2018年3月1日、ブレラ絵画館に再訪しました。
この日、一日中雪が降ってました。
シニョレッリの作品をじっくり見ることが出来ました。
第7室まで来て、この扉が閉まっていたので驚きました。
2017年10月の時点で、館内の展示室と展示作品の見直しが一段落して、今後暫くはこのままで推移するだろうと予想していましたが、その見方が見事に覆されました。
2018年1月15日から2018年3月29日まで、この先は閉鎖です。
この部屋は作品の修復室がある第18室です。
第18室には扉が3つあるのですが、この扉が閉鎖されていました。
つまり、閉鎖されていたのは、第8室、第9室、第10室、第11室、第12室、第13室、第14室、第15室となります。第16室と第17室ですが、2018年10月時点までは欠番で存在していませんでした。
第18室の展示作品を見ていたら、ガラガラと音が聞こえたので見ると、この扉が開けられ、作品が次々と運び出されました。暫くすると、再びガラガラと音がして、今度は作品が次々と扉の中に運び入れられたのです。
閉鎖されていた部屋で、展示室と展示作品の刷新が行われていたと確信しました。
館内にある非常設展示作品の保管庫です。
入館者が見える場所に、このような保管庫が二か所あります。
この保管庫で作品の出し入れが盛んに行われていました。
閉鎖されている展示室が再オープンされる3月末に、刷新された展示室や作品を見ることになるのでしょう。
このような作業は今後とも継続して行われるでしょう。何故ならば、常設展示作品の入れ替えを今後とも積極的に行う方針との記述が美術館内に表示されているからです。(その表示の写真を撮るのを忘れてしまいました)
残念ながら見ることが出来なかった作品がかなりの数に上りました。
しかし、それは些細なことでした。
見ることが出来た作品は傑作ばかりでしたから。
降雪が影響したのでしょう、こんなに空いていたブレラ絵画館は初めてです。
カラヴァッジョ作品前には誰もいません。
ブレラにもう一度行かなくては・・・・・