イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > コッレ・ディ・ヴァル・デルザ市立美術館

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次の展示室です。
この部屋ではサン・ピエトロ女学校にあった作品が展示されてます。


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ジャンボローニャのサークルに属するフィレンツェの無名彫刻家の「洗礼者聖ジョヴァンニの首」(17世紀初め)


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17世紀の無名画家の「聖テレーザ?」


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17世紀の無名画家の「聖フランチェスコ・サヴェーリオ」


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17世紀前半の無名画家の「獄中からの聖ピエトロの解放」


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ドン・ジョヴァン・ピエトロ・ベニーニ(フィレンツェ、1676‐1737まで生存確認)の「祈るキリスト」(18世紀第2四半世紀)


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デッラ・ロッビア工房の「この人を見よ」(16世紀第1四半世紀)


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マリオ・バラッシ(フィレンツェ、1604‐1667)の「聖チェチリア」(1630‐40c)


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17世紀の無名画家の「聖ドナート司教?」(1677)


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17世紀末のトスカーナの工房作の「祭壇前飾り」


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アントニオ・プッチネッリ(カステルフランコ・ディ・ソット、1822‐フィレンツェ、1897)の「聖母被昇天と聖ピエトロと聖アゴスティーノ」(1859)


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次の部屋です。


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この部屋が最終展示室だったと思います。


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ジョヴァン・パオロ・メルキオッリ(ローマ、1664‐1745)の「ヴェロニカ」(1690‐1700c)


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フィレンツェの無名画家?の「聖フィリッポ・ネリに顕現する聖母子」(17世紀末)


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17世紀末のトスカーナの無名画家の「聖母子と2教皇聖人」


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バルトロメオ・カヴァロッツィ(ヴィテルボ、1590c‐ローマ、1625)の「大天使聖ミケーレとアンティオキアの聖イグナツィオ」(1610‐20c)


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ジョヴァン・バッティスタ・パッジ(ジェノヴァ、1554‐1627)の「嬰児虐殺」(1604以前)


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トスカーナの無名画家の「聖ロレンツォの殉教」(1620‐40c)


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ドン・ジョヴァン・ピエトロ・ベニーニの「パオラの聖フランチェスコ」(1717)


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ピエル・ダンディーニ(フィレンツェ、1646‐1712)の「大天使ミケーレ」(17世紀後半‐18世紀初頭)


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ヴァレリオ・スパーダ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1613‐フィレンツェ、1688)の「ヴィーナスの庭園」(1661)
エッチングです。


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ヴァレリオ・スパーダの「フィレンツェ・プラート門近くの景観(エッチング)」(1650c)


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ヴァレリオ・スパーダの作品(エッチング)


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ヴァレリオ・スパーダの作品(エッチング)


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これで終わりのようです。


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旧修道院のキオストロ回廊だった?


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回廊の壁にあったもの


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この美術館の最高作品を一つ挙げるとすれば、Maestro di Badia a Isolaの「マエスタ」にします。
勿論、高名なところではセーニャ・ディ・ボナヴェントゥーラの「聖母子」が断然良かったと思いました。


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地元の画家の作品にも感銘を受けました。特にコッレ・ディ・ヴァル・デルザの市長で画家でもあったアントニオ・サルヴェッティの作品が興味深いものがありました。


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(おわり)

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次の展示室です。


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この部屋はアントニオ・サルヴェッティの作品が並べられてます。


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アントニオ・サルヴェッティは画家、彫刻家でしたが、コッレ・ディ・ヴァル・デルザの市長を務めたり、サンタゴスティーノ教会の鐘楼を設計するなどしました。


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Museo Civicoとなっている展示室とMuseo Diocesanoとなっている展示室が混在しています。


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アントニオ・サルヴェッティ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1854‐1931)の「聖グレゴリオと聖アルベルトに顕現する聖母」(1889)


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アントニオ・サルヴェッティの「私の父モデストの肖像」(1895)


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アントニオ・サルヴェッティの「服喪の女性」(1880‐90c)


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17世紀の木工職人親方の「箪笥」


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アントニオ・サルヴェッティの「自画像」(1925)


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アントニオ・サルヴェッティの「読書する女性」(1911)


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アントニオ・サルヴェッティの「ポンチーナと呼ばれるアルフォンザ・パッツァ―リの肖像」(1923)


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アントニオ・サルヴェッティの「読書」(1894)


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アントニオ・サルヴェッティの「花と花瓶」(1919)


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アントニオ・サルヴェッティの「魚の静物画」(1931)


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アントニオ・サルヴェッティの「林の中」(1892‐93)


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アントニオ・サルヴェッティの「カモーニカ谷のパスパルド」(1889)


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アントニオ・サルヴェッティの「エルザ」(1890)


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アントニオ・サルヴェッティの「サピア要塞」


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アントニオ・サルヴェッティの「エルザの夏」(1894)


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アントニオ・サルヴェッティの「犬」(1916)


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アントニオ・サルヴェッティの「女の頭」


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次の部屋です。


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エンリコ・カメニス(コモ、1866‐コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1904)の「コッレ・ディ・ヴァル・デルザの風景」(19世紀末‐20世紀初頭)


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フェッルッチョ・マンガネッリ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1883‐1968)の「公園」(1914)


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ニッコロ・カッニッチ(フィレンツェ、1846‐1906)の「日没」(19世紀末‐20世紀初頭)


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17世紀のトスカーナ工房作「小キャビネット」


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ヴィットリオ・メオーニ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1859‐1937)の「薄暮」


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17世紀のトスカーナ工房制作の「小キャビネット」


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ヴィットリオ・メオーニの「コッレ・ディ・ヴァル・デルザの風景」


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ヴィットリオ・メオーニの「アベトーネ」
アベトーネは地名(トスカーナのコムーネ)です。


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アントニオ・プッチネッリ(カステルフランコ・ディ・ソット、1822‐フィレンツェ、1897)の「男の肖像」(1880‐90)


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アダモ・ルケリーニ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1881‐1920以前没)の「父の肖像」(1914)
写真のように見えますが油彩画です。


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ミーノ・マッカーリ(シエナ、1898‐ローマ、1989)の「トスカーナの町」(1924)
トスカーナの町が画題となってますが、コッレ・ディ・ヴァル・デルザです。
ブラウン・インク画です。


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ミーノ・マッカーリの「風景」(1923)


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ミーノ・マッカーリの「我妻アンナ」(1947)
エッチングです。


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次の部屋です。


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ここから現代画の展示です。


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有名画家の作品が2点ありますが私の趣味から外れます。


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ルネサンス期にはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品さえも現代画だった訳で、現代画を毛嫌いしてはいけないと思うのですが・・・・・


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現代画が好きな方にお任せします。


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(つづく)

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アストルフォ・ペトラッツィ(シエナ、1580‐1653)の「羊飼いの礼拝」(17世紀第4四半世紀)


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セバスティアーノ・フォッリ(シエナ、1569‐1621)の「慈悲の聖母」(1605)


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ステファノ・ヴォルピ(シエナ、1606から活動記録‐1642没)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1600‐10c)


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フランチェスコ・バルタリーニ(シエナ、1569‐1609)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1600‐10c)


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展示作品の制作年代を示している?


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レジナルド・ビランチーニ(ぺーシャ、1820‐フィレンツェ、1907)の「アルノルフォ・ディ・カンビオ像」


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17世紀前半のフィレンツェの無名画家のロレンツォ・ウシンバルディ執政官の肖像」(1620‐30c)


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ロレンツォ・ガンベライ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザで17世紀初めに活動)の「ウシンバルド・ウシンバルディ司教の肖像」(1600‐10c)


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ロレンツォ・ガンベライの「ピエトロ・ウシンバルディ司教の肖像」(1610c)


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フェリーチェ・パルマ(マッサ、1583‐1625)の「ロレンツォ・ウシンバルディの胸像」(1610‐20c)


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トスカーナの無名彫刻家の「トスカーナのレオポルド2世像」(1830c)


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ジュゼッペ・アントニオ・ファッブリーニ(フィレンツェ、1748‐1795まで生存確認)の「ピエトロ・レオポルド大公の肖像」(1770‐80c)


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この表示はあてになりません。


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ジュゼッペ・アントニオ・ファッブリーニの「マリア・ルイザ・ボルボーネ大公夫人の肖像」’1770‐80c)


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アストルフォ・ペトラッツィの「コジモ・デッラ・ゲラルデスカ司教の肖像」(1730c)


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こんな古帽子を展示するなんて・・・・・


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19世紀末の無名彫刻家の「ステファノ・マッソン像」


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アントニオ・サルヴェッティ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1854‐1931)の「自画像」(1925)


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ティート・サッロッキ(シエナ、1824‐1900)の「ピエトロ・ビンビ像」(1888)


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ミーノ・マッカーリ(シエナ、1898‐ローマ、1989)の「自画像」(1947)


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オットーネ・ローザイ(フィレンツェ、1895‐イヴレア、1957)の「ロマーノ・ビレンキの肖像」(1957)


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Walter Fusi (Udine, 1924- Colle di Val d'Elsa, 2013) の「自画像」(1953)


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展示方法に戸惑います。


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トスカーナの無名彫刻家の「天使」(17世紀前半)


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15世紀のトスカーナの無名彫刻家の「聖母子」


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ローマの無名画家の「悪魔を退治する大天使聖ミケーレ」(17世紀末)


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ローマの無名画家の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(17世紀末)


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ニッコロ・ベッティ(フィレンツェ、1571‐1617)の「磔刑のキリストとマグダラのマリア」(1590‐1600c)


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ジョヴァンニ・ブリーニ(フィレンツェ、1559から生存記録‐ピサ、1599)の「聖母子」(1580c)


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アンニーバレ・マッツゥオーリ(シエナ、1663‐1743)の「受難物を持つ天使たち」(17世紀末‐18世紀初頭)


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アレッサンドロ・カソラーニ(メンサーノ、1552/1553-シエナ、1607)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1603)


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オッタヴィオ・ヴァンニーニ(フィレンツェ、1585‐1666)の「聖バルトロメオ」(1610c)


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シモーネ・ピニョーニのサークルの「聖母被昇天」(17世紀中頃)


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トスカーナの無名彫刻家の「天使」(17世紀前半)


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聖具類


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アントニオ・サルヴェッティ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1854‐1931)の「聖グレゴリオと聖アルベルトに顕現する聖母」(1890)


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ジェンナーロ・ランディ(トスカーナで18世紀末‐19世紀初頭活動)の「コッレ・ディ・ヴァル・デルザのドゥオーモを加護する聖母」(1800)


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アントニオ・ダ・コッレ(サン・ジミニャーノ、1469から記録)の「木製キャビネット」(15世紀中頃)


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聖具類


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ロ・スパダリーノ(ローマ、1585‐1651/1653)の「コスタンティーノ帝を洗礼する聖シルヴェストロ」(1640‐50c)


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フランチェスコ・ロッセッリ(フィレンツェ、1570‐1608記録)の「聖礼典の議論」(1584)
(つづく)

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ジョヴァンニ・マリア・トロサーニの「ピエタのキリストと福音書記者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナと聖バルトロメオとマグダラのマリア」(1537)


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ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1476c‐1551)の「聖母子」(1500‐10c)


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ジョヴァンニ・マリア・トロサーニの「マギの礼拝」(1522)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「聖母子」(1470‐90c)


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グイドッチョ・コッツァレッリ(シエナ、1450‐1516)の「聖母子と聖セバスティアーノとシエナの聖ベルナルディーノ」(1490‐1500c)


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ヴェントゥーラ・ディ・モーロ(フィレンツェ、1416‐1446存在確認)の「パドゥーレ(ポッジボンジ)のサン・ミケーレ教会の祭壇画」(1420‐30c)


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祈る父なる神


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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聖母子


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聖クレメンテ教皇


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聖バルトロメオ


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上から聖ジャコモ・マッジョーレ、聖フィーナ


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上から聖ピエトロ・マルティーレ、聖マルゲリータ


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15世紀中頃の金工家による「聖杯と聖体皿」


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プセウド・アンブロージョ・ディ・バルデーゼ(フィレンツェで15世紀初めに活動)の「チェッダ(ポッジボンジ)のサン・ピエトロ教会のトリッティコ」(1410‐20c)


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聖母子と二寄進者


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聖フランチェスコと聖ピエトロ


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聖パオロと聖アゴスティーノ


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次の部屋です。


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非常に見易い展示です。


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Maestro di Badia a Isola (シエナ、13世紀末‐14世紀初め活動)の「マエスタ」(1290‐1300c)


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6世紀の金属加工工房の「ガロニャーノの宝物」(銀製)(6世紀)


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15世紀の工房作
コッレ・ディ・ヴァル・デルザのドゥオーモにありました。


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マルコ・ロマーノ(13世紀末‐14世紀初めに活動)の「磔刑」


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ステファノ・ヴォルピ(シエナ、16060から記録‐1642没)の「聖母」(1630‐50c)


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ステファノ・ヴォルピの「福音書記者聖ジョヴァンニ」(1630‐50c)


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チェンニーノ・チェンニーニ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、14世紀末‐15世紀初頭活動)の「聖母の誕生」


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セーニャ・ディ・ボナヴェントゥーラ(シエナ、1298‐1311存在確認)の「聖母子」(1310‐20c)


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次の部屋です。


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バキアッカ(ボルゴ・サン・ロレンツォ、1494‐フィレンツェ、1557)の「聖二コラと聖セバスティアーノと聖ロッコ」(1540‐60c)


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カルロ・ポルテッリ(ローロ・ジュッフェンナ、1538から活動記録‐フィレンツェ、1574c)に帰属する「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1560‐80c)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・ナルディーニ(フィエーゾレ、1537c‐フィレンツェ、1591)の「ピエタのキリストと聖人たち(福音書記者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖フランチェスコ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、ウンゲリアの聖エリザベッタ)」(1578)


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アルカンジェロ・サリンベーニ(シエナ、1561から記録‐1580没)の「受胎告知」(1574)


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ドナート・マスカーニ通称フラ・アルセーニオ(フィレンツェ、1579‐1636)の「ロザリオの聖母」(1599)


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イル・ポッピ(ぽっぴ、1544c‐フィレンツェ、1597)の「トスカーナ大公の紋章」(1580‐90c)


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16世紀末のフィレンツェの無名画家の「コッレ・ディ・ヴァル・デルザの町を祝福する聖ジュゼッペ」


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シモーネ・フェッリ・ダ・ポッジボンジ(1568から存在記録、トスカーナで1600以降没)の「聖母子と聖人たち」
(1581)


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16世紀末のフィレンツェの無名画家の「コッレ・ディ・ヴァル・デルザの町を洗礼する聖マルツィア―レ」


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チゴリ(チゴリ、1559‐ローマ、1613)の「十字架降下」(1599‐1600)


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シモーネ・フェッリ・ダ・ポッジボンジに帰属する「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」
シエナ国立絵画館にありました。


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フランチェスコ・ロッセッリ(フィレンツェ、1570‐1608記録)の「2つの椅子」(16世紀第4四半世紀)


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16世紀末のトスカーナの無名彫刻家の「グロテスクなマスク」


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ベルナルディーノ・メイ(シエナ、1612‐ローマ、1676)の「受胎告知」(1640‐50c)


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17世紀中頃のシエナの無名画家の「受胎告知」
(つづく)

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Via Graccoです。Porta Nuovaが見えてますが、その手前に市立美術館があります。


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写真左の建物が美術館です。
Museo San Pietro Civico e Diocesanoが正式名称ですが、長くなるので簡単に市立美術館とさせて頂きました。


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美術館となっている建物は旧サン・ピエトロ教会・修道院でした。


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旧サン・ピエトロ教会です。
この美術館の新設オープンを私が知ったのは2017年春でした。どうしても見たかったので、2017年6月の旅程に組み入れました。


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以前、市立美術館はドゥオーモ近くのプリオーリ宮に置かれていました。


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今でも壁にMuseo Civicoと記されてます。3年前、入館するためにここに来た時、無断?休館となっていたので変に思っていました。


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美術館の入り口


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建物自体は古いですが、外観も内装も真新しくなりました。


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切符売り場


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以前と比べれば雲泥の差で、格段に整備充実した美術館になりました。


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しかし、変わらないのが入館者の少なさです。この日、他の入館者の姿を見かけませんでした。
相当な費用をかけて充実した美術館に一新された訳ですが、それが入館者増には繋がっていないようで心配になります。


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最初の展示室です。
なお展示室番号の表示はありません。


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14世紀の工房作?の「泉の頭部」


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コッレ・ディ・ヴァル・デルザのサン・サルヴァトーレ教区教会にあった柱頭が展示されてます。


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コッレの工房作{柱頭」(12世紀)
以下同じです。


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次の部屋です。
Walter Fusiのコレクションが展示されてます。


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現代でも普通の作品は良いのですが、抽象的なものは苦手です。


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「現代の普通の作品」とは何ぞやですが・・・・・


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抽象画への価値観が共有できません。


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抽象画を展示する部屋が幾つかあり、忍耐強く見て回りましたが、展示作品の紹介は省略させていただきます。


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次の部屋です。


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作家でジャーナリストだったロマーノ・ビアンキが個人収集した収集物が展示されてます。


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蔵書が展示されてます。


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古い絵画はありません。


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抽象画が殆どなかったのが救いでした。


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この部屋もロマーノ・ビアンキの収集物の展示です。


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この部屋には抽象的な作品がありました。


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セミナー室になっているようです。


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この部屋も興味薄です。


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外は酷暑でしたが、展示室内は冷房が効いて快適でした。


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しかし、入館者は私一人ですから過分過ぎるおもてなしでした。


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文化に対する姿勢に頭が下がります。


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1階の展示室紹介はこのぐらいで終わりにします。


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2階に向かいました。


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新築の建物のように見え、修道院だったとはとても思えません。


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2階も広大です。


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何も展示されていない部屋が幾つかりました。将来、さらに展示が増える可能性が高いと思います。


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Museo Diocesanoに入りました。


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2階最初の展示室です。


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天井


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ニッコロ・ディ・セル・ソッツォ(シエナ、1320‐1363存在確認)の「聖母子」(1335‐1365)
この作品は、以前、フィレンツェのウフィツィ美術館にありました。


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ルーカ・ディ・トンメ(シエナ、1355‐1389存在確認)の「聖母子」(1370‐90c)


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ロレンツォ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1370‐1427存在確認)の「聖母子と聖人たち(聖ロレンツォ、洗礼者聖ジョヴァンニ、聖アントニオ・アバーテ、聖ニッコロ)」(1480‐90c)


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1444/1445-1497まで記録)の「聖母子と聖人たち」(1470‐1500c)


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ジョヴァンニ・マリア・トレサーニ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザで16世紀前半に活動)の「寺院への出現」(1510‐20c)
(つづく)

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