イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > アンコーナ市立絵画館

P2380630
新しい作品が続きます。


P2380631


P2380632


P2380633


P2380634


P2380635


P2380636


P2380637


P2380638
次の部屋です。


P2380639
肖像画が並んでます。


P2380641
ピエトロ・ルッキーニ(ベルガモ、1800c‐ボローニャ、1883)の「女性の肖像」(1859)


P2380645
ピオ・プッリーニ(アンコーナ、1887‐ローマ、1955)の「マリア・スポート・マルチェッリーノの肖像」(1947)


P2380648
18世紀の無名画家の「女性の肖像」


P2380650


P2380651


P2380652
19世紀の無名画家の「男の肖像」


P2380654
17世紀のフランドルの無名画家の「女性の肖像」


P2380657
無名画家の「女の肖像」(17世紀末‐18世紀初め)


P2380659
17世紀の無名画家の「女性の肖像」


P2380662
ピエトロ・ルッキーニの「女の肖像」(1859)


P2380666
次の部屋です。


P2380667
カルロ・アマドーリの「ヴィッラ・ブルガリーニ」(1978‐79)


P2380669


P2380670


P2380671
ジュゼッペ・ケルビーニ(アンコーナ、1867‐ヴェネツィア、1960)の「自画像」(1946)


P2380673
アメリゴ・アシウッティ(アンコーナ、1876‐ローマ、1902)の「自画像」


P2380675
+2階に向かいました。


P2380676


P2380677
+2階の最初の部屋です。


P2380679


P2380680


P2380682
ジャチント・ブランディ(ローマ、1621‐1691)の「十字架の下見」


P2380686
アントニオ・ザンキ(エステ、1631‐ヴェネツィア、1722)の「イサクとヤコブ」


P2380688
チーロ・フェッリ(ローマ、1634‐1689)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


P2380693
カルロ・マラッティ工房の「教皇クレメンテ9世の肖像」(17世紀)


P2380695
17世紀の無名画家の「教皇アレッサンドロ7世の肖像」


P2380698
カルロ・マラッタ(カメラーノ、1625‐ローマ、1713)の「聖母子とバーリの聖二コラとサーレスの聖フランチェスコと聖アンブロージョ」(1672)


P2380701
17世紀の無名画家の「マギの礼拝」


P2380704
次の部屋です。


P2380706
グエルチーノの「無原罪の御宿リ」はピアチェンツァのファルネーゼ宮に貸し出し中でした。
楽しみにしていたので残念!


P2380709
グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖パラツィア」(1658)


P2380713
フランチェスコ・カッチャニーガ(ミラノ、1700‐1781)の「聖アンドレア・アヴェッリーノの死」


P2380715
ドメニコ・コルヴィ(ヴィテルボ、1721‐ローマ、1803)の「スッフラージョの祭壇画」


P2380718


P2380719


P2380720
サッソフェッラートの作品は彼の生まれ故郷のサッソフェッラートに貸し出されていました。


P2380722
サッソフェッラート(サッソフェッラート、1605‐ローマ、1685)の「祈る聖母」


P2380726
ジョヴァンニ・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「聖母子と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


P2380730
+2階が最上階と思っていたら、さらに上階がありました。


P2380732
またまた現代画です。


P2380733


P2380734


P2380735


P2380736


P2380737


P2380738


P2380739


P2380740


P2380741


P2380742


P2380743


P2380744
終わりました。
長い間、見ることが出来なかった傑作を鑑賞することが出来て本当に良かったと思いました。


P2380745
トイレが目立ちません。


P2380746
古い作品と新しい作品のコラボについては、私は疑問と思います。
やはり作品が描かれた順番通りに作品を展示すべきと思いました。


P2380747
以前のままの方が良かったと痛感しました。


P2380749
休館前の入り口から外に出ました。


P2380748
(おわり)



P2380533
アンドレア・リッリー(アンコーナ、1570c‐アスコリ・ピチェーノ、1631以降没)の作品が並べられています。


P2380535
アンドレア・リッリーの「磔刑と洗礼者聖ジョヴァンニとトレンティーノの聖二コラ」


P2380536


P2380538
アンドレア・リッリーの作品が並んでます。


P2380559
これらは、「トレンティーノの聖二コラの物語」となってます。
トレンティーノの聖二コラの生涯を知らないので、各場面の意味合いが分かりません。


P2380541
トレンティーノの聖二コラの物語の一場面
以下、同じです。


P2380543


P2380545


P2380547


P2380549


P2380551


P2380553


P2380555


P2380557


P2380558


P2380562
ピエトロ・テスタ通称ルッケシーノ(ルッカ、1606/1611-ローマ、1650)の「ヴィーナスとアドーネ」


P2380565
アントニオ・テンペスティ(フィレンツェ、1555‐ローマ、1630)の「イノシシ狩り」


P2380568
アレッサンドロ・トゥルキ通称オルベット(ヴェローナ、1578‐ローマ、1649)の「鍛冶屋」


P2380571
アンジェロ・カロセッリ(ローマ、1585‐1652)の「魔術師」


P2380574
制作者不明の「ベルナルド・ストロッツィ作『エマオの晩餐』のコピー画」


P2380577
ドメニコ・ペルッツィーニ(ウルバニア、1602‐アンコーナ、1673)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P2380579
ドメニコ・ペルッツィーニの「聖ジャコモ・マッジョーレ」


P2380583
アンドレア・リッリーの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノと聖パオロと音楽天使」


P2380587
17世紀のカラヴァッジェスキ無名画家の「聖ピエトロ」


P2380590
アンドレア・リッリーの「聖トッマーゾの不信」(1602)


P2380593
やっぱり現代の作品がありました。


P2380595


P2380596
アンドレア・リッリーの「サンタゴスティーノの祭壇画」(1597)
各パネルを見ておきましょう。


P2380600


P2380602


P2380604


P2380606


P2380609
次の部屋です。


P2380610
フランチェスコ・ポデスティの「ガブリエーレ・フェレッティ枢機卿の肖像」


P2380612
ドメニキーノ(ボローニャ、1581‐ナポリ、1641)の「聖アンドレア」


P2380614


P2380616
フランチェスコ・ポデスティの「男の肖像」


P2380618


P2380619


P2380621


P2380623


P2380624
フランチェスコ・ポデスティの「アントニオ・マリア・カドリーニ枢機卿の肖像」


P2380627


P2380629
(つづく)

P2380431
これらの彫刻は、マルガリトーネ・ダレッツォの帰属作品(18世紀)です。


P2380441
全部で6点あります。


P2380442


P2380443


P2380444


P2380445


P2380446


P2380448
次の部屋です。


P2380451
オリヴッチョ・デ・チッカレッロ(カメリーノ、1365c‐アンコーナ、1439)の「聖母戴冠」


P2380456
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「ウミルタの聖母と天使たち」


P2380458
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「聖母の死」
作品が乗っている台が面白い。


P2380460


P2380465
オリヴッチョ・デ・チッカレッロの「割礼」


P2380467
20世紀の作品は纏めて展示してほしいものです。


P2380468
古いクーラーのフィルターの残骸に見えます。いくら何でも本はないでしょう。


P2380469
次の部屋です。


P2380470


P2380473
ロッコ・マルコーニ工房の作品です。


P2380474


P2380477
「聖オルソーラに顕現する聖母子」


P2380478


P2380479
アンドレア・デル・サルト工房の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P2380485
ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソーダ、1527‐ミラノ、1596)の「聖ジョヴァンニーノ」


P2380488
「古い作品と新しい作品のコラボ」の好例です。


P2380489


P2380522
次の部屋です。


P2380492
天井の装飾


P2380493
壁のフレスコ画


P2380494
休館中にフレスコ画も修復作業が行われたと思います。


P2380495


P2380496


P2380497


P2380499
セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「フランチェスコ・アルシッリの肖像」(1516c)


P2380505
ティツィアーノ・ヴェッチェリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1490‐ヴェネツィア、1576)の「ゴッツィの祭壇画(聖母子と聖フランチェスコと聖ビアージョと寄進者)」(1520)


P2380509
ジローラモ・ディ・ティツィアーノ(ヴェネツィア、1510c‐1572以前没)の「聖レオナルドと聖マルコと聖フランチェスコ」


P2380511


P2380512
ボケ写真ですいません。


P2380515
ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480‐ロレート、1556/1557)の「アルバルダの祭壇画(聖母子と聖ステファノと聖ロレンツォと福音書記者聖ジョヴァンニと聖シモーネ)」(1538‐39)


P2380519


P2380516


P2380523
傑作が揃っている部屋です。


P2380524
次の部屋です。


P2380525


P2380526


P2380530
スパダリーノ(ローマ、1585‐1653以前没)の「ヴィッラノーヴァの聖トッマーゾの施し」
(つづく)





P2380351
絵画館の現状報告のため、現代作品を掲載してます。


P2380352
忍耐、忍耐と呟きながらやってます。


P2380353
17世紀以前の作品は全点紹介の予定ですが、それ以降の作品はかなり省略しています。


P2380354


P2380355


P2380357


P2380358


P2380360


P2380361



P2380363


P2380364


P2380366


P2380367


P2380369


P2380370


P2380372
階段を上ります。


P2380374
お待ち兼ねの+1階です。このフロアーにカルロ・クリヴェッリの作品があります。


P2380375
フランチェスコ・ポデスティの作品が並んでます。


P2380376


P2380378
年代順に作品を並べてよ👈私の独り言


P2380380
フランチェスコ・ポデスティ(アンコーナ、1800‐ローマ、1895)の「ピエタ」(1830‐31)


P2380383
フランチェスコ・ポデスティの「ピエタ」


P2380386
フランチェスコ・ポデスティの「聖母子」


P2380388


P2380390


P2380392


P2380393


P2380394
写っている作品はカルロ・クリヴェッリの「聖母子」です。非常に小さな作品であることがお分かり頂けたでしょうか?


P2380399
カルロ・クリヴェッリ(ヴェネツィア、1430/1435-アスコリ・ピチェーノ、1495)の「聖母子」


P2380401


P2380404


Crivelli,_madonna_d'ancona


P2380406
ネーリ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1419‐1491)の「聖母子」


P2380407


P2380410
17世紀の無名画家の「聖母子」


P2380412


P2380414
17世紀の無名画家の「La Carita」


P2380416


P2380418
17世紀の無名画家の「シモン・ヴーエ作『キリストの埋葬』のコピー画」


P2380420


P2380422
これは何でしょうか?


P2380423
髪の毛がついた本?


P2380424


P2380426
また新しい作品です。


P2380427
展示方法が疑問で、戸惑ってしまいます。


P2380429


P2380430


P2380431


P2380432
年代順に作品を並べて欲しい!!!!!


P2380433
新しい作品と古典作品がマッチして評論家筋から高く評価されている展示方法だそうです。


P2380434
見解の相違ですね。


P2380436


P2380437


P2380439


P2380440
(つづく)




P2380287
私的には意味不明


P2380288


P2380289
一緒に入館した2人は、この辺の作品を熱心に鑑賞してました。


P2380290
人の好みは本当に人それぞれですね。


P2380291
下の方にある手の意味が分かりません。


P2380292


P2380293


P2380294
ふ~ん、そうですか。


P2380296
くし?


P2380297
ボケ写真ですいません。


P2380298
階上に向かいました。


P2380299
-1階です。


P2380300
見たことがある顔です。


P2380301
写真かと思いました。


P2380302
オルフェオ?


P2380303


P2380304
フランチェスコ・ポデスティの作品です。


P2380305
自分の作品も寄贈したフランチェスコです。


P2380307


P2380308
フランチェスコ・ポデスティの作品です。


P2380310


P2380311
何故ピストルなの?


P2380312
彫刻も制作していました。


P2380313


P2380314


P2380315
ここから休館前に展示されていた作品が始まります。


P2380316


P2380317


P2380318
以上3点はマルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。
旧第1室の表示が残っていました。


P2380319


P2380321


P2380322


P2380323
マルガリート・ダレッツォの作品(13世紀)です。


P2380325
パラッツォの中庭


P2380326


P2380327
監視の係員が暇そうでした。


P2380329
0階になります。


P2380328
再び現代画になります。


P2380330


P2380331


P2380332


P2380334


P2380335


P2380337


P2380339


P2380340


P2380342


P2380343


P2380345


P2380346


P2380348


P2380349
(つづく)

P1670639
アンコーナに行けば、市立絵画館が置かれている、この建物に必ず来ます。
2011年、修復工事と称して、休館となって久しいのですが、再オープンの話が一向にないので、気になって仕方がありません。


P1670640
クリヴェッリ、ティツィアーノ、ロレンツォ・ロットなどの貴重な作品を所蔵しています。


P1670641
2015年、再オープン予定とアンコーナ市HPに掲載されたこともありましたが、その記述は何時しか消去されたようで、その後、何の音沙汰もありませんでした。
2016年に関係者向けに内覧会のようなものが開催されましたが、正式オープンの話は一向に聞こえてきませんでした。
2017年になって、一般公開が再開されたことを知ったのです。ただ、木曜日夕方、金曜、土曜、日曜だけの開館で、毎週月曜から水曜まで休館(グループや学校関係の入館者については、予め連絡すれば開館)なので、旅程を組むには制約があると思っていました。
ところが、泊まっていたスペッロの花祭りが混雑し過ぎに加えて私にとって非常に退屈に思ったので、急遽、アンコーナ市立絵画館への日帰り遠足を思い立ったのです。


P2380174
従来、入り口だったところは出口になっていました。


P2380175


P2380167
このように開館時間が明示されています。


P2380177
切符売り場と絵画館入口はVicolo Foschiにあります。ちょっと目立たない場所なので、行かれる方は注意が必要です。(従来の入り口に行ってしまうと、、遠回りすることになります)


P2380164
寧ろサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会を目指していくのが良いと思います。
鐘楼横の小道を少し上ったところに切符売り場があります。


P2380165
Pinacoteca Comunaleと出ているので迷うことはないでしょう。


P2380242
開館を待つ人が2人いました。
午前中の入館者は、結局私を含めて3人でした。


P2380243
扉が開きました。


P2380244
入ってビックリです。切符売り場と入り口(勿論、出口にもなります)、ブックショップがー4階で、+2階まである、全部で7階の大絵画館に変身したのです。
14世紀頃から18世紀頃までの絵画は、主に+1階と+2階に展示されてます。


P2380245
入り口から入ると、先ず目につくのが、フランチェスコ・マッジ(アンコーナ、1829‐1891)の「フランチェスコ・ポデスティの肖像」です。
絵画館は1884年のオープンですが、当時はフランチェスコ・ポデスティが個人収集し、寄贈した作品を主に展示していました。


P2380247


P2380248
現代の作品の展示が以前と比べて拡大されました。


P2380249
サッパリ分かりません。


P2380250
この画家のことは全く知りません。


P2380251
私には理解不能です。


P2380252


P2380253
次はー3階です。


P2380254
男性の下歯が黄色です。


P2380255


P2380256


P2380257
この辺の作品は何て言うべきか、考えてしまいます。


P2380258


P2380259
少し古い時代の作品です。


P2380260
以前に見た記憶がある作品です。


P2380261
これは分かります、アンコーナの紋章です。


P2380262


P2380263
ルイージ・ロッキ・カメラータ伯爵の胸像


P2380264
ロッキ・カメラータ家は、ベルガモ出身でアンコーナやイエージで財を成しました。ロッキ・カメラータ家の収集物をルイージがアンコーナ市に寄贈したのです。


P2380265
これがマドンナですと!


P2380266


P2380267


P2380268
今度はー2階です。


P2380276



P2380269
点字?


P2380270
深淵過ぎて分かりません。


P2380271


P2380273
以上3点はロベルト・パピーニの作品です。


P2380274
ユニークな作品ばかりが展示されてます。


P2380275
このコーナーの売りは、「古い建物空間と新しい作品の見事なコラボ」だそうです。


P2380277
くたびれた中年男にしか見えません。


P2380278


P2380279
この絵画館は、現代画の展示に関して、イタリアで上位にランクされているそうです。


P2380280


P2380281
ヘルメット?


P2380282


P2380283
斬新です!


P2380284


P2380285
芸術は深遠ですね。


P2380286
(つづく)



↑このページのトップヘ