イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:教会巡り > トーディ、サン・フォルトゥナート教会

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Cappella del Santissima Crocefisso


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15世紀のウンブリアの逸名画家作「パドヴァの聖アントニオ」


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14世紀前半のウンブリアの逸名画家作「ヘロデの饗宴」(1340c)


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聖ジョヴァンニ・バッティスタの寺院への出現


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次はロレートの聖母礼拝堂です。


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逸名画家作「マギの礼拝」(14世紀)


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逸名画家による14世紀のフレスコ画


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後陣


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アントニオ・マッフェイ・ダ・グッビオ(グッビオ、1554から活動記録‐1601没)の「聖フォルトゥナート像」(1590)


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後陣の祭壇画
詳細不明の「磔刑」


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中央礼拝堂の祭壇


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聖人たちが描かれてますが、制作者や制作時期等が不明です。


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説教壇


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ヤコポーネの墓がクリプタにあります。


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ヤコポーネ・ダ・トーディ(トーディ、1236c‐コッラッツォーネ、1306)の墓
ヤコポーネは聖職者でしたが、中世の詩人として有名です。


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クリプタから内陣に戻りました。
Cappella Gregoriana


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アンドレア・ポリノーリ(トーディ、1586‐1648)の「聖母戴冠」


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二コラ・ヴァッヌッチョの「玉座の聖母子と聖人たち」(14世紀)


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二コラ・ヴァッヌッチョの「2聖人」(14世紀)


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次はアンヌンツィアータ礼拝堂です。


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17世紀のローマの逸名彫刻家によるスタッコ彫刻「マギの礼拝」


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17世紀のローマの逸名彫刻家によるスタッコ彫刻「羊飼いの礼拝」


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次はパドヴァの聖アントニオ礼拝堂です。


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制作者不明の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(16世紀)
ラファエッロの影響を受けた?


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ジョッテスキ画家によるフレスコ画(14世紀)


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ジョッテスキ画家によるフレスコ画(14世紀)


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聖フランチェスコ礼拝堂の祭壇画「ロザリオの聖母」(詳細不明)


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次は大天使聖ミケーレ礼拝堂です。


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トンマーゾ・ディ・クリストフォロ通称マゾリーノ・ダ・パニカーレ(パニカーレ、1383‐フィレンツェ、1447)の「聖母子」(1432)


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礼拝堂の中に入ることが出来ません。


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詳細不明


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詳細不明


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主祭壇前から見た出入口方向


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外に出ました。
(おわり)

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丘上に築かれた町トーディの最高地点に建つサン・フォルトゥナート教会がよく目立ちます。


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エトルリア時代のアクロポリスの区域にある教会です。


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この場所に初期キリスト教会があったとされてますが、その記録がないようです。その後、再建されましたが、創建時が不明とされます。再建されたロマネスク様式の教会は、1088年に聖フォルトゥナートに奉献された記録が残されてます。


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1198年、聖カッシアーノの祭壇を奉献するために、教皇インノチェンツォ3世がこの教会を訪れた記録が残されてます。


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1292年、ロマネスク様式からゴシック様式の建物に改造するための工事が開始されましたが、1348年のペスト禍によって工事が一旦中断されたものの、城壁の門を出入りする品物への2%課税しての資金調達によって、1405年に工事が再開しました。


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ファサード下部は1436年に完成したものの、近隣のオルヴィエートなどとの戦いによって資金不足に陥り、結局、ファサード工事が再開されることなく、その上部は未完成のまま現在に至ってます。


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中央扉左側の彫刻


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中央扉右の彫刻


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入口の左右にライオン像が置かれてます。


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エトルリア時代のライオン像と言われてます。


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右側のライオン像


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ファサードの中央扉左右に受胎告知の彫刻があります。


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受胎告知する大天使


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受胎告知される聖母


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左扉上ルネッタ上のフレスコ画の痕跡


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中央扉上ルネッタにフレスコ画があったと思いますが、その痕跡さえもありません。向かって右扉上ルネッタのフレスコ画も全く残ってません。


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チェントロ・ストーリコからは中々見えない鐘楼です。


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拝観します。


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中に入りました。


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三廊式、ゴシック様式の内部です。


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左右に合わせて13の礼拝堂が設けられてます。


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左側廊


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左側壁の礼拝堂から見て行きます。


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聖母被昇天の礼拝堂です。


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聖母被昇天礼拝堂の装飾全てはアンドレア・ポリノーリ(トーディ、1586‐1648)によって1641年から1643年頃にかけて行われてました。


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アンドレア・ポリノーリ(トーディ、1586‐1648)の「聖母被昇天」


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受胎告知


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天上の聖家族


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聖パオロ


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キリストの神殿奉献


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聖母の神殿奉献


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聖ピエトロ
(つづく)

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