イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:教会巡り > ヴェローナ、サン・フェルモ・マッジョーレ教会

P1120173
下教会から上教会に戻りました。
制作者不明の「磔刑像」(18世紀)


P1120174
Cappella Alighieriの祭壇画は既に紹介しました。


P1120176
Cappella della Passione


P1120177
ドメニコ・リッチョ通称イル・ブルサソルツィ別称ドメニコ・ブルサソルツィ(ヴェローナ、1516‐1567)の「磔刑」(1550c)


P1120178
Cappella della Passioneのスタッコ彫刻


P1120179
ドメニコ・ブルサソルツィの作品?


P1120180
ドメニコ・ブルサソルツィの作品?


P1120182
中央礼拝堂


P1120183
後陣のフレスコ画は、1320年頃にMaestro del Redentoreによって制作されました。


P1120187


P1120188


P1120185


P1120186
Cappella di Sant'Antonio


P1120190
磔刑の祭壇画の左横は、リベラーレ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、1445c‐1530)の「聖アントニオと聖アゴスティーノと聖ニコロ」


P1120191


P1120192


P1120193
14世紀のヴェローナの逸名画家によるフレスコ画


P1120194
フレスコ画のテーマはパドヴァの聖アントニオの生涯です。


P1120195
1340年から1350年頃にかけて制作されました。


P1120196


P1120199
制作者不明のパドヴァの聖アントニオ像


P1120200
Transetto e Mausoleo della Torre


P1120202
14世紀のヴェローナの逸名画家によるフレスコ画


P1120203
フレスコ画のテーマは聖フランチェスコの生涯です。


P1120205
詳細不明


P1120206
Altare dei Marangoni (1608)


P1120207
祭壇画は、アレッサンドロ・トゥルキ通称ロルベット(L'Orbetto)(ヴェローナ、1578ローマ、1649)の「羊飼いの礼拝」(1608)


P1120209
Cappella della Madonna


P1120210
ジョヴァンニ・フランチェスコ・カロート(ヴェローナ、1480‐1555)の「天上の聖母子と聖アンナと聖人たち」(1528)


P1120211
ジョヴァンニ・バッティスタ・バルキ(マントヴァ、15940ヴェローナ、1650)の「十字架降下」


P1120218
Altare di San Nicola (1635)
ジョヴァンニ・バッティスタ・デル・モーロ(ヴェローナ、1512‐ヴェネツィア、1573)の「聖二コラと聖アゴスティーノと聖アントニオ・アバーテ」


P1120214
トゥローネ・ディ・マキシオ派逸名画家に帰属する「磔刑」(1363)


P1120215


P1120222


P1120225
ピサネッロのフレスコ画


P1120226


P1120223
ナンニ・ディ・バルトロ通称イル・ロッソ(フィレンツェ、1419‐1451活動)の「マウセレオ・ベンツォーニのモニュメント」(1426)


P1120224


P1120228
外に出る前に、もう一度主祭壇を見ました。


P1120230


P1120229


P1120233
(おわり)

P1120111
マルティーノ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、?‐1412)のフレスコ画


P1120112
Cappella Benzoniの入り口です。


P1120113
14世紀のヴェローナの逸名画家によるフレスコ画


P1120114
Cappella Brenzoniに入りました。


P1120116
Cappella Brenzoniの左壁


P1120122
アントニオ・ダ・メストレの彫刻(14世紀末)


P1120123
マルティーノ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、?‐1412)のフレスコ画


P1120121
マルティーノ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、?‐1412)のフレスコ画


P1120124
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460c‐カルディエーロ、1519)の「玉座の聖母子と聖ジョッベ(ヨブ)と司教聖人」(1484)


P1120118
Cappella Brenzoniの祭壇画は、アントニオ・エレネッティ(ヴェローナ、?‐1767)の「聖母子と聖フェルモと聖ルスティコ」


P1120119
詳細不明


P1120120
詳細不明


P1120125
詳細不明


P1120126
詳細不明


P1120130
ラッファエーレの祭壇です。


P1120131
フランチェスコ・トルビード通称イル・モーロ(ヴェネツィア、1486‐ヴェローナ、1562)の「聖母子と大天使ラッファエーレとトビアスと聖女」(1530)


P1120132
制作者不明の「嘆き」(16世紀初頭)


P1120135
Altare di San Francesco
祭壇画は、ジャンバッティスタ・べッロッティ(ヴェローナ、1667‐1730)の「聖母子と聖フランチェスコ」


P1120137
Cappella Alighieri
ジョヴァンニ・バッティスタ・デル・モーロ(ヴェローナ、1512‐ヴェネツィア、1573)の「聖母子と聖人たち」(1547)


P1120140
下教会に向かった。


P1120141
下教会への入り口です。


P1120142
下教会に通じる通路にある壁龕


P1120143
「玉座の聖母子と2聖人」(14世紀初め)
その下はアントニオ・ペラカーニの墓


P1120144
階段を下りて下教会に向かいました。


P1120145
Chiesa Inferiore


P1120146
1065年のロマネスクが味合うことが出来ます。


P1120147
ラテン十字形ですが、柱が天井を支える特殊な構造をしています。


P1120148
12世紀から14世紀に描かれたフレスコ画が残ってます。


P1120162
下教会の祭壇


P1120160


P1120159


P1120158
柱に描かれたフレスコ画


P1120157


P1120155


P1120152


P1120151


P1120150


P1120149


P1120163


P1120164


P1120168


P1120169


P1120172
上教会に戻ります。
(つづく)

P2690434サン・フェルモ・マッジョーレ教会はアディジェ川の川岸にあります。


P1120048
レオーニ門の先に、既にサン・フェルモ・マッジョーレ教会の鐘楼が見えます。


P1120061
鐘楼を目指して道を進むと後陣に出ます。


P1120067
ドガ―ナ通りをアディジェ川に向かって進んで、ファサード側に出ます。


P1120070
教会の身廊側に出ました。


P1120232
左身廊側


P1120071
こちら側の扉は開いてません。


P1120072
左サイドポータルのルネッタ上のフレスコ画


P1120073
左サイドポータルの左壁にあるフレスコ画
フランチェスコ・モローネ(ヴェローナ、1471‐1529)の「聖母子と2聖人」(1523)


P1120074
柱頭


P1120075


P1120076


P1120077
ファサードがあるサン・フェルモ広場です。


P1120080
教会が建っている場所で、304年、聖フェルモと聖ラスティコが殉教したと伝えられてます。この場所に5‐6世紀に教会が建設されたとされてますが、8世紀の記録に教会の存在が初めて記されてます。


P1120078
2つの異なる建物を2層に重ねた構造の教会です。
最初にベネデット会によって1065年から1143年にかけて教会が建設されましたが、後にフランチェスコ会の管理教会となり、1261年から上の教会の建設が始まり、1350年に完成しました。


P1120231
アディジェ川の度重なる洪水によって被害を受けましたが、より大きな被害を受ける下の教会よりも上の教会が重要視されるようになり、1759年に下の教会の重要なものが上の教会に移されました。


P1120064
13世紀に完成した鐘楼


P1120065
後陣


P1120083
ファサード左側のアヴェンティーノ・フラカストーロのアルカ(柩)


P1120082
ヴェローナの名家フラカストーロ家出身のアヴェンティーノは、ヴェローナ領主のカングランデ1世デッラ・スカラの医者、友人でした。


P1120085
扉の右横にも墓らしきものがありますが、詳細不明のようです。


P1120084
正面扉上ルネッタ
何が描かれているのか、判然としないフレスコ画


P1120086


P1120087


P1120089
ライオン像(左)


P1120088
ライオン像(右)


P1120081
中に入ります。


P1120090
上の教会です。


P1120092
単廊式、ラテン十字形、ゴシック様式の内部です。


P1120091
右側壁


P1120093
トゥローネ・ディ・マキシオ(ヴェローナ、14世紀後半活動)の「磔刑」


12


P1120094


P1120095


P1120096
14世紀のヴェローナの逸名画家によるフレスコ画


P1120097
アンジェラ・グアリエンティの墓(1564)
上部のフレスコ画は、Maestro del Redentoreの「4人のフランチェスコ会修道士の殉教」(1321)
下部のフレスコ画は、14世紀のヴェローナの逸名画家による「聖オノフリオと聖ドロテア」


P1120104
Cappella Nichesola


P1120100
サンテ・クレアーラ(ヴェローナ、1572‐1620)の「聖母子と4聖人」(16世紀)


P1120101
4聖人のうち、特定されているのは、聖ブランダーノと聖グレゴリオの2人だけのようです。


P1120105


P1120103
フレスコ画は、ドメニコ・リッチョ通称イル・ブルサソルツィ別称ドメニコ・ブルサソルツィ(ヴェローナ、1516‐1567)の「司教の殉教」


P1120106
天井


P1120107
アントニオ・ダ・メストレの「説教壇」(1396)


P1120109
説教壇周囲のフレスコ画と説教壇内部の「磔刑」は、マルティーノ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、?‐1412)によって1396年に制作されました。
(つづく)

↑このページのトップヘ