イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:ロンバルディア州 > マントヴァ

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Cappella di Nuvoloniです。
祭壇画は、フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の「磔刑」(1556)


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Cappella di Nuvoloniの左側壁のフレスコ画は、フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)に帰属する「Prospetto architettonico dipinto」(1570)


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Cappella di Nuvoloniの右側壁に描かれたフレスコ画は、フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)に帰属する「Prospetto architettonico dipinto」(1570)です。


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂です。


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ルイージ・ニッコリ―ニの「聖アンドレアと聖ロレンツォ」(19世紀初め)


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂の左側壁に描かれたフェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「エリコの陥落」(1804)


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂の右側壁に描かれたフェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「饗宴の誘い」(1804)


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間違った方向を示す案内 
矢印は左側を示さないとサンティッシモ・サクラメント礼拝堂に行きません。矢印の上には天井があります。


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サン・ロンジーノ礼拝堂です。


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これはコピー画です。本物は、ナポレオン軍によってフランスに持ち去られ、現在、ルーブル美術館で展示されてます。
制作者不明の「ジュリオ・ロマーノ作『ご誕生と聖ロンジーノと聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ』のコピー画」


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サン・ロンジーノ礼拝堂の左側壁に描かれた、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)の「キリストの聖血の発見」(1534)


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サン・ロンジーノ礼拝堂の右側壁に描かれた、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)の「磔刑」(1534)


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サン・ロンジーノ礼拝堂の天井


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カッタネア礼拝堂


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カッタネア礼拝堂の左側壁に描かれた、イッポリート・アンドレアージ通称アンドレアジーノ(マントヴァ、1548‐1608)の「聖母の誕生」


P1000491
カッタネア礼拝堂の右側壁に描かれた、イッポリート・アンドレアージ通称アンドレアジーノ(マントヴァ、1548‐1608)の「聖母被昇天と聖母戴冠」


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サン・セバスティアーノ礼拝堂です。


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15世紀のロンバルドの逸名画家作「聖母子と聖ジローラモと聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1495)


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サン・セバスティアーノ礼拝堂の左側壁に描かれたリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)の「聖セバスティアーノの殉教」


P1000498
サン・セバスティアーノ礼拝堂の右側壁に描かれたリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)の「聖セバスティアーノの殉教」


P1000497
サン・セバスティアーノ礼拝堂の天井


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サン・アントニオ礼拝堂です。
祭壇画は、ジュリオ・チェーザレ・アッリヴァベーネ(マントヴァ、1806‐フィレンツェ、1896)の「パドヴァの聖アントニオ」(1846)


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サン・アントニオ礼拝堂の左側壁に描かれたベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)の「煉獄と楽園」(1570)


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サン・アントニオ礼拝堂の右側壁に描かれたベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)の「地獄」(1570)


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ジュゼッペ・ラゼッティ(マントヴァ、1801‐1888)の「ラザロの蘇生」


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外に出ます。


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見所が多い聖堂でした。


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(おわり)

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マントヴァの旧市街に入ると、鐘楼とクーポラが目立ちます。


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クーポラはサンタンドレア聖堂のものです。


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マントヴァで最大の教会です。Concattedraleであり、Basilica Minoreです。


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教会の歴史は古く、804年のキリストの聖血遺物の発見に関連しています。初代の建物は11世紀に建設されました。


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現在の建物は、マントヴァ公ルドヴィーコ3世ゴンザーガ(マントヴァ、1412‐1478)の指示により、建築家レオン・バッティスタ・アルベルティ(ジェノヴァ、1404‐ローマ、1472)を起用して、1460年に再建工事が着工されましたが、1472年のアルベルティの死によって工事が中断してしまいました。
その後、フランチェスコ・ゴンザーガ枢機卿は、建築家ルーカ・ファンチェッリ(セッティニャーノ、1430c‐マントヴァ、1502c)に工事を引き継がせることにして、1482年に中断していた工事が再開され、1488年に完成しました。


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1413年に建設された後期ゴシック様式の鐘楼


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クーポラは1732年に完成しました。


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身廊左側壁


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Facciata del vestibolo laterale


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レオン・バッティスタ・アルベルティ広場から見た聖堂の北側


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レオン・バッティスタ・アルベルティ広場に面した柱廊


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正面ファサードの方に戻ります。


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Arco centrale con lesena scanalate


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聖堂内に入りました。


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2012年5月20日と29日のエミリア大地震によって大きな被害を受け、後陣は長らく修復工事が行われていました。


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単廊式、ラテン十字形の内部です。


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広く明るい堂内です。


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天井


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燭台の上部の精緻な装飾


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見所が沢山あります。


P2730620
作品帰属を調べるのが大変です。


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ジュゼッペ・ラゼッティ(マントヴァ、1801‐1888)の作品


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ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1723‐ヴェローナ、1797)の作品


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の作品


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の作品


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マンテーニャの作品です。


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1
どうも写真写りが悪い。


2
外部サイトから作品画像を拝借しました。


P1000451
サン・シルヴェストロ礼拝堂です。
祭壇画は、ロレンツォ・コスタ(イル・ヴェッキオ)(フェラーラ、1460‐マントヴァ、1535)の「聖母子と聖人たち(聖セバスティアーノ、聖シルヴェストロ、聖パオロ、聖ジローラモ、聖ロッコ)」(1525)


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ファブリツィオ・ぺルラの「キリストの復活」(1575)


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ファブリツィオ・ぺルラの「リンボへの降下」(1575)


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右第3礼拝堂


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Cappella dell'Immacolata


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ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)の「マギの礼拝」


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ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)の「羊飼いの礼拝」


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詳細不明の「聖フランチェスコ」


P1000463
詳細不明
(つづく)

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Cappella dell'Incoronata内にある礼拝堂です。


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詳細不明


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左側廊に戻ります。


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サン・ジローラモ礼拝堂です。


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖ジローラモ」(18世紀)


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次の礼拝堂に進みます。


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左側後陣にある、17世紀に建設されたサンティッシモ・サクラメント礼拝堂です。


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂の左側


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂の右側


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂のクーポラ


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クーポラのフレスコ画は、フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「信仰」(1799c)


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂の主祭壇画は、フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖ピエトロと聖アンドレアの召命」(1798)


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サンティッシモ・サクラメント礼拝堂にある、フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖アゴスティーノ」


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ドメニコ・ブルサソルツィ(ヴェローナ、1516‐1567)の「聖マルゲリータ」(1552)


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖グレゴリオ・マーニョ」


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖ジローラモ」(1803)


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パオロ・ファリナティ(ヴェローナ、1524‐1606)の「貧者を救う聖マルティーノ」(1552)


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖人」


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右側第2側廊


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右側廊の礼拝堂


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ベルナルディーノ・マルピッツィ(マントヴァ、1553‐1623)の「聖ドメニコの祭壇画」(1595‐99)


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サン・ジュゼッペ礼拝堂


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ニッコロ・リッチョリーニ(ローマ、1687‐1772)の「聖ジュゼッペの死」
ニッコロ・リッチョリーニは、ピエトロ・ダ・コルトーナの弟子です。


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中央礼拝堂


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中央礼拝堂後陣のフレスコ画は、アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1550c‐1635c)の「三位一体」(1593)


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主祭壇画の詳細が分かりません。


P1000544
 

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守護聖人の祭壇


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ドメニコ・マリア・カヌーティ(ボローニャ、1625‐1684)の「守護聖人」(1670c)


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イトリアの聖母の祭壇


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アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1550c‐1635c)の「イトリアの聖母」(1595c)


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右側の第1側廊


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私には制作者が分からない「アッシジの聖フランチェスコ」


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サンタ・キアーラ礼拝堂


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クレメンテ・ルッタ(パルマ、1685‐1767)に帰属する「聖母子とアッシジの聖フランチェスコの聖キアーラとパドヴァの聖アントニオ」(18世紀)


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説教壇


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私には制作者が分からない「聖カロルス」


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詳細不明


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右側第1礼拝堂です。


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グエルチーノ派の逸名画家作「聖エディージョの奇跡」


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14世紀のフレスコ画


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外に出ました。
(おわり)

P2750727
マントヴァの中心ソルデッロ広場です。


P2740851
ソルデッロ広場に面して建つマントヴァ大聖堂、Cattedrale di San Pietro Apostoloです。


P2740848
教会の歴史は古く、マントヴァで最古の場所である、この地に3世紀頃にあった礼拝堂が前身とされてます。5‐6世紀の教会のモザイクの床がこの場所の遺跡から発見されたことから、その頃には初期キリスト教会が存在していたとされてます。


P1000581
現在の建物は、カノッサの屈辱で有名なトスカーナ女辺境伯マティルデ・ディ・カノッサ(カノッサ、1046?‐1115)によって、11‐12世紀に建設されたロマネスク様式の教会が元となってます。


P1000580
マントヴァのCondottieroフランチェスコ1世ゴンザーガ(マントヴァ、1366-カヴィアーナ、1407)によって、建物はほぼ現在の規模となりました。


P2750729
教会の外観はやはりファサードになりますが、現在、見ることが出来るのは、1756年から1761年に再建された後期バロック様式のものです。
フランチェスコ1世ゴンザーガ時代のファサードは、絵画によって分かります。


P2740186
この作品にファサードが描かれてます。
ドメニコ・モローネ(ヴェローナ、1442c‐1517)の「マントヴァからのボナコルシ家の追放」(1494)
ドゥカーレ宮殿博物館で見ることが出来ます。


P2750777
ロマネスク様式の鐘楼は、フランチェスコ1世ゴンザーガによって建物が拡大された時のものです。


P2730643
砂岩で出来た身廊横


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18世紀中頃に装飾されたファサードは、美術的な見所は乏しいように思います。


P1000905
聖堂内に入ります。


P2730644
観光客に対して寛容な教会なので、ミサの時以外は自由に見ることが出来ます。


P2730645
コリント式列柱が目立つ、5廊式、ラテン十字形の内部です。


P2730646
現在の内部は、16世紀中頃に行われた修復工事後の姿です。
1545年、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)によって着工された修復工事は、1546年のジュリオ・ロマーノの死によって中断の已む無きに至りました。
1549年、建築家ジョヴァンニ・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)に引き継がれ、1576年に完成したのです。ベルターニは、工事完成直後に没してしまいました。


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天井


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左側第1側廊


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左側第2側廊


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左側の礼拝堂から見て行きます。


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エルコーレ・ゴンザーガ枢機卿がジョヴァンニ・バッティスタ・ベルターニを起用して1552年に建設したサンタガタ(聖アガタ)礼拝堂です。


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イッポリート・コスタ(ボローニャ、1506‐1561)の「聖アガタの殉教」(16世紀中頃)
イッポリートはロレンツォ・コスタ(イル・ヴェッキオ)の息子です。


P1000563
エルコーレ・ゴンザーガ枢機卿がジョヴァンニ・バッティスタ・ベルターニを起用して1552年に建設したサンタ・スペチョーザ礼拝堂です。


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イッポリート・コスタ(ボローニャ、1506‐1561)とイッポリートの息子ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)の「聖スペチョーザ」


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私には制作者が分からない「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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私には制作者が分からない「聖アンドレア」


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私には制作者が分からない「聖アポッロニア」


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次に進みます。


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突き当りがCappella dell'Incoronataです。


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Cappella dell'Incoronataです。


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ルドヴィーコ3世ゴンザーガ(マントヴァ、1412‐ゴイト、1478)が建築家ルーカ・ファンチェッリ(セッティニャーノ、1430c‐マントヴァ、1502c)を起用して、1482年に建築させたCappella dell'Incoronataです。


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クーポラ


P2730671
礼拝堂後陣の側壁にフレスコ画が描かれてます。


P2730672


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私には制作者が分からない「聖母の死」


P2730681
私には制作者が分からない「聖母被昇天」


P2730682
私には制作者が分からない「聖霊降臨」


P2730676
Cappella dell'Incoronataの主祭壇です。


P2730679
礼拝堂主祭壇画「誓いの聖母」


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Cappella dell'Incoronata内にある礼拝堂です。


P2730686
ロンバルドの逸名画家作「聖母子と聖レオナルド」(1482)


P2730688
(つづく)

P2740738
次の部屋です。


P2740739
26室、Camera da Lettoです。


P2740737
Letto in stile neoclassico


P2740740
天井の装飾
この部屋は、パオロ・ポッツォ(ヴェローナ、1741‐マントヴァ、1803)によって1783年に建設されました。


P2740741
27室に行けないようになっていました。何故?


P2740742
27室、Stanza dell'Appartamento dell'Imperatriceです。
27室の先にも行けません。


P2740746
次の部屋です。


P2740748
33室、Sala dell'Aquilaです。この部屋は、エルコーレ・ゴンザーガ枢機卿によって1550年に建設されました。
結局、27,28,29,30,31,32室に行くことが出来ませんでした。


P2740747
天井の装飾


P2740749
タペストリがあります。
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルで1549年から1557年頃に織られたタペストリ「聖ステファノの殉教」です。


P2740751
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房で1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「地方総督の改宗」


P2740753
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房で1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「奇跡の漁」


P2740757
次の部屋です。


P2740755
第34室、Cappellinaです。


P2740758
フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)によって描かれたフレスコ画


P2740761
フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「羊飼いの礼拝」


P2740760
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルコーニのテンペラ画とスタニスラオ・ソマッツィ(マントヴァ、?‐1770)のスタッコ彫刻


P2740763
次の部屋です。


P2740765
35室、Sala dei Leoniです。


P2740764
天井の装飾


P2740767
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「アテネでのパオロの説教」


P2740770
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「サウロの回心」


P2740772
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「聖ピエトロの召命」


P2740774
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「キリストの昇天」


P2740775


P2740776


P2740777
次の部屋です。


P2740779
36室、Sala delle Imperatrici


P2740778
天井の装飾


P2740782
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「リストリの犠牲」


P2740786
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「「アナニアの死」


P2740789
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と工房によって制作された原画に基づき、ブリュッセルのタペストリ工房によって1549年から1557年頃にかけて織られたタペストリ「身体障害者の治癒」


P2740791
この部屋で終わりです。


P2740792
観ることが出来なかった部屋がかなりありました。


P2740793
広いので疲れました。


P2740794


P2740795
外に出ました。
(おわり)

P2740667
次の部屋です。


P2740669
21室、Loggetta di Santa Barbaraです。
ということは、Corridoro dei Moriには部屋番号表示がありませんが、廊下は20室なのでしょう。


P2740668
フレスコ画で装飾されてます。


P2740670
しかし、私にはフレスコ画の制作者が分かりません。


P2740671
次の部屋です。


P2740674
22室、Gabinetto dei Moriです。


P2740673


P2740675
ビアージョ・ポーリ(マントヴァ、17世紀活動)の「時化」(1650‐80c)


P2740680
詳細不明


P2740681
詳細不明


P2740683
詳細不明


P2740686
次の部屋です。


P2740687
23室、Camera dei Falconiです。


P2740698
フレスコ画で装飾されてます。


P2740699
Camera dei Falconiのフレスコ画は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)によって1581年に制作されました。


P2740700
肖像画が並んでます。


P2740690
16世紀後半のサッビオネータの逸名画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・ディ・グァスタッラの肖像」(1581‐82)


P2740692
ジョヴァンニ・バウェット(マントヴァ、1552から活動記録‐1597没)の「Ann Edgemon van Burenの肖像」(1580‐90c)


P2740696
ジョヴァンニ・バウェット(マントヴァ、1552から活動記録‐1597没)の「貴婦人の肖像」(1580‐90c)


P2740701
逸名画家作「Ann d'Austriaの肖像」(17世紀初め)


P2740704
ジョヴァンニ・バウェット(マントヴァ、1552から活動記録‐1597没)の「メディチ家の女性の肖像」(1580‐90c)


P2740709
ジョヴァンニ・バウェット(マントヴァ、1552から活動記録‐1597没)の「アンナ・カテリーナ・ゴンザーガ?の肖像」(1582)


P2740712
ジョヴァンニ・バウェット(マントヴァ、1552から活動記録‐1597没)の「Jane Dormer?の肖像」(1580‐90c)


P2740714
次の部屋です。


P2740716
24室


P2740717
Sala dello Zodiaco


P2740715
フレスコ画とスタッコ彫刻で装飾されてます。


P2740718
1578年、マントヴァ公爵グリエルモ1世ゴンザーガ(マントヴァ、1538‐1587)がSala dello Zodiacoの装飾を指示しました。


P2740719
フレスコ画は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)によって1579年から1580年に制作されました。


P2740720


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P2740722


P2740723


P2740724
次の部屋です。


P2740725
25室、Salone dei Fiumiです。


P2740726
マントヴァ公爵グリエルモ1世ゴンザーガ(マントヴァ、1538‐1587)によって1579年から1580年に建設されたSalone dei Fiumiです。


P2740727
しかし、部屋の装飾が本格的に行われるようになったのは18世紀になってからでした。


P2740728
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722‐レンディナーラ、1797)によって制作されたフレスコ画です。


P2740729


P2740730


P2740733
Grotta con stemma napoleonico


P2740734


P2740735


P2740736


P2740745
Grotta con stemma gonzagesco
(つづく)

P2740574
次の部屋です。


P2740576
第17室


P2740577
La Stanza del Crogiolo


P2740575
肖像画が並んでます。


P2740579
エミリアの逸名画家作「フルヴィア・ピコ・ダ・コレッジョ?の肖像」(1585‐90c)


P2740583
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)と工房の「フェデリーコ2世ピコの肖像」


P2740586
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「マルゲリータ。ゴンザーガ・デステの肖像」


P2740589
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「ジュリア・デステの肖像」


P2740591


P2740593
制作者不詳の「17世紀のエミリアの逸名画家作『ジョヴァンニ・フランチェスコ・ピコの肖像』の複製画」


P2740595
制作者不詳の「17世紀のエミリアの逸名画家作『ジョヴァンニ・ピコ・デッラ・ミランダの肖像』の複製画」


P2740599
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「モデナ公爵チェーザレ・デステの肖像」


P2740604
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「アルフォンゾ・デステの肖像」


P2740610
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「アレッサンドロ1世ピコの肖像」


P2740614
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「ルイージ・デステの肖像」


P2740617
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「アレッサンドロ・デステ枢機卿の肖像」


P2740620
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「ラウーラ・デステ・ピコの肖像」


P2740624
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)と弟子の「ガレオッティ4世ピコ?の肖像」


P2740627
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「ミランドラ公爵アレッサンドロ1世ピコの肖像」


P2740629
旧礼拝堂です。


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中に入ることが出来ません。ロープの外から覗き込むだけです。


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近くで見たかった絵画がありましたが、これではどうにもなりません。


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天井の装飾


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テオドーロ・ギージ(マントヴァ、1536‐1601)の「磔刑と聖ロンジーノと聖マリア・マッダレーナ」


P2740636
次の部屋です。


P2740638
18室、Sala di Amore e Psicheです。
この部屋にあるパルマ・イル・ジョーヴァネの作品を見たいと思っていたのですが・・・・・


P2740637
ロープが張られて、作品の前に行けないようになっていました。残念!


P2740639
遠くから眺めるだけでした。
パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア,1548/1550-1628)、サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566-1638)、アゴスティーノ・コメーリオ(ロカーテ、コモ、1784-レコア―ロ、1829)の作品があります。


P2740640
次の部屋です。


P2740641
第19室、Saletta dei Quattro Elementiです。
理解できない注意書きでした。立ち止まらなければ作品が見えない。


P2740643
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722-レンディナーラ、1797)の「空気の寓意」


P2740646
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722-レンディナーラ、1797)の「水の寓意」


P2740649
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722-レンディナーラ、1797)の「オーストリア女帝マリア・テレサの肖像」
貴重な肖像画です。


P2740651
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722-レンディナーラ、1797)の「大地の寓意」


P2740655
ジョルジョ・アンセルミ(カラヴェルナ、1722-レンディナーラ、1797)の「火の寓意」


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次は廊下、Corridoro dei Moriです。


P2740658
フレスコ画が見所です。


P2740659
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1540-マントヴァ、1635)によって制作されたフレスコ画です。


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P2740663


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P2740665


P2740666
(つづく)

P2740471
次の部屋です。


P2740474
第15室です。


P2740475
La Stanza di Giuditta


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天井の装飾


P2740472
この部屋の装飾は、マントヴァ伯爵カルロ2世ゴンザーガ(マントヴァ、1629‐1665)の指示によって、画家ピエトロ・マンゴ(ナポリ、17世紀活動)によって制作されました。


P2740476
絵画のテーマは「ユディトの物語」となってます。


P2740477
ドメニコ・フェッティのキリストと使徒たちが展示されてます。


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ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589c‐ヴェネツィア、1623)の「祈るキリスト」(1614‐22)
以下ドメニコ・フェッティの使途たちです。


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聖ピエトロ


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聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ


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P2740493
聖パオロ


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P2740502
聖アンドレア


P2740504
更にドメニコ・フェッティ(ローマ、1589c‐ヴェネツィア、1623)の作品、6聖人が並んでます。


P2740506
聖セバスティアーノ


P2740508
聖バルバラ


P2740510
トロサの聖ルドヴィーコ


P2740512
アレッサンドリアの聖カテリーナ


P2740515
聖人


P2740519
聖人


P2740522
次の部屋です。


P2740523
第16室


P2740525
1601年、マントヴァ公爵ヴィンチェンツォ1世ゴンザーガ(マントヴァ、1562‐1612)がこの部屋の装飾を指示しました。


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天井の装飾


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サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566‐1638)の「黄金の時代」(1608‐10)


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パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1548/1550-1628)の「鉄の時代」(1610)


P2740534
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566-1638)の「ブロンズの時代」(1608-10)


P2740531
サンテ・ぺランダ(ヴェネツィア、1566-1638)の「銀の時代」(1608-10)


P2740532
Specchiera settecentesca con vetri di Murano


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ルクリーナ・フェッティ(ローマ、1590c-マントヴァ、1651)の「聖エレーナに扮した貴婦人の肖像」
ルクリーナ・フェッティは、ドメニコ・フェッティの妹です。1613年、ドメニコ・フェッティはマントヴァ公爵フェルディナンド1世ゴンザーガから宮廷画家としての招聘を受け、ローマからマントヴァに赴任しましたが、何故かルクリーナもドメニコに同行したのです。やがて、ルクリーナもゴンザーガ家から仕事を受けるようになりました。1622年、ドメニコ・フェッティはヴェネツィアに去りましたが、ルクリーナは終生マントヴァを離れず、マントヴァで没したのです。


P2740539
ロレンツォ・オットーニ(ローマ、1658-1736)の「男の胸像」


P2740542
ロレンツォ・オットーニ(ローマ、1658-1736)の「アンナ・ベアトリーチェ・デステの胸像」


P2740544
ピエトロ・ファケッティ(マントヴァ、1539-ローマ、1613)に帰属する「祈るペトロッツァーニ家の人々」


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彫刻が並んでます。


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P2740569


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ルクリーナ・フェッティ(ローマ、1590c-マントヴァ、1651)の「オーストリア皇后エレオノーラ・ゴンザーガの肖像」(1622)


P2740563
ユストゥス・サステルマンス(アンヴェルサ、1597-フィレンツェ、1681)に帰属する「ヴィンチェンツォ2世ゴンザーガの肖像」


P2740572
ジェレミアす・ギュンターに帰属する「オーストリアのアンナの肖像」(1613)
(つづく)


12室の続きです。
P2740373
ジュゼッペ・マリア・クレスピ通称ロ・スパーニョレット(ボローニャ、1665‐1747)の「サレスの聖フランチェスコ」(1730c)


P2740375
フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア(スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758)の「アヴィラの聖テレーザとアルカンタラの聖ピエトロに顕現する聖ジュゼッペ」(1750c)


P2740379
ジョルジョ・アンセルミ(バディア・カラヴェ―ナ、1720‐レンディナラ、1797)の「聖ドメニコに顕現する聖ピエトロと聖パオロ」(1760‐80c)


P2740382
ジュゼッペ・ボッターニ(クレモナ、1717?‐マントヴァ、1784)の「民衆に説教する聖ヴィンチェンツォ・フェッレール」(1780c)


P2740385
ジローラモ・ドンドーニ(コレッジョ、1681‐ボローニャ、1743)の「聖母とベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1731以降)


P2740389
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「アクイーノの聖トンマーゾの幻視」(1731c)


P2740392
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖家族と聖ロッコ」(1730以前)


P2740396
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「天上の聖人」(1750c)


P2740400
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ジュゼッペの死」(1755‐60c)


P2740402
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「カペストラーノの聖ジョヴァンニとマルカの聖ジャコモに顕現する聖母子」(1740‐50c)


P2740405
ドメニコ・マリア・カヌーティ(ボローニャ、1625‐1684)の「聖ジローラモの最後の聖体拝領」(1672c)


P2740408
前の部屋の隣の部屋です。


P2740410
この部屋は14室なので、順番通りに13室から見て行くことにしました。


P2740411
13室です。


P2740412
部屋一面に装飾されたフレスコ画が見所です。


P2740413
これがあると助かります。


P2740414
1618年、マントヴァ公爵フェルディナンド1世ゴンザーガ(マントヴァ、1587‐1626)がこの部屋の装飾を指示しました。


P2740415
フレスコ画制作に参加した画家は、アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1560?‐マントヴァ、1630)と彼の工房で働いていた画家、ヤコポ・ボルボーネ・ダ・ノヴェッラーラ(ノヴェッラーラ、1566‐グァスタッラ、1623)、カルロ・サントナー(ミュンヘン、1591c‐1630?)、ジャン・ジャコモ・セメンティ(ボローニャ、1580‐1638)、フランチェスコ・ゲッシ(ボローニャ、1588‐1649)でした。


P2740416
どの部分を誰が描いたのか、明らかになってます。


P2740421
調べるのが大変で煩雑なので、ここでは作品帰属を避けたいと思います。


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ボローニャからフレスコ画制作に従事したジャン・ジャコモ・セメンティとフランチェスコ・ゲッシは、デニス・カルヴァートに師事してからグイド・レーニに弟子入りしたという、似た経歴を持ってます。


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14室に戻りました。


P2740432
何といってもルーベンスの作品が最大の見所でしょう。


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ドメニコ・フェッティの作品も展示されてます。


P2740441
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623)の「聖オルソラのデッサン」


P2740443
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623)の「パンと魚の奇跡」(1630)


P2740436
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623)?の「聖母の神殿奉献」(1615c)


P2740438


P2740446
ピーテル・パウル・ルーベンス(ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640)の「聖なる三位一体を礼拝するゴンザーガ家の人々」(1605)


P2740450
ピーテル・パウル・ルーベンス(ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640)の「斧槍兵」(1605)


P2740454
ピーテル・パウル・ルーベンス(ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640)の「フランチェスコ4世ゴンザーガの肖像」(1605)


P2740458
ピーテル・パウル・ルーベンス(ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640)の「小さな犬」(1605)


P2740463


P2740466
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1555/1560-マントヴァ、1630)の「天国のキリストと聖母」


P2740467


P2740469
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1591c-ヴェネツィア、1623)の「マルゲリータ・ゴンザーガに聖オルソラ教会の模型を示して計画を説明するアントニオ・マリア・ヴィアーニ」(1618-20)
(つづく)

P2740250
次の部屋です。


P2740252
第10室


P2740251
この部屋から絵画・彫刻の展示になります。


P2740253
ジャンフランチェスコ・トゥーラ(マントヴァ、1510‐1546記録)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1518‐19c)


P2740258
ジャン・フランチェスコ・カロート(ヴェローナ、1480c‐1555)の「シビッラ・ティブルティーナ」(1540c)


P2740260
部屋の壁に描かれたフレスコ画


P2740262
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖アンセルモ」


P2740266
15世紀後半の逸名画家作「救世主キリスト」(1470‐75c)


P2740270
ニッコロ・ソリマーニ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、1446‐1497記録)?の「アンティオキアの聖イグナツィオ」(1480‐90c)


P2740275
ニッコロ・ソリマーニ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、1446‐1497記録)?の「聖アゴスティーノ」(1480‐90c)


P2740271
イッポリート・コスタ(マントヴァまたはボローニャ、1506‐マントヴァ、1561)?の「天上の聖母子と大天使ミケーレと聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタとアッシジの聖フランチェスコと聖ジョルジョ」(1525‐30c)


P2740277
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタと聖パオロと聖セバスティアーノ」(1515‐19)


P2740281
バルトロメオ・ファンチェッリ(フィレンツェで1502記録、マントヴァで1524記録)の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖マリア・マッダレーナ」(1520‐25c)


P2740285
バルトロメオ・ファンチェッリ(フィレンツェで1502記録、マントヴァで1524記録)の「聖母子と聖人たち」(1515c)


P2740289
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519)の「グラツィエの聖母」(1510‐15c)


P2740291
次の部屋です。


P2740293
第11室


P2740292


P2740295
ヤコポ・ボルボーネ(ノヴェッラーラ、1566‐グァスタッラ、1623)の「聖母子と聖人たち(ベアート・ルドヴィーコ・ロサティ、聖ヴィンチェンツォ・フェッレール、聖アンセルモ、聖カルロ・ボッロメオ、聖ドロテア)」(1614)


P2740298
リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)?の「キリストの鞭打ち」(1539‐40?)


P2740300
フランチェスコ・ボルガーニ(マントヴァ、1557‐1624)の「天上の聖母子と聖フランチェスコ」(1618c)


P2740307
16世紀のフェラーラの逸名画家作「カルヴァリオへの上りの途中で十字架を担いだまま倒れるキリスト」(1520‐30c)


P2740309
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505c‐マントヴァ、1575)の「キリストの埋葬」(1539‐40?)


P2740314
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ(ヴィアダーナ、1500‐パルマ、1569)の「聖パオロの回心」(1560c)


P2740317
ベルナルディーノ・マルピッツィ(マントヴァ、1533c‐1623)?の「アウレア門での聖アンナと聖ジョアッキーノの邂逅」(1600‐05c)


P2740321
テオドーロ・ギージ(マントヴァ、1536c‐1601)の「アウレア門での聖アンナと聖ジョアッキーノの邂逅」(1580‐85c)


P2740323
次の部屋です。


P2740324
第12室


P2740327
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1560?‐マントヴァ、1630)の「悪魔を退治する大天使ミケーレ」(1594c)


P2740330
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1560?‐マントヴァ、1630)の「聖母子と聖人たち(ポルトガルの聖エリザベッタ、パオラの聖フランチェスコ、聖フランチェスカ・ロマーナ、聖カルロ・ボッロメオ、大天使ラッファエーレ)」(1620‐25c)


P2740334
アントニオ・ガッティ(ボローニャ、1570c‐パルマ、1624)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖人たち(聖ジュゼッペ、聖アポッロニア、聖フランチェスコ、聖ドメニコ)」(1614‐15c)


P2740337
ピエトロ・マルティーレ・ネリ(クレモナ、1591/1601?-ローマ、1661)の「天上のキリストとパオラの聖フランチェスコと聖フラヴィア」(1645)


P2740341
カール・サントナー(ミュンヘン、1591c-1630?)の「受胎告知」(1615-18c)


P2740346
オラツィオ・サッマチーニ(ボローニャ、1532-1577)の「天上の聖ジョヴァンニーノとアレッサンドリアの聖カテリーナと教皇聖セルヴェリオ」(1570-75c)


P2740349
カルロ・ボノーニ(フェッラーラ、1569-1632)の「聖キアーラの奇跡」(1614-16)


P2740351
カルロ・パッラーゴ(フィレンツェ、1540-マントヴァ?、1604)の「天使」(1595-1604)


P2740354
カール・サントナー(ミュンヘン、1591c-1630?)の「受胎告知される聖母」(1620c)


P2740357
カール・サントナー(ミュンヘン、1591c-1630?)の「受胎告知する大天使」(1620c)


P2740360
カルロ・パッラーゴ(フィレンツェ、1540-マントヴァ?、1604)の「天使」(1595-1604)


P2740364
ダニエル・ヴァン・デン・ダイク(アンヴェルサ、1610-マントヴァ、1663)の「聖母の結婚」(1660-62c)


P2740367
ジュゼッペ・マリア・クレスピ通称ロ・スパーニョレット(ボローニャ、1665-1747)の「聖ジョヴァンニ・フランチェスコ・レジス」(1730c)


P2740370
ジュゼッペ・オリオーリ(マントヴァ、1681-1750)の「聖母子と聖スタニスラオ・コストカと聖フランチェスコ・ボルジア」(1736c)
(つづく)

P2740197
次の部屋です。


P2740198
第2室になります。


P2740200
Prima Sala di Guastalle


P2740201
ゴンザーガ家の人々の肖像画がフレスコで描かれてます。


P2740202
1701年、最後のマントヴァ公爵フェルディナンド・カルロ・ゴンザーガ・ネヴェレスによって注文されたフレスコ画です。
制作者が誰なのか、調べましが私には分かりませんでした。


P2740203
最後のマントヴァ公爵夫人アンナ・イサベッラ・ゴンザーガ・ディ・グァスタッラ(グァスタッラ、1655‐マントヴァ、1703)が1671年から1703年まで、この部屋に居住していました。


P2740204


P2740205


P2740206


P2740207
第2室の先は行けないようになっていました。


P2740208
第2室から行けないようになっていた第7室です。


P2740209
結局、4,5,6,7室の4つの部屋に行くことが出来ませんでした。


P2740210
順路に従って進みます。


P2740232
次の部屋です。


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武器や武具などが展示されている第3室です。


P2740211
16世紀の小銃


P2740213
12‐13世紀の小剣


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15‐16世紀の剣


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14‐15世紀の剣


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陶器類も展示されてます。


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廊下に出ました。


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廊下の天井とフレスコ画


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次はピサネッロの間です。


P2740235
第8室になります。


P2740236
この部屋のフレスコ画は、アントニオ・ディ・プッチョ・ピサーノ通称ピサネッロ(ピサ又はヴェローナ、1390以前生まれ‐ナポリ、1455c)によって1440年頃描かれました。


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保存状態が良くありません。


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シノピエ


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P2740249


P2740244
(つづく)

P2740122
次はSala dei Capitaniです。


P2740123
Sala dei Capitaniは、ジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって建設されました。


P2740124
天井の装飾


P2740125


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ベルナルディーノ・インディア(ヴェローナ、1528‐1590)の「Luigi Gonzaga riceve il giramanto delle autorita cittadine」


P2740131
次の部屋は中に入ることが出来ませんでした。20室と表示されてますが、今まで展示室番号の表示が無かったので少し混乱。


P2740128
本来ならば、この部屋は美術ファンにとっては必訪だったと思います。


P2740127
Sala dei Marchesi


P2740129
ヤコポ・ロブスティ通称ヤコポ・ティントレット(ヴェネツィア、1518‐1594)の作品が4点ありました。現在、そのコピー画2点があるだけです。


P2740130
マントヴァ公爵グリエルモ・ゴンザーガ(マントヴァ、1538‐ゴイト、1587)がヤコポ・ロブスティ通称ヤコポ・ティントレット(ヴェネツィア、1518‐1594)に注文して、1578年から1579年に制作された4点の絵画がこの部屋にありました。17世紀に取り外され、現在は4点ともにミュンヘンのアルテ・ピナコテークにあるのです。
17世紀になると、ゴンザーガ家は多くの美術品を売るようになってしまいました。恐らく金欠病に罹患?したのでしょう。


P2740132
廊下に出ました。階段の突き当りの扉の先は入室禁止となっていたSala dei Marchesi(20室の表示があります)です。
肖像画が並んでますが、殆どが逸名画家の作品です。


P2740133
フランチェスコ・ボルガーニ(マントヴァ、1557‐1624)のサークル画家作「フランチェスコ・アーニェッロ・ソアルディ(1537‐1608)の肖像」(1590c)


P2740137
制作者不詳の「セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)作『ジュリア・ゴンザーガ(1513‐1566)の肖像』の複製画」(16世紀後半)


P2740140
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1490‐ヴェネツィア、1576)?の「カルロ5世(1500‐1558)の肖像」(1570‐80c)または逸名画家作「ティツィアーノ作『カルロ5世の肖像』の複製画」(1570‐80c)


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アレッサンドロ・アッローリ(フィレンツェ、1535‐1607)のサークル画家作「コジモ1世メディチの肖像」(1580‐1600)


P2740146
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)のサークル画家作「エルコーレ・ゴンザーガ枢機卿(1505‐1563)の肖像」(1556‐60c)


P2740149
逸名画家作「フランチェスコ・ゴンザーガ枢機卿(1537‐1566)の肖像」(1561‐80c)


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制作者不詳の「ヘンリー・テステリン(パリ、1616‐ハーグ、1695)作『ルイ14世(1638‐1715)の肖像』の複製画」(1650‐75)


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ピエル・フランチェスコ・チッタディーニ(ミラノ、1616c‐ボローニャ、1681)のサークル画家作「幼児の肖像」(1560c)


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フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)のサークル画家作「幼児の肖像」(1560c)


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16世紀の逸名画家作「アルバ公爵ドン・フェルナンド・アルヴァレス・デ・トレド(1507‐1582)の肖像」(1580‐90c)


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マントヴァの逸名画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・ボッロメオ(1561‐1628)の肖像」(1582‐1600c)


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順路に従って一旦、外に出ます。


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ロッジャのフレスコ画を見ながら先に進みます。


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サンタ・バルバラ教会を通り過ぎます。


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再び宮殿内に入ります。


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順路に従って進みます。


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階段を上ります。階段途中の壁に宮殿の歴史などが書かれています。


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階段の踊り場に置かれている彫刻(詳細不明)


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部屋の中に入室しました。


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第1室


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Sala del Morone


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陶器が展示されてます。


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14‐16世紀の陶器です。


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ドメニコ・モローニ(ヴェローナ、1442‐1517)の「マントヴァからのボナコルシ家の追放」(1494)


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ゴンザーガ家の人の紋章(14世紀末‐15世紀初め)


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ゴンザーガ家の人の紋章(14世紀中頃)


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ゴンザーガ家の人の紋章(14世紀中頃)
(つづく)

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Sala di Troiaにやってきました。


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ドゥカーレ宮殿の中で見所とされている部屋です。


P2740071
Sala di Troiaは、1531年、マントヴァ公爵フェデリーコ2世ゴンザーガ(マントヴァ、1500‐1540)(父はフランチェスコ2世ゴンザーガ公爵、母はイサベッラ・デステ)がジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)に命じて建設された部屋で、実際には1538年から1539年に建てられたそうです。


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フレスコ画で有名なSala di Troiaです。


P2740066
フレスコ画制作に従事したのは、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)、ルーカ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、?‐16世紀中頃)の4人の画家たちでした。


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1538年から1539年に制作されました。


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フレスコ画のテーマはトロイの木馬戦争です。


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スタッコ彫刻は、アンドレア・デル・ゴンフォ(マントヴァ、16世紀第2四半世紀活動)によって制作されました。


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彫刻があります。
ローマ時代の石棺正面「アドーネの神話」(2世紀末)


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古代ローマ芸術「コルセット付きトルソ」(2世紀第2四半世紀)


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古代ローマ芸術「ローマ軍兵士の浮彫断片」(1‐2世紀)


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古代ローマ芸術「石棺正面、メーディアの伝説」(2世紀第2四半世紀)


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古代ローマ芸術「石棺正面、ギリシャとアマゾネスとの戦い」(2世紀第2四半世紀)


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古代ローマ芸術「石棺、トロイの陥落」(2世紀中頃)


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古代ローマ芸術「石棺正面、ヘラクレスの難行」(2世紀第3四半世紀)


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古代ローマ芸術「”del Generale"の石棺、ローマの男の生涯」(2世紀第3四半世紀)


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次の部屋です。


P2740111
Camerino dei Cesari
ティツィアーノのユリウス・カエサルのコピー画があるのが部屋の名称の由来です。


P2740113
天井


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有名な部屋です。


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ジュリオ・ロマーノと弟子によって1532年に描かれました。


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ローマ芸術「Dioscuro」(紀元前2世紀第2四半世紀)
(つづく)

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次に進みます。


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ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)によって建設されたCorte Nuovaです。


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Sala di Mantoです。


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Sala di Mantoは、Appartamennto di Troiaとサン・ジョルジョ城の間にあります。


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Sala di Mantoは、マントヴァ伯爵グリエルモ・ゴンザーガ(マントヴァ、1538‐ゴイト、1587)(フランチェスコ2世ゴンザーガの次男)の命によってジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって1572年から1580年に建設されました。


P2730978
スタッコ彫刻は、イアコポ・デュゲットによって制作されました。


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Sala di Mantoのフレスコ画は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)によって制作されました。


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有名なロレンツォ・コスタ(フェッラーラ、1460‐マントヴァ、1537)は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネの祖父です。


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フレスコ画のテーマは、マントヴァ設立の神話です。


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彫刻が置かれてます。
紀元前5世紀末のギリシャ彫刻アテーナ・パルテノス像の複製彫刻
複製された時期は不明のようです。


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紀元前5世紀のギリシャ彫刻「女の彫像」(オリジナルです)


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紀元前5世紀?のギリシャ彫刻「女性の彫像」の複製
複製時期等の詳細が不明です。


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順路に従って進みます。


P2740004
次の部屋です。


P2740014
Camera dei Cavalli


P2740015
フレスコ画などで装飾されてます。


P2740005
古代ギリシャ、ローマの彫刻が展示されてます。


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古代ギリシャの墓の浮彫「若い女性と2天使」(紀元前2世紀後半)


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アスクレピオス?像(紀元前1世紀第2四半世紀)


P2740012
葬儀用のLoutrophorosの男像(紀元前1世紀第2四半世紀)


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ギリシャ彫刻「葬儀の別れ」(紀元前4世紀後半)


P2740022
Camera dei Cavalliの絵画は、リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀-1546以前没)とフェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505-マントヴァ、1575)によって描かれました。


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天井画


P2740017
ルーカ・ダ・ファエンツァによって描かれたフレスコ画


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葬儀用ギリシャ彫刻「Figure del culto isiaco」(紀元1世紀第2四半世紀)


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石棺浮彫「騎士」(紀元前2世紀第2四半世紀)


P2740031
ギリシャ彫刻「Loutrophoros」(紀元前4世紀前半)


P2740033
ギリシャ彫刻「アスリートの頭像」(紀元前5世紀末)


P2740036
葬儀用ギリシャ彫刻「女の頭像」(紀元前4世紀第3四半世紀)


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ギリシャ彫刻「葬儀の別れ」(紀元前4世紀中頃)


P2740040
ギリシャ彫刻「葬儀の食事のシーン」(紀元前4世紀第3四半世紀)


P2740043
ギリシャの葬儀用石碑断片「若い男」(紀元前3世紀末-紀元前2世紀初め)


P2740045
次の部屋です。


P2740046
Camera delle Teste


P2740047


P2740049
Camera delle Testeのフレスコ画は、リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀-1546以前没)によって制作されました。


P2740048
天井のフレスコ画


P2740053


P2740051
ローマ時代の墓石(2世紀中頃)


P2740054
ローマ時代の葬儀用神殿断片(紀元前1世紀第1四半世紀)


P2740056
ローマ時代の葬儀用神殿断片(紀元前1世紀第1四半世紀)


P2740058
ローマ時代の若い男像(紀元前1世紀第2四半世紀)


P2740060
ローマ時代の「踊るマイナスとサティーロ」(紀元前2世紀)


P2740062
ローマ時代の「踊るマイナスとサティーロ」(紀元前1世紀第3四半世紀)
(つづく)

P2730874
次の部屋です。


P2730879
Sala delle Cappe


P2730869
マントヴァの起業家ロマーノ・フレッディのコレクションが展示されてます。


P2730871
ローマの逸名画家作「荊刑のキリスト」(1520c)


P2730877
ジュリオ・ロマーノのデザインに基づきルーカ・ダ・ファエンツァとルーカ・フィアッミンゴが描いた「ジュピターとネプチューンとプルート」(1536‐38)


P2730880
天井のフレスコ画


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P2730883
サン・ジョルジョ城からドゥカーレ宮殿に移ります。


P2730884
宮殿の下に通じる階段が使えないようになっていました。


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P2730886
絵皿が展示されてます。


P2730887
表裏両面に描かれてます。


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北イタリアの逸名画家作「ルイージ・ゴンザーガ?の肖像」(1550c)


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裏面に描かれた「磔刑」(1550c)


P2730895
ロマーノ・フレッディのコレクション


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P2730908
ロマーノ・フレッディのコレクションが展示されてます。


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P2730911
次の部屋です。


P2730924


P2730913
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の工房作「ルイージ1世ゴンザーガの肖像」(1550‐80c)


P2730916
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の工房作「フランチェスコ2世ゴンザーガの肖像」(1550‐80c)


P2730919
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の工房作「フランチェスコ・ゴンザーガ枢機卿の肖像」(1550‐80c)


P2730922
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の工房作「ゴンザーガ家の男の肖像」(1550‐80c)


P2730925
ゴンザーガ家の紋章


P2730926
ロマーノ・フレッディのコレクション


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16世紀後半のものが並んでます。


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デッラ・ロッビア工房作「聖人?」(16世紀後半)


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フランス・ポルビュス・イル・ジョーヴァネ(ベルギー・アントウェルペン、1569‐パリ、1622)の「ヴィンチェンツォ1世ゴンザーガの肖像」(1600‐20c)


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ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589‐ヴェネツィア、1623)の「宝探しの例え」(1619‐21c)


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ピーテル・パウル・ルーベンス(ドイツ・ジーゲン、1577‐ベルギーアントウェルペン、1640)の「フランチェスコ4世ゴンザーガの肖像」(1605)


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フランス・ポルビュス・イル・ジョーヴァネのサークルの画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・デステの肖像」(1604‐05c)


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マントヴァの逸名画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・デステの肖像」(1580c)


P2730968


P2730971
(つづく)

P2730770
次の部屋です。


P2730771
Camera dei Soli


P2730776
サン・ジョルジョ城内のこの部屋は、1549年、フランチェスコ3世ゴンザーガとオーストリアのカテリーナとの結婚を機に造られました。


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マントヴァの起業家ロマーノ・フレディが収集した美術品が2025年まで展示されてます。


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部屋の壁がフレスコ画で装飾されてます。


P2730774
この部屋のフレスコ画は、15世紀に制作が開始されましたが、途中で制作が放棄されてしまいました。それをジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)が引き継ぎ、ジュリオ・ロマーノの弟子のジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって完成されました。


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展示されている美術品は、ロマーノ・フレディによって収集されたものです。


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Maestro del Matrimento mistico della Cappella Bonacolsiの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1330c)


P2730782
ロレンツォ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1350c‐1427)の「玉座の聖母子と天使たちと聖ジョヴァンニ・バッティスタと聖アントニオ・アバーテ」(1390‐1400c)


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アッレグレット・ヌーツィ(ファブリアーノ、1315c‐1373)に帰属する「受胎告知する大天使または祈る天使」(1350c)


P2730790
Maestro della Cappella Bonacolsiの「磔刑と天使たち」(1315‐20c)


P2730794
次の部屋です。


P2730795
サン・ジョルジョ城内のCamera di Mezzo


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部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノの差配の下、ジュリオ・ロマーノの弟子や協力者によって制作されました。


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この部屋にもマントヴァの起業家ロマーノ・フレディの収集物が展示されてます。


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ボニファチョ・ベンボ(ブレーシャ、1420‐ミラノ、1477)工房作の「女の肖像」(1460c)


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ボニファチョ・ベンボ(ブレーシャ、1420‐ミラノ、1477)工房作の「女の肖像」(1460c)


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グイドッチョ・コッツァレッリ(シエナ、1450‐1517)の「玉座の聖母子と4天使」(1480c)


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Maestro di Trebonのサークルの画家作「聖エドヴィーゲ?と聖マリア・マッダレーナ」(1390‐1400c)


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Maestro di Trebonのサークルの画家作「聖グイダ・タッデオと聖トンマーゾ」(1390‐1400c)


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次の部屋です


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Scultore di area alpino?の「聖母子」(15世紀初め)


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デッラ・ロッビア工房作「聖母子」(1510c)


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ジョヴァンニ・ダ・ノーラ(ノーラ、1478‐ナポリ、1559)のサークルの彫刻家作「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」(16世紀第1四半世紀)


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ドメニコ・アッリゲッティ(16世紀後半‐17世紀前半)の「ザクロを持つ女」(1600c)


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逸名彫刻家作「アントニオ・ロッセッリーノ作『聖母子』の複製彫刻」(15世紀)


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トスカーナの逸名彫刻家作「聖母子」(1320‐35c)


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ウンブリアの逸名彫刻家作「聖母子」(14世紀後半)


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ロマーノ・フレディが収集した陶器類の展示です。


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ロマーノ・フレディが収集した工芸品


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マントヴァの逸名画家作「ベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1540‐50c)


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P2730866
(つづく)

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中世の頃、マントヴァの政治と芸術の中心だったソルデッロ広場です。


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ソルデッロ広場に建つドゥカーレ宮殿です。


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13世紀に創建され、18世紀に完成しました。最初はボナコルシ家の住居でしたが、1308年からゴンザーガ家の住居になりました。


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地上階にロッジャがあります。


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サン・ジョルジョ城を含むドゥカーレ宮殿は、約35,000㎡の広さで、500以上の部屋、7つの庭園、8つの中庭などから成り、約34,000㎡が博物館として一般公開されてます。約34,000㎡の博物館は、イタリアではヴァティカン博物館に次いで二番目の広さです。
広いので見るのが大変です。


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切符売り場の入り口


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2012年5月のエミリア地震によって大きな被害を受けました。大部分は修復が完了して以前のように公開されてますが、今なお修復工事中の所があって非公開となってます。


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地震後、順路が変わりました。


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一旦、カステッロ広場に出ます。


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左右の壁にフレスコ画があります。


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カステッロ広場に向かって右側の壁


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カステッロ広場です。


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写真左方から広場に入ってきました。


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こちらは国立考古学博物館です。宮殿の建物の一部にありますが、切符は別売で、ドゥカーレ宮殿の切符では入館できません。


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カステッロ広場に面したロッジャのフレスコ画を見ます。


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今でもフレスコ画が残ってますが、傷みが激しい。


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サンタ・バルバラ教会の鐘楼が見えてます。


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写真右端の赤いオブジェの先に博物館の入り口があります。


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2012年5月のエミリア地震の前は、サン・ジョルジョ城にある結婚の間は最後の方で見る順路になっていましたが、現在は博物館の入り口が移動して結婚の間を最初に見学するようになってます。


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小さな中庭があります。


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中庭を経由して城に入ります。


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順路に従って結婚の間に向かいます。


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廊下の壁に描かれたフレスコ画


P2730737


P2730738
結婚の間に入るための待機所です。


P2730740
結婚の間は、一回に入ることが出来る人数が制限されてます。待機所が二か所あります。


P2730741
次の次に結婚の間に入る人たちが待機所に入ってきました。


P2730742
結婚の間に入室しました。


P2730746
係員がいるところが待機所から結婚の間を繋ぐ通路となってます。


P2730743
天井の装飾


P2730744


P2730745
結婚の間のフレスコ画は、アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506)によって1465年から制作が始められ、1474年に完成しました。


P2730760
マンテーニャは、このフレスコ画の褒賞として、マンテーニャの家になっている土地と資金を受け取ることが出来ました。


P2730747
2012年の地震によって被害を受けたので、暫く閉鎖されていました。


P2730748



P2730750


P2730753
有名な天井のフレスコ画です。


P2730754
地震によって崩落が伝えられた天井です。


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P2730766


P2730767


P2730768


P2730762
(つづく)

P2760578
2階(日本の3階)に向かいます。


P2760579
階段横の壁にフレスコ画あります。


P2760580
修復されたものの、以前の保存状態が良くなかったので、何が描かれているのか判然としません。


P2760581
2階の展示室です。


P2760590


P2760582
部屋の壁のフレスコ画


P2760583


P2760588
アンドレア・マンテーニャ派逸名画家作「機会の寓意」(1490)


P2760586
目の不自由な人向けの触ることが出来る浮彫


P2760591
アンドレア・マンテーニャの様式で描かれたフレスコ画(1490‐1510c)


P2760592


P2760593


P2760595


P2760597


P2760599


P2760601


P2760602


P2760603
マントヴァの逸名画家作「グロテスク様式の模様」(1500‐50c)


P2760605


P2760607


P2760609


P2760610


P2760612


P2760614
部屋の壁に描かれたフレスコ画


P2760615
16世紀の逸名画家作「テオフィーロ・フォレンゴの肖像」


P2760619
バルダッサッレ・カッラーリ(フォルリ、1460‐ラヴェンナ、1516)?の「羊飼いの礼拝」(1490)


P2760623
ヴィンチェンツォ・フォッパ様式の逸名画家作「授乳の聖母」(1490)


P2760646
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519)の「からヴァリオへの上り」(1510c)


P2760626
目の不自由な人向けの触って鑑賞するための浮彫?


P2760631
ジョヴァン・フランチェスコ・カロート(ヴェローナ、1480‐1555)の「玉座の聖母子と信者」(1513)


P2760635
ベルナルド・ダ・パレンツォ通称イル・パレンティーノ(パレンツォ、1437c‐ヴィチェンツァ、1531)の「聖スコラスティカ」(1496c)


P2760639
ベルナルド・ダ・パレンツォ通称イル・パレンティーノの「聖ベネデット」(1496c)


P2760642
アントニオ・ディ・パヴィア(パヴィア、1503‐1527生存確認)の「玉座の聖母子と聖人たち」(1490)


P2760649
壁のフレスコ


P2760651
フランチェスコ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519)の「ベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1519c)


P2760654
壁に描かれたフレスコ画


P2760655
アントニオ・ディ・パヴィア(パヴィア、1503‐1527生存確認)の「ベアータ・マッダレーナ・コッビーニ」(1490)


P2760658
アントニオ・ルッジェーリの「勝利の聖母」(1797c)


P2760663
サン・セバスティアーノ宮殿の模型


P2760394
外に出ました。


P2760667
(おわり)

P2760503
次の部屋です。


P2760504
逸名彫刻家作「Rilievo con la capra Amaltea」(17世紀前半)


P2760506
逸名彫刻家作「エウロパの強奪の浮彫」(17世紀前半)


P2760508
ジャンクリストフォロ・ロマーノ(ローマ、1456‐ロレート、1512)の「フランチェスコ2世ゴンザーガの胸像」(1495以降)


P2760510
逸名彫刻家作「バッティスタ・スパニョーリの胸像」(16世紀第1四半世紀)


P2760512
逸名彫刻家作「アッシジの聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ」(15世紀後半)


P2760514
ヴェネトの逸名彫刻家作「教皇ジュリオ2世デッラ・ローヴェレの胸像」(16世紀前半)


P2760517
リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)のフレスコ断片(1540c)


P2760519
逸名彫刻家作「2匹の蛇と眠るキューピッド」(16世紀)


P2760521
逸名彫刻家作「ディアナの浮彫」(16世紀)


P2760523
逸名彫刻家作「天使童子」(15世紀末)


P2760525
逸名彫刻家作「燭台」(15世紀末)


P2760527
次の部屋です。


P2760528
古代彫刻が展示されます。


P2760529
バッカス(紀元前2世紀)


P2760531
男のトルソ(紀元前4‐3世紀)


P2760533
ナルキッソスまたはアドニス(紀元前4世紀)


P2760535
ヴィーナスのトルソ(紀元前3‐2世紀)


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牡のスフィンクス(紀元前5世紀)


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牝のスフィンクス(紀元前5世紀)


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男のトルソ(紀元前5‐4世紀)


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ヴィーナスのトルソ(紀元前2世紀)


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アルテミス(紀元前5世紀)


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男のトルソ(2世紀前半)


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墓石の浮彫(2世紀前半)


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墓碑(1世紀)


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玉座(1世紀)


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墓碑(1‐2世紀)


P2760561
次の部屋です。


P2760562
ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「バッティスタ・スパニョーリの胸像」(1500‐10c)


P2760564
ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「フランチェスコ2世ゴンザーガの胸像」(1500‐10c)


P2760566
ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「Busto di Virgilio」(1500‐10c)


P2760568
詳細不明


P2760570
詳細不明


P2760571
詳細不明


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マンテーニャの家にあったもの(15世紀)


P2760574
ゴンザーガの紋章(15世紀)


P2760576
ゴンザーガの紋章(15世紀)
(つづく)

P2760447
次の部屋です。


P2760448


P2760450
部屋の壁に紋章のフレスコ画が描かれてます。


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フレスコ画の保存状態は比較的良い方でしょう。


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紋章の彫刻が展示されてます。


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カテリーナ・グロッシ・ボッカッリの紋章


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フランチェスコ・ラーミの紋章


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フランチェスコ・ラーミの紋章


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オリヴィ家の紋章


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オリヴィ家傍流家の紋章


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詳細不明の紋章


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詳細不明の紋章


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詳細不明の紋章


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上階に向かいます。


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階段途中の壁にフレスコ画があります。


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宮殿が建設された16世紀初めに描かれたと推定されてますが、制作者等詳細が不明です。


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フレスコ画の保存状態が良くありません。


P2760474
次の部屋です。


P2760475
アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506)の傑作「ユリウス・カエサルの勝利」が展示されてます。
しかし、そのように書いては完全な間違いとは言えないものの、正確を欠きます。


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ここにあるのはフレスコ画です。マンテーニャの「カエサルの勝利」はフレスコ画ではありません。


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マンテーニャの「カエサルの勝利」(勿論、本物です)は、サン・セバスティアーノ宮殿にありました。マントヴァ侯爵フランチェスコ2世ゴンザーガがこの宮殿を建設した理由の一つがマンテーニャの「カエサルの勝利」をこの宮殿に置くことでしたから、それは当然です。


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これらのフレスコ画は、恐らくルドヴィーコ・ドンディ通称イル・マントヴァーノ(マントヴァ、1585‐1614活動)によって17世紀初めに描かれたマンテーニャ作品の複製です。
複製された理由やオリジナルと異なりフレスコで描かれた理由など詳細が分からないようです。


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実は、マンテーニャが制作した「カエサルの勝利」(本物)はイギリスにあるのです。
その辺の詳細には、複雑な経緯があります。


P2760486
1492年、アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506)は「カエサルの勝利」の制作を開始して、製作途中の1501年にドゥカーレ宮殿で一部公開が開始され、大変な評判となりました。1505年に完成したと言われてます。


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制作の初期の段階の1492年3月2日、マントヴァに訪れていたジョヴァンニ・デ・メディチ(後の教皇レオ10世)は「カエサルの勝利」を見て最大級の賛辞を述べ、フランチェスコ2世ゴンザーガは鼻高々でした。


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サン・セバスティアーノ宮殿が完成した1508年頃に、マンテーニャの「カエサルの勝利」はドゥカーレ宮殿からサン・セバスティアーノ宮殿に移されました。


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1598年、それまで一枚の大作だった「カエサルの勝利」は、アンドレア・アンドレア―ニ(マントヴァ、1584‐1610)によって分割されてしまいました。その分割された作品を見て、17世紀初めにルドヴィーコ・ロンディがフレスコでコピー画を制作したようです。


P2760501
1626年、分割されたマンテーニャの「カエサルの勝利」は、ロレンツォ・コスタの2作品ともにサン・セバスティアーノ宮殿からドゥカーレ宮殿に移されました。
1627年、マンテーニャの分割された「カエサルの勝利」の全点はマントヴァを離れ、イギリスのロイヤル・コレクションに加わることになりました。
この辺の事情を調べましたが、何故イギリス王家の所有になったのか、その理由が分かりませんでした。
現在、マンテーニャの「カエサルの勝利」は、イギリスのハンプトンコート宮殿にあり、観ることが出来ます。


9
イギリスのハンプトンコート宮殿にあるマンテーニャの「ユリウス・カエサルの勝利」の作品画像を載せましょう。(作品画像は外部サイトから拝借しました)
作品は9分割されてます。


10
第1画面の詳細


11
第2画面
マンテーニャの制作後、何回も修復が行われて原画とは異なっていると言われてます。


12
第2画面の詳細


13
第3画面


14
第4画面


15
第5画面


16
第5画面の詳細


17
第6画面


18
第7画面


19
第8画面


20
第9画面
(つづく)

今回からマントヴァ市立サン・セバスティアーノ宮殿博物館 Museo della Citta di Palazzo San Sebastianoです。
P2760389
テ離宮の中から門を越えてサン・セバスティアーノ宮殿に向かいました。2つの門の間に写っているのがサン・セバスティアーノ宮殿です。


2
マントヴァ侯爵フランチェスコ2世ゴンザーガ(マントヴァ、1466‐1519)が自分の寛ぎ場所として、また、アンドレア・マンテーニャの傑作「ユリウス・カエサルの勝利」を展示するために建てた宮殿です。1506年から1508年に建設されました。
フランチェスコ2世は、この宮殿がお気に入りで、1519年にここで没しました。


P2750814
宮殿の名称は、道路を挟んで宮殿の斜め前にあるサン・セバスティアーノ教会に由来すると言われてます。宮殿の建設中、教会も建設中でした。(サン・セバスティアーノ教会は、1460年創建、1529年に完成しました)


1
18世紀前半までゴンザーガ家の傍流家の住居として使用されていましたが、18世紀半ばになると、オーストリア軍の兵舎や倉庫として使用されるようになり、宮殿内のフレスコ画などが劣化してしまいました。また、フランチェスコ2世ゴンザーガの時代にあったマンテーニャの絵画など貴重な美術品は、傍流家やオーストリアによって売却などされてしまいました。


P2760665
1999年、宮殿の大修復工事が開始され、その完成後の2005年3月にマントヴァ市立博物館の一部として開館の運びとなりました。
2012年のエミリア地震によって建物が被害を受け、暫く休館していました。


P2760666
博物館の入り口


P2760395
最初は中庭に面したロッジャに置かれた彫刻です。


P2760396
碑文


P2760397


P2760398
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖マッティア」(1758c)


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16世紀の逸名彫刻家作「聖アレッショ」(1531?)


P2760402
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖タッデオ」(1758c)


P2760404
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖シモーネ」(1758c)


P2760406
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖バルトロメオ」(1758c)


P2760408
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖フィリッポ」(1758c)


P2760410
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「救世主」(1758c)


P2760412
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖ジャコモ・ミノーレ」(1758c)


P2760414
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖トンマーゾ」(1758c)


P2760416
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」(1758c)


P2760418
ジュゼッペ・ティヴァーニ(マントヴァ、18世紀中頃活動)に帰属する「聖ジャコモ・マッジョーレ」(1758c)


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16世紀の逸名彫刻家作「聖パオロ」(1531?)


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碑文


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碑文


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P2760426
地図


P2760427


P2760428
碑文


P2760429


P2760431
次の部屋です。


P2760430


P2760432
壁に描かれたフレスコ画


P2760433
修復されてこれですから、元の状態は推して知るべしです。


P2760434
コルトーナ家の紋章


P2760436
フランチェスコ2世ゴンザーガの紋章(16世紀)


P2760438
アントニオ・デ・グラードの紋章


P2760440
ニコロ・アデラルディの紋章


P2760442
モンテ・オリンポのゴンザーガ邸の装飾(15世紀)


P2760444


P2760445


P2760446
(つづく)

P2760337
次の部屋です。


P2760338
ウーゴ・シッサとジュゼッペ・アセルビのコレクションが展示されてます。


P2760339


P2760340


P2760341
順路通りに進みます。


P2760342
ウーゴ・シッサ(マントヴァ、1913‐ペゴニャーガ、1980)は、イタリアの建築家、画家、考古学者でした。


P2760344
1953年、ウーゴ・シッサは、イラク開発の主任設計者としてイラク・バグダッドに赴任しました。1958年のイラク君主制の崩壊によってイタリアへの帰国を余儀なくされました。
1953年から1958年のイラク滞在中に古道具市などでメソポタミア美術品などを収集しました。


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ウーゴ・シッサが彼のイラク滞在中に収集した約250点の作品が2000年からテ離宮博物館で展示されるようになりました。


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ジュゼッペ・アセルビ(カステル・ゴッフレド、1773‐1846)は、イタリアの探検家、作家、考古学者、音楽家です。


P2760360
ジュゼッペ・アセルビは、1814年、オーストリアのウィーンにいましたが、ウィーン会議の途中、オーストリア外相メッテルニヒからリスボンのオーストリア領事に任命されました。任命の理由は分かりません。


P2760362
1825年、ジュゼッペ・アセルビは、エジプトのオーストリア総領事に任命されエジプトに赴任しました。彼の赴任中に1828年から1829年にかけてシャンポリオンの探検隊に加わりました。


P2760363
シャンポリオンの探検隊に参加中に多くのエジプトに関する考古学資料を収集したのです。また、総領事としてのエジプト赴任中に多くのエジプト美術品を収集しました。


P2760365
ジュゼッペ・アセルビは、1840年、エジプトで収集した約500点のコレクションをマントヴァ市当局に寄贈しました。現在、寄贈された全点の作品・資料がテ離宮博物館で展示されてます。


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P2760380
これで終わりです。


P2760387
宮殿の建物から外に出ました。


P2760391
離宮の庭園に蒸気機関車が置かれてます。


P2760392


P2760393
(おわり)

P2760233
次の部屋です。フレスコ画、スタッコ彫刻で装飾されてます。


P2760234
勝利の間


P2760236
天井の装飾


P2760238
1790年頃、カルロ・イザッチによって修復されましたが、その修復後のものが現在の姿となってます。


P2760239


P2760232
ドメニコ・ぺセンティの作品が6点展示されてます。


P2760241
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「自画像」


P2760243
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「領主の馬小屋」


P2760247
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「サンタ・マリア・ディ・エーズィネ教会」(1912)


P2760252
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「読者」


P2760256
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「マントヴァのリオ川の霧」


P2760259
ドメニコ・ぺセンティ(メドーレ、1843‐マントヴァ、1918)の「モンターニャの風景」(1907c)


P2760261
順路に従って進みました。


P2760262
階段を上ります。


P2760263
階上の展示室です。


P2760264
アウレリオ・ノルデア(カッザーノ、1933‐マントヴァ、2012)の「In-forme」


P2760266
ヴィンディツィオ・ノダリ・ぺゼンティ(メドーレ、1879‐マントヴァ、1961)の「体操選手」


P2760268
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐パリ、1917)の「カフェで」(1884)
フェデリーコは印象派の画家です。


P2760270
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐パリ、1917)の「目覚め」(1895)


P2760274
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐パリ、1917)の「花束」(1894)


P2760277
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐マントヴァ、1917)の「花束を持つ少女」


P2760280
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐パリ、1917)の「空想」


P2760282
次の部屋です。


P2760283
クリニオ・ロレンツォ・ロレンツェッティ(マントヴァ、20世紀前半活動)の「水に飛び込もうとする少年」(1930)


P2760285
フェデリーコ・ザンドメネギ(ヴェネツィア、1841‐パリ、1917)の「アトリエ」(1896)


P2760288
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「母性」(1910)


P2760292
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「家族」(1913)


P2760295
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「幼児」(1914‐15)


P2760298
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「フルーツの皿の前の乳児」(1913)


P2760301
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「花と幼児」(1913)


P2760303
次の部屋です。


P2760305
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「花と少女」(1914‐15)


P2760308
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「ヌード」(1918)


P2760311
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「ヴィッラ・ボルゲーゼ」(1918)


P2760317
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「母性」(1918)


P2760320
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「猫」(1923)


P2760323
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「アトリエにて」(1922)


P2760326
アルマンド・スパディーニ(フィレンツェ、1883‐ローマ、1925)の「女性の肖像」(1923)


P2760328
次の部屋です。


P2760329
ウーゴの作品が7点展示されてます。


P2760330


P2760331


P2760332


P2760333


P2760334


P2760335


P2760336
(つづく)

P2760171
次の部屋です。


P2760172
この部屋から少し市立博物館らしい展示になります。


P2760173
16世紀のテニスボール


P2760174
部屋の装飾


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天井の装飾


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次の部屋です。


P2760184
天井の装飾


P2760185
部屋の名称は特に付けられていないようです。


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P2760189
次の部屋です。


P2760192
燭台の間


P2760191
フレスコ画やスタッコ彫刻によって1527年に装飾されましたが、オリジナルのものは失われて、1813年に新古典様式で再装飾された部屋です。


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ジョヴァンニ・バッティスタ・スカルトーリと二コラ・ダ・ミラノが1527年のスタッコ彫刻に従事したそうです。


P2760194
1527年に描かれたオリジナルのフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノとアゴスティーノ・ダ・ボッザニーガによって描かれたそうです。


P2760195


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P2760202
次の部屋です。


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女像柱の間


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この部屋の装飾もオリジナルのものではありません。


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1813年に新古典様式で再装飾されたものが現在の姿となってます。


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オリジナルの装飾は、ジュリオ・ロマーノのデザインによって二コラ・ダ・ミラノによって制作されたスタッコ彫刻が中心だったそうです。


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次の部屋ですが、特に名前がないようです。


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テ宮殿の模型が置かれてます。


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P2760226
この部屋の彫刻の詳細が分かりません。


P2760229


P2760231
(つづく)

P2760119
次の部屋です。


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Camera degli Imperatori


P2760123
皇帝の間です。


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壁にアレキサンダー大王、ユリウス・カエサル、アウグストゥス、マケドニアのフィリップ王などが描かれているのが部屋の名称の由来です。


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皇帝の間のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオの弟子フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504‐パリ、1570)によって1529年に描かれました。


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中心になって制作したのは弟子のフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャと言われてます。


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皇帝の間の床


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次の部屋です。


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Camera dei Giganti


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巨人の間です。


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この部屋のフレスコ画は有名です。


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巨人の間のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐1546)とジュリオ・ロマーノの弟子や協力者によって1532年から1534年に描かれました。


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ジュリオ・ロマーノ以外にリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀生まれ‐1546以前没)、フェルモ・ギソーニ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)、ルーカ・スカレッティ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1531から活動記録‐1555以前没)の画家たちがフレスコ画制作に従事したと言われてます。


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場面毎の作品帰属は明確になっていません。


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目の不自由な人向けの触れることが出来る浮彫


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巨人の間の床


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次の部屋です。


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奇怪の小部屋


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スタッコ彫刻で装飾されてます。


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天井の装飾


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(つづく)

P2760065
ロッジャに出ました。


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ダヴィデのロッジャと称します。


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美術品の宝庫です。


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ロッジャから見たエクセドラの半円


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堀の小さな魚が泳いでいます。


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ロッジャの壁はフレスコ画、スタッコ彫刻で装飾されてます。また、壁龕に彫刻が置かれてます。


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目の不自由な人向けの触れることが出来る彫刻


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ロッジャと言う解放された環境にも拘らず作品などの保存状態がかなり良いと思います。


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ロッジャの装飾には、ジュリオ・ロマーノの他、多くの芸術家が従事したとされてます。


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フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、ジュリオ・ロマーノの弟子、協力者によって1532年から1534年に制作されました。


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フレスコ画制作の参画した弟子、協力者ですが、具体的にはリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、フェルモ・ステッラ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1490c‐1562c)、ルーカ・スカレッティ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1531から活動記録‐1555以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)がいました。


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ロッジャのフレスコ画は、リナルド・マントヴァーノが中心になって制作されたようです。


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スタッコ彫刻は、アンドレア・デ・コンテ(16世紀第2四半世紀活動)、ベネデット・ディ・バルトロメオ(16世紀第2四半世紀活動)、ビアージョ・デル・コンティ(16世紀第2四半世紀活動)によって1532年から1534年に制作されました。


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ロッジャからの景観


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彫刻は時代の異なる4人の彫刻家によって制作されましたが、各彫刻の作品帰属は明確になっていないようです。


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彫刻ですが、ベネデット・ディ・バルトロメオ(16世紀第2四半世紀活動)とジョヴァン・バッティスタ・マントヴァーノ(16世紀第2四半世紀活動)によって1532年から1534年に制作され、更にチェーザレ・リーパ(17世紀活動)によって1653年に制作されました。
最後にジョヴァンニ・ベッラヴィータ(1739c‐1821)によって1808年から1809年に制作されたのです。


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しかし、作品帰属は明確になっていないようです。


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次の部屋です。


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Camera degli Stucchi


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部屋のの名称の通りスタッコ彫刻が見事です。


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この部屋の装飾は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、ジュリオの弟子の建築家・画家フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504‐パリ、1570)、スタッコ彫刻家ジョヴァン・バッティスタ・マントヴァーノ(16世紀第2四半世紀活動)によって1529年から1531年に行われました。


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天井


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(つづく)

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次の部屋です。


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Sala dei Venti(風の間)です。


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Sala dello Zodiacoとも呼ばれてます。辞書を引くとzodiaco=黄道帯なので、部屋の名称の意味がよく分かりません。


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凝った装飾が施されてます。


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暖炉


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天井


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この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオ・ロマーノの弟子と協力者によって1527年から1528年に制作されました。


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この部屋のフレスコ画制作に携わったジュリオ・ロマーノの弟子や協力者として、ニコロ・ダ・ミラノ(ロンバルド、16世紀第2四半世紀活動)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)、アゴスティーノ・ダ・モッザニーガ(マントヴァ、1504c‐1544)、アンセルモ・グアッツィ(マントヴァ、1527‐1544存在確認)、ジローラモ・ダ・トレヴィーゾ(16世紀第2四半世紀活動)がいました。


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スタッコ彫刻は、アンドレア・ぺーツィ(16世紀第2四半世紀)によって制作されました。


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目の不自由な人向けの浮彫


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P2760002


P2760004
フレスコ画の場面毎の作品帰属は明確になっていません。


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次の部屋です。


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Camera delle Aquile(鷲の間)


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暖炉


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P2760042
フレスコ画とスタッコ彫刻で装飾されてます。


P2760043
フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオ・ロマーノの弟子と協力者によって、1527年から1528年に制作されました。


P2760044
スタッコ彫刻は、ニコロ・ダ・ミラノ(ロンバルド、16世紀第2四半世紀活動)とアンドレア・ぺーツィ(16世紀第2四半世紀活動)によって制作されました。


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ジュリオ・ロマーノの他にフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504‐パリ、1570)、アゴスティーノ・ダ・ボッザニーガ(マントヴァ、1504‐1544)がフレスコ画制作に従事したと言われてます。


P2760051
フレスコ画の場面毎の作品帰属は明確になっていません。


P2760052


P2760053


P2760055


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P2760061


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P2760063


P2760064
(つづく)

P2750905
次の部屋です。


P2750907
馬の間です。


P2750906
宮殿の中で最も有名な部屋と言われてます。


P2750908
この部屋は社交場として使用されていました。現在はセミナー室になってます。


P2750913
部屋の名称の由来は、6頭の馬の実物大の肖像画が壁に描かれているからです。


P2750915
6頭の馬は、ゴンザーガ家の厩舎で繁殖させた、フェデリーコ2世ゴンザーガ公爵(マントヴァ、1500‐マルミローロ、1540)自慢のお気に入りでした。


P2750916
この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)と弟子であるジュリオ・ロマーノ派画家たちによって1525年から1527年にかけて制作されました。


P2750917
ジュリオ・ロマーノの弟子で、馬の間のフレスコ画制作に参加した画家ですが、リナルド・モンタヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)、ガスパーレ・アミゴーニ(マントヴァ、1528‐1539存在確認)の3人の画家であるとされてます。


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P2750911
詳細不明


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馬の間天井の装飾


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P2750930
次の部屋です。


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Camera di Amore e Psiche


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P2750931
この部屋もフレスコ画によって装飾されてます。


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この部屋は、ゴンザーガ公爵家の食堂でした。


P2750936
フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)と弟子であるジュリオ・ロマーノ派画家たちによって1526年から1528年に制作されました。


P2750937
制作に参加したジュリオ・ロマーノ派画家として、リナルド・モンタヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)の2人の名前が挙げられてます。


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天井の装飾


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P2750948


P2750976
詳細不明


P2750942



P2750943
(つづく)

P2750857
次の部屋です。


P2750858
Camera delle Imprese


P2750859
この部屋もフレスコ画で装飾されてます。


P2750860


P2750861
この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオ・ロマーノの協力者だったアンセルモ・グアッツィ、アゴスティーノ・ダ・モッザニカによって1527年から1528年に制作されました。


P2750862
だれがどの部分を描いたのか、作品帰属が明確になっていません。


P2750863
3人の画家による共作ではなく、アゴスティーノ・ダ・モッザニカ単独で描かれたという説があります。


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P2750864
天井の装飾


P2750867
詳細不明


P2750869
次の部屋です。


P2750870
太陽と月の間


P2750871


P2750872
この部屋もフレスコ画によって装飾されてます。


P2750874
フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504‐パリ、1570)によって、1527年から1528年に描かれたフレスコ画です。


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P2750873
壁に浮彫があります。


P2750877
これらの浮彫はオリジナルのものではありません。


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ギリシャ・ローマ時代のオリジナルの浮彫から鋳型を作って、複製されたものです。


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鋳型による複製浮彫が初めて制作され、この部屋に置かれたのは16世紀ですが、それらの複製浮彫が欠落してしまいました。現在、太陽と月の間にある浮彫は、18世紀に改めて造り直された複製浮彫です。


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一旦ロッジャに出ます。


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Loggia delle Muse(ムーサのロッジャ)です。


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ロッジャの壁はフレスコ画で覆われてます。


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フレスコ画の制作者は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)に2人と言われてます。


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フレスコ画は1527年から1530年頃に描かれました。


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天井の装飾


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(つづく)

今回はマントヴァ市立テ宮殿博物館です。
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マントヴァ郊外のVia Giovanni Acerbiです。この通りの突き当りにテ離宮があります。


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通りの名称がLargo XXIV Maggioと変わります。その歩道を進んでテ離宮に向かいます。


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テ離宮の門です。


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敷地内に入りました。


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テ宮殿の建物前に広い庭園があります。


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Palazzo Teです。


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Teという奇妙とも思える名称ですが、マントヴァは人造湖に囲まれた2つの大きな島に分割された街で、中世の頃、Palazzo Teが建っている土地はTejetoと呼ばれる3つ目の小さな島と湿地でしたが、Tejetoの略としてTeを用いたという説があります。他に2説あるようです。


P2760388
湿地だった、この地にマントヴァ侯爵フランチェスコ2世ゴンザーガ(マントヴァ、1466‐1519)が馬の訓練場を設けたのが土地利用の最初と言われてます。
フランチェスコ2世の子供(母はイサベッラ・デステ)のフェデリーコ2世ゴンザーガ公爵(マントヴァ、1500‐マルミローロ、1540)が賓客の接待場として、1524年から1534年に建設したテ離宮です。
設計は、建築家・画家のジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐1546)が行い、建築家としてのジュリオ・ロマーノの代表作となりました。


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L'emiccio dell'esedra


P2760386
La loggia d'onore


P2760384
中庭から見た宮殿内部のファサード


P2750824
市立博物館として一般公開されてます。入館しました。


P2750823
宮殿の建物の模型が置かれてます。


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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1488/1490-ヴェネツィア、1576)の「ジュリオ・ロマーノの肖像」(1536-40)


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一旦、中庭に出ます。


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順路の従って見て回ります。


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最初の部屋です。


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オウディウスの間


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フレスコ画によって装飾されてます。


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フレスコ画は、建築家兼画家のフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504-パリ、1570)によって1526年から1530年にかけて描かれました。


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このフレスコ画はフランチェスコ・プリマティッチョの代表作の一つとされてます。


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フランチェスコ・プリマティッチョは、ジュリオ・ロマーノの弟子で、後にジュリオ・ロマーノの協力者になりました。初期のパルミジャニーノから強い影響を受けた画風でした。


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フランチェスコ・プリマティッチョは、1532年、フランス王フランソワ1世から招聘を受け、フォンテーヌブロー城に赴きました。そこでロッソ・フィオレンティーノに出会い、ロッソと協力して制作に当たった他、当時水準が低かったフランスの画家たちの教育に尽力しました。
1540年、ロッソ・フィオレンティーノが没すると、ロッソの地位を引き継ぎました。


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天井の装飾


P2750842
天井の装飾もフランチェスコ・プリマティッチョによるものです。


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アンセルモ・グアッツィとアゴスティーノ・ダ・モッザニカの「ジュリオ・ロマーノの原画に基づくプルートとプロセルピーナの前のオルフェオとエウリディーチェ」(1527)
(つづく)

P2750623
次のコーナーの廊下です。


P2750624
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の作品だけが展示されてます。


P2750625
詳細不明


P2750626
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「ピエタ」(1750)


P2750630
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」(1729)


P2750633
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ルーカ」(1729)


P2750635
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖マルコ」(1729)


P2750639
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「ウルカヌスとキューピッド」(1720‐30)


P2750642
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ジョアッキーノと聖母」(1725)


P2750645
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ジュゼッペ」(1730‐35)


P2750647
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖母子と聖アンナ」(1725c)


P2750650
廊下の窓越しの風景


P2750651


P2750658
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「子供を蘇生させる聖マウロ」(1760)


P2750661
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「十字架降下」(1735)


P2750665
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ジュゼッペと幼きキリスト」(1730‐40)


P2750669
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「パオラの聖フランチェスコ」(1745)


P2750672
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「十字架降下」(1750‐60)


P2750676
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖母被昇天」(1750‐55)


P2750678
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)と弟子の「十字架降下」(1745‐55)


P2750682
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「十字架を担ぐキリスト」(1755‐60)


P2750685
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「無原罪の御宿リ」(1740)


P2750688
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖チェチリア」(1750‐55)


P2750691
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「羊飼いの礼拝」(1759)


P2750694
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「キリストの鞭打ち」(1730‐38)


P2750697
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「十字架降下」(1759)


P2750699
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「キリストの洗礼」(1769)


P2750705
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「無原罪の御宿リ」(1750)


P2750708
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「カルロ・ガツィーニの肖像」(1727)


P2750711
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「聖ロムアルドの夢」(1749‐50)


P2750713
詳細不明


P2750702
これで終わりです。


P2750716
キオストロに出ました。


P2750717


P2750718
(おわり)



P2750539


P2750540
制作者情報不詳の「教皇クレメンテ8世からパリへの使いを任命されるマントヴァ司教フランチェスコ・ゴンザーガ」


P2750541
パリに送られ、ブリュージュで織られたタペストリが展示されてます。


P2750542
1594年から1598年にかけて織られました。


P2750543


P2750544


P2750545


P2750546
歴代のマントヴァ司教の肖像画が並んでます。



P2750547
マントヴァの逸名画家作「マントヴァ司教フラ・マッセオ・ヴィタリ(ベルガモ、?‐マントヴァ、1669)(マントヴァ司教在任、1646‐1669)の肖像」(1645‐65)


P2750550
マントヴァの逸名画家作「マントヴァ司教ジョヴァンニ・ルチド・カッタネオ(マントヴァ、1613‐1685)(マントヴァ司教ざいにん、1674‐1685)の肖像」(1680c)


P2750553
アマディオ・エンツ(マントヴァ、17世紀後半‐18世紀第1四半世紀活動)の「マントヴァ司教アレッサンドロ・アッリゴーニ(マントヴァ、1674‐クゥインジェントレ、1718)(マントヴァ司教在任、1713‐1718)の肖像」


P2750555
逸名画家作「マントヴァ司教ティブルツィオ・フェルディナンド・ゴンザーガ(ヴェスコヴァート、1611‐マントヴァ、1672)(マントヴァ司教在任、1671‐1672)の肖像」(1671‐72)


P2750558
逸名画家作「マントヴァ司教エンリコ・ヴィアラルディ・ディ・ヴィッラノーヴァ(カザーレ・モンフェッラート、1631‐マントヴァ、1711)(マントヴァ司教在任、1687‐1711)の肖像」(1710‐15)


P2750560
ジョヴァンニ・アントニオ・カディオーリ(マントヴァ、1710c‐1767)の「マントヴァ司教アントニオ・グイディ・ディ・バーニョ(マントヴァ、1683‐1761)(マントヴァ司教在任、1719‐1761)の肖像」(1740‐60)


P2750564
ジュゼッペ・ボッターニ(クレモナ、1717‐マントヴァ、1784)の「マントヴァ司教ジャン・ポルトゥガル・デッラ・プエブラ(アンティクゥエラ、1703‐ローマ、1781)(マントヴァ司教在任、1662‐1771)の肖像」(1769‐70)
ジャン・ポルトゥガル・デッラ・プエブラ司教は、1771年、教皇クレメンテ14世によって大司教に昇任されました。


P2750566
アントニオ・ブルネッティ(マントヴァ、18世紀後半活動)の「マントヴァ司教ジョヴァンニ・バッティスタ・フォン・ぺルゲン(ウィーン、1720‐マントヴァ、1807)(マントヴァ司教在任、1770‐1807)の肖像」(1778)


P2750570
アントニオ・ボッタッツィ(クレモナ、1800‐ローマ、1863)の「マントヴァ司教ジョヴァンニ・バッティスタ・ベッレ(ローディ、1776‐マントヴァ、1844)(マントヴァ司教在任、1835‐1844)の肖像」(1835)


P2750573
逸名画家作「教皇聖ピオ10世(りえーぜ、1835‐ローマ、1914)(教皇在位、1903‐1914)の肖像」(1950c)
教皇ピオ14世は、1954年、400年振りに列聖された教皇で有名です。


P2750577
逸名画家作「マントヴァ司教パオロ・カルロ・フランチェスコ・オリーゴ(ミラノ、1840‐マントヴァ、1928)(マントヴァ司教在任、1895‐1928)の肖像」(1920c)


P2750580
逸名画家作「マントヴァ司教アゴスティーノ・ドメニコ・メンナ(キアーリ、1875‐カマルドリ、1957)(マントヴァ司教在任、1929‐1954)の肖像」(1930c)
アゴスティーノ・ドメニコ・メンナは、1954年、大司教に昇任しましたが、その後、間もなく没しました。


P2750582
次の部屋です。


P2750583


P2750585
バルトロメオ・ダッラクゥア(マントヴァ、18世紀中頃活動)の「貴重な血への礼拝」(1750c)


P2750588
16世紀の逸名画家作「聖杯を手にする聖アンドレアと聖ロンジーノ」(1535c)


P2750590
逸名画家作「聖遺物容れ」(1750‐1800)


P2750594
制作者情報不明の「聖遺物の発見」(1675‐1713)


P2750596
詳細不明のステンダリオ


P2750599
ステンダリオの裏面


P2750600
逸名画家作「聖遺物容れ」(18世紀)


P2750603
逸名画家作「マントヴァの信心」(1790‐1810)


P2750606
次の部屋です。


P2750607


P2750608
目の不自由な人向けの展示です。


P2750610


P2750612
ミケーレ・デ・メオ(ローマ、1928‐2012)の「マントヴァ司教カルロ・フェラーリ(触れぞなーら、1910‐ヴェローナ、1992)(マントヴァ司教在任、1967‐1986)の肖像」(1980c)


P2750616
アンジェロ・フマガッリ(ミラノ、1935‐2015)の「マントヴァ司教ロベルト・ブスティ(ブスト・アルシーツィオ、1940‐)(マントヴァ司教在任、2007‐)の肖像」(2013)


P2750620
ピエトロ・カルロ・マッティオーリ(モデナ、1911‐パルマ、1994)の「アントニオ・ポーマ枢機卿(ヴィッラシテリオ、1910‐ボローニャ、1985)の肖像」(1970c)
アントニオ・ポーマは、1954年から1967年にかけてマントヴァ司教を務めていましたが、1967年に大司教に、1969年に枢機卿に昇任されました。
(つづく)

P2750453
次の展示室です。


P2750454


P2750455


P2750456
ヴェネツィアの工房制作の「聖バルバラの箱」(16世紀末)


P2750460
マントヴァの逸名画家作「カルロ1世ゴンザーガ」


P2750465
フランチェスコ・ボルガーニ(ポンポネスコ、1587‐マントヴァ、1624)の「アッティラ王と教皇レオ―ネ・マーニョとの邂逅」
フランチェスコ・ボルガーニの代表作です。


P2750468
逸名彫刻家作「磔刑像」(1630)


P2750470
聖アドリアーノの聖遺物箱(17世紀)


P2750472
教皇クレメンテ8世の磔刑像(1560‐70)


P2750475
制作者不明の「アンドレア・デル・サルト作『聖母子と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」(1602)


P2750478
マントヴァの逸名画家作「シジスモンド・ゴンザーガ枢機卿の肖像」(1600c)


P2750480
ムーツィオ・ギソーニ(マントヴァ、16世紀後半‐17世紀)の「フェデリーコ2世・ゴンザーガ公爵の肖像」(1588)


P2750483
マントヴァの逸名画家作「ルドヴィーコ・ゴンザーガ司教座聖堂参事会長の肖像」(1610)


P2750485
次の展示室です。


P2750486


P2750487
Pier Paolo e Jacobello dalle Masegneの「竜を退治する聖ジョルジョ」(14世紀)


P2750492
ミッレフィオーリの綴れ織り布(1520c)


P2750495
ミッレフィオーリの綴れ織り布(1520c)


P2750500
聖母子(1370c)


P2750502
金製


P2750503
ジョヴァンニ・カンティ(パルマ、1650‐マントヴァ、1716)の「クラウディオ・トロメオの肖像」(1700‐15)


P2750505
フランチェスコ・カイロ(ミラノ、1607‐1665)の「エジプトへの逃避途中の休息」(1650c)


P2750509
階段の壁に絵画があります。


P2750508
階段の絵画を見ようとしましたが、立ち入り禁止となっていました。


P2750511
次のウイングの廊下です。


P2750510
詳細不明


P2750513


P2750512


P2750515
ヤコブ・デニス(ベルギー・アントウェルペン、1644‐1708)の「司教座聖堂助祭カルロ・カローリの肖像」(1670‐75)


P2750517
武具が展示されている部屋です。


P2750519


P2750522
武具の展示はMuseo Diocesanoの主題に外れるような・・・・・


P2750523


P2750524


P2750525
背後にある大きな絵画が見たかったけれど叶わず。


P2750526
鰐のはく製


P2750528
現代絵画のコーナーです。


P2750531
20世紀のもの


P2750532
20世紀の絵画


P2750533
Museo Diocesano "Francesco Gonzaga" と現代絵画との関連が分かりません。


P2750534


P2750535


P2750536


P2750537
(つづく)

P2750356
次の廊下です。廊下の壁に紋章が並んでます。


P2750357
イル・ヴェネラビルの「フランチェスコ・ゴンザーガの肖像」
この画家については全く分かりません。
前述したようにマントヴァ司教フランチェスコ・ゴンザーガ(カッツゥオーロ、1546‐マントヴァ、1620)に献じられている教区美術館です。


P2750359
ジローラモ・マルティネンゴの紋章(1608)


P2750361
アントニオ・ゴンザーガ・べヴィラクゥアの紋章(1614)


P2750363
ジローラモ・アントニオ・ヴァルペルガの紋章(1614)


P2750367
トンマーゾ・エルデオド・デベラウの紋章(1619)


P2750369
アルフォンゾ・ゴンザーガ・ディ・ノヴェッラーラの紋章(1633)


P2750406
ボニファチョ・ファッサーティの紋章(1649)


P2750408
フェルディナンド・カヴリアーニの紋章(1656)


P2750410
ロンバルディア製のカッソーネ(17世紀)


P2750412
フランチェスコ・アントニオ・ファッサティの紋章(1658)


P2750414
リッザルド・イッポリーティの紋章(1667)


P2750373
ピエトロ・ザッパのコレクション


P2750376
象牙製のトリッティコなども展示されてます。


P2750377
宝物庫です。


P2750378


P2750380


P2750382


P2750383


P2750387


P2750388


P2750391
Maison Samson(19世紀)


P2750393


P2750394


P2750399


P2750400


P2750401


P2750418


P2750420
タベルナコロ


P2750422


P2750425
制作者不明の「マントヴァ・ドゥオーモの律修司祭フィリッポ・フォン・リーゼンフェルトの肖像」(18世紀)


P2750428


P2750430
制作者不明の「マントヴァ・ドゥオーモの律修司祭フランチェスコ・マリア・シンベーニの肖像」(18世紀)


P2750432


P2750434
制作者不明の「マントヴァ司教ジョヴァン・バッティスタ・デ・ぺルゲンの肖像」(18世紀)


P2750437


P2750438


P2750439
アレッサンドロ・アルガルディ(ボローニャ、1598‐ローマ、1654)


P2750403
トゥッロ・ペトロッザーニの紋章(1608)


P2750445
クラウディオ・ゴンザーガの紋章(1674)


P2750447
アントニオ・アルベルト・デ・コンティの紋章(1682)


P2750449
アスカニオ・アンドレアージの紋章(1682)


P2750451
ジョヴァン・フランチェスコ・バッラ―ティ・ネルリの紋章(1700)
(つづく)

P2750254小作品が4点並んでます。


P2750256
北欧の逸名画家作「ピーテル・キャンディット(ベルギー・ブルッヘ、1548‐ミュンヘン、1628)作『受胎告知』の複製画」(1600c)


P2750258
北欧の逸名画家作「十字架降下」(1600‐20)


P2750260
17世紀前半の逸名画家作「ヤコポ・バッサーノ(バッサーノ・デル・グラッパ、1510‐1592)作『十字架降下』の複製画」(1600‐50)


P2750262
逸名画家作「ハンス・フォン・アーヘン(ケルン、1552‐プラハ、1615)作『ご誕生』の複製画」(1600c)


P2750265
ジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1566‐1643)の「復活したキリスト」(1603)
下と同じ作品です。大画面を分割して制作されたようです。


P2750269
ジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1566‐1643)の「復活したキリスト」(1603)


P2750270
次の展示コーナーです。


P2750271
マルカントニオ・ドンゼッリ(マントヴァ、1634‐1700c)の「受胎告知」(1680c)


P2750275
逸名画家作「グイド―レーニ作『聖アポッロニアの殉教』の複製画」(1607‐50)


P2750277


P2750279
北ヨーロッパの逸名画家作「聖チェチリア」(1600‐10)


P2750281
逸名画家作「ハンス・フォン・アーヘン(ケルン1552‐プラハ、1615)作『聖母子と天使と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」(1600‐10)


P2750284
オルソラ・カッチャ(モンカルヴォ、1596‐1676)の「ベアータ・オサンナ・アンドレアージの神秘な結婚」(1648)


P2750286


P2750288
フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア(スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1750c)の「キリストの洗礼」(1750c)


P2750291
フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア(スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758)の「聖フランチェスコと聖カルロ・ボッロメオ」(1750c)


P2750294
16世紀第4四半世紀のエミリアの逸名画家作「園のキリスト」(1590c)


P2750297
ロンバルドの逸名画家作「受胎告知」(1600c)


P2750300
ロンバルドの逸名画家作「幼きキリストと無原罪の聖母」(1680‐1710)


P2750302
ベルナルディーノ・マルピッツィ(マントヴァ、1553‐1623)の「聖母と聖オルソラがいる磔刑」(1607)


P2750305
次の展示コーナーです。


P2750307
ジョヴァンニ・ユリコヴィツ通称ロンガロ(マントヴァ、1680‐1717活動)の「聖母の神殿奉献」(1688‐1705)
あまり知られていない画家の唯一の確実な作品です。


P2750309
17世紀第2四半世紀のヴェネトの逸名画家作「マギの礼拝」(1625‐50)


P2750313
ジョヴァンニ・マリア・デッレ・ピアーネ通称イル・ムリナレット(ジェノヴァ、1660‐モンティチェッリ・ドンジーナ、1745)の「修道女の肖像」(1705‐15)


P2750315
フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア(スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758)の「馬車の事故の救出」(1740)


P2750319
17世紀中頃のロンバルドの逸名画家作「聖チェチリアの殉教」(1650c)


P2750322
ロンバルドの逸名画家作「司教の肖像」(1700)


P2750324
次の展示コーナーです。


P2750326
17世紀末のマントヴァの逸名画家作「最後の晩餐」(1690c)


P2750330
ピエトロ・ファブリ通称ダッローボエ(ヴィチェンツァ、1671‐1746)の「マギの礼拝」(1730c)


P2750333
ピエトロ・ファブリ通称ダッローボエ(ヴィチェンツァ、1671‐1746)の「聖母子と聖チェレスティーノと聖アンセルモ」(1716)


P2750335
逸名画家作「カルロ・マラッタ作『聖母子と聖フランチェスコと聖キアーラ』の複製画」(1740)


P2750337
18世紀後半のマントヴァの逸名画家作「キリストの神殿奉献」(1765‐70)


P2750340
アントニオ・ブルネッティ(パヴィア、1735c‐マントヴァ、1795)の「聖ジョヴァンニ・デッラ・クローチェ」(1770‐80)


P2750342
ジュゼッペ・ボッターニ(クレモナ、1717‐マントヴァ、1784)の「聖ルーカ」(1765‐70)


P2750346
ジャン・ドメニコ・チニャーロリ(ヴェローナ、1722‐1793)の「聖ピエトロ」(1772)


P2750350
ジュゼッペ・ラッゼッティ(マントヴァ、1801‐1888)の「コッラディーノ・カヴァリアーニの肖像」(1855‐60)


P2750353
ジュゼッペ・ラッゼッティ(マントヴァ、1801‐1888)の「聖ロレンツォの殉教」(1840c)
(つづく)

P2750165
次の展示室です。


P2750166
ユニークな作品が展示されてます。


P2750167
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ L'Antico(mントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528)の作品と古代ローマ時代の彫刻にランティコが手を加えた作品が展示されてます。


P2750169
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528)の「古代ローマのコスメータ像(3世紀)の補作」(1497/1498-1511)


P2750171
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「年輩の男の胸像(紀元前1世紀)の補作」(1497/1498-1511)


P2750173
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「古代ローマの若者の胸像の補作」(1497・1498-1511)


P2750175
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「アントニウス・ピウス像](1497/1498-1511)


P2750178
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528)の「ガイウス・ユリウス・カエサル像」(1497/1498-1511)


P2750180
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「アウグストゥス像(紀元前1世紀)の補作](1497/1498-1511)


P2750183
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「ティベリウス像](1497/1498-1511)


P2750185
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「アウグストゥス像](1497/1498-1511)


P2750188
ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ(マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528)の「ロマ時代のメンソーラの補作](1497/1498-1511)


P2750191
アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)のシノピエ


P2750193
アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・マンテーニャ、1431-マントヴァ、1506)のシノピエ


P2750195
アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)の「キリストの埋葬」(1511)


P2750196
アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・マンテーニャ、1431-マントヴァ、1506)の「キリストの昇天」(1488)


P2750199
アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)の「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1511)


P2750200
詳細不明


P2750202
次の部屋です。


P2750203
16世紀中頃のヴェローナの逸名画家作「ピエタのキリスト」(1540-60)


P2750207
ボニファチョ・デ・ピターティ通称ボニファチョ・ヴェロネーゼ(ヴェローナ、1487-1553)の「聖母の前に顕現する復活したキリスト」(1550c)


P2750209
16世紀末のマントヴァの逸名彫刻家による聖歌隊席背もたれの聖人たちの彫刻です。聖人は一つを除いて特定されていないようです。


P2750210


P2750211


P2750212
聖セバスティアーノ


P2750213


P2750214


P2750216
アントニオ・ダ・パヴィア(パヴィア、15世紀後半生まれ-16世紀前半没)(マントヴァ、1500-1514活動記録)の「ご誕生と聖アントニオ・アバーテと聖セバスティアーノ」(1505-10)


P2750219
北ヨーロッパの逸名彫刻家による「キリストの受難の場面」(1460c)
7作品から成ってます。これはキリストの鞭打ちです。


P2750222
荊刑のキリスト


P2750224
カルヴァリオへの上り


P2750226
嘆き


P2750228
十字架降下


P2750229
キリストの埋葬


P2750230
キリストの復活


P2750231
次の部屋です。


P2750232
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589-ヴェネツィア、1623)の「聖母子と聖アンセルモと聖カルロ・ボッロメオ」(1616-17)


P2750236
イッポリート・アンドレアージ通称ランドレアジーノ(マントヴァ、1548-1608)の「聖母子とベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1590c)


P2750238
ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589-ヴェネツィア、1623)の「聖フィリッポ・ネリ」(1622)


P2750241
ジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1566-1643)の「聖イシドーロ・アグリコーラ」(1622)


P2750244
フランチェスコ・ボルガーニ(ポンポネスコ、1587-マントヴァ、1624)の「聖アンセルモの幻視」(1613-16)


P2750246
フランチェスコ・ボルガーニ(ポンポネスコ、1587-マントヴァ、1624)の「十字架を担ぐキリスト」(1610c)


P2750249
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1540-マントヴァ、1635)の「永遠なる父」(1600-10)


P2750252
カール・サントナー(ミュンヘン?、1591c-モナコ・ディ・バヴィエラ、1630?)の「聖母被昇天」(1619-20)
(つづく)

P2750066
廊下から展示室に入ります。


P2750068
この辺の部屋には展示室番号の表示がありません。


P2750069
Maestro del polittico di Asolaの4聖人(1480‐90)


P2750072
聖ビアージョと聖ピエトロ


P2750074
シエナの聖ベルナルディーノと聖ロッコ


P2750077
フランチェスコ・マドンニーナ(モデナ、16世紀後半活動)の「ロザリオの秘密」(1590c)
全部で15場面あります。


P2750081
キリストの復活


P2750083
キリストの昇天


P2750085
聖霊降臨


P2750087
聖母被昇天


P2750088
聖母戴冠


P2750091
ゲッセマネ園のキリスト


P2750092
キリストの鞭打ち


P2750095
荊刑のキリスト


P2750097
カルヴァリオへの上り


P2750098
磔刑


P2750101
受胎告知


P2750103
ご訪問


P2750105
ご誕生


P2750107
割礼


P2750109
教会博士たちとの問答
以上15場面でした。


P2750110
ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ(パルマ、1500c‐1569)の「聖テクラ」(1552)


P2750114
クレモナの逸名画家作「聖母子」(1590c)


P2750118
逸名画家作「ベルナルディーノ・カンピ作『受胎告知される聖母』のコピー画」(1580c)


P2750120
オラツィオ・ディ・ヤコポ(ボローニャ、1410‐1434記録)の枠組み(Cerchia)の2聖人(1440‐60)
オラツィオは、ヤコポ・ディ・パオロの息子です。父に師事し、父に似た画風でした。


P2750121
聖フランチェスコ


P2750124
聖ビアージョ


P2750126
次の展示コーナーです。


P2750128
フェラーラの逸名画家作「聖セバスティアーノ」(1483)


P2750132
Maestro di Palazzo d'Arcoの「聖ジョヴァンニ・バッティスタ」(1480c)


P2750134
小作品が4点展示されてます。


P2750136
ジョヴァンニ・フランチェスコ・マイネリ(パルマ、1460‐1535)の「磔刑」(1500c)


P2750139
16世紀のマントヴァの逸名画家作「十字架を担ぐキリスト」(16世紀)


P2750141
ジョヴァンニ・バッティスタ・ベンヴェヌーティ通称ロルトラーノ(オルトラーノ)L'Ortolano (フェッラーラ、1480c‐1525)の「聖母子」(1505‐10)


P2750144
ヴェネトの逸名画家作「ご誕生」(1490‐1510)


P2750147
フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)の「聖母子と聖人たち」(1534)


P2750151
小作品が4点並んでます。


P2750152
ドイツの逸名画家作「アルブレヒト・デューラー作『十字架を担ぐキリスト』のコピー画」(1580)


P2750154
ロンバルドの逸名画家作「この人を見よ」(1630‐40)


P2750158
ロンバルドの逸名画家作「園のキリスト」(1590)


P2750159
16世紀後半のマントヴァの逸名画家作「磔刑」(1560‐80)


P2750163
ベネデット・パーニ・ダ・ぺーシャ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)の「聖セバスティアーノ」(1559)
(つづく)

今回からマントヴァのフランチェスコ・ゴンザーガ教区美術館 Museo Diocesano "Francesco Gonzaga"です。フランチェスコ・ゴンザーガを題名に含めると長くなるので、単にマントヴァ教区美術館とします。
P2750013
マントヴァの公園のようなヴィルジリアーナ広場です。この場所は城壁外にあります。


P2750003
ヴィルジリアーナ広場に面してサンタグネス修道院だった建物が建ってます。この建物にフランチェスコ・ゴンザーガ教区美術館があります。


P2750004
8世紀、この場所に聖アグネスを奉献する小さな礼拝堂が建てられました。1248年に教会修道院が再建されました。


P2750007
1775年、オーストリアのマリア・テレジア女帝によって宗教活動が抑制され、教会修道院の建物は兵舎として使用されました。1806年、教会だった建物は解体破壊されましたが、修道院だった建物は破壊されずに現存しています。


P2750014
1974年、マントヴァの教会などから集められた絵画や彫刻、数多くの私的収集物などの展示が行われました。その後、一時的な展示会が数度行われ好評だったので、1983年に常設美術館としてオープンしました。
常設美術館オープンの際、フランチェスコ・ゴンザーガに捧げられました。


P2750357
逸名画家作の「フランチェスコ・ゴンザーガの肖像」です。
この美術館で展示されてます。
フランチェスコ・ゴンザーガ(カッツゥオーロ、1546‐マントヴァ、1620)はフランチェスコ会修道士で、チェファル―、パドヴァの司教を歴任した後、1593年にマントヴァ司教に任じられ、没するまでマントヴァ司教の座にありました。


P2750005
旧修道院への入り口


P2750010
旧修道院のキオストロ


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キオストロを取り囲む回廊の上階が美術館です。


P2750717
回廊を見て回りましたが、フレスコ画の痕跡さえもありません。


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案内標識に従って美術館に向かいます。


P2750015
美術館に入館しました。


P2750016
階段下に置かれている柱頭は、1806年に破壊されたサンタグネス教会のものです。(13世紀)


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階段を上って1F(日本の2階)に行きます。


P2750715


P2750714
詳細不明の彫刻


P2750020
1Fの廊下です。写真左がキオストロで、廊下の右に展示室があります。先ず廊下にある作品を見て回ります。


P2750018
廊下の壁にある絵画(詳細不明)


P2750019
廊下の壁にある絵画(詳細不明)


P2750021
コーニス断片(1世紀)


P2750023
Lucio Mestrio Catoneの墓碑(1世紀)


P2750026
Giulio- Claudia家のローマの貴婦人(1世紀)


P2750028
ロンゴバルドの装飾仕切り(8世紀)


P2750030
司教座教会の初代建物にあった説教壇の断片(9世紀)


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P2750035
Porta Leonaの印刷物(18世紀)


P2750037
守護ライオン像(11‐12世紀)


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ジュゼッペ・リヴェッリの「パルミジャニーノ作『カノッサのマティルデの肖像』のコピー画」(19世紀)


P2750040
カノッサのマティルデ(マントヴァ?、1046‐ボンデーノ・ディ・ロンコーレ、1115)は、トスカーナ女辺境伯で、1077年に所領のカノッサ城で「カノッサの屈辱」事件が起きたことで有名です。


P2750042
マントヴァのサン・ピエトロ大聖堂の柱頭(11世紀)


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受胎告知される聖母(14世紀)


P2750051
Azzone Gonzagaの墓碑(1412)


P2750052
Domus Novaの寄進碑(15世紀)


P2750054
ヨハネ黙示録の天使(15世紀)


P2750057
シエナの聖ベルナルディーノのトリグランマ(15世紀)


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フィレンツェ派逸名画家作「聖母子」(15世紀)


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ミケーレ・ダ・フィレンツェ(フィレンツェ、1385‐1455c)の「ピエタのキリスト」(15世紀)


P2750067
(つづく)

P2740922
この礼拝堂の名称が分かりません。


P2740925
詳細不明の「聖フランチェスコ」


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詳細不明の「救世主」


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制作者情報不明の「聖ジュゼッペと幼きキリスト」


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14世紀のフレスコ断片


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14世紀に描かれた「受胎告知」


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P1000391
制作者情報不明の「悔悛のマリア・マッダレーナ」


P1000393
詳細不明の「彩色磔刑像」


P1000394
詳細不明の「聖フランチェスコ」


P1000399
14世紀に描かれたフレスコ画


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右側廊


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マルカのサン・ジャコモ礼拝堂です。


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この礼拝堂の彫刻が必見です。


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左右の壁に彫刻が置かれてます。


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まず左壁の彫刻です。


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ジュンタ・ピサーノ派逸名彫刻家によって制作されました。


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右の壁の彫刻です。


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ジュンタ・ピサーノ派の逸名彫刻家による作品です。


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次はサン・ベルナルディーノ礼拝堂です。


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サン・ベルナルディーノ礼拝堂です。フレスコ画断片が残されてますが、ステファノ・ダ・ヴェローナ(ヴェローナ、1379‐1451)によって制作されたものです。


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聖体容器


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サン・ベルナルディーノ礼拝堂の出入り口

ゴンザーガ家の庇護を受けたサン・フランチェスコ教会には、かって多くの傑作が礼拝堂にありましたが、宗教活動が抑圧されていた時に取り外されてしまいました。現在、それらの作品は世界中の美術館で展示されてます。
6
その中の一つがアンドレア・マンテーニャの「シエナの聖ベルナルディーノ」です。現在、ミラノのブレラ絵画館にあります。


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主祭壇前から見た出入口


P1000651
(おわり)

P1000374
マントヴァのサン・フランチェスコ修道院教会です。


P1000942
確実な記録がないものの、生前、聖フランチェスコがマントヴァに訪れたとされてます。


P1000416
1232年、サン・フランチェスコ兄弟団にこの地が与えられ、礼拝堂が建てられた記録が残されてます。現在の建物は1304年に建設されました。


P2740878
マントヴァを治めたゴンザーガ家の霊廟が置かれたので、ゴンザーガ家の庇護を受けました。


5
サン・フランチェスコ教会に埋葬されたゴンザーガ家以外の有名人では「黒隊長のジョヴァンニ」が有名です。「黒隊長のジョヴァンニ」は、メディチ家弟脈のジョヴァンニ・イル・ポポラーノとルネサンスの女傑カテリーナ・スフォルツァの息子で、初代トスカーナ大公コジモ1世の父です。


P2740984
1782年、オーストリアによって教会活動が抑圧されました。1811年から兵器庫として使用されるようになりました。


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第二次世界大戦中の1944年、爆撃によって破壊されてしまい、戦後に修復されました。


P2740880
第二次世界大戦後の修復工事が完了してから、宗教活動が再開されました。


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2012年の地震によってかなりの被害を受け、修復工事が続けられてます。


P2740882
ファサードのバラ窓


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入口扉上ルネッタ上にフレスコ画があったと思いますが、全く残ってません。


P2740982
ファサード入口の柱頭


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鐘楼


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ファサード前に柱廊があります。


P1000413


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柱廊の壁にある絵画です。


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ファサード横の扉から教会内に入ります。


P2740884
中に入りました。


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三廊式、ロマネスク・ゴシック様式の内部です。


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修復工事中の礼拝堂があります。


P2740888
天井


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左側廊


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14世紀に描かれたフレスコ画の断片が点在します。


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テラコッタ


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主祭壇


P2740905
私には詳細が分からない、主祭壇画の「磔刑」


P2740906
詳細不明の「聖母子像」


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次はCappella del Santissimo Sacramentoです。


P2740918


P2740909
この礼拝堂でミサが行われる場合があります。


P2740910
礼拝堂の祭壇


P2740913
詳細不明の彩色磔刑像


P2740916
詳細不明の「聖キアーラの物語」


P2740917
礼拝堂の天井


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ゴンザーガ礼拝堂は修復中でした。


P2740921
ゴンザーガ礼拝堂は必見ですが、これではどうにもなりません。


P2740919
祭壇裏のフレスコ画が素晴らしいのですが・・・・・


P2740920
漸く作業が始まったばかりのようです。


P1000395
地震前はこのような状態でした。


P1000396
仕方がないので、セラフィーノ・デ・セラフィーニのフレスコ画は外部サイトから拝借した作品画像を載せておきましょう。


4
セラフィーノ・デ・セラフィーニ(モデナ、1323‐1393)の「教皇ボニファチョ8世から叙聖されるトゥルーズの聖ルイ」


3
セラフィーノ・デ・セラフィーニ(モデナ、1323‐1393)の「トゥルーズの聖ルイの死」
(後編へつづく)

P1000840
Palazzo Sordiです。


P1000841
1470年に建設されたソルディ侯爵の邸宅ですが、17世紀に拡張されて現在の姿になりました。中はフレスコ画とスタッコ彫刻で装飾されているそうですが、個人所有で非公開となっているので一度も見たことがありません。


P1000843
Via Pomponazzo


P1000844
Largo Vigili del Fuocoはもう直ぐです。


P1000845
ドゥカーレ宮殿の端にやってきました。


P1000846
消防国立博物館です。開館日は毎週土曜日・日曜日となってます。平日は事前予約すると入館できます。


P1000847
マントヴァの街を取り囲む湖を監視するために1370年に建設されたTorre di Sant'Aloです。


P1000848
監視塔下の消防国立博物館として使用されている建物は、ゴンザーガ家の厩舎でした。


P1000849
インフェリオーレ湖にやってきました。


P1000850
夕方になって晴れ間が出てきました。


P1000852
鴨の群れ


P1000853
この時間は遊覧船の営業が終わってます。


P1000851
誰もいない湖


P1000854
サンタ・バルバラ教会を除いて、行きたいところは大体行ったようです。


P1000856
ここから見慣れた景色が続きます。


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サンタ・バルバラ教会の鐘楼


P1000859
ドゥカーレ宮殿


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回廊のフレスコ画を見ます。


P1000862
以前はもう少し鮮明だったと思います。


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サン・ジョルジョ城


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ソルデッロ広場からカステッロ広場に入り、サンタ・バルバラ教会に向かうことにしました。


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ソルデッロ広場の端


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カステッロ広場に入ります。


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カステッロ広場


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カステッロ広場を取り囲む柱廊のフレスコ画を見ます。


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サンタ・バルバラ教会に向かいます。


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サンタ・バルバラ教会です。


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サンタ・バルバラ教会は閉まっていました。残念。
これで行きたいところには全部行ったようです。


P1000902
ドゥオーモ


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ホテルに戻ることにしました。


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P1000942
(おわり)

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サン・クリストフォロ教会です。活動を停止した旧教会です。


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1410年に創建された教会です。ナポレオンによるキリスト教抑圧政策によって、18世紀末に宗教活動が停止され、兵舎や倉庫として使用されていました。現在、ロンバルディア州政府の所有となっていますが、2012年の地震によって天井の一部が崩落してしまい、中への立ち入りが禁止されてます。


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中にチェーザレ・ダ・セストの「聖家族」などの作品があるらしいのですが、建物修復断念の話が出ているようで、貴重な作品が心配です。


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次はサンタ・マリア・デッラ・カリタ教会です。


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同じ道を何度も行き来してしまいます。


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旧サン・セバスティアーノ教会に出てしまいました。


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教会の前を通り過ぎました。


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サンタ・マリア・デッラ・カリタ教会はフィリッポ・コッリドーニ通りにあるので、地図で現在地を確かめて道順を選びました。


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Via Principe Amedeo


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フィレンツェ出身のグイディ・ディ・バーニョ伯爵によって15世紀初めに建設されたPalazzo Bagnoです。現在、ロンバルディア州の事務所が置かれてます。


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プリンチペ・アメデオ通りを右折しました。


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フィリッポ・コッリドーニ通りに出ました。この先に教会があります。


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サンタ・マリア・デッラ・カリタ教会です。


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目立たない場所に建ってます。


P1000791
984年に創建されましたが、建物が荒廃したので、1613年に再建されました。再建された建物は1752年に現在の姿に改造されました。


P1000792
現在の建物の前に、初代教会の墓地がありましたが、再建の際、新建物の壁にその墓地にあった墓石などが壁に組み込まれるようになりました。


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鐘楼


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中に入りました。


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翼廊がない単廊式、バロック様式の内部です。


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美術的に見所が多い教会と言えると思います。


P1000794
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の作品が11点あります。
ジュゼッペは、パルマ出身の画家ジョヴァンニ・カンティ(パルマ、1653‐マントヴァ、1769)に師事しました。当初、フランチェスコ・マッフェイやルーベンスから強い影響を受け、それらの模倣に終始しましたが、ヴェネツィアを訪れた際、ヴェネツィア派の明るい色彩と構図に感銘を受け、やがてパオロ・ヴェロネーゼ風のロココ様式の独自の画風を確立したのです。


P1000796
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「ダヴィデとメルキゼデク」(1749c)


P1000797
フランチェスコ・マリア・マイネリ(スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758)に帰属する「聖ジョヴァンナ・フランチェスカ・ディ・シャンタル」


P1000803
以前は、18世紀のマントヴァの逸名画家の作品とされていました。


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ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「井戸のサマリア女」(1749c)


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ジョヴァンニ・カンティ(パルマ、1653‐マントヴァ、1716)の「祈る聖母」(1695c)


P1000806
ジョヴァンニ・カンティ(パルマ、1653‐マントヴァ、1716)の「天上の聖母子と聖コズマと聖ダミアーノ」(1697c)


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主祭壇


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ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「救世主」


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ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「キリストの神殿奉献」


P1000811
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「イサクの犠牲」(1749c)


P1000817
ジョヴァンニ・フランチェスコ・カロート(ヴェローナ、1480c‐1555)の「大天使聖ミケーレと聖コズマと聖ダミアーノ」
カロートの作品があります。


P1000820
17世紀後半のマントヴァの逸名画家作「聖エリージョ」(1680c)


P1000822
ドメニコ・リッチョ(ヴェローナ、1516‐1567)に帰属する「聖ビアージョの殉教」


P1000824
ジュゼッペ・ラツェッティ(マントヴァ、1801‐1888)の「聖リベラータと聖アントニオと聖ルイージ・ゴンザーガと2幼児」(1851)


P1000826
ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「エサウの追放」(1749c)


P1000828
詳細不明


P1000829
天井のフレスコ断片


P1000833
外に出ました。


P1000832
次はサン・マルティーノ教会です。


P1000834


P1000835
サン・マルティーノ教会にやってきました。


P1000836
サン・マルティーノ教会は美術作品が多いので拝観したかった、残念です。


P1000837
創建は827年、1127年に再建され、現在の建物は1680年から1693年にかけて建設された3代目のものです。


P1000838
(つづく)

P1000677
Via Giovanni Chiassiです。次はサン・バルナバ教会ですが、教会はこの通りに面して建ってます。


P1000678
アルド・アンドレア―ニ(マントヴァ、1887‐ミラノ、1971)の設計によって1912年に建設されたCasa Via Giovanni Chiassi 71です。


P1000681
サン・バルナバ教会にやってきました。


P1000683
美術的には、まあまあの見所がある教会です。


P1000708
1263年創建ですが、現在の建物は1716年から1736年にかけて再建された二代目のものです。
1546年に没したジュリオ・ロマーノは、この教会に葬られましたが、18世紀初めの再建の際、墓が行方不明となってしまったそうです。


P1000714
後陣とクーポラ


P1000712


P1000679
アントニオ・ルイージ・ガッリ・ダ・ビビエーナ通称アントニオ・ビビエーナ(パルマ、1697‐ミラノ、1774)の設計によって1737年に建設されたファサードです。


P1000709
併設されていた修道院は、20世紀初めに刑務所に改造されました。


P1000682
教会前の広場にあるプットの泉


P1000684
中に入りました。


P1000686
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


P1000685
右側壁


P1000699
主祭壇と後陣


P1000701
クーポラ


P1000705
天井


P1000702
次は祭壇画、彫刻を見て行きます。


P1000688
詳細不明


P1000689
詳細不明


P1000693
詳細不明


P1000697
べルナルディーノ・マルピッツィ(マントヴァ、1553‐1623)の「天上の聖母子と聖フィリッポ・ベニッツィ」(1595‐1600)


P1000698
ベルナルディーノ・マルピッツィの代表作です。


P1000696
逸名画家作「ベアータ・エリザベッタ・ピチェナルディ・ディ・マントヴァ」(15世紀末)


P1000694
詳細不明


P1000692
ジローラモ・ボンシニョーリ(ヴェローナ、1472‐マントヴァ、1529)の「聖母子とベアータ・エリザベッタ・ピチェナルディ・ディマントヴァ」


P1000691
テオドーロ・ゲージ(マントヴァ、1536‐1601)の「救世主」


P1000690
ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)の作品(1582‐83)


P1000703
ジュゼッペ・オリオーリ(マントヴァ、1681‐1750)の作品


P1000706
主祭壇前から見た出入口方向


P1000707
外に出ました。


P1000710
次はジュリオ・ロマーノの家です。


P1000711
サン・バルナバ教会の身廊横の道を進みます。


P1000714


P1000715
サン・バルナバ修道院だった建物で、現在は裁判所として使用されてます。


P1000718
ジュリオ・ロマーノの家です。


P1000725
ジュリオ・ロマーノ自身の設計によって1540年から1544年に建設されました。


P1000722
Via Carlo Poma
ジュリオ・ロマーノの家はサン・バルナバ教会の直ぐ傍にあることが分かります。


P1000721
入口扉上のフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ(ボローニャ、1504‐パリ、1570)の「メルクリオ像」
フランチェスコ・プリマティッチョはジュリオ・ロマーノの弟子です。


P1000719
ファサードは、1800年に建築家パオロ・ポッツォ(ヴェローナ、1741‐マントヴァ、1803)の設計によって現在のものへと改造され、その際、ジュリオ・ロマーノ設計のファサードは取り壊されました。。


P1000724
家の中に、ジュリオ・ロマーノと弟子たちによって描かれた中央ホールや部屋があるそうです。


P1000720
現在、ジュリオ・ロマーノ家は個人所有となっており、非公開となってます。


P1000726
(つづく)

P2730730
2012年の地震前、サン・ジョルジョ城の結婚の間は見学順路の最後の方になっていたと思いますが、現在は入口から結婚の間に行くようになってます。


P2730753
地震によって大きな被害を受けた結婚の間のフレスコ画が修復されて元に戻ったようです。


P2730750
結婚の間も写真OKとなりました。


P2730815
膨大な数の展示です。


P2740132
広いので時間がかかります。


P2740323
多くの芸術家がマントヴァを訪れ、数多くの作品を制作しましたが、そのことが実感できます。


P2740432
ドゥカーレ宮殿博物館については、項を改めて詳しく触れる予定です。


P2740795
ソルデッロ広場に出ました。


P2740796
博物館内に約5時間いたので、外に出たらすっかり日が傾いていました。


P2740851
青空市で撮れなかったドゥオーモのファサードの写真が撮れました。


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Voltone di San Pietroを潜りました。


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エルベ広場に入りました。


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見慣れた景観です。


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もう夕方なので、ホテルに戻ります。


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ドゥオーモとドゥカーレ宮殿の2か所しか行きませんでしたが、かなり疲れました。


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これで2日目が終了です。


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この日はどんよりした曇り空の寒い日になりました。


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路上駐車防止の臨時柵がありません。


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サンタンドレア聖堂です。


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この日の予定はまだ見ていない教会に行くことです。


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青空市の日ではありませんが、この付近に青空市が出ていました。


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自転車が多い街です。


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13‐14世紀に建設されたCasa Torre dei Boateriです。


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20世紀前半に建設されたPalazzo Andreaniです。


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次はサン・マウリツィオ教会です。


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教会はもう直ぐ傍です。


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サン・マウリツィオ教会です。


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1609年創建、1616年に奉献されたバロック様式の教会です。


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残念ながら扉が閉まっていました。
仕方がないので、ファサードの彫刻を見ました。


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聖ピエトロ


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聖マウリツィオ


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聖母子と聖ジョヴァンニーノ


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聖マルゲリータ
中に傑作が幾つかあるので、観ることが出来なくてガックリです。


margaret
そのうちの一つ、ルドヴィーコ・カラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「聖マルゲリータの殉教」(1616)です。
作品画像はWeb Gallery of Artからの拝借です。


P1000676
(つづく)

朝寝坊をして、10時頃ホテルを出発しました。
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翌日です。


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多少雲が出ていたものの、暑くもなく絶好の街歩き日和となりました。


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前日に拝観したので、オーニッサンティ教会は素通りです。


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12世紀に建てられたロマネスク様式の鐘楼が際立ってます。


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Teatro Sociale付近は、路上駐車防止の臨時柵が置かれていました。


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何時もより人出が多いようです。


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青空市が立っていました。これで路上駐車防止の臨時柵の意味が分かりました。


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駐車が難しい車の代わりに、自転車で青空市が来る人が多かった。


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青空市の日は、建物写真がうまく撮れません。


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サンタンドレア聖堂のクーポラが見えてます。


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前日、拝観したのでサンタンドレア聖堂はパスです。


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マンテーニャ広場


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ロトンダもパスです。


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未だ修復中とは驚きです。何と歩みが鈍いことか!


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ラジョーネ宮です。


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漸く時計塔の修復が終わりました。


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以前はこんな状態でした。


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エルベ広場


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地震発生は2012年でしたから、修復に時間がかかり過ぎに思います。


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13世紀創建のVoltone di San Pietroです。16世紀初めに再建された二代目のものが現存しています。


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ソルデッロ広場にも青空市が立っていました。


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この日の主な予定はドゥオーモの拝観とドゥカーレ宮殿の見学です。


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この状態ではドゥオーモのファサードの写真がうまく撮れません。


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ドゥカーレ宮殿の見学を後回しにして、ドゥオーモを先に見ることにしました。


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サン・ピエトロ・アポストロ司教座教会です。


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身廊右側はゴシック様式の名残を感じさせます。


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14世紀に再建されたロマネスク様式の鐘楼です。


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聖堂内に入りました。


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芸術都市マントヴァのドゥオーモとあって見所が豊富です。


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ドメニコ・フェッティの後陣のフレスコ画


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ドゥオーモについては、後程項を改めて詳しく触れる予定です。


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外に出ました。


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ドゥカーレ宮殿とサン・ジョルジョ城の見学に相当な時間がかかりそうなので、少し早かったが昼食を食べました。


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愈々ドゥカーレ宮殿です。


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2012年の地震後、見学コースが変わったようです。


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順路に従って進みます。


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宮殿の通路から中庭に入ります。


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通路の壁に描かれたフレスコ画


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フレスコ画の詳細が分かりません。


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カステッロ広場です。


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2012年の地震前はドゥカーレ宮殿から見学するようになっていました。


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サンタ・バルバラ教会の鐘楼
(つづく)

P2750816
通りの突き当りがテ離宮です。


P2750817
テ離宮に向かう歩道はよく整備されてます。


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テ離宮の門です。


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離宮の敷地内に入りました。


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宮殿の建物前にある庭です。


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ラファエッロの弟子ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499‐マントヴァ、1546)の設計によって、1525年から1535年にかけて建設されたゴンザーガ家の別荘です。


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テ離宮のテは、この地の名称TejetoのTeに由来します。


P2760388
マントヴァ市立テ離宮博物館として一般公開されてます。


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入館しました。


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テ離宮の模型


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宮殿内の装飾はジュリオ・ロマーノと彼の弟子たちによるものです。


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馬の間


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ジュリオ・ロマーノ芸術の頂点をなす装飾です。


P2760065
テ離宮については、項を改めて詳しく触れる予定です。


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現代絵画も展示されてます。


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外に出ました。


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マントヴァに来たならば、テ離宮は必見です。


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テ離宮の庭園に置かれた蒸気機関車


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流石に疲れましたが、ここでヘコタレル訳にはいきません。


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テ離宮の門の前に市立博物館がもう一つあるのです。


1
Palazzo San Sebastianoです。


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サン・セバスティアーノ宮市立博物館です。


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博物館の入り口


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P2760395
入館しました。


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Palazzo San Sebastianoの模型


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主に彫刻、絵画が展示されてます。


P2760431


P2760493
サン・セバスティアーノ宮市立博物館については、項を改めて詳しく触れることにします。


P2760642


P2760619
マントヴァは見所豊富な街と思います。


P2760561


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外に出ました。


P2760669
これで、この日の予定は全て終わりました。


P2760670
バスで駅前にあるホテルに戻ろうとしましたが、バスが来ないので已む無く歩いて帰ることにしました。


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結構距離があるので大変でした。


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P2760673
サン・フランチェスコ教会の鐘楼が見えてきたのでホッとしました。


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ホテルに戻りました。


P2740865
(つづく)

P2750791
次はサンタンドレア聖堂です。


P2750790
マントヴァで最大の教会です。


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美しい格天井


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拝観しました。


P2730617
見所が豊富です。


P2730620
サンタンドレア聖堂については、項を改めて詳しく触れる予定です。


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外に出ました。


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次はテ離宮です。


P2750794
マルティーリ・ディ・ベルフィオーレ広場


P2750796
写真左の建物は郵便局だったと思います。鐘楼は、サン・ドメニコの塔です。


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マルティーリ・ディ・ベルフィオーレ広場からテ離宮まで1㎞ほどあります。


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プリンチペ・アマデオ通りを真直ぐ進み、通りの突き当りにテ離宮があります。


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写真左の建物は県庁だったと思います。


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サン・セバスティアーノ教会はもう直ぐです。


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Suzukiはイタリアで健闘しています。


P2750803
マンテーニャの家が見えてきました。


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マンテーニャの家です。
サン・ジョルジョ城の結婚の間のフレスコ画を完成したアンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・マンテーニャ、1431‐マントヴァ、1506)は、1476年、結婚の間の報酬の一部として、ルドヴィーコ・ゴンザーガからこの土地を受け取りました。その土地の上にレオン・バッティスタ・アルベルティ(ジェノヴァ、1404‐ローマ、1472)の設計によって建設されたのがマンテーニャの家です。


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博物館として公開されてます。


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マンテーニャの家の扉が開きましたが、この時は入館しませんでした。


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サン・セバスティアーノ教会です。
道路を挟んで、マンテーニャの家の斜め向かいにあります。


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レオン・バッティスタ・アルベルティの設計によって、1460年創建、1529年に完成したルネサンス様式の教会です。


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既に宗教活動を停止した旧教会で、現在、建物は戦争博物館として使用されてます。


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建物の中に入りました。


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博物館は階段の上階で、教会として見るならば下の部分になります。


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主祭壇


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古い祭壇画がありますが、劣化していて何が描かれているのか、判然としません。


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聖母子と聖人たちのフレスコ画の状態も良くありません。


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レオン・バッティスタ・アルベルティが設計した教会の模型が幾つか置かれていました。


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フィレンツェのサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会の模型です。


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リミニのマラテスタ寺院


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フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂


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マントヴァのサンタンドレア聖堂


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マントヴァのサン・セバスティアーノ教会


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教会の庭


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庭にあります。


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外に出ました。


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P2750813
(つづく)

P2750739
写真のオステリアで昼食を食べましたが、リーズナブルな値段で美味でした。


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マントヴァの国立考古学博物館はパスしました。


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サン・ジョルジョ城側の国立考古学博物館です。


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サン・ジョルジョ城です。城の中に有名な結婚の間があります。


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城はドゥカーレ宮殿と繋がってます。


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人造のスーペリオーレ湖です。


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昼食のワインでやや酩酊気味でしたが、湖からの涼しい風が酔い覚ましになりました。


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教会の廃墟の上に、1395年から1406年にかけて建設されたサン・ジョルジョ城です。


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イサベッラ・デステがサン・ジョルジョ城に住んでいました。


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こちらは人造のメッゾ湖です。


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堅固な造りを利用して19世紀には刑務所して使用されていました。


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鐘楼はサンタ・バルバラ教会のものです。


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メッゾ湖に行ってみます。


607
メッゾ湖の湖岸


591
サンタ・バルバラ教会


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2階の柱廊のフレスコ画が見えました。


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サン・ジョルジョ城の堀


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堀に魚が泳いでいました。


P2750773
ソルデッロ広場に戻ります。


P2750774
Viale Mincio


P2750775
再びソルデッロ広場です。


P2750776
これからの予定は、ロトンダ、サンタンドレア教会、テ離宮です。


P2750780
2012年地震で被害を受けた建物がまだ修復工事中でした。


P2750782
13世紀に建設されたPalazzo Bonacolsi


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イタリアの学校は日本よりも校外学習が多いように思います。


P2750784
エルベ広場です。


P2750785
時計塔の修復が漸く終わりました。


P2750786
ロトンダと呼ばれるサン・ロレンツォ教会です。


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ロトンダも長らく修復工事が行われていました。


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修復が終わったサン・ロレンツォ教会を拝観することに。


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中に入りました。


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1083年創建、11世紀末に完成したロマネスク様式の教会です。


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詳細不明の聖母子


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詳細不明の磔刑像


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円形の天井


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フレスコ画が僅かに残ってます。


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P2750787
(つづく)

P1190427
Via Giovanni Marangoni先にサンフランチェスコ教会が見えてきました。


P1190433
サン・フランチェスコ教会です。


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拝観しました。


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美術的に見所が多い教会です。


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貴重なフレスコ画が残されてます。


P2740958
サン・フランチェスコ教会については、項を改めて詳しく触れる予定です。


P1190430
外に出ました。


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教会の横をリオ川が流れてます。


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街角の聖母子


P2740877
サン・フランチェスコ広場


P2740986
次は教区美術館です。


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1953年にオープンしたAccademia Teatrale Francesco Campogallianiです。古典から現代までの演劇を上演しています。


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マントヴァ所縁の劇作家、俳優、操り人形師として活躍したユダヤ系イタリア人フランチェスコ・カンポガッリアーニ(オステラート、1870‐マントヴァ、1931)に因んで劇場名が付けられてます。


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サン・ジョヴァンニ広場です。


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教区美術館は、湖近くの大きな公園(広場)に面して建ってます。


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教区美術館に行く前に、少し有名な街角の作品を見ておきます。


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カヴール通りに出ました。


P2740995
結構有名なフレスコ画です。


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フェリーチェ・カンピ(マントヴァ、1746‐1817)の「聖母子と聖人(恐らく聖ガエターノ)」(1815)


P2740999
ヴィルジーリオ通りです。


P2750001
道を覚えていたようで、地図を見ることなく来ることが出来ました。


P2750002
ヴィルジーリオ通りの先が公園です。


P2750003
Museoの建物です。


P2750006
Museoの前は大きな公園ですが、その名称はヴィルジリアーナ広場となってます。


P2750004
Museo Diocesano "Francesco Gonzaga" が正式名称です。


P2750005
旧サンタグネス修道院の建物が美術館として使用されてます。


P2750011


P2750020
入館しました。


P2750356
美術館は広く、展示作品が多いので、丹念に観て回ると相当な時間が必要です。


P2750511
教区美術館に付いては、項を改めて詳しく触れる予定です。


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宗教と無関係の現代作品まであるのはご愛敬?


P2750537


P2750651
旧修道院のキオストロ


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キオストロ回廊を見て回りましたが、フレスコ画の痕跡さえも見つからず。


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外に出ました。


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マントヴァ観光の中心地に向かいます。


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カミッロ・ベンソ・カヴール通りです。


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街角のフレスコ画があります。


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聖母子です。


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2012年の地震の被害を受けた建物の修復工事のようです。


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マントヴァ観光の中心ソルデッロ広場はすぐ傍です。


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ソルデッロ広場です。


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写真正面はドゥオーモです。


P2750730
ドゥカーレ宮殿


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ドゥカーレ宮殿の入館は翌日にすることに。


P2750731
お腹が空いたので、広場に面した観光客向けの店で昼食を食べました。


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Palazzo Vescovile(司教館)


P2750736
司教館入口の彫刻


P2750737
ドゥオーモの鐘楼


P2750738
(つづく)

P1190377
サントルソラ教会です。
フェッラーラのアルフォンゾ2世デステ(フェッラーラ、1533‐1597)に嫁いだマルゲリータ・ゴンザーガ(マントヴァ、1564‐1618)は、1597年に夫と死別したのを機に、未亡人生活を生まれ故郷で送るべくマントヴァに帰郷しました。


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未亡人となったマルゲリータ・ゴンザーガの生活拠点として、教会修道院が建設されることになり、ゴンザーガ家のお抱え建築家・画家のアントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1550c‐マントヴァ、1635c)の設計によって、1608年から1612年にかけて建設されたサントルソラ教会修道院です。


P1190380
八角形のバロック様式の建物です。


P1190382
入口扉上の彫刻


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中に入りました。美術ファンにとっては、見所が幾つかあるので、拝観する価値が十分にあると思います。


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パイプオルガンとトランペット2重奏の練習中で、素晴らしい音色が教会内に響き渡っていました。パイプオルガンとトランペットの2重奏は大変珍しいと思います。


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左側壁


P1190386
右側壁


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主祭壇


P1190389
主祭壇画は、ルドヴィーコ・カラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「聖オルソラ」


P1190390
2重奏の練習が終わりました。


P1190396
詳細不明の磔刑像


P1190398
八角形の天井


P1190399


P1190400


P1190391
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1550c‐マントヴァ、1635c)の「天上のキリストと聖人たち」


P1190392
アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1550c‐マントヴァ、1635c)の「無原罪の聖母」


P1190393
カルロ・ボノーニ(フェッラーラ、1569?‐1632)の「聖グアルベルトの奇跡」


P1190394
カルロ・ボノーニ(フェッラーラ、1569?‐1632)の「聖キアーラ」


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ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589‐ヴェネツィア、1623)とルクリーナ・フェッティ(ローマ、1600c‐マントヴァ、1651)の作品
ルクリーナはドメニコの妹で、ドメニコがゴンザーガ家から招聘を受けた時、ドメニコに同行してマントヴァに赴き、ドメニコがマントヴァを離れた後もマントヴァに留まりました。


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主祭壇をもう一度見ました。


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外に出ました。


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教会の向かいの建物の壁にあるモザイクです。


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子」のコピーモザイクでしょう。


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モザイクの原画はこれでしょうね。
ヴェネツィアのアカデミア美術館所蔵のジョヴァンニ・ベッリーニの作品です。


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面白そうな建物がありますが、詳細不明です。


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次はサン・フランチェスコ教会です。


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日差しは強烈でしたが、涼しい風が吹き抜けて気持ち良かった。


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カヴァッロッティ広場


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三方を湖に囲まれているせいか、真夏でも猛暑にならないマントヴァです。


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グロムは開店前でした。


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古都の面影残る柱廊です。


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ちょいと道草を。


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サンタンドレア聖堂のクーポラが見えてます。


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人出が多くなってきました。


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元の道に戻りました。


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コリント式の列柱


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柱頭


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(つづく)

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