ドゥオーモ広場です。
次はプレトリオ宮ですが、ドゥオーモ広場に面して建ってます。
写真右の建物がプレトリオ宮です。代々のポデスタ(行政長官)の公邸だったことからポデスタ宮とも呼ばれてます。
1367年から1389年に建設されたゴシック様式の建物です。14世紀の建築家チェッリーノ・ディ・ネーゼの設計及び工事監督によって建設されたという有力説があります。また、アンドレア・ピサーノ(ポンテデーラ、1290c-オルヴィエート、1348/1349)の設計によるとの説もありますが、ピサーノの設計にするには、その死から工事開始まで長期間開きすぎているので、今ではピサーノ設計説は取り上げないのが普通となっているようです。
ドゥオーモ広場の説明板です。
プレトリオ宮は裁判所として使用されてます。時々特別な催事場としても使用されてます。
19世紀前半に裁判所として使用するために大規模な拡張工事が行われましたが、構造の多くは変更されず14世紀の姿を殆ど見ることが出来ると言われてます。
ゴシック様式の窓
ファサードの紋章
中庭に入りました。
中庭から見上げたプレトリオ宮
中庭の壁に掲げられた彩釉テラコッタの紋章
中庭の柱廊にフレスコ画があります。
フレスコ画は15世紀に描かれました。
代々のポデスタの紋章が追加されました。
壁の紋章も代々のポデスタのものです。
(つづく)