イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: チンクエ・テッレ

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モンテロッソ・アル・マーレは、5つの村の西端にある、人口1,464人のリグーリア州ラ・スぺツィア県にあるコムーネです。


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ヴェルナッツァ、レヴァントなどの分離集落があります。


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トンネルを通ってチェントロに向かいました。


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日差しは一瞬だったようで、黒い雲に空が覆われてきました。


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風が強くなると共に海が荒れてきました。


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FSの鉄道橋が海岸とチェントロの間にあります。


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見えている時計塔は、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教区教会の鐘楼です。


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断崖絶壁が多く海水浴に不適な場所ばかりのチンクエ・テッレにあって、この砂浜一帯は海水浴場になってます。


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Torre Aurora


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鉄道橋を潜りチェントロに入りました。


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ガリバルディ広場


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昼食後の昼休みの時間なので、気怠い雰囲気が漂う広場です。


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友人にDINKSがいますが、若いころから海外旅行にバンバン出かけ、国内に別荘を構えるなど派手な生活しています。子供がいないので、使える金が多いからできる訳です。考えてみれば、子供の養育には随分お金がかかりましたが、その費用がなければ私にもそのような生活ができたわけです。でも、子供がいて良かったとつくづく感じる昨今です。


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美術ファンにとって、チンクエ・テッレは殆ど見どころがないので、少々退屈でしょうね。


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私は、美術関係については全く期待していませんでしたが、海が荒れて、期待していた新鮮な魚料理を食べることが出来なかったのが残念でした。


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広場の中心に立つガリバルディ像


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次はサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会です。


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写真左手前がサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会です。


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13世紀に創建され、14世紀初めに完成したゴシック様式の教会です。


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奉献は1304年に行われました。黒と白の大理石を組み合わせたファサードは1307年に完成しました。


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バラ窓


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ルネッタ上の「キリストの洗礼」のフレスコ画


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鐘楼は、17世紀の地震によって倒壊したので、18世紀に再建されたものです。


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中に入りました。


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アンバランス!


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13-14世紀に建設されたにしては調和を欠いてます。


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17世紀に一旦バロック様式に改装されました。


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ところが1963年から1964年に行われた改修の際、元のゴシック様式に戻されました。そのため、バロック様式が一部残るネオ・ゴシック様式の内部なので、しっくりしないのです。


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1743年に制作された主祭壇


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18世紀の無名彫刻家の「ピエタ」


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ルーカ・カンビアーソの「ロザリオの聖母」(16世紀)


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17世紀のジェノヴァ派無名画家の「磔刑」


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ルーカ・カンビアーソ派芸術家の「ロザリオの聖母」(16世紀)


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左側廊


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右側廊


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残念ながら優れた美術作品がないようです。


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フレスコ画があったと思いますが、すべて塗りつぶされたようで真に味気ない教会です。


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外に出たら、小雨が降っていました。


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まだ傘を差すほどではありません。


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ところが雨が急に強くなったのです。そうやら運が尽きたようです。


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次はサンタ・クローチェ祈祷所です。


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見えてきました。


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15世紀末に創建され、16世紀前半に完成したサンタ・クローチェ祈祷所です。


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17世紀に現在の黒と白の大理石を使った縞模様のファサードが完成したそうです。


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派手な感じがする内部です。


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左側壁


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右側壁


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主祭壇


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後陣の装飾


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外に出たら土砂降り


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あの下で雨宿りをしたのですが、雨が弱まる気配がありません。


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街歩きはもう無理です。


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この下に一時避難


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リオマッジョーレに戻ることにしました。


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濡れたついでに街歩きを再開。


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小さなチェントロなので、これでほぼ全部見たことになります。


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教会の身廊横を通ってガリバルディ広場に行きました。


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駅に向かう前にバールで一服しました。


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この上にサン・フランチェスコ教会がありますがパス。


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雨に濡れずに済むトンネルが有難かった!


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向こうの半島は雨で煙っていました。


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駅に着きました。


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(おわり)

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ヴェルナッツァの続きです。


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冬のマルコーニ広場は、観光客がチラホラといるだけですが、夏場は混雑し過ぎのようです。


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暑さに弱いので、盛夏にイタリアに行ったことがあまりありません。


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6月初旬にマルコーニ広場に来たことがありますが、ピーク前とは言え、狭い海岸は海水浴客で溢れ、広場はうんざりするほどの大混雑でした。


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その時、困ったのが食事でした。
全てのレストランが営業していましたが、供給が需要に追い付かない状態で、どの店も行列が出来ていました。2時間待ちはざらで、待つのが大嫌いな私はジェラートを食事の代わりにして飢えを凌ぎました。


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人気の観光地にしては、宿泊施設や食堂が少ない気がします。冬は休業している所が多く、夏場は混雑し過ぎなので、予め準備しておく必要があろうかと思います。


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宿泊する場合は予約必須でしょうね。


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シャッケートラは美味しいですが、高価過ぎます。スーパーなどで買っても€40以上ですから、レストランで頼むと大変なことになります。


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新鮮な魚料理が名物ですが、何日も海が荒れて出漁できないときに偶然訪れると悲劇です。


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この時がそうだったのです。酷い店となると、何も言わないで冷凍魚を使った料理を平気で出すと聞いたことがあります。


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駅にやって来ました。


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駅を超えて山側に行ってみることに。


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反対側に出ました。


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線路の下をくぐっただけですが、その先は随分感じが違います。


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小さな公園にヘンテコなモニュメントを発見!


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これは何でしょうか?
作者が記され、車輪の芸術作品ですと! 参ったなあ。


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振り返るとTorre di Avvistamento(監視塔)が見えました。


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上の方に上りヴェルナッツァを眼下に一望したいと思いました。


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先に進んでも、それほど変化がある景色の場所に辿り着けません。


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斜面の葡萄畑を上るか、高い場所に建っているサン・フランチェスコ教会に行けば何とかなるだろうと思いました。


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タベルナコロを発見!


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これですね。


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一目散に監視塔を目指すべきでした。


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この道を上りましたが視界が開けません。


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ところが途中で雨が落ちてきたのです。


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サン・フランチェスコ教会に上っても良かったのです。でも後の祭りでした。


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二兎を追う者は一兎をも得ずになってしまいました。


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雨が降ってきましたが、傘を差すほどではありません。


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5つ目の村モンテロッソに行くつもりでしたが、次の列車まで少し時間があったので、駅近くの路地を歩くことにしました。


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この奥の路地は更に狭くなります。


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変なモノを売っている店がありました。


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こういったものを売っていました。こんなものを買う人がいるの?と思っていたら、梱包された重そうなものを下げた観光客が店から出て来たのでビックリしました。どうやら買ったようでした。
チンクエ・テッレで最も印象に残ったのはこのお店でした。


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駅に戻りました。


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小雨が降っていました。


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列車が時刻通りに来ました。


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モンテロッソ駅に到着しました。


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駅舎


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海は荒れていました。


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雨は降っておらず、薄日が差してました。


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夏は海水浴で賑わう浜辺です。


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駅に向かって左はホテルが並んでます。チェントロは向かって右の方にあります。


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チェントロに向かいました。


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チェントロは700mほど先になります。


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(つづく)




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次はヴェルナッツァです。


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到着しました。プラットホームの大部分がトンネル内にあります。


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5つの村の中で観光客が最も多いかもしれません。


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ヴェルナッツァは、人口848人(2015年12月31日現在)のリグーリア州ラ・スぺツィア県にあるコムーネです。コルニリアはこのコムーネの分離集落です。


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海へと続くローマ通りです。


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タベルナコロを発見!


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うーん、チョット趣味ではないなあ。


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少し歩けば、もう海岸です。


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あの教会は大体開いているので慌てる必要がありません。


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教会は開いていました。予想通りです。


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サンタ・マルゲリータ教会です。聖マルゲリータですが、アンティオキアとコルトーナ出身の2人の聖女がいます。ここはアンティオキア出身の聖マルゲリータに奉献されてされているので、区別するためにサンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキアと呼ばれてます。


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前日よりも海は凪いでいましたが、出漁する船が少ないのは観光客が少なくて需要があまりないからでしょう。


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路地に入り込みました。


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路地は風情があります。


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ローマ通りに戻りました。路地はローマ通りに通じるようになっているようです。


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観光スポットのマルコーニ広場です。


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現在地にバジリカ様式の教会が既に11世紀にあったとされています。それが前身です。13世紀に再建され、1318年に完成したロマネスク様式の建物が現在の姿の原型とされてます。


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教会はその立地上の問題を抱えていました。


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立地上の問題をモノともせず、16世紀から拡大工事が始められ、18世紀に完了しましたが、その途中の1750年にバロック様式に改造されました。その当時の教会の出入り口は現在の出入り口の反対方向、つまりファサード側にありました。
現在の出入り口はマルコーニ広場に面した後陣側にありますが、19世紀に設けられました。その際、外観も現在のロマネスク様式に戻されて現在に至ってます。


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高さ40mの鐘楼の横前にも小さな鐘楼があります。


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入口から階段を上ると右側廊に出ます。


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三廊式、ロマネスク様式の内部です。


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簡素な造りです。


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簡素なのは造りだけではなく、装飾も簡素です。


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木製の天井です。天井は幾度となく張り替えられ、現在のものは1964年と1970年に交換されたものです。


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左側廊


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右側廊です。


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この教会の立地から構造上の問題を孕んでいるのが右側壁なのです。


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右側壁の所々は素通しになってます。


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素通しになっていので、教会内からの眺めが良いので観光客には有難いです。
教会は波打ち際に建てられてます。荒天になれば、大波や海しぶきが右側壁に押し寄せます。それを少しでも緩和するために工夫が壁の一部を素通しにすることでした。


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主祭壇


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フレスコ画や祭壇画の類いがないのは、海しぶきによる影響を懸念しているからでしょう。


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17世紀の磔刑像


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彫刻が装飾の基本のようです。


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Anton Maria Maragliano (ジェノヴァ、1664‐1739)の「聖母子」


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洗礼盤もAnton Mariaの作品です。


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夏は涼しい風が吹き込んで心地よいと思いますが、冬の寒い日のミサは大変でしょうね。


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海が荒れているときは更に大変でしょうね。


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外に出ました。


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他の場所に教会を建てても良かったと思うのですが・・・・


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この写真を見れば、数えきれないほど修復されたことが分かりますね。どんなに強く作った壁でも押し寄せる高い波には無力でしょう。


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まあ観光客は余計な事を考えないで景色を楽しめばよいのです。


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教区教会がドゥオーモと呼ばれる場合がかなりありますが、ここでは呼ばれていないようです。


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(つづく)

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広場からVia Renato Birolliに降りました。


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港に船を係留する場所が十分にないので、道路に船が置かれてます。


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昼食には少し早い時間でしたが、食べました。冬場なので殆どの店が休業中、それに対して観光客が結構いたので、食事難民に陥る可能性がありました。開店していた店は何処も大繁盛でした。


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食べ終わって外に出ました。お味は論評に値せずでした。
悪天が続いて漁に出ることが出来なかったようで、新鮮な魚介類がなかったせいです。冷凍ものならあると言われたのですが、ご遠慮申し上げました。


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海に船の姿がありません。


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これでは魚が無いわけです。


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開店しているお店が少なく需要が少ないことも、無理して漁に出ない理由でしょう。


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新鮮な魚介料理を楽しみにしてましたが、当てが外れました。


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この上に教会がありますが、この時間は閉まっているのでパス


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駅に戻って、鉄道でコルニリアに向かうことにしました。


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シャケトラ博物館は、昼食で飲んだワインが効いているので、パスしました。


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ワインを1本飲み干すと堪えるようになりました。


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何でしょうか、これ。


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トンネルを通って駅に向かいました。


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列車は頻発しています。


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コルニリア駅に到着しました。列車はかなり混雑していましたが、ここでも大勢の観光客が下車しました。


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駅舎


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駅のホームからマナローラが見えました。


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コルニリアは、チンクエ・テッレで最も人口が少ない村ですが、行政上はヴェルナッツァのコムーネに属し、同コムーネの分離集落Frazioneです。


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5つの村で唯一海に面しておらず、かなり高い場所に位置してます。駅から若干距離があり、バスがありますが、この日は徒歩で上ることにしました。


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酔っぱらっていたので、この上りはキツカッタ!


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バスを利用すれば良かったと後悔しましたが、後の祭りでした。


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マナローラがよく見えました。


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マナローラの向こうに突き出た半島はリオマッジョーレでしょう。


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山の斜面は葡萄畑になってます。


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振り返ると駅が遠くに見えました。


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急斜面です。息が上がりました。


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雲行きが怪しくなってきました。


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まだ晴れているところもありました。


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苦労して上りましたが、それほど見どころがあるわけでもありません。


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サンタ・カテリーナ教会


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あちこち歩きました。


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有難いことに天気が回復してきました。


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丹念に見ても1時間もあれば見尽くせます。


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1334年創建のゴシック様式のサン・ピエトロ教会です。教区教会でもあります。


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駅に戻ることにしました。


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今度はバスが通っている道を徒歩で下りました。


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バスが下ってくるのが見えました。あれに乗れば良かったと後悔。


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マナローラがよく見えました。


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駅に辿り着きました。


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ラ・スぺツィア行の列車が到着しました。
(つづく)

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サン・ロレンツォ教会の拝観です。


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1338年創建、ゴシック様式の建物です。創建以来、外観が変わるような修復が行われなかったので、今なお創建時の姿を留めているそうです。


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創建以来、聖ロレンツォに捧げられた教会ですが、Chiesa della Nativa di Maria Vergine とも呼称されてます。


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地元産の砂岩で出来たファサードです。


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教会は教皇インノチェンツォ4世広場に面して建ってます。生家は残されていませんが、教皇インノチェンツォ4世はマナローラのこの地で生まれたとされており、広場の名称はそれに因んで名付けられてます。


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バラ窓


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フレスコ画があったと思われるルネッタ


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古代の遺跡の上に建てられた鐘楼です。鐘楼からの眺望が見事ですが、今は一般の人が登れないようです。


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鐘楼の後ろは眺望が開けているので、鐘楼に上れなくても絶景を十分楽しむことが出来ます。


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三廊式の内部です。


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ゴシック様式ですが、17世紀の改修の際、一部バロック様式に変更されました。


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左側廊


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マナローラの見所とされる教会ですが、観光客の姿を見かけることは滅多にありません。


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右側廊


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天井


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天井に描かれた「聖ロレンツォのフレスコ画」(15世紀)


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主祭壇


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小型の「彩色磔刑像」(15世紀後半)


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14世紀の主祭壇画


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後陣左の礼拝堂


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後陣右の礼拝堂


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Maestro delle Cinque Terre の「聖ロレンツォと聖アントニオ・アバーテと聖ベルナルディーノ」(15世紀)


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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創建時の柱


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質の高い祭壇画があるので、美術的に楽しめる教会です。


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床は新しそうに見えました。


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ファサード裏にオルガンが設置されてます。


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私が外に出るまで地元の人は誰も訪れませんでした。


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広場に面して教会らしい建物があります。調べましたが良く分かりません。


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広場の建物


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鐘楼の後ろからの景色を楽しみました。


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山の方に向かいました。


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ブドウ畑が続くだけでした。


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海岸のほうに下りて行って食事をすることに。


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上ってきた時と同じ道を歩いてはつまらないので、下りは路地を通りました。


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車の進入が難しそうな細い道です。


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何のことはない、すぐに上ってきた道、Via Antonio Discovolo に戻ってしまいます。


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検討したけれど宿泊しなかったB&Bの横に出ました。


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海岸に向かうには、結局この道しかありませんでした。


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FSの線路を超えます。


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ホテルです。


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階段の上の広場


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Via Renato Birolli


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(つづく)


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愛の小道の”柵”まで行ってみることに。


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2012年に歩行中の観光客が地滑りのため負傷したのですが、その後の大雨によって道路が不通となったのを機に全面通行止めとなった愛の小道です。
2015年にほんの一部だけ開通したそうです。
最新情報が分かりませんが、全面開通の可能性はかなり低いと思います。


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「一部開通部分」とは、ここのことでしょうか?


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柵のある所までは数百メートルの距離しかありません。


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対岸に、先ほど通ってきた、村役場から駅へと通じる道が見えました。


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波が荒い。


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柵の所に来ました。


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愛の小道です。
修復が難しい崩落個所がある上に、崩落、落石の危険性があるそうです。


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ここまでしか来ることが出来ません。


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愛の絆の鍵?


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戻るよりありません。


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リオマッジョーレ~マナローラ間を、愛の小道を歩いて行き来したことが2回あります。
その時の写真を載せましょう。


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2012年2月です。観光客4人負傷したのは、この年の9月24日でした。


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この時も波が荒かった。


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2月だったので、観光客が殆どいませんでした。


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落石防止のためでしょうか、トンネルが設けられてます。


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歩いていて危険を感じことがありません。


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愛の小道のシンボルです。


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休憩所が途中にありました。


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こんな所でしょうね。
話を元に戻します。


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何が描かれているのでしょうか?
愛の小道の道路敷設工事の様子でしょうか?


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駅に戻りました。


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鉄道でマナローラに向かうことにしました。


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プラットホームの一部がトンネル内にあります。


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列車を待つ人は少なかったのですが・・・・


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所が急に人が多くなったのです。チンクエ・テッレは人気があります。


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僅か数分の乗車でマナローラ駅に到着しました。


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駅舎です。(無人駅)


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正午前なので、教会の拝観を優先しました。


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教会は高い場所にあるので、歩道トンネルを通って山側に出ます。


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マナローラは、東端のリオマッジョーレから西へ1駅の所にあり、5つの村の中でコルにリアに次いで小さな村と言われてます。
行政上は、リオマッジョーレのコムーネに属する分離集落Frazione です。Frazioneの概念としては、「村」が適当でしょうか。


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Via Antonio Discovolo


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鐘楼は、これから行こうとしていたサン・ロレンツォ教会のものです。


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坂道を上ります。


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振り返って撮った写真です。


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マナローラの山側は少々面白味に欠けます。


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ここにいると足腰が鍛えられます。


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山の斜面の葡萄畑


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通りのあちこちにB&Bがあります。


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この時の旅で泊まろうかと検討したB&Bです。


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夏場だけ営業するB&Bが殆どですが、ここは通年営業しています。


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選択しなかった理由は、マナローラで夜オープンしているレストランがなかったからでした。


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教会は右上にあります。


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サン・ロレンツォ教会です。


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教区教会、Parrocchia ですが、ドゥオーモと呼ばれていないようです。


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ファサード前は全景ポイントです。


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ファサード前に寝そべっていたニャーゴ


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(つづく)

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ジェノヴァ共和国が1260年から築き始め16世紀に完成したカステッロです。


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夏場は中に入ることが出来ます。


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カステッロの横にサン・ロッコ祈祷所が建ってます。1480年に建設されたそうです。


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主祭壇画のトリッティコが見どころですが、この日は扉が閉まったままでした。


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カステッロの周りは公園になってます。カステッロはチェントロの最高点にあるので、この公園は絶景ポイントの一つとして知られてます。


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公園は断崖の上にあるので、雨天の日は特に足元にご注意を!


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閉鎖中の愛の小道が見えました。


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十二分に絶景を楽しむことができました。雨が上がって本当に幸運でした。


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次はMunicipioです。


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先ほどと同じ道を下りました。


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レモンの木


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ドゥオーモの鐘楼が見えました。


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この下に村役場があります。


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ある程度若くないとチョンクエ・テッレを歩き回るのは難しいと思うようになりました。


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教区教会広場手前の右の道を下れば村役場に出ます。


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この時が区教会の見納めとなりました。


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カステッロに向かう道の一本下の道を進みました。


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村役場に向かって左側は視界が開けてます。


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車が辛うじて進入できる細い道です。


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村役場の分庁舎


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本庁舎はこの先の建物です。


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Municipio


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ムラーレスが描かれてます。


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趣味ではないなあ。


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やり過ぎ?


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階段を上り、Municipio の入り口扉から撮りました。


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海岸近くの村人がここまで登って来るのは大変でしょうね。


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村役場と駅を結ぶ道路です。この道からの眺めが素晴らしいことでよく知られてます。


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愛の小道はまだ閉鎖中でしょうか?そうであるならば、その間、その代替えに十分なりえる道と思います。


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観光客が殆ど通らない道のようです。


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愛の小道です。


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柵が設けられ その先に進めないようになっているようです。


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駅が見えてきました。


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駅の上に来ました。


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エレベーターは運転休止でした。


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駅舎


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坂道を一気に下りました。


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駅はこの先です。


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(つづく)

リオマッジョーレの続きですが、今回はドゥオーモが中心です。
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リオマッジョーレは、ラ・スぺツィア‐サルザーナ‐ブルニャート司教区に所属しています。(司教座教会はラ・スぺツィアにあります)


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正式名称は、Parrocchiale di San Giovanni Battista 、教区教会、ドゥオーモです。


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リオマッジョーレのチェントロの高い場所に建ってます。


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1340年創建、14世紀後半に完成したロマネスクとゴシックの折衷様式の建物が原型ですが、現在に至るまで数度の改修改造が行われましたが、1870年から1871年に行われたネオ・ゴシック様式へと改修された後の建物が現在の姿となってます。


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鐘楼


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創建時の姿を留めるバラ窓


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ルネッタに描かれたフレスコ画は傷みが激しく、何が描かれていたのかさえも分かりません。


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19世紀後半のもの?


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創建時のロマネスク・ゴシック様式の構造を維持している内部です。


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三廊式で、左側廊の中央付近に翼廊があります。


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しかし、右側には翼廊がありません。


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左側廊


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右側廊


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天井


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1530年に制作された説教壇


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主祭壇


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後陣に掲げられた「聖母被昇天」


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後陣右側の礼拝堂


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詳細不明


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詳細不明


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ベネデット・アンテラミに帰属する彫刻


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後陣左側の礼拝堂


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詳細不明


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ドメニコ・フィアセッラの「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


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Maestro delle Cinque Terre 工房の「聖母子と聖ロッコと聖セバスティアーノ」


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オルガンがファサードの裏側に設置されてます。


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祭壇前から見た出入口


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外に出ると海が見えました。


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明け方まで降った雨でテラスが濡れてます。


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山の方


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次はカステッロです。


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崖に寄り添って建っている集合住宅


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見張り台の役目もしていたカステッロなので、高い場所にあります。


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細い道を上りました。


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時計が見えてますが、カステッロです。


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時計の時刻は狂ってました。(動いていました)


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(つづく)


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前泊地はラ・スぺツィアでした。


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この日はリオマッジョーレで泊まります。


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鉄道で移動しました。


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リオマッジョーレは、人口1,576人(2015年12月31日現在)のリグーリア州ラ・スぺツィア県にあるコムーネです。5つの村から成るチンクエ・テッレですが、隣のマナローラはリオマッジョーレのコムーネにあります。


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駅の一部はトンネル内にあります。


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駅の下の海は大荒れでした。


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先ず、この日のお宿に向かいました。


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愛の小道は相変わらず閉鎖されていました。


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駅舎


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観光案内所で地図を頂戴しました。


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リオマッジョーレのチェントロはトンネルの先にあります。


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トンネルを潜り抜ければチェントロです。


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コロンボ通り


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通りを上りました。


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写真では坂の勾配が分かりませんが、かなりきつい傾斜です。


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意外に距離があるので驚きました。数年前に泊まった時は、坂とか距離なんて全く気にならなかったので、今回は気になったのはそれだけ歳を取ったのでしょう。


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振り返って写真を撮りました。


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2月なので観光客が殆どいませんでした。


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鐘楼が見えたので、この日のお宿は直ぐ傍にあります。


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教会を通り過ぎれば、この日のお宿です。


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到着しました。冬場は休業中のホテルやB&Bが多いチンクエ・テッレですが、ここは通年営業しています。


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荷物をフロントに預けました。朝早くなので、部屋は未だ用意出来ていませんでした。


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坂の下まで戻って村歩きを再開しました。


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今度は坂が全然気にならず。


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今度はゆっくり拝観できます。


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トラックが邪魔です。しかし、救急車は何時もこの場所に駐車しています。


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16世紀に建設されたサンタ・マリア・アッスンタ祈祷所です。


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この祈祷所の詳細ですが、調べても分かりません。


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ファサードにある彫刻


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鐘楼


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単廊式の簡素な内部です。


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左側壁


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右側壁


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主祭壇のトリッティコが知られてますが、詳細不明のようです。


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「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとグツマンの聖ドメニコのトリッティコ」


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素朴な信仰空間でした。


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外に出ました。


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この日のお宿を通り過ぎ、ドゥオーモに向かいました。


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前日の雨が、この日の明け方まで残っていました。


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ドゥオーモへの近道です。


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ドゥオーモは更に高い場所に建ってます。


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ここから上り坂になります。


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突き当りが広場です。


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写真右がドゥオーモの身廊です。


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ファサード側に行きました。


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つづく

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