イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > ローマ国立絵画館

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制作者不詳の「Joseph Heinz il Vecchio (Basilea, 1564- Praga, 1609)の『アクタイオーン(ギリシャ神話)によって驚かされるアルテミデとニンフたち』の複製画」


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フランドルの逸名画家による「ディアナとニンフたちの水浴」


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ダニエーレ・ダ・ヴォルテッラ(ヴォルテッラ、1509c‐ローマ、1566)の「ダヴィデとゴリアテ」


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Maestro della Madonna Mancesterの「ピエタ」
作品保護のガラス板に光が反射して写真では良く分からないと思います。構図や聖母とキリストの表情がミケランジェロのピエタに似ています。この作品の方がミケランジェロの彫刻よりも前に描かれたことから、私見では、ミケランジェロはこの作品を見て制作の参考にしたと思ってます。


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次は第18室です。


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展示はボローニャ派の画家たちの作品が中心です。


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部屋の天井のフレスコ画


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1693年、ジュゼッペ・キアーリによって描かれたフレスコ画です。


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バルトロメオ・パッセロッティ(ボローニャ、1529‐1592)の「肉屋」


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バルトロメオ・パッセロッティの「魚屋」


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プロスペーロ・フォンターナ(ボローニャ、1512‐1597)の「ジョヴァンニ・フォニャーニ・ペコリの肖像」


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バルトロメオ・パッセロッティの「口笛奏者」


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ジャコモ・ダ・ポンテ・ダ・バッサーノ(バッサーノ・デル・グラッパ、1510‐ヴェネツィア、1592)の「家族の肖像」


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デニス・カルヴァート(アンヴェルサ、1540‐ボローニャ、1619)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


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オラツィオ・ボルジャンニ(ローマ、1578‐1616)の「自画像」


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アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)の「嘆きの個人用祭壇画」


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ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「女性の肖像」
ボローニャ国立絵画館では「ロドヴィーコ」と表示されてます。


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アンニーバレ・カッラッチの「若い男の肖像」


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次は第19室です。


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ここは廊下でしょうね。


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天井のフレスコ画


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1632年と1639年にピエトロ・ダ・コルトーナによって描かれたフレスコ画です。


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ピエトロの工房には多くの有能な弟子が集まっていました。ピエトロが制作したフレスコ画には、ピエトロと共に工房の画家たちが加わるのが普通でしたが、この展示室天井はピエトロ一人によって制作されたそうです。


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Nicolas Poussin (Les Andelyns, 1593- Roma, 1665)の「バッカス祭」


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Nicolas Poussinの「幼児のバッカス」


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Nicolas Poussinの「アガルと天使がいる風景」


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Paul Brill (Anversa, 1554- Roma, 1626)の「マッテイ家所有のカステル・サン・ピエトロ」


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Paul Brillの「マッテイ家所有のジョーヴェ」


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Maestro della Betulla (1640-1655 活動)の「クジャクに変身させられたジュノーネとアルゴスがいる風景」


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Paul Brillの「チェーファロとプロクリスがいる風景」


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第20室です。


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第20室天井のフレスコ画


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ボローニャ出身のバルダッサッレ・クローチェによって1585年から1587年に制作されました。


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カラヴァッジョの作品が3点展示されているので、何時も混雑しています。


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カラヴァッジョの代表作とジョヴァンニ・バリオーネのいわくつきの作品が並べて展示されているのが何とも皮肉めいていて感心してしまいます。


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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(ミラノ、1571‐ポルト・エルコレ、1610)の「ホロフェルネスの首を斬るユディト」


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迫力がありますね。


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1606年5月29日、カラヴァッジョは4人対4人の乱闘で相手の一人であるラヌッチョ・トマッソーニを刺殺し、逃亡の旅に出るのですが、当時、ラヌッチョの情婦だったのが高級娼婦フィリーデ・メランドローニで、この作品のユディトのモデルはフィリーデと言われてます。


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1599年9月11日、残忍で淫乱の父を一家で共謀して殺したとされる有名なチェンチ事件の犯人たちの公開処刑が行われましたが、カラヴァッジョも斬首刑を見ていました。この作品の斬首の迫真性はその時の体験に基づいていると言われてます。


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ジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1571‐1644)の「勝ち誇るアモール」
カラヴァッジョの「勝ち誇るアモール」(現、ベルリン美術館蔵)に対抗して描かれた作品です。画面左下に描かれている悪魔はカラヴァッジョの顔と言われてます。
バリオーネ裁判など、何かと因縁があった二人ですが、バリオーネはカラヴァッジョが大嫌い、でも彼の画風は正しくカラヴァッジェスキですから、どうなってるの?と言いたくなります。


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カルロ・サラチェーニ(ヴェネツィア、1579‐1620)の「聖母子と聖アンナ」


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バルトロメオ・マンフレディ(おスティアーノ、1582‐ローマ、1622)の「バッカスと呑兵衛」


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カラヴァッジョの「ナルキッソス」は上野の「カラヴァッジョ展」に出張展示中、カラヴァッジョの「聖フランチェスコ」とオラツィオ・ジェンティレスキの「聖フランチェスコ」はアスコリ・ピチェーノへ貸し出し中でした。


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カラヴァッジェスキの逸名画家による「洗礼者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)」


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Jusepe De Ribera (Jativa, 1591- Napoli, 1652)の「聖グレゴリオ・マーニョ」


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ゴッポ・ディ・カッラッチ(コルトーナ、1576‐ローマ、1636)の「ダイアナとパーン(牧神)のいる風景」


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ピエトロ・ダ・コルトーナ(コルトーナ、1597‐ローマ、1669)の「カステルフサーノのヴィッラ・サッケッティの風景」


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グエルチーノの「アルカディアの羊飼い」
これで終わりです。ピエトロ・ダ・コルトーナの部屋をはじめ2階の数展示室が閉鎖されてました。また、3階は全面的閉鎖でした。


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タッデオ・ズッカーリ)サンタンジェロ・イン・ヴァード、1529‐ローマ、1566)の「詩興」
地階のロッカー前にあるフレスコ画です。


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閉鎖中の所が多く、見ることが出来なかった作品が数多くありました。


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(おわり)

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第23室です。


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カラヴァッジェスキ画家たちの作品が展示されてます。


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部屋の天井に描かれたフレスコ画


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Michael Sweerts (Bruxelles, 1624- Goa, 1664)の「書斎の芸術家」


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The Candelight Masterの「Vanitas」


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リオネッロ・スパーダ(ボローニャ、1576‐パルマ、1662)の「聖ジローラモ」


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アストルフォ・ペトラッツィ(シエナ、1580‐1658)の「芸術の天才」


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Mathias Stomer (Amesfoot, 1600c- Sicilia, 1650)の「サムソンとデリラ」


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ニッコロ・トルニオーリ(シエナ、1598‐ローマ、1651)の「予言者エレミアと弟子のバルーク」


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Valentin De Boulogne (Coulommier, 1591- Roma, 1632)の「ソロモンの判決」


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Valentin De Boulogneの「最後の晩餐」


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ジョヴァンニ・セロディーニ(アンコーナ、15940ローマ、1632)の「聖ピエトロと聖パオロの別れ」


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Valentin De Boulogne の「寺院から商人たちの追放」


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オラツィオ・リミナルディ(ピサ、1591‐1630)の「イサクの犠牲」


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リオネッロ・スパーダの「荊刑のキリスト」


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Simon Vouet (Parigi, 1590-1649)に帰属する「絵画の寓意」


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次の展示室は部屋番号が記載なしでした。


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主にボローニャ派の画家たちの作品が展示されてます。


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従来は、ここは第24室のエミリアの画家たちの作品が並んでました。グイド・レーニ、グエルチーノの作品はありますが、カッラッチ一族の作品がありません。


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ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「水腫の子供を治療する聖ルーカ」


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グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)の「悔悛のマグダラのマリア」


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Simon Vouetの「悔悛のマグダラのマリア」


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ピエル・フランチェスコ・モーラ〈コルドレーリオ、1612‐ローマ、1666〉の「女性の肖像」


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グイド・レーニの「ベアトリーチェ・チェンチ」


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グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「ダヴィデを槍で殺そうとするサウル王」


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グエルチーノの「キリストの鞭打ち」


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グエルチーノの「聖マッテオと天使」


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グエルチーノの作品は東京の「カラヴァッジョ展」に貸し出し中でした。


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グエルチーノの「聖ルーカ」


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ジョヴァンニ・ランフランコの「ハープを弾くヴィーナス」


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ジョヴァンニ・ランフランコの「指を差して人々にキリストを教える洗礼者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)」


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グイド・カニャッチの作品も東京の「カラヴァッジョ展」に貸し出し中でした。


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グイド・レーニの「眠る幼児」


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次は第17室です。


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マニエリスム様式の作品が展示されてます。


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その前に天井フレスコ画です。


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見どころとされているフレスコ画です。


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1583年、ポマランチオによって描かれました。


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天井画を見上げていると首が痛くなるうえに気分も悪くなります。


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天井画を見るために鏡を置いている美術館は有難いです。


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展示作品に戻ります。


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ヤコポ・ズッキ(フィレンツェ、1540‐ローマ、1596以前没)の「バテシバの入浴」


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マステッレッタ(ボローニャ、1575‐1655)の「湖畔の晩餐」


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El Greco (Candia, 1541-Toledo, 1614)の「キリストの洗礼」


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エル・グレコの「羊飼いの礼拝」


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フランチェスコ・サルヴィアーティ(フィレンツェ、1510‐ローマ、1563)の「慈愛の寓意」


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ヤコピーノ・デル・コンテ(フィレンツェ、1510‐ローマ、1598)の「キリストの埋葬」


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Jacob de Backer (Anversa, 1555c-1585c)の「死せるキリストを支える天使」


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ルティーリオ・マネッティ(シエナ、1571‐1639)の「聖パオロの斬首」


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ヴェントゥーラ・サリンベーニ(シエナ、1568‐1613)の「聖ピエトロの磔刑」


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ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527‐マドリッド、1585)の「アドニスの死を悼むヴィーナス」


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Jan Matsys (Anversa, 1509c-1575) の「ユディト」


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マルチェッロ・ヴェヌスティ(コモ、1512‐ローマ、1579)の「ゲッセマネ園の祈り」

途中ですが、長くなったのでこの辺で一旦切りましょう。
(つづく)


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ここから二階(イタリアの1階)の展示作品です。


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2階のロビーです。この扉が閉まっているので、閉鎖されている部屋が幾つかありそうです。


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ローマ時代の浮彫?


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売店で買い求めた作品全リストに載っていないので、大した浮彫ではない?と思います。


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2階最初の部屋が第14室となりました。


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後述しますが、この日は3階は全面閉鎖、1階と2階にも閉鎖されている展示室がありました。念のため、先ほど調べましたが、2015年、2014年も同じでした。多分、展示室と展示作品の再構築中なのでしょう。
現在、ヴェネツィアのアッカデミア美術館、ミラノのブレラ絵画館、フィレンツェのウッフィツィ美術館でも同様のことが行われてます。


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天井の装飾


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アントニオ・ヴィヴァリーニの天井フレスコ画


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この部分はアントニオ・ヴィヴァリーニの弟子が描いたそうです。


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主に弟子が描き、後でアントニオ・ヴィヴァリーニが手を入れた箇所と言われてます。(こんなことって、本当に分かるの?←私のつぶやき)


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ガロファロ(フェッラーラ、1481c‐1559)の「マギの礼拝」


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ガロファロの「キリストの昇天」


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ドッソ・ドッシの「福音書記者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)と聖バルトロメオとポンティキーノ・デッラ・ザーレとポンティキーノ家の人」


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ガロファロの「キュベレー(小アジアの大女神)の像が付いた船を引っ張るウェスタの巫女のクラウディア・クインタ」
元の話が分からないと、何が描かれているのかサッパリ分かりません。


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次は第13室です。


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シエナ派とレオナルデスキ画家たちの作品が展示されてます。


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この部屋の天井フレスコ画もアントニオ・ヴィヴァリーニによって描かれました。


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ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1486c‐1551)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚とシエナの聖カテリーナと聖ベルナルディーノ」
画面左上の扉から入ってきた人は誰で、描かれた意味は何でしょうか?


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ドメニコ・ベッカフーミの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」
ベッカフーミの作品は特徴がありますね。過去の国際ゴシック様式時代のシエナ派の栄光を忘れられずに、終生それを追い求めてやや空回りに終わった画家人生を歩みました。


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ソドマ(ヴェルチェッリ、1477‐シエナ、1549)の「サビーネ女のレイプ」
先のカラヴァッジョ展にソドマの「この人を見よ」が来てましたね。
ルーカ・シニョレッリのフレスコ画を見るために、モンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院に行ったのですが、その時、併せてソドマのフレスコ画をじっくり見て、いっぺんで好きになり、彼の実力に感嘆しました。


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カッリスト・ピアッツァ(ローディ、1500‐1561)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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マルティーノ・ピアッツァ(ローディ、1475/80-1530c)の「聖母子と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」
作品保護のガラス板に周りのものが写って見え難いと思いますが、この作品は過ってレオナルド・ダ・ヴィンチの作品と間違えられていたことがあります。


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マルコ・ピージョ(シエナで1541年記録)の「パルカ(運命の女神たち)」


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ソドマの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


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バルトロメオ・メローニ通称イル・リッチオ(シエナ、1505/15-1571)の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナとバーリの聖二コラ」


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第12室です。


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ラッファエッロの作品があります。


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ラッファエッロと彼の弟子の作品が展示されてます。


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展示室天井のフレスコ画


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ラッファエッロの「La Fornarina(パン屋の娘)」(1518‐19)


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シエナのパン職人だったフランチェスコ・ルーティの娘であるマルガリータ・ルーティの肖像と言われてます。ローマ時代のラッファエッロの愛人でした。彼女が採っているポーズは愛情を表現する古典的なポーズと言われてます。この作品はラッファエッロの死後60年に発見されたそうです。


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バルダッサッレ・ペルッツィ(シエナ、1481‐ローマ、1536)の「チェーレレ(豊穣の女神)」
単なる「女性の肖像」に見えますが・・・・ 「豊穣の女神に扮した女性の肖像」?


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ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)の「聖母子」


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ジュリオ・ロマーノの「ラッファエッロの『バルダッサッレ・カスティリオーネの肖像』」


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ジュリオ・ロマーノの「パンドラの箱」


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ペリン・デル・ヴァーガ(フィレンツェ、1501‐ローマ、1547)の「聖家族」


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ジュリオ・ロマーノの「キューピッドを叱るミネルヴァ」


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Marteen Van Heemskerck (Heemskerck, 1498- Haarlem, 1574)の「十字架降下の三翼祭壇画」


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第12室で行き止まりになっていたので、元に戻りました。
(つづく)

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第5室と第6室が閉鎖されていました。
現在掲載中の写真は2016年5月に撮ったものですが、2015年2月と2014年10月の写真を念のため調べたら、何と第5室と第6室は去年も一昨年も閉鎖されていたのです。
第5室はアントニアッツォ・ロマーノとロレンツォ・ダ・ヴィテルボの作品があります。また、第6室はトスカーナの画家たちの作品が並んでいるので、閉鎖は誠に残念でした。閉鎖の理由は不明です。

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次は第7室です。第1室から第6室は、ロビーから左手にあります。第7室は一旦ロビーに戻って右手にあります。

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この美術館が混雑していたという経験がありません。フィレンツェのウッフィツィ美術館とアッカデミア美術館の長蛇の列とあまりにもかけ離れています。ミラノのブレラにしても、ナポリのカポディモンテに行っても、ベルガモのカッラーラなどに行っても、行列は大体ありません。ボルゲーゼは2時間毎の200人定員入れ替え制ですから比較になりませんが、ドーリア・パンフィーリ、カピトリーニも行列は見たことがないし、コルシーニ、スパーダは何時も閑古鳥が鳴いてます。
ヴァチカン絵画館は展示の質が高くないと思うのですが、結構混雑しているのが意外です。

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第7室の天井に描かれたフレスコ画です。

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マルコ・パルメッツァーノの「父なる神とセラフィーニ(天使の中で第1位とされています)」

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ルカーノ・ゾッティ・ダ・ガッジオ(ガッジオ、1524以前‐イーモラ、1566)の「聖ジュリアーノの物語」
この場合の聖ジュリアーノは病院運営に尽力した方の聖人です。

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マルコ・パルメッツァーノの「悔悛の聖ジローラモ」

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フランチェスコ・ビアンキ・フェッラーリ(モデナ、1460c‐1510)の「ゲッセマネ園の祈り」
祈っているのは勿論キリストです。

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マルコ・メローニ(カルピ、1504‐1537記録)の「聖ピエトロと聖パオロ」
カルピと言えば、ドゥオーモの修復は終了したのでしょうか?

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アレッサンドロ・オリヴェーリオ(ヴェネツィア、1532‐1544記録)の「聖母子」
アレッサンドロが描いた男性の肖像画が19世紀頃までレオンルド・ダ・ヴィンチの作品とされてことがあります。友人が少なかったロレンツォ・ロットとベルガモで親しかったようです。

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ジョヴァンニ・ベッリーニ工房による「祈るキリスト」

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ニッコロ・ロンディネッリ(ラヴェンナ、1450c‐1510c)の「聖母子」

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16世紀のベルガモの逸名画家による「子供の時のバッカス」

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バルトロメオ・モンターニャの「聖母子」

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ジョヴァンニ・ベッリーニの「男の肖像」

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ロレンツォ・ロットに帰属する「若い男の肖像」
ロレートの聖母の家の聖堂付属美術館にロットの遺作を含めて最晩年の作品が展示されてますが、これらを見て初めて彼の生涯が分かりました。最晩年の作品をどのように描いたのか、彼の日記が残されてますが涙なしには読めませんね。

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アントネッロ・ダ・サリバの「聖セバスティアーノ」
アントネッロ・ダ・サリバの叔父がアントネッロ・ダ・メッシーナです。厄介なのは、サリバが一時期アントネッロ・ダ・メッシーナと名乗っていたのです。それだけならば、偉大な叔父に肖ろうとした冗談で済まされるところですが、叔父の作品の複製画を描いたのです。時にはアントネッロ・ダ・メッシーナの署名入りで。ヴェネツィアのアッカデミア美術館にサリバの「受胎告知される聖母」がありますが、それがアントネッロの代表作にそっくりなんです。

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ベルナルディーノ・ブティノーネ(トレヴィーリオ、1450c‐1507)の「磔刑のキリストと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)」

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次は第8室です。

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この展示室は人気がありません。

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天井のフレスコ画

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Pedro Fernandez da Murcia (notizie 1503-1523)の「ベアト・アマデオ・メネス・デ・シルヴァの幻視」

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フランチェスコ・パガーノ(ナポリなどで1472‐1484記録)の「聖セバスティアーノと死刑執行人とアレッサンドリアの聖カテリーナ」

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フランドル地方の逸名画家による「嘆きの聖母」(15世紀末―16世紀初頭)

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第9室

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北方画家たちの作品が並んでます。

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天井のフレスコ画

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16世紀前半のフランドル地方の逸名画家による「祈る聖母」

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Simon Marmion (Valenciennes, 1425c-1489)に帰属する「磔刑」

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Josse Lieferinxn (Marsiglia, notizie 1493-1508)の「セバスティアーノ墓の前の巡礼者たち」

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16世紀初めのフランドル地方の逸名画家による「ご誕生」と「教会への出現」

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15世紀末のドイツの逸名画家による「マギの礼拝」と「割礼」

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Paulus Moreelse (Utrecht, 1571-1638)の「女性の肖像」

P2100899
Jan Antonise Van Ravensteyn (Den Haag, 1570-1657)の「男の肖像」

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Benjamin Moreelse (Utrecht, ante 1629-Roma, 1649)の「自画像」

P2100906
Jan Cornelisz Verspronck (Haarlem, 1609-1662)の「男の肖像」

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Thomas De Keyser (Amsterdam, 1596c-1667)の「女性の肖像」

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Jan Cornelisz Verspronckの「花嫁」

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Jan Cornelisz Verspronckの「女性の肖像」

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Paules Moreelseの「紳士の肖像」

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次は泉のある部屋です。

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部屋の説明

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絵画作品の展示はありません。

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大理石彫刻が数点置かれてます。

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説明プレートがないので詳細不明です。

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貴重な彫刻だったら説明板があると思います。

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複製彫刻?

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部屋のフレスコ画

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これで1階が終わりです。

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2階の展示室に向かいました。

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階段の踊り場にある彫刻です。
ドメニコ・ピオラッティ(フィレンツェ、1600‐1656)の「ラトナ(神話)と息子」

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(つづく)






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この日は、クアットロ・フォンターネを見てからベルベリーニ宮に向かいました。
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クアットロ・フォンターネ通りを地下鉄バルベリーニ駅方向に歩きました。
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通りの右側にバルベリーニ宮が見えてきました。
イタリアの国立美術館や国立博物館で写真撮影(ノーフラッシュ)が解禁になったのは、2014年5,6月でした。毎年訪れている美術館で、行く度に全展示作品の写真を撮ってますが、展示作品が微妙に変わっていることが分かりました。
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この場所は、スフォルツァの所有でしたが、1625年、財政難に直面していたアレッサンドロ・スフォルツァ枢機卿は同じ枢機卿のマッテオ・バルベリーニに土地売却を打診しました。土地を購入したバルベリーニ枢機卿(後の教皇ウルバーノ8世)がカルロ・マデルノの設計によって、1633年に完成したのがバルベリーニ宮です。(マデルノは1629年に死去したので、ベルニーニとボッロミーニに引き継がれた)
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1949年、バルベリーニ家は政府に宮殿を売却しました。
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国立古典美術館は、1893年、コルシーニ家の寄贈によって、同家所有の収集作品を中心にコルシーニ宮にありましたが、バルベリーニ宮の政府所有に伴い、コルシーニ宮、コロンナ宮の作品に、バルベリーニ家やキージ家の収集作品を加えて規模拡大を図るためバルベリーニ宮に移転したのです。
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今回、アップする作品写真は2016年5月中旬に撮ったものです。
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入館した途端、カラヴァッジョの作品が目に飛び込んできました。この部屋はロビーのようなもので、展示室番号が付いてません。
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これがあるとは!!! 驚きました。
カラヴァッジョの「聖マッテオと天使」(1602)の写真です。
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会コンタレッリ礼拝堂に描かれたカラヴァッジョの聖マッテオ三部作の一つ「聖マッテオと天使」の第1作です。現在、教会にあるのは第2作です。
聖マッテオと天使との絡みがエロチックとの理由で、第1作は受け取りを拒否され、第2作が描かれました。第1作は、ベルリン美術館にありましたが、第二次世界大戦中の1945年、消失してしまいました。
残されているのは白黒写真のみです。
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展示室天井
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ジローラモ・ムツィアーノの「十字架を担ぐキリスト」
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シピオーネ・プルツォーネの「ティツィアーノの『教皇パオロ3世の肖像』の複製画」
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ローマ時代(1世紀)の「ガラティア人」の複製彫刻(制作者不明)
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ジローラモ・ムツィアーノの「聖マッテオと天使」
1565年、マッテオ・コッタレッリがサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会コッタレッリ礼拝堂の祭壇画としてジローラモに注文した作品で、カラヴァッジョのサン・マッテオ三部作以前には、この作品がコッタレッリ礼拝堂を飾っていたのです。
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第1室です。
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磔刑像とイコンが展示されてます。
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バルベリーニ宮に元々あった作品のようです。(詳細不明)
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11世紀後半のローマの画家による「祈る聖母とキリスト」(1050‐75)
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13世紀中ごろのルッカの画家による「磔刑像」
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シメオーネとマキローネ(13世紀中ごろにスポレートで活動)の「磔刑像」
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アルベルゴ・ソ―ティオ工房(13世紀初頭に活動)の「磔刑像」
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Maestro del Bigallo(フィレンツェで1225‐1265活動)の「磔刑像」
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第2室に移ります。
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格段に見易くなりました。
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装飾が欠落している展示室天井
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パオロ・ヴェネツィアーノの追随者による「聖アンドレア・アポストロと洗礼者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)」(14世紀中ごろ)
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ヴェネトのビザンチン画家の「聖シピリアーノと聖エラーズモ」(14世紀前半)
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ジョヴァンニ・ダ・リミニの「キリストの物語」
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ジョヴァンニ・バロンツィオの「キリストの受難」
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Maestro dell'Incoronazione di Urbino(14世紀前半にウルビーノで活動)の「洗礼者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)の誕生」(1423)
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シモーネ・デイ・クローチフィッシ(ボローニャで1355‐1399活動)の「三翼祭壇画」
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マルケ出身の画家の「祈る司教聖人」(14世紀末—15世紀初頭)
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バルトロ・ディ・フレディ(シエナ、1353‐1410活動)の「聖母子」
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Maestro di San Davino(14世紀末—15世紀初頭に活動)の「6聖人(聖ピエトロ、福音書記者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)、聖アンドレア、聖フィリッポ?、聖シモーネ?、聖トッマーゾ?)」
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14世紀後半のウンブリアの画家による「聖母戴冠と天使たち」
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Maestro dei San Paolo Perkins(14世紀前半活動)の「祈るキリスト」
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Maestro della Madonna di Palazzo Venezia(14世紀前半活動)の「聖母子」
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ニッコロ・ディ・セーニャ・ディ・ブオナヴェントゥーラ(シエナ、1331‐1348活動)の「聖母子」
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セーニャ・ディ・ブオナヴェントゥーラ(シエナ、1298‐1331活動)の「聖母子」
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第3室です。
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部屋に入った途端「フィリッポ・リッピの作品がある」と思わないといけませんね。
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展示室の天井
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フィリッポ・リッピの「受胎告知と2寄進者」
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ニッコロ・ディ・ピエトロ(ヴェネツィア、1394‐1427活動)の「聖母戴冠」
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ミケーレ・ジャンボノ(トレヴィーゾ、1420‐1462活動)の「聖母子」
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フィリッポ・リッピの「タルクイニアの聖母」
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次は第4室です。
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ウンブリアとマルケの画家たちの作品が展示されてます。
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天井のフレスコ画
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ピエトロ・アラマンノの「大天使ミケーレと聖ピエトロ」
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ペルジーノの「聖フィリッポ・ベニッツィ」
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ペルジーノに帰属する「悔悛の聖ジローラモと幼きキリストと聖ジョヴァンニーノ」
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ラッファエッロ・サンツィオに帰属する「若者」
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ニッコロ・ラルンノ(フォリーニョ、1430c‐1502)の「玉座の聖母子と4聖人(聖フランチェスコ、洗礼者聖ジョヴァンニ(ヨハネ)、聖ジローラモ、聖キアーラ)」
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ベルナルディーノ・ディ・マリオット(ペルージャ、1478c‐1566)の「聖ロレンツォと聖アンドレア」
P2100776
ロレンツォ・ダレッサンドロ(サン・セヴェリーノ・マルケ、1445c‐1501)の「聖母子と聖フランチェスコと聖セバスティアーノと天使たち」
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ルーカ・ディ・パオロに帰属する「祈る2天使」
(つづく)

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