教会の聖具類も展示されてます。
パラッツォ各部屋の装飾が見事です。
アントニオ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1420c‐ヴェネツィア、1476)の「玉座の聖母子」(15世紀後半)
ピエトロ・ドニーニ(フィレンツェで15世紀前半に活動)の「聖母子と聖人たちと磔刑と受胎告知の三翼祭壇画」(1431c)
空間を活用したゆったりとした展示が特徴です。
ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1418‐1492)の「聖母子と2天使」(15世紀中ごろ)
これは表裏両面に描かれてます。
16世紀の無名画家の「磔刑」(16世紀初頭)
16世紀の無名画家の「慈悲の聖母」(16世紀初頭)
15世紀の無名画家の「受難の祈るキリスト」(15世紀末)
展示室からの眺め
ここから写真を撮りました。
彩柚テラコッタの作品が展示されてます。
アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母被昇天」(16世紀前半)
アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「羊飼いの礼拝」(16世紀前半)
ドメニコ・ギルランダイオ工房の「聖母戴冠と聖人たちと天使たち」(15世紀末)
この美術館を代表する傑作です。
ラッファエッロの作品です。傷みが激しいのが残念です。
ラッファエッロの「サンティッシマ・トリニータ教会の祭壇前飾り:三位一体と聖ロッコと聖セバスティアーノ、エヴァの創造」(1502c)
19世紀の無名画家の「磔刑」(1809)
エルメネジルド・コスタンティーニ(ローマ、1764‐1791活動)の「ラッファエッロ作『トレンティーノの聖二コラ』の複製画」(1791)
教会の聖職者席?
フランチェスコ・ティフェルナーテ(チッタ・ディ・カステッロで1505活動)の「受胎告知」(1506c)
フランチェスコ・ティフェルナーテの「受胎告知と玉座の聖母子と聖人たち」(1503‐06c)
説明板がないので詳細不明です。
次の部屋です。
ここにも説明板がありません。
中世の戦闘場面が描かれているので、この建物を建てた傭兵隊長の活躍を描いた?
私の勝手な想像ですが、そう思いながらフレスコ画を見ていくと辻褄が合うような気がしました。
説明板くらい置いてあっても良さそうに思います。
カステルドゥランテの工芸品「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖アンナ」(17世紀)
スグラフィート
カステルドゥランテ産の工芸品「キリストの鞭打ち」(17世紀)
大広間?
この部屋の装飾も一見に値します。
ここが最後の部屋ですが、他の入館者を見ることはありませんでした。
係員もいませんでした。
ルーカ・シニョレッリ特別展は切符売り場に行列が出来ていたのですが、常設展は不人気なようです。勿体ない!
外に出ました。
ルーカ・シニョレッリ、ラッファエッロ、アントニオ・ヴィヴァリーニの作品が特に良かった!
大満足で絵画館を後にしました。
(おわり)