イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:教会巡り > ジェノヴァ大聖堂

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右側廊


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右側廊


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後陣右側にあるノストラ・シニョーラ礼拝堂です。


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フェデリーコ・バロッチ(ウルビーノ、1535‐1612)の「磔刑」


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ロレンツォ・デ・フェラーリ(ジェノヴァ、1680‐1744)の「玉座の聖母子と聖スタニスラオと聖フランチェスコ・ボルジャ」


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天井のフレスコ画はジョヴァンニ・アンドレア・カルロ―ネ(ジェノヴァ、1584/1590-ミラノ、1630)の「聖セバスティアーノの説教」


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これは有り難い。


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大理石の祭壇は、カルロ・バラビーノ(ジェノヴァ、1768-1835)とイグナツィオ・ペスキエーラ(ジェノヴァ、1777-1839)の「天使たち」(1830)


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15世紀の逸名画家作「聖母子」


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ステンドグラスも見事です。


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「聖母被昇天」(19世紀)


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グイド・ガレッティ(ロンドン、1893-ジェノヴァ、1977)の「幼きキリストと聖ジュゼッペ」


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ガエターノ・プレヴィアーティ(フェラーラ、1852-ラヴァ―ニャ、1930)の「聖母被昇天」(1905)


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扉上ルネッタのフレスコ画


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Maestro Costantinopolitano di San Salvatore in Choraの「聖母子と2聖人と2天使」(1312c)


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有名な彫刻です。


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15世紀の逸名彫刻家作「磔刑」


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パオロ・ジローラモ・ピオラ(ジェノヴァ、1666-1724)の「天上のキリストと聖ジローラモと聖マリア・マッダレーナと聖人」


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ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527-エル・エスコリアル、1585)の「聖ゴッタルド」


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入口扉上のフレスコ画


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Maestro Costantinopolitano di San Salvatore in Choraの「玉座のキリストと聖人たち」(1312c)


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詳細不明


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詳細不明


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サン・ジョヴァンニ礼拝堂


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クーポラ


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ドメニコ・ガジーニ・ダ・ビッソーネ(ビッソーネ、15世紀後半活動)と弟子のエリア・ガジーニの「祭壇」


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ドメニコ・ガジーニ・ダ・ビッソーネ(ビッソーネ、15世紀後半活動)とエリア・ガジーニの「聖ジョヴァンニ・バッティスタの生涯」


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アンドレア・コンドゥッチ通称イル・サンソヴィーノ(モンテ・サン・サヴィーノ、1467c-1529)の「聖母子」


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Museoに行きます。


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Museoの入り口


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高価でしょうね。


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芸術性はあまり感じません。


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聖堂内に戻り、後陣左のレルカーリ礼拝堂の拝観です。


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礼拝堂祭壇


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ジャン・ジャコモ・デッラ・ポルタとグリエルモ・デッラ・ポルタとニコロ・ダ・コルテの「サンティ・ピエトロ・エ・パオロの祭壇」(1533-37)


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ガスパーレ・フォルラーニのオルガンのカヴァー絵(1554-55)


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天井のフレスコ画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・カステッロ通称イル・ベルガマスコ(カステッロ・ガンディーノ、1509-マドリッド、1569)の「聖母戴冠」(1564)と「聖母被昇天」(1564)


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詳細不明


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外に出ました。
(おわり)

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見応えがあるファサードです。


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ファサードの彫刻の作品帰属について、聖堂内に説明プレートがあります。


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これです。


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これがあるので助かります。


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次は身廊外観です。


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鐘楼を横から見たところです。


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サン・ロレンツォ通り側の出入り口


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ファサード側の向かって右の出入り口が開いていたので、聖堂内に入ります。


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三廊式、ラテン十字形、ロマネスク様式の内部です。


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左側廊方向


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左側廊


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左側廊からの眺め


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左側廊上部


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右側廊方向


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右側廊


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右側廊からの眺め


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天井
第二次世界大戦中の1941年2月9日、イギリス軍の爆撃によって、聖堂身廊天井が破壊され、天井のフレスコ画の殆どが落剝してしまいました。その後、天井は修復されましたが、僅かに残っていたフレスコは白く塗り潰されました。


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ジョルジョ・フィエスキの墓


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ジョヴァンニ・アンドレア・アンサンド(ヴォルトリ、1584‐ジェノヴァ、1638)によって、オルガンカヴァーとして描かれた「聖ロレンツォ」


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ジョヴァンニ・バッティスタ・パッジ(ジェノヴァ、1554‐1627)に帰属する「受胎告知」


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ジョヴァンニ・ガジーニ(パレルモ、1470c‐?、?)の「ジョルジョ・フィエスキの墓碑」


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中央礼拝堂と後陣は修復作業中でした。


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後陣のフレスコ画、彫刻、ステンドグラスなどをゆっくり見たかった!


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ラッザーロ・ダヴァローネ(ジェノヴァ、1556‐1640)のフレスコ画(1622)


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ラッザーロ・タヴァローネ(ジェノヴァ、1556‐1640)の「最後の晩餐」


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後陣の彫刻を見たかったけれど、これではね。


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詳細不明


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説教壇


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校外学習の一行がやってきました。聖堂内に説明の声が良く響きます。
(つづく)

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ジェノヴァ市の中心サン・ロレンツォ通りです。


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サン・ロレンツォ通りを東に進むと、直ぐに大聖堂の鐘楼と、道の突き当りにあるジェズ教会が見えてきます。


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サン・ロレンツォ大司教座教会、Cattedrale Metropolitana di San Lorenzoです。
ジェノヴァ大司教区の大司教座が置かれています。


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3世紀中頃、この場所にキリスト教徒の墓地があり、信仰の場となっていました。5‐6世紀頃に教会が建設されましたが、それが現在の建物の前身です。
1007年、司教座が置かれ、Cattedraleに昇格しました。


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11世紀中頃、建物の老朽化と信者が多くなって手狭になったので、建物が再建されることになりました。
1098年に創建されたロマネスク様式の二代目の建物が、現在の姿の原形です。
1118年に奉献式が執り行われた後、1133年に大司教座が置かれるようになりました。


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1230年頃、ゴシック様式に改築されることになり、改築はファサードから始められ、ファサードは1307年から1312年の間に完成しました。


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白と黒の大理石による組み合わせ模様は、ジェノヴァ貴族の象徴とされていたものです。
ファサードの建築に従事した労働者はフランスから集められたそうです。


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当初、鐘楼はファサードの左右2本の建設が予定されていましたが、右だけが1552年に完成しました。高さが60mあります。
向かって左の鐘楼は、1477年にロッジャ部分まで建設が進みましたが、そのままで放置され未完成のまま、現在に至ってます。


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クーポラですが、1550年に工事が始められ、17世紀に完成しました。


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クーポラは暫く修復工事中です。


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ポータル上のフレスコ


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ベネデット・アンテラミ(ヴァル・ディンテルヴィ、1150c‐1230c)の作品(1210c)


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修復後のものでしょうね。


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1894年から1900年にかけて大規模な修復工事が行われました。


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ベネデット・アンテラミ、ベネデット・アンテラミ派彫刻家による作品


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ファサードの左右にライオン像があります。
カルロ・ルバット(ジェノヴァ、1810‐1891)の「ライオン像(左)」(1840)


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カルロ・ルバット(ジェノヴァ、1810‐1891)の「ライオン像(右)」(1840)


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聖母子


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聖ロレンツォ


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ベネデット・アンテラミ(ヴァル・ディンテルヴィ、1150c‐1230c)またはベネデット・アンテラミ派彫刻家の「キリストと聖ロレンツォ」


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バラ窓


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扉横の彫刻


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扉横の柱に施された彫刻


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柱下部


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以上は中央扉の写真です。


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向かって右の扉です。


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ベネデット・アンテラミの彫刻


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(つづく)

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