イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:マルケ州 > アンコーナ

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新しい作品が続きます。


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次の部屋です。


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肖像画が並んでます。


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ピエトロ・ルッキーニ(ベルガモ、1800c‐ボローニャ、1883)の「女性の肖像」(1859)


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ピオ・プッリーニ(アンコーナ、1887‐ローマ、1955)の「マリア・スポート・マルチェッリーノの肖像」(1947)


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18世紀の無名画家の「女性の肖像」


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19世紀の無名画家の「男の肖像」


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17世紀のフランドルの無名画家の「女性の肖像」


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無名画家の「女の肖像」(17世紀末‐18世紀初め)


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17世紀の無名画家の「女性の肖像」


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ピエトロ・ルッキーニの「女の肖像」(1859)


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次の部屋です。


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カルロ・アマドーリの「ヴィッラ・ブルガリーニ」(1978‐79)


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ジュゼッペ・ケルビーニ(アンコーナ、1867‐ヴェネツィア、1960)の「自画像」(1946)


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アメリゴ・アシウッティ(アンコーナ、1876‐ローマ、1902)の「自画像」


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+2階に向かいました。


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+2階の最初の部屋です。


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ジャチント・ブランディ(ローマ、1621‐1691)の「十字架の下見」


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アントニオ・ザンキ(エステ、1631‐ヴェネツィア、1722)の「イサクとヤコブ」


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チーロ・フェッリ(ローマ、1634‐1689)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


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カルロ・マラッティ工房の「教皇クレメンテ9世の肖像」(17世紀)


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17世紀の無名画家の「教皇アレッサンドロ7世の肖像」


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カルロ・マラッタ(カメラーノ、1625‐ローマ、1713)の「聖母子とバーリの聖二コラとサーレスの聖フランチェスコと聖アンブロージョ」(1672)


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17世紀の無名画家の「マギの礼拝」


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次の部屋です。


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グエルチーノの「無原罪の御宿リ」はピアチェンツァのファルネーゼ宮に貸し出し中でした。
楽しみにしていたので残念!


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グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖パラツィア」(1658)


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フランチェスコ・カッチャニーガ(ミラノ、1700‐1781)の「聖アンドレア・アヴェッリーノの死」


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ドメニコ・コルヴィ(ヴィテルボ、1721‐ローマ、1803)の「スッフラージョの祭壇画」


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サッソフェッラートの作品は彼の生まれ故郷のサッソフェッラートに貸し出されていました。


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サッソフェッラート(サッソフェッラート、1605‐ローマ、1685)の「祈る聖母」


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ジョヴァンニ・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「聖母子と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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+2階が最上階と思っていたら、さらに上階がありました。


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またまた現代画です。


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終わりました。
長い間、見ることが出来なかった傑作を鑑賞することが出来て本当に良かったと思いました。


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トイレが目立ちません。


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古い作品と新しい作品のコラボについては、私は疑問と思います。
やはり作品が描かれた順番通りに作品を展示すべきと思いました。


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以前のままの方が良かったと痛感しました。


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休館前の入り口から外に出ました。


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(おわり)



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アンドレア・リッリー(アンコーナ、1570c‐アスコリ・ピチェーノ、1631以降没)の作品が並べられています。


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アンドレア・リッリーの「磔刑と洗礼者聖ジョヴァンニとトレンティーノの聖二コラ」


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アンドレア・リッリーの作品が並んでます。


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これらは、「トレンティーノの聖二コラの物語」となってます。
トレンティーノの聖二コラの生涯を知らないので、各場面の意味合いが分かりません。


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トレンティーノの聖二コラの物語の一場面
以下、同じです。


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ピエトロ・テスタ通称ルッケシーノ(ルッカ、1606/1611-ローマ、1650)の「ヴィーナスとアドーネ」


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アントニオ・テンペスティ(フィレンツェ、1555‐ローマ、1630)の「イノシシ狩り」


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アレッサンドロ・トゥルキ通称オルベット(ヴェローナ、1578‐ローマ、1649)の「鍛冶屋」


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アンジェロ・カロセッリ(ローマ、1585‐1652)の「魔術師」


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制作者不明の「ベルナルド・ストロッツィ作『エマオの晩餐』のコピー画」


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ドメニコ・ペルッツィーニ(ウルバニア、1602‐アンコーナ、1673)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


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ドメニコ・ペルッツィーニの「聖ジャコモ・マッジョーレ」


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アンドレア・リッリーの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノと聖パオロと音楽天使」


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17世紀のカラヴァッジェスキ無名画家の「聖ピエトロ」


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アンドレア・リッリーの「聖トッマーゾの不信」(1602)


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やっぱり現代の作品がありました。


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アンドレア・リッリーの「サンタゴスティーノの祭壇画」(1597)
各パネルを見ておきましょう。


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次の部屋です。


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フランチェスコ・ポデスティの「ガブリエーレ・フェレッティ枢機卿の肖像」


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ドメニキーノ(ボローニャ、1581‐ナポリ、1641)の「聖アンドレア」


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フランチェスコ・ポデスティの「男の肖像」


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フランチェスコ・ポデスティの「アントニオ・マリア・カドリーニ枢機卿の肖像」


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(つづく)

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これらの彫刻は、マルガリトーネ・ダレッツォの帰属作品(18世紀)です。


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全部で6点あります。


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次の部屋です。


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オリヴッチョ・デ・チッカレッロ(カメリーノ、1365c‐アンコーナ、1439)の「聖母戴冠」


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オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「ウミルタの聖母と天使たち」


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オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「聖母の死」
作品が乗っている台が面白い。


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オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「割礼」


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20世紀の作品は纏めて展示してほしいものです。


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古いクーラーのフィルターの残骸に見えます。いくら何でも本はないでしょう。


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次の部屋です。


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ロッコ・マルコーニ工房の作品です。


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「聖オルソーラに顕現する聖母子」


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アンドレア・デル・サルト工房の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソーダ、1527‐ミラノ、1596)の「聖ジョヴァンニーノ」


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「古い作品と新しい作品のコラボ」の好例です。


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次の部屋です。


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天井の装飾


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壁のフレスコ画


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休館中にフレスコ画も修復作業が行われたと思います。


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セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「フランチェスコ・アルシッリの肖像」(1516c)


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ティツィアーノ・ヴェッチェリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1490‐ヴェネツィア、1576)の「ゴッツィの祭壇画(聖母子と聖フランチェスコと聖ビアージョと寄進者)」(1520)


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ジローラモ・ディ・ティツィアーノ(ヴェネツィア、1510c‐1572以前没)の「聖レオナルドと聖マルコと聖フランチェスコ」


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ボケ写真ですいません。


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ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480‐ロレート、1556/1557)の「アルバルダの祭壇画(聖母子と聖ステファノと聖ロレンツォと福音書記者聖ジョヴァンニと聖シモーネ)」(1538‐39)


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傑作が揃っている部屋です。


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次の部屋です。


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スパダリーノ(ローマ、1585‐1653以前没)の「ヴィッラノーヴァの聖トッマーゾの施し」
(つづく)





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絵画館の現状報告のため、現代作品を掲載してます。


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忍耐、忍耐と呟きながらやってます。


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17世紀以前の作品は全点紹介の予定ですが、それ以降の作品はかなり省略しています。


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階段を上ります。


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お待ち兼ねの+1階です。このフロアーにカルロ・クリヴェッリの作品があります。


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フランチェスコ・ポデスティの作品が並んでます。


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年代順に作品を並べてよ👈私の独り言


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フランチェスコ・ポデスティ(アンコーナ、1800‐ローマ、1895)の「ピエタ」(1830‐31)


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フランチェスコ・ポデスティの「ピエタ」


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フランチェスコ・ポデスティの「聖母子」


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写っている作品はカルロ・クリヴェッリの「聖母子」です。非常に小さな作品であることがお分かり頂けたでしょうか?


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カルロ・クリヴェッリ(ヴェネツィア、1430/1435-アスコリ・ピチェーノ、1495)の「聖母子」


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ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1491)の「聖母子」


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17世紀の無名画家の「聖母子」


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17世紀の無名画家の「La Carita」


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17世紀の無名画家の「シモン・ヴーエ作『キリストの埋葬』のコピー画」


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これは何でしょうか?


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髪の毛がついた本?


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また新しい作品です。


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展示方法が疑問で、戸惑ってしまいます。


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年代順に作品を並べて欲しい!!!!!


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新しい作品と古典作品がマッチして評論家筋から高く評価されている展示方法だそうです。


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見解の相違ですね。


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(つづく)




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私的には意味不明


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一緒に入館した2人は、この辺の作品を熱心に鑑賞してました。


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人の好みは本当に人それぞれですね。


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下の方にある手の意味が分かりません。


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ふ~ん、そうですか。


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くし?


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ボケ写真ですいません。


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階上に向かいました。


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-1階です。


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見たことがある顔です。


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写真かと思いました。


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オルフェオ?


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フランチェスコ・ポデスティの作品です。


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自分の作品も寄贈したフランチェスコです。


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フランチェスコ・ポデスティの作品です。


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何故ピストルなの?


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彫刻も制作していました。


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ここから休館前に展示されていた作品が始まります。


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以上3点はマルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。
旧第1室の表示が残っていました。


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マルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。


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パラッツォの中庭


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監視の係員が暇そうでした。


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0階になります。


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再び現代画になります。


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(つづく)

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アンコーナに行けば、市立絵画館が置かれている、この建物に必ず来ます。
2011年、修復工事と称して、休館となって久しいのですが、再オープンの話が一向にないので、気になって仕方がありません。


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クリヴェッリ、ティツィアーノ、ロレンツォ・ロットなどの貴重な作品を所蔵しています。


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2015年、再オープン予定とアンコーナ市HPに掲載されたこともありましたが、その記述は何時しか消去されたようで、その後、何の音沙汰もありませんでした。
2016年に関係者向けに内覧会のようなものが開催されましたが、正式オープンの話は一向に聞こえてきませんでした。
2017年になって、一般公開が再開されたことを知ったのです。ただ、木曜日夕方、金曜、土曜、日曜だけの開館で、毎週月曜から水曜まで休館(グループや学校関係の入館者については、予め連絡すれば開館)なので、旅程を組むには制約があると思っていました。
ところが、泊まっていたスペッロの花祭りが混雑し過ぎに加えて私にとって非常に退屈に思ったので、急遽、アンコーナ市立絵画館への日帰り遠足を思い立ったのです。


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従来、入り口だったところは出口になっていました。


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このように開館時間が明示されています。


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切符売り場と絵画館入口はVicolo Foschiにあります。ちょっと目立たない場所なので、行かれる方は注意が必要です。(従来の入り口に行ってしまうと、、遠回りすることになります)


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寧ろサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会を目指していくのが良いと思います。
鐘楼横の小道を少し上ったところに切符売り場があります。


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Pinacoteca Comunaleと出ているので迷うことはないでしょう。


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開館を待つ人が2人いました。
午前中の入館者は、結局私を含めて3人でした。


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扉が開きました。


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入ってビックリです。切符売り場と入り口(勿論、出口にもなります)、ブックショップがー4階で、+2階まである、全部で7階の大絵画館に変身したのです。
14世紀頃から18世紀頃までの絵画は、主に+1階と+2階に展示されてます。


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入り口から入ると、先ず目につくのが、フランチェスコ・マッジ(アンコーナ、1829‐1891)の「フランチェスコ・ポデスティの肖像」です。
絵画館は1884年のオープンですが、当時はフランチェスコ・ポデスティが個人収集し、寄贈した作品を主に展示していました。


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現代の作品の展示が以前と比べて拡大されました。


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サッパリ分かりません。


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この画家のことは全く知りません。


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私には理解不能です。


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次はー3階です。


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男性の下歯が黄色です。


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この辺の作品は何て言うべきか、考えてしまいます。


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少し古い時代の作品です。


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以前に見た記憶がある作品です。


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これは分かります、アンコーナの紋章です。


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ルイージ・ロッキ・カメラータ伯爵の胸像


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ロッキ・カメラータ家は、ベルガモ出身でアンコーナやイエージで財を成しました。ロッキ・カメラータ家の収集物をルイージがアンコーナ市に寄贈したのです。


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これがマドンナですと!


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今度はー2階です。


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点字?


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深淵過ぎて分かりません。


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以上3点はロベルト・パピーニの作品です。


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ユニークな作品ばかりが展示されてます。


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このコーナーの売りは、「古い建物空間と新しい作品の見事なコラボ」だそうです。


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くたびれた中年男にしか見えません。


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この絵画館は、現代画の展示に関して、イタリアで上位にランクされているそうです。


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ヘルメット?


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斬新です!


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芸術は深遠ですね。


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(つづく)



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教会の後陣を通り過ぎて、元の道まで上りました。


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チリアーコ・ピッツェコッリ通りに戻りました。


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市立絵画館の従来の入り口です。現在は出口になってます。


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今の入り口への行き方が図示されています。かなり遠回りしないと入り口に行けません。


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時間が余っていたので、サン・フランチェスコ教会を拝観することにしました。


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ファサードの彫刻が見所です。


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1323年創建のゴシック様式の教会ですが、途中の修復の結果、バロック様式や新古典様式の部分が認められます。


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鐘楼の内壁にフレスコ画があるようですが、何が描かれているのか、よく分かりません。


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ファサード前から海が見えます。


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ファサードの彫刻装飾はジョルジョ・ダ・セベーニコの作品(1454)です。


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中に入りました。


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新しく見えるのは、1953年に行われた修復によるものです。


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味気ない天井


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主祭壇


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主祭壇画は、ロレンツォ・ロットの「聖母被昇天」(1550)


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ペッレグリーノ・ティバルディの「キリストの洗礼」


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教会下にあるバールで一息入れました。


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間もなく市立絵画館の開館時間です。


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写真手前を右折しました。


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先客が2人いました。午前中の入館者は私を含めて3人でした。


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入口がー4階になります。


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カルロ・クリヴェッリの作品は非常に小さいのです。


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現代画、近代画の展示が充実しました。


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市立絵画館については、後で詳しく取り上げます。


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外に出ました。


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7年振りに傑作を見ることが出来て満足でした。


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正直なところ、以前の展示の方が遥かに良かったと思いました。特に、ルネサンス期の作品の横に現代画を展示する手法に違和感を覚えました。年代順に作品を展示して、どこが悪いの?


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このような展示法が流行していますね。


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かなり暑くなっていました。


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日曜日なので、乗車できる列車が限られます。


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駅に急ぎました。


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フォリーニョ行きのRVに乗車しました。


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市立絵画館だけに行ったアンコーナ日帰り遠足でした。


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フォリーニョ駅に到着しました。


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フォリーニョからタクシーでスペッロに戻りました。
アンコーナ市立絵画館に行って、気が済みました。
(おわり)


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2012年にアンコーナ市立絵画館に行きました。
扉が開いていたので、当然中に入りました。ところが切符売り場には誰もおらず、館内を回って漸く係員を探すことが出来ました。


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そうしたら、係員から「修復工事のため、休館中である」と告げられました。
ご覧のように工事は行われているどころか、中はいつもと同じようでした。見せて欲しいと頼みましたが、ダメと言われてしまいました。
その後、3回アンコーナを訪れ、工事の様子を見るためにここに来ましたが、物音一つ聞こえませんでした。
昨年秋、アンコーナのHPに近く再オープンされる予定と書かれるようになりました。今春、HP上に絵画館が再オープンされたことが掲載されました。
開館時間と私の旅行スケジュールが合わなくて、今年秋か来年に行ければ良いなと思っていました。
2017年6月17日と18日、お花祭り開催中のスペッロに2泊しましたが、17日のお祭り準備の段階で、スペッロはものすごい混雑で、美術鑑賞には全く不向きであることが分かりました。
18日は、スペッロのお祭りの他にトレヴィに日帰りする予定でしたが、17日の午後11時ころに、急遽アンコーナの市立絵画館に行こうと決心したのです。


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フォリーニョ発アンコーナ行き始発列車のRVに乗車しました。


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車窓からアンコーナが見えてきました。


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午前8時半頃、アンコーナ駅に到着しました。


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アンコーナ駅前です。
絵画館が開くのは午前10時です。開館まで1時間半あるので、徒歩でチェントロに向かいました。


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この日も快晴でした。
他の街では連日40度前後の猛暑に街歩きどころではありませんでしたが、港町のアンコーナは海のせいで、それほど気温が上がらないのです。


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吹き抜ける海風が心地よく、日差しの中でも問題なく歩くことが出来ました。


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港沿いの道を真っすぐ進みました。


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観光的には、この辺は何もありません。


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ピア門が見えてきました。


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教皇ピオ6世に命によって、1787年から1789年に建設されたピア門です。


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門を潜りました。
ピア門付近が駅とチェントロの入り口のほぼ中間だと思います。


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丘上に建つドゥオーモが見えていました。
写っている架線はトロリーバスのものです。


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ピア門からドゥオーモはかなり遠いのです。


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あそこまでは、とても行く気になれません。


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道路の下にあるのは、旧アンコーナ・マリッティマ駅です。
昔は、アンコーナ駅行き列車が頻発していて便利でしたが、合理化のため、2015年12月13日に廃止されました。


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数回、列車を利用したことがあります。


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見えてきたのは、トラヤヌス帝の像です。


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トラヤヌス帝の命により、アンコーナ北埠頭が建設され、アドリア海のみならず地中海貿易港としてアンコーナ繁栄が導きされたことに感謝するために像が建てられたそうです。


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この辺がチェントロの入り口になります。


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1827年に建設されたTeatro della Museです。
イタリア・オペラ上演で定評がありますが、このオペラ座の特徴はモーツアルトの作品を積極的に取り上げたことでしょう。イタリア語のダ・ポンテ三部作に留まらず、普段、あまり上演されることがない、モーツアルトの「偽の女教師」などのイタリア語オペラを上演したのです。


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劇場横の道を進みます。


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この辺からアンコーナ観光が始まります。


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サン・ドメニコ聖堂です。その下にある教皇像、フォンターナ、市立博物館などが見所ですが、何回も見て飽きているので、今回は見学省略です。


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Piazza del Plebiscito


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日曜日の午前9時前なので、どの店もやっていません。


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L'arco della prefettura


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トカゲの絵が描かれている案内板です。その指示に従って下に下りていきました。新絵画館の入り口は従来とは違った場所にあるのです。


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サンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会後陣です。


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13世紀に建てられたロマネスク様式のサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。


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市立絵画館修復に合わせて、この教会も修復されたようです。


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普段、開いていることは滅多にありません。


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古いフレスコ画があります。


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これですね。


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開いていたら必見です。


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例え開いていなくてもファサードと鐘楼だけでも見る価値があると思います。


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鐘楼横の道を少し上ります。


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新設された市立絵画館の入り口です。


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開館まで50分ほど時間がありました。


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(つづく)


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