イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: サン・マリーノ共和国

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次はグアイタの砦です。


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昼過ぎになって、一段と観光客が増えてきました。
この国の魅力は何処なのでしょうか。エミリア・ロマーニャ州リミニ県とマルケ州ペーザロ・ウルビーノ県との間に小さな独立共和国があるという以外に、さしたる売り物がなさそうに見えます。


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そろそろ昼食を食べた方が良さそうです。


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混雑する前に写真右のお店で食べました。
暑いので店内で食べました。


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ローマでもないのにエスト、エスト、エストがあったので注文。そうなると魚料理になります。山の上のレストランなので、海産物が乏しいと思いましたが、サン・マリーノはアドリア海に近いので魚料理も結構いけます。


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消費税がない分、20%ほど安いのではないかと思いましたが、リミニとほぼ同じか、少し高いようなお値段でした。観光客向けの店なので、その辺は仕方がないでしょう。


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グアイタの砦、通称第1の砦です。
昼食にアルコールを飲み過ぎましたね。店からのサービスの最後のリモンチェッロが効きました。


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サン・マリーノに3つの砦が現存しますが、第1の砦は11世紀に建設された、3つのうち最古のものだそうです。


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15世紀前半からリミニのマラテスタ家と抗争を繰り返しましたが、中でも、この砦は1463年の戦いで難攻不落を誇った砦として名を挙げたことで知られてます。


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攻め落とすのが容易ではなかったことが分かる造りです。


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山の上に建てられている砦なので、下からの攻めに対しては強力だったことが、この景色から分かります。


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3つの砦はMuseoとして公開されてます。


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グアイタの砦の中に入りました。


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砦の中に小さな礼拝堂があります。


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拝観しました。


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芸術作品はありません。


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マラテスタ家との戦い後、この砦は監獄としての性格が強くなりました。


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1975年まで、グアイタの砦は刑務所として使用されていました。


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難攻不落ということは、一面では囚人の脱獄防止に繋がります。


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砦内の古井戸


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アドリア海が見えました。


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砦の建物に上りました。


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Rocca Cestaです。


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別名第2の砦です。


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監獄だった部分に入りました。


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囚人が描いたもの


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独房のベッド


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独房内の机と椅子


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昼食のアルコールが効いたので、第2の砦、第3の砦に行くことを断念しました。


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ぶらぶらと散策です。


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もう特にやることがありません。


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リミニに戻ることにしました。


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ゼネストがなければ、絶対に来なかったサン・マリーノです。


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そうは言っても、一日リミニで無為に過ごすよりも有意義でした。


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サン・フランチェスコ門外に出ました。


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このバスに乗りました。


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(おわり)

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山の上の方に向かいました。


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国家財政を観光収入で賄っているので、観光地化は已む得ない所です。


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坂道ばかりです。


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紫の薄布のゲートは何のため?


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サン・フランチェスコ教会の鐘楼?


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中学校です。


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現代の彫刻家ヴァレンティーナ・パッツィーニの作品です。


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1712の意味が分かりません。


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この建物は不明です。


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ティターノ山にいることを実感させる景色です。


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先に進んでも特に見所がないので、戻ります。


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次にリベルタ広場に向かいました。


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町の中心がリベルタ広場になります。


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リベルタ広場


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政庁舎、Palazzo Pubblicoです。自由の女神像が広場に立ってます。


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1884年から1894年に建設された比較的新しい建物です。


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時計台のモザイクは、左から聖レオ、聖マリーノ(中央)、聖アガタ


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バールで一休みしました。


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次はドゥオーモです。


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サン・マリーノ大聖堂、Basilica minore concattedrale di San Marinoです。サン・マリーノはサン・マリーノ=モンテフェルトロ司教区に属しており、司教座はサン・レオの大聖堂に置かれているので、Concattedraleとなってます。


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4世紀頃、この地に初期キリスト教会がありましたが、それが前身です。530年の文書にこの教会の存在が記されいるそうです。9世紀頃、教区教会になりました。
18世紀末になると、建物の老朽化が進み危険となったので、1807年に破壊され、その土地の上に、1826年創建、1838年に完成した新古典様式の建物が現在の姿となってます。
新教会の奉献式は1855年に執り行われました。


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隣にも教会があります。


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新しすぎるので好みではありませんが、来たからには拝観することにしました。


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三廊式、コリント式列柱が左右に並ぶ新古典様式の内部です。


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天井


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左側廊方向


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右側廊方向


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礼拝堂の祭壇画を見て回りました。


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エリザベッタ・シラーニ(1638‐1665)の「聖母に顕現する復活したキリスト」


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制作者不明の「セバスティアーノ・コンカ作『慈悲の聖母』のコピー画」


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オレステ・モナチェッリの「共和国に顕現する聖アガタ」(1897)


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主祭壇


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後陣の装飾


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バルトロメオ・ジェンナーリ(1594‐1661)の「ロレートの聖母」


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レオナルド・ルッキの「復活したキリスト(ブロンズ)」(2011)


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ティツィアーノの模倣者の「聖セバスティアーノの殉教」


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主祭壇前から見た出入口方向です。


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外に出ました。


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エリザベッタ・シラーニとバルトロメオ・ジェンナーリの2点の作品が見所でしょう。


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(つづく)

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マルケ?の無名画家の「聖キアーラ」(17世紀末‐18世紀初め)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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アンジェロ・ジュゼッペ・ナーリ(1643‐1697記録)?の「聖ドメニコに顕現する聖母子」(17世紀)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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マルケ?の無名画家の「聖カテリーナ」(17世紀末‐18世紀初め)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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窓越しの景色


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17世紀のエミリアの無名画家の「マグダラのマリア」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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18世紀のマルケの無名画家の「マグダラのマリア」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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マルカントニオ・フォスキ(1586‐1647c)?の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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ステファノ・モンタナーリ(1776‐1850)の「聖ルイージ・ゴンザーガ」


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エミリオ・レトロージ(1858‐1911)の「共和国の国民に顕現する聖マリーノ」(1894)


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ベルナルディーノ・メイ(1612‐1676)の「La Giustizia」


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マッテオ・ロヴェス(1625‐1662活動記録)の「音楽の寓意」(1635c)


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フランチェスコ・メンゾッキ(1502‐1574)に帰属する「格天井」(1535c)


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Peeter Tetar di Elven の「ルイージ・チブラリオの肖像」(1864)


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17世紀のロンバルド?の無名画家の「マグダラのマリア」


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次の部屋です。


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15世紀のロンバルドの無名彫刻家の「プレセピオのタベルナコロ」


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15世紀のロンバルドの無名画家の「武装した男」


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家具(17‐18世紀)


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ミケーレ・ジャンボノ(?‐1462)派無名画家の「聖ピエトロ」、「聖ステファノ」(15世紀)


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ベルナルド・ストロッツィ(1581‐1644)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」(17世紀)


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制作者不明の「グリエルモ・デッラ・ポルタ(1500c‐1577)作『十字架降下』のコピー彫刻」(1550c)


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15世紀のロンバルドの無名彫刻家の「聖人」


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バッチョ・バンディネッリ(1493‐1560?)の「十字架降下」(1529)


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定番の陶器類の展示


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制作者名が分かるイコンは極めて稀と思います。
「聖母子」(16世紀)


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「聖母子」(16世紀末‐17世紀初め)


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「聖母子」(17世紀)


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「聖母子」(17世紀)


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「聖母子と聖アンドレアと聖ジローラモ」(18世紀)


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「聖家族とフランチェスコ会聖人?」(18世紀)


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M. Gilbert の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」(1676)
この画家は全く知りません。


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17世紀の無名画家の「マルカントニオ・フランチェスキーニ作『ロトの娘たち』のコピー画」


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16世紀のトスカーナの無名画家の「聖母子と二天使」


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ジュゼッペ・リベラ?の「聖セバスティアーノを治療する二信者」


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次の部屋です。


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16世紀のウンブリアの無名画家の「受胎告知」


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16世紀のドイツの無名画家の「聖母子と聖アンナ」


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次の展示コーナーです。


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Pittore dell'America Latina の「聖母戴冠」(18世紀)


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18世紀の無名画家の「父なる神と聖家族」


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17世紀の無名画家の「ピエタのキリスト」


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17世紀の無名画家の「十字架を担ぐキリスト」


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博物館や美術館の展示作品の質と量は、そこに繁栄度に比例します。ここもその例外ではありません。


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南イタリアのコムーネのMuseo Civicoに辛うじて比肩できる程度でしょうか。


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墓石断片(3‐4世紀)


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小さな国の博物館ですが、それなりの見どころがあります。


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(おわり)

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国立博物館が置かれているPalazzo Pergami Belluzziです。
サン・マリーノ国立博物館は、1899年にオープンしましたが、当時はPalazzo Valloniにありました。2001年に現在地に移動され、再オープンしたのです。


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博物館は4フロアーからなり、考古学部門と絵画・彫刻部門があります。


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最初は考古学部門の展示です。


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共和国国土の遺跡から出土したものが展示されてます。


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四方八方をイタリアに囲まれた山手線内とほぼ同じの面積の国土から出土したものなので、遺跡物はイタリアの博物館で見るものと全く同じと言ってよいと思います。


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博物館の窓越しから見える風景


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人口約3万人規模のイタリアのコムーネにあるMuseo Civicoと同じですね。


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教区教会にあった祭壇前飾り(16‐17世紀)


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フランチェスコ・メンツォッキ(1502‐1574)の「聖家族の多翼祭壇画」(1535c)
各パネルを見ておきましょう。


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教会博士たちとの問答


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聖家族


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聖マリーノ


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マグダラのマリア


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羊飼いの礼拝


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割礼


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裾絵中央の「キリストの埋葬」


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裾絵の受胎告知


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次の部屋です。


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部屋のスタッコ彫刻


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ジョヴァンニ・バッティスタ・ウルビネッリ(1641‐1664活動記録)の「天上の聖母と聖マリーノとパドヴァの聖アントニオと聖フランチェスコと聖キアーラ」(1640c)


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サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。


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19世紀?の無名彫刻家の「聖アガタ」


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17世紀の無名画家の「聖アガタの殉教」


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制作者不明の「磔刑像」(16世紀末‐17世紀初め)


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18世紀の無名画家の「聖マリーノと天使たちとサン・マリーノ共和国」


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ジャン・アンドレア・ラッザリーニ(1710‐1801)の追随者の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖マリーノ」(18世紀)


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16世紀のトスカーナの無名画家の「聖マリーノ」


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グエルチーノ派無名画家の「ジャイエーレとシザーラ」(17世紀)


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収納箱兼長椅子(17世紀)


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エリザベッタ・シラーニ(1638‐1665)の「バラの聖母」(1661)


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ステファノ・ガッレッティ(1832‐1905)の「自由の女神」(1876‐86)


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ジョヴァンニ・ラウレンティーノ通称ラッリゴーニ(1550c‐1633)の「砂漠の聖ジローラモと聖ビアージョ」(1613)


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ポンぺオ・バトーニ(1708‐1787)の「共和国を再上昇させる聖マリーノ」


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チェーザレ・ジェンナーリ(1637‐1688)の「ベアート・ベルナルド・トロメイ」(1680c)


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グエルチーノ(1591‐1666)の「聖フィリッポ・ネリ」(1656)


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共和国の模型


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ベネデット・ジェンナーリ(1633‐1715)の「幼きキリストとパドヴァの聖アントニオ」


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16世紀のトスカーナの無名画家の「磔刑」


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ルイージ・リッチの鐘(1865)


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ルイージ・リッチの乳鉢(19世紀)


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17世紀のエミリアの無名画家の「受胎告知」


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17世紀のマルケの無名画家の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


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アスカニオ・フォスキ(1586‐1647c)の「聖母子と聖キアーラ」(1630c)


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制作者不詳の「ステファノ・モンタナーリ作『サンタ・フィロメーナの聖母の顕現」(19世紀)


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詳細不明


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16世紀末から17世初めのロマーニャの無名画家の「ご誕生」(1616)
サン・マリーノのサンタ・キアーラ修道院にありました。
(つづく)


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サン・マリーノ共和国で、現存する教会で最古のサン・フランチェスコ教会です。
柱廊左端に美術館の入り口があります。


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サン・フランチェスコ美術館の入り口です。


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展示の中心はサン・フランチェスコ教会修道院にあったものですが、共和国政府が買い求めた作品や地元の出身の画家や写真家などの作品もあり、14世紀から20世紀の作品が展示されてます。


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修道院の廊下です。


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この辺の展示はサン・フランチェスコ教会関連のものが殆どです。


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聖具類


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廊下の突き当りにあるフレスコ画


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ビティーノ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1375‐1427)の「マギの礼拝」(15世紀前半)
サン・フランチェスコ教会にありました。


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階段のところに作品が展示されているので見難いです。


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17世紀の無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『サン・シモーネのマドンナ』のコピー画」


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スカルセッリーノの追随者の「磔刑」(17世紀)


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17世紀のマルケの無名画家の「マグダラのマリア」


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17世紀のエミリアの無名画家の「ピエタ」


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次の廊下です。


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1777年に使用されたStendardo(旗)


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ステファノ・チェレスティの「エジーディオ・マルテッリ・ジャンギの肖像」
サン・フランチェスコ修道院にあったそうです。


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18世紀のナポリの無名画家の「磔刑」


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整理箪笥(17世紀)


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17世紀のナポリの無名画家の「アイソーポス(紀元前6世紀頃の古代ギリシャの寓話作家)」


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18世紀の無名画家の「教皇クレメンテ14世の肖像」


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17世紀のトスカーナ?の無名画家の「聖フランチェスコ」


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18世紀の無名画家の「セバスティアーノ・コンカ作『祈る聖母』のコピー画」


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マッテオ・ロヴェス(1625から活動記録‐1662以降没)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1646)


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18世紀のローマ?の無名画家の「花の無原罪の御宿リ」
アンコーナのサン・フランチェスコ修道院にあったそうです。


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17世紀のマルケの無名画家の「フェデリーコ・バロッチ作『割礼』のコピー画」


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17世紀の無名画家の「グエルチーノ作『聖ジュゼッペ』のコピー画」


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18世紀のマルケ?の無名画家の「四福音書記者」


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17世紀初めの無名画家の「聖フランチェスコ」


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ニッコロ・ラルンノ(フォリーニョ、1430c‐1502)の「教皇ニコロ4世と聖フランチェスコ」、「聖ボナヴェントゥーラとパドヴァの聖アントニオ」


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17世紀初めの無名画家の「パドヴァの聖アントニオ」


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フランチェスコ・ティフェルナーテ?の「玉座の聖アントニオ・アバーテとパドヴァの聖アントニオと聖アガタ」(16世紀初頭)


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16世紀のヴェネトの無名画家の「聖母子と聖人たち」


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ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラ(1472c‐1540)の「父なる神と聖母と聖アゴスティーノと聖アンセルモ」(1512)


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ジローラモ・マルケージ・ダ・コティニョーラの「玉座の聖母子と四聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、聖フランチェスコ、聖マリーノ、アレッサンドリアの聖カテリーナ)」(16世紀第1四半世紀)


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次の部屋です。20世紀の作品が並んでます。


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ジルダ・アンブロンの「農民」(1936)


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エミリオ・アンブロンの「髪をとかす女」(1976)


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エミリオ・アンブロンの「入浴する女」(1950)


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バルトロメオ・マリア・バッチの「ロトの娘たち」(1929)


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エミリオ・アンブロンの「海の静物画」(1948)


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次の部屋です。


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アメリア・アンブロンの「幼き女児」(1915)


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エミリオ・アンブロンの「少女」


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アメリア・アンブロンの「女児の肖像」(1912)


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エミリオ・アンブロンの「サビーネ女の強奪」(1970)


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写真の展示室です。


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沢山の写真が展示されます。


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ニッコロ・ラルンノ、コティニョーラの2点、都合3点が良かったと思います。ラッファエッロとグエルチーノの作品があったそうですが、どこに消えたのでしょうか?
美術好きの暇つぶし向きの美術館ですね。
(おわり)

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この日、イタリアはゼネストが決行されていました。山猫ストや普通のスト(?)、そしてゼネストでリミニで閉じ込まれた恰好でした。リミニを全部見るには一日あれば十分過ぎるほどです。


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サン・マリーノ共和国は、GDPの半分以上を観光産業が占めているので、観光の足となるバスは、イタリア国内がゼネスト決行日であっても平常運行されるのです。


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サン・マリーノは観光地化されており、その上、傑作美術品が殆どないので、私の好みではありませんが、スト決行日の暇つぶしを目的に日帰り遠足をすることに。


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山の上に築かれたサン・マリーノが見えてきました。


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乗車50分ほどでバスターミナルに到着しました。


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旧市街の入り口であるサン・フランチェスコ門に向かいました。


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サン・マリーノ共和国は、人口33,191人(2016年11月30日現在)、約61㎢ほどの小さな共和国ですが、1700年もの間、独立国家として続いてます。


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道路から見下ろすと絶景が広がってます。


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この日は快晴でした。


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年間300万人以上の観光客が訪れるそうです。


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観光客が多いですね。私もその中の一人ですが・・・・・


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門が見えてます。


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サン・フランチェスコ門です。


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門を潜って城壁内に入りました。


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城壁内から見たサン・フランチェスコ門です。


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厚着の人がいるので驚きました。


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観光地化されてますね。


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サン・フランチェスコ教会です。工事の足場が組まれていたので、嫌な予感がしました。


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嫌な予感が当たりました。


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木組みの梁の天井が全く見えません。


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ビニールシートに覆われてます。


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拝観どころではありません。


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辛うじて主祭壇画は見ることが出来ました。
ベルナルディーノ・ディ・マリオット・ダ・ペルージャ(1478c‐1566)の「ピエタのキリストとヴェロニカと聖フランチェスコと聖アポッロニア」


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次は教会に隣接しているMuseoです。


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Museoの入り口です。


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Museoについては、改めて詳しく触れる予定です。


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ラッファエッロとグエルチーノの作品がある筈ですが、見当たりませんでした。


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外に出ました。


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次は国立博物館です。


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ここの良いところは観光客に優しいことです。
ただ、消費税がないのは良いのですが、それでイタリアよりも安いと思うのは早計です。ブランドショップに入店したことがありませんが、イタリアよりも高いと聞いたことがあります。
ワインショップは経験がありますが、イタリアよりも安く売られているワインは少ないと思いました。本来は消費税がない分、安い筈ですが・・・・・


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美術館や教会などは昼間の時間は開いてます。


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ティターノ広場


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以前、1泊したことがあります。


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坂道を上ります。


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国立博物館が置かれているPalazzo Pergami Belluzziです。


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博物館は4フロアーに分かれてます。


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国立博物館については、改めて詳しく触れる予定です。


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秀作はこの1点だけと思いました。


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人口3万3千人のコムーネのMuseo Civicoとほぼ同じです。


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土産物屋と食堂ばかりです。


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(つづく)


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