この辺一帯はローマ時代の遺跡の上に建てられてます。
サン・フランチェスコ教会の前が絵画館なので、どうしても目が行ってしまいます。
修復作業のため休館と出てますが、休工が長過ぎます。
次はサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。
教会は低い場所にあります。
階段を下ります。
サンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会の後陣に出ました。ファサードは交通量の激しい通りに面してます。
ロマネスク様式の古い建物です。
残念ながら扉が閉まっていました。
この地に6世紀と7世紀に建てられた小さな2つの教会がありましたが、その後の戦乱によって消失してしまいました。現在のロマネスク様式の建物が建てられたのは11-12世紀のことでした。
ファサードだけでも見る価値は十分にあります。
最近は閉まっていることが多いようですが、開いていたら拝観をお勧めします。その価値は十分にあると思います。
ドゥオーモは丘の上にあるので、かなり上る必要があります。
上の道です。
道幅が狭いので、ファサードの全景が撮れません。
15世紀に建築されたLoggia dei Mercanti、商業取引所です。
ヴェネツィア・ゴシック様式の傑作とされる建物です。
道草をしてしまいました。今度こそドゥオーモに向かいます。
道を上っていくと港が見えてきます。
ローマ時代の遺跡
サンティ・ペッレグリーノ・エ・テレーザ教会を通り過ぎました。
階段を上ります。
上って行くに従って視界が開けてきます。
階段を上って行くとドゥオーモの後陣に出ます。
ドゥオーモのファサード
鐘楼
ファサード側に出入り口は普通閉まっています。聖堂内に入るには身廊側の出入り口を利用します。
聖堂内に入りました。
三廊式、ビザンチン様式の内部です。
重厚な感じがします。
クリプタ
聖チリアーコの墓
レオナルド・ナポレターノの「聖人たちの浮彫」(1189)
この浮彫が大聖堂の最大の見どころでしょう。
左翼廊の礼拝堂
地味なクーポラ
外に出ました。
ファサードの左右のライオン像
ドゥオーモの先はパスしました。
元の道に戻りました。
この建物は15世紀に建設されたPalazzo Benincasaです。
突き当りの広場に教会があります。
サンティッシモ・サクラメント教会です。
広場を挟んでオペラ劇場の前にあります。
1538年から1776年に建設された後期バロック様式の教会です。
開いていたので拝観しました。
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。
傑作があるとは言えませんが、美術ファンを楽しませる数点の祭壇画があることで知られてます。
クーポラ
クーポラの四隅に描かれたフレスコ画はフランチェスコ・ポデスキの「四福音書記者」です。
主祭壇
主祭壇画はフランチェスコ・カッチャニーガ(1700‐1781)の作品
左翼廊の礼拝堂
チェーザレ・ダンディーニ(1594‐1658)の「聖カルロ・ボッロメオ」
18世紀のマルケの無名画家の「無原罪の御宿り」
フランチェスコ・カッチャニーガの「パドヴァの聖アントニオの幻視」
フィリッポ・ベッリーニ・ダ・ウルビーノ(1550‐1604)の「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」
パスクゥア―レ・チャランボーニ・ダ・トレーラ(1734‐1792)の「大天使とトビアス」
外に出ました。
サン・ビアージョ教会は見どころがあまりないのでパスしました。
写真左に有名な泉が見えてます。
16世紀にペッレグリーノ・ティバルディによって制作されたFontana del Calamo です。
この辺がチェントロの中心です。
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。
帰りは鉄道でアンコーナ駅まで帰りました。
(おわり)
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