イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > フィレンツェ、ドゥオーモ付属美術館

P2200454
詳細不明


P2200456
ニッコロ・バルドゥッチの「ファサードの計画」(1883)
以下、4枚の写真も同じです。


P2200458


P2200459


P2200461


P2200464


P2200467
アリストデモ・コストーリの「アルノルフォ・ディ・カンビオ」(1844)の複製
本物はドゥオーモ内にあります。


P2200470
エミーリオ・デ・ファブリスの「ファサードの計画」(1863‐64)


P2200472
ロト・トレッリの「アダム」(1886)


P2200474
ロト・トレッリの「イヴ」(1886)


P2200477
ジョヴァンニ・バッティスタ・タッサ—ラの「アロン(モーゼの兄)」(1882‐86)


P2200479
ジョヴァンニ・バッティスタ・タッサ—ラの「サムエル」(1882‐83)


P2200483
アモス・カッシオーリの「ファサード・ルネッタの装飾」(1879)


P2200486
ニッコロ・バラビーノの「ファサード・ルネッタの装飾」(1885‐87)


P2200489
切符売り場が見えました。


P2200492
アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「神の羊のトンド」(15世紀第4四半世紀)


P2200496
モンテ・ディ・ジョヴァンニの「聖ザノービのモザイク」(1504‐05)


P2200498
ルーカ・デッラ・ロッビアの聖歌隊席


P2200502
ルーカ・デッラ・ロッビアの「聖母子と2天使」(1489)


P2200505
フィレンツェの無名芸術家の「キリストの胸像」(16世紀初め)


P2200508
アンドレア・デッラ・ロッビアと弟子の「祈る父なる神と2天使」(15世紀第3四半世紀)


P2200511
パーニョ・ディ・ラーポ・ポルティジャーニに帰属する「聖母子」(15世紀中頃)


P2200514


P2200515


P2200516
ドナテッロ?の浮彫(15世紀第2四半世紀)


P2200684
ここの彫刻の展示は壮観です。


P2200683


P2200685


P2200521
左のナンニ・ディ・バンコの「予言者」(15世紀初頭)
中央はフランチェスコ・タレンティの「予言者」(14世紀第3四半世紀)
右はフランチェスコ・タレンティの「キリスト」(14世紀第3四半世紀)


P2200524
アンドレア・ピサーノの「祈るキリスト」(14世紀第2四半世紀)


P2200527
アンドレア・ピサーノの協力者の「モーゼ」(1337‐1341)


P2200530
ニーノ・ピサーノの「予言者」(1337‐1341)


P2200533
アンドレア・ピサーノの協力者の「予言者」(14世紀中頃)


P2200536
アンドレア・ピサーノの協力者の「予言者」(1337‐1341)


P2200539
ドナテッロの「髭の無い預言者」(1416‐18)
予言者なるものは胡散臭いと思います。


P2200544
ドナテッロとナンニ・ディ・バルトロの「イサクの犠牲」(1421)


P2200548
ドナテッロの「考え深い預言者」(1418‐20)


P2200551
ナンニ・ディ・バルトロの「予言者または洗礼者聖ジョヴァンニ」(1425)
彫刻自体は全て違いますが、何となくすべて同じように見えてしまいます。


P2200555
ドナテッロの「ハバクク」(1434‐36)


P2200558
ドナテッロの「エレミア」(1427‐36)


P2200561
ナンニ・ディ・バルトロの「オバデア」(1422)


P2200563
ニーノ・ピサーノの「シビッラ・ティブルティーナ」(1337‐41)


P2200567
アンドレア・ピサーノの「ダヴィデ」(1337‐41)


P2200569
アンドレア・ピサーノの「ソロモン王」(1337‐41)


P2200572
ニーノ・ピサーノの「シビッラ・エリトレア」(1337‐41)
次はこれらの彫刻の向かいに展示されている作品です。これらも同類項で、よく眺めてもその違いが殆ど分かりません。


P2200575
アンドレア・ピサーノ工房の「サートゥルヌス」(1334‐43)


P2200576
アンドレア・ピサーノの「アダムを作る神」(1334‐43)


P2200579
アンドレア・ピサーノ工房の「ジュピター」(1334‐43)


P2200580
アンドレア・ピサーノの「イヴを作る神」(1334‐43)


P2200582
アンドレア・ピサーノ工房の「マルス」(1334‐43)


P2200584
アンドレア・ピサーノの「アダムとイヴ」(1334‐43)


P2200586
アンドレア・ピサーノ工房の「アポロ」(1334‐43)


P2200588
アンドレア・ピサーノの作品ですが、私には意味が分かりません。


P2200590
アンドレア・ピサーノの「ヴィーナス」(1334‐43)


P2200593
アンドレア・ピサーノの「Jubal 」(1334‐43)


P2200596
アンドレア・ピサーノ工房の「水星の擬人化」(1334‐43)


P2200597
アンドレア・ピサーノの「Tubalcain 」(1334‐43)


P2200599
アンドレア・ピサーノ工房の「月の擬人化」(1334‐43)


P2200600
アンドレア・ピサーノと弟子の「ノエの酩酊」(1343‐48)


P2200603
アンドレア・ピサーノ工房の「フェーデ」(1343‐60)


P2200604
アンドレア・ピサーノと弟子の「ジョニトゥス」(1343‐48)


P2200606
アンドレア・ピサーノ工房の「Carita 」(1343‐60)


P2200607
アンドレア・ピサーノと弟子の「建築の芸」(1343‐48)


P2200609
実は、これらの写真をあと50枚アップしても終わりません。


P2200610
キリがないので、この辺で終わるのが潮時です。


P2200687
詳細不明


P2200689
詳細不明


P2200690
詳細不明


P2200691
詳細不明


P2200692
詳細不明


P2200693
詳細不明


P2200694
外に出ました。


P2200695
現在、洗礼堂にある”天国の門”はレプリカですが、それで満足できれば、この美術館は不要かもしれません。


P2200697
(おわり)

P2200299
次の展示室です。


P2200303
フィレンツェの無名画家の「聖レパラータとその生涯の物語」(15世紀初め)


P2200305
アンドレア・ピサーノの「聖レパラータ」(14世紀第2四半世紀)


P2200308
ベルナルド・ダッディに帰属する「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(14世紀中ごろ)


P2200310


P2200314
ジョヴァンニ・デル・ビオンドの「アレッサンドリアの聖カテリーナとその生涯の物語」(14世紀末‐15世紀初頭)


P2200319
フィレンツェの無名画家の「三聖人(左から聖ザノービ、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖レパラータ)の三翼祭壇画」(15世紀前半)


P2200323
ドナテッロの「悔悛のマグダラのマリア」(15世紀中ごろ)


P2200325
ベネデット・ブリオーネの「悔悛のマグダラのマリアのルネッタ」(15世紀末―16世紀初頭)


P2200328
ジョヴァンニ・バンディーニの「マグダラのマリアの胸像」(16世紀後半)


P2200333
ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョに帰属する「洗礼堂の磔刑像」(14世紀前半)


P2200338
ヤコポ・ディ・チョーネの「聖ザノービと受胎告知と寄進者」(14世紀末)


P2200342
ミケランジェロの「ピエタ」


P2200344
次の部屋です。


P2200345
聖具類が展示されてますが、興味があまりないので省略します。


P2200348
アントニオ・ヴェネツィアーノに帰属する「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(15世紀第1四半世紀)


P2200350
ここから階上の展示室になります。


P2200352
ニッコロ・バラビーノの「玉座のキリストとフィレンツェの聖人たち」(1882‐83)
19世紀の作品展示は珍しい。


P2200358
法衣や浮彫などが展示されてます。


P2200359
バッチョ・バンディネッリと協力者の「合唱隊席の浮彫」(1547‐1572)


P2200360
6体の浮彫がワンセットになってます。


P2200362


P2200363
6体の4セット、全部で24の浮彫があります。


P2200366


P2200367


P2200369


P2200370


P2200372
これはよく分かりません。


P2200373


P2200374
アントニオ・ポッライオーロとベット・ディ・フランチェスコ・ベッティの「銀の十字架」(15世紀第3四半世紀)


P2200377
「洗礼者製ジョヴァンニの銀製祭壇」(1367‐1483)
この祭壇の製作者として名前が残っている芸術家が凄いです。ドット・ディ・ジェーリ、ロレンツォ・ディ・セル・ジョヴァンニ、トッマーゾ・ディ・ロレンツォ、ロレンツォ・ギベルティ、マッテオ・ディ・ジョヴァンニ、ミケロッツォ・ディ・バルトロメオ、ベルナルド・チェンニーニ、アントニオ・ディ・サルヴィ、フランチェスコ・ディ・ジョヴァンニ、アントニオ・デル・ポッライオーロ、アンドレア・デル・ヴェロッキオですからね。


P2200379


P2200380


P2200381
アンニーバレ・カッラッチの作品です。


P2200383


P2200384
次の部屋です。


P2200385


P2200386
ベルナルド・ダッディの「聖母とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖ザノービと寄進者」(14世紀第2四半世紀)


P2200391
ビガッロの親方に帰属する「聖ザノービの祭壇画」(13世紀第2四半世紀)


P2200394
ジョヴァンニ・デル・ビオンドに帰属する「聖セバスティアーノのトリッティコ」(14世紀第3四半世紀)


P2200396


P2200398


P2200402


P2200406


P2200409
上と下はそれぞれ別の画家の作品です。


P2200412
リッポ・ディ・アンドレア?の「聖ピエトロ?、聖アンドレア?」(1436‐1440)


P2200413
ビッチ・ディ・ロレンツォ?の「聖ジュダ・タッデオ」(1439‐1440)


P2200416
フィレンツェの無名画家の「授乳の聖母と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ビアージョ」(14世紀中ごろ)


P2200422
ベルナルド・ディ・ステファノ・ロッセッリ?の「聖イーヴォと嘆願者」


P2200425
この作品は表と裏の両面に描かれてます。
サンタガタの親方とヤコポ・デル・カゼンティーノの「聖アガタのStendardo」(13世紀末)
stendardoとは、旗の意味ですが、絵画の場合、両面に描かれたものを言います。


P2200428
こちらは裏面です。14世紀初めに制作されたそうです。


P2200432
ジョヴァンニ・ダンブロージョ?の「受胎告知」(14世紀末‐15世紀初め)
聖母と大天使に見えないのですが・・・・・


P2200434
マリオット・ディ・ナルドの「祈るキリスト」(1402‐04)


P2200436
マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アンブロージョ?」(1402‐04)


P2200439
マリオット・ディ・ナルドの「司教聖人、聖アゴスティーノ?」(1402‐04)


P2200441
ヤコポ・ディ・ピエトロ・グイディとウルバーノ・ダ・コルトーナ?の「聖水盤の天使の彫刻」(14‐15世紀)


P2200444
ロレンツォ・ディ・ビッチの「福音書記者聖ジョヴァンニ」(14世紀末‐15世紀初頭)


P2200446
ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マッテオ」(14世紀末‐15世紀初頭)


P2200448
ロレンツォ・ディ・ビッチの「聖マルコ」(14世紀末‐15世紀初頭)


P2200451


P2200452
(つづく)




P2200727
フィレンツェのドゥオーモ
フレスコ画や彫刻などは聖堂内部にありますが、ファサードの彫刻を筆頭に聖堂外部を飾る芸術品の多くは付属美術館に移され、展示されています。


P2200175
ファサードの彫刻の多くは複製品となっていますが、その殆どがこの工房で作られています。


P2200177
ドゥオーモ付属美術館は、ドゥオーモ後陣の向かいにあります。(茶色の建物)


P1460432
長らく修復工事のため、休館や部分開館でした。


P2200178
後陣はまだ修復工事中ですが、付属美術館の修復工事が終わりました。


P2200180
新装再オープンとなったのは、2016年だったと思います。


P2200182
美術館の入り口


P2200190
切符売り場


P2200181
切符売り場にある彫刻です。
これらは、ジローラモ・ティッチャティー(フィレンツェ、1676‐1744)の作品で、1732年から洗礼堂に置かれていました。
ジローラモは、ローマ、フィレンツェ、ウィーンなどで活動した彫刻家です。1708年、ウィーンに移り、ハプスブルグ家の宮廷芸術家を務めました。


P2200183
「洗礼者聖ジョヴァンニの昇天」


P2200184
「天使」


P2200185
「天使」


P2200186
ジローラモ・ティッチャティーの「ヘロデの饗宴」


P2200187
ジローラモ・ティッチャティーの「鷹」(左側)


P2200188
右側の「鷹」


P2200196
フランチェスコ・ネーリ・ウバルディなどのフィレンツェの親方制作の聖人たちの彫刻(14‐15世紀)


P2200196
フランチェスコ・ネーリ・ウバルディなどのフィレンツェの親方によって制作された聖人たちの彫刻(14‐15世紀)です。


P2200200
フィレンツェの無名彫刻家(ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョ?)の「受胎告知される聖母」(14世紀後半)


P2200202
フィレンツェの無名彫刻家(ヤコポ・ディ・グイディ?)の「受胎告知する大天使」(14世紀第4四半世紀)


P2200206
ドゥオーモの扉


P2200208
フィレンツェの芸術家(ドナテッロ?)の「予言者」(15世紀前半)


P2200211
ティーノ・ディ・カマイーノの「ラッパを吹く天使(14世紀前半)


P2200214
フィレンツェの芸術家の「洗礼者聖ジョヴァンニの頭像」(14世紀前半)


P2200216
ティーノ・ディ・カマイーノの「祈るキリスト」(1320‐24)


P2200219
ティーノ・ディ・カマイーノの「洗礼者聖ジョヴァンニの頭像」(1320‐24?)


P2200223
ティーノ・ディ・カマイーノの「慈悲の女神(断片)」(1320‐24?)


P2200225
ティーノ・ディ・カマイーノの「信義の女神」(1320‐24)


P2200227
ティーノ・ディ・カマイーノの「希望の頭像」(1320‐24)


P2200229
ドナテッロの「予言者」(1404‐09?)


P2200233
ナンニ・ディ・バンコの「予言者」(1404‐09?)


P2200236
これはチョット複雑です。
上からドナテッロの「ピエタのキリスト」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「プットの浮彫」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「天使の浮彫」(1404‐09)
ナンニ・ディ・バンコの「ヘラクレスの浮彫」(1404‐09)
フィレンツェの芸術家(ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティ?)の「天使の浮彫」(1404‐09)


P2200239
地下が見えます。


P2200241
ロレンツォ・ギベルティの「洗礼堂北側の扉」(1403‐24)
テーマはキリストの物語となってます。


P2200244
「マギの礼拝」


P2200246
「受胎告知」


P2200247
「キリストの洗礼」


P2200259
扉の上に彫刻があります。


P2200261
ジョヴァン・フランチェスコ・リスティーチの「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


P2200250
ロレンツォ・ギベルティの「天国の門」(1425‐52)
テーマは旧約聖書からとなってます。


P2200252


P2200253


P2200262
その上に彫刻があります。


P2200263
アンドレア・サンソヴィーノの「キリストの洗礼」(1502‐05)


P2200257
アンドレア・ピサーノの「洗礼堂南側の扉」(1330‐36)
テーマは洗礼者聖ジョヴァンニの物語です。


P2200265
その扉の上に彫刻が展示されてます。


P2200266
ヴィンチェンツォ・ダンティの「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」(1569‐71)


P2200267
アンノルフォ・ディ・カンビオと協力者の「教皇ボニファチョ8世」(1296‐1300)(中央)、「予言者」(1300‐10)(左)、「予言者(首なし)」(1300‐10)(右)


P2200268
ローマ時代の石棺(2世紀)


P2200270
上は、アルノルフォ・ディ・カンビオの「天使たち」(1296‐1302)


P2200271
下は、アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖母の誕生」(1296‐1300)


P2200274
アルノルフォ・ディ・カンビオの「羊と牛」(1296‐1300)


P2200276
アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖人たち」(1300‐10c)


P2200278
アルノルフォ・ディ・カンビオの「マエスタ」(1300‐05)


P2200284
アルノルフォ・ディ・カンビオの「聖人たち」


P2200285
左からピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・テデスコの「教会博士」(1395‐1401)
ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・テデスコの「教会博士」(1395‐1401)
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティの「教会博士」(1395‐1400)
ニッコロ・ディ・ピエトロ・ランベルティの「教会博士」(1395‐1401)


P2200286
ローマ時代の石棺(2世紀)


P2200288
アルノルフォ・ディ・カンビオと工房の「大理石彫刻の断片」(14世紀初頭)


P2200291
アルノルフォ・ディ・カンビオの「ドゥオーモのメイン扉の装飾」(13世紀末—14世紀初頭)


P2200293


P2200294


P2200295


P2200296


P2200297
(つづく)



↑このページのトップヘ