1268年創建、14世紀初めに完成したロマネスク・ゴシック様式の建物が今でも一部残ってます。
1328年から拡張工事が行われ、1476年に完成し、修道院を併設する現在の規模の大きさになりました。
17世紀に行われた改修の際、内部はバロック様式に改められましたが、ファサードは未完成のまま現在に至ってます。
1771年に起きた火災によって大きな被害を受けてしまい、1775年から1782年にかけて大修復工事が行われました。被害を受けなかったファサードやブランカッチ礼拝堂などの一部を除いて、現在の姿はその大修復工事後のものです。
また、第二次世界大戦の爆撃、1966年のアルノ川の氾濫によっても大きな被害を受けてしまいました。
1954年、当時の教皇ピオ12世によってBasilica Minoreに格付けされました。
単廊式、ラテン十字形、ロココ様式の内部です。
縦85m、横15mの長方形ですが、左右に翼廊があります。
ブランカッチ礼拝堂は右翼廊にあります。
アントニオ・グイデッティの「死せるキリストへの哀悼」(18世紀)
ベルナルド・モラルディの「聖アレッシオの葬儀」(1570c)
ジョルジョ・ヴァザーリの「磔刑」(1560)
アウレリオ・ローミの「ご訪問」(1595c)
制作者不明の「聖母子」
フィレンツェの無名画家作「トビアスと大天使」
詳細不明
ジョヴァンニ・マリア・ブッテーリの「息子を治すためにキリストに援助を頼む農民」
フランチェスコ・カンバッチーニの「ご誕生」(1782c)
ベルナルド・ポッチェッティの「受胎告知」(1601‐02)
グレゴリオ・パガーニの「マギの礼拝」(1603)
ドメニコ・スタージの天井フレスコ画
ジュゼッペ・ロメイのクーポラのフレスコ画
私の好みから若干外れる作品ばかりです。
コルシーニ礼拝堂
ブランカッチ礼拝堂
ブランカッチ礼拝堂に行くため、一旦外に出ました。
ファサードの右横にブランカッチ礼拝堂に向かう入り口があります。
キオストロ
キオストロ回廊の作品は後で見ることにしました。
切符売り場
切符売り場上にある剥離フレスコ
キオストロ回廊にあったフレスコ画でしょうか?
ブランカッチ礼拝堂の入り口です。