2017年10月から約130日振りに再訪しました。
展示室や展示作品は殆ど同じだろうと思っていましたが、その点は予想通りほぼ同じであったものの、一部ではかなりの違いが認められました。
例年、この時期は閑散期の筈ですが、フィレンツェは混雑していました。特に遅めの春節休みを過ごす中国人が多かったように思います。フィレンツェに限らず、ドイツ語を話す人たちを各地で多数見かけました。
昨年と比べると、入館料がかなり値上がりしました。ウフィツィ美術館だけではなく、入館した殆どの美術館・博物館で入館料が高くなってます。
この現状を鑑みると、フィレンツェ・カードの€72で、72時間有効、行列スキップの優先入館権は非常に有利になったと思います。4つの美術館・博物館を入館すれば元を取れることになりますから。
第1展示室が開いていました。
第1展示室ですが、2010年頃までは開いていてギリシャ彫刻などを展示していたと思いますが、近年は扉が閉められ、実質の最初の展示室はジョットのマエスタがある第2室となっていました。2017年10月にも第1室は閉まっていました。
再オープンされた第1室には、ジョット以前の12世紀から13世紀の作品が展示されてます。
以下、第1室の展示作品です。
フィレンツェの逸名画家(1250‐1275c活動)の「聖母子」(1250‐60c)
Maestro della Maddalena (フィレンツェ、1260‐1290c活動)の「福音書記者聖ルーカ」(1280‐90c)
Maestro del Bigallo (フィレンツェ、13世紀前半活動)の「玉座の聖母子と2天使」(1230c)
Maestro della Croce 434 (ルッカ・フィレンツェで1230‐1250c活動)の「磔刑とキリストの受難」(1240c)
メリオーレ(フィレンツェ、1250‐1280c活動)の「祈るキリストと4聖人(聖母、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ、聖パオロ)」(1271)
Maestro della Croce 434 の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1240‐50c)
トスカーナの逸名画家(13世紀第1四半世紀に活動)の「聖母子と受胎告知」(1210‐15c)
ボナヴェントゥーラ・ベルリンギエーリ(ルッカ、1228‐1274記録)の作品(1255c)
聖母子と聖人たち
磔刑とカルヴァリオへの途と十字架降下
Maestro della Croce 432(ピサまたはフィレンツェで1150‐1200活動)の「磔刑」(1180‐1200c)
入館して初めての部屋である第1室は、入館者のほぼ全員が入室していました。
ジョットは相変わらず人気が高い。
リッポ・ディ・べニヴィエーリの「聖母子」
上記作品の説明プレートです。
「Firenze, attivo dal 1290 al 1330 circa 1350 circa- 1396」の意味が分かりません。
階上の展示室や展示作品は前回とほぼ同じだったと思います。
そうは言っても、前回と違って全作品の写真を撮っていないので、その辺の正確なことが分かりません。
グループツアーの一行が立ち去った直後に撮った写真です。
これだけの人を蔑ろにして、グループツアーの一行がこの作品の前で20分も独占していました。お互い様、譲り合いの精神が全く欠如した態度に呆れました。
連日の大雨でアルノ川の水量が多く、流れが何時もよりも速いと思いました。
第41室は引き続き閉鎖されていました。
階下の展示室では、カラヴァッジョ作品の展示方法が大きく変わったのが目立ちました。
ウフィツィ美術館には、カラヴァッジョ作品が3点あるのですが、従来は一つの展示室で3点を展示していましたが、今回、行ってみると、カラヴァッジョ作品の展示室が3室に増えて、各室にカラヴァッジョ作品が1点づつ展示され、他画家の関連作品が展示されるようになりました。
カラヴァッジョの「メドゥーサ」が展示されている第96室の展示作品です。
第96室の展示作品
展示室と展示作品が2017年10月の時よりも多くなりました。
一度に全部を見るのは至難の業です。
今の所、第99室が最終展示室となってますが、これ以上増えたら大変です。
展示室や展示作品は殆ど同じだろうと思っていましたが、その点は予想通りほぼ同じであったものの、一部ではかなりの違いが認められました。
例年、この時期は閑散期の筈ですが、フィレンツェは混雑していました。特に遅めの春節休みを過ごす中国人が多かったように思います。フィレンツェに限らず、ドイツ語を話す人たちを各地で多数見かけました。
昨年と比べると、入館料がかなり値上がりしました。ウフィツィ美術館だけではなく、入館した殆どの美術館・博物館で入館料が高くなってます。
この現状を鑑みると、フィレンツェ・カードの€72で、72時間有効、行列スキップの優先入館権は非常に有利になったと思います。4つの美術館・博物館を入館すれば元を取れることになりますから。
第1展示室が開いていました。
第1展示室ですが、2010年頃までは開いていてギリシャ彫刻などを展示していたと思いますが、近年は扉が閉められ、実質の最初の展示室はジョットのマエスタがある第2室となっていました。2017年10月にも第1室は閉まっていました。
再オープンされた第1室には、ジョット以前の12世紀から13世紀の作品が展示されてます。
以下、第1室の展示作品です。
フィレンツェの逸名画家(1250‐1275c活動)の「聖母子」(1250‐60c)
Maestro della Maddalena (フィレンツェ、1260‐1290c活動)の「福音書記者聖ルーカ」(1280‐90c)
Maestro del Bigallo (フィレンツェ、13世紀前半活動)の「玉座の聖母子と2天使」(1230c)
Maestro della Croce 434 (ルッカ・フィレンツェで1230‐1250c活動)の「磔刑とキリストの受難」(1240c)
メリオーレ(フィレンツェ、1250‐1280c活動)の「祈るキリストと4聖人(聖母、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ、聖パオロ)」(1271)
Maestro della Croce 434 の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1240‐50c)
トスカーナの逸名画家(13世紀第1四半世紀に活動)の「聖母子と受胎告知」(1210‐15c)
ボナヴェントゥーラ・ベルリンギエーリ(ルッカ、1228‐1274記録)の作品(1255c)
聖母子と聖人たち
磔刑とカルヴァリオへの途と十字架降下
Maestro della Croce 432(ピサまたはフィレンツェで1150‐1200活動)の「磔刑」(1180‐1200c)
入館して初めての部屋である第1室は、入館者のほぼ全員が入室していました。
ジョットは相変わらず人気が高い。
リッポ・ディ・べニヴィエーリの「聖母子」
上記作品の説明プレートです。
「Firenze, attivo dal 1290 al 1330 circa 1350 circa- 1396」の意味が分かりません。
階上の展示室や展示作品は前回とほぼ同じだったと思います。
そうは言っても、前回と違って全作品の写真を撮っていないので、その辺の正確なことが分かりません。
グループツアーの一行が立ち去った直後に撮った写真です。
これだけの人を蔑ろにして、グループツアーの一行がこの作品の前で20分も独占していました。お互い様、譲り合いの精神が全く欠如した態度に呆れました。
連日の大雨でアルノ川の水量が多く、流れが何時もよりも速いと思いました。
第41室は引き続き閉鎖されていました。
階下の展示室では、カラヴァッジョ作品の展示方法が大きく変わったのが目立ちました。
ウフィツィ美術館には、カラヴァッジョ作品が3点あるのですが、従来は一つの展示室で3点を展示していましたが、今回、行ってみると、カラヴァッジョ作品の展示室が3室に増えて、各室にカラヴァッジョ作品が1点づつ展示され、他画家の関連作品が展示されるようになりました。
カラヴァッジョの「メドゥーサ」が展示されている第96室の展示作品です。
第96室の展示作品
展示室と展示作品が2017年10月の時よりも多くなりました。
一度に全部を見るのは至難の業です。
今の所、第99室が最終展示室となってますが、これ以上増えたら大変です。