P1420968


P1420969
アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ(14世紀後半にシエナで活動)の「受胎告知する天使」(1370)


P1420970
ドメニコ・ディ・アゴスティーノ(シエナ、1343‐1367記録)?の「受胎告知される聖母」(1369)


P1420977
バルトロ・ディ・フレディの「聖母子」


P1420979


P1420982
Maestro di Ponzano (14世後半にシエナで活動)の「聖母子と聖アンサーノと聖ロレンツォ」(1382)


P1420987
ジョヴァンニ・ディ・アゴスティーノ(シエナ、1331‐1347記録)の「磔刑像」


P1420989
フランチェスコ・ディ・セーニャ(シエナ、1328‐1339記録)の「聖母子と4聖人」


P1420991
中央の「聖母子」


P1420995
左は「アレッサンドリアの聖カテリーナ」と「司教聖人」


P1420997
右は「福音書記者聖ジョヴァンニ」と「修道僧聖人」


P1430002
14世紀の無名画家の「聖母子と2聖人と3天使」


P1430004
「聖母子」


P1430005
「聖ニコロ」


P1430006
「聖ドメニコ」


P1430007
向かって右の天使


P1430008
中央の天使


P1430010
向かって左の天使


P1430012
アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ?の「聖母子」


P1430015
バルトロ・ディ・フレディの「ピエタのキリスト」


P1430019


P1430021
バルトロ・ディ・フレディの「十字架降下のポリッティコ」(1383)
モンタルチーノのサン・フランチェスコ教会にありました。バルトロの署名と制作年が記されてます。


P1430024
中央


P1430026
向かって左


P1430027
向かって右


P1430030
バルトロ・ディ・フレディの「4聖人」


P1430033
左は「聖フランチェスコと聖パオロ」


P1430037
右は「聖ピエトロとパドヴァの聖アントニオ」


P1430040
Maestro del Crocifisso dei Disciplinati (シエナで14世紀後半に活動)の「受胎告知」


P1430042
15世紀後半の後期ゴシック様式の無名画家の「磔刑」


P1430046
アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ?の「磔刑像」


P1430050
シモーネ・マルティーニの協力者の「聖母子と2天使」


P1430054
アンブロージョ・ロレンツェッティの弟子の「マエスタ」


P1430059
アンブロージョ・ロレンツェッティ(シエナ、1290c‐1346)の「聖ピエトロ」と「聖パオロ」


P1430066
14世紀第4四半世紀のシエナの無名彫刻家の「磔刑像」


P1430068
Maestro del 1346 (シエナで14世紀中ごろに活動)の「聖母子と2聖人」(1346)


P1430071
「聖母子」


P1430073
「聖アゴスティーノ」


P1430076
「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1430079
ルーカ・ディ・トンメ(シエナ、1355‐1389記録)の「聖母子」


P1430082
フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノ(シエナ、1401‐1435記録)の「聖ピエトロ」


P1430087
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニ(シエナ、1436‐1518?)の「十字架を手にするキリストと大天使ミケーレと聖エジーディオ」
(つづく)









P1430491
さて、翌朝です。午前8時過ぎに出発しました。


P1430605
もう開店しているんですねえ。流石に試飲は早過ぎます。


P1430492
このまま真っ直ぐ行けば城塞に出ます。しかし、前日と同じ場所に行ってはつまらない。


P1430495
前日行かなかった場所に極力行くように努めました。


P1430496
でも結論を言えば、行った所は前日行った所ばかりでした。


P1430499
その理由は狭いチェントロなので、行く場所が限られるからでした。


P1430500
同じ場所のコメントをしても仕方がないので、写真だけ載せることにしましょう。


P1430498


P1430502
前日、夕食を食べたオステリアです。


P1430504
幸いにも閉まっていました。開いていれば誘惑されて千鳥足になるところでした。


P1430505
若い頃は酒に強かったので、時には朝酒でも平気でしたが、年を重ねる毎に弱くなりました。少し前までは、昼食と夕食にワインを1本づつ飲んでも快適そのものでしたが、2年前頃からシンドクなってきました。


P1430506
この辺の建物は古そうに見えます。


P1430508
耐震性が気になります。


P1430511
旅行中に地震に遭って、古い建物に埋もれても本望と思ってます。


P1430512


P1430513
勝ち角のタベルナコロ
光輪の造りに工夫が認められます。


P1430515
この辺はチェントロの南西にあたります。


P1430517


P1430519
石畳の、アップダウンのキツイ道を楽々とジョギングする人がいました。


P1430520
サン・フランチェスコ教会?


P1430522
オルチャの谷は朝靄の中に沈んでいました。


P1430525


P1430526


P1430528
この先は行き止まり?


P1430530
突き当りの家を左に折れると急坂がありました。


P1430532
あの教会が開いているかも知れない、と思いました。


P1430534
残念! この日の朝も閉まっていました。


P1430535


P1430536


P1430538
前の日にも来たところです。


P1430539
西門に行ってみることに。


P1430540


P1430541


P1430545
チェントロの西にある門です。


P1430547
Porta Burelli


P1430549
城壁の外に出ました。


P1430550
城壁外は何もなし


P1430546
城壁内に戻りました。


P1430552
どうしても同じ場所に来てしまいます。


P1430553
小さな公園で一休み。
以前、公園のベンチと思って座っていたら、個人の庭にあるベンチであることを指摘され赤っ恥をかいたことがあります。ここも個人のお庭風でありましたが、公園でした。


P1430554


P1430558


P1430561


P1430563


P1430564


P1430567
ドゥオーモです。


P1430568


P1430570
もう一度拝観しようと思いましたがダメでした。


P1430571
普通、教会が開く時間でした。


P1430573
前日拝観したので、気にしません。


P1430574
また来る時の楽しみにとっておきましょう。


P1430577


P1430578
青空市が立ってました。


P1430579
修復作業でも覗こうか、と思ったら閉まっていました。


P1430580


P1430581


P1430583


P1430584
中国人が青空市を出してました。


P1430585


P1430587
ガリバルディ広場


P1430588


P1430590
サン・エジーディオ教会は開いてました。


P1430592
日帰りの観光客が来るには少し早いので、人通りが少ない。


P1430593
目線を絶対に合わせてくれなかったワンちゃん。


P1430595
街を一回りしましたが、特に何もありませんでした。


P1430598
特に何もないのが収穫です。


P1430597


P1430601


P1430603


P1430608
2時間半の散歩でした。


P1430609
誘惑に負けず素面で街を後にしました。


P1430611
(おわり)

P1430445
要塞の近くにあるサンタ・クローチェ教会です。1785年に再建されたものの、前の建物にあった16世紀のフレスコ画やベルナルディーノ・フンガイなどの祭壇画があるので、開いていればとの淡い期待を抱いてましたが、予想通り閉まっていました。


P1430446
鐘楼はサン・エジーディオ教会のものです。


P1430448


P1430447
観光客を見なくなりました。


P1430450
だまし絵の窓ですが、この出来で騙される人はいませんね。


P1430449


P1430452
ガリバルディ広場


P1430454
サン・エジーディオ教会にもう一度拝観しました。


P1430457
広場の直ぐ傍にスーパーがあります。


P1430458
果物を買いました。


P1430459
日帰りの観光客が多いとみえ、夕方になると観光客がめっきり少なくなりました。


P1430460


P1430461
この建物は何でしょうか? 教会?


P1430464


P1430465
サンタゴスティーノ教会の修復作業はまだ行われていました。


P1420945
仕事熱心で頭が下がります。


P1430467
閉館していた市立博物館


P1430466
小さなチェントロなので、同じところを何度も行き来します。


P1430468


P1430471


P1430473


P1430474


P1430476


P1430478


P1430479


P1430482


P1430483
市庁舎の塔にある紋章


P1430485


P1430486
こうして一日目が終わりました。終わってません! 夕食後の悪夢がありました。


P1430488
一旦B&Bに戻りました。この時はすべての扉が開いていたので問題ありませんでした。でも夕食が終わり、戻ってきた時が最悪でした。


P1430487
(つづく)

P1430350
博物館から要塞までは一本道で200mほどの距離でしょう。


P1430351
Fortezza di Montalcinoです。


P1430352
13世紀に建てられた城壁を内蔵して、シエナの建築家ミーノ・フォレージとドメニコ・ディ・フェオの設計によって1361年に建設されました。


P1430353
この街の最高点に築かれているので、ここからの見晴らしが良いことで知られてます。五角形の構造をしてますが、見た目でそれを実感するのは難しいと思います。


P1430354
Porta al Cassero


P1430355
Piazzale Fortezza


P1430356
監視塔に上ることが出来ます。確かお金を払ったような気がします。


P1430358
要塞の前から撮りました。ドゥオーモ?


P1430359
要塞内に入りました。


P1430439
ここはエノテカが名物なんですが・・・・・


P1430368
誰もいませんでした。


P1430367
既に営業終了! ここでの試飲が楽しみでしたが残念でした。


P1430440
思わず、デオクレティアヌスだと心の中で叫びました。ディオクレティアヌスではありません、「出遅れティアヌス」なんです。


P1430363
先ず内部を見学しました。ここは無料です。


P1430364


P1430365


P1430366
上に上ることにしました。


P1430372
切符売り場は閉店したエノテカの事務所です。


P1430420
監視塔にも上りました。ここから見る景色が最高です。


P1430371
サン・フランチェスコ教会です。


P1430380
この時は教会に行きませんでした。


P1430375
遮るものが何もない、正に絶景ポイントです。


P1430373
贅沢を言えば、もう少し澄み切った青空が欲しかった。


P1430377
360度見渡せます。


P1430381
サンタゴスティーノ教会


P1430382
ドゥオーモ


P1430383


P1430386


P1430387


P1430389


P1430393


P1430397


P1430403


P1430406


P1430422


P1430436


P1430442


P1430362


P1430443
(つづく)

P1420872
午後3時から予定されているサンタゴスティーノ教会のフレスコ画修復のガイドツアーに向かいました。


P1420876
15分あれば行けるだろうと思っていたら、何とこの細い道を通れば数分で行けたのでした。


P1420875
地図に載っている道はメインのものだけでした。


P1420877
ここを上ればマッツィーニ通りに出ることが出来ます。(この時はそれを知りませんでした)


P1420878
振り返ったところです。


P1420883
観光案内所で貰った精巧な地図はカバンに入れっぱなしで見ないという悪癖が抜けません。専らブログを書くときに地図を見てるだけです。


P1420888
自分が通った道のVia○○と書いてある標識がありますが、これを写真に撮っておくことにしてます。それをやっておくと、ブログを書くときに大いに参考になります。


P1420889


P1420893
未だ2時45分です。15分ほど暇つぶしが必要です。全くの想定外。


P1420895
遠くに行く訳に行かないので、午前中に見たところをブラブラ。


P1420897


P1420898
この15分は長かった!


P1420899
サンタゴスティーノ教会は目と鼻の距離


P1420900


P1420901
イタリア語の説明ツアーは午後2時からで、既に終わっていました。


P1420951
私が参加したのは英語のガイドツアーでした。


P1420907
色鮮やかに蘇らせるというよりも、フレスコ画に痛みがある部分を修復する方に注力して行われていました。


P1420910
点々と白くなっている部分が痛みがある所で、ここに同じ色の顔料で塗っていくのです。


P1420911
修復前に比べて色鮮やかに蘇り過ぎて、感じが全く違うという、かなり違和感がある修復もありますが、ここは違いました。


P1420914
ここは既に修復が終わったところです。


P1420916


P1420940
お金と労力がかかります。


P1420952
大変興味深い経験でした、良かったです。


P1420954
次は教会の隣にある市立博物館です。


P1420955
ここも良かった!


P1430341
展示作品については別途取り上げることにします。


P1430343
次は要塞に向かいました。


P1430344
(つづく)

P1420827
ラピーニ通りの坂を下りました。


P1420828
雲行きが怪しい。傘はB&Bに置いてきたバッグの中。


P1420831
この道幅に注目。
右側の建物のこちら側と向こう側に道幅は広いのですが、建物が道に出っ張って急に道幅が狭くなってます。丁度その時小型トラックが来たのですが、サイドミラーを畳んでギリギリ通って行きました。建物の壁を削って道幅を広げろ、なんて言わないのでしょうね。


P1420833
道路上の建物は、明らかに後になって付け加えられたものでしょうね。


P1420834
パデレッティ通りをサン・フランチェスコ教会に向かって進みました。


P1420835
16世紀に建てられたマドンナ・デッラ・パーチェ教会です。ビアンキ教会とも呼ばれてます。

P1420836
教会はその機能を停止して、現在は市立救急病院になってます。


P1420838
市立救急病院に隣接しているのが、13世紀に建てられたサン・フランチェスコ教会です。18世紀に現在の姿に改造されました。



P1420839
ヴィンチェンツォ・タマーニやヴェントゥーラ・サリンベーニなどのフレスコ画があるので、楽しみでしたが閉まっていました。


P1420841
サン・フランチェスコ修道院の扉が開いていました。


P1420842
現在は市の所有建物になっていて、病院の一部として使用されている他、会議室や展示場にもなってます。


P1420843
14世紀のシエナ派画家によって描かれたフレスコ画の痕跡が微かに残ってます。


P1420844
ここは図書館だったように思うのですが・・・・


P1420846
サン・フランチェスコ教会のファサード前からの景観です。坂の下にあるので、チェントロの全景を見渡せます。


P1420847
要塞も見えます。


P1420848
中々の景観です。天気が良ければなあ。


P1420849
雨が落ちてきました。イタリアでは雨男なので、こんな天気に慣れてます。


P1420854
旧マドンナ・デッラ・パーチェ教会の全景です。


P1420855
よーく見たら、サン・フランチェスコ教会の窓ガラスが壊れてます。どうやら、ここも旧教会のようです。
しかし、窓ガラスの破損を放置していたら、中のフレスコ画や祭壇画の劣化が進みます。ここにあった祭壇画2点がナポレオン軍に持ち去られ、現在はルーブル美術館にあります。


P1420857
次はサン・ピエトロ教会です。


P1420858
道路が濡れるほどの雨降りではなかったので有難かった!


P1420859
起伏に富んだ道でした。


P1420860
上り坂の上に教会があります。


P1420861
15-16世紀に建てられた建物が並んでます。


P1420863
「聖家族」の彩釉テラコッタが家の壁にありました。


P1420864


P1420865
残念! サン・ピエトロ教会は閉まっていました。


P1420866
「聖母子」のタベルナコロ


P1420869
ここにもヴェントゥーラ・サリンベーニのフレスコ画があります。また、グエルチーノの傑作がありましたが、ナポレオン軍に持ち去られ、現在、ルーブル美術館にあります。イタリアの返還要求に対して、断固として応じないので、フランス嫌いになります。


P1420867
ルーブルは盗品展示館の一面があります。腹立たしいことです。



P1420870
(つづく)

P1420663
14世紀に建てられたロマネスク様式のサンタゴスティーノ教会です。


P1420666
サンタゴスティーノ教会に来るのが楽しみでした。私と同じような観光客が集まってます。


P1420672
この時、フレスコ画の修復が行われており、ガイドツアーが予定されていました。


P1420673
修復作業の公開は珍しいので、興味がありました。しかし、昼休みの時間なので、修復作業を間近で見ることは出来ませんでした。


P1420674
右側壁の修復は終わったようです。これらは14世紀と15世紀のシエナ派の画家やバルトロ・ディ・フレディなどによって描かれたフレスコ画です。


P1420676
作業には十分な明るさが必要なのでしょう、強い照明でフレスコ画を照らしてます。


P1420671
サンタゴスティーノの隣が市立美術館です。午後の開館は午後3時からなので、未だ2時間ほどあります。


P1420679
美術館の先に要塞の監視塔が見えました。


P1420667
サンタゴスティーノ広場に面して、もう一つ教会があります。


P1420669
1302年創建のChiesa di Corpus Dominiです。現在の姿は1510年に再建された二代目の建物です。聖職者が他の教会と兼務しているので、特別なときを除いて開くことがないと聞いたことがあります。


P1420670
ルネッタに描かれていたのは一見デフォルメの抽象画のようでした。


P1420677
訪れる観光客が多いモンタルチーノでは、他の街で教会が閉まる昼休み時でも開いている教会が多いので、この時間でも教会巡りが可能です。


P1420678
次はドゥオーモです。


P1420684
ドゥオーモです。


P1420687
午後1時過ぎでしたが、やはり開いてました。


P1420692
ファサードの柱廊が特徴です。


P1420695
列柱は新しそうに見えます。新古典様式で再建されたものでしょう。


P1420731
3点の秀作があります。


P1420688
聖堂内から外に出ると、ファサード前に下り坂の道が伸びていました。


P1420690
坂の道から見たドゥオーモです。


P1420693
ファサード前からの眺め


P1420748
旧司教館


P1420747
ツタが絡まった家


P1420749
さらに南に向かいました。この辺は観光客があまり訪れないようで静かでした。


P1420751
振り向いて来た道を写しました。


P1420752
ワイン大好き人間にとって、モンタルチーノの様な町は誘惑に負けて身体に悪いです。午前8時には、もう開店しているエノテカがあります。


P1420753
朝の一杯、午前のおやつの一杯、昼食にはしっかり飲みます、そして午後のおやつの一杯、夕食時は当然飲みます。寝るころには肝臓付近が重苦しくなります。


P1420754
鐘楼が見えてきた教会に向かいました。


P1420757
Santuario della Santa Maria del Soccorsoです。


P1420761
16世紀に建てられた教会です。ここも開いていました。


P1420763
拝観しました。


P1420765
旗が4本ありますが、何のため?


P1420777
お目当てのヴィンチェンツォ・タマーニの「聖母被昇天」(1527)がありました。


P1420809
教会の横は絶景ポイントとなってますが、霞がかかって良く見えません。


P1420811
教会は城壁外にあります。


P1420814


P1420817
城壁です。


P1420821
先ほどバスを降りたカヴール通りに戻りました。


P1420822
これでチェントロの南半分を一周したことになります。


P1420823
町の分庁舎です。


P1420826
(つづく)

モンタルチーノ Montalcino は、人口5,139人(2012年12月31日現在)のトスカーナ州シエナ県にあるコムーネで、名産のブルネッロ・ワインで有名です。
P1420820
この日は、シエナからバスに乗って到着しました。


P1420819
ローマ通りを下りカヴール広場がバスの発着場になってます。


P1420586
大きな荷物があっては散歩どころではないので、マッツィーニ通りに面した、この日のお宿に行って荷物を預けます。


P1420891
オルチャ渓谷の丘上に築かれた町なので、通りの起伏がかなりあって、前回泊まったホテルの行き来に苦労したので、今回はポポロ広場至近のB&Bを選びました。


P1420892
幸い入り口が開いていて、簡単にチェックインできました。
実は、B&Bには幾つかの酷い体験があって、出来るだけ利用するのを控えていました。ところがここでも大問題が発生したのです。
チェックインの際、この入り口の鍵、そしてB&Bになっている部分の鍵、そして私の部屋の鍵の3つを渡されました。
午後9時半頃、夕食を済ませてほろ酔い気分で機嫌よく帰ってきました。通りに面した入口の鍵は難なく開いて中に入ることが出来ました。ところが次のB&Bの入り口の錠前が曲者でして、何度もトライしましたが鍵を開けることが出来ません。数分経過後、照明が突如消え、真っ暗闇に取り残されました。節電のため、例の自動消灯するやつですね。
B&Bの鍵の問題は、この時2度目の経験でした。
持っていた携帯電話でオーナーの家に電話を架けたところ、錠前の調子が悪くて修理を依頼中だったことが分かりました。結局、オーナーに来てもらい、B&Bの裏口から入って一件落着となりましたが、問題の発生を事前に予測できたはずなので、後味の悪さが残りました。
これを契機にB&Bの利用を止めました。


P1430552
突き当り左奥が前回泊まったホテルです。


P1420588
荷物を部屋に入れ、散歩の開始です。時計塔がある建物はプリオーリ宮、現在の市庁舎です。B&Bから通りに出て直ぐに撮った写真です。絶好の場所にあるB&Bで、今頃は、錠前は完全に修理済みの筈なので、場所的にはお勧めです。
私は、この時の悪夢に懲りて、ご遠慮しますけど。


P1420590
この辺が旧市街の中心です。


P1420589
市庁舎の向かいにあるLoggiatiです。


P1420594
市庁舎のロッジアにある「コジモ・デ・メディチ像」です。


P1420592
市庁舎前から見たポポロ広場です。


P1420595
広場を境に通りの名称が変わり、マッテオッティ通りとなります。同じ道なのに複数の名称があるのも困ります。
仙台市○○区○○町○丁目、これならば大体何処の土地なのか見当が付きますが、イタリアでは、例えばフィレンツェならば、フィレンツェの次に来るのはVia ○○だけですから、聞いたことがない知らない通り名であると、探すだけでも大変です。


P1420598


P1420599
写真右の黄褐色の建物の前を右折して、ガリバルディ広場に向かいました。


P1420600
写真左上が広場です。


P1420601
ガリバルディ広場です。広場に面して教会があります。


P1420602
1325年に建設されたゴシック様式のChiesa di Sant'Egidioです。現在まで小規模の修復が行われたものの、創建時の姿がほぼ残されてます。


P1420607
拝観しました。


P1420616
お目当てのフレスコ画は健在でした。修復の計画があると聞いたことがありますが、手付かずのようです。
14世紀のシエナ派逸名画家による「聖母子と4聖人(聖クリストフォロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、福音書記者聖ジョヴァンニ?、大天使ミケーレ)」


P1420636
祭壇画6点も健在です。


P1420653
教会のファサード前から見たガリバルディ広場です。見えている塔は、プリオーリ宮のものです。


P1420656
この教会は改めて「古寺巡礼」で取り上げるつもりです。


P1420657
次はサンタゴスティーノ教会です。


P1420658
サンタゴスティーノ教会に隣接して修道院がありますが、その建物が美術館になっているので、開館時間を改めて確認する意味もあります。


P1420659
10月上旬でしたが涼しいと言うよりも少し寒いと言った方がよさそうな気候でした。


P1420661
(つづく)

↑このページのトップヘ